大分別府毎日マラソン

曇り朝はマクドナルドでくつろいでから、すぐ横にあるGEOへ。 3DSの充電器を購入してしまった。 最初はUSBケーブルでいいかなぁと思ったのだけど、いくら100円ショップ探しても3DSの充電ケーブル見つからないし、ネットで探しても600円くらいするし、コンセントだけど純正充電器が900円くらいだったので、面倒だしそれにしてしまった。

夜は軽くジョギングへ。 筋肉痛はかなり取れたが、関節がまだ痛い。 昨日と同じく、出だしの1kmは左足首が痛かった。 膝の痛みはもう無くなった感じだな。
スローペースじょジョギングで、3.8kmを22分14秒で、キロ5分49秒ペースだった。

風呂に入ったあとは、昨日途中で寝てしまった大分別府毎日マラソンを見る。
この大会は2020年東京オリンピックのマラソン代表選考レースである、MGCの出場権がかかったレース。 日本人1位で2時間11分00秒以内か、日本人6位以内で2時間10分00秒以内ならば出場権を得られる。
ペースメーカーの設定タイムは忘れてしまったのだけど、2時間8分台でゴールできるくらいの設定だったと思う。 ペースメーカーは3人で、1名はドラマ「陸王」にも出演していたサイラス・ジュイ選手。 ドラマの中では実名で登場して走っていた。
スタート時の気温は2.3度、強い西風が吹く中のレースとなる。 序盤は別府方面へ、向かい風の中走っていく。 別府で折り返してからはずっと追い風が吹いている。 再び折り返して向かい風に立ち向かいながらゴールとなるコース。
ペースメーカーの設定タイムが遅いのか、大集団を形成してレースはスタートしていく。 先頭集団は20名以上いる状態でレースは進み、20km地点でペースメーカーが1人離脱する。 残った2人は外国人選手で、30kmまでの契約になっているみたい。
ポロポロペースについていけず、先頭集団からこぼれる選手はいるのだけど、それでも30km地点で先頭集団は15名以上いたと思う。 30km地点でペースメーカーが離脱してからレースが動く。
黒崎播磨の園田選手がスパートをかける。 どの選手もそれについていけず、園田選手が単独で1位となる。 2位グループとの差がどんどんと開いていく。
2位は集団から抜け出した、南アフリカのモクゴブ選手。 3位集団は九電工の大塚選手、SUBARUの小山選手、中国電力の藤川選手、ケニアのキプロノ選手の4名。 だが、藤川選手が集団についていけず、単独の6位となる。 藤川選手は青山学院大学出身で、ゲスト解説の原監督の教え子らしい。

園田選手はモクゴブ選手に追い付かれたが、先頭を譲らず1m先を常に走る。 その1mの攻防が35km地点からずっと続いている。 一瞬モクゴブ選手に先に行かれると、すぐに追いつき、そしてまた一歩前に出る。 後ろから付いていくという守りの走りにならず、常に園田選手は攻め続けた。 30km地点で飛び出してから、表情は非常に苦しそう。 一方モクゴブ選手は黒人選手なのであまり表情がわからないけれど、ずっと後ろについているので余裕はありそうな雰囲気。 だが、しきりに後ろを気にするので、実はあまり余裕がないのかもしれない。
勝負の行方はラスト400mの競技場トラックまで持ち込まれた。 トラックに入ってモクゴブ選手がラストスパート。 園田選手はついていけず、差がどんどんと開いていく。 トラックに入って勝てないと悟ったのか、園田選手は第二コーナーあたりで後ろを振り返ってしまった。
結果はモクゴブ選手が2時間9分31秒で1位、園田選手は2時間9分34秒で2位となった。 僅か15m差、僅か3秒差、それで1位と2位の明暗がわかれてしまった。
3位は大塚選手だったのだが、タイムが2時間10分12秒で、僅か12秒足りなかったため、MGC出場権は得られなかった。

園田選手はマラソン中継で良くみるのだけど、印象としては20kmくらいまでは先頭集団にいるのだけど、いつの間にかこぼれ落ちて、そのままパッとしない成績でゴールという印象がある。
だが、今回のレースでは30kmまで先頭集団で、そこから果敢にスパートをかけるという、非常に攻めの走りをして、結果的に2位を獲れ、さらに日本人1位でMGC出場権も得た。
自己ベストは2時間10分40秒だったので、66秒も更新したことになる。 マラソンエリートの証となる、サブ10(2時間10分00秒以内)も達成できて、28歳ながらようやくマラソンへの道が開けたような感じがする。
MGCはまだ2年も先だけど、ぜひ東京マラソンを目指して頑張ってほしい。 全国にTV中継されているレースでのインタビューは初めてじゃないだろうか?
坊主頭で泣き眉毛みたいな感じで哀愁漂う見た目なのだが、坊主頭なので一休さんっぽくて愛着ももてる。

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