【愛媛】ハネズル山【スマホ発見】

雨のち曇り今日は登山。 昨夜は準備せずに寝てしまって、6時半に起床。
それから準備をするが、特に持っていくものが無い。 今日は登山とはいいつつ、目的は山登りではなく、先週紛失したスマホの捜索。 先週と同じ登山口から同じルートを使って登り、スマホを紛失した区間でひたすら探す作業となる。

天気はあいにくの雨…… 晴れでも探すだけはつまらないだろうけど、つまらないに加えて雨とは…… いろいろと辛くなりそうだ。
準備をして7時前には出発。 一般道で川之江を目指し、法皇トンネルを通り肉淵林道終点の登山口まで。
まさか2週連続でここに来ることになるとは思ってもいなかった。

準備をして出発。 雨が降っているので、最初からレインコートとザックカバーを装着していく。
今日は登山口には一台も車が止まっていない。 雨だし誰も登らないだろうな。
駐車地点 登山口

先週歩いたばかりの道を歩いて行く。 松林を抜けて渡渉ポイントを何箇所か通過。 天気が悪いため、先週は見えた景色が全然見えない。 すぐに峨蔵越まで到着。 さぁここから捜索が始まる。 探すのにザックは邪魔なのでどこかに置いておこうかなと思ったけど、峨蔵越は木々も無く、雨が直接当たるのでここに置いておくのはやめておこう。 少し進んだ、適当な場所に置こうと思って、ザックを背負いながら捜索を始める。
登山道 根っこがすごい 峨蔵越

前回よりもゆっくりとしたペースで、地面を注意深く調べながら歩いて行く。 雨と笹でどんどんと手が濡れていく。 探しながら歩いて行くが見つからず。 途中で岩を乗り越えるのが2箇所くらいあり、そこで右足を高くあげるので、そのあたりも注意深く探す。 1週間経って、落ち葉とかが覆いかぶさっているかもしれないので、落ち葉や枝等もどかしながら探していく。 が、見つからず。
笹が深い地帯も懸命に探すが見つからず…… くまなく探すこと25分くらい。 また笹の深い地帯が出現して、そこを一生懸命探していたら、すぐ下に白い物体を発見!! これは落としたスマホではないか!! こんなところに落ちていたのか!! 落としていたのは普通の笹が深い地帯。 先週何度も探したのに、なぜ見つからなかったのだろうか。 とりあえずスマホを拾って、ザックのチャックの付いている場所に保管する。
雨で濡れたり泥がついたりしているが、それは下山してから綺麗にすればいいだろう。 とっくにバッテリーも切れて給電もされないので、電池パックはすぐにはずさないでもいいだろう。
スマホ捜索 スマホ捜索 スマホ発見

スマホが無事見つかって一安心。 さぁ、あとは山に登って下山しよう。
今日は最初からスマホ捜索で来ているので、鍋とかガスとかは持ってきていない。 二ツ岳は先週登ったし、先週スマホ落としたために行けなかった、小箱越からのルートを使って下山しようかな。 ハネズル山も近いので、そこに登ってから下山しよう。

というわけで、ハネズル山に向かって歩いて行く。 すぐに赤星山・ハネズル山の分岐点まで来たのだけど、ここの分岐ポイントにあったはずの看板がボキッと折られている。 先週はあったのに、この一週間で何かあったのか?
動物とかが折れるようなものじゃないし、人間が折ったっぽいのだけど、誰が折ったのだろうか? 折れたはずの上の部分も見当たらないし…… これじゃ分岐点知っている人じゃないとわからないな。 赤星山へは道がある程度見えているのでいいけれど、ハネズル山方面には踏み跡すら見えないような感じになってしまっている。
ハネズル山方面分岐

ハネズル山方面に歩いて行く。 相変わらず道が不明瞭でわかりにくい。 わかりにくい道を歩いて、小箱越まで到着。 小箱越でも分岐を示す目印が無くなっていた。 前来たときは、白い細長い小さな目印があったはず。
不明瞭 小箱越

そのまま山頂を目指す。 コンクリート小屋を通過し、ヌタ場を通過し、ハネズル山山頂へ。
雨なので、すぐにUターン。 コンクリート小屋の中で休憩をしよう。
コンクリート小屋 ヌタ場 ハネズル山山頂

