【徳島】風呂塔

曇り今日は登山。 5時半の目覚ましで起きるのだけど、もう5分寝ようと思って、目覚ましを切ろうとしたのだが、なぜかスマホがフリーズして切ることができない。 アラームがけたたましく鳴り響くのだが、電源すら切れない。 もう5分寝ようと思ったのに、妻や三女を起こしてしまうので、そのまま起きるしかなくなってしまった……
昨夜全然準備をしていなかったので、準備をして出発。 今日はとても温かいが、天気が怪しい。 今の時点では雨は降っていないが路面は濡れている。

雨の中お昼ごはんを食べる前提で、山小屋か東屋があるところに行きたい。 お亀岩避難小屋がある天狗塚は登山口まで3時間かかるのでパス。 一ノ森避難小屋がある一ノ森は、つい先日近くの登山口の平成荘に行ったので、登山口までの道中が通ったばかりなのでパス。 八面山もつい最近行ったのでパス。 石鎚山は遠いのでパス。 となったら、徳島も愛媛もほとんど行く場所が無い。
仕方ない、風呂塔にでも行こう。 風呂塔は山頂の手前に東屋がある。 キャンプ場跡からだと30分くらいで登れてしまうので、深淵からのルートにしよう。
深淵からのルートは4年くらい前に1度歩いたきりで、その時は風呂塔に辿り着く前に道に迷ってしまった。 迷った箇所も正規ルートも判明しているので、今回は迷わずに行かなくてはならない。

国道438号線の三頭トンネルを抜けて徳島県へ。 県道12号線を西に進んで、三加茂付近のセブンイレブンで仮眠してしまう。 眠くてやばかった。 今は7時なので、目覚ましを1時間後にかけたのだが起きられず…… 起きたのは9時過ぎだった…… セブンイレブンでおにぎりを2つ購入し、深淵を目指す。

冬季は深淵~落合峠が通行止になるほど雪が降るのだけど、今年は全く雪が無く、深淵にたどり着いてしまった。
空き地に車を止めて、登山の準備をして出発。 今日は15度位あるので、いらない冬の装備は置いていこう。
冬用の手袋2つ、12本爪アイゼン、スノーバスケットを置いていく。 ダウンは一応持っていく。 深淵の看板から山の中に入っていく。
駐車地点 登山口

廃屋が何軒か出迎えてくれる。 廃屋の裏手から、ボロボロになった丸木の階段を登っていく。 しばらくはこの階段の地帯が続く。 階段なので、傾斜はきつめだ。
階段を登り切った所で尾根道に合流。 風呂塔は左手に向かって進んでいく。 尾根道は右手にも続いているし、この合流地点に看板とかがないので、下山時に通り過ぎないように気をつけなくてはいけない。
登山道 登山道

尾根道は悪い道だった。 人があまり歩かないからだろうけど、道も固まっておらず、一応赤テープはついているので道に迷うことはないのだけど。
途中展望の良い場所があり、深淵が綺麗に見えた。 下界は晴れ、山の上は雲がかかっている。
登山道 深淵

細かいアップダウンを繰り返しながらどんどんと進んでいく。 以前、鉄塔みたいなのがあったと思われる場所には、残骸が転がっていた。 4年の間に倒れたのか破壊したのかわからないけれど……
風呂塔まで750mの看板の先、前回誤った道に進んでしまった箇所までやってきた。
ぱっと見ると、道は右手に続いているように見える。 左手にも道が見えるが、これは下っているので間違いだとわかる。 前回はそのまま右手に進んでいってしまった。
が、右手も左手も不正解で、そのまま真っすぐ登って行くのが正解。 まっすぐに、登る道を歩いて行く。 傾斜が一気にきつくなってペースが落ちる。
分岐

