【徳島】一ノ森~槍戸山

晴れ今日は久々に登山に行く。 5時50分起床の予定が、目覚ましなっても起きることができず、断念してしまった……
10時過ぎに起きてきてから、やっぱり登山に行きたいと思い、バイクに荷物を積み替えて、11時過ぎに出発。
もう時間がないので、当初の予定だった「コリトリ~剣山」はやめて、コリトリのちょっと上の「剣神社」から、「一ノ森」にしよう。

12時40分くらいに剣神社の門の前に到着。 路肩が広くなってるのでバイクを止めておく。 準備をして、13時過ぎに出発。

まずは追分まで。 いつもはコリトリから歩くので、剣神社まで50分ほどかかる。 今回はその部分が無いので、かなり楽そうだな。 装備も冬の道具が無くなったので、かなり軽くなった。
綺麗な花

神社裏手の登山道を歩いていく。 新緑が綺麗だなぁ。 ただまだ色が黄緑っぽい。 もう少し緑になるだろう。
しばらく歩き、追分に到着。 ここからお花畑方面に歩いていく道は「通行止め」と書かれていた。
さて、一ノ森を目指そうか。
神社の建物 緑の景色 巨大な木 追分

傾斜が少し急になったように感じる。 所々見晴らしの良い場所があり、赤帽子山や丸笹山、剣山などが綺麗に見える。

だんだんと標高を上げて行き、笹原地帯に。 歩いていると、日陰で樹木の根元に雪みたいなのが積もっている。 この時期で、まだ雪が残っているのか?
(あとで雪ではなく、落下した樹氷だということが判明)

一ノ森ヒュッテに到着。 そのまま山頂に到着。 山頂には鯉のぼりが舞っていた。
剣山や次郎笈、綺麗だなぁ。 時間があればあちらにも行けたのに……
笹原 一ノ森ヒュッテ 一ノ森山頂 剣山~次郎笈

普段はヒュッテの中に入らないのだけど、今日は通行止めの情報を聞こうと思い入った。
追分~お花畑方面の通行止め、どうやら斜面が50mくらい崩れたらしい。 このあたりの地形を知っている人なら、崩れている箇所を迂回し、崩れた先に行くことができるが、鹿の道が多く、知らない人はそちらに行ってしまうかもしれない。 なので通行止めにしたとのこと。
そして、今朝は冷え込みが激しく、朝の気温はマイナス3度だったんだって。 木々には樹氷がつき、美しい光景だったと。
さっきの雪みたいなやつは、落下した樹氷だったらしい。

さて、槍戸山に行こうか。 少し下って、槍戸山に向かって登って行く。 松が多くなり、枯れている松、巨大な松などが出現してきた。 なんで槍戸山の松は枯れているのだろう。 鹿にやられたのか? 不思議だなぁ。
しばらく歩き槍戸山に到着。 松と、次郎笈~剣山の景色を満喫する。 ほんと今日はいい天気。 朝起きられなかったのが残念で仕方が無い。
枯れた木 槍戸山へ 枯れた木と青空 松の森 巨大松 枯れた木 一ノ森 枯れた木 槍戸山山頂

一ノ森ヒュッテまで引き返してきて、ヒュッテ前のベンチでおにぎりを食べる。 おにぎり食べていると、小学生の男の子と父親っぽい人が山頂方面からやってきた。 父親は超巨大な荷物を背負っている。 テント泊らしい。 会話しなかったがどこから来たのか聞けばよかった。
槍戸山

さて、下山しようか。
今日は行程が短いのでストック出さず。 すぐに追分まで下山。
通行止めの箇所見に行ってみようかと思ったけど、ここからどれくらい歩いた地点なのかもわからないため、行くのを止めた。 下手したら1時間くらい歩くかも。
通行止め

追分から神社に向かって下りていく。 大した距離じゃないので、下りはあっという間だなぁ。 すぐに神社まで到着。
バイクなので、荷物まとめて縛り付けるのがちょっと面倒だけど、車より20分以上早く帰ることができるのが嬉しいな。 来るときちょっと寒かったので、帰りはより防寒して帰宅。

本日のコースタイム
13:03 剣神社
13:43~13:50 追分
14:31~14:42 一ノ森山頂
15:07 槍戸山山頂
15:34~15:45 一ノ森ヒュッテ
16:16 追分
16:45 剣神社

【徳島】一ノ森~槍戸山

晴れ今日は登山。 夜、ホタルを見に行くので、16時くらいまでに帰ってこられる山を探していた。
片道2時間程度の山ならたくさんあるのだけど、できればもっと歩きたいなぁ。

地図を眺めていて、一ノ森に行こうと思った。 ここなら、16時までに帰ってこられるな。 ついでに、槍戸山にも足を伸ばしてみよう。
槍戸山は、過去に2度行こうと思ったことがあった。 一度は登山経験が未熟で、疲労のため断念。 二度目は、積雪が予想以上だったため断念。
三度目の正直、たどり着けるだろうか?

