第74回 丸亀国際ハーフマラソン

晴れ朝6時に起床。 今日は丸亀ハーフだ。 昨夜準備を済ませてから寝てあるので、朝は気持ちに余裕があった。 朝ごはんは鮭を食べる。
岡山の元同僚が7時18分に坂出駅に到着するので、6時40分くらいに家を出発して坂出駅へ。 駅前で合流してから、コンビニでパンを購入して、駐車場であるパブリックプラザ丸亀の北側の埠頭にある、三菱電機の駐車場へ。 いつもは妻の会社の社長とも一緒に行くのだけど、その社長の奥さんも今回は出走するので、夫婦で来るとのことだった。 今回、自分は駐車券が外れたのだけど、社長夫婦が2名とも当選していたので、駐車券を1枚譲ってもらって、止めることができた。 駐車券なかったら、丸亀駅地下とか、丸亀駅付近の駐車場に止めて、そこからシャトルバスだな。 バスはいいのだけど、この辺りだと1日止めておくと駐車料金が1,000円くらいかかってしまう。

駐車場に車を止めて、まだ早すぎるので車内で少しくつろいでからバスへ。 9時10分くらいに丸亀競技場に到着した。 社長夫婦は既に到着しているらしく、自分たちは受付を済ませてから合流した。
朝はとても冷え込んでいたけど、太陽が出てきて段々と気温が上がってきて、今日は少し暑くなりそうな感じだった。 寒いのは苦手なので、助かった。
9時20分くらいからトイレに行き、並んだりして30分くらいかかって戻る。 既にエリート選手たちは、競技場内でウォーミングアップを始めていた。
丸亀競技場

いつも荷物預けがとても混むので、今日は10時過ぎには荷物を預けに行く。 気温がそれほど寒くないので、いつもは極寒の中スタートまで待たないといけないのに、今日はそれがないので非常に助かる。 早めに荷物預けても全然寒くないのが素晴らしい。
荷物預けた後、またトイレに行って、皆と別れる。 自分は一般Bなので10時50分スタート。 元同僚達は一般Cなので11時スタート。 招集時間なども10分ずつ違うので、自分はもう競技場に入り、Cブロックに並ぶ。
今回の装備は、靴はPUMAのスピードライト2、靴下はスポーツデポの5本指ソックスで、左足裏の豆ができやすい部分には予め絆創膏を貼ってある。 ウェアは長袖黄色、下は誕生日に貰ったジョギングのハーフパンツと、コンプレッションタイツ。 コンプレッションタイツは防寒用で着用してきたのだけど、今日は無くてもよかったかも。 ニット帽は無しで、手袋はいつも使っているモンベルのを着用。 すぐに暑くなると思うので、そうなったらポケットへしまう。 エネルギー補給品やスマホは無し。

10時35分にエリート選手たちがスタートしていった。 自分たちはスタートラインに向かって進み始める。 スタートライン付近まで動いてから、少し待機時間がある。 この時間に、もう一度トイレへ。 スタート直前にトイレがあったのでそこで用を足す。 フルマラソンじゃないので、小便にならそれほど気を使わないでいいのだけど、行けるなら行っておいた方がいいので。

そして10時50分に号砲、いよいよ丸亀ハーフマラソンが始まった。
本当は今回自己ベストを目指したいところなのだけど、今シーズンはずっと不調なので、とても自己ベストが狙える状態ではない。 自己ベストは無理だけど、目標は1時間40分00秒を切ることと、定めてある。
これはキロ4分43秒ペース。 練習ではこのペースで走ってはいるのだけど、せいぜい10kmとかなので、このペースで21km持つかは非常に不安だ。 しかも2週間前に行われた美馬クロスカントリーでは、距離はたった10kmなのにキロ4分46秒ペースでしか走れなかった。 なので、キロ4分43秒ってのは、今の自分にとってはけっこう高い目標となる。

今日は「4分43秒」というのを強く意識して走っていくことになる。
出だしの1kmは4.39。 出だしにしてはちょっと速いかなぁと思うが、流れに乗って走っていくのが一番なので、特に気にせず走っていくことにする。
さすがに一般BのCブロックだと、並列しながらメッチャ遅いペースでお喋りしながら走る人とかおらず、邪魔になるような人はほとんどらず快適に走っていくことができる。
2kmが4.34とちょっとペースが上がったが、これは危険なペースだ。 流れに乗っているとはいえ、今の自分はこのペースで21kmは耐えられない。 ほんの僅かにペースを落として走っていく。
この辺りで、後ろからイチゴオレのコスプレをした人が走ってきて大応援されながら自分のことを抜かしていった。 イチゴオレの人のコスプレにかかれていた賞味期限は2011年だった…… 腐ったイチゴオレに抜かされてしまったが、焦らず自分のペースを刻んでいくことに意識を集中する。
3kmは4.37、これくらいのペースなら目標である4.43をクリアしているし、それほど無理なペースでもないので、これくらいで走っていきたい。
4km、5kmは4.39、4.43とほぼ想定通りのペースで走っていく。 5km超えた所にある給水は奥のテーブルで取ればいいやと思っていたが、スポーツドリンクが2テーブル、水が2テーブルしかなく、一瞬でテーブルが終わってしまった。 かろうじて水のテーブルで取ることが出来たのだけど、コップの中に水がほとんど入っていなかった…… 今日は暑いので給水をしっかりしなくてはいけないので、この量はキツイ。 次は8km過ぎの坂の途中に給水があったはず。

この先で、反対車線をエリートランナー達の先頭集団が走ってきた。 反対側は16~17kmくらいの地点。 一番前に黒人の選手がいて、1秒差くらいで数人走っていたが、速すぎて一瞬ですれ違ってしまった。
ニューイヤー駅伝、箱根駅伝で見たことのある選手たちが猛スピードで駆け抜けていくシーンを見ながら走れるこの区間は非常に楽しく刺激的だった。
6kmからは、4.35, 4.40, 4.43, 4.45, 4.40と走り10kmを迎える。 8-9kmでついに4.43を下回り4.45になってしまったが、二度目の給水があったのと、微妙な上り坂区間になっているので仕方がない。 次の1kmでまた4.43以下に戻したので良しとしよう。
中間点の通過は49分10秒だった。 1時間40分のちょうど半分は50分00秒なので、目標を50秒上回っている。 が、たった50秒しか上回れていない。 これから後半戦、前半よりもキツイのは確実なので、どこまでペースダウンせずに行けるだろうか。 残り10kmで50秒しか落とせないので、キロ4分48秒ペースまでしか落とすことが出来ない。 まだまだ厳しい戦いは続く。

後半は土器川の橋が17kmくらい、残り5kmくらいなのだけど、そこまでが非常に辛かった。
11-17kmは4.38, 4.40, 4.47, 4.39, 4.48, 4.43, 4.45と、タイムも落ちてきているし、4.43を超えることも多くなってきた。 それでもまだ前半の貯金を全然使っていないし、残り5km、このままいけそうな感じだ。
土器川の橋の上の中央部にシドニーオリンピックマラソン金メダルの高橋尚子さんがいて、選手たちとハイタッチしてくれた。 自分は左手でハイタッチをして、力をもらい、ラスト5kmを駆け抜ける走りを意識する。

だが、18kmが4.50、19kmが4.47とかなり落ち込み、20kmが4.58とキロ5分が迫ってきた。 だが、ここであと1.1km。 はっきり時間を覚えてないけど、残り5分35秒くらい余裕があるタイムだったと思う。 なので1時間34分25秒くらいだったのかな。 1.1kmを5分35秒は普通なら問題ないタイムなのだけど、キロ5分かかってしまうと本当にギリギリのタイムになるので、ラスト1km悔いの残らないように頑張ろう。
と考えつつも、ラスト1km走り通せるほど体力も残ってないので、なるべくスピードを落とさないように、周りの人と協力しながら、競技場の敷地内を走っていく。 20.4km地点に給水所があるがこれはスルー。
競技場前の200mの直線でスピードを上げ、競技場の第3コーナーのゲートから入ってラスト200m。 第4コーナーまではペースを維持して、ラスト80mでペースアップ、最後の力を振り絞って駆け抜けた。

ゴールタイムは1時間39分22秒。 1時間39分59秒まで、あと37秒、ギリギリでのゴールだった。 ただ、フルではなくハーフなので、ゴール後でもしんどいなとは思うが、そこまでダメージがある感じでもなかった。
ドリンクをもらい、記録証を発行してもらい、荷物を受け取りに行って、ダウンジャケットを羽織って体を冷やさないようにしてから、マッサージコーナーでマッサージをしてもらう。
足は太ももが疲れた感じがするのだけど、やはり足よりも肩がやばい。 今回も走りながら頻繁に肩をほぐしたり回したりしながら、肩が凝りすぎないよう意識しながら走ったのだけど、それでもかなり肩が凝ってしまった。 なので、肩を中心にほぐしてもらいスッキリとした。

岡山の元同僚は2時間切りを目標にしており、後半失速して切れなかった去年を教訓にエネルギー補給などを行いながら走って、見事に2時間切っていた。 ハーフ2時間は1つの大きな壁なので、これで1つ階段を登ったことになるだろう。 だが、壁は次々と出現するので、一段づつ登っていってほしい。
妻の会社の社長は2時間切れず、昨年よりもタイムを落としていた。 社長の妻は初のハーフマラソンで、15kmから歩いてしまい、関門との戦いだったが、ギリギリの3分前くらいに各関門を通過していて、グロスで2時間57分台、ネットで2時間50分台でゴールしていた。 「二度とハーフは走らない」と固く決意していた。

それぞれの思いが詰まったハーフマラソンが終わり、駐車場に戻ることになったが、三菱電機駐車場行きのバス行列がすごくて、乗るまでに30分くらいかかったと思うし、競技場付近の道路も大渋滞でかなり時間がかかった。
まずはお風呂、毎年行っている宇多津の「四国健康村」で汗を流して休憩室で横になっていたらウトウトと。
その後は、「一鶴」で骨付鳥を食べる。 疲れた体に味の濃い骨付鳥は最高。 これを食べるために丸亀ハーフを走っているようなものかもしれない。
骨付鳥

社長夫妻とはここで解散になったが、岡山の元同僚ともう一軒、ジョイフルに行くことに。 ここで2時間くらい話して、坂出駅まで送っていき解散となった。
家に着いたのは22時前で、既に風呂に入っているため寝間着に着替えて、22時過ぎには寝てしまった。 今日はハーフだったが、朝早かったのと全力で走ったので非常に疲れた。

本日のレース、調子が悪いながらも上手くまとめられて、目標タイムはクリア、一応このタイムはセカンドベストだ。
2年前の同大会で出した1時間39分49秒より27秒速いタイムだったのだけど、今回もきつかったと言えばきつかったのだけど、その時のきつさと比べたらかなり楽だった。
とりあえず、今日はキロ4分41秒ペースで走れたので、かなりいいトレーニングになったと思うけれど、復調の兆しは見えない。 ハーフだからこのペースで頑張れたけど、フルだったら無理だな。 フルは狙うタイムによるけど、当然もっとペースは落として、次回はキロ5分くらいで行こうかと思ってるけど、どこまで持つだろうか。
肩こりも全然解消しないし、長いトンネルはまだ抜けそうにはない。

第10回 美馬駅伝・クロスカントリー大会

晴れ6時50分くらいに起床。 急いで三女を起こして朝ご飯と着替えをしてもらって、7時半くらいに家を出発。 今日は美馬クロスカントリーに出場する。
三女と一緒に走るファミリー1kmの部が10時20分から、1人で走る10kmの部が12時40分から。 ファミリーの部の受付が9時までなので、それに間に合うように家を出発する。
コンビニで自分の朝ご飯のパンとコーヒーを買い、国道438号線を通って徳島県つるぎ町を目指す。 三頭トンネルを抜けて徳島県へ。 この道を通るのも久しぶりだ。 山を下って、美馬インターから10分ほどで会場である四国三郎の郷に到着。 いつも駐車場として開放されている工事現場みたいなところが今回は使えず、駐車場の数が少なく大混雑していた。
美馬クロスカントリー

受付を済ませて開会式に参加し、開会式中に軽い体操があったので三女と一緒にやって、ファミリーの部が始まるのを待つ。 30分くらい前にナンバーコールというのがあり、ナンバーが若い順から1人1人呼ばれて、ゼッケンを見せ点呼する。
いよいよファミリーの部がスタートする。 距離は1kmと短いが、クロスカントリーなので不整地を走ることになる。 不整地と言っても、この大会では砂利道と芝生。 1kmのうち砂利道が100mくらい、芝生が600mくらい、コンクリートが300mくらいだろうか。
ファミリーの部は1、2年生が出場することができ、学年も男女も混ざった状態でスタートする。 なので、2年生や男子がスタート直後に先に行くことは間違いないので、今回も出だしで飛び出しすぎないように注意をしながら走る。 前半抑えて、普段トレーニングしていない人が落ちてくる後半からペースを上げて一気に抜いていく作戦だ。
だが、三女的には今回のレースかなりきつかったようで、後半になってもペースが中々上げられない。 ラストはコンクリートの道で走りやすいのだけど、もうペースが上がらず限界だったっぽい。
結果は40組中14位で、タイムは4分55秒だった。 2年前に2年生の長男と走ったときは4分52秒だったので、来年はその記録を超えられそう。 今回の大会での入賞ラインは4分46秒。 1位は4分25秒。 メチャメチャ速いが、4分46秒、いや4分30秒台くらいなら狙えそうな気がするが。

それからしばらく時間が空いて、自分の番になる。 三女はレースが終わってお腹が空いたらしく、うどんを食べ、パンを食べ、ポテトを食べと、満喫していた。
小石を拾って遊んだり、待っている間も1人でも平気だな。

いよいよ自分の番になる。 目標は43分台。 自己ベストが44分32秒なので、30秒以上速く走らなくてはならない。 今回のレースには高校生達が多く出ていた。 5kmの部かもしれないけど、同時にスタートして同じコースを走るので、10kmはそれを2周。
つるぎ高校の男女、鳴門高校の男子、どこだかわからないけど赤いユニフォームの高校の女子など。 そして、こうやって同じスタートラインに立って気づいたけど、みんなでかい。 やっぱりガチでスポーツやっている人はでかいんだな。 男子は一般界隈にも話題になってしまったナイキの厚底シューズを履いていて、男女とも時計はガーミンが多い。 靴に3万、時計に5万、陸上やるにも最低でもこれくらいの装備が必要なんだな、高校生でも、と思った。