ゆっくりゆっくりと登って行く。 しばらく歩くと左手に東屋が見える。 ここは屋根があるので、多少は雨がしのげる。 先に山頂に行って、後でお昼にしよう。
山頂まで一気に登ってしまう。 山頂直前は再び丸木の階段が出現する。 そして、山頂に到着。
ガスっていて全然景色は見えない…… ここまで1時間しかかかってなくて、全然歩いていないのだけど、今日はこの先の火打山に行く気分でもないし、もう下山してしまおう。
登山道 東屋 風呂塔山頂

先ほどの東屋でラーメンでも食べようかなと思ったのだけど、わざわざ立ち寄って作るのも面倒なので、ラーメンは諦めて一気に下までおりてしまおう。
ということで、あっという間に下山。
木の階段

風呂塔の登山は、何だか微妙なものになってしまった…… やっぱり天気が悪そうな日の登山はダメだなぁ。

その後は大野原へ次女のミニバスを見に行った。 吉野川SAから高速道路に乗り、川之江東JCT経由で大野原まで。 徳島道はほとんど乗る機会がないので新鮮だった。
1時間半ほどバスケを見て、一般道で戻る。 帰りは山本町の「まなべうどん」でぶっかけうどんを食べて、瓦町FLAGの本屋に行って、レインボーの宮脇に寄って帰宅。

明日は三女の誕生日で、1日早いけど、今日は三女の誕生日を祝う。 夕飯はスシローに食べに行って、家ではケーキを食べる。 三女は誕生日が嬉しかったみたいだ。

本日のコースタイム
10:26 登山口
11:30 風呂塔山頂
12:15 登山口

【徳島】風呂塔~火打山

雨今日は久々の登山。5時に目覚ましセットしたが起きられず、5時17分起床。 準備をして5時半出発。
もう残雪期だし、ここ2日間メチャメチャ暖かかったので雪は期待できない。 そのためだらりと歩くために、標高の高くない山を選択。

風呂塔~矢筈山ピストン、という、だらりと歩くには長いコースを設定。
三加茂から県道を通っていくので、国道438号線で美馬に抜けるのが正解なんだけど、間違って国道193号線で脇町に抜けてしまった。 国道192号線を西に走り、リカバリー。

最終コンビニのミニストップによって、三加茂から県道44号線へ。
深淵と風呂塔の分岐を風呂塔方面に。 実は風呂塔のキャンプ場に行くのは初めて。
風呂塔は一度登ったことあるけど、深淵から登った。

風呂塔キャンプ場手前まで来て、突如雪が出現。 積もってる区間は5mくらい。 しかし、厚さは40cm程度ありそう。 車のタイヤの跡がついていたが、途中で断念していた。
これくらいなら通過できるだろう。
何度か前進、後退を繰り返し、雪を踏み固めていき、ある程度道を作ったら一気に通過。 文章で書くとあっという間だけど、通過するのに10分くらいかかったな。

それを通過したが、またすぐに同じような箇所が出現。 その向こうにも、さらに向こうにも見える。 これはキャンプ場まで車で行くの無理かもな。
雪に阻まれた 雪に阻まれた

Uターンして、雪を乗り越える手前の路肩に駐車。 キャンプ場まで1kmもないだろうから、歩いて行こう。
出発の準備をしていたらポツポツと雨が…… やはり降ってきてしまったか。
装備は真冬の装備と同じ。 暑くなるかも。

キャンプ場まで歩いていく途中、先ほどの雪とは比べ物にならないような雪が出現。 長さ10mくらい、高さ50cmくらい。 固まっておらず、人の体重でもズボリと沈む。 これはどう頑張っても乗り越えられないな。 車置いてきて正解だった。

すぐにキャンプ場駐車場に到着。 さて、ここから風呂塔までは30分くらいらしい。
風呂塔キャンプ場駐車場

キャンプ場の横の遊歩道を歩いていたら、何かの動物の死骸が。 蹄や顔以外は骨になっていた……
風呂塔、思っていたより雪があるかも。 積雪自体は20cmくらいで、雨が降ってるので水分含んで、めちゃめちゃ歩きにくいのだけど。
遊歩道

