7時半くらいに起床。 朝食は8時から、和室でバイキング形式の朝食だった。 起きた直後で全く食欲がない…… 漬物とご飯とみそ汁を食べて、多少お腹を膨らませる。
今日は予定がぎっしりと詰まっている。 まずは妻が買いたいというので、「別府タオル」という店に行く。 レトロなタオルが売っているらしい。 観光的な建物ではなく、普通の昔からある布団屋のような建物だった。
タオル購入が終わったので、昨日回れなかった5つの地獄を巡る。
まずは「かまど地獄」。 まだ朝早いからか、かまど地獄の駐車場は半分くらいしか止まっていなかった。 ここを拠点に動き回ろう。
かまど地獄は、一丁目~七丁目までの地獄で構成されているみたい。
泥のような地獄、青い地獄、更に粘度の高い泥が噴き出る地獄、赤い地獄などがあった。
ここでは「飲泉」、「温泉ピータン」を食べることが予定に組み込まれている。 飲泉は場所が用意されているので、飲んできた。 薄い塩味っぽい感じだった。 温泉ピータンは1つ70円だった。 白身には塩、黄身には醤油をつけて食べるみたい。 卵の色はまっ茶色だったが、ピータンっぽくなく、普通のゆで卵? だけど、温泉卵とは違うらしい。
温泉ピータンを食べた後は足湯を楽しむ。 昨日、血の池地獄でも足湯があったけど、やらなかったので。
続いて「山地獄」。
この地獄は、小さな小さな動物園を兼ねているらしい。 地獄だけじゃ人が来ないから、動物で人を呼ぶつもりだろうか?
動物の中で、カバが目玉らしい。 地獄自体はしょぼかった……
そして「海地獄」へ。 ここは規模は血の池と一二を争う大きさだった。 地獄も青くて綺麗だった。
海地獄では「地獄蒸焼プリン」を食べるのが目的。 プリンは卵が濃厚で美味しかった。
海地獄では大鬼蓮と呼ばれる、直径2mにもなる大きな蓮が有名みたいなのだけど、時期的なものか、蓮はなかった…… 体重20kmまでなら、上に乗れる体験もできるらしい。 ここにも足湯があった。 妻と子供たちがやったのだが、相当熱い足湯だったらしい。
出口にあった、一粒饅頭みたいなのを食べた。 出来立てで温かくて、甘くて美味しかった。
次は「鬼石坊主地獄」、ここの地獄は、灰色の泥が噴き出す地獄らしい。 他の地獄とは違った感じで楽しむことができた。 ここにも足湯があったので体験。 足湯は温かくて気持ちよかった。 八朔みたいな果物も、足湯の中に浮いていた。
ここでは「チョコ坊主」という、チョコレートケーキみたいなお菓子を食べる。
残る地獄はあと2つ。 次は鬼山地獄の前で、大分名物の「だんご汁」を食べる。 これも店をピックアップしてあって、「味処よね田」という店に入る。 ちょうどお昼前の時間帯で、混む前に見せに入ることができた。 だんご汁はうどんを引きのばしたような麺に、白菜などの野菜たっぷりの食べ物だった。 味は濃くて美味しかった。 山梨のほうとうに近い感じ?
値段も750円とそんなに高くないし、満足できた。
ご飯の後は、残りの地獄へ。 次に行ったのは「白池地獄」、ここは小さな小さな水族館みたいなやつを兼ねていた。 アマゾンの魚などが、数種類展示されている。 行け自体は大きく白かったのだけど、しょぼかった……
最後の地獄は「鬼山地獄」、ここの名物はワニらしい。 地獄が名物じゃなくて、ワニが名物ということは、他の地獄と同じようにしょぼいのだろうか……
地獄自体は入ってすぐの場所にあって、グツグツと煮立っていた。 ワニの池がいくつかあり、そこにワニが。
最初はワニもしょぼいなぁ、と思ったけど、奥に行くと、ワニが数十匹入っている池があり、さすがにそこは迫力があった。
2日間かけて、地獄7つ制覇。 単純に地獄だけで見ると、海地獄か血の池地獄が一番すごかった。 山地獄と白池地獄は400円払って入る価値はないなぁ、と思った。 初めて地獄めぐりしたけど、2000円のチケットかってよかったと思う。
地獄が終わった後は、坂を少し下って、「別府りんご園」のお店でアップルパイを購入。 残り3つしかなかったので、3つとも買ってしまった。
それから湯布院に移動する。 県道11号線を走っていくと、どんどん山道になっていく。 気持ちのいい山道を走っていたら、突如右側に巨大な山が見えてきた。 由布岳という山らしい。 ちょうど登山口の駐車場があったので、写真を撮ってきた。 山頂には雪がかかり、登山口でもかなり寒い。 九州でも、山には雪が積もるのか。
展望台を経て、湯布院に到着。 まずはお風呂に入ろう。 事前に調べておいた「庄屋の館」というホテルの、日帰り入浴を利用する。 温泉は露天風呂のみで、青くて少し暑くて、由布岳が見える最高のお風呂だった。 厳選が出ている方に行けば行くほど熱く、離れれば多少ぬるくなっていた。
体中硫黄のような匂いになって、ポカポカだ。
車で移動して、「湯の坪街道」と呼ばれる、湯布院の中心部の参道・商店街みたいなところを散策する。
いろいろなお店があり、金賞コロッケというのを食べたり、醤油屋に入って、焼肉醤油を味見したり、醤油プリンを食べたり、日本酒を購入したり、手ぬぐいを買ったり、ゆず胡椒を買ったり。 着いたのが遅かったので、あまりゆっくりと楽しむことはできなくて残念。
別府と湯布院は温泉地で有名だけど、別府はいろいろな立ち寄り湯を楽しむスタイルの温泉、湯布院は高いホテルに泊まって、そのホテルの温泉や料理を楽しむスタイル、なのかな、と思った。
ホテルに戻って、ホテルのお風呂に入ってから夕飯へ。 今日の会場は和室だったので、昨日ほど三女には手がかからなかった。 ご飯はすき焼きだった。 ビールも飲んでお腹いっぱい。
夜、一人で市営浴場の駅前高等温泉に行こうと考えていたのだけど、睡魔に勝てずにそのまま寝てしまった……