スタートの号砲が鳴り、いよいよレースがスタートした。 昨年は入りの1kmが速すぎて3kmから脇腹痛と戦いながら走ったので、今回は速く入りすぎないよう意識する。
ガチの高校生たちはめちゃめちゃ速く200mも走らないうちに、追いつけないほど前に集団で行ってしまった。 すぐ近くに赤いユニフォームの女子が2名走っていたのだけど、なんと会話しながら走っている。
その高校生と並走して自分は走っていくのだが、意識していても入りの1kmが速すぎたようで、4分09秒だった。 高校生たちは会話しながらそのペース維持して先に行ってしまった。 自分はこのペースで走り通すのは無理なので、ちょっとペースを落として走っていく。
スタート地点から芝生広場の反対側を走っていたら、三女がこちらまで来て応援してくれていて嬉しかった。 が、ちょっとペースダウンして走っていたつもりが、2kmのラップがなんと4分41秒もかかっていた。 そして、30秒以上ペース落ちているのに、心肺も足もきついという状態。
とりあえず同じペースキープして走っていったつもりなのだが、3kmが4分55秒、4kmが4分54秒もかかっている…… 3.5kmくらいの地点で給水をして、スタート地点に戻っていくのだけど、ここからスタート地点まではずっと向かい風だった。 1周目が終わる5kmでは、なんと5分を超えて、5分04秒もかかっていた。
前半5kmが23分43秒、フルマラソンでの入りの5kmと同じくらいかちょい遅いくらいのペースを、今10kmのレースで全力で走っている…… これは自己ベスト更新は無理だし、2周目で更にタイムが落ちないよう意識しなくては、とりあえず目標が完走に切り替わった。

2周目も全然ペース上がらなかったけど、7km目くらいからだんだんと体が動く感じはしてきた。 呼吸もだいぶ楽になって、前の人を追う走りに。 7km手前くらいで1人抜いたが、先の人は100mくらい前にいるので追いつくのは難しいかも。 あとは後ろの人に抜かれないようにしなくてはならないな。
6kmからは4.54, 4.49, 4.51, 4.46, 4.38と、前半よりはペースを上げることができたが、1km目がちょい速かったのもあって、5km毎で見ると後半の方がタイムは遅い。
前半が23.43で、後半が23.58なので。 ただ、走りの内容としては後半のほうがよかった。
で、10kmを47分45秒でゴール。 順位は57人中29位。 入賞ラインは35分15秒、優勝は32分21秒だった。 速すぎる……

今回なぜ、こんなにも走れなかったのだろう。 ここ最近行っている15kmのビルドアップのペースよりも遅いレース展開となってしまったし、まさかキロ5分超える区間があるとは思わなかった…… 今シーズン調子が悪いのを短い距離でも引きずっているのか、それとも単に上手く走れなかっただけなのかがわからないが。
そしてレース後はずっと腹痛と戦うことになる。


お昼ごはんは14時過ぎているが、脇町のガストで食べる。 三女は会場で散々食べたのでお腹いっぱいらしくポテトフライだけ食べていた。
チキンステーキ

17時前に帰宅して、三女と風呂に入ってのんびりしたかったのだけど、今日は福岡から遊びにきているSさんが帰る日で、最終日だから一緒にご飯を食べようということになっていた。
色々店を探したが7人も入れる店がなく、太田のセブンイレブンの跡に出来た「焼き肉ことぶき」へ。
安い価格帯の焼肉屋なので、回転寿司みたいに自動で肉が運ばれてきたり適当な感じだけど、子供たちが多いのでこの価格帯は素晴らしかった。
食後は高松駅まで送っていき、22時45分の高速バスで福岡に帰っていった。 夏休みに次女と長男がSさんに会いに福岡まで子供たちだけで行くとか、Sさんは外国に住んでいた歴もあって英語ペラペラなので、一緒にノルウェーやニューヨークに連れて行ってもらう話とかしていたが、どこまで実現できるのだろうか?

第50回記念防府読売マラソン大会

晴れレース当日、朝6時50分に起床。 2泊とも朝食をつけており、7時~8時半の間で利用できる。 朝食は漬物中心のバイキングだった。 走るのは正午からなのでかなり時間があるので、たっぷり食べておこう。 ご飯おかわりして、漬物や惣菜を大量に食べ、レース前は控えたほうが良さそうだったけどコーヒーまで飲んでしまった。

防府駅前からは8時半~10時半までシャトルバスが出ている。 新山口駅から防府駅までは3駅15分なので、8時59分の電車に乗ればいいかな。 食後もホテルでかなりのんびりくつろぐことができた。
今日は快晴で暑くなりそうなので、レースウェアは半袖にして、コンプレッションタイツも履かないことにした。 ホテルでゼッケン等を付けて、ジョギングシューズを履いて会場に向かうことにする。
駅前のコンビニでウィダーインゼリーを購入して、電車に乗って防府駅へ。 防府駅はランナーが大量にいて非常に混雑していた。 駅前からシャトルバスに乗って10分ほどで、受付会場であるソルトアリーナへ到着。
昨日受付をしているので、今日は貴重品預けたり、気持ちを高めたり準備をするのみ。 レースが始まるまで2時間くらいある。
防府駅の改札へ バス行列

ソルトアリーナの体育館が待機所になっていたので、そこに荷物を置いて、貴重品は預かり所があるので、そこに預ける。 トイレに2度行き、お腹をスッキリさせる。 最近のレースだと、レース中に腹痛に襲われてトイレに行くことがあったので。 隣の人工芝のグラウンドではランナーがウォーミングアップをしている。 普段こんなに多くのランナーがウォーミングアップをしているのを見ないが、やはりガチな大会だからかな。

今日は全然寒くなくて助かった。 ウェアは半袖Tシャツ、ハーフパンツ、いつもの5本指ソックス。 今回、シューズは原点回帰して、PUMAのスピードライトに戻した。 ここ2回はスピードライト2を履いていたのだが、いずれも結果が出なかったので、結果を出した実績があるこの靴に頼りたい気持ちもあった。 ただ、走行距離が500kmを超えているので、レースで使うのも今日が最後になるだろう。
11時半くらいにレースの格好になり、体育館から外に出て、最後のトイレに向かう。

スタート地点はソルトアリーナ前の道路。 市民マラソンみたいに、Sブロック、Aブロックという区切りではなく、ゼッケン番号が100番ずつ区切られていて、自分は1900番台なので、1900~1999の場所に並ぶ。 こんなに細かく区切られているの初めてだし、ゼッケン番号は申告タイムか実績タイム順になっているみたい。
市民マラソンみたいに開会の宣言とか音楽は全くなし。 「スタート2分前」のアナウンスがあり「スタート1分前」「30秒前」「20秒前」「10秒前、On Your Marks.」とアナウンスがあり、号砲が鳴った。
いよいよ、出場を夢にまでみた、防府読売マラソンがスタートした。
スタート地点

この大会の制限時間は4時間。 もちろん途中に関門があり、7.7kmが44分、17.1kmが1時間38分、22.5kmが2時間09分、29.3kmが2時間48分、35.0kmが3時間20分、競技場の門がある41.8kmが4時間00分となっている。
レースが崩れた前回の岡山でも福知山でも、35.0kmを3時間20分の関門は問題ないと思っている。 問題は41.8kmの関門。 ここまで走ってきて、ラスト400mで止められるのは非常に悔しいだろう。
4時間で走り切るためには、キロ5分40秒以上のタイムが必要。 数日前に、「かなりペース落としてキロ5分20秒で行こうか」と考えたが、そのペースで行くとキロ20秒しか貯金ができない。 岡山では序盤をキロ4分45秒~50秒ペースで、福知山では抑えて序盤をキロ5分~5分10秒ペースで走ったのだけど、ペースを落として走った福知山ですら28kmで潰れてしまった。 なので、5分20秒ペースで走っても、多分潰れる。 走れる距離はもう少し伸びるかもしれないけれど、30kmくらいで潰れてしまったら貯金が全然無く、35.0kmの関門がギリギリで、最後の関門で引っかかる可能性が高くなる。 どうせ最後は走れなくなって、気合でなんとかするしかなくなるだろうから、今日は序盤から飛ばして入り、粘れるだけ粘って、後半も気合でひたすら粘って走る、という根性論で行くことにした。 制限4時間なので、途中で絶対に歩いてはならない。 歩く=リタイア、と同じ意味になる。
それと、いつも給水で飲みすぎている感じがするので、今日は各給水所では飲むが、一度に飲む量を少なめにして走ることにしている。

出だしは混雑しているのだけど、回りの皆が自分と同じくらいの走力のため、非常に走りやすくて、最初の1kmが4.36というかなり速いペースで入ってしまった。 2km目も4.34と。 さすがに4分30秒台は速すぎるので、流れに身を任せながらちょっとだけペースを落として、4分40秒台で走っていく。 4km地点の給水所、最初にスポーツドリンクのテーブルが7つくらい、その後、水のテーブルが5つくらい並んでいるが、5つ目くらいまでのスポーツドリンクのテーブルは供給が全然追いついていなかった。 最後の方のテーブルなら紙コップが並んでいたので取ることができたのだけど、取るのにミスったら、水しか取れないのはちょっとプレッシャーだ。 工場地帯をクネクネと走り、5km過ぎから1kmほどに渡って、「○○県からようこそ」という旗を持った人が並んでいる地帯がある。 これはテレビでもよく放送されている、毎年恒例の場所らしい。
香川県の旗を持っている人に「香川~」って言いながら手を降って走っていく。 旗の区間が終わり、左折したら7km地点。 そしてすぐ右折するとソルトアリーナの前を通る道路になるのだけど、ここで一旦異変が。
スタート直後からだったのだけど、両方の脇腹が微妙に痛かった。 ただ、走れなくなるほどの痛みではなかったので、そのまま走っていたのだけど、ここにきて急に右の脇腹に差し込みが。 まだ序盤の7.7km地点。 これからソルトアリーナ前を通るので「もしここでリタイアしたら、すぐにソルトアリーナに戻れるので楽ちんだな」と一瞬思ってしまった。 3km~7kmまでは、4.44, 4.44, 4.42, 4.44, 4.40と走ってきたが、少しペースを落とさざを得なくなり、わずかにペースを落とす。 10月末の庵治マラソンでも差し込みに襲われてかなり苦労したが、それが頭をよぎる。 だが、2kmほど走ったところで痛みが消えたので一安心。

10kmの通過が47分12秒。 差し込み後はキロ4分40秒台前半までペースを戻すことができず、4分50秒前後で走っていく。 ペースはキロ5秒くらい落ちたが、今のところ疲れなどは感じていない。
問題になっている肩や首のコリも、意識しながら定期的に肩や肩甲骨を動かしたり、首を揉んだりしながら走っているので、今のところ大丈夫そう。 13kmくらいで再びソルトアリーナ前の大通りに戻ってくる。 ここにブリヂストンの工場があるのだけど、工場の前で目玉の親父の格好をした人が応援してくれていたのが印象的。
14kmの給水地点でも相変わらず、供給が追いついていない感じだった。 給水の先を左折すると、また都道府県の旗を持った人達が並ぶ通りへ。 先ほどと同じように、香川の旗を持った人に「香川~」と言いながら手を振って走っていった。 17kmで、三度ソルトアリーナ前を通過し、ここで周回コースが終わり、防府市内をぐるりと駆け回るコースに変わっていく。

19kmくらいで、先程とは別のグループの人達が、各都道府県の旗を掲げてくれていたが、ここでは香川県の旗を持った人に合図出来ず。 19km過ぎて、テレビでよく紹介される「三田尻大橋交差点」へと入っていく。 三田尻大橋の往路は、ほぼ下りだったが、39km地点である復路では強烈な上りとなることだろう。
11km~20kmまでは、4.49, 4.48, 4.50, 4.54, 4.54, 4.49, 4.47, 4.51, 4.53, 4.58と、ずっと5分を切るペースで走っており、この10kmを48分33秒で走った。

中間点の通過タイムは1時間42分30秒。 前回の岡山とあまり変わらないペースで通過した。 あとは、どこまでこのスピードを維持できるかが勝負だ。 と、思っていた矢先、また脇腹が痛くなってきた。 強い痛みではないのだけど、両脇腹がじんわり痛いような感じ。 それと同時に、一気に疲労を感じ始めてペースが落ちていくのがはっきりと体感できた。 まだ21km、先頭集団ともすれ違っていない。 どこまで粘ることができるだろうか、ここからが勝負だ……

23kmくらいの地点、先頭集団とすれ違った。 先頭集団はちょうど36km地点。 先頭は赤いウェアを着たケニア人で、すぐ後ろに旭化成の選手が走っている。 注目の川内優輝選手の姿は見えず、そのまま走ること2分くらい、先頭は35.5kmくらいだろうか、その辺りで川内優輝選手とすれ違った。 トッププロの選手たちから刺激を受けて、自分もまだまだ頑張らないと、と気持ちを入れ直して走っていく。
21km~25kmまでは、5.02, 5.08, 5.05, 5.13, 5.25。 ペースは落ちていたが、それでもキロ5分10秒くらいを維持できているのに驚いた、体感だと5分半超えてるんじゃないかと思っていたので。

25km地点を過ぎて左折すると、悪名名高い「植松の跨線橋」が出現する。 たった6mくらいの上り下りなのだが、今の状態では非常にきつく感じた。 走っていて、腰に凝りを感じるようになってきた。 背骨の一番下の腰との付け根付近の、背骨の両脇が凝り固まっている。 ここはほぐすのが難しく、拳で叩きながら刺激を与えたりしながらごまかしていく。 この辺りで、後ろからちゃらそうな髪型をした若者に追いつかれた。 その若者も非常に苦しそうだったが、自分より速いペースで走っていた。 なんとしてもこの若者についていかなくてはと思い、必死に食らいついていく。 だが2kmくらいしかついていけなかったと思う。
27km地点での給水所、ここで初めてスポーツドリンクを取らずに水を取った。 次の給水所は34km地点で、この苦しい区間で7kmも無給水地帯が続く。 なので水を2つ取って、しっかりと水分補給して走っていく。
29kmを過ぎた辺りで中継車や審判車用の「転回所A」「転回所B」という看板が見えた。 TV中継の車は簡単にUターンできないので、こういう幅の広い場所でUターンできるように、きちんとやってるのね、と思わせてくれた。
29kmを越えた先で折返しポイント。 この折返しポイント付近で、序盤で応援してくれていた目玉の親父が応援してくれていた。
ここまで苦しいながらも5分30秒前後で走ってきたが、ここで更に苦しくなりペースが落ちてしまう。 29~30kmは5.57もかかり、キロ6分が迫ってきている。
26km~30kmまでは、5.25, 5.24, 5.32, 5.31, 5.57とかなり厳しくなってきた。 ここまでの10kmは53分42秒と、タイムだけ見るとキロ5分半は切っているペースなのだけど、徐々にペースが落ちてきている状況なので、あまり当てにならない。 スタートから2時間29分が経過し、ゴールまで残り12kmで、制限時間は残り1時間半。 12kmをキロ6分で走っても1時間12分なので、1時間半は平常時ならかなり余裕なのだが、この状況では全く気を抜くことができない。

