【徳島】塔丸~丸笹山【名頃ルート】

曇りときどき雨深夜0時くらいに自転車積んで家を出発。 朝ご飯のパンやお茶をスーパーで購入して、山に向かう。
今日は早朝から登山ができそうなので、長い距離を歩ける山に行きたいな。
剣山の縦走でもしようかなと、見ノ越に自転車を置いて、天狗岳のふもと、久保に向かう。
久保に着いたのが深夜2時半くらい。 朝ご飯にと買っておいた弁当を食べて3時過ぎ。 まだ真っ暗だけど出発しようかな、とか思っていたけど、猛烈な睡魔に襲われ寝てしまう。
何度か目が覚めたが眠くて起きられず、結局おきられたのは9時だった……
もう陽は昇り、時間もだいぶ遅い。 さて、こんな時間になってしまってどうしよう……

あまり時間もないので、とりあえず名頃に移動。 見ノ越の自転車を回収しないといけないので、見ノ越に降りられるルートにしなくては。
名頃から塔丸に上がり、丸笹山まで歩いて、見ノ越に降りようかな。
このルートは、そのまま剣山、次郎笈、丸石と登って、丸石パークランドに降りるルートを、いつか歩きたいと思っていた。
名頃~塔丸は、地図上には登山道が描かれていない。 が、一応歩けるような道はあるらしい。 今日はその下見を兼ねて、ということでいいかな。
名頃の登山口に車を止めて、準備をして出発。

まずは塔丸への登山道の取り付きがわからなかった。 国道を少し西側に歩いて行ったら「名頃塔丸林道」というのがあったので、それを歩いていく。 が、すぐに行き止まりに。 行き止まりには墓地が広がっていた。 このあたりから山に入るのかな??
とりあえず、墓地の裏から山に入る。 道らしきものはない。
そのまま上に登っていくと、テープを発見。 登山道なのか作業道なのかわからないけど、人は歩いているらしい。
しかしまたすぐにテープを見失う。 とりあえず尾根まで上がればいいので、直登するか。

そのまま斜面を登っていく。 登ること30分ほど、けっこう大汗をかきながら、尾根まで到着。 ここから先は道もはっきりしてるだろうし、赤テープも出現し始めた。 一安心だな。
途中で休憩しながら、のんびりと山頂を目指して歩いていく。
尾根道は結構急なので、疲れる……
取り付き付近 テープ発見 もうすぐ尾根 尾根道

しばらく歩き笹原に出た。 笹原になったということは、山頂は近いな。 そして少し歩き、山頂に到着。 せっかく山頂に着いたのだけど、けっこう雲が広がってきてしまった。 三嶺や剣山、北には黒笠山などを眺めながら、お昼ご飯を食べる。 休んでいたら少し肌寒くなってしまった。
三嶺 剣山~次郎笈 笹原

さすがGW、けっこう人が多い、次々と山頂にやってくる。 さて、ゆっくり休んだし、丸笹山に向かおうかな。
まずは夫婦池の登山口まで降りないといけない。 こっちの登山道は距離はそこそこあるけれど、高低差があまりないので楽ちん。 1時間ほどで登山口に到着。 ラフォーレ剣山の脇にある丸笹山登山口に移動中、ポツポツと雨が降り出してきてしまった。
まだポツポツなので雨具装着しないで行けるかな……
塔丸山頂 矢筈山~黒笠山 剣山~次郎笈 丸笹山~剣山 崩落箇所 塔丸登山口

丸笹山へは、谷側のルートで登っていく。 そういえば丸笹山へ、尾根ルートで登ったことが一度もないな…… 貞光川源流付近になって、雨が突然強くなってきた。 急いでレインコート着込む。 ザックカバーはつけようか悩んだが、つけなかった。
実はザックカバーを新調して、まだ一度も使っていない。 一度出してしまったらしまうのが汚くなってしまうので、できれば使いたくない。 が、そんなこと言ってたら、いつになっても使うことができないので、使わないといけないのだけど、今回は使わず……
丸笹山登山口 貞光川源流 登山道

しばらく歩き丸笹山山頂に到着。 雨のため、山頂ではあまり滞在せずすぐに下山する。 下山は見ノ越方面に降りるルート。 地図上には描かれていないルートだけど、下りで1回、登りで1回利用しているので、だいたいの道筋は分かる。
急斜面を下っていき、見ノ越手前で、剣山の登山道と合流。 そのまま見ノ越に下山した。
さて、あとは自転車にのって名頃に戻るだけ。
丸笹山山頂 塔丸

雨が降っていて寒いので手袋を装着して、名頃を目指す。 ほぼ下りなので快適に走ることができた。

今日は盛大に仮眠してしまって、縦走できなかったが、結果的には雨になってしまったので縦走できなくてよかったかもしれない。 雨の長時間ルートはつらい。
毎年、3月下旬~このくらいの時期まで、あまり登山にやる気が起きなくて、山行が少なくなるのだけど、時期的にそろそろいつも通りのペースに戻ってくる時期なので、いろいろ行きたい山を調べておかなくては。

本日のコースタイム
09:36 名頃登山口
10:16~10:42 尾根合流地点
11:42~12:06 塔丸山頂
13:07~13:21 夫婦池
14:02~14:08 丸笹山山頂
14:33 剣山登山道の小屋裏合流
14:38 見ノ越

ここから自転車でのコースタイム
14:39 見ノ越
15:05 名頃登山口

【徳島】丸笹山【雪山練習】

曇り今日は会社の社長と、他所の会社のメンバーと登山。
社長と一緒に途中の道の駅まで向かい、そこで他所の会社のメンバーと合流し、車2台で向かう。
会社には6時半集合のため、5時半くらいに起床。

準備をして6時過ぎに出発。 会社の駐車場で少し寝ていよう。
30分過ぎに社長がやってきて、出発。

道の駅貞光が待ち合わせ場所なので、そこまで走る。
ここで、他所の会社の人4名と合流。

国道438号線を南下し、見ノ越方面の「ラフォーレ剣山」を目指す。
先週金曜日~本日もだけど、ずっと温暖な気候が続いている。
国道438号線、第一ヘアーピンから先は、例年だとスタッドレス必須なのだけど、今日は全く雪が積もっておらず、ラフォーレ剣山までノーマルタイヤでも全く問題なく来ることができる程度だった。

