安芸市観光

晴れ朝6時40分くらいに起床。 昨夜は21時位には寝たのに、疲れが全然取れた感じがしない。 体は背中の腰付近が非常に痛い、足は膝が痛いのが気になるくらいで思っていたよりはダメージはなさそう。

7時10分からホテルの朝食バイキングを予約してあるので、たっぷりと食べてきた。 普段は朝からカレーを食べることはないが、今日はカレーをがっつり食べた。 しかもここのカレー美味しかった。
朝ごはん終わってからは荷物をまとめて、9時位にチェックアウト。

高知県は何度か観光で訪れたことがあり、高知市内の目ぼしいところは大体見終わっている。 今日はどこへ観光しに行こうかなと考えていて、最初は四万十の方へ行こうかと思ったが、意外に距離があるのと、四万十は行ったことがあるので、行ったことがない東の方に行ってみることに。 高知県の太平洋側の海沿いは、「道の駅やす」のちょっと先までしか行ったことがないはず。 室戸岬まで行ってみたいが、そこは一人で行くのはもったいないので、いつか家族と行きたい。 なので、今日は高知市から東へ40kmくらいのところにある「安芸市」という場所に行くことにしている。

東に向かって運転している途中「高知龍馬空港」という看板が見えてきたので、用はないけど行ってみる。 空港巡りってわけではないが、こういうのは意外に楽しい。
高知龍馬空港は高松空港と同程度かもう少し小規模な感じがした。 屋上に展望デッキがあったので空港を眺める。 左手の方には海が見える。 2007年、高知空港に前輪が出ないまま不時着したボンバルディア機の事故を思い出す。
高知龍馬空港 高知龍馬空港

空港を見終えて、安芸市に向かって車を走らせる。 この辺りは高速道路を作っている途中で無料区間があったり、一旦一般道に出たりしながら走っていく。 1時間もかからないくらいで安芸市の中心部に到着。
安芸市にはいくつか歴史的な見どころがあるが、今日は月曜日なので、歴史資料館と書道美術館は休館日となっている。 マラソン翌日に観光することが多いが、公共の施設は月曜休みが多いので、そういう施設に行けないのが残念だ。

まずは「野良時計」というのを見る。 大きな駐車場が整備されていて、ここに車を止めて時計を眺める。 時計のすぐ横に和風の「高園茶屋」という喫茶店みたいなのがあったので、寄っていく。 さっき朝ごはん食べたばかりだけど、この喫茶店でモーニングセットを食べる。
野良時計 高園茶屋 モーニング

それから街を散策。 この付近は安芸城の城下町で、昔ながらの建物などが残っていて観光できる場所がある。 江戸時代の武家屋敷で「野村家住宅」というのが公開されているので、見てきた。 まさに昔ながらの建物で、気密性などは今とは比べ物にならないほど悪い。 武士の家なので、突然敵が襲ってきたりする(?)らしく、その対策のために玄関が狭くなっていたり、玄関のすぐ横に壁があって覗けるようになっていたり、居間の扉の上に槍が隠されていたり。 この武家屋敷は身分が高い人の屋敷なので、一般民家がどんな感じだったのかも見てみたい。
城下町 野村家住宅 野村家住宅 野村家住宅

そして安芸城跡へ。 1569年くらいに、長宗我部元親に攻め込まれ戦に敗れた城。 その後、高知の山内一豊支配下となったが、戦で破れていなかったら別のストーリーがあったかもしれない。
安芸城跡 安芸城下町

駐車場に戻って、次は車で「岩崎弥太郎生家」に行く。 三菱創業者の岩崎弥太郎。 こんな田舎町出身だったのか。
岩崎弥太郎像 岩崎弥太郎生家

時間は12時半くらいになったのでお昼ごはんを食べに行く。 安芸名物のしらす丼を食べる。 海の方まで戻って「安芸しらす食堂」というお店へ。 平日だというのに4組待ちだった。 しらす丼と刺し身を食べる。 しらすは大量に乗っていて美味しかった。
安芸しらす食堂 しらす丼

続いて、すぐ近くにある「安芸ドーム」に併設されている野球場へ。 ここは阪神タイガースの秋季キャンプ地のようで「安芸タイガース球場」と命名されている。
安芸タイガース球場 阪神タイガース歓迎

再び、岩崎弥太郎生家に戻る。 生家のすぐ横には、岩崎弥太郎が幼少期に頻繁に上っていた山と、その山の上に「星神社」というのがある。 せっかくなので、歩いて星神社まで登ってみようと思って。 岩崎少年は30分くらいで駆け上がっていたらしい。 ザックにお茶と防寒着を入れていざ出発。 2時間かからないくらいで往復でき、途中から見えた景色は絶景だった。
登山道 安芸市 星神社

これで、今日行こうと思っていたところは全て回ることができた。 まだ16時位なのだが行く場所もないので香川に帰ろうかな。 どこかでお風呂に入ってもよいが、2時間ちょいで帰れるし、正直ちょっと面倒……
なので、寄り道せずに帰ることに。 高速道路で高松西ICまで戻ってきて、19時過ぎには帰宅。

2泊3日の高知龍馬マラソンの旅は楽しかったなぁ。 来年は日程が重なって出られていない京都マラソンとか、愛媛マラソンにも出てみたいなぁと思ったり。
色々やっていたら、夜は、寝たのが26時になってしまった。

太宰府天満宮

晴れ朝6時に起床。 アラームを6時15分と20分にセットしておいたが、旅先での興奮もあり、早く目が覚めてしまった。 朝はジョギングをしようと、ランニングできる道具を持ってきている。 着替えて朝のジョギングに向かう。 目的地は「平和台陸上競技場」。 工事で閉鎖されているので、昨日は寄りもしなかったけど、やはり一目見ておきたい。 それと数々のランナーを苦しめてきた41km過ぎにある、最後の上り坂を見てみたい。 ここから平和台陸上競技場まで、Google Mapsによると3.8kmとのことだった。 マップを見ながら走るわけにも行かないので、大体の方角と目印を覚えておき、走ってきた。 ペースはゆっくりでいい。 博多、中洲、天神を抜けていったのだけど、この辺りの交差点はほとんどが歩車分離式になっている。 そして待ち時間が結構長い。 走ってる時間よりも信号待ちの時間が長いんじゃないか?と思うような感じで走っていく。 福岡市役所の前を通り、「森になるビル」で有名なアクロス福岡を見ながら走っていく。 写真撮っておけばよかった。
平和台陸上競技場直前の上り坂は50mの距離で3m上る程度なのだが、最後の最後でこれはきびしい。 平和台陸上競技場は当然入ることができないので、外から写真だけ撮って、宿泊所まで走って戻ってきた。
千年門 平和台陸上競技場直前の坂 平和台陸上競技場 平和台陸上競技場