4時起床、4時20分出発。 国道193号、492号と走り、コリトリを目指す。 途中でお腹痛くなったりしながら、6時過ぎにコリトリ橋到着。
準備をして、6時20分出発。
富士ノ池コースから登るときは、いつも国道から登っていく。 上にある神社や、その先の林道まで車で入ることはできるけど…
駐車地点

まずは、神社までの歩き。 出だしはけっこう傾斜がきついんだよな。
つい4月にこの道歩いたばかりなので、だいぶ覚えている。 登山道に入ってから、すぐに車道にぶつかる。 車道からまた登山道に入ると、崖が崩れている場所、これからももっと崩れそうな木のあるところを登っていく。 で、また車道にぶつかる。
崩れそうな箇所

再び登山道に入る。 廃屋+落書きされた岩壁が出現し、再び車道に合流。
廃屋

また登山道に入る。 すぐに車道に合流。 またすぐ登山道に入る。 しばらく歩くと車道に合流。 ここからは神社まで車道歩き。 登山道に入ってから、ここまで車道を4回またぐ。

剣神社までの車道歩きの区間、過去にニホンカモシカを2度目撃したことがある。 今日もいるかなぁ、と思ったけどいなかった。
冬の終わりくらいなら遭遇率高いけど、この時期だともう無理か。

剣神社の境内の横で休憩。
今日はもうちょっと天気が悪いと思ったけど、予想に反していい天気。 寝不足なので、休んでいる間ウトウト……
剣神社

あまりウトウトしているわけにもいかないので、そろそろ出発しようか。
次の区切地点は追分。

神社の裏から登山道に入る。
すぐに石像と廃屋があり、そこから少し登ると、再び車道に合流。
これが最後の車道合流地点。

そこから本格的な山道に。 看板によると、追分まで800mくらい、一ノ森まで3100mくらいだったと思う。 ここから先は傾斜が結構きつい。
「一ノ森ヒュッテ 90反」の看板を見ながら歩く。
だいぶ歩いて、追分に到着。 ここでも少し休憩しようか。
今日は普段よりペースを上げて歩いているので、けっこう疲れが……
登山道 追分

さて、ここからは一ノ森ヒュッテまで一気に行こう。 最後の方、肉淵峠との分岐から先が、精神的に結構つらかった覚えがある。
とりあえず、ペースを乱さないようにしながら、そこそこ急いで登る。
肉淵峠の分岐を通り過ぎ、笹原に出てきた。 4月は一面雪で、笹が全く見えなかったな。 その時も辛かったけど、雪が無くても最後の笹原はけっこうつらい。
登山道 登山道 一ノ森ヒュッテ

なんとか登り切り、一ノ森ヒュッテに到着。 とりあえず、休憩する前に、山頂を踏んでくるか。
ヒュッテ脇から1分ほど歩いて、一ノ森山頂に到着。
次郎笈、剣山が綺麗に見える。
一ノ森山頂 剣山・次郎笈

ヒュッテ前のベンチまで戻ってきて休憩。 まだ9時なのだけど、もうお昼ご飯……
おにぎりを食べていたら、妻から電話が。 「包丁で指を切った」と。 相当切ったらしく血が止まらなくて気分が悪くなってきたと。
とりあえず、止血を試みるようにと。 近所の人、誰か来てくれないか?と聞いたけど、もうすぐ来てくれるらしい。 「早く帰ってきて」と言われたけど、ここから下山して、車走らせても、4時間はかかるな…… オレにはどうしようもできない。
槍戸山への登山。 3度目の断念になるかと思ったけど、大丈夫だった。

休憩をして、槍戸山へ向けて歩く。 ここから先は歩いたことのない道。
ヒュッテ横から槍戸山へと進んでいく。 まずは、コルまで下る。 けっこう急な下りだなぁ。 すぐにコルまで到着。 そこから先は緩やかな登り坂で、すぐに槍戸山に到着。
ここからの景色は素晴らしかった。 右手から、一ノ森、剣山、次郎笈と綺麗に見える。
槍戸山へ 枯れた木 槍戸山山頂