だが、やっぱり山の気温は下界よりは寒く、登山口付近で2度くらい。
準備をして出発。
丸笹山登山口

本日は計6名なのだけど、オレ以外は雪山初デビュー。 皆つい先日道具を揃えたばかり。
「今年は冬の石鎚を登ろう」と目標を立てているので、まずは雪山に慣れてもらうのと、アイゼンの使い方などを学んでもらうため、軽く登れる雪山を選び「丸笹山」に行くことになった。
だが、丸笹山は雪がほとんど無さそうな雰囲気。

剣山に変更してもよかったのだけど、2時間くらいで軽く歩くつもりで来ている人もいたので、剣山に変更したら心が折れてしまうかもしれない。
まぁ今日はこのまま丸笹山に登ろう。

登りは、貞光川源流を通る方のルートで登る。
北斜面の樹林帯を歩くので、尾根ルートより雪が積もっていることを期待。
出だしはアイゼンつけずに出発するが、途中で雪が出現。 雪と言っても20mくらいの区間だけだったけど。 一部氷結してるし、今後もこのような部分が出てくると思うので、つける必要が全くないけど、アイゼンをつけることに。
アイゼン使わずに歩いたら、アイゼントレーニングにもならないし…
雪がちらほら 貞光川源流 貞光川源流

アイゼンつけて、その区間を通過する。
その後は、ちらほら雪が出現したが、アイゼンが必要そうな箇所は特になく、そのまま山頂まで到着。
天気が悪いためか、冬に人気の丸笹山には誰もいなかった。
山頂は風があって寒かったので、休憩だけして、お昼ご飯は駐車場に戻ってからにすることに。
帰りは尾根ルートを下っていく。 こちらも雪の量はわずか。 無事駐車場まで戻ってきた。
もうすぐ山頂 丸笹山山頂 尾根道も雪がちらほら 積雪

さて、お昼にしようかな。 寒いので厚着をして、お湯を沸かす。
おにぎり食べたり、パンを食べたり、ラーメン食べる人は食べたり、コーヒーや温かいお茶を飲んだりと、休憩時間を満喫する。

夫婦池は凍っており、上に乗っても大丈夫かな、と思い乗ってみたが、案外分厚い氷で全く問題なかった。 凍結した池の上に乗ることができるとは!

帰りは剣山ゆうま温泉に入って帰る。
今日の登山は3時間弱だったので、ものすごい物足りなかった。 雪山のつもりだったのに、雪も全然なく……

本日のコースタイム
10:02 丸笹山登山口
11:15 赤帽子山分岐
11:40~11:56 丸笹山山頂
12:35 丸笹山登山口

【徳島】一ノ森~剣山~次郎笈~丸笹山~赤帽子山~中尾山【縦走】

曇りときどき雨今日は登山。 5時10分起床、5時半出発。
先週に引き続き、コリトリに向かう。 今日は自転車を使った縦走を行う。
コリトリから登り、剣山へ。 時間があれば次郎笈も。 そして丸笹山へ登り、赤帽子山に向かう登山道のコルに、国道439号線に抜ける道があったはずなので、そこから下山。 あらかじめそこに自転車を置いておいて、自転車でコリトリまで下る、って計画を考えていた。 だが、よく考えたら、丸笹山~国道439号線って意外に近いな…… もうちょっと歩いてもいいのではないだろうか、って考え、中尾高原まで歩くプランに変更。
中尾高原から、見ノ越方面の国道439号線までは、登り坂の道が3kmほど続くが、そこは耐える。
単純に時間を計算したら、9時間程度で歩けそうな道だった。

そんなわけで、平成荘に自転車を置き、コリトリに到着。 準備をして出発。
コリトリ 登山道入口 登山道と新緑 途中の廃屋

先週も一ノ森に登ったが、時間の関係上、剣神社から登った。 今回はコリトリからなので、まずは剣神社までの山歩き。 この区間、けっこう標高が上がるんだよね。
何度か車道を横切るが、車道までの区間ってこんなに短かったかな…… 慣れのせいかもしれないけど、このルート、歩けば歩くほど車道の区間が短くなっていくような気がする。 まぁ短くなるわけなんてないので、100%気のせいなんだけど。
しばらく歩き、剣神社の境内まで到着。 ここで小休止。
剣神社入口 剣神社の一部

一ノ森は先週も登ったし、追分から、通行止め区間の様子を見ながら、お花畑方面に抜けようかと考えた。 が、一応縦走だし、やっぱり一ノ森には登っておくか。
追分の手前 追分

先週通った道なのでけっこう覚えている。 道の角度が変わったら追分は近い、とかかなり覚えていてすんなり追分に到着。 ここでも一休みして、一ノ森山頂を目指す。
気温もそれほど高くなく、けっこう歩きやすいのだけど、天気が悪いのが残念だ。 雨は降らなさそうだけど、遠くがあまり見えない。 すぐに笹原に出て、一ノ森ヒュッテが見えてきた。 今日はヒュッテには寄らず、山頂へ。 山頂側から南斜面にかけてはけっこう風が強く寒いな…… あっという間に手がかじかんできてしまった。 手袋を持ってきているのでそれを装着。 とりあえずここは風が強いので、剣山方面に歩いていき、尾根道とお花畑への道の分岐まで行くか。
にくぶち峠方面分岐 一ノ森ヒュッテ 一ノ森山頂

分岐で南側斜面からの風を遮れる場所があったので、そこで休憩にする。
ここから、お花畑方面に下って行こうかな。 そうすれば行場を経由して、剣山に登ることができる。 そういえば、お花畑~この石碑区間、一度も歩いたこと無いや。
多少登る距離が増えるけど、鎖場を登れるので嬉しいなぁ。
お花畑方面分岐