30km~31kmの間だったと思うけど、反対車線、往路が28km付近の位置に最後尾の選手がいた。 すぐ後ろに収容バスが走っている絶望的な状況。 自分はまだ猶予があるが、どんどんとこの収容バスが迫ってくるので、逃げ切らなくては……
32km付近で女性が道端のスタッフに「給水はまだですか? もう無理かも」と嘆いていた。 次の給水は34km地点なので、まだ2kmはある。 この女性は持つのだろうか。
33km地点で再び植松の跨線橋。 この6mのアップダウンが地獄だった。 植松の跨線橋を通過し右折して走っていく。
はっきり位置を覚えていないのだけど、ヤマダ電機より手間だったと思うので、多分34kmより前の位置だと思うけど、とても元気よく応援してくれているおじいさんに元気づけられた。 80歳は超えてそうな背が小さくて短髪白髪でキャップをかぶったおじいさんが大声で応援してくれていた。 「ありがとう」とう気持ちを込めておじいさんの方見ながら手を上げていったら、更に背中に元気な声援を浴びせてくれて、力になった。

34km給水を通過し、なんとか35kmまでたどり着いた。 31~35kmまでは5.55, 6.04, 6.16, 6.18. 6.22と、1km毎にどんどんとタイムが落ちていっている。 それは時計を見ているので自分でもわかっている。 どこまで粘れるか…… もう遥か前から「歩きたい、歩きたい」と思いながら走っているが「完走したい、完走したい」とも考えながら走っている。 本当に歩いたらおしまいの世界。 身体はとっくに限界を迎えているので、あとは気持ちとの勝負だ…… 35kmの通過が3時間00分22秒なので、関門閉鎖まで19分30秒くらいの余裕はあった。 が、逆に考えると19分30秒しか余裕がない。 42kmまであと7kmあるが、この貯金をどこまで食いつぶさずに耐えられるだろうか。 7km60分なので、キロ8分でギリギリなのだけど、走るペースでキロ8分ってのはありえなくて、キロ8分に達しているとしたら、それは間違いなく歩いている。 なので、この時点で最後まで走れれば完走、途中で歩いてしまったらアウトというのが、更にはっきりしてきた。

もうペースを考えることも出来ずに、ひたすらと次の1kmを目指して歩みを止めずに、心を折られずに走っていけるか…… 途中で白バイが30秒くらい並走することが何度もあった。 遅くて走りを止めそうな選手を見守ってくれているのだな…… バイクのエンジン音がすぐ後ろでするのだけど、振り向くエネルギーもなく、ただ淡々と1mでも先を目指して走っていくしかない……

マラソンを走っている最中は、残り12kmくらいから、残り距離の具体的なイメージができやすくなる。 それは普段練習で12km、9.6km、7.3km、6km、3.8kmのコースを頻繁に走っているから。 各コースでどの地点が1km区切りかというのを正確に把握しているので、残り距離がイメージしやすい。 だが、今日はそれがマイナス方向に出てしまったと思う。
35kmを過ぎて「残り7kmだ」と思って、いつものスタート地点に立って最初の1km区間を走っていくのが頭の中にイメージできる。 36kmに到達したら「残り6km」と頭の中が切り替わる。 そこで、今度はまたスタート地点に立って、6kmコースを走りに行くのがイメージされる。 つまり延々にスタート地点から1km地点を繰り返し走っているようなイメージになって、全然ゴールが近づいてこなかった……

39km地点、三田尻大橋手前が最後の給水地点となる。 ここでスポーツドリンクを飲んで、ラスト3kmと三田尻大橋に備える。 三田尻大橋の上り坂はほとんど歩くようなペース…… 坂を上りきっても落ちたペースは戻すことができず、前に進むだけで精一杯の状況が続く。 40km地点手前で、四度都道府県の旗を持ったグループが応援してくれている。 ここで、なんとか香川県の旗を持った人に「香川~」と力を振り絞って声をかける。 直後に40kmを迎える。 36~40kmまでは、6.37, 6.30, 6.40, 7.15, 6.19と、もうボロボロ。 ここまでの10kmは1時間04分16秒かかり、6分40秒くらいのペースとなっている。 だがあと2kmで終わる。 あと2km。 時間的には3時間34分になろうとしているところなので、余裕は出てきた。 ずっと「歩いたら終わりだ」と思って個々まで来たが、残り2kmで多少歩いても大丈夫くらいの余裕は出てきた。 が、ここで走りを止めるわけにはいかない。 あと2km、少しでもいいタイムでゴールしたい。

疲労で振れない腕を頑張って振って推進力を作って連動して足を動かしていく。 呼吸は全くきつくないはずなのに、息が上がって全然力が出ない。 足も全然前に進まない……
41kmを通過し、あとはソルトアリーナを左折し、競技場に入ってトラックを1周するだけ。 しかし、そのラスト1.2kmが長い……
ギリギリの状態で左折し、競技場への道を走っていく。 競技場までの入口は300mほどだと思うのだけど、全然近づいてこない…… ゲートをくぐり競技場内へ。 ラストトラックを1周、400m走ってようやくゴールできる。 ラストのトラックくらいスピードを上げてラストスパートしたかったのだけど、全然スピードが上がらない…… 第2コーナー、第3コーナー、第4コーナーを抜け、ラスト100m。 ここで最後の力を振り絞ってペースを上げてフィニッシュラインを通過する。 ゴールタイムは3時間48分42秒。

本当にギリギリの状態でのゴールだった。 ゴール後は、もう全然歩けず、フィニッシャータオルを貰って、ドリンクを貰ったら、邪魔にならない場所に座り込んでしまった。 もう1歩も走れない…… あっという間にドリンク500mlを飲み干してしまった。 続々とランナーがゴールしてくるのだけど、ここに座り込んでいた5分くらいの間に、2名が担架で運ばれていった。 皆ギリギリでの戦いだったんだな……
そして制限の4時間が近づいてきている。 4時間になると、競技場入口の門が閉鎖され、そこを通過出来なかったランナーは、ラスト400mを残してリタイアとなる。 門の手前では、係員が「あと○秒」って叫んでいるはず。 だが、ギリギリまで走ってきたランナーはダッシュしようとしてもダッシュすることができないだろう。
閉鎖直前、5秒前くらいに通過したオレンジのウェアを着た男性ランナーが最後のランナーとなった。 そのランナーより後ろにいた人達はみな関門閉鎖でリタイアとなる。 最後のランナーは、本当に最後の力を振り絞ったのだろう、バックストレートを走っていたところで、突然立ち止まり動けなくなってしまった。 数十秒かけてストレッチして、再び走り出して、「最後のランナーです」とアナウンスされながら感動のゴールをしていた。

記録証を発行してもらって、ソルトアリーナに戻ってきた。 貴重品を受け取って、着替えてから無料マッサージに行く。 足もやばいが、足よりも腰から上がガチガチだ。 足よりも、腰から肩にかけてをマッサージしてもらえて、少しスッキリした感じがした。
その後は、うどんの無料券を使ってうどんを食べたのだけど、肉うどんも鱧天うどんも具材が売り切れて、かけうどんになってしまった。 あと30名くらい早ければ鱧天うどんをゲット出来たのだけど、自分の後ろ30人くらいで、うどん自体が売り切れになってしまったので、ギリギリだったな。 うどんは細かったが温かくて美味しかった。
帰りのシャトルバスは、一瞬で眠りについて、すぐに防府駅に到着してしまった。 防府駅では駅員が温かいお茶のサービスをしてくれたりしていた。 切符売り場は長蛇の列だった。 ICカードが使えない駅だし、これは到着した時点で帰りの切符を買っておくべきだったな。
うどん

17時47分の電車に乗って新山口駅を目指す。 なぜか途中の駅で5分以上停車していて、新山口に到着したのは18時12分だった。
ホテルに戻って、浴槽にお湯を張って、疲れた体を癒やす。 1時間くらいは風呂に入っていたと思う。 半分くらいは寝ていたと思う。
今日は本当に疲れ果てて、もう外にご飯を食べに行くのが面倒だな、コンビニでいいかな、とか思ってしまったが、やはり旅先では外でご飯を食べたい。 ただ、歩き回りたくないのでチェーン店でもいいや。
駅前にあった「満マル」というお店、知らない店だけど多分チェーン店。
お腹はかなりすいていたので、結構注文してしまった。
ホタルイカの沖漬け、シーザーサラダ、串カツ5種盛り、塩タン焼き、ブリの刺し身、塩寄せ鍋、それとビールを3杯。 食べきれるか微妙だったが、ギリギリ食べきれるくらいの量だった。
ホタルイカ沖漬け シーザーサラダ 串カツ 塩タン焼き ブリの刺身 塩寄せ鍋

これだけ食べて4,400円くらいだった。 お腹いっぱいになって、22時位には寝てしまった。

本日のレース、3月くらいからずっと狙っていたレースだった。 グロスでサブ3.5の記録を出すために挑んだとくしまマラソン、7月申込時のクリック合戦、そして今日。 かなり気合の入ったレースで、申込み当初はサブ3.5は余裕でいけるので、なんならサブ3.15とか考えていた。 だが、今シーズンは全然マラソンを上手に走ることができなくて、4時間すら危ういと思われた。 レース内容は後半どんどんペースが落ちていくダメ展開だけど、レースプラン的には最初からそれを想定して突っ込んで行ったので、忠実にプランを守れて粘れた結果だったと思う。 最初から5分20秒ペースで入っていたら結果はどうなったかはわからないけど、今回は完走が目標だったので、結果的に目標が達成できたので、自分の選択は間違っていなかったと思う。
普通の市民マラソンでこのタイムだったら、上位25%くらいに入れるのだけど、この大会はレベルが高いので、上位25%どころか、2,400人中2,200位くらいなので、下位10%だ。 しかしゴールできて本当に良かった。
今シーズン不調の原因を探るのと同時に、疲れが癒えてからは3月のレースに備えて「限界突破 マラソン練習帳」という本のサブ3.15のトレーニングメニューを10週間かけて行っていくつもり。 今シーズンの目標はサブ3.15、なんとしてもやり遂げたい。

第29回 福知山マラソン

晴れ金曜日の夜20時くらいに家を出発。 これから福知山マラソンのために、福知山駅まで向かう。 片道300kmくらい、4時間位の長旅になる予定だ。
高松中央ICから高速道路に乗って、高松自動車道、神戸淡路鳴門自動車道、山陽自動車道、中国自動車道、舞鶴若狭自動車道と乗り継いでいく。 文字で書くとたった1行だけど、非常に遠い道のりだ。
福知山ICの30kmくらい手前にある「西紀SA」で休憩。 きつねうどんを食べてエネルギーを補給する。
きつねうどん

福知山ICで高速道路を下りて、福知山駅までは10~15分程、12時15分くらいに到着した。 毎年駐車している駅前にあるコインパーキングへ。 ここは24時まで700円で止めることができるので、非常に重宝している。
だが2年前は500円、昨年は650円、今年は700円と、徐々に値上げはされているが…… 福知山駅の南側には公衆トイレもあるので、車内泊するには良い場所だ。
後部座席を倒してフラット気味にして、登山のとき着用していたブレスサーモを上下とも着用して、家から持ってきた毛布をかけて眠りにつく。

翌朝は6時半に目覚ましをセットしていたのでそれで起床。 既に駅はランナーで賑わい始めていた。 駅にあるコンビニでおにぎりとウィダーインゼリーを購入。
車でマラソンの準備をする。 下だけ着替えておいて、上は会場で着替えよう。 7時10分くらいに駅前から会場までを往復しているシャトルバスに乗り込む。
会場には7時半くらいに到着、受付を済ませて更衣室となっているアリーナで、自分の場所を確保して、レース前まではここで時間を潰す。 まだ7時半で、開会式が9時半から、ランナー誘導が10時~10時15分までで、スタートが10時半。 時間にはかなり余裕があるので、じっくりと準備をしよう。
福知山駅 シャトルバス

「今日は暑くなるので水分補給はしっかりと」と何度も会場でアナウンスが流れていた。 福知山マラソンは天気が悪く寒いイメージがあるので、長袖や手袋や帽子も持ってきているのだけど、今日は不要っぽい。 上は半袖Tシャツにすることに。 下はハーフパンツ+コンプレッションタイツ、靴はPUMAのスピードライト2で挑む。
トイレに2度行き、9時50分くらいに荷物をまとめて、サブアリーナの荷物置き場に持っていく。 が、サブアリーナまで50mもないくらいの導線なのだけど、大渋滞しており荷物を預けて出てくるまでに10分以上かかった。

10時05分くらい、スタート前にもう一度トイレに行こうと思ったのだけど大行列で、整理中の係員に「Bブロックなら、トイレ行ってたら間に合わないよ、レース中に行くほうがいいよ」と言われて、スタート前にトイレに行くのをやめることに。 まぁ行きたいわけじゃないので、レース中の時間くらいは我慢できそうな感じもする。
とりあえずBブロックに並んでスタートを待つ。 ゲストランナーの小林祐梨子さんの紹介があり、すぐにスタート時刻となった。

スタートの合図と同時に、皆が駆け出していく。 Bブロックは前から2番目のブロックなので、すぐにスタートラインを越えて、42.195kmのレースが始まった。
出だしは1kmくらい続く長い下り坂。 混雑もあまりなくて快適に走ることが出来る。 流れに身を任せて走って、5.10だった。
1~3kmまでは由良川沿いを南下していく。 途中で観客の人が防寒用のビニール袋を回収していたので、その人にスタート前まで羽織っていたビニール袋を渡す。 今日はこんなに暑くなるんだったら、コンプレッションタイツ履かなければ良かった。 防寒用のビニール袋も不要だったな。 3kmを越えて、由良川を渡り、福知山市の中心部に向かって走っていく。
駅前の大通りをUターンして5km地点。 先頭ランナーの通過は16分37秒と書かれていた。 自分は24分28秒で通過。 今回は、前回の岡山を踏まえて、3時間半切りは無理だと思ったので3時間40分くらいを目指している。 なので、キロ5分10秒くらいで走れればいいかなと思っていたので、想定より1分ちょっと速いペースだった。 スタート渋滞がほぼ無かったのでこのタイムだったのかな。

再び由良川を渡って左折した所が8km地点。 ここから25km地点まで由良川をひたすらと下っていく。 そこでUターンして40km地点までひたすら戻ってくるので、8~40kmまでの32kmは由良川との戦いとなるのだ。
5~10kmまでは、4.47, 4.40, 5.12, 4.57, 5.10と安定して走れている。 10kmまでの5kmは24分46秒で、ほぼキロ5分のペースだった。 もう少し遅くてもいいかなと思いながら、無理して落とさず流れに身を任せて走って行けてもいいかなと思いながら走っていく。
毎年往路では郷ひろみの格好をした人がスピーカーから曲を流しながら応援してくれているのだけど、今年は見当たらなくて気になった。

