【徳島】塔丸~丸笹山【名頃ルート】

曇りときどき雨深夜0時くらいに自転車積んで家を出発。 朝ご飯のパンやお茶をスーパーで購入して、山に向かう。
今日は早朝から登山ができそうなので、長い距離を歩ける山に行きたいな。
剣山の縦走でもしようかなと、見ノ越に自転車を置いて、天狗岳のふもと、久保に向かう。
久保に着いたのが深夜2時半くらい。 朝ご飯にと買っておいた弁当を食べて3時過ぎ。 まだ真っ暗だけど出発しようかな、とか思っていたけど、猛烈な睡魔に襲われ寝てしまう。
何度か目が覚めたが眠くて起きられず、結局おきられたのは9時だった……
もう陽は昇り、時間もだいぶ遅い。 さて、こんな時間になってしまってどうしよう……

あまり時間もないので、とりあえず名頃に移動。 見ノ越の自転車を回収しないといけないので、見ノ越に降りられるルートにしなくては。
名頃から塔丸に上がり、丸笹山まで歩いて、見ノ越に降りようかな。
このルートは、そのまま剣山、次郎笈、丸石と登って、丸石パークランドに降りるルートを、いつか歩きたいと思っていた。
名頃~塔丸は、地図上には登山道が描かれていない。 が、一応歩けるような道はあるらしい。 今日はその下見を兼ねて、ということでいいかな。
名頃の登山口に車を止めて、準備をして出発。

まずは塔丸への登山道の取り付きがわからなかった。 国道を少し西側に歩いて行ったら「名頃塔丸林道」というのがあったので、それを歩いていく。 が、すぐに行き止まりに。 行き止まりには墓地が広がっていた。 このあたりから山に入るのかな??
とりあえず、墓地の裏から山に入る。 道らしきものはない。
そのまま上に登っていくと、テープを発見。 登山道なのか作業道なのかわからないけど、人は歩いているらしい。
しかしまたすぐにテープを見失う。 とりあえず尾根まで上がればいいので、直登するか。

そのまま斜面を登っていく。 登ること30分ほど、けっこう大汗をかきながら、尾根まで到着。 ここから先は道もはっきりしてるだろうし、赤テープも出現し始めた。 一安心だな。
途中で休憩しながら、のんびりと山頂を目指して歩いていく。
尾根道は結構急なので、疲れる……
取り付き付近 テープ発見 もうすぐ尾根 尾根道

しばらく歩き笹原に出た。 笹原になったということは、山頂は近いな。 そして少し歩き、山頂に到着。 せっかく山頂に着いたのだけど、けっこう雲が広がってきてしまった。 三嶺や剣山、北には黒笠山などを眺めながら、お昼ご飯を食べる。 休んでいたら少し肌寒くなってしまった。
三嶺 剣山~次郎笈 笹原

さすがGW、けっこう人が多い、次々と山頂にやってくる。 さて、ゆっくり休んだし、丸笹山に向かおうかな。
まずは夫婦池の登山口まで降りないといけない。 こっちの登山道は距離はそこそこあるけれど、高低差があまりないので楽ちん。 1時間ほどで登山口に到着。 ラフォーレ剣山の脇にある丸笹山登山口に移動中、ポツポツと雨が降り出してきてしまった。
まだポツポツなので雨具装着しないで行けるかな……
塔丸山頂 矢筈山~黒笠山 剣山~次郎笈 丸笹山~剣山 崩落箇所 塔丸登山口

丸笹山へは、谷側のルートで登っていく。 そういえば丸笹山へ、尾根ルートで登ったことが一度もないな…… 貞光川源流付近になって、雨が突然強くなってきた。 急いでレインコート着込む。 ザックカバーはつけようか悩んだが、つけなかった。
実はザックカバーを新調して、まだ一度も使っていない。 一度出してしまったらしまうのが汚くなってしまうので、できれば使いたくない。 が、そんなこと言ってたら、いつになっても使うことができないので、使わないといけないのだけど、今回は使わず……
丸笹山登山口 貞光川源流 登山道

しばらく歩き丸笹山山頂に到着。 雨のため、山頂ではあまり滞在せずすぐに下山する。 下山は見ノ越方面に降りるルート。 地図上には描かれていないルートだけど、下りで1回、登りで1回利用しているので、だいたいの道筋は分かる。
急斜面を下っていき、見ノ越手前で、剣山の登山道と合流。 そのまま見ノ越に下山した。
さて、あとは自転車にのって名頃に戻るだけ。
丸笹山山頂 塔丸