歩いたことのないこの区間、けっこう崩落の跡があった。 まぁメジャーな山のメジャーな道なので、手入れも良くされている。 しばらく緩やかな下りこう配が続き、お花畑までやってきた。
お花畑から追分に向かう道は、「崩落通行止め」の看板が。
そういえば、剣山から追分に向かって歩いていくときは、もうちょっと剣山よりに分岐があったはずなんだけど……と思って10mほど行ってみたら、ロープが張られて歩けないようになっている道が。 ここが旧分岐点か。 まぁこんなところ歩くより、10m先まで行った方が安全だよね。
所々崩れてる お花畑付近 追分方面分岐 旧分岐点

ここからの道は、過去2度歩いているはず(剣山方面から追分に向かって)なのだけど、全然覚えていないや…… 穴吹川源流を通過し、小さな小屋が。 小屋の後ろには巨大な岩壁がそびえている。 格好いいなぁ……
穴吹川源流 鎖場付近

小屋から鎖場方面に歩いていく。 剣山も年間を通してみれば5度ほどは来ていると思うのだけど、鎖場を通過したのは一度しかない。 しかも4年くらい前かな…… 山頂から追分に向かう時の下りに使ったのが最初で最後。

さて、今日は鎖場を下から上に登る。 どんな鎖場だったかなぁ……
行ってみたら石灰岩っぽい岩の間を登って行く感じだった。 石灰岩は磨かれてツルツルになっている。 まぁ傾斜もきつくないので、鎖に頼らないでも登ることはできるな。
鎖場 鎖場 鎖の支点

鎖場を越えたら、ハシゴがあった。 頼りないハシゴだなぁ……
ハシゴを登ってから、剣山の山小屋付近に合流するまでの道は結構傾斜がきつく、呼吸が荒くなる…… こんなにきつかったっけ……
ハシゴ

呼吸を乱しながら、山小屋まで到着。 このあたりの気温は7度らしい。 山頂広場に行ったら風が強い。 7度でこの風だったら、けっこう寒いかもな。 今は体が燃えているので、全然寒さは感じないが。
丸笹山~赤帽子山

そしてさすが百名山の剣山だと感じた。 登山口から山小屋付近の登山道に合流するまで、誰にも会わなかったのだが、こちらは軽く見渡すだけで30人くらいは見える。
山頂で写真だけ撮って通過。
剣山山頂 次郎笈

まだ時間には余裕がありそうなので、次郎笈まで行こうかな。 剣山で引き返す人もけっこう多く、次郎笈へ向かう道はそれほど人は歩いていない。 剣山から下って行く。 西島分岐を通過し、次郎笈のトラヴァースルート分岐まで。 このまま登ってもいいが、トラヴァースルートを通って、丸石側から登ろうか。 今年、天狗塚~剣山の縦走をやりたいな、と思っていて、その縦走路で最大の核心になるのが、この次郎笈の登りになるのは間違いない。 丸石側の、剣山スーパー林道分岐の看板から、次郎笈山頂まで、標高差300mあったはず。 予習の意味も含めて、こちら側から登頂する。
まぁ無積雪期だし、まだ体力が有り余っている状態なので、それほど苦なく次郎笈の山頂に到着。
トラヴァースルート 次郎笈山頂

山頂には60代前後の女性4人組パーティ、60代過ぎの男性3人組パーティ、そして、40~60代くらいの男2+女1のパーティがいた。
次郎笈では休まず、トイレもあるし西島で休もうかと思っていが、次郎笈山頂の丸石側は、意外にも風が無く、ここで休むことに。 おにぎりを1つとチョコを何粒か食べ、西島へ向かう。
下りは、剣山の正面の道から下る。 トラヴァースルート分岐を通過し、西島方面への分岐を曲がって行く。

剣山の大岩を見ながら西島到着。 このあたりもけっこう人がおおく、リフトを使う人も多かった。
剣山の大岩 西島

剣山~次郎笈に向かう途中、大荷物を背負った三嶺からの縦走一家と会話したのだけど、ここでも縦走一家と会話。 家族で登山とはうらやましいね。 まだ中学生くらいの子供も多荷物を背負って歩いていた。
トイレと水分補給をして見ノ越に向かって下って行く。

普通の登山なら、見ノ越で終了なのだろうけど、今日のオレはそうではない。
見ノ越直前、神社の関連建物っぽい小屋の裏から、丸笹山の尾根道を歩いていく。
右手裏から丸笹山尾根へ

丸笹山~見ノ越の尾根道、去年の夏に調査しているので、迷わず行けるだろう。
尾根からそれないように高度を上げて行く。 途中から傾斜が急になり、呼吸が乱れる…… マーキングのテープも見えなくなったりだけど、真上に登って行くのは間違いないので、岩のすき間を登って行ったり、木の枝をつかみながら登って行ったり、と苦労しながら登る。 とにかく急だ。 このルートが、山と高原地図の正規登山道として載らないのがわかる気がする。

かなり息が上がって、途中で何度も呼吸を整えたが、ようやく丸笹山山頂に到着。 山頂には50代の男性4人組が下山を開始するところだった。 ちゃんとを食べていないので、ここで大休止、と行きたかったのだけど、ポツポツと雨が降ってきた。
若い男性と、その子供2名+犬が登ってきたが、休んでいる最中にポツポツと降っていた雨が強くなってきたためレインコート+ザックカバーを装着。 ゆっくり休もうかと思ったのだけど、おにぎり2個を慌てて食べただけで終わってしまった……
丸笹山

ここからが意外に長いかも。 標高差はそれほどないのだけど、距離があるなぁ……
丸笹山から赤帽子山方面に降りて行く。 当初の予定だった、コルから439号線に降りる箇所を通過し、赤帽子山の山頂に向けて登って行く。 コルから山頂までは、それほど標高差も無く、赤帽子山山頂に到着。
幸いにも雨はほとんど止んでいたのだけど、レインコート脱ぐの面倒だし、このままでいいか。 これからは下りなので、汗も書かないだろうし。
赤帽子山方面分岐 登山道 もうすぐ赤帽子山 真ん中右のが八面山 赤帽子山