10km越えてからはちょっとだけペースが落ちて、5分05秒くらいのペースで走っていく。 福知山ってけっこうフラットなコースの印象があったけど、こうやって走ってみると思っていたよりアップダウンがあるなと思った。 15kmまでの5kmは25分21秒。 まだまだ序盤、25kmの折り返し地点までは、まずは頑張って向かわなくてはならない。
福知山マラソンはブラインドマラソンの大会にもなっているので、ブラインドランナーが多く走っている。 ブラインドランナーは伴走ランナーと短い襷みたいなものを持って走り誘導してもらっている。 曲がり角では伴走ランナーが「左に45度曲がっていきます、そのまま左!そのまま左!そのまま左!のように、掛け声をかけながら曲がっていく。 給水取るときもランナーに水がいいかスポーツドリンクがいいかを尋ねて、希望するドリンクを取るのだけど、給水所の場所に寄っては右にあったり左にあったりするので、襷を持つてを反対にして、伴走ランナーが反対側へ移動してコップを取って手渡す、ということをやっている。 簡単に考えてしまうと、ブラインドランナーをそのまま数秒走らせて、伴走ランナーだけがコップを取りに行ってすぐ戻ってくれば良さそうだけど、たった数秒だけでも1人で走らせるわけにはいかないもんな。
そんなブラインドランナーだけど遅い人から速い人までいて、自分より速いペースで走る人もいるので、伴走ランナーが非常に大変だなと感じた。

20kmまでの5kmは25分07秒で、スタートしてからここまでは、ほぼ同じくらいのペースで走ってこれている。 ハーフ地点の通過は1時間45分23秒。 昨年の福知山マラソンよりは速いペースで推移しているが、これからペース落ちていくだろうから、3時間40分を狙うには丁度いいくらいのペースだろう。

折返し地点の25kmまでもほぼ同じペース、5kmを25分20秒で走ってこれた。 だが、折返しを迎えて安心してしまったのか、気持ちが抜けてしまったのか、ちょっとペースが落ちてしまう。
26kmを5.27、27kmを5.37、28kmを5.31と20秒程度遅くなった。 そして走っていて腹痛を感じるようになってきた。 トイレに行きたくてトイレを探しながら走っていて、28.9km地点の給水所にトイレがあったのでここに立ち寄ってしまい、完全に足を止めてしまった。 トイレ行ったのもあって、この1kmは9.32もかかった。
自分の中ではこの時点で「終わったな」と感じた。 トイレ行ってから走り出しても、キロ5分40秒くらいでは走ることが出来て、そこからの3kmは5.45, 5.40, 5.39という感じだったのだけど、気持ちが完全に切れてしまった。 次の1kmは歩いたり走ったりで6.51、次の1kmはゆっくりだけど走って5.51。 ここからはもう、私設エイド楽しみながら行こうと思って歩いたり走ったり。 コンソメスープ配っている私設エイドに寄ったり、小さな子供がチョコレート配っていたのでもらったり、黒糖を配っていたのでもらったり。
それでも、35kmまでの5kmは31分08秒で、キロ6分14秒くらいのペースではあった。 2014年にはこの35kmくらいでリタイアしたなとか思いながら通過していく。

36kmくらいのトイレにもう一度寄って、ここでだいぶ時間を使ってしまった。 37kmを越えて残り5kmくらいだったと思うのだけど、その辺りでサブ4のペースメーカーに抜かれていく。 ここからキロ6で走れば十分サブ4だったのだが、走れず。
38km地点には関門があり、2012年の大会では、この関門通過がギリギリの5分前くらいだったことを思い出した。 それから7年、今はあの時と同じように歩いてこの関門を通過しているが、関門閉鎖時間まではまだ1時間半もある。
40kmまでの5kmが44分06秒とボロボロだったが、このまま歩いていたら、キロ8分半くらいなので、あと19分くらいでのゴールとなる。 今更タイムとかないけど、そうなると4時間10分を越えてしまう。
今まで4時間10~19分は何度も出したことがあるけど、4時間00~09分って一度も出したことがない。 せめて4時間一桁でゴールしようと思って、ここからラスト2km走っていくことに。
足が死んでるわけじゃないので、キロ6分を少し越えるくらい、最後の上り坂も同じくらいのペースで上っていってそのままゴール。 やっとゴールしたという感覚だったけど、充実感とかが全然ない感じだった。
2週間前のおかやまマラソンは歩く距離も長く非常に苦しんだが、今回は苦しんだは苦しんだが、それほど苦しまずにゴールした感じなので……

完走後に豚汁もらって飲んだ。 近くのブースで、毎年インスタントのおしるこを配っているのだけど、今日は気温が高いこともあって、おしるこは不人気な感じだった…… 寒かったらおしるこは非常に体が温まっていいのだけど、今日は暑くて飲む気にならず……
貴重品や荷物を受け取りに行って、毎年やってもらっている1,000円のマッサージをしてもらう。 足よりも肩と首がガチガチでやばかったので、そこを重点的にほぐしてもらった。
マッサージ師は去年と同じ人だったのだけど、首には神経が集中していて、そこから全身に司令を出しているので、首が固まると体幹も使えず、体も思うように動かなくなるので、足が無事なのなら首を疑ったほうがいいと言われた。 一応42km走っているので、お尻の辺りは張ってるが、ふくらはぎとか太ももは全然張ってないと言われた、お尻とふくらはぎを比べると別人のようだと。
岡山の時も、今日も、日常生活でも最近は肩こりを感じて悩まされているのだけど、走れない原因はメンタル的な気持ちの面も大きいけれど、それよりも根が深い問題だったのかもしれない。
次のレースは3週間後の防府読売マラソンなのだけど、制限時間が4時間の大会なので、このままの調子だと4時間は切れないし、途中の関門に引っかかりそう。
35kmの関門が3時間20分、今日は3時間07分。 41.8kmの関門が4時間、今日が4時間04分くらい。 まぁこれから3週間足掻いてみようか。

帰りのシャトルバスで福知山駅まで戻ってきて、すぐにコインパーキングに戻って、駅の反対側にあるホテル「アールイン福知山」へ。 かなり前からこのホテルを予約していて、昨年もここに宿泊している。
アールイン福知山

シャワーを浴びて、1時間位仮眠をして、18時前にホテルを出発。 毎年レース後に訪れている「地下酒場」へ。 毎年ここで地元のおじさんと会って飲んでいる。 昨年は手ぶらで来てしまったので、今年はお土産のうどんをおじさんと大将にあげようとおもって持ってきている。
他にもランナーが2組飲んでいて、1組は40代の男性2人組で1人は鳥取、1人は岐阜から来ているという。 もともと大学が同じで卒業してから20年以上たった今もこうしてマラソンによる交流が続いているという。
もう1組は裸足ランナー達で飲んでいた3人共裸足で今日のマラソンを完走したと。 福知山マラソンのコースは路面の状態がよく、裸足ランナーには人気の大会らしい。 西日本では1番走りやすいと言っていた。 普通のマラソン大会だと裸足ランナーは数名しか出てないのだけど、今日の福知山では20名以上の裸足ランナーが参加していたと言っていた。
裸足ランナー界でのマラソンの記録は2時間40分くらいらしい。 今日いた人も裸足でサブ3達成したことがある強者で、シューズに頼らない、本能の走りをしているらしい。 そんないい意味で頭のおかしい人たちの話が聞けて良かった。
地下酒場

店には22時過ぎくらいまで、4時間くらい7,000円くらい飲み食いしてしまった。 おじさんは途中で麻雀に出かけてしまい「今日は勝つので、24時半くらいに電話くれれば焼き肉おごるよ」と言われていたが、さすがにそんな時間まで起きていることも出来ずに、帰りにコンビニでお茶とアイスを購入して、ホテルに戻って食べて、23時位には寝てしまった。

第5回 おかやまマラソン

晴れ朝6時位に起床。 ドミトリーなので仕方がないが、朝4時位からゴソゴソしている人や、荷物の準備をしている人が多くて、目覚ましをセットした6時40分よりも早い6時過ぎに目が覚めてしまった。 ベッドでゴロゴロしていても仕方がないので、予定より少し早いけれど、準備をしておかやまマラソンの会場に移動することに。 会場は昨日の受付と同じ、ZIPアリーナ周辺の運動施設。 レンタルサイクルでも借りていこうかと思ったけど、返す場所が岡山駅近くしかなく、それだったらここから歩いても大して変わらないので歩いていくことに。
途中のコンビニで朝ご飯として、おにぎり2つとバナナを購入して、食べながら会場を目指す。

7時15分くらいにZIPアリーナに到着、既にすごい人混みだった。 ZIPアリーナの2階席は男性の更衣室となっていて、いつもそこに一旦荷物置いたり着替えたりして時間を潰しているので、今回もそこで。
荷物を置いて着替えてからは、トイレへ。 おかやまマラソンのトイレは大混雑するので、早めに行っておくのがよい。 この時間なら5分も待たずに順番が回ってきたのでのんびりと。
トイレ後は、ZIPアリーナに戻って靴に計測チップをつけたり、Twitterに意気込みを書いたり。
8時くらいに荷物預け、自分はZIPアリーナが荷物預け場だったので、1Fに降りて荷物を預ける。 それからもう一度トイレへ。 この時間のトイレは大混雑。 小用の列に並んだのだが、それでも10分くらいはかかったと思う。 各ブロックへの整列は8時半まで。 8時20分くらいに並ぶ、今回の自己申告タイムは3時間29分59秒で出したのかな、詳しいタイムは忘れてしまったがサブ3.5のタイムだったと思う。 それで割り振られたブロックはAブロック。 Sブロックが先頭なので、2番目のブロックだ。 AブロックはBブロックより人数が少ないらしく、締切10分前でもあまり混雑していなかった。
ZIPアリーナ前

開会セレモニーが始まり、豪華なゲストランナーが紹介されていく。 有森裕子さん、山口衛里さん、坂本直子さん、中村友梨香さん、重友梨佐さん、元サッカー選手の加地亮さん、茨城県知事、大森市長、スポンサーの社長からの話があった。 あっという間にスタートの時間となり、会場の緊張感が高まっていく。

スタートの号砲が鳴り響き、ランナーが続々とスタートしていく。 さすがにAブロックはスムーズで、すぐにスタートラインを通過して、おかやまマラソンが始まった。
今回の目標は3時間24分59秒以内(キロ4分50秒)、それがダメでも3時間29分59秒以内(キロ4分59秒)の、サブ3.5は達成したいと思っている。 なのでキロ5分は死守するラインとなる。
スタート直後の1kmは5分16秒と、混雑もほとんどなく、快適な出だしだった。 人は多いもののスペースはほどほどあって、回りのランナーも並列しておしゃべりしながら走る邪魔な人とかおらず、AブロックとBブロックでこうも違うものなんだなぁと実感しながら走っていく。 2km目を4.56、3km目を4.45で走る。 4km目で4.40だったので、これはちょっと速すぎると思ったが、その流れで走っていたら5km目が4.35ともう少しペースが上がってしまった。 最初の5kmを24分12秒、ほぼタイムのロスが無しで通過することができた。

昨日会った元同僚は6km過ぎ、「かつや」というお店が見えるくらいの場所にいると言っていたので、6kmを越えてから、歩道よりい位置を変えて沿道の群衆を見ながら走っていく。 で、元同僚を発見して声をかけたが、キロ4分40秒くらいのペースで走っているので、声が届くのはほんの一瞬だった。 元同僚は不意を突かれたようで、家族ぐるみで応援している中、子供が自分のことを見つけられずにベソをかいていた、とレース後に教えてくれた。
国道2号線を超えてからは、国道30号線を延々と南下していく。 太陽が丁度南の方にあり、正面から日差しを受ける感じで非常に暑さを感じる。 各給水所に立ち寄り、スポーツドリンクやミネラルウォーターを飲んでいく。 11kmくらいの給水所では岡山名産の「シャインマスカット」が配られていた。 「1人1つ」と張り紙がされていたが、人気だから品切れになってしまうのだろう。 これは美味しくいただきながら先を目指す。
10km~折返しのある17kmまでは、ほぼ一定のペース、4.54, 4.50, 4.51, 4.52, 4.50, 4.55, 4.55と走ることができた。 16km地点にある倉敷川を越える倉敷川橋では時計を止めるのを忘れてしまって、16~18kmまでの2km分で9.50というタイムだったので、平均して4.55としてしまったが。

17km過ぎの折返しポイントを超えてからは「ちょっと疲れたなぁ」と感じるようになって、少々ペースを落として、4.59、4.59、4.55、5.04とギリギリ5分くらいのペースで走っていく。
21.1km地点の中間地点でのタイムは、1時間42分36秒。 目標では1時間42分~43分台としていたので、ちょうどピッタリなタイムだった。
中間地点を通過後の給水所ではナスの浅漬が配られていて、いつもそれを食べるのだが、今回はパス。 スポーツドリンクも取らず、最後のテーブルにあるミネラルウォーターだけを飲んで走っていく。
先を左折し、狭い田園風景の道へと入っていく。 岡山マラソンには過去3回出場していて、この道がいつも鬼門となっている。 南区役所までの5kmくらい続くこの道、そこで非常に苦しむことが多い。
22kmが5.01、23kmが5.12というタイムだったが、24kmでかなり疲れを感じて5.28。 25kmにある「笹ヶ瀬新橋」くらいで限界がきた。 そこの橋の手前にあるトイレに駆け込んでしまった。 そこで少々タイムをロスして、この区間は6.16かかる。 だが、ここで完全に終わった感じがした。 それから走り出しても全然走れず。 右脇腹が痛く、胃の中も非常に気持ち悪く嘔吐こそはしないものの、吐き気がこみ上げてきたり、非常に不快な感じがする中走っていく。

はっきり位置を覚えてないけど、笹ヶ瀬新橋を越えた直後くらいに、サブ3.5のペースメーカーに追い抜かれた。 それでも、26~28kmは止まることなく、6.02, 5.40, 6.05で走れたのだが、28.5km付近にあるトイレに再び行く。 トイレに行った直後は、胃の中も脇腹も調子良くなった感じがして走り出せるのだが、その後給水を取ったり、口の中に何か入れるとまたすぐに吐き気や脇腹痛が襲ってくる。
正直、この辺りで棄権しようかなと思ってしまった。 ただ、棄権した場合収容バスに乗ることになるのだけど、最後尾をバスが走ることになると思う。 なので、競技場に戻るのは最後尾の後になるので、スタートから6時間を越える、つまり15時をすぎる可能性が非常に高い。 帰りの電車は15時42分に乗らないといけないので、収容された場合は電車に間に合わなくなってしまう。 なので危険するのは選択肢としてなくなった。 なんとかして、自力でゴール地点まで戻らないといけない。

そんなことを考えていたが、30km地点、岡南大橋直前のトイレにも再び行く。 トイレに行った直後に出現する岡南大橋は、逆に全く止まらずに走ることが出来てしまった。 当初の予定では、タイムを狙っていたので1分1秒が惜しい状況でのレースを想定していたので、31km地点のラーメン給食は食べないつもりだったが、もうタイムは関係なく、完走することが目標になってしまったので、ラーメン給食に立ち寄る。 5種類のラーメンが選べるのだが、あっさりしてそうな「隠岐島ラーメン」をいただく。 ラーメンを食べてとても美味しく、白桃ジュースも飲んで体は潤ったのだけど、食べたことによる反動で、この直後も全然走れず、ラーメン広場を出て数mのところにある救護所のスタッフに「大丈夫ですか?いけますか?」と立て続けに声をかけられてしまった。