8時前に宿泊先を出発して、朝ごはんを食べる店を探して車でウロウロ。 福岡には「ウエスト」という名前の24時間営業のうどん・そば屋があり、その系列で1店舗だけカフェも運営している。 その「ウエストカフェ」で朝ごはん。
店の方式がわからず、そのまま席に座ろうとしたら「先に注文をしてから席を選んでください」と言われた。 「スペシャル定食」という焼鯖の朝ごはんが650円で、それにコーヒー+150円でつけたのだが、ものすごいボリュームだった。 食べきるのにかなり苦労した、朝ごはんは軽く食べて、これから太宰府に行くのでそこで何か食べようと思っていたのだが。
朝ごはん

食後は太宰府へ。 駐車場があちこちにあったが、市営駐車場に止めた、1回500円。 近隣には3時間400円の民間の駐車場などたくさんあった。
太宰府天満宮に来るのは初めて、学問の神様で有名な藤原道長が祀られているらしい? 参道をブラブラ歩いて、境内へ。 奥の院まで歩いて、更に奥に竈門神社というのがあるらしいので、そこに向かって歩いていったが、車道に合流した地点で行くのを諦め引き換えしてきた。
帰りは、一番初めに出現した店で「梅ヶ枝餅」という太宰府の名物を購入。 参道、境内など、至る所で130円で販売されている。 店によって味が違うと思うので、駐車場から考えて一番奥の店、つまり奥から歩いてきたので、一番初めの店で購入することにしたのだ。 熱々の焼き餅の中にあんこが入っている。 名前に付いている「梅」は味とは関係がない。
何店舗もあるので、食べ比べしてみたかったが、朝ごはんを食べ過ぎたせいで全然お腹が空いておらず…… この店と、妻が「かさの家」というところで購入したので、その2店舗でしか食べ比べができなかった。 かさの家の方が少し甘いような感じがした。
太宰府天満宮 太宰府天満宮 太宰府天満宮 太宰府天満宮 一番奥の店 梅ヶ枝餅


そして、お昼ごはん。 太宰府で食べていこうと思ったのだが、自分は全然お腹が空いていない。 妻と長男は、太宰府駅前にあった一蘭でラーメンを食べてきた。 昨日のラーメンがあまり美味しくなかった長男は、一蘭のラーメンは絶賛していた。 三女もお腹が空いておらず、わざわざ太宰府に来たのに、ローソンのからあげクンを食べていた。
揚子江という店の肉まん、福太郎という店の明太焼きおにぎりを食べて、太宰府天満宮を後にする。

他に行く場所がなく、イオンモール筑紫野で子供たちが買い物をする。
時刻は15時半くらい。 そろそろ帰ることを考えないと行けない。 他に行く場所もないが…… と思っていたが「糸島」に行ってから帰ることに。 帰る方向とは違う方向なのだが、この機会に糸島に行っておかないと、二度とこない可能性もあるので。 高速道路を乗り継いで50分ほどで、糸島の「二見ヶ浦」に到着。 いわゆる映えスポットなので、かなり賑わっていた。 ここで写真を撮ったり、撮影をお願いされたり。
二見ヶ浦 夫婦岩

17時過ぎに糸島を出発し、香川に向かって帰ることに。
高速道路の「古賀SA」で夜ご飯。 特に食べたい物がなかったのだが、最後にとんこつラーメンを、ということで、フードコートのだけど、とんこつラーメンを食べる。
とんこつラーメン

帰りは頑張って運転していたのだが、眠くて宮島SAに寄った後、すぐ先の沼田PAか奥屋PAにも連続で立ち寄って、ここで妻に運転を変わってもらって、助手席で眠る。
眠すぎて全然起きれず、25時40分くらいに自宅に到着し、そのまま風呂に入って寝て、26時40分くらいにベッドに移動して寝る。

福岡楽しかったが、1泊だとけっこうきつい。 行きはいいけど、帰りは山口の東部か広島付近でもう1泊してから、香川まで帰ってきたい。
もしくは時間考えないといけないけど、大分に抜けてフェリーで愛媛に戻ってくるか。

博多の森陸上競技場

晴れ今日から1泊で福岡県に遊びに行く。 主目的は福岡市の東平尾公園「博多の森陸上競技場」に行くこと。 ここの陸上競技場で、三女が九州大学大学院生、九州大学OB×2名、福岡女子大学の陸上をやっている選手たちに個人指導をしてもらうため。
なぜこんな繋がりができたのかと言うと、事の発端はポッドキャストの「Track Town JPN」の第93回「東大大学院古川大晃選手はこんな方です!そして「院カレ」開催にあたってのお願い」。
中学生の全国大会「全中・総体」のように呼ばれる「全国中学校体育大会」、高校生は「インターハイ」と呼ばれる「全国高等学校総合体育大会」、大学生は「インカレ」と呼ばれる「全日本学生選手権」がある。 だが、大学院生にはそのような全国大会が無く、「大学院」の「院」とかけて「院カレ」というのを開催する、昨年も実施し今年で2回目。 だが、私設大会のため知名度も無くスポンサーもつかない。 全国から大学院生を集めたいが、宿泊費・交通費がネックになる。 前回は「非公認」の大会だったため、記録は公認記録にはならない。 今回は「公認」で実施したい。 公認で出した記録は正式記録として認められるため、参加標準記録がある大会への第一歩となる。 そのための資金集めを「CAMPFIRE」というクラウドファンディングサイトで募集をするとのことだった。