剣山~一ノ森の山頂付近は雲に覆われてしまっていた。

最後の山、中尾山を目指す。 ここからはほとんど下りなので、体力的には楽だったけど距離が長かったな……
中尾山天望台まで降りてきて、ここで休憩。 あまりの疲労にウトウトと…… このまま下山してしまいたかったが、中尾山山頂はもうすぐのところ。 景色はゼロとはいえ、最後の山頂は踏まなくては……
登山道 天望台

中尾山山頂は5分ほどで到着。 ようやく全部歩ききった。 あとは平成荘まで降りるだけ。
中尾山山頂

なんか「アジサイの道」ってのがあったので、それで降りてみようかな。
アジサイの道

これが失敗だった…… 中尾山から平成荘に降りるには、ほぼ東に向かって歩いていかないといけない。 だが、アジサイの道は北東から北に道が伸びており、そのまま「駐車場」と呼ばれる場所まで降りてしまった…… ここからは車道が伸びているのだけど、車道で歩いたらかなり遠回りになるよね…… 仕方ないので、方位磁石を出し、山の中を南南東方面に歩いていく。 なんどか砂利道っぽいところを横切ったが、本来の登山道が見当たらない。 まぁグラススキージョウが見えれば安心だし、巨大なので近くまできたら見落とすはずはないので、ひたすら歩く。
が、グラススキー場は全く見えず。 また砂利道にでたので、それを南に向かって進んで行くと、正規の登山道に合流した。
が、その登山道、展望台から5分ほど歩いたくらいの地点だった。 ここまで12、3分くらい歩いたのに……

あとは登山道を降り、グラススキー場を降り、平成荘に到着。
ぐらすすきー場 平成荘に止めた自転車

後半けっこう時間が際どくなってきたり、雨が降ってきたりでまとまってゆっくり休憩できなかったので、かなり疲れたな。 そしてあまり休憩してないのに、丸9時間はかかった。 今回のルート、ちょっと無理があったかな……

しかし登山はここで終わりではない。 ここから自転車でコリトリに戻らないといけない。 439号線のコリトリまではずっと下り坂なので楽なのだけど、平成荘から439号線までが緩やかな登りこう配が続く。

途中、自転車を押したり、立ちこぎをしたりしながら、国道439号線までやってきた。 あとは下りのみ。 かなり汗をかいたので、下りの風が気持ちいい~
439号線を7kmほど疾走したけど、前からも後ろからも車は来ず。 快適な自転車走行を楽しめ、無事下山。

今回のコース、思っていたより距離が長くかなり辛かった。 過去の辛かった登山ベスト5に入るな、これは。
しかし、剣山付近の山をこんなに贅沢に縦走することができて大満足。 ただ、百名山というだけあって初心者が多く難儀した。 狭い道の先頭をリーダーがトロトロ歩き、そのグループの最後尾に追いついても最後尾の人は初心者なので道を譲ることなど知らず、リーダーは先頭を歩いているので気付かず…… そんなことがあったり、年配の自称ベテランの人が、上から目線で知ってるような事をアドバイスして来たりと、有名で人が多ければ多いで、別の悩みがありましたと。
服装やザック周りの装備見たら、熟練者か装備だけそろえた初心者かわかるけど、後者だろうね、間違いなく。

まぁ事故起こさず、自分も楽しく、他人にも迷惑かけないように、自分にも言い聞かせて、これからも登ります。

本日のコースタイム
07:51 国道439号線コリトリ
07:56 登山道入口
08:35~08:40 剣神社
09:18~09:25 追分
10:04 一ノ森ヒュッテ
10:07 一ノ森山頂
10:14~10:22 お花畑方面分岐
10:47 お花畑(追分方面分岐)
10:59 鎖場
11:26 剣山山頂
11:50 トラヴァースルート分岐(剣山側)
12:01 トラヴァースルート分岐(丸石側)
12:16~12:26 次郎笈山頂
12:39 トラヴァースルート分岐(剣山側)
12:49 西島方面分岐
13:15 西島
13:39 丸笹山尾根道分岐
14:14~14:30 丸笹山山頂
14:40 赤帽子山方面分岐
15:27~15:33 赤帽子山山頂
16:17~16:25 中尾山天望台
16:30 中尾山山頂
17:08 平成荘

ここから自転車でのコースタイム
17:10 平成荘
17:35 国道439号線
17:50 国道439号線コリトリ

【徳島】丸笹山

晴れ今日は久々の登山。 先週の丸亀ハーフの疲れが完全に取れていないけど、登山自体も3週間ぶりなので、行かなくては。 1ヶ月空いたらけっこうきつい。
本日の目的地は丸笹山。 本当は平家平とか、瓶ヶ森とか、笹ヶ峰、西赤石山とかに行きたかったのだけど、愛媛はちょっと遠かった…
丸笹山なので、近いし5時起きでいいな。 ということで、5時起床、20分出発。

国道438号線を南に向かう。 琴南付近で温度計が-4度を差していた。 普段1度とか2度とかなのに、今日は寒いのだろうか。
美馬を抜け、貞光を通り越し、狭くなった国道438号線へ。 路面に雪は全然積もってない。 昨日暖かかったので、溶けてしまったのか?
そんな心配をしながら、つづろう堂まで到着。

このままヘアピンのある山道を走っていき、ラフォーレ剣山まで行けば、丸笹山は1時間もかからないのだけど、今日はつづろう堂から登ると決めてある。 ここから先の車道、オレの車じゃ行けるか微妙なので…… それに駐車場から1時間じゃ山を歩いた気がしない。

このルートを通って剣山まで、2010年の無積雪期に登ってるので、だいたいのルートはわかる。 出だしがけっこうきつかった印象が。
つづろう堂についてもすぐに出発できず、車の中で少し仮眠。 8時前に出発した。
つづろう堂

国道脇の階段を上り登山道へ。 すぐに民家があり、その前の橋を渡る。 廃屋の横を通過し、斜面を一直線に上がっていく。 しばらくすると、斜面にぽつんと民家が。 ここまで約10分。 荷物用のレールがあるけど、ここは人住んでるんだろうか…… 住んでたとしたら、道まで出るだけで、相当な労力だぞ。

