高校野球決勝戦

晴れ日本文理VS中京大中京の決勝戦。
壮絶な試合だった。 まさに野球は9回2アウトから。

中京大中京、エースで4番の堂林の2ランホームランから始まった試合、3回を終わって2対2の同点。
6回の裏、中京大中京の猛攻で一挙6点。 共に2点ずつ追加し、9回の表、日本文理の攻撃。
得点は4対10。 先頭打者は見逃し三振、次の打者はショートゴロ。

あっという間にツーアウト。 得点差は6点。 誰が見ても中京大中京の優勝だった。
しかしここからだった。
日本文理3人目の打者は1番打者。 きわどいコースを良く見てフォアボールで出塁。
2番打者はあっという間にツーストライクに追い込まれた。 しかしファールで粘り、9球目を、左中間を破るタイムリーツーベース。 3番がライト線ギリギリのタイムリースリーベース。
得点は6対10。 ランナー3塁。
続く4番打者はデッドボール、5番打者はフォアボール。
6対10、ツーアウト満塁。
続く6番はピッチャー伊藤。 甲子園が伊藤コールに包まれた。
その伊藤がレフト前にタイムリーヒット。 ランナー2者が生還し、8対10。 なおランナー2塁1塁。
続く7番は代打が送られた。 キャッチャーの補欠、甲子園ではまだ1打席しか打席に入っていない彼が、初球をレフト前にタイムリーヒット。
打った瞬間ガッツポーズして一塁に走っていった姿が印象的だった。
ツーアウトの時点で6点差あった点差が、あっという間に1点差。 ランナー1塁3塁。 単打で同点、長打で逆転できる。

そしてこの回10人目の打者。 その打者の2球目。 またもレフト方向へ強烈な当たりが。 しかしサード正面のライナー。 これでゲームセット。 打球があと50cmくらい横か上に飛んでいたら試合結果は変わっていたかもしれない。

しかし野球は9回ツーアウトからというのをまじまじと見せ付けられた試合だった。

熱闘甲子園録画してしまった。

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