支援したお礼をリターンというのだが、支援金額によってリターンは様々。 支援金額は500円~50,000円まであって、いくら支援しようかなぁと考えていたが、30,000円支援で「大学院生とマンツーマンレッスン」というのがあった。 開催場所が「東京・筑波・福岡」のどこかだった。 これでいいやって思って、これに支援することにし、開催場所は「福岡」で希望を出した。 東京は行く機会が結構あるのでパス、筑波は東京は1時間以上超えるのでちょっと遠い、行く機会があまりない福岡でいいやってことで、福岡にしたのだ。
それと、自分がレッスンを受けても意味はなくないが、あまり意味がないので、せっかくなので三女を受けさせることにした。 ただ、技術的なことを今回の1回のレッスンだけでやってもほぼ意味がないので、普段触れ合うことのない大学生の世代と一緒に陸上競技を楽しむというのを主目的にやってもらう。

院カレは3月26日に無事開催され、リターンのマンツーマンレッスンの打ち合わせを何度かして、今日を迎えた。 場所は福岡県福岡市の「博多の森陸上競技場」のサブトラックで16時から。 当初の予定では「平和台陸上競技場」が第一候補だったが、改修工事のため利用できなくなってしまった。 別にどの競技場でもいいのだが、平和台陸上競技場は福岡国際マラソンのスタート・ゴール地点なので、ちょっとだけ憧れがあったので残念ではあった。


そんなわけで福岡に16時までに到着できるように、朝5時半くらいに起床し、6時位に出発。 朝ごはんなどは昨晩ハローズで購入しておいたので、そのまま高速道路に直行。
福岡までは490km、ナビの到着予定時刻では6時間20分くらいかかると表示されていた。
高松道、瀬戸中央道、山陽道と走っていく。 子供がトイレというので、7時40分くらいに八幡PAで一旦休憩を入れ、一気に広島県の宮島SAまで走っていく。
宮島SAには8時40分くらいに到着し、で景色を見ながら20分くらい休憩をする。
宮島SA

高速道路は山口県へと入っていき、2019年の防府読売マラソンで、一人で防府まで運転してきたな、とか思いながら走っていた。
山口県は岩国・防府・萩に3回位しか観光に来たことがないので、南西部というのかな? いつか宇部とか下関の辺りも行ってみたいと思っている。

11時ちょうどくらいに、本州最後のパーキングエリア「壇ノ浦PA」に立ち寄ったが、関門橋が見える、かなり良いパーキングエリアだったので、偶然だけど立ち寄って良かったと思った。
壇ノ浦PA

関門海峡を関門橋で超え九州、福岡県へ。 福岡に来たのは多分2007/8/25~26以来、15年ぶりだと思う。
そのまま高速道路を走り、福岡ICで高速道路を降りる。 もう12時過ぎなので、お昼ごはんをどこかで食べなくては。 福岡なので博多ラーメンだなと思い、競技場に向かう途中にあった「天龍ラーメン」で、半熟煮玉子入りラーメンの大盛りを食べる。 天下一品もびっくりするくらいのこってり具合だった。 ラーメン好きの長男はあまり口に合わなかったようで、とんこつ独特の店の臭いがダメだったようだった……
半熟煮玉子入りラーメン

13時半くらいに博多の森陸上競技場に到着してしまった。 他に行くところもないし、道は混んでるので、どこか寄ったりしてたら遅刻してしまう可能性があったので、2時間半も早いがもう来てしまった。
暇なので、東平尾公園をうろうろしてみることに。
この公園自体は、陸上競技場×2、野球場×3、サッカー場、体育館、プール、テニス場、遊具のある公園などを備える、非常に巨大な公園だった。
目の前には福岡空港が見えており、公園の西側ではずっと飛行機の離着陸の轟音が聞こえる、あまりよくない環境のように思えた。 空港の目の前にマンションや中学校もあり、騒音気にならないのかなと思ったり。 陸上競技場は東側にあるので、飛行機の音は全くせず。 サッカー場ではJリーグの試合が17時からあるので、サポーターたちが盛り上がっていた。
博多の森陸上競技場 博多の森陸上競技場 BEST電器スタジアム 博多の森陸上競技場サブトラック

予定時間の16時になり、大学生たちと合流。 競技場は大人200円、子供50円で入場できるが、三女だけ入場させて、自分たちは外から見ることに。 中に入ってもいいのだけど、親が近くにいると三女が恥ずかしがって自分の意見を言わなかったりするので、離れていたほうがいいだろうと思って。 サブトラックはこの時間で200~300人くらい利用していた。 凄まじい数だ…… 屋島競技場とかだと、混んでる時でも50人くらいしかいないように見えるのだが……
小学生~大人まで、特に中高生が多く練習をしていた。 香川県の人口94万人、福岡県の人口510万人、5.4倍も違うが陸上人口は5.4倍の差どころじゃないのではないだろうか。
これだけたくさんの人が練習しているのなら、強い人の割合も香川よりは多く、それよりも同じ場で強い他の選手が練習している風景が見られるというのが、全然違うのだろう。 さらに、他校がどんな練習をしているのか一目瞭然だし、正のスパイラルが働いているのだろうなと、ものすごい実感した。

アップをした後、ラダーと縄跳びでで体を自由自在に使うトレーニングをし、1000m、400m、70mのタイムアタックをやってくれた。 福岡の人からしたら当たり前なのかもしれないが、競技場利用人数が多すぎるので大学生が前後右を囲む感じで隊列を組んで走ってくれた。 1000mが4分01秒、400mが85秒、70mのタイムはわからないが、大学生はスタート地点が100mのスタート地点だったが、それより速かったので12秒くらい?