雨が降っていて寒いので手袋を装着して、名頃を目指す。 ほぼ下りなので快適に走ることができた。

今日は盛大に仮眠してしまって、縦走できなかったが、結果的には雨になってしまったので縦走できなくてよかったかもしれない。 雨の長時間ルートはつらい。
毎年、3月下旬~このくらいの時期まで、あまり登山にやる気が起きなくて、山行が少なくなるのだけど、時期的にそろそろいつも通りのペースに戻ってくる時期なので、いろいろ行きたい山を調べておかなくては。

本日のコースタイム
09:36 名頃登山口
10:16~10:42 尾根合流地点
11:42~12:06 塔丸山頂
13:07~13:21 夫婦池
14:02~14:08 丸笹山山頂
14:33 剣山登山道の小屋裏合流
14:38 見ノ越

ここから自転車でのコースタイム
14:39 見ノ越
15:05 名頃登山口

【徳島】塔丸~丸笹山

晴れのちくもり今日は登山の日。 朝5時に目覚ましセットしたが、起きられず5時15分起床。 5時半出発。
今日は見ノ越起点で、剣山・一ノ森に行く予定。

国道438号線を走り、見ノ越を目指す。 第1ヘヤーピンを過ぎ、本格的な山道へ。 第7ヘヤーピンのちょっと先の地面が凍結しており、めちゃめちゃ滑った。

剣山スキー場を通り越し、すぐのところでまた凍結が。 ここでもハンドルを取られ危うかった。 もう少し先まで進んでみたが、また凍結箇所があり、そこを通りすぎたところで停車。 この先は右カーブ。 車から降りて歩いて行ってみたが、余裕で凍結してる。 これは…… もうじき1年になるが、先シーズンの冬、この道で雪にはまって抜け出せなくなったことがあったので運転が怖い。
この先も日影が続くので、他にも凍結してる個所は多数あるだろう…… 怖いのでやめておくか…… 狭い道でUターンして、剣山スキー場まで戻ってきた。 さて、どこに登ろうか…… 見ノ越が行けないとなったら、そこより手前にある山しかない。
国道438号線沿いで、登山道の知ってる山は津志嶽と黒笠山だけ。 どちらも今日登る気分ではない……
そういえば、塔丸に剣山スキー場から登った記録を見たことがあったな。
手元の5万分の1の地図では、その登山道は記されていない。 携帯でちょこっと調べたが、やはりスキー場から登る道があるようだ。 スキー場につながってる尾根が地図で記されているので、そこを登って行くのかな? まぁ目の前に稜線は見えるし、道が無くても行けるだろう。

ということで、塔丸を目的地に設定して出発。 今日は風があってけっこう寒い。 地面が凍結してるという事は、氷点下だったんだよね、気温。 朝になって少し温度が上がったとして1~3度程度か?
まぁ、寒さ対策はしっかりしてるのだが、帽子を忘れて耳が寒い。

まずはスキー場のゲレンデを歩いて登っていく。 何年か前に閉鎖されたこのスキー場。 雪は全く積もっていない。 ゲレンデも荒れ放題。
途中にハーフパイプのコースがあった。
ハーフパイプ

ゲレンデを登っていき、スキーのリフトの終点まで歩いてきた。 ここから、尾根に入るんだろうな、きっと。
地図を見る限り、ここから稜線まで標高差は140mほど。 頑張っていこう。
リフト終点 矢筈山~黒笠山~津志嶽

道らしきものがないので、適当に山の中に入っていく。 谷におりないよう登っていく。 少し歩くと古びた黄テープや赤テープを発見。 ここを歩いている人がいるということだな。 迷うような距離ではないけど、少し安心。

尾根を直登なので、けっこう傾斜がきつい。 
しばらく歩くと、笹原に出た。 出たというか、そちらに行く道を選んだだけかもしれない。
そして、塔丸の登山道が見えてきた。 もう少しで稜線に合流だ。
尾根道 もうすぐ登山道

道無き道を歩き始めて25分。 思ったよりも早く稜線に合流してしまった。 あとは塔丸まで歩くだけ。
気持ちのいい笹原なのだが、夜降った雨で、笹が濡れている。 不要だと思っていたスパッツを装着。
登山道

誰もいない登山道を歩き、塔丸山頂に到着。 登山開始から1時間20分…… 全然歩いた感じがしないな。 とりあえず、景色を見ながら休憩するか。
塔丸山頂 三嶺 登山道と丸笹山