雨だったため、ここまでまともに休憩ができていなかった。 小屋の中は汚くて薄気味悪いけど、雨がしのげるのがありがたい。
水分補給とおにぎりを食べて栄養を補給する。

さぁ、あとは戻るだけ。 小箱越からは、直接下りる道を選択。 初めて通る道だけど、大丈夫だろうか?
道自体は荒れてるけど明瞭で、どんどんと下っていく。 途中で杉林の中を急激に高度を下げる区間があり、渡渉ポイントへ。 雨で川の水が増えており、2歩の渡渉だけど、滑りそうで怖かった。 その後は沢を左下に見ながら歩いて行く。 細くて危なそうな箇所がいくつか。 そして2つ目の渡渉ポイントがあった。
それを越えて少し登ったら林道に合流した。 あれ? 予定では、登山口から少し上に出るはずだったのに、見当違いの場所にでてしまった。 そのまま林道を歩いて駐車地点まで戻ったけど、1kmくらい西にでたし、50m以上下りすぎていたみたい。
道を踏み外した覚えはないのだけど、どこで間違ったのだろうか……?
渡渉ポイントは一箇所だけが正解か? 二箇所目は間違いっぽい。 けれど、わからないなぁ。 今度このルートを使って下から登ってみて、調べないといけないな。
下りていく 下りていく 下りていく 渡渉ポイント 渡渉ポイント付近 塔みたいな岩 道 道 渡渉ポイント 林道合流

ただ、たまたま林道に出たからよかったものの、上に登り返さなかったら林道には合流せず、そのまま県道までひたすら降りて行ってしまったかもしれない。 さすがに距離感で気づくだろうけど、引き返していたかはその時になってみないとわからないし。

しかし、今回の登山でスマホが見つかってよかった。 これからはファスナー付きの場所に入れておかないといけないな。
スマホは防水だったので、乾燥と充電をしたら無事元通りに起動できました。

本日のコースタイム
09:27 登山口
10:32 峨蔵越
11:11 ハネズル山方面分岐
11:39 小箱越
11:52 ハネズル山山頂
11:58~12:10 コンクリート小屋
12:18 小箱越
12:55 渡渉ポイント
13:17 渡渉ポイント
13:28 林道合流
13:42 駐車地点

【愛媛】ハネズル山【中ノ川登山口】

晴れ今日は登山、4時50分起床、5時出発。
今日は愛媛のハネズル山に登山に行く。 ハネズル山とは、二ツ岳の1つ東にある山。 持っている登山地図には二ツ岳までしか載っていないので、ある意味未知の領域に挑戦となる。 ハネズル山の北には、赤星山というそこそこ有名な山があり、赤星山~ハネズル山~二ツ岳のルートを完成させたいので、今日はハネズル山を調査するために登る。
登山口は瀬戸内海側にある、中ノ川登山口というところ。 ちょうどこの登山口は2年前に登っている。
その時は、林道を崩落工事中で途中までしか車で入ることができず、40分くらい林道を歩いたと思う。
今回はもう修復が終わっているので、登山口まで車で行けるみたい。 ただ、未舗装路なので、ヴィッツで走れるかは別問題。

国道32号線、国道377号線、国道11号線と走り、愛媛県の土居町まで。 「二ツ岳登山口」の看板を頼りに、山の方へ走って行く。
一応県道131号線という、愛媛県が管理している道路のよう。
以前工事中だった箇所は綺麗に修復が終わっており通行可能だった。 途中から未舗装路に変わったが、路面はそれほど凸凹していなく、問題なく走れた。 県道131号線の終点からは林道に変わる。 林道は凸凹な道で、ヴィッツでは結構つらかった。
一度登山口まで行ったが、車を止める場所が微妙だったので、少し戻って広くなっている場所に駐車。 登山の準備をして出発。
林道崩壊していた地点 駐車地点 中ノ川登山口

僅か2年前だけど、ここがどんなルートだったかほとんど覚えていない。 ただ印象的だったのは、登山道を歩いていくと林道に出るのだけど、そこから登山道への取りつきが分からなかったこと、下山時に場所は判明したけど、これは見つからないな、と思ったことくらいだろうか。

林道から登山道へ入って行く。 東赤石山、西赤石山もそうだけど、北側の登山道は、登山口までの道が崩壊していたりで、なかなか利用されることが無く、荒廃が進んでいる。 この登山道も、道自体はしっかりわかりやすいのだけど、枯れ枝が大量に落ちていたり、枯れ木が横たわっていたり、迷うことはないだろうけど、ピンクテープはほとんど無い。 こういう道を歩いて、インターネットで紹介して、他の人に歩いてもらうのがいいことなのかはわからないけど、誰も歩かなかったら、そのうち道が無くなってしまう……

道はほとんど一直線に登って行く。 が、それほど急な道でもない。 川の音を聞きながら登って行き、林道に合流。 登山口の林道をそのまま車で4kmくらい走って行けばここまで来れるみたい。 ただ、林道はここで終点、ここから先は工事もされてないみたい。
前回探した、ここからの登山口。 林道をそのまま200mくらい歩き、山側の荒々しい崖が終わった後の茂みの中に登山口がある。 場所は知っているのですぐわかったが、初見でこれは見つけられないだろう…… 一応看板はあるのだけど、看板を発見することすら困難。
登山道 林道合流 林道の崖 左が登山口 ここが登山口 一応看板はある