31~39kmは旭川沿いの道路となる。 この区間はいつも非常に苦しくて1回を除き、毎回歩いたり走ったりの区間なのだが、今日もそんな感じだった。 32~33km地点くらいでサブ4のペースメーカーに追い越される。
32km地点でのタイムが2時間58分くらい。 ここまでかなりボロボロになった感じだけど、ここからのラスト10kmをキロ6で走れれば、それでもまだサブ4のタイムなのかと思って、ちょっと意外だった。 もっとボロボロなタイムなのかと思っていた。 だが、当然キロ6どころか、1km続けて走るのも難しかったので、歩いたり走ったり。 旭川沿いの道が長いこと長いこと。 途中で32kmくらいでは坂本直子さんに抜かれ、35km付近では重友梨佐さんに抜かれたが、ついていく気力も、走り出す気力も出ず。

36.7km地点のトイレに立ち寄り、これでトイレに4度も立ち寄ったことになる。 トイレに立ち寄ったから何かでるわけでもないのだけど、立ち寄ったことによって完全ストップするので小休止になるのかな、それから少しの間は口に何かを入れるまで意外に走ることはできる。
39kmを越えて、後楽園の北側にある大通りまで戻ってきた。 ようやくゴール出来るイメージがつかめてきた。 この旭川沿いが非常に長かった。 だが、ゴールするイメージは出来たとはいえ、半分走って半分歩くのは変わらず…… 39kmが7.08、40kmが11.07、41kmが9.16とかなりタイムが落ちている。 新幹線の下を通る下り坂から最後の走りをして、ここからゴールまでは走ると決めた。 ラスト500mくらいで元同僚が応援してくれており、途中経過を「応援navi」というアプリで見てくれていたので、大丈夫かと心配してくれていたようだ。 ラスト500mは走りはしたがラストスパートとかも出来ず、そのままゴールラインにたどり着いた。
非常に厳しい42.195kmだった……

タイムは4時間23分58秒で、サブ3.5どころか、サブ4も達成できなかったのだけど、23km付近で潰れた割には、思っていたよりもいいタイムだった。 5時間越えるのではないかと思っていたので……
今回が16回目のフルマラソンで、今日のタイムは歴代11位のタイムだったが……

ボロボロの体でZIPアリーナに荷物を取りに行き、今日は銭湯にも入れなさそうなので、体を濡れたタオルで拭こうと思ってプールサイドに作られている男子更衣室の仮設テントへ。
ここで、偶然にも同じトライアスロンチームの人が着替えていた。 16,000人も参加するこの大会で、偶然更衣室で知人に会うとはすごい偶然だった。 今日のレースの話をして盛り上がった。 この人は「岡山の知人とこれから飲む、その前にマッサージを」と意気込んで帰っていった。
体をスッキリさせてから、元同僚と合流して、会場を後にする。

駅まで15分くらいは歩くのだけど、42km走ったので足は疲れたといえば疲れたが、足が原因の大失速じゃないので、普通に歩くのとか階段の上り下りは問題ないんだよな。
電車は15時42分のマリンライナーに乗るので40分くらい時間があったので、岡山駅地下街のサンマルクコーヒーで談笑してきた。 本当はエネルギー補給するのにガッツリ何か食べたいのだが、マラソンレース後にものを食べると、そのままお腹を下すことが多く、特に今日は内臓酷使されて不調なので、より下す可能性が高いと思う。 さらに車ならまだしも、電車で帰らないといけないので、途中でそんなことになったら大変。

15時半くらいに改札に戻ったが、券売機は長蛇の列だった。 が、自分は昨日到着した時点で切符を発券しておいたのでスムーズに改札内に入ることができた。
さらにマリンライナーも激混みだったが、指定席券を4日前に購入しておいたので、混んでても全然関係ない。 マラソン後の疲労で、混雑したマリンライナーに1時間乗ってるのは地獄だろう……
そんなマリンライナーだったが、乗り継ぐ特急八雲が2分遅れで到着したらしく、乗り継ぎ待ちで2分遅れて発車。 さらに、早島付近を走っている時に緊急停止、減速中に車内アナウンスがあり「列車内で非常ボタンが押されたため緊急停止します、車掌が状況確認するまでお待ち下さい」と。 数分で電車は走りだしたが、茶屋町駅で数分停車する。 「急病人が出たため対応していました」のようなアナウンスがあり、結局10分遅れでの運行になってしまったみたい。 まぁ時間に追われてないのでいいのだが。
急病人がどんな人だったのかわからないが、ランナーの可能性はあるな。
マリンライナー 指定席券

16時40分くらいに高松駅に到着。 当初バスで帰ろうと思っていたのだけど、妻が迎えに来てくれると言うので、ありがたく車に乗って家に帰る。
家について、風呂に入って、夕飯を食べる。 お腹がペコペコなのと、家だったらお腹を下しても全く問題がないので、かなり大量に食べてしまった。 が、お腹を下す事はなかったので良かった。
今日は疲れすぎて19時40分くらいには寝てしまった……

今回のマラソン、なぜこんなに大撃沈だったのか。 序盤のペースは確かに速かったが、決してオーバーペースではないし、暑かったとはいえ大騒ぎするほどの暑さでもなかったし。
8月9月と練習内容は不安だったが、9月下旬~レース直前まではきちんと練習は積めていた。 2点ほど過去と違う試みはしていて、1つはランニングタイツを履いてない。 ただ、これは4月の香住マラソンでも履いておらずサブ3.5だしているのであまり関係がなさそう。 もう1つは靴を変えている。 レースで初めて使うPUMAの「スピードライト2」。 これは練習で2度履いており、まだ26kmしか履いてないシューズだ。 だが、シューズの感じは悪くなく、むしろ初代のスピードライトより足にフィットしていると感じている。 となると、岡山の呪いというか、岡山マラソンのコースと相性が悪いのだろうか? 過去3回とも非常に厳しいレースだったので先入観でもあるのだろうか? 2週間後に福知山、さらに3週間後に防府読売マラソンが控えているので、それらのマラソンに出場するのが非常に怖い。 しかも防府読売マラソンはグレードの高い大会で、制限時間が4時間となっているので、今日のような走りをしていたらゴールまでたどり着けずに関門で収容となる。 それは避けたいが、あと5週間程で、今回の原因を突き止めて、改善することができるだろうか。 最悪、福知山は捨てレースになってしまってもよいので、防府読売マラソンで結果を出したい。

高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2019

晴れ6時半くらいに起床して、子供たちを起こして7時過ぎに家を出発。 今日は毎年参加している「高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2019」がある。
いつもは自分1人で12kmの部に出場しているのだけど、今回は長男と三女と一緒にファミリー3kmの部に出場する。 それが終わった後、自分の12kmの部に出場するのでちょっとハードだ。
コンビニで朝ご飯を購入して、8時過ぎには会場付近の駐車場である庵治中学校に到着。
昨夜に強い雨が降っていた時間帯があり、座ろうと思っている草むらが濡れているかもと思い、レジャーシートを複数枚持ってきてあるので、それらを敷いて場所をとってくつろぐ。
8時半から受付が始まって参加賞と引き換える。 ナンバーカードや計測チップは事前に送付されてきてある。
9時位に妻の会社の社長夫妻が合流、今回も妻の会社の社長と一緒に12kmの部に出場するのだ。

開会式があり、ゲストランナーの土佐礼子さんの紹介があったり、役員の挨拶があったり。 全国各地でマラソン大会が開催される時期になったが、フルマラソンではない12kmのレースに、オリンピアンの土佐礼子さんが来てくれていることが不思議だった。 42kmのレースならわかるが。 土佐礼子さんはファミリーの部のファンランに参加するみたい。 トークショーが10時20分からあるみたいなのだけど、ファミリーの部が10時10分からなので見ることができないな……

ファミリーの部は親子もしくは祖父母子のペアで、子供は1人か2名で参加できる。 片道1.5kmの往復で3kmのコースだが、1km過ぎに上り坂が待ち受けている難コースだ。
長男と三女とは、今まで2回練習してきていて、三女のペースに合わせて皆が走る感じでのプランとなっている。 3kmという距離は1年生には長いが、練習してきているので大丈夫だろう。
スタートの号砲とともに駆け出していく。 1~6年生までが混じったレースなので、他の子につられてペースを上げてしまうと3kmもたないので、三女には練習のときから「最初はゆっくり、最後は速く」と言い聞かせていたので、今回のレースでは周りにつられず、自分のペースで走り出すことができた。
多分、子供たちは車両通行止めになっている道路を走るのは初めてで、いつもトレーニングしている池の周りとは違うので新鮮な気分だろう。
周りの子供たちは「疲れた」といい子供がバテているペアもあったのだけど、1kmも行かないうちに親がバテて子供が先行しているというペアも何組も見た。 小学生とはいえ、毎日歩いて通学しているだろうし、体育の授業などで運動している子供と、多分全く運動していない、車社会なので1日1kmも歩かないような親たちの体力の差は歴然だった。

三女は結構いいペースで走っていて、最初の1kmを6.10で通過。 練習の時は7分と6分半のペースだったかな、それに比べればかなりペースが速いが、楽々と走っているように見える。
1km過ぎから坂道があるが、そこも頑張って上って、上りきったら少し下った所で折り返し。 坂を上っている時に、次女の同級生で、短距離も長距離もとても速くトライアスロンも野球もやっているスポーツ万能少年とすれ違った。 この時点でなんと2位。 だが、お父さんがついていけてないようで、20秒くらい後方を走っていた。 ゴールは親子でゴールしないと認められないため、子供はゴール手前で待たなくてはならない。 お父さんもトライアスロンやウルトラマラソンによく出場しているスポーツマンなのだが、この子が速すぎるのだ。 自分でもついていけないくらいのスピードで走っている。 ゴール結果から推測するに、キロ3分50秒くらいのペースだろう。

坂道を含んだ2km目だったが、この区間は5.24だった。 ラスト1kmになり、三女はけっこう苦しそうだ。 ラストスパートするには1kmは長すぎる。 ラスト300mくらいでいいかなと思って、三女には走りながらそう伝えた。 信号を右折してラスト300mくらい。 最後の力を振り絞って走ってもらい、前にいる親子を抜くように激を飛ばしてゴール。 最後の区間は5.00だった。 ゴール直後に心肺を使いすぎた三女が「ゲボが出そう」と言っていたので、相当苦しかったのだろう。
結果は16分35秒、209組中73位だった。 1年生なのに上位3分の1にいるのは上出来だな。 そして、20分後には自分のレースが待っている。 三女のペースとはいえ、3kmはウォーミングアップにはちょっと長かった。
そしてこのペースでもかなり暑かった。 走っていて、右の脇腹がチクチクして痛いのが気になった。

トイレとかを済ませて、10分くらい前に整列してスタートの合図を待つ。 目標は自己ベスト&55分切ることだが、そこまでトレーニング出来ていないので、現実的な所58分を切るのを目標に。
号砲と同時に走り出す。 前から10列目くらいの位置だったので、スタートは混雑もなくスムーズに走り出すことができた。 信号を左折する付近で子供たちが応援してくれていて、スタート直後だが元気が出てきた。 つい40分前に走ったコースを走っていき、1kmを超えた所で最初の上り坂。 1km通過は4.37でまぁまぁの出だしだな。 上りは歩幅を縮めてピッチを上げて小回りで上っていく。 2kmは4.34だったのだけど、やはり右の脇腹がチクチク痛み、このままじゃ5年前と同じように脇腹の痛みと戦いながらのレースになりそうだ。 ちょっとペース落として、脇腹を抑えたり叩いたりしながら走っていく。
走っていて結構暑くて給水所が待ち遠しかったが、5km付近まで給水所がない…… アップダウンを交えながらの3~5kmまでは4.54, 4.41, 4.50と走る。 最初の給水所で水を2杯取って喉を潤す。 5kmからは1km続く長い上り坂。 ここはどうしてもペースが落ちるのと、脇腹がかなり痛くなってきた。 この坂道の途中で先頭のランナーとすれ違う。 先頭と2位は10秒以上差がついているように見えた。 2位と3位も10秒くらいあったと思う。 脇腹が痛くてペースが落ちたので、呼吸はそれほど苦しくなかったが、ようやく長い1kmの上り坂を上り終えて、6km地点で折返し。 ここで時計のボタン押すのを忘れてしまい、この区間が計測出来ていないので5~7kmの2km区間でタイムを算出してある。
折返し直後の給水所で水を飲んで、今上ってきた道をずっと下っていく。 この付近が脇腹の痛みのピークだった。 下り坂なのに全然スピードを出すことが出来ず。
アップダウンを繰り返し、ラスト1kmまでやってきた。 ラストスパートでちょっとペースを上げたが、脇腹が痛いためそれほどペースは上げられなかった。 呼吸も足も大丈夫なのに、第三の要因で走れないのはもどかしかった。 ラスト500mくらいで子供たちが応援してくれていて、もうちょいペースを上げてゴールに飛び込む。 ゴール直前には、トライアスロンチームのメンバーが応援してくれていた。
結果、57分46秒で、一応第2目標の58分はギリギリ切ることが出来たが、12kmのレースなのに平均ラップがキロ4.48なので遅すぎるな…… せめて4分30秒台では走りたかったなぁと……

今回妻の会社の社長は奥さんと来ているため、ここで解散に。 レース後は子供たちと温泉チケットを使って、お風呂に汗を流しに行ってきた。
帰りはマルナカでおにぎりとコロッケを購入してお昼ごはん代わりとして食べ、子供たちは会場でうどんを食べているのでガッツリしたものはいらずに、コンビニでアメリカンドッグを買って食べた。
帰宅してからはグロッキーで1時間半くらい昼寝をしてしまった。

何だか今日は全然ダメだったな。 2週間後におかやまマラソンがあるのだが、キロ5分以下で走るサブ3.5を狙いたいのだが、12kmをキロ4分48秒で苦しんでいるようじゃ、42kmをキロ4分59秒で走れるとは思えない…… だが、昨年の福知山から4連続でサブ3.5を出しているので、今回途切れさせるわけにはいかない。 42kmという距離自体には耐性がついていると思うので、あとはペースを何とかするのと、脇腹が痛くならないようにケアしなくては。
高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2019
今回のペース
1km 4.37
2km 4.34
3km 4.54
4km 4.41
5km 4.50
6km
7km 10.12
8km 4.55
9km 5.12
10km 4.32
11km 4.53
12km 4.19
平均 4.48
ゴール 57.46

