【徳島】中尾山~赤帽子山

雨今日は登山、5時起床出来ず、5時40分くらいに起床、6時前に出発。
今日はどこの山に行くか決めていなかったので、道中に決める。 家を出るのが少し遅くなってしまったので、遠い山と長い時間歩く山は厳しいな。 徳島、愛媛があるが、徳島にしよう。 登山口まで3時間近くかかる、天狗塚~三嶺の方は無理だな。 となると、国道438号線近辺かなぁ、とか考えながら走っていくが、今年になって剣山も八面山も行っているので、他にあまり候補になる山がない。 ふと東の方を思い浮かべると、中尾山、赤帽子山が思い浮かんだ。 歩くのにそれほど時間がかからないし、中尾山には東屋もあるし、登山口もそれほど遠くないし、最近登ってないのでそこにしよう。 国道193号線に戻って、脇町を目指す。 徳島県に入ってからかなり眠く…… なんとか脇町のセブンイレブンに逃げ込んで、お昼ごはんを買って眠気を覚ます。
そこから、国道492号線を木屋平方面に走っていくのだが、またも眠くなる…… 国道438号線と合流するところに、公衆トイレがあるのだけど、そこの駐車場の反対側の路肩に止めて、少し仮眠することに。 とりあえず1時間後に目覚ましをセットして眠る。
そして1時間後、起きられず目覚ましを30分延長…… そんなで、いつものように遅くなってしまった……

中尾山登山口の平成荘に到着して、登山の準備をして出発。 天気は小雨、気温は1度なのだが、雪ではなく雨だ……
先週の大雪はどこへやら、付近には路肩に僅かに雪が残っているだけだった。
平成荘

まずはグラススキー場の脇の道を登って行く。 スキー場と同じ傾斜を登って行くのでなかなかしんどい……
しばらく歩き、スキー場が終わった。 ここから山の中に入っていく。 案内板が立っていたのだけど、真新しかった。 迷う人が多いからだろうか? 綺麗な案内板はとても見やすかった。 何度も来ているので道はわかるが、赤テープしかなかったら、確かにわからないかもしれないな。
しばらく山の中を歩き、もう少しで天望台に到着する。 天望台からは赤帽子山方面に歩いて行くのだけど、中尾山は反対方向に200mくらい歩いた所にある。 なので、天望台には直接行かず、森の中をショートカットして中尾山山頂に先に向かう。
グラススキー場 グラススキー場沿いの道 グラススキー場が終わる 中尾山山頂

それから天望台へ。 天望台は東屋になっているので、そこで休憩しようかな、と思っていた。
のだが、いざ到着してみると東屋はなくなっていた…… 地面に跡は残っていたのだけど、いつの間に撤去されたのだろう……
けっきょくここで休憩できず、先を目指すことに……
天望台跡地

赤帽子山に向かって徐々に傾斜を上げながら尾根を登って行く。 しばらくして、広い尾根に出て、道を見失ってしまった。 が、赤帽子山に行くにはこの尾根からそれて、別の尾根に登って行くので、そのあたりまで行けば分かるだろう。 適当に15分くらい歩いたら、無事その場所まで到着できた。 ここで少し休憩。
登山道 巨木 道を見失う 道を発見

さぁ、赤帽子山に向けての登りが始まる。 笹原の中をジワジワと登って行く。 見晴らしがいいはずの場所なのだけど、天気が悪く50m先も見えない。 しばらく歩いて赤帽子山山頂に到着。
赤帽子山山頂

さて、これからどうするかな。 帰りに東屋でお昼ごはんを食べて帰るつもりだったのだけど、それができなくなってしまったので……
そういえば、この先、丸笹山の方に歩いて行った所のコルから国道438号線に下りる道があるのを知っている。 一度も歩いたことは無いけれど。 その道から下りてみようかな? それとも丸笹山まで行って、直接見ノ越方面に下りれば、見ノ越の駐車場は屋根があるので、そこでゆっくり休憩して、冬季通行止の国道438号線を歩いて平成荘まで戻ることもできる。
どちらにしろ、国道と林道を長く歩くことにはなるのだけど、このままピストンするよりはいいかな。
どっちのルートを選ぶかはまだ決まってないけれど、コルにたどり着くまでに決めよう。