90分の練習はあっという間だったが、体力的にそれより長くてもあまり意味のない練習になってしまうと思うので、ちょうどいい感じだったのだろう。 最後には慣れて恥ずかしさもなくなっていただろうか?
お土産を渡し、お土産をもらって、今回の練習会は終了となった。 4人も集まっていただき、慣れない子供の指導をしていただき、ありがとうございました。

練習会が終わってからは、今夜宿泊する場所へ。 今回は大人2名、中学生1名、小学生1名なので、普通のビジネスホテルなどに泊まると、素泊まりで3万とかしてしまう。 どうせ寝るだけなのでAirbnbで宿泊先を確保しておいた。 1棟丸ごと貸し切りの一軒家「AIRSTAR博多ハウス」で、15,000円。 外観はオンボロ一軒家だけど、中はリフォームされていて綺麗。 ダブルベッド2つに、ソファベッド1つあり、4人で寝るには十分。 博多駅へも徒歩数分で行けて、コンビニも近い。 問題は駐車場だったが、徒歩5分くらいの場所に、18時~翌朝8時まで上限300円の場所があったので、そこに止めた。 そこが一番安くて、その駐車場から50mくらい離れた場所だと、上限1,500円とかあったので、探して良かった。
運営してるのは、民泊の業者みたいな感じの人なので、ホテルと同じような感じで、特に気を使わず、対面もせずに泊まることができた。 一人で泊まるならホストと交流あってもいいかなと思うけど、今回は家族でなので、ドライな方がありがたい。
宿泊場所 部屋の中

夜ご飯は食べる店を探して歩いたが、居酒屋ばっかりだったので、博多バスターミナルビルのレストラン街で「竹乃屋」という、焼き鳥・モツ鍋の店へ。 レストラン街なので子供連れでも大丈夫だろうから。
ここで、ようやくビールを飲むことができ、ビールと日本酒を飲んで、焼き鳥やモツ鍋を食べてお腹いっぱい。 7,800円くらいだった。 帰りにコンビニに寄って追加でビールと日本酒を購入、妻も子供たちもすぐに寝てしまったので、一人でスマホいじりながら飲んでいたが、朝早かったこともあり、23時過ぎくらいには寝てしまった。
博多駅前

大山ホワイトリゾート 2日目

曇りのち雨昨日の朝の駐車場はギリギリだったので、今日は8時過ぎには出発したいと思い、朝食は7時からにしておいた。 6時半くらいに起床して、大浴場で寝癖を直してから朝食へ。 大浴場に行くとき、寝起きすぎて、マスクを持っていくのを忘れてしまった。 タオルで口元を覆って凌いでいたのだけど、マスク忘れるだけで、ものすごい悪いことをしている気になってしまう。

朝食バイキングも昨日と同じ内容だったが、朝はあまりガッツリ食べられないので十分だった。 荷物の準備をして、8時10分くらいにホテルをチェックアウト。 館内のお土産屋でお土産を購入してスキー場へと向かう。
駐車場には8時半くらいに到着して、既に第一、第二駐車場は満車だった。 第四駐車場は空いていたが、面倒なので値段が500円高いが、屋内駐車場に止めてしまった。

今日も用具一式レンタルするのだが、昨日学んだ感じだと、自分の小物は手袋だけでよい。 ゴーグルは全く使わず、帽子は普段使ってるやつで代用できそうだった。 子供たちは自分の手袋使っていたが防水じゃない化繊のものなので、全員の手袋だけレンタルすれば良さそう。
昨日と同じくウェアに着替えてから、板を受け取ってスキー場へと向かう。 1日しか経ってないが、みんなで初心者コースを何度か滑って楽しむ。 三女はスキーするより、雪で遊ぶのが楽しいらしく、スキー場の隅の方で、また雪遊びをしていた。 楽しくスキーをしていたが、11時過ぎに雨が降ってきてしまった。 スキー場なので雨じゃなくて雪だと思っていたのに雨。 ウェアは全然濡れないのだけど、手袋がどんどんと濡れてくる。
スキー場

13時前にお昼ごはん、豪円山ロッジは全然種類がないので、アクセスリフトのすぐ横にある「ぎんれい」というところでお昼ごはん。 子供たちはラーメンを、自分は唐揚げピラフを食べた。
唐揚げピラフ

午後からは、子供たちが遊んでいる間に、中の原エリアに行って来たり、また子供たちと滑ったりで、手袋が濡れて手が冷たかったが、なんだかんだで16時過ぎまで遊んでいた。
楽しいスキーが終わり、レンタルショップに道具を返却して、車に戻ってようやく一息。 足が非常に疲れたのと、右足のふくらはぎが負傷したくらい痛い筋肉痛に襲われている。

さて、どこかで夜ご飯を食べてから香川に帰るか。 この辺り、何も食べる店がないので、一旦米子の方に出てみる。 で、米子駅周辺をうろうろしてみたが、全国チェーン店くらいしかご飯を食べる場所が見つからず…… 記憶を辿ってみると、前にもこんなことあったなと思ったが、その時はどこで食べたのかが思い出せない。 仕方なく、帰りの高速道路の溝口ICを目指して走っていて、米子南ICを通り過ぎた辺りで、「この景色見たことある」と記憶が蘇ってきた。 小さな丘を超えた先で、偶然いい店を発見して食べた。 が、どんな店だったか覚えていない。 走ること数分、以前食べた店を発見した。 店を見たら、記憶が蘇ってきた。 今日もここで食べることにした。
おふくろ」という店。 前回の記事はこちら

店に入ってから前回何食べたのか調べたら「焼サバ定食」だったので、今日は違うものを。 「赤魚煮付け定食」を食べることにした。 長男は天ぷらうどん、三女はとんかつセット。 三女のは絶対多すぎて残す。
予想通り三女のが半分以上残ったので、長男と2人で手分けして食べて、注文したものは全部完食。 赤魚煮付け定食が1,600円、とんかつセットも1,600円、天ぷらうどんは750円かな? 合計で3,950円だった。
赤魚煮付け定食

18時半くらいに店を出て、帰りは溝口ICから高速道路へ。 途中、眠くなったので総社PAで休憩。 そこからはAmazon MusicでEvery Little Thingの曲を流しながら帰ってきたら、懐かしすぎて全然眠くならずに、21時15分くらいに帰宅。
風呂に入った後は、疲れすぎていて22時過ぎに就寝。

今回のスキー旅行は非常に楽しかった。 子供たちはスキーもスノーボードもやったことがなく、そもそも雪のある山に行く機会もないので、よい経験になったと思う。 次はいつ行くかわからないけど、全員の手袋は購入してもいいかなと思った。

今回のスキーでかかっただいたいの費用は下記。
宿泊やスキー関連で97,800円、それに加えて高速道路が往復13,000円くらい、480kmくらい走ったのでガソリンが7,000円くらい。
スキー場での食事や飲み物が4,000円×2日、コインロッカーが300円×2日、最終日の夕飯が3,950円。
リフト券6枚返却で3,000円バック。
なので、合計で13万円くらいかかった計算になる。 今、家にある最高スペックのパソコンが同じくらいの金額だ……
正直高かったが、金額に見合う体験は出来たと思う。

