ベトナムから帰国

晴れ朝3時50分起床。 とても人間の起きる時間ではない…… 昨夜は平日だったこともあってか、日曜日の深夜みたいに車の音がうるさくはなかった。 あと暖房つけっぱなしで寝たのも良かったかもしれない。 だが、夜中に3度か4度ほど目が覚めたので、熟睡ではなかったな。
顔を洗って服を着て、2泊滞在したホテルを後にする。 フロントのスタッフが寝ていたが、お客さんが出発する時間に起きてくるようで、昨夜対応してくれた人が今朝も対応してくれた。

ホテルが呼んでくれたタクシーはホテルの目の前で待っていた。 タクシーに乗ってノイバイ空港を目指す。 早朝の道路は全然混んでいなくて快適だったが、運転手が眠いのか? かなりフラフラ運転していて怖かった…… 無事空港に到着。 タクシー代金は呼ぶ時点で会社の人が払ってくれたみたいだけど、運転手にチップで20万ドン(1,400円)渡したらめっちゃ喜んでくれた。

空港に入り、ベトジェットエアのカウンターでチェックインと荷物預けの手続きをする。 ここにいてもやることがないので、そのまま出国審査をして、搭乗ゲートのある場所へ。
まだ朝6時前なのでほとんどの店が閉まっている。 ウロウロするほど広くはないのだけど、トイレに行ったり開いている店でコーヒー飲んだりして時間を潰す。

7時位になってお土産屋が開き始めたのでお土産を購入するが、昨日予想外のお土産を貰ってしまったので、もう荷物がほとんど持てない。 潰れてもいいもので小さなものを選んでいくつか購入した。

帰りの飛行機はガラガラだった。 前にも後ろにも人がいないので座席は遠慮なく最大限に倒すことができる。 今朝早かったので飛行機の中では寝る。 離陸してからすぐに機内販売があったがこれはパス。
3時間くらい経ったところで再び機内販売があったので、温かい紅茶とバインミーを購入することができた。 これが最後のベトナム料理となる。
ベトジェットエアー 機内 バインミー

帰りは偏西風の関係で4時間で到着。 あっという間に関西国際空港に着いてしまった。 空港に着いてからが長かった。 着陸してからひたすら飛行機が10分くらい走り続けて、モノレールみたいな施設の近くのターミナルに到着する。 飛行機から下りてモノレールでメインの建物に行き入国審査。 入国審査は自動ゲートだったのですぐに終わった。

この後手荷物を受け取るのだが、手荷物が全然到着しない。 30分以上「準備中」の表示だった。 飛行機が遠い場所にいるから、荷物を運ぶのが大変なのだろうか?
荷物受け取りエリアには麻薬探知犬がウロウロとしていた。 捕まっている人はいなかったが、それほど麻薬を密輸する人が多いのだろうか?
ようやく荷物が出てきて、税関を抜けて一般エリアへ。

難波から高松の高速バスの時間まで、まだ3時間くらいあるので、どこかでお風呂に入りたいなぁと思って、すぐ近くにある「りんくうタウン駅」に隣接しているスーパー銭湯に行こうと思って、とりあえず電車に乗り込む。 だが、関西国際空港から難波まで特急で50分かかることを知り、ここでゆっくりお風呂に入っていたら間に合わないかもと思って、りんくうタウン駅で下りずに、そのまま難波まで向かうことにした。

難波には17時20分くらいに到着した。 実はまだ日本に帰ってきてからSIMカードを入れ替えておらず、スマホがまだ使えない状態だ。 SIMスロットを開ける道具がなくて、入れ替えが出来ていない。
とりあえず荷物が多いので、高速バスターミナルのコインロッカーに荷物を入れようと思って、南海難波駅からJRなんば駅に行こうとするが、道に迷い、30分くらいロス。 途中コンビニがあったのでクリップを買おうと思ったら打ってなくて、ホッチキスの針で代用できるかもと思って購入したが、ホッチキスの針じゃ弱すぎて曲がってしまってダメだった。
付近をウロウロして、ようやくJRになんば駅への行き方が判明し向かう途中に、前奈良から帰って来る時に寄った本屋のあるビルを発見したので、ここに入っているキャンドゥでクリップを購入しSIMを入れ替えることができた。

こんな事で時間を使ってしまって、高速バスターミナルに着いたのが17時10分くらい。 なんば駅から1kmくらいの場所にスーパー銭湯があるようなのだが、バス出発まで1時間20分しかないので、お風呂に行くのは厳しそうだな…… お風呂は諦めてご飯を食べようと思って、バスターミナルの1Fにあったサイゼリヤへ。 せっかく大阪にいるのなら、チェーン店ではない店で食べたかったが、あまり時間がないので。
サイゼリヤでたらこスパゲッティとサラダを食べてお腹を満たす。 よく考えたら、今日はクリスマスイブで、1人でサイゼリヤに来ている人はたくさんいたが、そういう日だったなぁと思い出した。

バスターミナルに戻って時間を潰す。 バスは18時半出発の予定だったが、遅延していて18時45分くらいに到着出発だった。 帰りのバスはガラガラで、全部で10人くらいしか乗っていなかった。
トイレ近くの窓側の席を予約している。 座席を最大限に倒してくつろぎながら高松に帰ってきた。

ゆめタウンのバス停に到着したのは21時40分くらい。 妻が迎えに来てくれて、久々にといっても3日ぶりだけど家に帰ってきた。

今回のベトナムは、ほとんど移動で、現地に滞在したのは睡眠時間含めて36時間なので、忙しすぎたな。 もう1日ゆっくりできれば、色々なものを見ることが出来たり食べたり、1人でも行動できるようになっていたと思う。 今回覚えて使ったベトナム語は「Chao=こんにちは」「Xin loi=すみません、ごめんなさい」「Hen gap lai=また会いましょう」の3つだけ。 覚えたけど使わなかったのは「Van=はい」。 Duolingoで軽くベトナム語をやって「Tra=茶」とか「Hou chieu=パスポート」などは出てきたが、それらは除外。

近々またベトナムに行くことになりそうな気もするが、今度はもっと上手く立ち回れるようにしたい。

実質ベトナム1日目

晴れ朝7時位に起床。 昨夜はあまり寝られなかった。 まず旧市街にあるホテルなので、夜までクラクションの音が酷かった。 ベトナムは交通量がやばくて、10秒に1回以上の頻度でクラクションの音を聞く。 それが深夜まで。 あと、普通にホテル内で大きな声で会話しているのが聞こえたり。

今日は仕事の人が8時半にホテルに迎えに来るので、それまでに1人でホテルの周りを歩いてみようかな。 地理とか全然わからないし、交通量が多すぎて道路を横断するのは厳しいので、ホテルを出てから基本右回りで。 朝ご飯は会社の人が案内してくれるので、食事はせず。 ベトナムでは歩道にベンチを置いて、お金払って普通に食事が出てきたりするような店がいくつもある。 路上で包丁を使ってバインミーを作るおばさんがいたり、フォーを食べてる人がいたり、ペットボトルも路上で売っている。 が、初心者なのでそういう場所では買えず。

値段は高いだろうけど、日本で言うカフェ的なところにしか入れなかった。 「Gau Coffee Bakery」という店でコンデンスミルク入ホットコーヒーを注文。 選択肢で「ブラック」ってあったけど、ベトナムのコーヒーはめっちゃ甘いイメージだけど、ブラックで飲む人もいるんだな? この店は名前の通りパン屋でパンも食べられるのだが、もう少しで朝ご飯食べるので、コーヒーだけにしておいた。 かなり甘いコーヒーが疲れた胃に沁み渡る。 金額は6万ドン(430円)だったので、日本の喫茶店で飲むコーヒーとあまり変わらなかった。 ベトナム人からしたらかなり高いだろう。
Gau Coffee Bakery コーヒー

コーヒー飲み終わってからは付近をウロウロ。 ペンキ缶の店ばかりの通りがあったり、仏教用品ばかりの通りがあったりと、通り毎に扱う商品が決まっているらしい。
8時半にホテルに戻って、会社の人と落ち合う。 会社の人というか、外注先の人なのだけど、今までオンラインでは何度か話したことがあるが、会うのは当然初めて。
小学校の頃4年間ほど日本に住んでいたことがあり、大学でも日本語を勉強していたらしいので日本語はペラペラ。 細かい言い回しなどもできるので、ネイティブと同じだろう。 目つぶって話したら日本人だと思うだろう、発音も日本人と全く同じだし。

朝ご飯は近くにある「Phở Gà 26」という店に連れて行ってもらった。 多分香川のうどん屋以上にフォーを食べられる店はあると思う。 店というか路上も含めてだけど。 それを考えると、ベトナムでフォーというのは国民食なんだな。
家に帰ってから調べたが、この店はけっこう有名店らしい。 見た目はただの狭くて汚い店なのだが…… 言われるがままにフォーを注文して食べる。 自分はパクチーは大丈夫なのだが、基本的にどんな料理でもパクチーが入っている。 油、酢、ライム、唐辛子などで、自分で味を変化させながら食べるらしい。 最初はよくわからないのでそのまま食べ、次に酢を足し、ライムも足して、最後に唐辛子を足してみた。
まぁ慣れてない食べ物なので、美味しいも不味いもなく…… こういうものか、という感じで食べた。
Phở Gà 26 フォー

食べ終わってからは会社へ。 タクシーを呼ぶアプリがあって、ネットで調べたのは「Grab」というサービスだけど、この人は「Be」というアプリを使っているようだ。 Beの方がちょっとだけ値段が安いのと、Grabは運転手が配車を拒否することができるから、近距離だとたまに断られることがあると言っていた。 そういう点を考慮したりして「Be」を使っているらしい。