登山口から再び山の中に入って行く、少し歩いたら敬天の滝の展望所があるので、そこで休憩。 滝は紅葉に包まれていて、一直線に流れ落ちていて美しかった。
敬天の滝

そこから先の登山道も道もマーキングもしっかりしている。 500mおきに距離を示す看板もある。 滝から二ツ岳山頂までは3.5kmらしい。 1時間50分で行けると書いてあるが、ちょっと速すぎないだろうか??
登山道 登山道 建物があった跡

しばらく歩き峨蔵越まで到着。 誰かいるかな、と思ったけど誰もおらず…… ここは北斜面から風が吹いてきてかなり寒かったので、別子方面にちょっと歩いてそこで休憩。 さて、これから一度も歩いたことのない、赤星山方面に向かって歩いていく。
峨蔵越

歩き出してすぐ、笹の道に変わる。 笹は腰~胸くらいの高さまであり、足元が全然見えない…… インターネットでルートを調べた時も、笹のことは書かれていたけど、こんな道だったのか…… 少し行くと展望が開け、目の前には1307mの小ピークが、後ろには二ツ岳が見える。
二ツ岳の北斜面には霧氷のような白いものが見える。
笹の道を歩いていき、1307mを過ぎたところに、赤星山とハネズル山の分岐があった。 ハネズル山は感じでは「羽鶴山」と書くらしい。 「ハネズル」って変な名前だなと思っていたけど、ズルは鶴だったのか。
笹の道 笹の道 1307m地点 二ツ岳 赤星山方面分岐

ここからハネズル山方面に歩いていくのだけど、すぐに道に迷う。 広い尾根で100mくらい幅があるのだけど、どこを歩いたらいいのか全く分からない…… とりあえず適当に右側の二ツ岳の見える側を歩いて行ったら、そのうちマーキングを発見したのだけど、どこを歩くのが正解なんだろうか?
1340mの小ピークを右手に見ながら、尾根を下って行く。 下って行くと、また森みたいな広い場所に出た。 ここはマークを発見できたのでそれを伝って歩いていき、しばらくすると、小箱越というところに到着。 南に下りていく道があるみたいだけど、看板に何も書かれていないのでこれを下りたらどこに出るのだろうか?
地図的には、二ツ岳の別子側の登山口付近につながっているように見える……
森の中

小箱越えを越えて少し登って行くと、コンクリートの建物がある。 ドアが開きっぱなしで風に吹かれて開いたり閉まったりしているのが不気味だった……
中には古びた機械みたいなのがあった。 床が抜けているし、ここは何をやっていた建物なのだろうか?
そのすぐ先には、ヌタ場が。 動物の足跡があった。
コンクリート小屋 コンクリート小屋内部 コンクリート小屋内部 ヌタ場

そして、ハネズル山山頂に到着。 山頂は全く景色が見えず、ただ山頂の看板が置かれているだけだった。
峨蔵越からもう少し遠いと思っていたのだけど、1時間ほどで着いてしまった。 ここで少し休憩して、赤星山方面への分岐まで戻る。 この分岐手前は、注意してマーキングを探しながら歩いたが、やはりよくわからなかった……
ハネズル山山頂 ハネズル山山頂 道がよくわからない

赤星山分岐でお昼ご飯。 インスタントラーメンを作り、今日は餅を持ってきているので、力ラーメンにして、エネルギーを補給する。
ここは無風で、ダウンジャケットを着て、体はポカポカ。 気持ちよくて横になって10分くらい寝てしまった。
時間があったら二ツ岳も行こうと思っていたけど、今日はもうハネズル山だけでいいかな。
餅入りラーメン 青空

帰りの道も、峨蔵越までは笹の道を苦労しながら歩いていく。 帰りの峨蔵越にも誰もおらず、そのまま北斜面の登山道を下りて行く。
敬天の滝を通過し、林道を通過し、中ノ川登山口を目指す。 途中で、左足の小指に何か当たっている感がし、靴下を脱いで見てみると、関節の部分の皮が擦れて向けていた。 うっかりその皮をむいてしまったのだけど、余計ヒリヒリするようになってしまった。 絆創膏で直接触れないように処置をし、そのまま登山口まで歩いていく。

今日の登山、山行的にはちょっと物足りないものになってしまったが、未踏ルートの一部も歩くことができて満足。 登山地図で使っている「山と高原地図」に載ってない山にはなかなか行く気がしないのだけど、いつか赤星山~堂ヶ森の縦走をやってみたいと思っていることもあり、この辺りの区間は一度歩いておく必要がある。
雪が降り始める前に、雪の時期に向けて、体を慣らしておくのと寒さに慣れておかないといけないので、もうちょっと登山を頑張ろうかな。

本日のコースタイム
07:22 駐車地点
07:26 中ノ川登山口
08:22 林道合流地点
08:26 林道の登山口
08:40~08:51 滝見台
09:35~09:47 峨蔵越
10:13 赤星山方面分岐
10:52 コンクリート小屋
10:57~11:05 ハネズル山山頂
11:46~12:29 赤星山方面分岐
12:50 峨蔵越
13:38 林道の登山口
14:29 中ノ川登山口
14:32 駐車地点