素晴らしいロケーションなのだけど、あまりゆっくりしている時間もなく、そのまま一ノ森に戻る。

再びヒュッテ前のベンチで休憩。
大阪から来たという、単独の男性と話した。 オレの知ってる限りの、この近辺の山の情報を提供したけど、さすがに宿泊できる場所まではわからなかった。
徳島の山目的で、民宿とかホテルとか、泊まらないからなぁ…
それから、もう一人、単独の男性がいた。 この人は、下山してから車で高松空港方面まで向かうらしい。 国道438号線で行くというので、2時間半~3時間くらいかかると伝えた。
時間を気にしてる様子だったので、飛行機か何かか?

意外に長くしゃべっていて、けっこう休憩してしまった。
さて、下山するか。
肉淵峠の分岐を過ぎて、少し下ったあたりで、6名くらいのグループが登ってきた。
手には、大きなビニール袋。 中には大量の空き缶。
清掃登山で、ゴミ拾いしながら登っているらしい。 まだ山頂にもついていないのに、持ちきれないくらいのゴミを抱えている。
オレは下山するだけなので、一つ持って下りることを提案した。
リーダー格の「先生」と呼ばれる人に、「持って下りてくれるって言うけど、どうします?」と聞いていた。 先生は「持って下りてくれるのはありがたいけど…」と恐縮している感じだった。
オレの背負ってる35Lザックは半分以上空いてるし、その中に入れれば余裕。
ということで、一袋だけ引き受けてきた。
しかし、すごい量のゴミだな…… いつも山歩いてるけど、ゴミを捨てないことは徹底してるけど、ゴミを拾いながら登ろうなんて、考えたこともなかった…… まだまだ未熟だな……

ザックにゴミを詰めて下山する。
追分を通り越して、剣神社までやってきた。 このままノンストップでコリトリまで下りてしまおう。
ヒュッテからストック使って下山してるので、足への負担はあまりかからない。 そのまま下まで行っても全然平気そう。

登ってきた道をひたすら下る。 あっという間にコリトリ到着。
時間はまだ12時前ではないか。 14時くらいに下りてくる予定だったので、だいぶ時間が短縮できたな。
ゴミ

来た道と同じ道で帰る。 途中で眠くなることもなく、14時に帰宅。
長年の目標だった、と言ったら大げさだけど、ようやく槍戸山を登ることができた。
これで、目標の一つは達成できたな。 梅雨の合間だけど、雨にも降られなかったし、それほど暑くもなく、快適な登山だった。

本日のコースタイム
06:19 国道438号コリトリ
07:11~07:18 剣神社
08:01~08:12 追分
08:54~09:09 一ノ森ヒュッテ
09:34 槍戸山山頂
10:00~10:26 一ノ森ヒュッテ
10:58 追分
11:23 剣神社
11:55 国道438号コリトリ


16時くらいまで家でくつろいで、今度は家族とさっき山から戻ってきた道を走り、吉野川を越える。 国道192号線を走り、美郷へ。 そう、ここにはホタルを見にやってきた。
ホタルは5月下旬から6月中旬くらいまでが見ごろらしい。 塩江のホタル祭りは来週、ここのホタルも来週までらしい。
来週、雨が降らない保証はないので、雨の降っていない今日、見に来ようと、昨日決めた。
ホタル館に着いたのが18時前。 想像より人が多い。 こんなにたくさんの人がホタルを見に来るのか。 駐車場はあっという間に満車。 この時間に到着してよかった。

事前にネットで見られるポイントを調べておいたのだけど、第一ポイントという、鑑賞地点の一番下流が、一番多く見られるらしい。
そこまで歩いていって暗くなるのを待つ。
19時半くらいから、ちらほら光り始めた。
やがて真っ暗になって、ホタルの光が、あちこちで光り始める。 なんだか神秘的。
ただ、車道沿いで、車の往来が激しい。 せっかくのホタルの光も、車のライトで邪魔をされる。
見ることはできたのだけど、思うように見ることはできず残念。
見るまでは、目の前にホタルがブワーッといる光景を想像していたのだけど、実際はそんなに大量にはおらず。 竹林の中や、川付近で光っているのが見えるだけだった。
けど、ホタルが光ってるのを見たのは、生まれて初めて。
綺麗だった。