キャンプ場から数分歩いたところで、暑すぎて、レインコートの下に着ていたフリースを脱ぐ。
ファミリー向けの風呂塔までのコース、途中、7mくらい崩れている箇所があった。 冬の間に崩れたのだろうか。 雪の中、そこだけ泥だらけになり通過。
崩れていた箇所

水っぽい雪の中30分ほど歩き、風呂塔に到着。
登山道 風呂塔山頂

天気が悪く、景色は全く見えず。 そして気分も乗らない。
こんなじゃ矢筈山までは無理だな…… とりあえず、ここで引き返したら僅か1時間の登山になってしまうので、次の山「火打山」までは行こう。

風呂塔から先は道が荒れ荒れ。 気の階段も朽ち果てているし、目印もあまりない。
まぁこのコースは一度歩いているので迷う心配はないけれど。
火打山へ 南側斜面 北側斜面

何度か小ピークを越え、火打山まで1.1kmの看板。 アップダウンが少ない分、遠く感じるな。
そこからも何度か小ピークを越え、火打山に到着。 当然景色は見えず。 そして、次の「白滝山」へ向かわず、引き返すことを決めた。
火打山山頂

なんだか今日は調子が悪い。 全然歩いていないのに、ものすごい疲労を感じる。
雨が降っているからか? 寝不足か?

登ってくる途中で、雨をしのげる岩場を発見しておいたので、そこで休憩することに。
岩場で雨をしのぐ

今日はゆっくり山を歩いて、美味しいご飯を食べようと思って、いろいろ準備してきたのだけど……
レトルトのご飯とレトルトの中華丼、生アサリ、生ワカメ、味噌、ナタデココのデザート。
味噌汁だけ作ろうかな。

昨夜、アサリの塩抜き、ワカメの塩抜きをしておいた。 で、今朝そられを詰めてきたのだ。
お湯を沸かし、味噌を溶かし、アサリをゆでる。 すぐに口が開いてきた。 そしてワカメを投入。 鍋一杯のアサリとワカメの味噌汁完成。
味噌汁の材料 味噌汁

温かくて、とても美味しかった。 ナタデココのデザートは体が冷えてしまうからやめておいた。
さて、戻ろうか。

風呂塔までに小さな登りがいくつかあるのだけど、けっこうきつく感じた。 こんなできつく感じるとは、矢筈山までたどり着けもしないだろう。
風呂塔へ

風呂塔通過し、キャンプ場まで戻ってきて、車を止めた地点まで戻ってきた。
休憩含め3時間半程度なので、歩いたのは3時間くらいだろう。
なんでこんなに疲れてるんだろう。 先週も登山に行く気がしなかったし、モチベーション低下中か?

まだ時間が早いので帰りにいろいろ寄ってきた。 三菱に寄ってエンジンオイル交換し、床屋に行って、散髪してきた。

それでも、家に帰ったらまだ15時。
最近、ジョギングもさぼってるし、もうちょっとトレーニングしないといけないなぁ。

本日のコースタイム
07:34 駐車地点
07:45 風呂塔キャンプ場駐車場
08:19 風呂塔山頂
09:16 火打山山頂
09:23~09:54 休憩
10:40 風呂塔山頂
10:58 風呂塔キャンプ場駐車場
11:07 駐車地点

【徳島】深淵~風呂塔~矢筈山【縦走】

くもりのち雨今日は深淵~風呂塔に登り、そこから縦走路を通り矢筈山を目指す。 前回よりも少し長めのコース。 天気は少し心配。 降水確率は午前20%、午後50%。
4時起床、4時20分出発。 落合峠を目指す。

2時間ほどで到着し、折りたたみ自転車を置いてくる。 今回は面倒なので、運動靴やサブザックは準備せず。
ちょうど太陽が登るくらいの時間で、微妙に空が赤かった。 が、ほとんど雲がかかってるのでせっかくの景色が見れず残念。
落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より