この辺りには多少雪が残っている部分もあったのだけど、雨に濡れて重い雪だった。
すぐにコルまでたどり着いてしまった。 丸笹山から見ノ越に下りる道はかなり急傾斜だし雪があったら苦労しそうなのと、ここから国道438号線に下りる道を一度も歩いたことがないので、今日はそのルートにしようかな。
登山道 国道438号線方面分岐

ここから国道438号線を下りるルートを選択。 この分岐にも綺麗な看板が設置されていた。
国道438号線方面に歩いて行く。 薄い登山道を歩き、尾根道になってしばらく歩いて行くと、目の前に工事現場みたいなものが出現。 近づいてみると、崖の崩落箇所を工事したものだった。 3年か4年くらい前、この付近で崖崩れを起こし、国道438号線が2年近く通行止になっていた。 その現場だな。 見下ろすと吸い込まれそうだ。 ガスで下が見えないし……
登山道 登山道 工事現場

そして、ここから道を見失ってしまった。 幹にピンクテープが巻きつけてあったので、それをたどっていったのだが、だんだんと道が険しくなっていく。 ものすごい斜面の中腹にピンクテープが巻きつけてあったりと、一応それを頼りに進んでいくが、途中でこれは明らかにおかしいことに気づいた。 地形図を出して、あらためて付近を観察する。
登山道自体は、コルから南へ少し進んで東南東に伸びている。 東南東になった辺りの南側は崖になっている模様。
東南東に伸びている道の北から北西にかけても崖になっている。 そして今いる地点のちょうど背中側が崖になっている。 その崖からなる急斜面に今、いると判断。
戻るのも苦労しそうだけど、先ほどの工事現場まで一旦戻るか。 戻る時も下らないよう意識して戻っていたのだけど、工事現場からここまで歩いてきた道も見失って、50m以上下った場所を歩いていたみたい。 途中で登り返して道は発見したかれど…… ガスで視界が聞かないのを言い訳にしよう……
荒れた道

さて、工事現場まで戻ってきたがどうするかな。 正規ルートがもうどこだかわからないや。 工事現場の崖崩れ防止壁の脇を歩いて下りようか。 工事現場の人たちがきっと利用していたはず。
そのルートを歩いて下りていたら、今度はちゃんとした道らしきものを発見。 赤テープもついている。 これが正規ルートか? 工事部分に別れを告げて、赤テープの道を下りていく。 しばらくして、無事国道438号線にたどり着いた。 これが正規ルートだった模様。 ほどんど人が歩いていないのか、登山道は荒れ放題だったな。
工事現場沿いを下りていく 登山道 国道438号線合流

さて、ここから平成荘まで、7km弱の車道歩き。 雨の降る中、黙々と歩き続け、1時間20分ほどで平成荘まで到着。
平成荘には屋根のあるバーベキューできる場所があって、そこのイスと屋根を借りて、ここでラーメンを食べて帰ることにする。 お湯を沸かしながら装備を外して帰る準備をしておく。
美味しいインスタントラーメンと温かいお茶、おにぎりを食べてお腹いっぱい。
国道438号線 平成荘は遠い 車道を歩く バーベキュー施設 インスタントラーメン

本日の登山、ルート自体は平凡なルートだったけど、最後の最後で道迷いもあって苦労した。
山の中を歩いて、なぜ車道がしょっちゅう通行止になる区間なのかがわかった気がする。 崖の付近は脆いし、何より斜面がものすごい急になっている。 近くに沢も流れているし、数年に一度通行止になるのもうなずける。 しかしよくこんなところに国道を作ったものだ。

本日のコースタイム
09:53 平成荘
10:08 グラススキー場終了
10:37 中尾山山頂
11:19~11:31 休憩
11:54 赤帽子山山頂
12:16 国道438号線方面分岐
12:58 さまよって工事現場に戻ってくる
13:12 国道438号線
14:29 平成荘

【徳島】一ノ森~剣山~次郎笈~丸笹山~赤帽子山~中尾山【縦走】

曇りときどき雨今日は登山。 5時10分起床、5時半出発。
先週に引き続き、コリトリに向かう。 今日は自転車を使った縦走を行う。
コリトリから登り、剣山へ。 時間があれば次郎笈も。 そして丸笹山へ登り、赤帽子山に向かう登山道のコルに、国道439号線に抜ける道があったはずなので、そこから下山。 あらかじめそこに自転車を置いておいて、自転車でコリトリまで下る、って計画を考えていた。 だが、よく考えたら、丸笹山~国道439号線って意外に近いな…… もうちょっと歩いてもいいのではないだろうか、って考え、中尾高原まで歩くプランに変更。
中尾高原から、見ノ越方面の国道439号線までは、登り坂の道が3kmほど続くが、そこは耐える。
単純に時間を計算したら、9時間程度で歩けそうな道だった。

