千葉県民大会

いよいよクライミング大会の日がやってきた。 朝は少し寝坊して6時に起床。
すごく眠い、最近睡眠時間が激減している。 寝たいのに寝られない、時間はあるのに眠りにつけない。
今日は時間が無くて寝られないんだけど……
すぐに実家へ行って車を借りる。 それから以前下見した道通りに進んでいったら1時間もしないで到着した。
日曜の朝だったので道路も空いていた。 眠くなるんじゃないかと思って心配していたが大丈夫だった。
会場の駐車場で懐かしい人に会った。 高校2年間お世話になった登山部の先生だ! クライミングを始めるきっかけを作ってくれた大師匠だ!!
今日は大会役員としての参加だそうだ。 まだ少し時間があったので近くのコンビニに買い出しに行った。
パンとお茶を買った。 そろそろ時間になったので会場に向かう、すると見知った顔がたくさんいる。(o ̄∇ ̄)o
NFCC(習志野フリークライミングクラブ)のメンバーだ。 今日の大会はNFCCとして参加する。
それで習志野市が全面的にバックアップしてくれて、参加費、交通費、食事代など全て習志野市が払ってくれる。
選手は登る壁を見ることはできない。 登る前に参加者全員で決められた時間だけ壁を見ることができる。
そこでどのように登っていくかを考えるのだ。 常に壁を見ることができると、最初の方の選手が不利になってしまう。
登り方をまねされてしまうかもしれないので、そのような方式がとられる。
開会式も終わり、壁を見る時間になった。 制限時間は3分。 その間に高さ12メートルの壁をどのように登るのか考えなければいけない。
壁を見た瞬間愕然とした( ̄□ ̄;)!!
いつも練習している場所では高さが8メートルなので、まず高い。 それに壁に凹凸(パターン)があり、それを使わないと登れないようになっている。
習志野の体育館にはパターンはないので、あまり慣れていない。
正直、上まで登れる自身は余り無かった。
去年の12月にあった大会では高さが15メートルの壁を登った。 しかし途中で落下。
その前の大会では高さが13メートル、これも落下。
つまり8メートルの壁に慣れているから、それよりも高いと握力の持久力が無くなってしまう。
だけど、その弱点はわかっていたんだけど、どのように克服すればいいのかわからず、何も対処法がない。
とりあえず、余分な力を使わずになるべく速く登る、それくらいしか思い浮かばなかった。
壁を見る時間が終了した。 順番は個人の部の7番目。 団体→個人と進行するので、かなり待ち時間がある。
その待ち時間がまた暇で暇で……
緊張するので余り話すことはできない、それに周りの人みんなライバルだから。
しかたないので寝ることにした。 かなりの眠気があったのですぐに寝ることができた。
緊張より眠気の方が優先されるらしい。
目が覚めたら自分の番まで5人くらいのところまで来ていた。 順番が近くなってくると緊張する(o_o ;)
ついに壁の横の順番待ちのところに呼ばれた。 もうすぐ自分の番だ。
そしてついに順番が来た!!
まず慎重に手をかける。 両足が浮いた時点でスタートなので、今ならまだ落ちることができる。
スタートの石をがっちりと持って、下の石に足をかける。
ついにスタートしてしまった。 もう引き返すことはできない。 ひたすら上に登るのみ。
最初の5メートルくらいは垂壁なのでなんなくクリア、残りが角度30%くらいのかなり急な壁になっている。
今回はリード方式といって、命綱を自分で引っ掛けなければいけない。 しかしゴール地点から、4メートルくらい下まで引っ掛ける場所がない。
ゴール地点をつかもうとして落ちた場合、4メートル×4メートル=8メートル落下することになる。
壁の高さが12メートルなので下まで4メートルしかない。 だけどそれはロープが伸びなくて、命綱を支える人(ビレイヤー)の反応が素早かった場合。
つまり12メートルの高さから地面まで落下することもありえる。
ビレイヤーを信頼して登れるかが今回の重要な目標だと思う。 信用できなければ恐怖心で途中から登ることができなくなってしまうだろう。
自信過剰になって、「落ちるはずがない」と思って登ることにした。
傾斜もかなりきついので、そんなに長くは持ちそうにない。 石(ホールド)が持ちやすいのばっかりだったので、なんなく終了点から2個下のホールドまではつかむ事ができた。
だけど次のホールドが遠い、足を腰の辺りまで上げないとつかめそうにない。 今、体を保持しているホールドも持ちにくくはないが、好んで持つようなものではない。
ここが勝負どころらしいので、一気に攻めることにした。 時間をかけすぎると握力がなくなって落ちてしまう。
足を腰の辺りまで上げて、何とかつかむことができた。 あとは終了点をつかむだけ、楽勝!!