第19回 丹後ウルトラマラソン 60km

晴れ朝6時半くらいに起床。 同じ部屋の他の4人は既に起きていて、表に出て100kmの部の選手を応援したりしていた。 自分も旅館の前の道に出て数分応援する。 100kmの部は、朝4時半にアミティ丹後をスタートしている。 この旅館の前は22~23kmくらいの地点だと思う。 今、目の前を走っている選手たちは、22kmを2時間で走れる選手ということになる。 22km2時間って、サブ4のペースよりちょっと速いペースなので、キロ5分30秒台で走っていることになる。 100kmのレースをそのスピードで走るということは、かなり速い人たちなのだ。 皆らくらく走っているので勘違いしてしまいそうだが……

朝食の前に大浴場で体を温めて、7時過ぎから朝食を食べる。 夕食に続き、朝食も献立がランナーの為に考えられているような内容だった。 消化がよくエネルギーの付きやすいもの、なおかつ日本の朝食っぽいメニューが揃っていた。 目の前に香港人の夫婦が座っており、少しだけ英語で話すことができた。
朝食

この旅館はスタート会場まで徒歩2分くらいなので、かなりギリギリまでいることはできる。 スタートは9時、荷物預けは8時半まで。 なので、8時20分くらいに出発しても悠々間に合うのだが、早めに会場に行って気分を盛り上げたいので、8時前には会場に向かうことに。 今夜もここに泊まるので荷物は特にいらないのだけど、一応着替えや財布等をリュックサックに入れて、持っていく。 これをスタート会場で預けて、ゴール会場まで運んでもらう。 レース中に写真とか撮りたいので、スマホは持っていきたいのだが、レース時はいつも持たないと決めている。 なので、スマホも預ける荷物に含めて預けてきた。

今日は気温がかなり高くなることが予想されており、今までに経験したことのない60kmという距離なので、水分不足、脱水症状、熱中症にならないよう、十分に対策しなくてはならない。
装備はかなり身軽で、上は半袖Tシャツ、下はハーフパンツ、パンツはボクサータイプの、靴下は5本指ソックス、靴はプーマのスピードライト。 フルマラソンを走る時の靴と同じものを履く。 足の指はマメ防止のため、マメができやすい右小指、右薬指に絆創膏を数枚貼って保護。 マメでは無いけど、擦れやすい右親指にも絆創膏を貼っておく。 帽子は普段はかぶらないのだけど、さすがにこの暑さと直射日光に帽子無しで挑むのは勇気がいる。 ポケットには熱中症対策の塩飴みたいなのを5個。 あとは、もし給水所まで持たなかったことを想定してジョギング用の財布に1,500円いれてある。
ジョギング用タイツも、かなりの暑さなので着用しない。 今回のレースは本当に、自分の力のみで行く感じだ。
回りの人を見ると、トレランザッグを背負っている人とか、ウエストポーチにペットボトルを挿している人などが多く、荷物を何も持っていない人の方が少ないかもしれない。

会場では水分を摂るコップを持って飲みながら、トイレに並びまくる。 絶対に脱水症状になったらいけないので、昨晩からかなり水分を摂っており、今も喉は全然渇いてないけど飲み続けているような状態。 そのため、すぐにトイレに行きたくなるので。 トイレは結構混んでいて、5分くらい並ばなくてはならない。 なので5分並んでトイレに行って、数分ウロウロして、またトイレに並んで、というような感じで10分おきにトイレに行っている。 その間、ずっと水分は摂りっぱなしで。

スタート10分前になり、スタート地点へ並ぶ。 並ぶ場所は特に決められていなく、ランナーも1,000人くらいしかいないので、それほどの混雑ではない。 軽いセレモニーみたいなのがあって、3分前、1分前、30秒前、20秒前、10秒前、とアナウンスがあり、いよいよ丹後ウルトラマラソン60kmの部がスタートした。

会社の社長からは「キロ5分のペースで行け」と言われているが、スタート直後は大混雑でキロ5分どころか、キロ8分を超えるようなペースだった。 今回は記録狙いではなく、完走が目標なので、自分も焦らずに流れにのって走っていくことを心がける。 車両通行規制をかけているわけではないので、基本的には左側と歩道を走らなくてはならない。 歩道は狭い箇所もあり、抜かすに抜かせないが、序盤で抜かすのに力を使ったら後半撃沈するのが見えているので、しばらくはこの流れにのって走っていく。 走り出して感じるが、とても暑い。 普段の練習では夜走っているので、日差しの下を走ることがあまりなく、今日は厳しい戦いになりそうだ。
給水所もフルマラソンより出現頻度が少なく、45kmまでは4kmに1度、45km以降は2.5kmに1度のような感じ。
4.1km, 8.1km, 12.6km, 16.8km, 22.0km, 25.9km, 29.3km, 32.5km, 36.5km, 40.1km, 44.9km, 47.4km, 49.5km, 51.4km, 53.1km, 56.6km地点に給水所がある。
また、距離表示は2.5km毎と42.195km地点にあるのみ。 細かい1km毎のラップはわからなくなるが、それは仕方がない。

順調に走って、4.1kmの給水所へ到着。 メチャメチャ暑くて水を2杯も飲んでしまった。 巨大なバケツの中に柄杓が入っていて、それで自由に水をかけられるようになっていたので、それを使って腕や太ももに水をかけて冷やす。 最初のエイドだけど、キャンディ、梅干し、塩、氷砂糖などが置いてあった。
再び走り出して先を目指す。 ちょうど前に背が高くて、自分と同じくらいのペースで走っている人がいたので、その人の斜め後ろにピッタリとくっついて走る。 日差しは前方右側から差してきて、うまい具合にその人の影に入ることができたので。 次のエイドは「海山園」というところで、老人ホームみたいなところがエイドになっていた。 ここでトイレに行って、水をたっぷり飲んで体にも水をかける。 何だかレースというより、次のエイド、次のエイドと、エイドを目指すスタンプラリーみたいなイメージだな。 エイド毎に立ち止まって飲んだり食べたりする感じで。 ここでは小袋に入ったバームクーヘンがあったので、それを食べた。

3つ目のエイドを過ぎてからは山の中に入っていくような感じだった。 集落の中のクネクネとした道を下っていき、港を通過したら上り坂に。 ここから16.8km地点までは2kmくらい続く長い上り坂で「七竜峠」と呼ばれている。 60kmコースの最大の難所だけど、序盤で出てきてくれるのが助かる。 これが終盤だったら厳しすぎる。 だが、序盤とはいえ、この峠越えはかなりきつかった。 歩かないのを目標にしているので、ペースはかなりゆっくりでもいいので、走る動作を続けた。
運営車両が結構頻繁に走っていて「気温が30度を超えています、水分しっかり摂って走って下さい」とアナウンスしていた。 苦しい苦しい上り坂を走りきり、七竜峠のエイドステーションで給水や水をかぶったり。 もう全身ビショビショなのだが、ウェアは走っていると乾く、だが靴もビショビショになり、靴は乾かないので、雨の中のレースのような感じで、足元は不快だった。

ここからは下り坂になるので、少し気持ちが楽だった。 重力にまかせて走っていると足にダメージを受けてしまうので、そうならないよう歩幅を縮めながらゆっくりと下っていく。 ただ下りだけではなく、また上り坂になったりと、コース図には載ってないが、意外にアップダウンがあるコースだなと思った。
22kmのエイドでは中学生が足のマッサージをしてくれるテントがあったが、まだ疲れてないのと、イスに座ってしまうと後が辛くなりそうなので、マッサージは受けなかった。
食べ物ではうどんがあったので食べて、エネルギーを補給する。 暑さが厳しいが、暑さ以外は今の所なんとかなっている。

ここからは海沿いの綺麗に整備された地帯を走っていく。 左手側にはグランドが整備されていて野球をやっているチームがあったりした。 このあたりで、反対車線に先導車やランナーが見えてきた。 100kmの部のトップの選手が戻ってきたようだ。 100kmの部だと、反対側は96kmくらいだと思う。 ゴールが目前で、タイムは7時間台という凄まじいスピードだ。
少し走り、信号を左折すると国道178号線。 歩道の無い狭い国道の路側帯を走っていくのだけど、すぐ横に車が普通に走っているのは、マラソン大会じゃなかなか経験できないな。 工事中の箇所があり追い越し禁止になっていたり、上り坂を上りきった三本松という交差点では反対側に渡るために信号待ちがあったりと。

三本松からは長い下り坂で快適だったのだけど、次のエイド「丹後王国前」から先には長い上り坂が見えて気持ちが落ち込む。 各エイドで水を浴びまくっているが、暑さがだんだんダメージとして蓄積されてきているのがわかる感じだ。 丹後王国前のエイドステーションは29.3km地点。 フルマラソンでも、そろそろ厳しくなってくる位の距離だ。

次のエイドは「弥栄地域公民館」という場所で32.5km地点。 ここのエイドが一つのポイントになっていて、スタート地点からこのエイドに向けて荷物を送ることができる。 例えば、ここでシューズを履き替えたいとか着替えをしたいとか、スタート地点でその荷物をまとめてトラックに乗せておけば、ここでその荷物を受け取れる。 また、ここで荷物を置いていくこともできるようになっている。
自分は何も送ってないし何も置いていくものもないが。
スタート地点からここまで、100kmの部と、コースは同じだったが、ここから100kmは「碇高原」と呼ばれるコース最難関の峠に向かって行く。 碇高原は71.8km地点で、高低差400m以上の厳しい上りがあり、ここの関門を突破できずにかなりの人が脱落する。 自分は60kmなので、そちらには行かないが……

ここから田んぼ沿いを走るような道になり、かなり体がきつくなってきた。 次のエイドは36.5km地点。 そこまでとりあえず歩かずにゆっくり走っていくが、この辺りになると、歩いている人も目立つようになってきた。 なんとかそのエイドまでたどり着き、ここで2度目のトイレへ。 だが全然出ず、明らかに水分が足りてないのが実感したので、ここではいつもより多く水分を飲む。
このエイドには冷凍パイナップルみたいな商品があり、それがとても美味しかった。

この先もかなり厳しい戦いで、次の3.6km先のエイドがものすごく遠く感じた。 途中で42.195kmポイントを通過。 通過タイムは4時間54分06秒。

44kmくらいの地点で国道178号線に再合流。 ここは100km地点との合流点でもあり、右側からは坂を下って100kmの部の選手たちが走ってくる。 100kmの部の選手たちは84kmくらいの地点、凄まじい……
ちょうど一緒になった100kmの部の選手と並んで走っていて会話したのだけど「今ペースどれくらい?」と聞かれ「キロ7分~7分半くらい」と伝えたら「今日は自分のペース遅いけど、1時間くらい早くここにたどり着いたとき、60kmの人たちみんなペース速いんだよね」と。 「ここまで来たらあとは平坦なので楽だ」と言いながら、その人は軽快に走り去っていった……
44.9km地点のエイド「丹後庁舎」についたとき、内臓がかなりやばかった。 途中から水分多く摂るのを意識したのもあると思うけど、胃が気持ち悪くて吐きそうだった…… 各エイドで食べてるけど、梅干しがとても美味しい。 酸っぱいタイプの梅干しで、それが口の中にじわりと広がり、あとから酸っぱさが襲ってくる。 ここまでで、もう20個以上は食べていると思う。 このエイドにはつみれ汁があったが、胃が微妙だったので食べず。 水分補給と梅干しをたくさん頬張り、体や頭に水をかけて、次のエイドを目指していく。

この先は左右に古い民家が立ち並び、ところどころに商店が出現するような、田舎の中央通り的なイメージの道を走っていく。 沿道に結構人がいて応援してくれて元気が出てくる。 三度国道178号線に出る手前に「除雪車庫」というエイドステーションがあり、ここで3度目のトイレへ。 疲労はピークだが、ここから先は2.5kmくらい毎にエイドステーションがあるので、頑張れそうだ。 この地点で47.4kmだた、距離が50kmになれば、ラスト10kmというイメージになり、もうちょっと頑張れるかもしれない。

国道178号線に戻ってからは、国道沿いを走っていく。 歩いている人も走っている人も、100kmの人も60kmの人も、抜かす人も抜かされる人も、皆自分のゴールに向かって走っていく。
49.5kmのエイドポイントに立ち寄ってから、ついに50km地点までやってきた。
50km地点でのタイムが5時間53分44秒。 ここまで、だいたい10kmを1時間10分ペースで走ってきている。 残り10km、頑張れば7時間切れるかもしれない。 7時間切るには10kmを1時間06分で走らなくてはならない。
キロ6なら1時間00分、キロ7なら1時間10分、つまり、キロ6分半くらいで走らなくてはいけないことになる。 それに加えてエイドでも時間を使うので、現実的にはキロ6分20秒くらいだろうか。
ラスト10km、メチャメチャきついが頑張ることにした。

51.4kmのエイド「三津塩工場」はダラダラと続く上り坂の途中にあり、この上りが非常に苦労した。
53.1kmのエイド「琴引浜鳴き文化館」では飲み物だけ飲んで、30秒くらいで出発する。 だが、このエイドの先に長い上り坂が見えて、しかも傾斜も結構ある感じだった。 正直ここを歩きたかった…… だが、ここで歩いてしまったら7時間切るのは絶望的になるし、53kmも歩かず走ってきたのに、ここで歩いてしまうのももったいない。 だが、体は非常に重く、坂を上るのが死ぬ思いだった。
坂を上りきったら、そこには見たことのある景色が。 往路で通った三本松の交差点だった。 信号を超えたら、長い下り坂へ。 下り坂を超えたら55km地点。
時計を見たら6時間27分23秒だった。 残り5kmを33分36秒。 キロ6だと30分、キロ6分半だと33分、キロ7だと35分。 ペースを上げたつもりだったのに、ペースはあまり上がってなく、ここから先も今のペースを維持しないといけないことが判明。 非常にきつい…… 信号を横断して、往路で通った海沿いの綺麗な道へ。 長いけど、この辺りからロングスパートをかける。 このまま意識を変えなかったらキロ6分半は軽くオーバーする。 ラスト5km、体が持つだろうか、わからないが勝負に出ることに。

気持ちを切り替え、フォームを直し、腕振りを意識して、ぐいっとペースを上げて走っていく。 ここから先は1km毎に看板があって、時計を止めるのを忘れていたのだけど、最初の55-56kmは5分40秒くらいで走れたと思う。
56.6km地点に最後のエイドがあったが、もうエイドに寄る時間もないので、初めてエイドをスルー。 腕振りを意識して走っていく。 56-57kmは5分20秒くらいまで上がったと思う。 残り3kmの看板を見て、細かいカーブや橋を通過し、大きな広い綺麗な道路を左折。 残り2kmの看板が見えてきた、タイムは見る余裕がなかった…… 残り2kmということは、ここは58km地点。 だが、ここまできて絶望するような坂が目の前に見えていた…… この坂を上る途中で、どうしてもペースが落ちてしまった…… なんとか上りきって、下りはもう重力にまかせて走っていく。 ラスト1kmも時計を見る余裕がなかった……
綺麗な道路に別れを告げ左折する。 左折したら川を超える橋があり、そこが上り坂に…… 上り坂と言っても、多分距離は30mくらい、高低差は4mくらいだと思うのだけど、それすら絶望だった……
橋を超えた先では大応援団が待ち受けていて、その前を通過して右折。 左手にアミティ丹後が見えてきた。 多分、残り400mくらい。 300mくらい先に見える信号を左折したら、アミティ丹後の入口だ。
あと一踏ん張り…… 信号を左折し、アミティ丹後の正面から、ラストの直線50mくらい。 ゴールする人、一人一人の名前と意気込みコメントを読み上げてくれていた。 申込時になんて書いたか忘れてしまったのだけど「香川県から参加の○○さん、いよいよゴールです。 42.195km以上の距離走るの初めてだけど頑張りますとのことでした、お疲れ様ー」みたいな感じで名前などを読み上げてくれて、感動のゴール。