そんなわけで、平成荘に自転車を置き、コリトリに到着。 準備をして出発。
コリトリ 登山道入口 登山道と新緑 途中の廃屋

先週も一ノ森に登ったが、時間の関係上、剣神社から登った。 今回はコリトリからなので、まずは剣神社までの山歩き。 この区間、けっこう標高が上がるんだよね。
何度か車道を横切るが、車道までの区間ってこんなに短かったかな…… 慣れのせいかもしれないけど、このルート、歩けば歩くほど車道の区間が短くなっていくような気がする。 まぁ短くなるわけなんてないので、100%気のせいなんだけど。
しばらく歩き、剣神社の境内まで到着。 ここで小休止。
剣神社入口 剣神社の一部

一ノ森は先週も登ったし、追分から、通行止め区間の様子を見ながら、お花畑方面に抜けようかと考えた。 が、一応縦走だし、やっぱり一ノ森には登っておくか。
追分の手前 追分

先週通った道なのでけっこう覚えている。 道の角度が変わったら追分は近い、とかかなり覚えていてすんなり追分に到着。 ここでも一休みして、一ノ森山頂を目指す。
気温もそれほど高くなく、けっこう歩きやすいのだけど、天気が悪いのが残念だ。 雨は降らなさそうだけど、遠くがあまり見えない。 すぐに笹原に出て、一ノ森ヒュッテが見えてきた。 今日はヒュッテには寄らず、山頂へ。 山頂側から南斜面にかけてはけっこう風が強く寒いな…… あっという間に手がかじかんできてしまった。 手袋を持ってきているのでそれを装着。 とりあえずここは風が強いので、剣山方面に歩いていき、尾根道とお花畑への道の分岐まで行くか。
にくぶち峠方面分岐 一ノ森ヒュッテ 一ノ森山頂

分岐で南側斜面からの風を遮れる場所があったので、そこで休憩にする。
ここから、お花畑方面に下って行こうかな。 そうすれば行場を経由して、剣山に登ることができる。 そういえば、お花畑~この石碑区間、一度も歩いたこと無いや。
多少登る距離が増えるけど、鎖場を登れるので嬉しいなぁ。
お花畑方面分岐

歩いたことのないこの区間、けっこう崩落の跡があった。 まぁメジャーな山のメジャーな道なので、手入れも良くされている。 しばらく緩やかな下りこう配が続き、お花畑までやってきた。
お花畑から追分に向かう道は、「崩落通行止め」の看板が。
そういえば、剣山から追分に向かって歩いていくときは、もうちょっと剣山よりに分岐があったはずなんだけど……と思って10mほど行ってみたら、ロープが張られて歩けないようになっている道が。 ここが旧分岐点か。 まぁこんなところ歩くより、10m先まで行った方が安全だよね。
所々崩れてる お花畑付近 追分方面分岐 旧分岐点

ここからの道は、過去2度歩いているはず(剣山方面から追分に向かって)なのだけど、全然覚えていないや…… 穴吹川源流を通過し、小さな小屋が。 小屋の後ろには巨大な岩壁がそびえている。 格好いいなぁ……
穴吹川源流 鎖場付近

小屋から鎖場方面に歩いていく。 剣山も年間を通してみれば5度ほどは来ていると思うのだけど、鎖場を通過したのは一度しかない。 しかも4年くらい前かな…… 山頂から追分に向かう時の下りに使ったのが最初で最後。

さて、今日は鎖場を下から上に登る。 どんな鎖場だったかなぁ……
行ってみたら石灰岩っぽい岩の間を登って行く感じだった。 石灰岩は磨かれてツルツルになっている。 まぁ傾斜もきつくないので、鎖に頼らないでも登ることはできるな。
鎖場 鎖場 鎖の支点