ホテルに2日間の大人、子供×2のリフト券が含まれてるのだけど、リフト券は大人4,900円、子供3,500円なので、2日分で、実質23,800円がリフト代。
なので、ホテルは2万円くらいで朝晩バイキング付きの2泊だったことを考えると、非常に安いのではないだろうか。

ホテル(54,300円)
大人:13,150円×2泊=26,300円
子供:6,575円×2人×2泊=26,300円
地ビール:700円×2=1,400円
入湯税:150円×2泊=300円

スキーレンタル(34,500円)
大人ウェア:3,900円×2日=7,800円
大人スキー:3,900円×2日=7,800円
キッズデーウェア:1,500円×2人=3,000円
キッズデースキー:1,500円×2人=3,000円
子供ウェア:2,600円×2人=5,200円
子供スキー:2,600円×2人=5,200円
小物3点セット:1,500円
グローブ:500円×3つ=1,500円

スクール(6,000円)
子供:3,000円×2人=6,000円

駐車場(3,000円)
1,500円×2日=3,000円

大山ホワイトリゾート 1日目

晴れ朝7時過ぎに起床。 朝食は7時45分からなので、その前に大浴場でひとっ風呂浴びておく。 昨夜ひげも剃ってないので剃りたいし。
朝食バイキングもたらふく食べてお腹いっぱい。

8時50分くらいにホテルを出発して、スキー場「大山ホワイトリゾート」へ。 ホテルからスキー場までは、車で10分くらいだろうか、全然遠くない。
スキー場の駐車場に到着間際に、駐車場渋滞が出来ていた、まだ9時10分くらいだし、全部で400台くらいは止められると思うのだが、もう満車なのか? 諦めて、少し外界にある臨時駐車場に戻る人もいた。 臨時駐車場からだとスキー場まではシャトルバスで来ないといけない。 駐車場待ちの渋滞はちょろちょろ動いていたので待つことに。 10分くらい待って屋内駐車場に入ることができた。 料金は1,500円、屋外だったら1,000円だったが空いてないので仕方がない。 ちなみにシャトルバスだったら駐車場は無料で大人500円、子供200円なので、うちの場合は900円。 値段は安いが、利便性を考えるとシャトルバスはつらい。 屋内駐車場はかなり狭くて、止めるのに非常に苦労した。 すぐ横の軽自動車用の場所にでかいデリカが止まっていたのではみ出してるしスペースが全然無く…… なんとか止めることが出来て、準備をして出発。 出発する頃には、屋内駐車場も満車で閉鎖されたので、間一髪だった。 あと10台くらい後ろだったら止められなかったかも。

スキー用品は「レンタルショップホテル大山」というところでネット予約しておいた。
自分の分はスキーセット+ウェア、子供たちの分はスキーセット+ウェア+スクール+リフト券。 リフト券は宿泊についているのでいらなかったが、スクールはリフト券つきのしかなかったので。 スクールは個別に申込みもできるのだが、面倒なのでここでやってしまった。 リフト券だけ外すこととか、多分できるだろう、ということでこのプランにしたのだ。
スキー場に着いてから知ったのだけど、大山ホワイトリゾートの公式サイトには、レンタルショップは「レンタルショップホテル大山」しか無いような記述に見えるが、実際行ってみると、数店舗あった。 アクセスリフトというゲレンデに上がるリフトの前に5軒くらい? アクセスリフト上がって、ゲレンデの入口に1軒。 そもそも存在知らなかったので料金比較とかしてないので、どこがいいとかわからないのだが。

レンタルショップの人はとても丁寧でいろいろ説明してくれた。 リフト券も外すことができたので料金は少し安くなった。
まずウェアに着替える。 いらない荷物などは300円のコインロッカーに置いていく。 ウェアを着た後はスキー用の靴を履く。 これがかなりガッチリしていて足が疲れそうだった。
それから板をセットしてみる。 セットの仕方がわからなかったので説明してもらったが、つま先を入れてからかかとに体重をかけるだけらしい。 外すときは、かかとのロックをストックで押して解除して外す。
何度か練習して板の脱着はできるようになった。
子供たちはニット帽や手袋を持ってきているが、自分はフリース素材の手袋しかなかったのでニット帽+ゴーグル+グローブの小物3点セットを借りた。

アクセスリフトは無料で乗ることができ、それに乗ってゲレンデへ。 まずはスクールの手続きをしないと行けないので、豪円山ロッジのスクール受付で紙に記入して、料金を支払う。 レンタルの方にスクールはついているが、スクール料金はそちらでは払っていないので別途。 レンタルショップ提携で3,500円のところが500円引きの3,000円になった。 子供たち2人で6,000円。
スクールまで20分くらい時間があったので、長男と三女は板の脱着の練習したり、平らな場所をストックで進む練習をしたり。

そしてスクールが始まった。 レベル別に分けられるみたいで、先生はかなりの人数いて、5グループ以上に分けられたと思う。 長男と三女は未経験なので一番下のレベル。 もう1人同じレベルの人がいて、3人で習うことになった。
自分が見ていても邪魔になるだけだろうなと思って、スクールの様子はあまり見ずに一人で滑ってくることに。

滑ると言っても、スキーは今回が2回目。 1回目のスキーは高校1年生か2年生の時の冬休みに、登山部の顧問に連れて行ってもらった。 それ以来だから、23年ぶりくらいだろうか? と思って、過去の日記を探してみたが、さすがに高校生の頃は書いてないので記事自体は存在しないのだが、2005年に初めてスノーボードに行った時の、旅行予約した日の記事を見たら「スキーは2度」と書いてあったので、高校1年、高校2年で、それぞれ行ってるのだなと思った。 家族でも友達同士でも行ったことはないので、部活以外考えられない。 どちらにしろ、23年ぶりくらいなので、全く覚えていない。 先程レンタルショップで聞いたように、スキー板の装着の仕方すらわからなかったので……
初心者コース