予選はなんなく通過した。
全員が終了したところで結果発表された。 参加者40人中、予選通過者が19人。 半分くらいの人が完登している。 今回の予選はけっこう甘かったらしい。
予選通過者のうちNFCCのメンバーが7人。 かなり上出来だ(☆。☆)
すぐに決勝のルートを作るので、予選通過者はまた壁の見えないところに移動した。
それから作り終わるのに約1時間、また予選の順番と同じ順番なので、かなり待ちそう。
予選敗退者はビールで乾杯していた。 あぁうらやましい。
決勝進出者はビール(ビールに限らずアルコール類全般)を飲むと、ドーピングと同じ罪になる。 もちろん失格。
というわけで我慢。 昨日の夜飲んだからいいや。
壁が出来上がって、見る時間になった。
見てさらに愕然とした( ̄□ ̄;)!!
石が細かい……大きくても3センチくらいしかない。
それに傾斜のきつくなってる所あたりから、1メートル以上石の無いところがある。
つまり「飛べ」ということだ。 そこまでいけるかどうかも怪しい。
その前に、石が横3つ並んでるところがあった。 右から左に行って、最後は左手で取らないと次に進めないので、「左、右、左」「右、左→右、左」のどちらかになる。
しかし前者の場合はかなり上級テクニックなので、できそうにない。 真ん中の石で左右の手を入れ替えていく方法にしよう。
見る時間が終了した。 そこの難しいだろうと思う場所をクリアできるかできないかで大きく勝敗にかかわってくるはず。
しばらくして自分の番になった。
どこまでいけるかわからないけど、実力を出し切って頑張りたい!
そして問題の3つ並んでるところまできた。
予定通り真ん中の石で持ち替えようとしたが、かなりちっちゃく持ち帰ることができない。
そのまま悪戦苦闘して3分くらい経過した。 このまま頑張っても行くことはできないだろう。 今ならまだ握力が残っている。
以上の2点から出した結論は「どこまで高くいけるか」だ。 この競技はどこまで高く上ったかで順位がきまる。
なので左の石はとばして、上までジャンプして触って落ちることにした。 いつも大会だと、いけないところで止まって、そのまま握力が無くなって落下がほとんど。
今回のこの決断は正しいとおもう。 さっそく足を置きやすいところに置き、体重を思いっきり下にかけて、準備は整った。 だけど決断するまでが怖い。
ジャンプするのは、飛んだぶんだけロープが伸びるので、その分落下する。 それに小さい石をつかんだ指に全体重がかかるので指を壊す危険性もある。
落下の時にロープで足をやけどするかもしれない(以前やった(>_<) ) 危険が多い分勇気が必要。
正直落ちるとわかっているところに向かって飛ぶのはかなり怖い。
つかめるとわかってるところでも怖いから(‐_‐)
だけどとどまっているとそのうち落下する。
「どうにでもなれ!!」と思いジャンプ、指が石に引っかかる。 しかしそのまま落下。
やっぱりつかむのは無理だったみたい。 だけどいつもと違った落ち方ができたので満足。
ロープをほどいていると審査員の声が聞こえた。
「今のランジ(ジャンプ)は目標のホールドと違うところに向かってるから、どう判断しようか」とのこと。
たしかに目標のホールドはとばして、次に向かって飛んだが、この競技は最高到達点で順位を決めるといったルールがあるはず。
それを知ってるから飛んだのに、認めないなんて言ったら怒るよ(ー_ーメ)
だけどそれ以上話してなかったので順位が出てみないとどなったのかわからない。
NFCCの陣地に戻ったら予選敗退者たちが「お疲れ様」と言ってくれた。 ホントお疲れ。
もう登ることは無いと思うのでさっそくビールをいただく(^~^)
いい汗をかいた後のビールは最高♪ 続けて2本いただいてしまった。
残りのメンバーの登りを見ていたが、やっぱりみんな同じところで落ちている。

決勝が終了した。
結果がでた。 1位は同率で4人いるらしいからSuper Finalをやることになった。
自分は11位だった。
同じ位置で落ちた人は18位だったので、ジャンプは評価されているみたいだ。 よかった。
ちなみに決勝のコースのグレード(難易度)は13Aらしい。 自分の最高グレードは12Aなのでレベルが違いすぎる。
まぁ登れなくて当然か。 開き直ったほうが次につながるからね♪
Super Finalのコース製作の間、女子の予選ルートを登らせてもらった。
女子で完登者は4人しかいなかったが、自分的には楽に登れるコースだった。
これが男女の違いというものなのか……
しばらくしてSuper Finalが始まった。