民家を通り過ぎて少し登ると、杉林の入口に到着。 ここからが本格的な登山道。
杉林入口

杉林の中を歩いて行くのだけど、雪は思っていたよりも少ない。 が、傾斜がきつい。 こんなきつい道だったっけ? 単調な杉林の道をひたすら歩いていく。
1時間ほど歩き、渡渉地点に到着。 対岸に渡らないといけない。 水量はあまりないのだけど、岩の上は凍りついていて、その上に雪が覆いかぶさってるので危なっかしい。 苦労しながら対岸に渡る。 冬の渡渉は怖いな……
登山道 渡渉地点

そこで少し休憩をし、先を目指す。 道が細くて歩きにくい。 足がまっすぐに置けないじゃないか。 斜面で雪が積もってるので、斜めに足を置くのだけど、右足の外側、左足の内側にすごい負担がかかる。 そんな歩き方をしながら30分。 2つ目の水場に到着。 そろそろアイゼンつけようか。 爪があれば、もう少しマシになるかもしれない。
登山道 旧造林小屋 水場を通過

アイゼンをつけ先に進むが、アイゼンを付けたら付けたで歩きにくい。 雪がそれほど積もって無く、雪の下が岩の箇所が結構あり、岩にガリッと。 まぁつけてよかったかもしれない。

雪に埋もれたロープ場を降り、3つ目の水場を通過。 その先に「落石注意」の看板があったのだけど、冬は落石ではなく、雪崩注意だな……
落石注意 雪崩注意

その看板を越え、しばらく歩いたら、ようやくラフォーレ剣山に到着。
丸笹山の本来の登山口はここ。 車が3台止まっていた。
もうすぐラフォーレ ラフォーレ剣山

少し休憩をし、山頂を目指す。 山頂に行くルートは、尾根ルートか谷ルートかがあるのだけど、谷ルートの方にトレースがついていない。 よし、谷ルートから行くか。
谷ルート経由ならば、貞光川源流を通る。 冬の源流はどうなっているのだろうか。

ここからは道も広く、安定してるので、とても歩きやすかった。 何ヶ所か雪がめちゃめちゃ積もってる箇所があったが、今までの道に比べたら全然平気。
そして貞光川源流に到着。 夏は全く水がなかった記憶があるのだけど、冬は格好いいな。
登山道 綺麗な景色 貞光川源流

源流を通過し、赤帽子山方面との分岐点までやってきた。 ここから山頂までが傾斜がきつくなって、辛い区間だったと思う。 トレースは当然なく、道も微妙にわからない。 まぁ山頂まですぐなので、上に登って行けばとりあえず着くだろう。
雪景色 赤帽子山方面分岐

山頂方面に歩きだしてすぐ、上から老夫婦が降りてきた。 少し会話をし、そのトレースを使わせてもらう。 ラッセルしないことより、山頂への道がはっきりわかったことがありがたかったな。 つらい区間を通過し、ようやく丸笹山山頂へ到着。
丸笹山山頂

天気が良く、360度の大展望。 正面には一ノ森~剣山~次郎笈。
東には、三嶺、塔丸。 北には矢筈山~黒笠山、津志嶽。 東には天神丸。
素晴らしい景色!!
剣山~次郎笈 三嶺、塔丸 矢筈山~黒笠山
男1人女2人のスノーシューを付けたパーティ、徳島からの単独男性が休んでいた。 オレも陣取ってお昼ご飯にする。 3人パーティはすぐに下山して行ったので、徳島の男性と少し会話をしていた。 すると下から、先ほどの老夫婦が登ってきた。 どうやら下山するのではなく、写真を取りに行っていたみたい。

老夫婦が下山し、入れ違いに単独男性が登ってきたがすぐに下山して行った。 徳島の男性は、老夫婦に勧められて、赤帽子山分岐方面の景色を見に行くことに。 オレも下山しなくては、車まではけっこう遠い。

帰りは尾根ルートで帰る。 山頂からラフォーレ剣山まで、25分、早い。
ここはノンストップで先を急ぐ。

アイゼンは山頂で外してあるので、多少滑るが、すごい歩きやすいな。
水場を2ヶ所通過し、怖かった渡渉を越えたところで少し休憩。 ものすごい暑いので、一枚脱いで先を目指す。

杉林の急坂を降り、杉林を出た。 あとは民家の脇を通過して国道まで降りるだけ。
で、無事下山。

山頂から2時間で降りてこられたな。 思っていたより30分ほど早かった。

3週間ぶりの登山、微妙に右膝と左足の腱が痛かったけど、快晴で綺麗な景色を見ることができ大満足。 冬季でもつづろう堂から登れることがわかったので、時間を調整すれば剣山とか塔丸まで登れるかも。 冬の国道438号線を登らずにいろいろな山に行ける可能性が広がった。 山頂から見て思ったのだけど、矢筈山は積雪がすごく真っ白だった。 2012年の目標でもあるので、今シーズンに行くか、来シーズンにするか考えなくては。

本日のコースタイム
07:57 つづろう堂
08:14 杉林入口
09:20~09:40 渡渉地点
10:10~10:17 2つ目水場
10:58~11:04 ラフォーレ剣山
11:27 貞光川源流
11:42 赤帽子山方面分岐
11:59~13:09 丸笹山山頂
13:34 ラフォーレ剣山
13:56 2つ目水場
14:15~14:18 渡渉地点
14:52 杉林入口
15:03 つづろう堂

【徳島】中尾山~赤帽子山~丸笹山

曇りときどき雨今日は登山。 天気が悪い予報なので、近場の山をぶらりと歩く。 徳島の中尾山~丸笹山まで歩いて、見ノ越まで行き、時間があれば剣山を登る。 時間が無ければそこで終了。 見ノ越に自転車を置いておき、自転車で中尾高原まで戻る。

4時50分起床、5時10分出発。
国道193号線を南下する。 しかし走る事15分、ものすごい眠気に襲われる。 これはヤバイと思い、道の駅塩江に退避。 少し横になっていたらそのまま眠ってしまったよう。 途中で何度か目が覚めたが、最終的に動けるようになって、時計を見たら、7時20分!! 2時間近く仮眠していたみたい…… しかも場所は塩江。 まだ家からすぐの場所だし……