タクシーで移動しながらいろいろとベトナムについて教えてくれた。 1人1台バイクを持つのが必須のような感じで、バイクや車の免許は18歳から。 高校生でもバイクの免許を取る人もいるらしい。 基本的に親が学校まで送り迎えしないといけないので、高校生が自分で通学できたら「楽」という理由らしい。
排気ガス問題があって、2030年までに全てのガソリン車やバイクが電気に置き換わるらしい。 今でもエメラルドグリーンのバイクや車が走っているが、それは電気自動車・電気バイクらしい。

ベトナムにも都市鉄道があって、中国主導で開発した電車がハノイを走っている。 道路ではなく道路の上を走るような電車らしいが、中国主導ということもあってか、計画から完成までものすごい時間がかかったらしい。 いまある計画のものを全て完了するのは、あと60年くらいかかるんじゃないか?と言っていた。
一方ホーチミンには日本主導で作った地下鉄があって、それが昨日開通したらしい。 こちらは日本主導ということもあってか?スムーズに開通までこぎつけたらしい。
ハノイからホーチミンまでの電車は3日3晩かかると言われるほど遠いらしい。 他にも色々聞いたが、ベトナムの街などが刺激的すぎてあまり話の内容を覚えていない。

会社まで40分ほどで到着。 会社の目の前には魚市場、真横のビルは洗濯機などの解体業者らしく、この会社のビル前にも洗濯機が散乱していた。
会社は4階建ての小さなビルを丸ごと借りているらしい。 ビルの正面入口はシャッターが下りていて、出入りする度にシャッターを開けたり閉めたりするらしいが、日本とは事情が違うのだろうな。
2Fが応接室と会議室、3Fが作業部屋、4Fがキッチンになっていた。 会社で猫を2匹飼っているようで、社内にネコがウロウロしていた。

現在進行中のプロジェクトや、先日発生したゴタゴタや、今後のプロジェクトについての確認などをして、2時間くらいで打ち合わせは終わった。 最後に会社のメンバー全員と集合写真を撮らせてもらった。
日本から持ってきたお土産を渡して、これで帰りのスーツケースはほぼ空になると思っていたが、逆に大きなお土産を2つも貰ってしまって、来たときより荷物が増えた。 結構厚みがあるので、スーツケースに2つも入るだろうか……

荷物は置きっぱなしにして、近所にある「Giòn Rụm Quán」という店に昼ご飯に連れて行ってもらった。 会社の人はみんなバイクで通勤していて、近所に行くのもバイクで行く。 300mくらいしか離れてないのだが、バイク2人乗りでその店に行ってきた。 ベトナムでいう「春巻き」の店だった。
ライスペーパーで具材を巻いてタレにつけて食べるのだが、入れる具材が揚げ物ばかり。 まぁ春巻きだからか? ベトナムも中国と同じように、大量の料理でもてなすのがマナーなのだろうか? とても食べ切れる量ではないくらいの料理が出てきて、結局半分くらい残って持ち帰ることになった。
Giòn Rụm Quán

仕事としてはもう終わりで、タクシーでホテルまで送ってもらう。 ホテルに荷物を全て置いて、財布とパスポートとスマホだけ持って、今度はハノイの街を案内してくれるとのこと。 朝はワイシャツにセーター的なものを着ていたのだが、意外に肌寒かった。 ホテルでワイシャツは脱いで安いダウンジャケットを羽織ることにした。

前回ベトナムに来たときも畔を歩いた「ホアンキエム湖」の北側が観光バスなどの出発点になっていて非常に賑わっている。 二階建てバスで街中を1時間位巡るツアーに行くことになった。 2階建てバスの2回の最後部座席に座って景色を眺めながらバスの旅を楽しむ。
観光広場 二階建てバス

お寺、教会、軍事博物館、ホーチミン廟、総統府的なところなど、ぐるりとハノイを1周してきた。 もともとフランス領だったという理由もあり、政府の建物は黄色い壁でフランスチックだった。
政府機関の前には軍隊か警察かわからないけど、ショットガンみたいなのを構えている警備がいる。 この警備の人たちはかなり優秀じゃないとなれないらしい。 ただ警備しているだけだけど、実はエリートだということを知った。 ベトナムは社会主義国なので、政党は1つしかなく、選挙も無いらしい。 政府の悪口や文句をいうと逮捕されるらしい。 政府を転覆させようとするテロ行為が一番重い罪らしい。 日本とは全然違うのだなぁ。
線路 軍事博物館 ホーチミン廟の近く

バスでの観光が終わったあとは「Di Tich Lich Nha Tu Hoa Lo」という、ホアロー刑務所という場所を見に行く。 もともとこの場所は村があったらしいが、その村で煉瓦を作らせて、その煉瓦で刑務所を作って、政治犯を収容していたそうだ。 非常に劣悪な環境で40人収容できる部屋に100人以上収容したり、ハノイなので夏はものすごい暑さになったりで、普通にどんどんと死んでいったらしい。 死刑もあって、ギロチンが展示されていた。 刑務所から脱出するために利用された下水道も展示されていたが、そこで死ぬよりはいいのだろうな……
Di Tich Lich Nha Tu Hoa Lo Di Tich Lich Nha Tu Hoa Lo ギロチン

その後、ベトナム最初の大学と言われている「Khue Van cac」というところに17時15分くらいに着いたが、入場は17時までらしく入ることはできなかった。 付近をウロウロして、北側にある「80plus Coffee Roastery Nguyễn Thái Học」という店の路上でコーヒーを飲んで休憩。

それから夕飯を食べに、ホテル近くの「MẸT Vietnamese Restaurant & Vegetarian Met 2」という店へ。 ここでは普通のベトナム料理を食べる。 生姜焼きみたいなものや、豚肉とピーマンの炒め物や、バナナの皮を使ったサラダなど。 ここでもかなり大量の料理を注文してもらって、とても食べ切れる量ではなかった。 最後にご飯を食べる、スープと一緒にご飯を食べるのが定番らしく、スープをご飯にかけて食べる。 ベトナム料理は一度に5つの味が楽しめると言われているらしく、甘い、辛い、酸っぱい、あと2つは忘れてしまったが、確かにスープは辛いと酸っぱいが同時にくるような感じだった。
MẸT Vietnamese Restaurant & Vegetarian Met 2 MẸT Vietnamese Restaurant & Vegetarian Met 2

お腹もいっぱいになり、最後は目の前にある「Tofu 39」という店で、豆乳の杏仁豆腐みたいなものを食べた。
Tofu 39

今日の観光はこれでお終い、ホテルまで徒歩数分なので送ってもらい、明日の朝のタクシーの手配を手伝ったくれた。
朝8時20分の飛行機なので、2時間半くらい前には空港に着きたいことを伝えて、朝4時半にタクシーが来ることになった。

20時半くらいに部屋に戻って、シャワーを浴びて、明日朝はめちゃめちゃ早いので、今日のうちに全ての荷物を詰め込んでおいて、明日の朝スムーズに出発できるように。 22時位に就寝。

二日酔いでベトナムに移動

晴れ朝5時半くらいに起床。 昨夜の記憶は全然無いが、なんとか朝起きることが出来た。 朝起きた直後はそれほど酔ってない感じがしたが、数分経ったら猛烈な吐き気などに襲われた。 とりあえず大量に水を飲んで、アルコール分解をしていかなくては…… だけど、今日からベトナムに行かなくてはならない。 朝のバスが6時40分出発。 荷物を金曜日のうちに準備しておいて、本当に良かったと思った。 リビングにパスポートやお金を含む荷物を置いてあるので、朝慌てなくて済んだ。
ただ、ベトナムのホテルに到着してから忘れ物が判明したが、スマホ充電用のAC->USB-Aの変換器を持ってくるのを忘れてしまった。 ただ、パソコンを持ってきているので、パソコン給電しながらUSBポートに刺すことで、スマホの充電はすることができたので、それほど不便でもなかったけれど。

6時過ぎに妻にゆめタウンのバス停まで送ってもらった。 気持ち悪すぎてファミリーマートで温かいお茶と、バスや飛行機の中の感染予防や、自分がアルコールかなり残ってるので回りに迷惑かけないようにとマスクを購入した。
バスの待合所で20分くらい待っていたが、気持ち悪すぎてトイレで何度か吐いた。 固形物は出ないで、さっき飲んだ水だったりお茶だったりが出てくるだけだけど。
こんな状態で本当に今からベトナム、まずは大阪難波まで行くことができるのだろうか?