腰をおろして、これからどうするか考えた。 このまま車に戻ったらつまらないし、かと言って行けるような場所もない。
地図を見ながら、ふと剣山の方を見たら、横に丸笹山があるではないか。
塔丸登山口から、丸笹山登山口までは僅か。 帰りに剣山スキー場まで戻ってくる手間があるけど、ついでに登るには丸笹山、いい山かもしれない。 それほど時間がかからないで山頂まで行けるし。

ということで、丸笹山を目指すことに。

登山道を歩いていると、香川から来た3人組のパーティとすれ違う。 剣山と次郎笈と三嶺以外に有名な山はあるか?と質問されたので、矢筈山と黒笠山を教えておいた。
矢筈山は登山口の標高が高く、山頂までの標高差も少なくあまり時間がかからないと。
黒笠山は道が急で険しいので、登る人がそんなに多くないと。
説明間違ってないよね?

香川からの3人組と別れてすぐに、同じ駐車場に車を止めていた夫婦と思われる2人組のパーティと遭遇。 どうやら尾根道で登ってきたらしい。
少し話を聞いたら第7ヘヤーピンのすぐ西にある尾根から上がってきたみたい。 そっちからだと稜線まで結構距離があってつらそうだ。

登山道をテクテクと歩いて行く。 60~70歳くらいの8人組のパーティとすれ違う。 稜線分岐を越えて、数十分歩いて、塔丸登山口に到着。 とりあえず、丸笹山登山口まで歩くか。
塔丸

歩くと行っても5分ほど。 時期的に閉館してる、ラフォーレ剣山の横にある登山口に到着。
ここで食料を食べながら休憩していたら、福山ナンバーのワゴン車がやってきた。 どうやら観光で来たみたい。

この辺の地理や山について少し話をした。

さて、そろそろ出発するか。 ここから山頂まで、コースタイムで1時間。
登山道はかなり整備されており歩きやすい。 道幅も3mくらいありとても広い。 気持ちのいい樹林帯の中を歩いて行く。
丸笹山登山道 丸笹山登山道 地蔵

樹林帯を抜けると笹原になる。 そして道が急になったが目指す山頂はすぐ目の前。 思っていたより早く山頂に到着。
ここからは一ノ森、剣山、塔丸、三嶺が綺麗に見える。 青空だったらもっと素晴らしい天気だっただろう…
丸笹山山頂 塔丸~三嶺

さっき休憩したばかりなのだが、山頂だし休憩するか。 今日はインスタントラーメンを持ってきているので、茹でて食べる。
塩ラーメン

しかし山頂は風があって寒いなぁ…… 20分ほど休憩し、下山することに。

前に赤帽子山方面から歩いてきたとき、ラフォーレ剣山に向かう道があったので、そちらから下りてみようか。 たぶん、貞光川源流を通るコースだと思う。

赤帽子山分岐まで下りてきて、ラフォーレ剣山を目指す。 想定通り、貞光川源流に到着。 しかし全然水がない……
登山道 赤帽子山分岐 貞光川源流

源流越えてからはほぼ平坦な道。 すぐに登山口まで到着した。 あとは剣山スキー場まで歩くだけ。
距離は3km程度だろう。 車道もやや下りこう配なので、歩くのも楽だろう。

車道を20分くらい歩いたところで、さきほど遭遇した、第7ヘヤーピンから登ってきた夫婦と思われるパーティの乗った車とすれ違った。 帰りも同じ道で下りてきたのかな?

そして剣山スキー場に到着。 今日は行動時間は長くなかったが、意外に満足できた山行だった。
しかし道路が凍結してるとは思わなかった。 もう冬タイヤ必須なのかな。 冬の運転技術を向上させなくては…

本日のコースタイム
08:03 剣山スキー場駐車場
08:24 スキーリフト終点
08:48 稜線合流
09:25~09:37 塔丸山頂
10:30 稜線分岐
10:57 塔丸登山口
11:02~11:18 丸笹山登山口
11:57~12:20 丸笹山山頂
12:29 赤帽子山分岐
12:38 貞光川源流
12:52 丸笹山登山口
13:28 スキー場駐車場

【徳島】塔丸

晴れ5時起床。 今日は久々にバイクで登山に行く。
目的の山は、前々回、迷いまくった「寒峰」。 今度は降りてくる予定だった砂防ダムのほうからチャレンジ。

バイクを飛ばして落合峠を通過する。 車で1時間40分かかった道がバイクだと55分。 家から2時間ちょっとで寒峰の住吉神社まで到着した。 そのまま直進し、舗装されていない路面を1kmほど走ると、きれいな林道に合流。
左に曲がると、神社登山口から登って、林道をまたぐ場所にでる。 ので、そちらから登るなら、左に曲がって車を止めてもよさそうだ。 この舗装されていない道、けっこう険しいので車ではあまり走りたくないが……
左に曲がって登山口を過ぎ、1分くらいで林道が行き止まりに。 まだ工事中らしい。