微妙に雨も降っているので、今日の登山やめようかとも考えた。
が、せっかく準備も計画もしたのにな……

遅くなってしまったが見ノ越を目指そう。 時間的に2時間遅れになったから、剣山は無理だな……
コリトリ経由で、見ノ越まで登って行く。 見ノ越に自転車を置いて、中尾高原に向かう。 冬季以外の中尾高原には初めて来た。 コテージもグラススキー場もあるので、けっこうにぎわっていた。

さて、遅くなってしまったけど登山開始。 時刻は10時前。 丸笹山までは4時間程度で歩けそう。

グラススキー場の横を登って行き、登山道へ。
グラススキー場

中尾山まではけっこう太い道。 所々に朽ちているけど看板もあった。 このルート、去年の冬に来たのだけど、その時より道が開けてる感じがした。 こんなに伐採が進んでいたか?
登山道 登山道

すぐに「天望台」の看板が見えてきた。 天望台には行かず、中尾山山頂方面に行きたいので、道なき樹林帯を突き進む。 まぁ100mほどで薄い道に出る。 この辺りは一度歩いているので平気。
中尾山へ

そして、中尾山山頂に到着。 とりあえずここは見るだけ。 天望台まで戻ってきた。 まだ50分くらいしか歩いてないし、そのまま先を目指そうか。
中尾山山頂 天望台

ここから先も気持ちのいい樹林帯を歩いていく。 ブナの原生林らしく、巨大なブナが何本も見える。 前回はこの辺りから雪が出てきて、けっこうきつかった記憶がある。
ブナ林 ブナ

しばらくすると樹林帯を抜け、見晴らしの良い道へ。 赤帽子山が僅かに見える。 剣山方面も見えるのだけど、雲が多く、景色がそれほど綺麗ではない…… 赤帽子山への登りを登りきって、到着。 ここからの景色は結構良い。 目の前には一ノ森、剣山、丸笹山。 後方を振り返ると八面山。 雲が厚くて見えないけど、黒笠山、津志嶽も見えるはず。
樹林帯を抜けた 登ってきた道 赤帽子山山頂 丸笹山

いつ雨が降り出すかわからないような天気なので、ここでお昼ご飯を。
コンビニおにぎりを食べ、先を急ぐ。

丸笹山への下りに差し掛かったところで、前方より50歳前後の夫婦が登ってきた。 少し話をしたけど、ラフォーレ剣山より登ってきたみたい。 徳島の山の話などをたくさんした。

さて、丸笹山を目指すか。 前回、コルから先の登りがけっこうきつかった記憶があるが、果たして……

すぐに国道439号線分岐までやってきた。 これ、国道の方に降りて行ったらどこに出るのだろう。 国道は何度も走ってるのだけど、登山口を見たことがない… 小ピークを越えて、下って、丸笹山への登り。
国道439号方面分岐 赤帽子山

きつかった記憶はどこのことやら…… あっという間に、ラフォーレ剣山への分岐まで到着した。 ここ1年半で実力が上がったってことか。 それとも無積雪期だからだろうか。
ラフォーレ剣山方面分岐

丸笹山への最後の登りを登りきって、山頂到着。
目の前には剣山が! のはずなのだけど、雲に覆われている……
丸笹山山頂 見ノ越

さて、全然疲れてないので、水分だけ補給して下るか。

尾根を通って、剣山の見ノ越登山口から登ったところにある、神社見たいな小屋の裏に出られるはず。

目の前に薄い踏み跡があるので、それをたどってみるか。 長めの良い岩の上に立つ。 しかし、そこから先の道が不明……

岩の下に、薄い踏み跡みたいなものが見えるのだけど……行ってみるか。

そのまま樹林帯に突入していくが、どうも道が怪しい。 踏み跡っぽいのはあるのだけど、その踏み跡上には、あちこちに糞が落ちているので、鹿の道かもしれないな。

よく地図を眺めてみると、丸笹山から一直線の尾根ではなく、少し東側にある尾根っぽい。 そのまま樹林帯を横切る。

すると、さっきよりはっきりとした踏み跡発見。 こっちの尾根だったか。
所々にボロボロの白いビニール紐が巻きつけてあったり、境界の杭が刺さっていたり、明らかに人が入った跡がある。
薄い尾根道 薄い尾根道

そのまま薄い道を頼りに下って行き、無事神社みたいな小屋の裏から、剣山の登山道に合流。
神社のアンテナ 建物の裏に出た

分かりにくい道だったなぁ。 上から下るより、下から登ったほうが知らない道はわかりやすいかもしれない。 今度登ってみるか。 けど、けっこう急な道だったので、苦労するかもしれない。 まぁ距離も標高差も短いから大丈夫か。

そのまま見ノ越に下山。 自転車に乗って中尾高原を目指す。 数百メートルだけ登り坂があり、苦労した。 また、見舗装路も数百メートルあったけど、下り坂だったので大丈夫だった。
剣山登山口

20分ほどかけて中尾高原に到着。

今日は仮眠しすぎたために、剣山に行けなくなってしまった。
が、天気が怪しすぎたので、行かないでもよかったかもしれない。
丸笹山~見ノ越の道を、とりあえず知ることができたので、名頃起点の、塔丸~丸笹山~剣山~次郎笈~丸石~かずら橋~自転車で名頃、の周遊ルートも歩けるかもしれない。 まぁこちらはけっこう距離があるので、計画を練ってから。

本日のコースタイム
09:49 中尾高原 平成荘
10:36 中尾山山頂
10:41 天望台
11:39~11:47 赤帽子山山頂
12:21 国道439号線郷めん分岐
12:51 ラフォーレ剣山方面分岐
13:03 丸笹山山頂
13:50 見ノ越