時間になりバスに乗り込む。 自分は後ろから4列目の右側の窓際。 トイレ行くことを考えたら通路際の方が良かったなぁ…… バスは満席で移動する余地は無い。
気持ち悪すぎるので寝ることに専念したい。 高松中央ICのバス停を過ぎてから高速道路区間になる。 高速道路区間に入ってすぐ、かなり吐きそうになったので、隣の人にどいてもらいバスのトイレへ。 5分くらい吐き気と格闘。 飲み過ぎでお腹の調子もかなり悪い…… ただ、いつまでもトイレに入っていても、全然状況が変わらないので座席に戻る。 気持ち悪いながらも寝ることが出来て、とりあえず淡路島の室津PAまでやってきた。 ここで10分間のトイレ休憩があるので、すぐにトイレに駆け込んで吐く。 喉が乾いている感じがするし、アルコール分解するのに水分を摂らないといけないのは分かっているのだが、飲むとそれがすぐに吐いて出てきてしまうので、飲むことも躊躇する。 とりあえず何度か吐いて落ち着いて、バスに戻る。

ここからも寝ることが出来て、多分3時間のバスの旅の中、2時間半くらいは寝てることが出来たと思う。 とりあえず大阪難波には到着することが出来た。 予定より15分早い9時30分に到着。
ここから関西国際空港まで移動。 移動手段は電車かバスがあるが、バスを選択。 同じ高速バス乗り場から乗ることができる。 1,300円でチケットを購入して、9時40分出発のバスで関西国際空港を目指す。
バスはガラガラで、前にも横にも人はいなくて良いのだが、このバスにはトイレがついていない。 空港までの40分くらい、吐きたくなったりトイレに行きたくなったりしないことを願う。
あまりにも喉が乾いている感じがしたので、バスの中で2口くらいお茶を飲んだが、これが悪い影響を与え、かなり気持ち悪くなってしまった。 とりあえず緊急時のためにビニール袋があることを確認して、目をつぶって寝ることに専念する。

なんとか吐かずに10時25分くらいに、関西国際空港に到着。 空港に着いて、まずすぐにトイレへ……
今回は大阪からベトナムのハノイまで、ベトジェットエアというベトナムのLCCで直行便で向かう。 出発は15時30分。 まだ10時半なので、かなり余裕があるが、自分的には12時前に到着する予定だった。 思っていたよりバスが早く着いたのと、空港バスの乗り継ぎもスムーズだったので、まだかなり時間がある。
とりあえず気持ち悪すぎるので、チェックインなどを早く済ませて休みたい。 だが、ベトジェットエアのカウンターに行ったら、前に離陸する台北行きのチェックインしかやっておらず、ハノイ行きのはいつになるかわからないとのことだった。 「わからない」ってのがまた適当な答えなのでベトナムっぽいなぁと思った。

あたりウロウロしたり、またトイレに行ったりしたが、空港は混み過ぎで落ち着いて休める場所はない。
自分のクレジットカードには「プライオリティパス」というのが着いているので、空港のラウンジで休むことにしたが、出国ゲート前にあるラウンジは、一旦空港から駅の方に出たところにある「エアロプラザ」という建物に入っている「カフェラウンジ NODOKA」という施設に行くことにした。
プライオリティ・パスの特典で「昼食無料」「アルコール飲料2本提供」「シャワー無料」の中、2つ選べると説明を受けたが、昼食もアルコールも無理なのでシャワーだけ浴びることにした。 昨夜気が付いたら浴槽の中だったけど、多分体とか頭とか洗ってないような気がするから、体をスッキリさせたい。 フェイスタオルは付いているが、バスタオルは440円だった。 レンタルではなくもらえるみたいだけど、これから出発なので捨てるしかないな…… シャワーはゲストハウスのシャワールームみたいに1平方メートルくらいしかない狭い個室みたいなやつだった。 40分間無料だが、シャワーだけで40分は潰すことはできないな。

胃の中はスッキリしてないが、頭と体はスッキリした。 3時間無料で休憩出来て、入店時に部屋を選んだ。 普通のラウンジみたいなオープン席しか無いと思っていたのだが、漫画喫茶みたいなゲーミングチェアみたいなルームや、フラットルームがあって、寝たいのでフラットルームを選択しておいた。 アラームを1時間20分後にセットして寝る。 一瞬で寝ることが出来たが、個室ではないので、回りが結構騒がしかった。 それでも横になれただけでかなり楽になった感じがした。 無料ドリンクバーもあったがとても飲める状態ではなかったので、シャワーと寝ることに専念した。 14時半まで滞在することができるのだが、チェックインの時間などもあるので13時過ぎに出ることにした。 このラウンジには本当に助けられた。 ここで休んだか休んでないかは、これからの移動に大きく影響していただろう。
フラットルーム

その時間にベトジェットエアのカウンターに行ったら、もう受付をしていたので並ぶ。 20分くらい並んでチェックインと荷物預けが終わった。 自分が次呼ばれる番になったら、普通に後ろに並んでいたベトナム人が一番前に行こうとするので腕で制止して「I’m in line」と言って前に行かせなかった。 偏見だけど中国もそうだけどそういうのが普通なんだろうな…… チェックインが終わってから手荷物検査と出国手続きを。 手荷物検査はかなり混雑していて30分くらいはかかったと思う。 出国審査は係員がパスポートをチェックしたりするのではなく、完全に機械化されていて、パスポート置いて顔認証するだけで一瞬で終わった。

その後「最後の両替所」と書かれた場所があったので、3万円をベトナムドンにする。 レートは1ドンが0.007円。 端数があるので100円多く取られて、30,100円で430万ドンになった。 単位が多すぎてわけがわからないが、基本的には千のくらいからしか使わないらしい。 日本円への計算方法は0を2つ取って0.7をかける。 以前は0.5だったらしいが最近は円安なので0.7のレートになってしまっている。

出国審査後は免税エリアになるのだが、大阪だからか? 免税エリアの一番最初が化粧品コーナーでものすごい綺羅びやかだった。 ベトジェットエアはLCCなので、関西国際空港の10番ゲート、つまりメインのゲートではなく、端の端の方のゲートが搭乗口に設定されていた。 端のゲートまではモノレールみたいなもので移動し、下りてからも数分歩いて、ようやく10番ゲートに到着した。

飛行機は15時30分出発なので、その20分くらい前には機内に入れるかな?と思っていたが、遅れているのだろうか? 15時20分くらいに乗客たちが下りてきて、機内に入れたのが40分くらいになっていた。
ハノイ行き

座席は19F。 前から19列目の右の窓側。 座席は左右に3つずつあるのでA~CとD~Fとなる。 嬉しいことにDE席共他の乗客はいなかった。 後ろの席も同じ状況で、前の席は友達同士か?DとFになっていた。 だけど後方、25列目より後ろの方は6席ともビッシリと埋まっていた。 どういう席の割り振り方をしているかわからないけど、後ろの方のぎゅうぎゅう詰めの人たちは同じツアーとかなのかな?
ぱっと見渡す限り機内はほぼベトナム人。 西洋人も何人か乗っていたが、日本人っぽい人はいるのかすらわからなかった。 多分何人かは乗っているのだろうけれど。

飛行機が離陸するのでスマホは機内モードへ。 LCCなのでWi-Fiもなく、スマホがオフラインだとやれることもほぼない。 そして、まだ微妙に気持ち悪いので、とりあえず寝ることにした。 離陸してからすぐに機内販売があったが、とりあえず寝る。 機内販売が終わって30分くらい経ってから消灯。 2時間ほど寝たところで目が覚めた。 だいぶ気持ち悪いのも落ち着いてきたが、もう17時半だからな。 昨晩飲み始めてから24時間になろうとしている。 機内のトイレに行って、席に座ってウトウトしていたら、電気が点灯して、二度目の機内販売がやってきた。 喉が乾いていたので何か注文しようと思う。 それと朝から何も食べてないのでお腹が空いてきたが、食べられるかどうか非常に微妙だ。 だが、何か食べておかないとやばい感じもする。
機内販売の人に声をかけて、片言の英語で温かい紅茶を買うことができた。 「食べ物も買いたい」と伝えたが「カップラーメンしかない」と言われてしまった。 自分の信念でカップラーメンは食べないようにしており、高校生時代を最後に、20歳くらいに登った富士山山頂で1つカップラーメンを食べてしまったが、25年ほどカップラーメンを食べていなかった。 だが、それしかない状況なので食べるしかなかった。
カップラーメンはタイのラーメン? 味はあまり美味しくなくピリ辛だった。 結局3分の1くらいしか食べることができなかった。 ピリ辛は刺激物なので、弱った胃にはかなり怖かった。
価格表がよくわからなかったが、13万ドンだったっぽい。 13万ドンなので910円ほど。
翼 カップラーメン カップラーメン

それからは寝たりオフラインでもできるDuolingoで勉強したりで、搭乗してから5時間半くらいで、ようやくベトナム・ハノイのノイバイ空港に到着した。
空港に到着して入国審査が長かった。 長蛇の列が出来ていて2分で3人くらいしか処理できていない。 ゲートは5つくらいしか無いし、途中でゲートの人がトイレに行ったりする。 入国審査を抜けるのに1時間近くかかった。 入国する時に用紙に書かないといけないのかな?と思ったが、何も書かずに、パスポート以外見せずに、話しかけられずに入国することができた。
それから機内預け入れ荷物を受け取って、ようやく制限エリアから一般エリアに出てくることができた。 日本とベトナムの時差は2時間。 今はベトナム時間で21時、日本時間では23時だ。

まずはSIMカードの手配。 1Fに出たのだが、見渡せる部分だけで、SIMカードを取り扱っている店が8軒ほど見える。 事前に調べてはいるが、どこの店やキャリアがいいとかよくわからないし、36時間しか滞在しないので、どこでも特に変わらないだろう。 めっちゃ呼び込んでくるおばさんがいる店に、そのまま呼び込まれてSIMを購入した。 30GBで電話番号無しのSIMが20万ドン(1,400円)だった。 SIMカードの入れ替えなどは店の人がやってくれた。

機内では微妙なものしか食べられなかったので結構お腹が空いている。 お腹に優しそうな安全なものしか食べられそうにないので、全然ベトナムっぽくないけど、クロワッサンと水を購入。 ベンチに座ってクロワッサンを食べる。
ノイバイ空港

さて、ここからハノイに移動しなくてはならない。 ハノイまでは30kmくらいあるらしくて、初心者はタクシーしか使うことができない。 上級者はバスもあるらしいが。
5年前にベトナムに来たときもそうだったけど、ベトナムはタクシーがやばい。 どうやってぼったくりじゃないタクシーに乗るかを事前に調べていて、結局は声をかけてくるタクシーには乗らず、正規のタクシー乗り場に止まっているタクシーを選ぶのが一番良いようだった。

空港から出たら右手にタクシー乗り場があるのだが、出た瞬間めっちゃ声をかけられる。 「Taxi? Taxi?」とか言われるが日本語で「わからない」と答えて相手にしない。 「Are you from? From?」とか聞いてきたが「わからない」と貫き通しながら歩いていく。 最終的にはスマホの言語切替画面で色々な国の名前を見せられたがフル無視で歩いていく。 こういう業者のタクシーは、タクシー乗り場には入れないらしいので、その乗り場の前方に何台も止まっていて、そこに案内しようとする。
タクシー乗り場の一番前のタクシーの場所まで来たとき、「I’ll ride this taxi」と言って、無理やり振り切って、正規のタクシーの運転手に荷物を預けて乗り込んだ。 まぁこれくらいは想定していたので大丈夫だったが、「わからない」と日本語で貫き通すしかないな。 相手は自分のことを韓国人だと思ったっぽくて、韓国語でも何か言っていた。 髪を染めてるから韓国人だと思ったのかな??