鎖場を越えたら、ハシゴがあった。 頼りないハシゴだなぁ……
ハシゴを登ってから、剣山の山小屋付近に合流するまでの道は結構傾斜がきつく、呼吸が荒くなる…… こんなにきつかったっけ……
ハシゴ

呼吸を乱しながら、山小屋まで到着。 このあたりの気温は7度らしい。 山頂広場に行ったら風が強い。 7度でこの風だったら、けっこう寒いかもな。 今は体が燃えているので、全然寒さは感じないが。
丸笹山~赤帽子山

そしてさすが百名山の剣山だと感じた。 登山口から山小屋付近の登山道に合流するまで、誰にも会わなかったのだが、こちらは軽く見渡すだけで30人くらいは見える。
山頂で写真だけ撮って通過。
剣山山頂 次郎笈

まだ時間には余裕がありそうなので、次郎笈まで行こうかな。 剣山で引き返す人もけっこう多く、次郎笈へ向かう道はそれほど人は歩いていない。 剣山から下って行く。 西島分岐を通過し、次郎笈のトラヴァースルート分岐まで。 このまま登ってもいいが、トラヴァースルートを通って、丸石側から登ろうか。 今年、天狗塚~剣山の縦走をやりたいな、と思っていて、その縦走路で最大の核心になるのが、この次郎笈の登りになるのは間違いない。 丸石側の、剣山スーパー林道分岐の看板から、次郎笈山頂まで、標高差300mあったはず。 予習の意味も含めて、こちら側から登頂する。
まぁ無積雪期だし、まだ体力が有り余っている状態なので、それほど苦なく次郎笈の山頂に到着。
トラヴァースルート 次郎笈山頂

山頂には60代前後の女性4人組パーティ、60代過ぎの男性3人組パーティ、そして、40~60代くらいの男2+女1のパーティがいた。
次郎笈では休まず、トイレもあるし西島で休もうかと思っていが、次郎笈山頂の丸石側は、意外にも風が無く、ここで休むことに。 おにぎりを1つとチョコを何粒か食べ、西島へ向かう。
下りは、剣山の正面の道から下る。 トラヴァースルート分岐を通過し、西島方面への分岐を曲がって行く。

剣山の大岩を見ながら西島到着。 このあたりもけっこう人がおおく、リフトを使う人も多かった。
剣山の大岩 西島

剣山~次郎笈に向かう途中、大荷物を背負った三嶺からの縦走一家と会話したのだけど、ここでも縦走一家と会話。 家族で登山とはうらやましいね。 まだ中学生くらいの子供も多荷物を背負って歩いていた。
トイレと水分補給をして見ノ越に向かって下って行く。

普通の登山なら、見ノ越で終了なのだろうけど、今日のオレはそうではない。
見ノ越直前、神社の関連建物っぽい小屋の裏から、丸笹山の尾根道を歩いていく。
右手裏から丸笹山尾根へ

丸笹山~見ノ越の尾根道、去年の夏に調査しているので、迷わず行けるだろう。
尾根からそれないように高度を上げて行く。 途中から傾斜が急になり、呼吸が乱れる…… マーキングのテープも見えなくなったりだけど、真上に登って行くのは間違いないので、岩のすき間を登って行ったり、木の枝をつかみながら登って行ったり、と苦労しながら登る。 とにかく急だ。 このルートが、山と高原地図の正規登山道として載らないのがわかる気がする。

かなり息が上がって、途中で何度も呼吸を整えたが、ようやく丸笹山山頂に到着。 山頂には50代の男性4人組が下山を開始するところだった。 ちゃんとを食べていないので、ここで大休止、と行きたかったのだけど、ポツポツと雨が降ってきた。
若い男性と、その子供2名+犬が登ってきたが、休んでいる最中にポツポツと降っていた雨が強くなってきたためレインコート+ザックカバーを装着。 ゆっくり休もうかと思ったのだけど、おにぎり2個を慌てて食べただけで終わってしまった……
丸笹山

ここからが意外に長いかも。 標高差はそれほどないのだけど、距離があるなぁ……
丸笹山から赤帽子山方面に降りて行く。 当初の予定だった、コルから439号線に降りる箇所を通過し、赤帽子山の山頂に向けて登って行く。 コルから山頂までは、それほど標高差も無く、赤帽子山山頂に到着。
幸いにも雨はほとんど止んでいたのだけど、レインコート脱ぐの面倒だし、このままでいいか。 これからは下りなので、汗も書かないだろうし。
赤帽子山方面分岐 登山道 もうすぐ赤帽子山 真ん中右のが八面山 赤帽子山