目の前には初心者コース。 一応、理屈的には曲がり方やブレーキのかけ方は分かる。 あとは体が思い通りに動かせるか、恐怖はないか、という問題。
だが、いざ滑ってみると、一番最初こそ怖かったものの、23年ぶりにしては以外に滑ることができた。 おっかなビックリなところはあったが、とりあえず下まで転倒せずに滑ることができた。
リフト乗るのも難関だが乗ることはできた、問題は降りる時だな。 降りる時もなんとかなって、子供たちがスクールでいない間、自分の練習ができる楽しい時間となった。
5回くらい滑った後は、中級コースに行ってみようと思って、中の原エリアへと向かった。 エリア移動するのがちょっと大変で、緩やかな上り坂を板をかついで200mくらい歩かなくてはならない。 上手い人なら、少しくらいの上り坂、板を履いたまま滑っていけるのだけど、自分じゃ無理だ。
で、中の原エリアの中級コースに挑戦してきた。 斜度が、初級者コースの一番急なところより、常に急な感じで、さいしょメチャメチャ怖かった。 が、何とか滑ることができ、2度位リフト乗って挑戦してた。
転倒しそうにはなったが、一度も転倒せずに楽しむことができた。 それから初級者コースに戻ったら、メチャメチャ簡単だった。
中の原エリアの下部

2時間のスクールが終わって、子供たちは板すら履けない状態だったのが、八の字で曲がりながら滑ってくるようにはできるようになっていた。 たった2時間でここまで進歩するんだな、さすがスクールだな、と思った。 仮に自分が教えたとしたら、ひたすら転んで練習するしか無いと思うので、恐怖心が先に芽生えてしまうかもしれない。 八の字で下りてくるのは基本で「八の字」について何とも思っていなかったのだけど、スクールでは「八の字」とは教えず「さんかく」と教えていた。 おそらく幼稚園児や一年生などもこのレベルに入ってくるので、「八の字」と言っても理解できないからかと思った。 そういう点でも色々と発見があった。

お昼は13時過ぎに豪円山ロッジで食べたが、メニューが5種類くらいしかなくて、全然美味しそうなものがなかった。 子供たちは700円の玉子丼、自分は950円のカツカレーを食べた。
カツカレー

午後は子供たちと一緒に初心者コースを滑って遊んだり、端っこの方の雪がすごい積もっているところで雪遊びしたりで、営業終了の17時までたっぷりと遊んだ。 ずっとスキーの靴履いていたので、足が痛いがとても楽しかった。

ホテルに戻って大浴場で汗を流して、18時半からは夜ご飯のバイキング。 メニューは昨日と同じものだったが、昨日と今日で全種類食べることが出来た。 また地ビールを飲んでしまった。
部屋に帰ってからは、子供たちとタブレットで遊んだりしながらビールを飲む。 皆「全然眠くない」と言っていたが、21時位に消灯してから10分も経たずに寝ていた。

自分も非常に疲れたし、やることが何もないので22時半くらいには寝てしまった。

鳥取へ

晴れ今日は仕事を15時半までにさせてもらっている。 土日にスキーに行くので、今日出発して夜はホテルに泊まり、朝に大移動しないでいいように。 鳥取の大山に行くので、軽く3時間はかかる。 なので、9時に到着したいのならば、朝6時には出ないと行けず、それはあまり現実的ではない。 なので前日移動することにしてあるのだ。 宿泊費が1日分多くかかってしまうが、朝移動するよりはマシな感じがする。

子供たちが学校から帰ってきたらすぐに出発するので、ほとんどの荷物は昨日準備してある。 子供たちが帰ってきて、16時位に出発。
平日なので高速道路のETC割引がないが、高松西ICから、高松道、瀬戸中央道、山陽道、岡山道、中国道、米子道と乗り継いで溝口ICへ。 途中、高梁SAと蒜山高原SAに寄ったが、蒜山高原SAは真っ白な雪景色だった。
途中で雪の中の運転になったが、スタッドレス履いているとはいえ、最近はあまり雪道運転することもないので、少々緊張した。 片側1車線の高速道路なので、前に遅いトラックがいてくれて助かった。
蒜山高原SA

宿泊するホテルは「ロイヤルホテル大山」という場所、じゃらんでスキーリフト券付きのプランを予約した。
2泊とも朝晩のバイキング付き。 せっかく旅行に来てるのだから、夜ご飯はバイキングじゃなくて、普通の料理がいいし、何なら外に食べに行くのもいいが、今回はスキーが目的のため、クタクタの体で外に行くのは、しかも子連れは厳しそうだったので、バイキングだけどいいやって思って。 子供たちはバイキングの方が嬉しいかもしれないが。 部屋は洋室・和室・ファミリールームと料金が変わらなくて、どれでもいいので「ホテルおまかせ」にしたらファミリールームだった。 ベッド×2、無理やり設置したベッド×1と畳があって、畳には布団が2組敷けるようになっていた。
ロイヤルホテル大山 ファミリールーム

夕飯のバイキングを食べ、部屋に缶ビール買ってあったのだけど、食事中に地ビールを飲もうと思って注文して飲んでしまった。 大浴場で疲れを癒やして、明日に備えて寝る。 電気を消した部屋でやることは何もなく、11時過ぎには寝てしまった。
が、25時位に地震があって目が覚めてしまった。 テレビをつけたら大分県で震度5強とのことだったが、特に続報も無いので再び眠る。

宇和島観光

晴れ今日はトライアスロン前日のため、宇和島まで移動し宿泊する。 せっかく宇和島まで行くのだから、観光をしようと思って、家を朝8時前に出発する。 三女は妻に送って行ってもらった。
高松西ICから高速に乗って宇和島を目指す。 石鎚山SAで一休み。 まだ9時半くらいなのでいいペース。 いつもならすぐ眠くなるのに今日はまったく眠くならずにスイスイと進んでいける。 朝ごはん食べてなくてお腹が空いたのだけど、宇和島で美味しいお昼ごはんが待っているので、小さいバームクーヘンみたいなやつ一つだけ買って、お腹を膨らませる。