運転手にホテルの住所を見せる。 運転手は住所をスマホに打ち込んでGoogleMapみたいなナビアプリを頼りに出発。 タクシーは「G7」という会社らしく安心だった。 出発前に「メーター確認して」と言われたし。 料金体系はよくわからないが、ハノイ市内まで30万~40万ドンとネットには書かれていた。 泊まる場所は「旧市街」という場所らしく、近づくにつれて交通量が非常に多くなってきて、ホテル間近では大渋滞でほとんど動かなくなった。 人もバイクも多くてやばすぎ。 最寄りの路地まで送ってもらって料金を支払う。 38万ドン(2,660円)だったので40万ドン渡してお釣りはサービスしてきた。
旧市街

ホテルは日本語では「プリンスホテル」という名前だが、実態はAirbnbで使うような安いホテル。 現地では「Il Divo Hostel」という名前らしい。 2泊で10,408円。
チェックイン時にパスポートの写真を取られる。 部屋は302号室だったけど、ベトナムは1FがGで、日本で言う2Fが1Fなので、302は4Fだった。 部屋にはベッドと、ベトナム流のバスルームがあるだけの部屋だけど、ただ寝るだけなので問題は無さそうだし、ホテルに期待はしていない。 部屋に入ったとき、なぜか4人寝られるように床にも布団が敷いてあったが「1人?」と聞かれて、敷いてあった布団は撤去してもらった。 バスタオルはそのままだったので、1人で2泊なのに、8枚くらい置かれていた。 歯ブラシも大量に置かれていた。
ホテル シャワールーム

もう体調は回復したが、今日は非常に疲れた移動だったなぁ。 とりあえず風呂に入ろうと思ったが、日本みたいに浴槽とトイレの間にカーテンみたいなのが無いのでトイレの床はびしょ濡れ。 だけどサンダルもあるので、そうやって使うものなのだろう。
寝間着的なものはないので、Tシャツの上に長袖を着て、下はパンツのまま寝ることにする。

ベトナムって暑いイメージだったけれど、夜はダウンジャケット無いと肌寒いし、思っていたより涼しいことに驚いた。 スマホの充電をするために、パソコンをコンセントに挿して、USBケーブルをパソコンに挿してスマホを充電する。 ベトナムは電圧が違うが日本のコンセントは挿さる。 パソコンの充電ケーブルは変圧器がついているので、そのまま挿しても大丈夫だった。
寝たのはベトナム時間で25時くらい。

ベトナム旅行 6日目 日本に帰国

晴れベトナム旅行最終日、今日は日本に帰国するだけで1日が終わってしまう。
朝は6時半からホテルのバイキングが利用できるので、そこで朝ごはんを食べる。

フエさんが手配してくれたのかな。 7時15分くらいにホテルにタクシーがやってきて、それに乗り込んで空港に向かう。 平日朝の通勤時間帯のハノイは交通量が多かった。 が、首都だからだろうか? ニャチャンのような無謀な運転は少ないように感じた。 タクシーに乗ること40分くらい、ハノイのノイバイ国際空港に到着した。
ハノイ

空港内でお土産を購入し、それらをスーツケースに詰めた後に搭乗手続きをする。 帰りの便の座席も事前に指定しておいたので、家族が離れて座ることはない。
荷物を預けて、弟とフエさんとはここでお別れ。 次女は別れるのが寂しくて泣いていた。 英語を勉強してフエさんとお喋りできるようになりたいと心に決めたようだ。

手荷物検査、出国審査を経て制限エリアへ。 出国審査も適当な感じで、パスポートの写真と顔が一致しているか見ている程度だった。
飛行機は10時35分発の仁川国際空港行き。 帰りも仁川国際空港で乗り換えて関西国際空港に向かう。
今日の飛行機は時間どおりに出発できそうで一安心。
ベトナムエアライン ブランケット

スマホのGPSによると、ハノイのノイバイ国際空港から、ソウルの仁川国際空港までは2,680kmも離れているらしい。 フライト時間は4時間半。
飛行機の中では寝ていることが多いのだけど、さっき起きたばかりだし全然眠くなかった。 機内のエンタメサービスで映画を探していたら、クイーンのボーカル「フレディ・マーキュリー」を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」が日本語音声であるではないか。 これは見たかった映画の1つなので見るしかない!!
そんなわけで、フライトの半分の時間は、この映画鑑賞に費やした。 クイーンというバンド自体は知っているが、フレディ・マーキュリー以外のメンバーの名前も顔も知らなく、バンドの歴史やフレディ・マーキュリーがどんな人だったのか、どういう人生を歩んできたのかを全く知らなかった。
この映画はクイーンを結成するところから、チャリティーイベントのライブエイドまでを描いており、最後のライブシーンはとても凄かった。 演じているのは役者だろうけれど、本物さながらなの迫力と興奮。
クイーンの事をほとんど知らなくても、とても楽しめる素晴らしい映画だった。

この飛行機では全員に機内食のメニューが配られて事前に決められるよう配慮されていた。 お米が食べたかったので魚の機内食にした。 三女は寝ていてほとんど食べなかったので、チキン+麺の機内食も少し食べさせてもらったが、魚の方が美味しかったかな。
帰りのフライト4時間半は映画を見ていたこともあって一瞬だったな。
飲み物メニュー ランチメニュー 機内食

仁川国際空港では2時間半くらいの待ち時間。 往路で立ち寄ったトランスファーラウンジのくつろぎやすいイスに座って待っていた。 子供たちはキッズコーナーで楽しく遊んでいた。
19時10分離陸で関西国際空港に向かう。 フライト時間は1時間45分。 このフライトでは映画を見るほどの時間はなかったので、機内エンターテイメントのウォーリーを探せみたいなゲームをやっていたが、それが意外に面白かった。
機内食

関西国際空港に到着して、入国審査、税関と抜けてようやく日本に帰ってきた。 入国時も何も聞かれなかったし、関西国際空港は人が多いから、よほど怪しい人じゃないとスルーなのかな。
ここで夕飯を食べようかと思っていたのだが、21時半にほとんどの店がラストオーダーで、既に22時前なので何も食べることが出来なかった。
スターバックスでコーヒーだけ購入して、駐車場に戻る。 ベトナムで過ごした格好で歩いていたため、夜の大坂はとても寒かった。
25%割引のカードを作ったので、駐車料金は7,600円くらいだった。 この値段なら関空の駐車場に止めたほうがいいな。
マリオがお出迎え

帰りは阪神高速5号線→阪神高速3号線→神戸淡路鳴門自動車道→高松自動車道とノンストップで走ってきて、25時前に帰宅。
今日は移動しかしてないが、疲れたな……

6日間のベトナム旅行、非常に楽しかった。 子供たちも初の海外だったが、食事は全然楽しめていなかった。 これがグアムとかだったら楽しかったかもしれない。
飛行機に乗っている時間は片道7時間くらいあるのだけど、子供たちにとって、それは意外に問題ではなかった。 寝るか機内のゲームで遊んでいたので。

今回の旅行は弟が全てお金を出してくれたのだけど、かなり金額がかかっている。
日本⇔ベトナムの航空券が32万円くらい。 ニャチャン→ハノイの航空券が7万円くらい。 ホテルは5泊なので、いくらくらいだったのだろうか?
全員で食べた食事や、島巡りのツアー代金、何度も乗ったタクシー代など、全て負担してくれたので、60万とか70万とかかかってそう。
日本からの参加者も多かったので、交通費負担とかしていたら、どれくらいの金額になっているのか計り知れない。

ベトナム旅行 5日目 ハノイへの移動

晴れ朝8時半に出発すると、深夜に連絡があったので、その時間にチェックアウトできるよう荷物の準備をする。 4日間滞在したホテルともお別れ。 冷房をガンガンに効かせることができて、部屋も広く、ベッドの寝心地もまぁまぁで良いホテルだった。 欠点はシャワーの水圧が低いことと。

朝はフエさんの実家に行くことになっていて、ホテル前で待っていたら、フエさんがバイクに乗って登場。 やっぱりベトナムの人は普通にバイク持ってるし乗るのだな。
タクシー2台+バイクでフエさんの実家に向かう。 結婚式から2日経った実家は、すっかり片付いていた。
入ってすぐの大部屋にテーブルがあったので、そこに座っていたら、お茶を入れてくれたりベトナム名物のツバメの巣のジュースを振る舞ってくれたり。
フエさんの実家 リビング的な部屋