深淵に戻り、登山口の横に広い広場があったので、駐車して登山の準備。
6時59分出発。
深淵登山口

「風呂塔 2km」と書かれた看板はあったのだが、その先は……すごい雑草だ。 長さが2mくらいあるので、これは濡れるな…… なるべく濡れないよう、腕で防ぎながら歩く。 道もどこだか分かりにくい。 2分ほど歩いたら、目の前に廃屋が出現。 登山道はどこだ?
かすかな踏み後は左の方に続いている。 しかし、そちらは今歩いた道よりも激しい草むら。 行きたくないなぁ……
廃屋の裏にピンクテープがあるので、行ってみるか。

こっちはしっかりとした道だ。 しかし登山道はここで合ってるのかな? とりあえず登ってみるか。
しばらく歩くと、木道が出現。 林道関係者の為にここまで準備するとは思えないし、木道自体もけっこう古いのでこの道であってるな。 そして看板も出現。 間違いなく合ってる。 一安心。
木の階段

しばらく造林地帯の急な階段を登る。 さらに進むと樹林帯を抜け、背丈の高い野草と、むき出しの斜面を登る。
道が不鮮明。 まぁひたすら上を目指す感じでいいだろう。 左も右も深い谷になっている。
落合峠方面

さらに歩いて行くと、不思議なものを発見。 枯れ木がワイヤーで倒れないように固定されている。 なんだ、これ?
謎の物体

そこを越えた先に「風呂塔 750m」の標識があった。

少し歩いた先に分岐を発見。
パッとみると、目印となるテープが3つ見える。 いちばん左に古い赤テープ。 真ん中に新しいピンクテープ。 右にも新しい右テープ。 そして、踏み後は右と左に見える。 右の踏み後は微妙に下ってるが太い。 左の踏み後はそのまま登っている
が薄い。
迷った分岐

どちらか悩んだのだが、右の太くて新しいピンクテープの巻きつけてある道を進む。
所々ピンクテープがあり、道はしっかりしてる。 そのまま進むと、枯れ沢に出て、数十mほど歩くと、左右の分岐に。 右はさらに深い森の中に進んでいる。 道は薄い。 左は斜面に向かって登っていて、道ははっきりしている。 これは左か?
そのまま進んでいくが、途中で道が薄くなり、明らかに人が歩いていないような様子になった。 これは逆方向か?
先ほどの場所まで戻って、深い森の中に進む道を歩く。 出だしは道が薄かったが、すぐにはっきりとした道になった。

歩くこと15分ほど。 さっきの看板で750mとなっていたので、そろそろ着いてもいい頃だなぁ…… しかし山頂は見えない。 右側は谷。 左側は斜面になっている。 そのまましばらく進んでいくが、突然道が消えた。 明らかに踏み後がない。 50mほど歩くと、左側の斜面の上まで行けそうなので歩いて行ってみるが、そこにも道は無い。 これは…… 7月の寒峰を思い出す……

どこかで道間違えたかなぁ…? 方位磁針を出して、今歩いてる道の方角を見てみるが、向かってる先は南。
地図では、深淵から風呂塔山頂まで、ほぼ東を向いて道が進んでいる。 南がこんなに長い距離続く個所はない。

明らかに間違ってるな。 風呂塔はけっこう手軽な山のはずだし、いくら利用が少ない道とはいえ、消えるってことはないだろう。
とりあえず着た道を引き返し、赤テープとピンクテープの場所まで戻ってきた。
薄いほうの赤テープの道を進んでみるか。 こっちは傾斜がけっこう急で、所々赤テープやピンクテープが巻きつけてある。

方角も東を向いているし、どんどん標高を上げているのでこっちが正解だったか……

しばらく進むと東屋を発見。 かなり荒れている。 山頂は近いか?
東屋

少し進むと風呂塔の山頂に到着。 もう少し展望が良いと思ったのだが、背の低い樹木に囲まれていて、思っていたよりは見えない。
道を間違えたせいで40分ほどタイムロス。 風呂塔山頂まで2時間10分ほどかかった。
山頂からの景色 風呂塔山頂