ゴール後は完走メダルをかけてもらい、パイプ椅子に案内されて、ボランティアの中学生が計測チップを取り外してくれた。 すぐに会場に出られるので、給水でスポーツドリンクをもらって、体育館の方へ。
記録証を発行してもらえる場所があったが、それよりもトイレに行きたかったのでトイレへ。 55km地点くらいからすごいトイレに行きたい感じだったが、寄ったら7時間切れなくなるので我慢していたのだ。
ようやくトイレで解放されると思ったのだが、今にも漏れそうな感じなのだが全く出ず…… どうやら体の感覚と膀胱の具合がズレているようだ…… トイレに行きたい感じはするのだが、出ない、ということは行く必要がないとのことなので……

記録証をもらってタイムを確認したら、6時間55分48秒だった。 ラスト5kmがかなり上げられたことになる。 そして嬉しい7時間切り。 社長に言われた「キロ5分」だと5時間00分、キロ6分だと6時間00分、キロ7分だと7時間00分なので、ペース的には6分55秒くらいのペースだったみたい。 ただ、エイドで止まった時間は、合計で20分くらいはあると思うので、実質キロ6分半くらいだったのだろうか。

荷物を受け取って、そのままゴロリと転がって休憩したかったのだけど、レース後の写真をいい場所で撮ってもらいたかったので、なんとか動いてステージで写真を撮ってもらった。
それからようやくジョギングシューズを脱ぐことができた。 ジョギングシューズは終始ビショビショで足はふやけていた。 絆創膏で予防しておいた箇所、特に小指にはマメができていたので、予めやっておいて良かったと実感した。 右足の親指と小指の爪が死んでおり紫に変色していた。 親指はよく死ぬのだけど、小指は初めてだな。 これでも、この靴は合っているのだけど、もっとフィットする靴を探さないといけないな……

ゴール地点のアミティ丹後から、スタート地点である久美浜の浜公園へはバスで戻ることができる。 バスの時間を調べたら、15時45分、17時40分、18時15分、19時10分発のバスがあるようだ。 ゴールしたのが15時55分で今は16時20分くらいなので、17時40分までバスがないな。 ここから久美浜浜公園に戻る人は多そうなので、バスが満席になってしまったら困ると思って、時間よりかなり早いがバスが発着する場所で待っていることに。 途中で、昨日もらった金券チケットでカルピスウォーターを購入して体を潤わせたり、タオルを濡らしにいって体を拭いてリフレッシュさせたり。
バスが到着して皆続々と乗り込み、あっという間に満席に。 補助席も使っているけど、もう人が乗れなくなってしまった。 早めに準備しておいてよかった。
バスは浜詰という地域を経由したのだけど、途中に「夕日ヶ浦」という場所を通過し、そこから見えた海と夕日がとても綺麗だった。
バス 夕日ヶ浦

18時10分くらいに旅館に戻ってきて、すぐにお風呂へ。 疲れ切って汗まみれでボロボロになった体を綺麗にして、湯船に浸かってのんびりと過ごしていた。
今日の夕飯は19時半からで、5人部屋だったのだが3人は1泊なので、今日は2人でこの部屋に泊まる。 その人はまだ戻ってきてないし、とりあえず19時半まで寝るか。 だが、体が疲れすぎて逆に全然眠ることができずに、19時半を迎えてしまった。

今日の夕食もみんなでテーブルを囲んで食べたのだけど、11人しかいなかった。 朝会話した香港の夫婦もいたので、どうだったか聞いたけど、20km地点でリタイアしたとのことだった。 頭が暑すぎてダメだったと…… 「帽子かぶってた? 水飲んでた?」と聞いたけど、それでもダメだったって。 暑い中での練習をもっとして、来年また来ますと言っていた。
この夫婦とマラソンのことについて色々話したのだけど、頻繁に来日していて、次は12月の大阪マラソンの為に来ると、来年は東京マラソンで来て、オリンピックも観戦すると言っていた。 東京オリンピックでは卓球を見るらしい。 日本国外にもあちこち行っていて、マラソン目的だと、ニューヨークシティマラソン、ボストンマラソン、ベルリンマラソン、ロンドンマラソンに出てると。 ボストンマラソンは大雨の中の大会で気温は0度。 翌週がベルリンマラソンで、それは25度くらいあったらしい。 気温の変化が激しすぎて辛かったと言っていた。 LINEとFacebookのアカウントを交換して友達になった。
こうやって、英語でコミュニケーションできるのって素晴らしいと思った。 今回夕食会場にいた人は誰も英語が喋れなかったのだけど、ちょっと踏み出すだけで、こうやって世界が開いていくのを実感できる。
喋れないのではなく、間違いが怖くて喋らないのかもしれないが、自分の英語もかなりの割合で文法エラーとかあるだろうけど、それは相手が理解してくれるし、いちいちそんな事を指摘されることもない。 発音は日々の悩みだけど、発音もきちんと意図を汲み取ってくれるし、どうしても聞き取ってもらえないときはスペルを言ったらいいだけだし。 これがビジネスの場になると、そういうわけにはいかないかもしれないが、日常のコミュニケーションなら十分だった。

夕食のメンバーはキャラの濃い人が多くて、75歳のおじいさんは「健康の秘訣は?」と69歳の人に聞かれて「ウルトラマラソンに申し込むこと」と言っていた。 申し込んだら、イヤでも練習しないといけないので、まずは申し込めばいいんじゃないですか?と。 75歳のおじいさんは妻と息子と来ており、妻は応援、息子は60kmを完走したとのこと。 その69歳の人は福島で生まれ育ち高校卒業と同時に関東に出てきて、今では千葉に住んでいる。 丹後には10年くらい連続で出ていて、今日はリタイアしてしまったが、ビールを飲んで上機嫌だった。 戦後生まれだけど、マッカーサーの話とか真珠湾攻撃の話、原爆の話をしていた。
岡山から来た夫婦も10年くらい連続で丹後に出ている。 奥さんは応援だけ、ご主人が走るのだけど、今日は30km地点でリタイアしてしまったらしい。 過去に100kmに4回出て、2回完走、2回リタイアと言っていた。 ただ今日は60kmでリタイアするとは思ってなかったと言っていた。 同室の部屋の人は三重県から来て、趣味は乗馬とのことだった。 乗馬が趣味の人と初めて出会った。 乗馬といっても馬に乗ってトコトコ散歩するのではなく、障害競技をやっているとのことだった。 オリンピックの乗馬競技のチケットが当選しており、来年が楽しみだと言っていた。 今日のレースは関門突破してゴールはしたが、制限時間の9時間半には間に合わなくて記録証はもらえたがメダルはもらえなかったと残念がっていた。 来年リベンジすると言っていた。 もう1名は愛知県の人で、愛知県には男子が参加できるフルマラソンの大会が無いと嘆いていた。 その人は60kmを完走して、多分一緒のバスで帰ってきて、風呂でも会話したと思う。

夕食食べながらビール2杯飲んで、夜は22時過ぎには寝てしまった。
夕食

初めての42.195kmを超える大会、そして丹後は3年連続エントリーしていて、今日初めて走ることができた。 こんなに暑い中での大会は初めてだったし、60kmの長さもとてもしんどかった。
ただ京丹後市という田舎のエリアで19回も開催されているマラソン大会で、地元にはしっかり根付いていて、応援や私設エイドが充実していた。 コースは思ったよりも坂があって厳しかった。 他の人のガーミン計測による獲得高低差は1,000mだった。
ペース的には、大体10km1時間09分くらい。 40-45kmだけ極端にタイムが落ちてしまったが、だいたい平均的なタイムで走れたのではないだろうか。 10km区切りで見ると、50-60kmのラスト10kmが一番ペースが速く、ラスト5kmはキロ5分40秒まで上げることができた。 前半30kmと後半30kmのタイム差は1分24秒。 疲れの溜まった後半でも粘りの走りができていたことがわかる。

自分の中では、マラソンシーズンが始まる前に挑戦できたのは非常に大きく、これを経験しているので42kmが短く感じられる日が来るかもしれない。 次に42km走るのは11月のおかやまマラソンが最初だが、それに向けて非常にいいトレーニングにはなったと思う。 来年どうするか?と聞かれたら、出場するかは今の所不明。 正直出たくない気持ちが強い。 それほど今日の60kmのレースは厳しかった。 仮に今の実力で100kmに出たとしても、間違いなく完走はできないだろう。
公式HP発表によると、100km男子の完走率が54.32%、女子が50.00%、60km男子が67.20%、女子が73.31%とのことだった。 思っていたより完走率が低いし、100kmが50%の完走率というのはよほどコースが厳しいことを物語っている。

第6回香住・ジオパークフルマラソン大会

曇りときどき雨金曜日の21時位に家を出発。 香住まで300kmの長旅となる。 まずはハローズでドライブの食料と明日の朝ごはんを購入しておく。
ドライブの食料はコーヒー2本、菓子パン、芋けんぴ、ガム2パック。 明日の朝ごはんはおにぎり3つ、バナナ、アクエリアスを購入した。
高松西ICから高速道路に乗る。 ルートは瀬戸大橋を通るルートと、明石海峡大橋を通るルート、2本あったのだけど、かかる時間が20分位短い瀬戸大橋のルートを選んだ。 去年も瀬戸大橋のルートを走っていると日記に書いてあった。

運転中にはいつもラジオを聴いているのだけど、今日はPodcastを聴くことにしている。 予め、家で10時間分くらいの番組をダウンロードしてきてあるので、通信量はゼロで聴くことができる。
車のスピーカーから流すのはAUXケーブルを繋いで接続している。 スマホにFMトランスミッター機能がないので、直接ケーブルを繋ぐしかないのだが、ケーブルは常に車に乗っているし別に不便ではない。
今回は目的地まではカーナビとスマホのGoogleMapのナビ機能で案内してもらう。 カーナビは15年くらい前の地図なので、昨年訪れた時点で載ってない道が多数で、道中迷ったので。
スマホは運転中に画面見ることは出来ないけど、カーナビと併用だし、音声だけの案内でもだいたいは行けそうな気がする。 一応一度は通ったことがある道なので。

昨年は迷った和田山ICの先の分岐を無事に神鍋高原方面に進むことができた。 これはGoogleMapのナビが案内してくれたけど、ナビを使わずとも記憶に残っている、昨年間違えた場所なので。
神鍋高原ICで一般道に下りて、ここからはコウノトリ但馬空港の前を通過して進んでいく。 結構な山道の中を走らないといけないのだけど、ここは高速道路がそのうち繋がるのだろうか?
佐津ICから再び高速道路に乗って次のICである香住を目指す。 この区間は途切れ途切れになっているためか、無料区間になっているので非常にありがたい。

香住ICで高速道路を下りて、昨年同様香美町役場の駐車場に車を止めて、車内泊をする。 外は雨が降っており、気温も8度くらいしかない。 香川のように少し暑いのを想定していたので、思っていたより寒くて今夜はやばそうだ。 一応毛布は積んできているけど、上着類を一切持ってきてないので、ちゃんと寝ることが出来るだろうか。
高松を出てからやはり4時間くらいかかった。 25時過ぎに就寝。

朝は6時50分に目覚ましをセットしておいたので、それで起床する。 夜中20分毎に目が覚めているんじゃないかと思えるほど頻繁に何度も目が覚めて、寝苦しいのと肌寒いので体勢を変えたりを繰り返した。 なので、あまり寝た気がしない……
香住小学校の駐車場に止めようと思って向かうが、なぜか閉鎖されていた。 あとでFacebookを見て知ったのだけど、雨だと香住小学校の駐車場は使えないらしい。 土のグラウンドでタイヤの跡とかでドロドロになるからだろうか。 会場から1kmくらい離れるが「香住東港」の駐車場が350台も止められるので、そちらに移動。

車を止めたのだけど、自分の次に止めた人が、その次に止めた人と何やら揉めている。 どうやらその次に止めた人がドアを開けた際、強風に煽られドアが隣の人の助手席にガツンとぶつかったらしい。
最初しらばっくれていたみたいだけど、隣の人がその人のドアをゆっくり全開にして自分のドアの傷の場所と一致することを示していた。 で、連絡先を交換して、その場は落ち着いたみたいだが。
警察呼ばないといざというときに何もできないと思うのだけど、レース1時間半前だし、そんな時間はないのだろうな…… 隣の人は新車じゃないし、細かい傷がついている軽自動車なので、それほど気にしないのかな……
そんなトラブルを横目に見ながら、車内で着替えて準備はOK。 朝になっても気温は低く、とてもレースの格好で1時間半も待てないくらいの寒さと風の強さだ。
先程まで着ていた服やズボンを、レースウェアの上に着込む。 上着持ってこなかったのが本当に後悔だ……

会場までは送迎ミニバンに乗って向かう。 まず会場に着いたらトイレを済ませて、風の当たらない所で50分くらい待機…… 非常に寒い…… スタートの35分前になり、意を決して服を脱ぎレースウェアになる。
もう一度トイレに行ってから、荷物預けへ。
開会式は8時40分からで、8時45分にはスタート地点に並んだ。 このレースは1,300人規模のレースで、ブロック分けはされていない。 半分よりちょっと前の方に並んで、開会セレモニーを見聞きする。
だが、非常に寒くて早くレースが始まらないかなと思っていた。
香住マラソン

今回の服装は、半袖ウェアにハーフパンツ。 コンプレッションタイツは着用しない。 キャップ、スマホも無し。 靴はPUMAのスピードライト、靴下はいつも使っている5本指ソックス。
今回のレースは暑くなると思っていたので、コンプレッションタイツを使わないことにしたのだ。 昨年の32km以降、ふくらはぎの攣りとの戦いで、水を何度もかけたのだけど、コンプレッションタイツの影響できちんと水が皮膚までかけられていなかったので、直接水をかけたいので無しに。 あと、坂が厳しいコースで記録は狙えないので、試しにタイツ無しで走ったらどうなるか、という実験も含めて。
キャップも暑くなるのを想定していたので持ってきたのだが、どうやらキャップは不要っぽい。 補給食も一切持たず、本当にウェアだけで挑むような感じだ。
今回は自己ベスト無理なので、一つの目安である3時間半を切ることを目標にしている。