福岡から来た日本人も、フエさんの実家に立ち寄って、ここで最後のお別れとなった。
今回の招待客は、結構関係が複雑で、この福岡から来た人は、6人くらいのおじいさんの集団、おばあさん、母親+娘2人。 おじいさんの集団は、おばあさんの親戚関係だと思う。
で、この人達は日本人なのだが、弟の知り合いではない。 ベトナム人であるフエさん側のお客さんとして呼ばれている。 だが、直接フエさんとは関係がない。
フエさんの姉が日本に住んでいたとき、おばあさんと知り合いになって、今回呼ばれたのだそう。 おばあさんはツアーガイドの仕事をしており、英語、中国語がペラペラで、趣味でベトナム語を学ぼうと、ベトナム語で話す会みたい集まりに参加したのがきっかけらしい。
日本だと、自分の結婚式に、弟がお世話になった人とか呼ばないけれど、ベトナムでは「姉がお世話になったので是非来てください」のように招待されるのだな。
ちなみに、シュウさんと杉田さんの2名の日本人は、今は福岡に住んでいるが、こちらは弟の知り合いだ。

フエさんの両親とも挨拶をしたが、どうやらフエさんの両親は「Thank you」も通じない事がわかった。 完全にベトナム語しか理解できないっぽい。 ベトナム語でありがとうは「come on」といって、英語のように「カモン」と発音する。 何だか不思議な感じだけど、これがベトナム語だ。

先程ホテルから乗ってきたタクシーが、実家の前でずっと待っており、再びこのタクシーに乗ってカムラン空港を目指す。
40分くらい車に乗っていて、フエさんと話したのだけど、過去に2度事故ったことがあるらしい。 1度は大したことなかったけど、もう1度は、友達のバイクの後ろに乗っていた時に車に追突したらしい。 バイクから放り出されて頭を打ったと言っていた。 ベトナムの道路を見ていると、交通事故が起きないのが不思議なのだが、滞在している間に1度も交通事故、軽い接触すら見ていない。 日本人からしたら危険に見えるけど、現地の人からしたら普通のことなんだなと、改めて思った。
そして、ベトナム人の運転技術は凄まじい。 合流するところとかギリギリを攻めているので、横との車との幅が数cmしかなかったり、バイクが数cmのところをかすめていったり。 日本人とどちらが運転上手いかと聞かれたら、間違いなくベトナム人と答えるだろう。
そして、道路が煩雑すぎて、ベトナムで自動運転は無理だなと思った。 障害物を見つけて車が止まっていたら、ベトナムではいつになっても車が前に進まない。 自動運転制御のプログラムは、アメリカや日本と、ベトナムや台湾などではわけないと無理だろう…… ベトナムのプログラムは障害物があったら止まるのではなく、速度を落としてぶつかる寸前まで進む、とかしないと……
自動運転自動車同士がそうなると、ぶつかる寸前の所で両車両が止まるので、お互いの車同士で通信して、どちらを優先的に進めるか等して、一方を先に行かせて一方は待つと。 今の自動運転技術に、車同士でやり取りする機能なんてついているのかなぁ。
日本で自動運転が始まるのは、あとは法律の問題で10年くらいで行けそうだと思っていたのだけど、自動運転が成立する国はごく一部なんだな、と実感させられた。

空港には10時20分くらいに到着。 乗る予定の飛行機は11時20分発の予定だったのだが、遅延しており新しい出発時刻は13時50分。 なので、空港で3時間くらい過ごさなくてはいけなくなった。
遅延のお詫びに食事クーポンが1人1枚配られたので、これでベトナム料理が食べられる、ラッキー。
カムラン空港 ベトナムエアライン 食事クーポン

タクシーで空港に向かってくる間に、妹の体調が悪くなったらしく、医務室に運ばれていった。 屈強な警備員に両脇を抱えられて向かっていった、が1時間くらい横になったら元気になったらしい。
さっきまで元気だったのに、急に歩けなくなるくらい体調が悪くなるってのが想像できないのだが……

もらったクーポンでベトナム料理が食べられるのだが、妻と子供はベトナム料理食べたくないようなので、空港内にあったバーガーキングで欧米風の食事を摂る。
Crispy Chicken CHS DBLというハンバーガーセットが150,000ドン(750円)、Tendercrisp BBQ B/Cというハンバーガーセットが165,000ドン(825円)、Fries Lはフライドポテトで45,000ドン(225円)。
値段は日本とほぼ同じなので、ベトナム人からしたら、バーガーキングは高級レストランだ……
バーガーキング

自分はクーポンを使ってベトナム料理屋で「Bún Cá Nha Trang」というフォーを食べる。 英語で「Nha Trang fish noodle soup」と書いてあった。 ここ数日で食べたフォーと同じような感じだったが、量が少なめだった、空港だからかなぁ。
Bún Cá Nha Trang

12時50分くらいに手荷物検査を通過して飛行機を待っていたのだけど、出発時刻の13時50分になっても、乗るべき飛行機が、まだ空港に到着していなかった。
ここで、先程別れたはずの福岡の人たちも空港にやってきた。 14時半の飛行機でホーチミンに向かうらしい。 自分たちの方が先に来たのに、福岡の人たちが先に飛び立っていくとは……
自分たちの飛行機は、けっきょく14時40分くらいに離陸していった。

ハノイまでは2時間くらいのフライト。 機内ではお菓子が出たので、それを食べてあとは寝ていた。
カムラン空港 機内の様子 お菓子 お菓子 お菓子

ハノイ到着後は、フエさんが交渉してタクシーをゲット。 交渉にかなり時間がかかったのだが、ベトナム人でも交渉が難しいタクシーを、日本人が乗れるとは思えないな…… 高いお金を覚悟して乗るしか無いのだろうな。 乗り合いタクシーのようで、他には外国人の金髪の女性が1人で乗ってきた。 世界中を旅しているのだろうか? 女性1人でザックを背負っている姿は格好がいい。
ハノイで宿泊するホテルは「Icon 36」というホテル。 ニャチャンのホテルとは違って、かなり綺麗で滞在しやすそうだった。 
荷物を置いて、すぐにご飯を食べに出発する。
タクシー ホテルの部屋 ホテルの風呂

ハノイはベトナムの首都で東京のようなもの。 なので何でもある。 多国籍な料理が食べられる、子供たちはベトナム料理が口に合わず、まともな料理をあまり食べていないので、今夜はイタリアンレストランに行くことになった。 弟とフエさんがスマホで探してくれてそこに向かう。 道中、店がメチャメチャ多く、怪しい店もあったし、観光客向けのお土産屋のような店もあった。 が、ここでも値切り交渉は当たり前なので、なかなか辛い世界だ。
ハノイの町 お土産屋 路上ライブ1 路上ライブ2 湖に浮かぶお寺 ベトナムTシャツ

夕飯は「Pepperonis Hàng Trống」というお店で、ピザ、パスタ、サラダ、ビールを楽しむ。 子供たちはピザとパスタを美味しそうに食べていた。 日本で食べるのと同じような味なので、とても喜んでいた。
現地の料理を食べるチャンスを楽しみにするのは、まだ先の話かな…… 大人4人、子供3人でお腹いっぱいになるまで食べたのだけど、1,126,400ドン(5,600円)と、思っていたよりも3,000円以上安かった。
ハノイも物価が安いのね、路面の店なら安いのはわかるけど、こういうきちんとした飲食店でも安いのはありがたい。
ハノイビール イタリアン マルゲリータ

ホテルに戻った後は、シャワーを浴びたのだけど、ニャチャンのホテルよりも水圧が低かった…… ホテルは綺麗だが、水圧の問題はベトナム自体の問題なのかもしれない。
多分23時前に就寝。

ベトナム旅行 4日目 島巡りと食事会

晴れ6時40分くらいに起床したら、30分くらい前に弟からメッセージがあり「8時半にロビー集合。 7時からご飯行くけどみんなで行く?」と。 だが、もう時間もないし自力で済ませる旨を伝えた。 子供たちを7時過ぎに起こして、皆で朝ごはんを食べに行くことにした。
子供たちはベトナムに来てから、味が合わずにまともにご飯が食べられていないので、何か食べられるものを探して町をさまよう。 だが、町中に溢れているのは現地の人が食べるようなベトナム料理ばかり。 自分1人だったら、歩道の上にイスを置いて食べる店とか行きたいのだけどなぁ。
20分くらい歩いた後、ホテルのすぐ近くにあるデパートの1Fに入っている「PHUC LONG」というコーヒーチェーンでクロワッサンとコーヒーやジュースを購入して朝食を楽しむ。 クロワッサンは1つ20,000ドン(100円)なので、現地の物価としてはかなり高いだろう。 そもそも観光地のど真ん中に立っているデパートの中に入っているコーヒーショップだからな。
PHUC LONG

