平昌オリンピック開幕

晴れ今日はいつもの喫茶店でモーニング。 昨年12月くらいは時の流れが遅く感じたが、今は時の流れが早くなり、一週間があっという間だなぁ。
いつも行く喫茶店には毎回座る席があり、そこが埋まっていたら座る席も決まっているのだけど、今日はその2つのどちらも人が座っていて、仕方なく別の席になってしまった。 だからどうだ、というのはないのだが……
モーニング

お昼はお弁当がなかったので「まんが喫茶 Comic Land」へ。 昨日、友達から進められた「課長 島耕作」を読みながらお昼ご飯を食べていたのだけど、仕事の電話がかかってきてしまい、MAX90分滞在出来るのに40分くらいで出ることになってしまった。 3巻くらい読もうと思ったのに、1巻しか読めなかった……
お昼ご飯

夜は平昌オリンピックの開会式を所々見る。 各国が入場してくるのだけど、アルファベット順かと思ったがそうではなく、日本は60番目くらいの入場だった。 日本の選手団は多い方で、少ないとスタッフ含めて4人とか、そんな国もあった。 結構スマホで撮影しながら入場してくる選手が多かったのだけど、同じスマホを持っている人が多かった。 あとで調べたら、選手たちにはSamsungの「Galaxy Note8」がプレゼントされていたみたい。 カメラのところの長方形が特徴的で、みんな貰ったスマホで撮影していたのか。
行進路の内側に、子供たちが円になってひたすら踊りを踊っているのだが、この寒空の中、全選手が入場し終えるまで、約2時間ほども踊り続けないといけないという、見ていてもかなり大変そうだった。

開会式は素晴らしかった。 TV中継されている映像が生なのかCGなのかわからないような部分もあったが、最後の聖火台に向けては、アイスホッケーの南北合同チームで、それぞれ1名ずつが聖火を持って、聖火台への階段を駆け上っていく。 この階段がメチャメチャ長く100段くらいあるように見えた。 聖火台の下には、元フィギュアスケート選手のキム・ヨナさんが待っていて、最終ランナーというか、最後に聖火に日を灯すのは彼女の役目だった。 聖火に日が灯り、オリンピックが始まった。 日程の関係で、既に昨日から競技は始まっているけれど。

冬の競技は夏ほど注目しているものも無いし、馴染み深いものもないけれど、TV中継されている競技くらいは見てみようかなぁと考え中。

深夜帯は「探偵ナイトスクープ」を見る。 毎回3つの話があるのだけど、今日の3つ目の話はとても良い話だった。
依頼者は京都府の14歳の女の子。 3歳の頃に家族旅行で北海道の小樽運河に行き、橋の上でバイオリンを弾いているおじさんを見た。 それがとても印象的で今でも鮮明に記憶に残っている。 そのおじさんがきっかけで5歳からバイオリンを習い始めて、14歳の今でも続けている。 その時、おじさんが弾いていた「愛の挨拶」という曲も弾けるようになり、バイオリンの出発点であるあのおじさんに、バイオリンに出会わせてくれたお礼を言いたい、という依頼。
女の子の記憶にあるおじさんは、ヒゲと帽子とバイオリンの先についているトランペットみたいなもの。 かろうじて映像が残っているがかなりボケていて、偶然映り込んでいるだけなのであまりヒントにならない。 小樽に行って直接探すことになる。
小樽運河の出店の人に聞き込みすると、バイオリンを弾いているひとは3人いたらしい。 だが、バイオリンを弾く男性はもう5、6年は見ていないとのことだった。
すぐ近くにある観光案内所で調査を続けると、なんとなく記憶にはあるが、古くからいるスタッフが小樽駅の観光案内所にいるというので、そちらで聞き込みを続ける。
すると職員の女性が、ここ10年くらいは見ていないと言う。 有名なアーティストが集うライブハウス「GOLD STONE」を紹介される。
そこのマネージャーに聞き込みをすると、直接は知らないが、小樽運河で演奏している知り合いがいるので、その人を紹介してくれるとのこと。 電話をしてもらうと、おじさんのことを知っていた。
通称「織田ゴム長さん」と呼ばれているらしい。 だが、10年位前から演奏している姿を見てないので、今はどうしているかはわからない。 だが、織田さんが日本野鳥の会に所属しているという情報を得て、野鳥の会の札幌支部へと聞き込みに行く。
支部長は織田さんのことを知っており、野鳥の会の出しているCDには本名で登場している。 支部長に織田さんの居所を聞くと衝撃の事実が。
10年ほど前に脳梗塞で倒れて右半身が不自由になってしまう。 織田さんの姉が函館に住んでおり、函館の老人ホームに移り住み療養を続けているとのことだった。 織田さんの姉を紹介してもらい、連絡を取り函館の老人ホームに向かうことに。
老人ホームで織田さんの姉と対面。 織田さんも「会えるのを楽しみにしている」とのことだった。 織田さんは4、5日前から体調が悪化していて食事も摂ることができないとのことだった。
織田さんは起き上がれないほど体調が悪く、脳梗塞の影響かしゃべることも出来ない。 依頼者の女の子は直接お礼を言うことができ、織田さんの目の前で愛の挨拶をバイオリンで演奏する。 その際に5歳から習い始めているバイオリンの練習風景や織田さんが運河で弾いている写真のVTRが流れる。 織田さんは依頼者と出会った翌年に脳梗塞になってしまった。 織田さんが自分で作った大切なバイオリンを依頼者にプレゼントして、この話は終了となった。

文字じゃなかなか伝わらないけれど、3歳の依頼者と織田さんの出会いが、偶然旅行に行った小樽で演奏している織田さんを見た、とうこと。 そして織田さんも病気で倒れてしまったので、旅行が1年でも遅れていたら出会えなかったし、1年早かったら少女の記憶になんて残ってないだろうし、まさに奇跡的なタイミング。 そんな偶然すれ違った程度の出会いで、依頼者の人生は大きく影響を受けているし、今回の依頼もとてもいいタイミングで、無事織田さんとも出会えて、全てがうまい具合に繋がっていた。 織田さんの情報がほとんどない状態から、聞き込みや紹介を続けて、本人にも出会えたし、まさに「探偵」という感じの依頼だった。

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