スタート1分前、30秒前とアナウンスが入り、10秒前からカウントダウン。 そしてスタートの号砲が鳴り響く。 その号砲を合図に、突然強い雨が降り出してきた。 早朝まで雨が降っていたので、天気は怪しかったのだが、雨のレースは避けたかった。 だが、雨は1kmも走らないうちに上がったのでよかった。

この規模の大会でも、スタート直後は混雑していて、キロ7分くらいのペースで横に3列になって走っている人たちがいたり、なぜか遅い人は横に並んで走るのだろうか? 非常に邪魔だった……
そういう人たちを回避しながら走っていくけど、とりあえず最初の数キロは様子を見なくてはならない。

出だしの1kmは避けて走った割にタイムが良くて5.33。 そのままのペースで走っていくが、混雑はどんどんと無くなっていくので、2kmまでは5.15だった。
走り出してそうそうだが、1.8~2.5kmくらいが坂の区間で25mの上り坂がある。 この坂を上っている途中、右側からアミノバリューのようなカラーリング、長袖ウェアで全体が薄いグレー、目立つカラーがショッキングなオレンジ色のウェアを着た人が目についた。 首の後にあるタグが外側にはみ出ていて、顔の見た目はMHPSの「松村康平選手」みたいなイメージ。 この人は自分より僅かに速くて、この坂で抜かされていく。 この人をA選手とする。
この目立つ特徴の人と、レース終盤まで順位を争うことになる。 登り終えたところに最初の給水所があり、ここでスポーツドリンクを取っていく。 走る前は震えるほど寒かったが、それでも先月のとくしまマラソンよりは気温が高いだろうし、しっかりと給水をとらないと脱水になってしまう。
ここから自分のペースで走れるようになり、快適に走っていく。 下り坂はスピードを殺さないように、ヒールストライクにならないよう意識して走っていく。 が、元々ヒールストライクな走り方で、それを特に矯正してないので、意識している下り坂以外はダメなのだが。 ただ、せっかくの下り坂なのでスピードを殺したくないので、そこだけはきちんと意識をするように心がける。

A選手を右側に小学校が見える辺りの給水所で抜かしたので5kmくらいの地点だろうか。
5kmからは先には、高低差50mの上り坂がある。 まだ序盤なので、それほどペースを落とさないでもスイスイと坂も上って走っていくことが出来る。坂の区間を4.56で走れていい感じ。
この坂の区間では、左側に自分とほぼ同じペースの人がいた。 ウェアの色は特徴的な色じゃなかったので忘れてしまったが、短い髪の毛でサングラスを付けたり、頭の上に移動したりを繰り返している。 この人とも、レース終盤まで順位を争うことになる。 この人をB選手とする。

ここから10km地点までは軽いアップダウンがあり、左手に海や線路を見ながら走れる気持ちのいい道だ。
10kmまではあっさりと到達。 タイムは47.49で、サブ3.5を狙うには50.00が必要なので、余裕をもってそれ以下のタイムで走れている。

香住マラソンの醍醐味?高低差80mの上り坂は10km地点から始まる。 厳しい厳しい上り坂なのだが、一度走った経験もあるので、焦らず望むことができた。 ペースはもちろん遅くはなったが…… この上り坂の途中で、先頭集団とのすれ違い。 女性白バイ隊員が先導して、それに続いてトップの選手たちが走ってきている。 市民ランナーのトップクラスの選手たちはキロ3分30秒を切るようなペースで走ってるのだもんな。 女子エリート選手と同じくらいの速度で走っているのはすごい。
10~11kmが4.51、11~12kmが5.30で、さすがにタイムは落ちてしまった。 しかもこの坂の途中でA選手にもB選手にも抜かれる。 ここからは80mの下り坂で、次の1kmは4.08という素晴らしいペースだった。
14.1kmで折り返して、今下ってきた道を再び上り返すという地獄が待っている。 僅か7kmの間に、80m上って、80m下って、折り返して80m上って、80m下る。
距離が長い分、折り返してきたほうが傾斜は緩いのだが、それでも上り返しは結構きつくて、17kmの距離表示を見逃してしまった。

なんとか厳しいアップダウンをクリアして、ここからしばらくは平坦となる。
20kmを越えてから、コースは左折して南へと向かっていく。 左折する直前でA選手を抜かして、南へと向かってすぐに21km地点&中間点が出現する。
アップダウンで苦労はしたが、ここまで結構いいペースで来れているので、中間点でのタイムが1.40.50で、単純に2倍したら3時間21分40秒。 後半ちょっと上げれば3時間20分切れるかも、と思えてきた。
ここ数回は前半より後半の方が速いネガティブスプリットが出来ているので、後半も頑張っていこう。

南へと向かう道は、22.7kmで折返しがある。 ここで50mくらい舗装されてない道を走る。 折り返して、今度は今来た道を北上して戻っていく。 この区間、向かい風区間で、自分とほぼ同じペースのオレンジシャツで背中に風景写真みたいなものをプリントしたウェアを着ている人を見つけて、その人の真後ろにピッタリとくっついて走っていくことになる。 この人をC選手とする。
C選手にいい感じに引っ張っていってもらいながら走っていく。 人についていくのは非常に楽で、あまり効果は無いのかもしれないが向かい風も多少抑えられている気がしてくる。 C選手と一緒にB選も抜き去っていく。

25km地点くらいから、高低差50mのアップダウンがあるのだが、ここで自分のペースが結構落ちて、その人に着いていくことが出来なくなってしまった。 とは言っても、自分のペースも極端に落ちているわけではないので、視界には入る程度。 だが、徐々に距離が離されているのがわかる。 この上り坂の途中でA選手に抜かされて、自分はA選手にもついていくことが出来なかった……
なんとかこのアップダウンを越え、下り坂の途中のエイドで梅干しを取って行く。 が、梅干しを取りそこね、どうしても食べたかったので一瞬立ち止まってから梅干しを取った。

この辺りで、さらにきつくなってきて、下り坂でギリギリ4分台を維持できるくらいのペースになってきた。 ちょっとこの感じだと3時間20分切りはさすがに無理だな。 当初の目標の3時間半切りは、前半5分の貯金を作ってるので、後半で10分遅れても大丈夫なので、かなり余裕はあるが、このままズルズルとペースが落ちていったら危ない。 10分=600秒で、21km走るので、キロ30秒くらいは落ちても大丈夫なのだが……

極端にペースが落ちないようには意識しつつ走っているが、自分がどれくらいのペースで走っているのかわからなくなるほど、足の疲労を感じ始めてきた。 5分半くらいまでペースが落ちているんじゃないかと思って、1km毎の計測地点で計ると4.49で安心したりで、徐々に気持ちと体のバランスが崩れてくる。

それでもなんとか30km地点に待ち受ける高低差30mのアップダウンをクリアする。 ここのピークの所にスタッフがいて、先頭からの順位を大声で叫んでいた。 自分は125番目だった。
32km地点、昨年足が攣る前兆に襲われた地点までやってきた。 今年は全く足が攣る気配は無いが、足が持つかが微妙になってきた。 呼吸は問題ないのだが、足が全然動かない。
この辺りでB選手にも抜かれて、マークしていたA、B、C選手が全員先に行ってしまった。 視界にはA選手とB選手がいるが、この2名はフルマラソンじゃなくて、33kmの途中下車コースじゃないか?と思い始めた。 途中下車コースならラストスパートで全力を出している頃なので。

スタート地点の漁港の前を通過して、途中下車コースは右折、フルマラソンコースは直進する場所があるのだけど、A選手もB選手もフルマラソンコースのようで、そのまま直進していった。
この付近が33km地点、一度ゴール地点を通り越して、4.5kmほど走って、折り返して4.5km戻ってゴールというコースなのだが、精神的に結構きつい。
ここから先、4分台キープも出来なくなった。 折り返し地点が37.7kmくらいなのだけど、33~38kmまでが5.01, 4.55, 5.06, 5.09, 5.11, 5.24と、明らかにペースが落ちてきている。
5.10前後ならまだいいが、5.24となるとペースが落ちすぎ…… そのタイムを出した直後は、姿勢と腕振りを意識してフォームを正し、残り4kmなのだから、と気合を入れ直して走っていく。

38kmを過ぎた辺りでバテバテになっていたB選手を抜かした。 自分もかなりペース落ちているが、B選手はこの辺りで限界っぽい、キロ6分近くまでペース落ちていたと思う。
ここからは、自分はもう頑張るしかなくて、ラスト3kmでちらっと時計を確認したのだが、3時間25分は切れないタイムになっていた。 だけど25分切れないにしても、26分は切りたい、27分は切りたい、28分は切りたいというような、出来るだけ限界を求める気持ちは、まだ残っていた。
39kmを5.11、40kmを5.09でカバーして、再びペースを上げることに成功した。

ラスト2km、昨年はサブ4のペースメーカーに追いついて力を貰って、ラストスパートが出来た区間。 ちょっと今日はラストスパートはまだできない…… ペースを落とさずこのまま1km走って、ラスト1.195kmで勝負をしよう。 この区間も5.06と、先程とほぼ同じタイムで通過していく。
そしていよいよラスト1.195kmへ。 経過時刻は3時間20分00秒。 3時間25分を切るにはあと5分しかなく、195mって、大体1分で走れるので、1.195kmを5分は無理なタイムだ。 今はキロ5分を少し超えるくらいのペースで走っているので、このまま1.195km走ると6分10秒くらいかかる計算になる。 なんとかして、11秒削って5分台、3時間25分台でゴールしたい。

腕振りを意識して、ラストスパートをして走っていく。 周りのランナーは自分より皆遅い、どんどんと抜かしていくことができるのだが、足が全然動かない。
だが、ラスト300mくらいで、25km地点で置き去りにされたC選手が見えてきた。 C選手もかなりペースが落ちていてどんどんと背中が近づいてくる。 だが、あと300mくらいしかない。 なんとかして抜かしたい!!
そんな気持ちを持って、必死にラスト300mを走っていく。 ゴールまで残り30mくらいでC選手を抜かすことができ、そのままゴール。

タイムは3時間25分34秒だった。
いつもゴール直後はフラフラで死にそうなのだが、今日はいつもより厳しい感じがした…… すぐ目の前にあるパイプイスまでたどり着くのもしんどく、パイプイスに座って計測タグを外したもらったはいいものの、立ち上がるのに非常に苦労した。
記録証、荷物を受け取ってから、すぐにマッサージブースへ。 1,000円でマッサージをしてもらえるのでやってもらうことに。 まだ並んでおらず、すぐに受けられる状態だったので。 少し時間が経つと30分待ちとかになってしまうので。
とても気持ちの良くて、痛いマッサージを受けて、下半身の疲れが多少緩和? 明日への影響が少し抑えられたと思う。
服を着込んで、ゴール後のおもてなしの蟹雑炊を貰いに行く。 蟹雑炊、ホタルイカ、サザエをもらうことができて、地元の海の幸を堪能できる。 冷えた体に熱い雑炊が非常に美味しかった。 もちろん蟹もホタルイカもサザエも美味しすぎた!
蟹雑炊

参加賞も豪華で、地元の海産物の詰め合わせみたいなものがもらえる。 冷蔵・冷凍の食品があるので、遠方の人は持って帰るのが少し大変かもしれないが……

その後は駐車場まで歩いて向かう。 まだレース中で、駐車場はコース脇なので送迎バスは運行することができない。 駐車場まで1km、もう足が痛すぎて1kmはかなり遠い距離だが歩くしか無い……
しかも途中で強い雨が降ってきてビショビショになってしまった。 レース中の選手もビショビショで、今この付近を走っている人たちは制限時間の6時間でゴール出来るか出来ないかの境目辺りのタイムのはずなので、雨で心が折れなければいいが……

車に戻って、ようやく一息つくことができた。
今夜は香住に泊まるのだけど、ホテルにチェックインできるのが16時(今は14時)で、ホテルにはシャワールームしかないので、どこかにお風呂に入りに行きたい。
昨年行ったお風呂は、人数が多すぎてお湯が出なくなっていたので、少し遠くてもいいので普通のお風呂に入りたい。
そう思って、20kmくらい離れた場所にある「七釜温泉 ゆ~らく館」に行ってきた。 高速道路の無料区間使わずに一般道で行ったのだけど「余部橋梁」という観光地っぽいものを見つけることができてラッキー。 今日は寄らないけど、明日寄る所が1つ発見できたのでよかった。
七釜温泉 ゆ~らく館

お風呂は、それほどマラソンランナーはおらず、快適だった。 汗を流して体もスッキリしたし、休憩スペースでゆっくりくつろいだし。
香住まで戻る際は、高速道路の無料区間で戻ったのですぐに香住に到着。
今晩泊まるホテルは「お泊り処 よしだ屋」というホテル。 香住で泊まる場所を捜していたのだが、楽天トラベルでしか見つけられず、昨年10月に予約しておいたのだ。 値段は1泊朝食付きで6,210円とリーズナブル。
チェックインの際に「朝食は7~9時の間で選べます」と言われたので7時にしてしまった。 なるべく早い時間から行動したいので。 まぁ7時には起きられるだろう。
お泊り処 よしだ屋 お泊り処 よしだ屋 お泊り処 よしだ屋 お泊り処 よしだ屋

まだ16時過ぎで、夕飯を食べるには少し早いので、パソコン持ってきているのでネイティブキャンプで英会話を1レッスン。
それから夕飯を食べに外に出る。 適当に歩いていたら発見した「旨いもんや 笑ら」というお店で食べることにする。 メチャメチャお腹が空いていたので、注文しまくってしまったが食べきれるだろうか……
ビール2杯、刺し身盛り合わせ、ポテトフライ、タコの唐揚げ、シシャモ焼き、ハタハタ天ぷら。 料理を注文しすぎてビールが2杯しか飲めなかったのだ…… 1人なのに4,950円も使ってしまった……
旨いもんや 笑ら 刺し身盛り合わせ ハタハタ天ぷら タコの唐揚げ

帰りはホテルまでの500mの歩きが、非常に足が痛くて苦労した……
先程温泉入ったばかりだけど、ホテルでシャワーを浴びて、英会話を1レッスンして、22時前には就寝。 今日は移動も大変だったしレースだったので、非常に疲れた。

本日のレース、目標だった3時間30分切りは達成できたけど、前半より後半の方が4分も遅く、本来の自分の走りである、後半上げていくスタイルの走りをすることができなかった。
30kmまでの10km毎のラップを見ていくと、10kmでの誤差が17秒しかないので、ほぼ一定のペースではしれていたことになる。 ラスト10kmで、20秒ずつくらい落ちたので、レース内容的にはあまりよくなかったが仕方がない。
前半に多く待ち受ける坂で、足を使い切ってしまったのが原因だと思うのだけど、反省点もあるけど、この難コースで3時間半切れたという喜びと自信は大きい。
これで、今シーズンのジョギングレースは全て終了だが、6月、7月とトライアスロンがあり、9月は丹後ウルトラマラソン60kmがあるので、夏場もしっかりとトレーニングしていこう。
今の所、自分の弱いところは持久力よりもスピード。 キロ3分台で5kmくらいは走れるようになりたい。