ここから自転車でのコースタイム
13:54 見ノ越
14:18 中尾高原 平成荘

【徳島】塔丸~丸笹山

晴れのちくもり今日は登山の日。 朝5時に目覚ましセットしたが、起きられず5時15分起床。 5時半出発。
今日は見ノ越起点で、剣山・一ノ森に行く予定。

国道438号線を走り、見ノ越を目指す。 第1ヘヤーピンを過ぎ、本格的な山道へ。 第7ヘヤーピンのちょっと先の地面が凍結しており、めちゃめちゃ滑った。

剣山スキー場を通り越し、すぐのところでまた凍結が。 ここでもハンドルを取られ危うかった。 もう少し先まで進んでみたが、また凍結箇所があり、そこを通りすぎたところで停車。 この先は右カーブ。 車から降りて歩いて行ってみたが、余裕で凍結してる。 これは…… もうじき1年になるが、先シーズンの冬、この道で雪にはまって抜け出せなくなったことがあったので運転が怖い。
この先も日影が続くので、他にも凍結してる個所は多数あるだろう…… 怖いのでやめておくか…… 狭い道でUターンして、剣山スキー場まで戻ってきた。 さて、どこに登ろうか…… 見ノ越が行けないとなったら、そこより手前にある山しかない。
国道438号線沿いで、登山道の知ってる山は津志嶽と黒笠山だけ。 どちらも今日登る気分ではない……
そういえば、塔丸に剣山スキー場から登った記録を見たことがあったな。
手元の5万分の1の地図では、その登山道は記されていない。 携帯でちょこっと調べたが、やはりスキー場から登る道があるようだ。 スキー場につながってる尾根が地図で記されているので、そこを登って行くのかな? まぁ目の前に稜線は見えるし、道が無くても行けるだろう。

ということで、塔丸を目的地に設定して出発。 今日は風があってけっこう寒い。 地面が凍結してるという事は、氷点下だったんだよね、気温。 朝になって少し温度が上がったとして1~3度程度か?
まぁ、寒さ対策はしっかりしてるのだが、帽子を忘れて耳が寒い。

まずはスキー場のゲレンデを歩いて登っていく。 何年か前に閉鎖されたこのスキー場。 雪は全く積もっていない。 ゲレンデも荒れ放題。
途中にハーフパイプのコースがあった。
ハーフパイプ

ゲレンデを登っていき、スキーのリフトの終点まで歩いてきた。 ここから、尾根に入るんだろうな、きっと。
地図を見る限り、ここから稜線まで標高差は140mほど。 頑張っていこう。
リフト終点 矢筈山~黒笠山~津志嶽

道らしきものがないので、適当に山の中に入っていく。 谷におりないよう登っていく。 少し歩くと古びた黄テープや赤テープを発見。 ここを歩いている人がいるということだな。 迷うような距離ではないけど、少し安心。

尾根を直登なので、けっこう傾斜がきつい。 
しばらく歩くと、笹原に出た。 出たというか、そちらに行く道を選んだだけかもしれない。
そして、塔丸の登山道が見えてきた。 もう少しで稜線に合流だ。
尾根道 もうすぐ登山道

道無き道を歩き始めて25分。 思ったよりも早く稜線に合流してしまった。 あとは塔丸まで歩くだけ。
気持ちのいい笹原なのだが、夜降った雨で、笹が濡れている。 不要だと思っていたスパッツを装着。
登山道

誰もいない登山道を歩き、塔丸山頂に到着。 登山開始から1時間20分…… 全然歩いた感じがしないな。 とりあえず、景色を見ながら休憩するか。
塔丸山頂 三嶺 登山道と丸笹山

腰をおろして、これからどうするか考えた。 このまま車に戻ったらつまらないし、かと言って行けるような場所もない。
地図を見ながら、ふと剣山の方を見たら、横に丸笹山があるではないか。
塔丸登山口から、丸笹山登山口までは僅か。 帰りに剣山スキー場まで戻ってくる手間があるけど、ついでに登るには丸笹山、いい山かもしれない。 それほど時間がかからないで山頂まで行けるし。

ということで、丸笹山を目指すことに。

登山道を歩いていると、香川から来た3人組のパーティとすれ違う。 剣山と次郎笈と三嶺以外に有名な山はあるか?と質問されたので、矢筈山と黒笠山を教えておいた。
矢筈山は登山口の標高が高く、山頂までの標高差も少なくあまり時間がかからないと。
黒笠山は道が急で険しいので、登る人がそんなに多くないと。
説明間違ってないよね?

香川からの3人組と別れてすぐに、同じ駐車場に車を止めていた夫婦と思われる2人組のパーティと遭遇。 どうやら尾根道で登ってきたらしい。
少し話を聞いたら第7ヘヤーピンのすぐ西にある尾根から上がってきたみたい。 そっちからだと稜線まで結構距離があってつらそうだ。

登山道をテクテクと歩いて行く。 60~70歳くらいの8人組のパーティとすれ違う。 稜線分岐を越えて、数十分歩いて、塔丸登山口に到着。 とりあえず、丸笹山登山口まで歩くか。
塔丸

歩くと行っても5分ほど。 時期的に閉館してる、ラフォーレ剣山の横にある登山口に到着。
ここで食料を食べながら休憩していたら、福山ナンバーのワゴン車がやってきた。 どうやら観光で来たみたい。

この辺の地理や山について少し話をした。

さて、そろそろ出発するか。 ここから山頂まで、コースタイムで1時間。
登山道はかなり整備されており歩きやすい。 道幅も3mくらいありとても広い。 気持ちのいい樹林帯の中を歩いて行く。
丸笹山登山道 丸笹山登山道 地蔵

樹林帯を抜けると笹原になる。 そして道が急になったが目指す山頂はすぐ目の前。 思っていたより早く山頂に到着。
ここからは一ノ森、剣山、塔丸、三嶺が綺麗に見える。 青空だったらもっと素晴らしい天気だっただろう…
丸笹山山頂 塔丸~三嶺

さっき休憩したばかりなのだが、山頂だし休憩するか。 今日はインスタントラーメンを持ってきているので、茹でて食べる。
塩ラーメン

しかし山頂は風があって寒いなぁ…… 20分ほど休憩し、下山することに。

前に赤帽子山方面から歩いてきたとき、ラフォーレ剣山に向かう道があったので、そちらから下りてみようか。 たぶん、貞光川源流を通るコースだと思う。

赤帽子山分岐まで下りてきて、ラフォーレ剣山を目指す。 想定通り、貞光川源流に到着。 しかし全然水がない……
登山道 赤帽子山分岐 貞光川源流

源流越えてからはほぼ平坦な道。 すぐに登山口まで到着した。 あとは剣山スキー場まで歩くだけ。
距離は3km程度だろう。 車道もやや下りこう配なので、歩くのも楽だろう。

車道を20分くらい歩いたところで、さきほど遭遇した、第7ヘヤーピンから登ってきた夫婦と思われるパーティの乗った車とすれ違った。 帰りも同じ道で下りてきたのかな?