林道合流してから右に進むと砂防ダム方面の登山口があるはず。
綺麗な林道を走って、すぐに工事現場の入口についた。
「寒峰橋」という橋があり、そこから山に向かって荷物用モノレールが走っている。 さらにピンクテープもついている。 ここが登山口か?
寒峰橋

林道の先まで進んでいったが、こちらも工事中で行き止まり。 途中に登山道っぽいのは見当たらなかったので、やはりここが登山口か? 看板も何も出ていないので少々不安。

神社からだいぶ林道を走ってきたので、すぐに砂防ダムがあるはず?

とりあえず準備をして山の中に入っていく。 モノレールと平行して歩くこと数分。 徒渉ポイントか? 道は川の対岸に続いている。 川を渡り踏み跡をたどる。
すぐにまた川に合流。 川のど真ん中とその脇に、ピンクテープを発見。 これは、このまま川を上っていけってことか? 左を見てもとても歩けそうな道はない。 やっぱ川を上るしかないか?

少し川と平行して登っていくと、今まであった給水用のパイプが無くなった。 そして目の前には小さな滝。 道が消えた。
これは登山道ではない? 給水用パイプを通すための目印? モノレール工事のときの目印?

すぐに砂防ダムがあるはずなので、探し回るが全く見当たらず…
仕方ない、戻るか。

けっきょく山の中を30分ほど探索しただけで、断念した。 もっと他の記録を調べてみるか…… しかし砂防ダムってどこにあるのだろうか? 見落とすはずは無い……

時間も8時半くらいになってしまったので、これからどこに行こう… この時間から気軽に登れる山…… 剣山は人が多そうなのでパス。 三嶺は時間的には間に合うが、ちょっと遅い。 天狗塚は……あまり行きたい気分ではない。

そうだ、塔丸があったじゃないか。 あそこは2時間もかからず山頂まで着いてしまい、標高差もあまりないので敬遠していた山。 けど、今日にはぴったりじゃないか。
向かうこと決定。 会社の人と行こうと調べたこともあったので寒峰みたいに迷うこともないだろう。
439号線を見ノ越方面に向かって走る。 つい先週も同じ道を同じ方向に走ったな。

すぐに塔丸登山口に到着。 車は1台しか止まっていない。 見ノ越駐車場はけっこう混んでいたんだけどね。

さっそく準備をして登り始める。
塔丸登山口

最初は樹林帯の中の緩やかな登り。 しばらく歩くと、谷を回りこむ部分があった。 そこで、地面に穴を掘っているおじさんを発見。 何をしているのか聞いたら、虫を集めていると。 肘くらいまで入りそうな穴を掘ってなにやらガサガサやっていた。 餌でも仕掛けているのだろうか?
登山道

谷を回りこんでからは緩やかな下りが続く。 で、また緩やかな登り。 すぐに稜線に合流した。

ここからはけっこう気持ちのいい景色が見える道に変わった。 道は笹の道で、下半身がけっこう濡れる。
スパッツ&レインコートの下を着用。 剣山、次郎笈の山頂は雲がかかって見えないが、丸笠山、丸石、高ノ瀬と綺麗に見える。 三嶺はどこだっけか?
登山道 登山道 登山道

小さなピークをいくつか越えて、塔丸山頂に到着。 景色は素晴らしいが一部雲がかかっているため、全景は見れない……
塔丸山頂

しかし全然標高差が無かったな。 200mあるか、ないかくらいか? あとで測ってみよう。

山頂でおにぎりとパンを食べて下山する。 特に疲れていないのだが、お腹は空いた……
名頃ダム 丸笠山~見ノ越 剣山・次郎笈

1時間ちょっとで下山して、帰りの準備。 バイクで来たので、荷物をまとめて積み込むのが非常に面倒。

家に帰ってから、寒峰の東尾根の登山道を再度調べたのだが、どうやら砂防ダムは、寒峰橋のことか?
橋の先の工事現場の中から、下山してきた記録が見つかった。

これは道を知っている誰かに連れて行ってもらうのが一番だなぁ。
誰も山の知り合いがいないけれど…

本日のコースタイム
09:24 登山口
09:55 稜線合流
10:54~11:07 塔丸山頂
11:56 稜線合流
12:22 登山口