8時半に合わせてホテルに戻り、ロビーに集合。 昨日の結婚式とほぼ同じメンバーが揃ったので、タクシー3台に乗り合わせて出発。 ホテルから南に4kmほど離れた場所にある「Cầu Đá」という港に到着。 ここから船で島に移動するみたい。 ここで、大きな発泡スチロールを持った謎のおばあさんが登場。 発泡スチロールの中には大量のパン、魚肉の塊みたいなもの、ライチみたいなものが入っていた。 で、どこからか包丁を取り出して、いきなりサンドイッチみたいなものを作り始め、みんなに配っていた。 どうやらこのおばあさんは親戚らしい。 後で聞いた話だけど、フエさんのお母さんは11人兄弟で、かなり年上のお姉さんが、このおばあさんらしい。 このおばあさんの子供は、フエさんのお姉さんよりも年上らしい。 なので、おばあさんとフエさんのお母さんは20歳近く年が離れているのかもしれない。 驚くことに、このおばあさんとは初対面らしい。 ニャチャンから1,000km離れている場所から、結婚式の為にわざわざ来てくれたみたい。 そんなおばあさんが、今日の島巡りを食事の面でサポートしてくれるようだ。
船乗り場の売店 船乗り場の売店 船乗り場 親戚のおばあさん サンドイッチみたいなもの

船に乗り込んで島を目指す。 どこの島に行くか不明なのだが、目の前にあるアミューズメントパークの島ではないらしい。 そのまま船に揺られること60分、ようやく島に到着した。
島は「Hòn Mun」という島で世界遺産になっているらしい? ツアーで訪れた人しか上陸出来ないようで、島の入口にはゲートがあった。
この島に13時までの2時間滞在するらしい。 すぐ裏に岩がゴツゴツした山があるので、登ってみようかなと思ったが、そちらには行けないような感じだった。
Hòn Mun ビーチ

海に入れるのを知らなくて、子供たちの水着を持ってきていなかったので、またここで買うことに…… 水着は160,000ドン(800円)。 かろうじて足元はサンダルだったので良かったが。 ここの海はとても綺麗なのだが、船着き場から幅50mくらいの場所しか泳ぐことができず。 海水はニャチャンの海よりしょっぱい感じがした。 綺麗な海辺で子供たちは楽しく遊んでいた。
自分は一緒に来た外国人と頑張っておしゃべりを試みた。 沖縄在住のアメリカ人夫婦で、鳥類学者なのかな、「アジアの鳥図鑑」みたいな本と、双眼鏡を常に持ち歩いている人がいるのだけど、その人と会話して「新しい鳥を見つけましたか?」みたいな感じで英語で喋ったりした。

それから島の岩場を少し歩いていたら展望台を発見したので景色を眺めたり、もう少し奥まで行ったら誰もいないような場所があったので、そこでのんびりしたり。
島に滞在するのは2時間、それは短いかなと思ったけど、やることがなく結構長く感じた。
謎の木 展望台 島の景色 島の景色 珊瑚 ライチ?

13時になって船に乗り込み、今度は別の島「KHU DU LỊCH BÃI TRANH」に連れて行かれた。 ここもツアーでしか入ることができない島らしいのだが、島でできることは先程ほぼ同じで、浜辺で遊ぶか、飲み物を飲むか。 マリンアクティビティもあり、お金がいくら掛かるかわからないけれど、パラセーリングやジェットウォーターみたいなのをやっている人はいた。
ここでの滞在時間は1時間なのだが、三女はもう一度海に入りたいらしく水着に着替える。 さらに売店で砂場セットみたいなおもちゃが販売されており、それを買うことに。 値段はなんと200,000ドン(1,000円)。
僅かな時間しか使わない砂場セットの為に1,000円とは…… だが、砂場セットを使って楽しく浜辺で遊んでいたのでいっか。 三女の背中は日焼け止め塗ってあるのに日焼けして真っ赤になっていた。
KHU DU LỊCH BÃI TRANH ビーチ

子供にとっては楽しい1時間、大人にとってな長い1時間が終わり、再び船に乗って、出発してきた港を目指す。
15時半くらいに港に到着し、タクシーに乗ってホテルへと戻り解散となった。

19時からはフエさんの両親が食事会を開いてくれるらしい。 なので3時間くらいは時間がある。 シャワーを浴びたり、子供たちの水着を洗って干したりしてから、みんながホテルのロビーで雑談してるとのことだったから行ってきた。
台湾出身のオーストラリア人の人と英語でおしゃべりをしてFacebookとInstagramを交換した。 台湾出身なので、日本語はほとんどわからないが、漢字の意味を多少理解できるので、日本人が読めない中国語を見て意味を感じられるように、日本語を見て多少は意味を感じることができるみたい。
今夜は夜行バスに乗って、1,000km離れたホーチミンに行くらしい。 夜行バスが激安で、1,800円くらいだった。 来る時はホーチミンから飛行機で来たと行っていたが、飛行機も2,800円くらいだと。 ベトナム国内の移動は安いのだなぁ。
こうして、この人達は旅立っていった。

他にも残ってる人がいて、杉田さんという日本人の女性がいる。 この人も不思議な人で、元々カナダに住んでいて、シアトルに住んでいたシュウさんと良く遊んでいたらしい。 つい最近までインドネシアのバリに住んでいたという。 今はバリを引き払って福岡に住んでいるようだが、英語はペラペラだし、インドネシア語もペラペラ。 当然日本語も。 インドネシアは雨季で、毎日のように家の前が川のような流れになるらしい。 それで足を滑らせて、左手首~肘の間の骨を骨折してしまった。 もう治りかけだが、その状態で今回の結婚式に出席している。 住んでいたのがカナダということで、ヨーロッパはメチャメチャ行ったことがあるらしいが、東南アジアはあまり経験がないと行っていた。 それでも女性なのに1人でどこでも行くくらい行動力があり、すごかった。

19時になって、ホテル前でタクシーでレストランまで向かう。 レストランは、フエさんの姉の旦那のお兄さんが経営しているっぽかった。 お店の名前は多分「Quán Nem Nhã Trang」というお店。
2Fを貸し切りにしてくれて、そこでベトナム料理の「ネムフォン」という生春巻きみたいなものを食べる。
ライスペーパーという食べられる薄い紙に、肉や揚げたライスペーパー、レタスやパクチーなどを挟んで、赤い甘いタレをかけて食べるという料理。
この料理がひたすらと出てきて、それと共にビールを飲む。
途中でバナナの皮に包まれた謎のお菓子みたいなものが出てきた。 ひたすら皮を剥いていくと、中から出てきたのは紫の小さなグミみたいなやつ。 これが、傷んだ食べ物のような発酵したような味がしてとても危険な感じだった。 何の食べ物だったのだろう……
他にも食べ物が出てくるのかと思ったら、これだけだった。 2時間食べ続けて、会はお開きとなった。
具材 ネムフォン 謎の食べ物

ベトナムには飲酒運転とかの法律はないのかな? フエさんの両親は二人共ビールを飲んでいたのだけど、普通にバイクに二人乗りをして帰っていった。
韓国人のジョンホンさんも、これから出発する電車でホーチミンに向かうため、ここでお別れとなった。

残った日本人達で、近くにある「CCCP COFFEE」というお店に移動してコーヒーを楽しむ。 ベトナムのコーヒーはブラックコーヒーかミルクコーヒーしかない? ミルクコーヒーって、日本で言うコーヒーにミルクを入れたものや、カフェオレとは違って、牛乳ではなく練乳みたいなものを使って作るらしい。 その為、非常に甘いコーヒーが出てきて、最初はビックリした。 暑い国だからこそ、極端に辛いものや、極端に甘いものがあるのだろうか。
1時間ほど滞在して、22時半位にはホテルに戻ってきた。

ニャチャンでの滞在も今日が最後。 明日はハノイに移動するので、このホテルに忘れ物がないようにしなくては。

ベトナム旅行 3日目 7時間以上の結婚式+披露宴

晴れ8時にフエさんの実家で結婚式が始まるので、7時半にホテルにバスが来ると。 なので、7時20分にロビー集合と言われていて、その時間に間に合うように準備をしてロビーに集合した。 同じホテルに宿泊している、他の参加者も7時20分くらいには皆集まっていた。
だが、スタッフみたいな人が、結婚式で使う道具みたいなものを準備し始めた。 アオザイを来た6人の男衆が果物や花などが入った大きな入れ物を持っている。 弟はベトナムの民族衣装みたいな白い服や帽子をかぶっていた。 ここから写真撮影やビデオ撮影が始まり、30分以上。 色々な人が入れ替わり立ち代わり写真に写ったり、カメラマンに指示されて自分たちも写ったり。
ホテルのロビーから出て、バスに乗り込むシーンもビデオ撮影するらしく、撮影の為にバスの周りを1周回ってから乗り込む、のようなことをさせられた。 結局、バスが出発したのは8時過ぎだった。
写真撮影

フエさんの実家は、ホテルから2kmくらいの距離にあるのだけど、道路が渋滞していて30分位かかって到着。 大通りは舗装されているが、一本中の通りに入ると道路は舗装されておらず、凸凹でバスが通るのが大変そうだった。 バスの前には新郎が乗った車が走っているのだけど、追走するような感じでバイクが走っており、マラソン中継のようにバイクでビデオを撮影しながら実家に向かっていた。 先程案内してくれたスタッフみたいな人や、写真のカメラマンも自分たちのバイクで実家に向かっている。
実家は結婚式仕様にデコレーションされていて、バスから降りたら実家で待っていた参列者が一列に並んで、皆と握手してから実家に入る。 実家には玄関というのがないのか、リビング的な部分が開放的な空間になっていて、そこにテーブルやイスが並べられていた。 庭や、道路を半分くらい占拠して、そこにもテーブルやイス、垂れ幕などが準備されていた。 ベトナムでの結婚式は実家で上げるのが普通らしく、派手なデコレーションで周りにアピールするのだろうか。
送迎バス 花婿用 実家が式場 男衆