松山ICを通過し、普段なかなか通ることのない松山自動車道の一車線区間へ。 大洲で一旦松山自動車道は終わってしまい、大洲有料道路というのになる。 それを通ったら、再び松山自動車道。 今度は無料区間となっている。 そこを走って、宇和島に到着。 高速を下りてすぐのところに「道の駅 きさいや広場」というのがあったので、そこに寄ってみる。 物産を見たけど、特に今欲しい物もなかった。 ここに観光案内所が隣接しており「レンタルサイクル」の文字が目についた。 トライアスロンに出るので、自転車は車に積んであるけど、荷物をまったくモテないし、ちょろっと自転車で観光するには向いていない。 レンタルサイクルを借りてしまおう。 ママチャリが1日500円で借りることができた。 「宇和島は初めて」ということを伝えたら観光マップと、九島というところの紹介を受けた。 九島は名前の通り離島。 宇和島からすぐのところにあるのだけど、橋が4月3日に開通したばかりだという。 今までは船しか交通手段がなかったので、島の人はかなり便利になったとのこと。 その九島には橋を通って自転車でも渡ることが出来て、島一周は10kmらしい。 トライアスロン前日にママチャリで10kmは走りたくないけれど、九島に上陸はしてみたいかも。

だけどまずは定番のスポットを観光しなくてはならない。 「宇和島城」に向かう。 駐輪場に自転車を止めて、天守閣に向かって歩いて行く。 けっこう急な道だった。 せっかくなので天守閣にも入る。 「藤堂高虎」という人が作った城らしいけど、歴史は詳しくないので戦国無双で雑魚武将として出てきたな、くらいの知識しかない…… 天守閣からの眺めは綺麗だった。 宇和島は昔は目の前が海だったのだけど、埋め立てて今のような地形になったらしい。
宇和島城 宇和島城 宇和島城 宇和島城 宇和島城 宇和島城からの景色 宇和島城からの景色 宇和島城からの景色

それから資料館へ。 資料館では案内の人がすごい詳しく説明をしてくれた。 宇和島城の石は海からもってきたらしい。 石切り場が無く、仕方なく海から石を運んできたので、波の跡のようなものが、城壁にはついているとのことだった。 他にも「藤堂高虎」のことを教えてくれた。 高松城、丸亀城、大洲城、今治城、和歌山城などの城を作って築城技術に長けていたらしい。 「なぜそこに城があるのか?」というのを考えると、歴史は面白いと教えてくれた。
武将の名前を忘れてしまったのだけど、江戸時代になって徳川家康が大阪から江戸に都を移した。 大阪にいる武将には何万石あがるから、別の地方に言ってくれ、と言っても聞き入れてもらえなかった。 力のある武将なのでいつ謀反というか反乱を起こすかわからない。 そのため大阪の近くには強大な城が必要だ、ということで、あんなに巨大な姫路城が作られた。 姫路城は数年前の改修工事で真っ白に生まれ変わった。 が、真っ白なのは3年くらいの間しか見られないらしい。 だんだんと黒ずんで来るとのこと。 その理由が、壁の材料に海藻を使っているからだという。 その海藻から発生する黒カビが、黒ずみの原因。
しかし海藻を使うのには理由がある。 普通の城は、木の板にオイルみたいなのを塗って黒くしてあるという。 だが、それは火の攻撃に弱いらしい。 そういうのを想定して姫路城は作られているという。
高松城はなぜ必要だったのか? それは大阪に包囲網を作るため。 そのため瀬戸内にも城が次々と作られていって大阪を包囲していったとのこと。
だが、宇和島城はまったく理由が違う。 建前としては包囲網の意味があるのだけど、そもそも戦いを想定して作られた城ではない。 それは階段を見ればわかるとのこと。 普通の城では階段は部屋のど真ん中にある。 敵に攻められた時は階段を外して、上の階に上がれないようにする。 だが、宇和島城では階段は壁際にある。 なので階段を外しても、壁伝いに上に上がることができてしまう。 といううんちくを教えてもらった。 もっといろいろなことを教えてくれたのだけど聞いて頭のなかに記憶していただけでメモなどしていなかったので、他は忘れてしまった……
ついでに、「お昼ご飯に鯛めしを食べたい」と言ったら「鯛めしはオススメじゃない」と。 店で食べるのはもったいない、家でも簡単に作れるので、とのことでレシピを教えてもらった。 上にのせる魚は鯛でなくてもいいらしい。 マグロでも。
タレは、めんつゆ大さじ3杯に、卵の黄身を2つ入れる。 季節に合わせて薬味は刻みネギやミョウガなどがオススメ。 上にのせる魚がマグロなら大葉もオススメとのことだった。 宇和島でオススメの食べ物は「伊予さつま」とのことだった。 それを食べに行こう。 「道の駅で食べるのがいい」と言ってくれたのだけど、道の駅まで戻るの面倒だな。 道の駅のフードコーナーは普通の店の「道の駅店」みたいな感じなので、道の駅に入っている店の店舗に行けば同じものが食べられるだろう。
観光スポットも聞いて「伊達博物館」「天赦園」は定番なのでオススメ、それと「多賀神社」と教えてもらった。 加賀神社は性に関するものがあるらしい……
資料館横の小屋

自転車に乗って「宇和島きさいやロード」という商店街を走っていく。 商店街には大漁旗が掲げられていた。
きさいやロード

お昼は「かどや」というお店に行く。 宇和島名物を食べなくてはいけない。
まずは「ふくめん」。 下にはこんにゃくが敷いてあって、みかんの皮、桜でんぶ、ネギ、でんぶ、の4色で綺麗に彩って作る料理らしい。 見た目は綺麗なのだけど、かき混ぜて食べるのだって。 甘くて美味しかった。

そして伊予さつま。 これは味噌だれをご飯にかけて食べる料理らしい。 これもなかなか美味しかった。
お腹もいっぱいになって、観光を続ける。 宇和島には有名人が住んでいたりスポットが結構あるので、それらを見て回る。 特にその有名人のことを知っているわけではないけれど……
ふくめん 伊予さつま

穂積橋、高野長英の隠れ家、児島惟謙の生誕地、穂積陳重・八束の生家跡、児島惟謙の象、大和田建樹の生家跡、松根邸跡、というのを見て回る。
穂積橋 高野長英の隠れ家 児島惟謙の生誕地 穂積陳重・八束の生家跡 児島惟謙の象 大和田建樹の生家跡 松根邸跡