山頂でおにぎりを食べて休憩する。 いつもは有り余るほど食料を持ってくるのだが、いつも残ってもったいないので、今日は少なくしてきた。
行動食はいつもと同じだけ持っているが、主食はおにぎり1つとインスタントラーメン1つ、切り餅1つ。
いつもはおにぎり3つ、パン1つは最低でも持っている。

今日はなぜかメチャメチャお腹がすいて、この時点でおにぎりを食べてしまった。 しかも食べても全然お腹がいっぱいにならない。 インスタントラーメンは、まだ食べるべきではないし。
せめて、石堂山に着いてからお昼にしたい。

続いて目指すのは「火打山」。 距離は2.1kmと看板に書いてあった。
所々、木の階段が整備されているのだが、古くコケが生えている+雨で濡れているのでメチャメチャ滑る。 転倒しないように注意しながら歩く。
こちらもあまり人があるかないようで、草ぼうぼうの個所が何箇所もあった。 服がぬれてしまう。
1322m(?)の鞍部に「火打山 1.1km」の案内が。 その直後には、背丈より高い野草地帯。
火打山への登山道 右が火打山 火打山まで1.1km 火打山への登山道

ミニピークを越え、少し歩いたら火打山山頂に到着した。 遠くに矢筈山が見える。 一直線で見たらけっこう近く見えるが、少し東から回りこんで石堂山に行くので、実際は遠いのかなぁ。
火打山山頂 矢筈山

行動食を食べて休憩していたら、突然大粒の雨が降ってきた。 急いで木の下に避難。 突然降ってきたから、しばらくしたら止むかな? しかしもともと良い天気ではないので、このまま降り続くだろうか。
レインコートとザックカバーを装着。 白滝山を目指すことに。

火打山からの下りはけっこう急な斜面。 木の階段があるのだが、これも滑る滑る。 ここで滑って転倒したら怪我するぞ… しかも車道までかなり遠いし携帯も圏外。 慎重に行かなくては…

1378mの鞍部まで無事に下ってきた。 水場の案内があったのだが、15分とのこと。 15分って、けっこう遠いな……
水場まで15分

雨は全然止みそうにない。
白滝山への登り道。 傾斜が結構きつい。 樹林帯の終わりかかってきたら、笹の量が一気に増えてきた。 道が笹に覆われて見失いそうだ。
後ろを振り返ると、真っ白なシルエットの火打山が見えるだけ。
火打山

天気こそ悪いが、紅葉はとてもきれい。 青空だったら数倍綺麗に見えるだろう。
落ち葉の絨毯 紅葉の山

少し進み、白滝山に到着。 雨もけっこう降っているし、火打山で休んだばかりなので、先を目指す。
白滝山山頂

山頂越えてすぐのところで、石堂神社からの登山道に合流。 神社からの登山道、白滝山までこんなすぐだったのか。
分岐の案内

笹の中の上り坂を歩いていると、前から3人組のパーティが下りてきた。 50歳前後とみられる夫婦と、20~30代くらいのご子息。 挨拶しか交わさなかったが、神社から登ってきたのだろう。
石堂山には珍しい岩がある。 それが山の由来になったと思うのだが、天気が悪く、ちゃんと見ることができなかった。
笹の道 石の室? 石堂

そして石堂山山頂に到着。 ここも雨の為、山頂は通過するだけに。
石堂山山頂 矢筈山

そろそろ休憩したいんだけどなぁ。 矢筈山への途中に、水場への分岐があったはず。 雨が直接当たらない、樹林帯で休憩したい。 笹も少ない方がよい。
とりあえず水場分岐まで行ったが、笹が多いため断念。 もう少し先に進んでから休もうか。
しばらく歩き「矢筈山 1.0km」の看板を過ぎて少し行ったところでいい場所を発見。 樹林帯の中で、笹の少ない場所。
ここで休憩することに。 今日は秘密兵器を持ってきた。 それはツエルト。
雨の山でも食事の時間くらいは楽しく過ごしたい、ということで持ってきたのだ。 先週の雨では、休憩するのもけっこう大変だったので。
ツエルトに包まって休憩したことはあるが、スリングを使って張るのは初めて。
専用のポールとかも売っているのだが、そこまで準備したらミニテントになってしまうしなぁ。
木にロープで縛りつけ、なんとか雨の当たらない空間を確保。 ペグくらいはあった方がよかったかもしれない。
スリングも5mあるのだが、もう少し長いほうがよかった。