リビングの中央に置かれた長テーブルに新郎・新婦の親戚がずらりと座る。 そして、結婚式の始まりの合図のようなものはなく、写真撮影が一通り済んだら自然に始まったような感じだった。
メッチャ濃いお茶をカップに入れられて「まずはそれを飲んでください」と。 ベトナム流のおもてなしの儀式なのかな?
最初に父親からの挨拶があったのだけど、事前に何も聞いてなかったらしく、スタッフの言ったことをそのまま日本語で言っている感じだった。
テーブル 写真撮影

で、さっきからスタッフだと思われてる人が何人もいたのだけど、ホテルで我々を誘導してくれた人はフエさんのお姉さんのご主人だった。
実家での結婚式を取り仕切っているのはフエさんの姉と妹。 ビデオのカメラマンも友達のようで、写真のカメラマンだけ部外者の様子だった。
父親が「結婚式に招いてくれてありがとうございます。 これは日本のお菓子です、これは花嫁の衣装です、これはお花です、これはお祝いのお菓子です、これは新婦のアクセサリです」と、お姉さんの言ったことを復唱していた。 それから軽い挨拶があったのだけど、日本語で喋ったものを、お姉さんが日本語→ベトナム語の同時通訳をし、その直後に妹がベトナム語→英語の通訳をする。
参加者が多国籍な為、このような通訳をするのだけど、それらを自分たちの家族だけでやっているのがすごい。

ベトナムは家族を重視するのだろうか、家族紹介があり、まずは自分たちが「妻の○○です、兄の○○です、妹の○○です、兄の妻の○○です、姪の○○です、甥の○○です」と全員名前まで紹介された。
次は花嫁側の家族が紹介されたのだけど「父の○○です、母の○○です、父の知り合いの○○です、その知り合いの○○です」みたいな感じで、血縁関係がよくわからない人たちが花嫁側の席には座っていた。
その後儀式的なものがあり、花婿の遣い者として荷物を運んでいたアオザイを着た男6人衆が、【辛い】唐辛子、【しょっぱい】塩みたいなもの、【苦い】ゴーヤ、【臭い】ドリアン、【甘い】謎の物質、【酸っぱい】謎の物質、全部で6食のものを食べないといけないらしい。 6人が食べ終えた後、最後に新郎が食べて儀式が終了した。

その後、新郎からの贈り物の衣装に身を包んだ花嫁が登場。 新郎から花のプレゼント、キス、指輪のプレゼント、姉からブレスレットのプレゼント、母からネックレスのプレゼント。 各々のプレゼントの合間に写真撮影があり、結婚式の進行自体は非常に時間がかかっていた。
それらが終わって、新郎からの挨拶があった。 弟は英語ペラペラなので、自分で日本語と英語で挨拶し、その後に姉がベトナム語に通訳していた。
その後、参加者が1人1人新郎新婦にお祝儀を渡して写真撮影。 ベトナム人は皆同じ封筒(白い封筒に青い縁)で渡していた。 中には封筒ではなく、金に光る指輪を渡している人や、ネックレスを渡している人もいた。 ほぼ全員が1人ずつ渡すので非常に時間がかかる。 貰ったお金は、その辺りのテーブルに山積みにされて置かれているだけなのだが、盗難とか大丈夫なのだろうか。

そして歓談タイムとなって、テーブルには次々とベトナム料理が運ばれてきた。 ベトナム語で書かれたメニューがあったのだけど、一番最初にかかれている「Soup」っぽい字がスープということしかわからなかった……
ビールなどが飲み放題なのだけど、ビールは冷えてなくて、グラスに氷を入れて冷やすスタイル。 なので、時間が経つとビールが薄くなる。 ベトナム名物らしい「ツバメの巣」のジュースもあって、これは甘くて美味しかった。
実家での結婚式が終わったのが12時位で、バスでホテルに戻る。
実家が式場 メニュー ベトナム料理 ベトナム料理 ベトナム料理 ベトナム料理

だが、結婚式はこれで終わりではない。 ここまでやったのは実家での結婚式というか、お披露目会みたいなもので、夕方からはホテルで披露宴があるらしい。
日陰とはいえ、気温32度くらいの中、冷房はなく扇風機だけの部屋と屋外で、ひたすらベトナム料理を食べて汗だくになっていたのだけど、子供たちもかなり辛かっただろう。
夕方の披露宴まで少し時間があるので、昨日と同じ海に遊びに行くことに。
今日は日中なので日差しも強く、昨日よりも暑かった。 海に2時間位滞在して部屋に戻る。
ビーチ ココナッツジュース

夕方の披露宴は18時半から始まるらしく、バスが17時にホテルに来るとのことだった。 部屋に帰った後も少し時間があったので、子供たちは昼寝をさせて、自分1人で町をウロウロすることに。
髭を剃るためのカミソリを持ってきておらず、近所の店では見つからなかったので、それを求めてウロウロと…… 途中で店を発見して、そこで無事カミソリをゲットすることができた。 帰り道で、妻がサンダルがほしいと言っていたので、ゴールドに煌めくサンダルを購入。 サイズがEUサイズでしか表記が無く、適正サイズがわからなかったので、女性店員に履いてもらい、その店員がピッタリだったので、それでいいやって思って購入したが、どうやら1cmくらい大きくても良かったっぽい。 まぁ勘で買ったので仕方がないか。 値段は忘れてしまったが、日本円で500円くらいだったと思う。

夕方のバスは時間ピッタリに来て、17時半にはホテル会場に到着。 日本とは違って、新郎新婦は入口で参加者を出迎えて、写真撮影をしまくるスタイルらしい。 入口には家の形をした箱が設けられていて、そこにお祝儀を入れるスタイルらしい。
会場はメチャメチャ広く、10人がけのテーブルが45個くらいは見えた。 400~500人は来ると聞いていたのだけど、こんなに来るのね、ベトナムでは……
日本の常識が一切通用しないような結婚式で、ベトナムの子供が新郎新婦の立つステージではしゃぎまわったり、テーブルの間を駆け回ったり、ハチャメチャな感じだった。
ホテル 入口 テーブル

新郎新婦の出迎えた衣装は和装だったのだけど、これは親戚の人が日本から持ってきたらしい。 サイズが大きくて着付けるのに苦労していたっぽい。
結婚式が始まっていきなりケーキ入刀。 このケーキは日本とは違って入刀するだけで、あとで食べられるわけではなかった。
それからステージ上で両家の両親と新郎新婦がシャンパンで乾杯をする。 その後は45個はあると思われる、全てのテーブルを回って写真撮影をするらしい……

自分はホテルで提供されるベトナム料理を食べまくる。 午前中結婚式のスタッフだと思っていたフエさんのお姉さんのご主人と席が隣だったので、色々話をした。 このご主人は日本語が少し話せるのと英語がペラペラなので、基本的には英語で話して、どうしても無理な部分だけ日本語を交えて会話をした。 お姉さんは8年間日本に住んでいるので日本語はペラペラ、妹のご主人はインド人だけど、日本に住んでいたことがあって日本語がかなり話せる。 皆当然英語は流暢に話せる。 途中で、謎のベトナム人のおじさんがテーブルに入ってきて話したのだけど、この人も英語がペラペラなのだけど、見た目は浮浪者みたいな見た目でかなりお酒に酔っているらしく、方言っぽいのもあり、この人の英語は全然聞き取ることができなかった……
披露宴には終わりの時間が無く、ご飯を食べたり写真を撮ったりした人から勝手に帰るらしく、2時間経過したくらいで、半分以上の人がいなくなっていた。
会場の外には新郎新婦がいて、皆と記念撮影をしていた。
メニュー 料理 料理 料理 料理 料理

時間をはっきり覚えていないのだけど、21時位のバスでホテルに戻る。 明日は皆で島巡りの観光に行くらしいのだが、ツアーコンダクターと連絡が取れず、まだ時間が決まっていないと言っていた。
もう夜だし、これから連絡がつかないだろうから、明日の朝7時位に連絡がつくと思うので、それ以降の時間になると思うので、7時までに起きていてくれればいいと言われた。
そんな感じで曖昧なのだが、今日は結婚式で非常に疲れたので、22時位には寝てしまったと思う。

ベトナム旅行 2日目 ニャチャン観光

晴れ朝はなんとか8時までに起床できて、8時にロビー集合することができた。 睡眠時間が少ないわりには比較的すっと起きることが出来たし、夜中も何度か目が覚めた。 廊下を歩く人の声がうるさかったり、外の車やバイクがうるさかったり、海外で興奮しているのもあるかもしれないけれど。
8時にロビーで待っていたら、どんどんと外国人が集まってきて、総勢12人くらいに。
目の前に座ったのが、その中では唯一の日本人でシュウさんという。 他は中国人っぽい見た目の男性+女性2人がいたので英語で話しかけたらベトナム人だった。 明らかに欧米人の4人組の親子はオーストラリア人、コアラのシャツを来た金髪短髪の男性はアメリカ人。 金髪ベリーショートの男性もアメリカ人、中国人っぽ見た目の女性は10歳の頃に台湾から移住したオーストラリア人だった。 その中に、昨日の韓国人2人と自分たち家族と弟夫婦で、隣の建物のレストランに行く。
ベトナムSIM ホテル 朝食 ベトナム式コーヒー