この残った4人の中にNFCCのメンバーが1人入っている。
高校1年生の少年だがアジアで1位をとったらしい。
かなり上手いことは認めるので頑張ってほしい。
この壁もグレードは13Aらしい。 少年は終了点の1つ下の石をタッチして終わった。
だけど他の人はもっと下で落ちていたので文句なしの1位。 おめでとう( ´∀`)
クライミング大会も終わり、打ち上げということで近くのラーメン屋に行く。 以前から予約を取っていたらしく、30人近くの大人数で行ったが全然余裕で座れた。
すぐにビールが20本くらい運ばれてきた。 帰り運転しないといけないのでグラス一杯だけもらってあとは我慢。
もっと飲みたいけど飲酒運転一発取り消しなので。。。
ラーメン屋なのにラーメンは頼んでおらず中華料理ばっかり並ぶ。
ひさしぶりに食べた中華料理。 かなりおいしぃ。
すこし食べ過ぎてしまった。
10月6日にららぽーとでクライミング大会がある。 それに出場する予定なので、あまり体重を増やしてはいけない。 しかし今日食べ過ぎてしまった。
これはまた減量開始だ。
打ち上げも1時間くらいで終了してお開きになった。
今日はとってもつかれたのでまっすぐ帰ることにした。
しかし16号線を走ってる途中、ものすごい睡魔に襲われる。 いままでには体験したことも無いようなのに……
走ってる途中に長く目を閉じていたらしく、縁石まで10センチくらいのところまで迫っていた。 速度は70km/時。 こんなスピードで縁石に接触したら絶対事故起こす。
危なかった~。。。 それで少し目が覚めたがまたすぐに睡魔に……。
どこかで休もうとしたが、休む場所もなさそうなのでわき道にそれてみた。
しばらく走っていると我孫子の方にでた。 そこに見慣れたスーパー「ナリタヤ」があった。
そこの駐車場をお借りして仮眠することにした。 着いて座席を倒して横になったらすでに意識は無かったらしい。
目が覚めたら9時30分。 1時間ちょっと眠ってたらしい。
眠気もとれた(?)ので再び帰路に向かう。 しばらく走っていると知ってる場所に出た。
そのまままっすぐ帰り、実家に入ることなく、車を停めたらそのままバイクで帰った。
ほんと今日はお疲れモード。 帰ったら寝ようかと考えていた。
しかし重大なことに気づいた。 ららぽーとのクライミング大会の申し込み締め切りが9月25日必着だった。
帰りにコンビニで切手と封筒を買って家に帰る。 印鑑を押してポストに出しに行こうとしたときに、ある案が思い浮かんだ。
「マラソンをしよう」 食事を減らすだけでは体重が減らなくなってきたので、運動をしないといけない。
だけどいままで機会がなかったのでやってなかった。 しかし今日は郵便局まで封筒を出しに行かないといけない。
「走っていこう!」と決めた。 さっそく走りやすい格好に着替えてジョギング開始。 高校のころは部活で走っていたので10キロくらい余裕で走れたが今はもう厳しい。
すぐに郵便局に着いてしまった。 家から郵便局まで200メートル。 こんなのマラソンにならない。
もっと走りたいので大和田の方に向かって走る。 途中で上り坂を登りたかったのでわき道にそれる。
ぐるーっと一周して家の前に帰ってきた。 しかしまだ3キロくらいしか走ってない。 まだ足りないと思ったのでもっと走ることにした。
「ナリタヤ(八千代台店)」の前を通り、千葉市の方に向かってひたすら走る。 大きな道路に出たので、そこを左折、信号をすぐに左折。
そのまままっすぐ行くと家のほうに向かうので走る。
途中で見たくない家を見てしまった。 詳しくは胸の中にしまっておくが、今となってはあまりいい思い出ではない。
そのままひたすら走り、長い坂をおりた。 そうしたら長い上り坂が待っていた。
なんとか上りきったころには足ががくがく。 そのまま家のほうに向かう。 けっきょく50分くらい走っていた。
家に帰ってから、今走った距離が気になるのでバイクで同じ道を走る。
すると8.9キロもあった。
だけど8.9キロ走るのに50分もかかっている。
高校2年のころでたマラソンででは10キロを46分だったので、かなり体力が落ちていることがわかる。
だけどこれが限界、もう走れない。
毎日続けたいけど続くのだろうか???

それからパソコンをつけて、この日記を書いている。
今日は長いから書くのに1時間くらいかかってしまった。
明日は朝からバイト、今日は非常に疲れた。 早く寝ようzzz

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です