さっそく中に入り、ランチタイム。 お湯を沸かし、コーンスープを飲み、餅入りラーメンを食べる。 暖かくて幸せだ。

雨も当たらないし、快適なので1時間ほど休んでしまった。 目指す矢筈山はもう目の前。
ツエルトで休憩 コーンスープとラーメン ラーメン

ただ、矢筈山への最後の登りがけっこうきつかった記憶がある。
ツエルト、出したのはいいが、しまうのがすごい面倒だね。 雨の中ならなおさら… スーパーのビニールブクロに押し込んで、無理やり小さくしてザックに収納。 持ってきたときの3杯くらいの大きさに膨れ上がってしまった……
矢筈山

矢筈山への最後の登りは、やはりきつかった。 けっこう傾斜のある笹の道。 足元はめちゃめちゃ滑る。 笹を掴みながら山頂に到着。
矢筈山山頂 サガリハゲ山方面

矢筈山山頂は今回で3回目か。
1度目は落合峠から。
2度目は黒笠山方面から。
そして風呂塔から。

お昼休憩でたぷり1時間休んだので、落合峠まではノンストップで行く予定。
手元の地図では、サガリハゲ山分岐まで40分、分岐から落合峠までが80分となっているが、サガリヤマ分岐まで20分、分岐から落合峠まで45分と55分で歩いた経験があるのを、昼休憩中に、コースタイムメモしているノートで確認しておいたので、山頂から長く見ても、1時間半もあれば着くだろう。

まずはサガリハゲ山分岐を目指す。 岩が露出してる個所が何箇所かあり、滑りそうで怖い。 慎重に歩く。
すぐにサガリハゲ山分岐に到着。 山頂からは予定通りの22分。
ここから落合峠までが意外に距離がある。 眼下に県道44号線が目に入ってくるのだが、なかなか落合峠にたどり着かない。 ときどき見える、三嶺や天狗塚は美しい。
真ん中のとんがりが天狗塚 落合峠

そして、サガリハゲ山分岐から59分、落合峠に到着。 車は1台も止まっていない。
オレの自転車は、雨にぬれて無残な姿。
雨に打たれる自転車

今回は靴をはきかえたりしないでいいので、そのまますぐに自転車にまたがって出発。
先週みたいに上り坂が無いことも、朝確認しておいた。

車で走ってるとあまり気付かないが、ここの県道の下りはけっこう急だな。 前後のブレーキを適度にかけてもスピードが出る。 雨だし落ち葉がたくさんなので、こけないようには気を付けなくては……

車と1台もすれ違わず、1台も抜かれずに、深淵まで到着。 10km、33分のサイクリング。

出発から到着まで、人に出会ったのは石堂山に向かう途中の3人だけ。 車すら会わなかったのは予想外。

2週連続でのプチ縦走だったけど、2週ともあいにくの天気で残念。
来週はどこに行こうか? 最近、自転車で走ることも登山の目的にはいってしまっている気がする。
今の時期だからこそ、紅葉を見に山に行きたい。

本日のコースタイム
6:59 深淵登山口
8:46 迷った分岐まで戻ってきた
9:12~9:21 風呂塔山頂
10:19~10:36 火打山山頂
11:39 白滝山山頂
12:19 石堂山山頂
12:50~13:45 休憩
14:17 矢筈山山頂
14:39 サガリハゲ山分岐
15:38 落合峠

ここから自転車でのコースタイム
15:40 落合峠
16:13 深淵登山口