そして剣山スキー場に到着。 今日は行動時間は長くなかったが、意外に満足できた山行だった。
しかし道路が凍結してるとは思わなかった。 もう冬タイヤ必須なのかな。 冬の運転技術を向上させなくては…

本日のコースタイム
08:03 剣山スキー場駐車場
08:24 スキーリフト終点
08:48 稜線合流
09:25~09:37 塔丸山頂
10:30 稜線分岐
10:57 塔丸登山口
11:02~11:18 丸笹山登山口
11:57~12:20 丸笹山山頂
12:29 赤帽子山分岐
12:38 貞光川源流
12:52 丸笹山登山口
13:28 スキー場駐車場

【徳島】中尾山~赤帽子山~丸笹山

晴れ今日も登山に行く。 朝4時50分起床、5時5分出発。
昨日譲り受けたパジェロミニで出発。 やっぱり軽自動車だね。 時速70kmくらいだすと、けっこうしんどくなってくる。
ただ、ハンドルはめちゃめちゃ軽く、小回りもきくので、山では軽のほうがいいかもしれない。
ミッションには四苦八苦しながら走っていく。 何度もエンストしたが…

剣山方面に走り、しばらくして誰もいない中尾高原「平成荘」に到着。
平成荘

ここの駐車場に止めて登山の準備。 さぁ出発だ。
出だしでいきなり道を誤り、そのまま舗装された道路を10分ほど歩いていってしまった。 気づいて引き返してきたが20分のタイムロス。 車止めたところから、そのままグラススキー場に上がればよかったのに……

グラススキー場には雪がうっすらと積もっていた。
グラススキー場

グラススキー場の脇の道を歩き、スキー場の一番上まで歩いていく。 スキー場の一番上から登山道に入っていく。 もう雪は全く無いと思っていたのだが、予想外の雪にワクワクしてきた。 今週ずっと雨だったから、こちらでは雪が降っていたのかな?
登山道

中尾山まではけっこう登る人がいるのか、案内板がけっこう有り、道も整えてあった。
しばらく歩き「天望台」に到着。 誤字じゃなくて、このような感じで書いてあった。 景色ではなく、星々を眺めるのかな。 おしゃれだ。
天望台

中尾山の山頂はここから北に少し行ったところらしい。 赤テープを目印に、山頂到着。
中尾山山頂

樹木に覆われて景色はほとんど見えない。 天望台まで戻って休憩に。

さて、ここからはけっこう長い距離を歩くことになる。 まずは赤帽子山まで、コースタイムで1時間半。 そこから、丸笹山まで、1時間半。
帰りは、丸笹山~赤帽子山まで1時間20分、赤帽子山~中尾山まで1時間10分となっている。
行きも帰りもあまり時間が変わらないから、そんなに高低さのない道なのかな? そのぶん距離が長いな、これは。

休憩を終え赤帽子山に向かって歩いていく。 太い尾根の雪の道を歩く。 気持ち良いなぁ。
赤帽子山への道

上を見上げると、キラキラと輝く樹木が。 枝先は凍り付いていて、太陽の光を浴びて溶け始めている。
凍りつく樹木

しばらく歩き、剣山方面が綺麗に見える場所までやってきた。
一ノ森~剣山

あちらも少し雪が積もってそうだ。 まぁ北斜面だからなぁ。 頂上から向こうは全く積もってないかもしれない。

道は樹林帯から笹地帯に変わった。 そして登りの傾斜がきつくなってきた。
樹林帯と笹地帯の境目 笹地帯の登り

どんどん標高をあげていく。
笹地帯の登り2

上の方になったら、面白い植物が。 植物の先が凍りついていてなんとも奇妙な光景。
先端が凍りついた植物

そして、赤帽子山山頂に到着。
赤帽子山山頂

ここはメチャメチャ景色が良い!
落合峠方面 剣山~丸笹山

ここで少し休もうかと思ったが、雪もあるし、休めそうな場所がなかったので、そのまま進むか。
丸笹山に向けての道を歩いていたら、視線を感じた…… その方を見てみると、なんとニホンカモシカが!
ニホンカモシカ

先々週、一ノ森に行ったとき偶然見て超ラッキーと思っていたのだが、また遭遇するとは超ラッキー!

少し歩いて行くと、国道439号線に降りる道と合流した。 綺麗な樹林地帯が続く。
樹林地帯

夫婦池からの道と合流し、最後の上りが始まった。 これを越えたら山頂だ。
丸笹山山頂直前

そして丸笹山山頂に到着。 赤帽子山からとは角度が変わったので、次郎笈が見える。
丸笹山山頂

ポカポカで暖かかったので、スーパーのビニールを敷いて横になった。 気持ちいいなぁ。 やっぱりシートはいるなぁ。
ゆっくり休憩して、帰ることに。

まずは赤帽子山まで。 登り返しが結構つらい。 赤帽子山を越えて、中尾山を目指す。
朝はけっこう積もっていた雪も、かなり溶けてきている。 こんなに早く溶けてしまうものなのだろうか?

中尾山の天望台で休憩して、グラススキー場まで戻ってきた。 朝とは景色が全く違う。
グラススキー場

予想外の雪ととてもいい天気、静かな山を楽しめた。
標高差は少なかったが、距離が結構あったためか、右膝が痛くなってしまった。
剣山系の山では少し低い山々だったけど、また違った景色を楽しめた。

本日のコースタイム
07:35 平成荘
07:55 道を間違えて再び平成荘
08:39 天望台
08:44 中尾山
08:50~08:56 天望台
10:03~10:10 赤帽子山
11:05~11:13 1619m地点
11:54~12:45 丸笹山
13:56 赤帽子山
14:52~14:59 天望台
15:30 平成荘