そして、「伊達博物館」へ。 いろいろ展示されていたけど、伊達家のこととか全然わからないので……

次は「天赦園」へ。 日本庭園みたいなやつ。 竹が有名らしく、かなりの種類の竹が紹介されていた。
天赦園 天赦園 天赦園 天赦園 天赦園 天赦園 天赦園 天赦園 天赦園 天赦園

次はちょっと自転車を走らせて九島に向かう。 開通したばかりの橋が見えてきた。 橋を渡って九島に上陸。 だが、一周はしないし、橋を渡ってすぐのところに展望台があったので、そこを見ていく。 展望台から見る橋は立派だった。 地元の人も大助かりだろう。
九島大橋 九島大橋 展望台からの景色

最後のスポットは「多賀神社」。 神社なのに性に関する展示が多数あった。 が、エロティックなものではなく、どちらかというと歴史や民族を勉強するようなものだった。
多賀神社

今日は結構観光して楽しかったな。 まだ17時位で早いけど、自転車を返してホテルに向かおう。 本日泊まるホテルは「宇和島グランドホテル」。 名前は立派だけど築30年~40年はいってそうなホテルだった。 まぁ寝るだけなので問題はない。 同じ系列で「宇和島国際ホテル」というのが徒歩30秒くらいの所にあるのだけど、そこの大浴場が使えるみたい。 部屋のユニットバスよりは大浴場のほうがいいしな。 朝ごはんもついている。
宇和島グランドホテル

少し部屋でくつろいでから夕飯を食べに行く。 明日トライアスロンなので、お酒は飲めないし、あまりたくさんも食べられないな。
いい店を探してウロウロしていたら「たかはし」というお店を発見した。 外から店内がまったく見えず入るのを躊躇いそうだったがいいや、入ってしまえ。 中に入ったらお客さんはおらず、カウンター席へ案内される。
けっこうメニューが豊富で「夕食セットA」みたいな名前のやつを頼んだ。
小鉢が2つ、(焼き魚、煮魚、もう1つ何か忘れた)の中から2品、刺し身、ご飯、味噌汁だったかな。 魚が好きなので、焼き魚と煮魚を頼む。
焼き魚はイワシ、アジ、イサギを選べるみたい。 イサキかと思ったら宇和島ではイサギというらしい。 イサギの塩焼きにした。
煮魚は、何の魚か忘れてしまったけど、あら煮だった。 それか「麻婆豆腐」と言っていた。 全然煮魚じゃないじゃないか! あら煮にした。
今日は飲まないつもりだったのだけど、ビールに日本酒まで飲んでしまった。
「グランドホテルに泊まっている」と言ったら、一品サービスしてくれて「カメノテ」という見た目グロテスクなイソギンチャクの仲間を、煮たようなものを出してくれた。 上下をひねって切断して、中の貝柱みたいなやつを爪楊枝ですくって食べる、食べ方を教えてもらった。 見た目は微妙だけど味は美味しかった。
刺し身は、3種盛りか5種盛りか覚えてないのだけど、気になるのが1つだけあった。 シルバーに光っている魚で、最初タチウオかと思ったけど、違くて、なんの魚かわからないので聞いたら「キビナゴ」という魚だった。
夕食セットAとは別に「じゃこてん」「鯛めし」も頼んでしまった。 もうこれ以上食べられないほどお腹いっぱいになってしまったが、めちゃめちゃ美味しかった。
こんなお店を発見できたのはラッキーだったな。
カメノテ 鯛めし

ホテルに戻って、国際ホテルの大浴場で体を温めて寝る準備をする。 明日は8時にはホテルを出たいので、7時から朝食をとらなくてはならない。
寝坊しないようにしなくては。

太秦映画村

晴れ6時前に起床。 今日は京都の太秦映画村に行く。 時代劇の撮影とかをしているところらしい。 6時半位に家を出発。 高松中央ICから高速に乗って、京都南ICを目指す。 いつもは淡路SAで休憩するのだけど、今日は通過して、一気に西宮名塩SAまで走ってしまった。 西宮名塩SAで休憩をして、京都を目指す。 ここまで来たら、京都はもう近いのだけど、渋滞情報が出ており、京都南ICまで14kmの渋滞となっていた。 が、混んでいるは混んでいるけど、それでも時速20kmくらいでは動いており、思っていたより渋滞にもはまらずに到着。

京都市内を走り抜けて、太秦映画村に到着。 今日は妻の大阪の友達「タケ」も遊びに来る。 タケは旦那さんの「スーさん」と一緒に、電車とバスを使ってやってきた。
一緒に映画村に入村する。 映画村に来るのは初めてだな。
太秦映画村

園内を散策して、実際の映画撮影で使われる村や馬を見たり、アニメの歴史を見たりする。
途中で武士や舞妓のコスプレをした外国人が園内を歩いていたのだけど、日本人観光客に大人気で写真をねだられていた。 てっきり、スタッフかと思った。
お昼は村内のお店で、丼ものを食べる。 気温がものすごい暑かったので、何杯も冷たいお茶をがぶ飲みする。
太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 馬 太秦映画村 太秦映画村 お昼ごはん

午後からはショーみたいなやつを見る。 まずは「がまの油薬」という大道芸と書かれていたやつで、当時の薬売りを再現したような内容だったのだが、あまりおもしろくなかった……
その次は、時代劇のアクション物。 猿飛佐助と服部半蔵のバトルを描いた作品で、これはけっこう面白かった。
その後、南町奉行所や吉原などを見たが、時代劇を全然見ないので、これがどのシーンで使われてるのかわからないし、南町奉行所というのも知らないので、あまり楽しめなかった……
がまの油薬 アクションショー 太秦映画村 南町奉行所 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村 太秦映画村

帰りはタケとスーサンを乗せてタケの家に向かう。 今夜はタケの家に泊まらせてもらうことになっている。 ホテル代が浮いてラッキー、そうでなければ、たぶん日帰りで帰っていたな。

夜は「きん太」というチェーン店のお好み焼き屋でご飯をお腹いっぱい食べて帰宅。
タケの家ではビールを飲みながら雑談して、12時前くらいには寝てしまった。