次々とベトナム料理が運ばれてきて食べていたのだけど、子供たちにとってベトナム料理はメチャメチャ不味いらしい…… 全然食が進んでいなかった。 ほとんどの料理にパクチーも入っているし、味付けも辛めのものが多いし、ベトナム料理に慣れるのは厳しそうだ。
食べながら外国人と頑張って英語で喋っていたのだけど、当然だけど母国語が英語の人たちは英語ペラペラだし、そうでない人も英語ペラペラだった。 英語が喋れないのは自分たち家族だけのような感じだ……
日本人のシュウさんもアメリカに10年以上住んでいたので、英語ペラペラだ。
つい半年前の9月末まで英語の重要性に気づいていなかった。 日本に住んでいると使う機会もまずないし、仕事でも困らないし、海外旅行に行くときしか使う機会はないと思っていた、完全に蛸壺化していた。
が、自分が半年くらいの間に見えてきた世界では、英語が話せない人もそもそも人ではない、というような発言すらまともだと思えるくらい必要なスキルというか当たり前のスキルになっている現実だった。
そんな事を考えながら、ベトナム料理を食べ、英語歴半年の英会話力で話をそこそこ楽しむことができた。

食後はフリー。 弟夫婦は婚姻の書類などを出しに行かないといけないし、明日が結婚式当日なので忙しいみたい。 自分たちだけで観光に行こうかなと思ったら、シュウさんが暇しているらしく一緒に観光に付き合ってくれることになった。 英語ペラペラな人が付いていてくれるのは心強い。
さっきの食事会で聞いた話だったか忘れてしまったけど、ニャチャンには3つの観光地しかないらしい。 「有名なお寺その①」「有名なお寺その②」「ニャチャン大聖堂」。 どれも歴史的な建造物を見るだけなので、子供たちにはつまらなさそうだが、それしか見るものがないというので、とりあえず見に行ってみることに。

ホテル前からタクシーに乗り、「ポー・ナガール」というお寺へ。
タクシーは90,000ドンくらい。 桁が大きすぎるので、下3桁はよく省かれるらしい。 日本円への換算方法は0を2つ取って2で割る。 なので450円くらい。 タクシーは激安だ。
入場料が22,000ドンで110円くらい。 何歳からが大人で何歳までが子供なのかわからないが、子供は無料だった。
三大観光地の1つなので、かなりの観光客で賑わっていた。 レンガみたいな壁はツルツルで綺麗に磨かれているような感じだった。 歴史館みたいな小部屋があり、そこには1930年位に撮影された写真と現在の姿が並べて展示されていた。 1930年くらいに発見されたのか? 当時の写真は木々や蔦に覆われて、かなり朽ちた感じの遺跡だった。
入場券 ポー・ナガール ポー・ナガール お土産物屋 お土産物屋 ポー・ナガールからの景色

見学が終わった後は裏手にある店を見たり、ココナッツドリンクを飲んだりしたが、観光地の真裏なので観光地価格なのだろう。
子供たちが謎の服を購入したが、最初は「1つ200,000ドン(1,000円)」とか言うのに、結局3つで300,000ドン(1,500円)くらいになったと思う。 この値段でも普通に町中で買うより高いと思うが、値切り交渉前提の買い物はきつい。 ココナッツジュースは子供たちには不評だった……
お土産物屋 ココナッツジュース

ニャチャンでは道路を横断するのが非常に難しい。 ものすごい数のバイクが走り回っており、バイクを縫うように車やバスが走っている。 信号はほとんど無く、あってもバイクは無視している事が多い。 5秒に1回くらいクラクションが聞こえてくるし、車が邪魔なバイクに「どけ」的な意味でクラクションを鳴らしている。 バイクが道路を斜めに横断しながら走ったり、直進より左折が優先かと思うほど、対向車がすぐ目の前にいるのに余裕で突っ込んで曲がっていったり。 で、歩行者はそんな荒れ狂った道路を渡らなくてはならない。 かろうじて横断歩道がある箇所もあるのだけど、日本のように待っていても止まらないし、仮に車やバイクが途切れるまで待っていたら2~3時間は余裕で待つだろう。 なので、歩行者も車やバイクが来ている中、突っ込んで行くしかない。 最初は怖かったが、ベトナム人は運転が非常に上手な感じで、歩行者を避けながら高速で走っていく。 なので、突然止まったり、突然走ったりせず、同じペースで歩いて横断すれば意外に安全だった。 が、それでも怖いなぁ……
ニャチャンの道路 ニャチャンの道路

海沿いの方まで歩いてみたが何も無く、偶然通りかかったタクシーに乗って「ニャチャン大聖堂」へ。 だが、ニャチャン大聖堂は閉鎖されている。 シュウさんが聞いてくれ「14時から開く」とのことだった。 まだ12時過ぎ。 2時間も時間があるので、すぐ近くにある「隆山寺」へ向けて歩いていく。 距離は1kmくらい? 途中でトイレに行きたいというので、「Lotte Cinema」という看板の出ているデパートへ入る。 名前的に映画館だと思うのだけど、最上階の5Fまで行ったが映画館はなかったような…… デパートなので商品はメチャメチャ高く、中国の漢方薬みたいなものが2,560,000ドン(12,800円)もした。

「隆山寺」に到着したが、妻も子供も暑すぎて、もう歩けないという。 ニャチャンの気温は32度くらい。 メチャメチャ暑く、自分の格好がジーンズ+スニーカーなのが悔やまれる。 ハーフパンツ+サンダル持ってくればよかった。 お寺入ったところに食事を食べる場所があったので、そこで子供たちはアイスを30,000ドン(150円)で購入して食べていた。 日本と同じ金額のアイスは、暑い天候の中、美味しかっただろう。
お寺を少しだけ見て、妻たちはタクシーに乗ってホテルに帰ることに。 タクシー代がわからないが、行きより距離が短いので、100,000ドン払ってと伝えたが、下りる時にぼったくりというか詐欺というか、タクシーの運転手に現金を鷲掴みにされて盗まれそうになったらしく、はっきりとした金額がわからないけど、残金から計算したら、おそらく1,000,000ドン(5,000円)くらい取られたと思う。 女性+子供だけの観光客なので狙われたのかな。 しかし、5,000円で済んだのが幸いだったと思うしかないな。 身体的被害を受けたわけではないし、スマホを取られたわけでもないので……
隆山寺 隆山寺

その間、自分はシュウさんと近辺をウロウロしており、路面にあった店で「バインミー」というベトナム風サンドイッチみたいなものを食べた。 バインミーは30,000ドン(150円)だったが、観光地近いので多分高いのだろうな。
バインミー バインミー

再びニャチャン大聖堂に訪れるために、ニャチャン駅の横を歩いて大聖堂前で時間を潰したり。
14時になって大聖堂に入ろうと思ったのだけど、門の前で止められて「向こうでチケットを買え」みたいな仕草を示される。 だが、向こうには浮浪者みたいな人が座ってるだけだったが、その浮浪者みたいな人がチケットを売っていた。 紙にメッチャ汚い字で何やら書いてそれを渡してきた。 お金はすぐ目の前にある箱の中に入れるみたい。 2人で30,000ドン(150円)だった。
その紙を門の前にいる人に渡して大聖堂の敷地内に入る。 ベトナムなのに教会っていうのはアンバランスで不思議な感じがする。 ほとんど観光客しか来ていなかったが、お祈りの時間には信者が訪れたりするのだろうか?
ニャチャン大聖堂 ニャチャン大聖堂 ニャチャン大聖堂 ニャチャン大聖堂 ニャチャン大聖堂

これで三大観光地は見たが、落ちそうで落ちない岩とか、別の場所も見たかったが、妻と子供たちはホテルの部屋にこもってるだろうから、ちょっと可哀想だ。 ホテルの眼の前がビーチなので、そこに遊びにでも連れて行ってあげようかな。 大聖堂からホテルまでは歩いて帰ることにして、途中にあった怪しい路面店で子供用のサンダル2つと、三女用の水着代わりの服を購入。

ホテルに戻って、子供たちは海で遊べる格好に着替えて海へ向かう。 自分はホテルの風呂用のサンダルを借りて、それでビーチを歩くことに。流石に海で靴は厳しい……
もう16時なので、昼間のような暑い日差しは無いが、それでも気温は30度位あるだろうし、海の水も温かくて子供たちはとても楽しんでいた。 ただ、このビーチは水深がすぐに深くなるので注意が必要だ。 5mくらい先で遊んでいる大人の外国人で胸くらいの水深になっているので、1.4mくらい? 長男や三女じゃ足が届かない水深なので気をつけなくては。
浜辺や膝くらいの浅いところでも、子供たちはとても楽しんでいた。 三女は「冬なのに海に入れて外国に来て良かった」と喜んでいた。
ホテル前のビーチ

夕方に千葉の両親と妹もベトナムに到着したようで、19時から食事に行くことになった。
ホテルのすぐ裏にあった「Thanh Tuyền 2」というレストランへ。 フエさんが注文してくれたので、見た目は不思議な葉っぱやどぎつい色をしているので、何の料理なのか全くわからないけど意外に美味しかった。
ベトナム料理 ベトナム料理 ベトナム料理 Thanh Tuyền 2

21時前にホテルに戻ってきた。 明日の結婚式で、子供たちに民族衣装のアオザイを用意してくれるらしい。 親戚の人が21時位にホテルに届けてくれるとのことなので、21時過ぎに部屋に来ると言っていた。 だが、待てども待てども部屋には来ず。 21時40分くらいになっても来なかったので、部屋のドアの鍵を開けっ放しにして、シャワーを浴びてきた。 浴び終わっても来た形跡がなく、そのまま携帯いじったりウツラウツラしていたのだけど、結局来たのは22時40分くらいだった。 ベトナムの人は時間に結構ルーズなのかもしれない。
ココナッツジュースも3つ貰ったので、冷蔵庫に入れて明日の朝飲むことにしよう。 アオザイ受け取ってすぐに寝たので、23時前に寝ていると思う。