剣山~一ノ森の山頂付近は雲に覆われてしまっていた。

最後の山、中尾山を目指す。 ここからはほとんど下りなので、体力的には楽だったけど距離が長かったな……
中尾山天望台まで降りてきて、ここで休憩。 あまりの疲労にウトウトと…… このまま下山してしまいたかったが、中尾山山頂はもうすぐのところ。 景色はゼロとはいえ、最後の山頂は踏まなくては……
登山道 天望台

中尾山山頂は5分ほどで到着。 ようやく全部歩ききった。 あとは平成荘まで降りるだけ。
中尾山山頂

なんか「アジサイの道」ってのがあったので、それで降りてみようかな。
アジサイの道

これが失敗だった…… 中尾山から平成荘に降りるには、ほぼ東に向かって歩いていかないといけない。 だが、アジサイの道は北東から北に道が伸びており、そのまま「駐車場」と呼ばれる場所まで降りてしまった…… ここからは車道が伸びているのだけど、車道で歩いたらかなり遠回りになるよね…… 仕方ないので、方位磁石を出し、山の中を南南東方面に歩いていく。 なんどか砂利道っぽいところを横切ったが、本来の登山道が見当たらない。 まぁグラススキージョウが見えれば安心だし、巨大なので近くまできたら見落とすはずはないので、ひたすら歩く。
が、グラススキー場は全く見えず。 また砂利道にでたので、それを南に向かって進んで行くと、正規の登山道に合流した。
が、その登山道、展望台から5分ほど歩いたくらいの地点だった。 ここまで12、3分くらい歩いたのに……

あとは登山道を降り、グラススキー場を降り、平成荘に到着。
ぐらすすきー場 平成荘に止めた自転車

後半けっこう時間が際どくなってきたり、雨が降ってきたりでまとまってゆっくり休憩できなかったので、かなり疲れたな。 そしてあまり休憩してないのに、丸9時間はかかった。 今回のルート、ちょっと無理があったかな……

しかし登山はここで終わりではない。 ここから自転車でコリトリに戻らないといけない。 439号線のコリトリまではずっと下り坂なので楽なのだけど、平成荘から439号線までが緩やかな登りこう配が続く。

途中、自転車を押したり、立ちこぎをしたりしながら、国道439号線までやってきた。 あとは下りのみ。 かなり汗をかいたので、下りの風が気持ちいい~
439号線を7kmほど疾走したけど、前からも後ろからも車は来ず。 快適な自転車走行を楽しめ、無事下山。

今回のコース、思っていたより距離が長くかなり辛かった。 過去の辛かった登山ベスト5に入るな、これは。
しかし、剣山付近の山をこんなに贅沢に縦走することができて大満足。 ただ、百名山というだけあって初心者が多く難儀した。 狭い道の先頭をリーダーがトロトロ歩き、そのグループの最後尾に追いついても最後尾の人は初心者なので道を譲ることなど知らず、リーダーは先頭を歩いているので気付かず…… そんなことがあったり、年配の自称ベテランの人が、上から目線で知ってるような事をアドバイスして来たりと、有名で人が多ければ多いで、別の悩みがありましたと。
服装やザック周りの装備見たら、熟練者か装備だけそろえた初心者かわかるけど、後者だろうね、間違いなく。

まぁ事故起こさず、自分も楽しく、他人にも迷惑かけないように、自分にも言い聞かせて、これからも登ります。

本日のコースタイム
07:51 国道439号線コリトリ
07:56 登山道入口
08:35~08:40 剣神社
09:18~09:25 追分
10:04 一ノ森ヒュッテ
10:07 一ノ森山頂
10:14~10:22 お花畑方面分岐
10:47 お花畑(追分方面分岐)
10:59 鎖場
11:26 剣山山頂
11:50 トラヴァースルート分岐(剣山側)
12:01 トラヴァースルート分岐(丸石側)
12:16~12:26 次郎笈山頂
12:39 トラヴァースルート分岐(剣山側)
12:49 西島方面分岐
13:15 西島
13:39 丸笹山尾根道分岐
14:14~14:30 丸笹山山頂
14:40 赤帽子山方面分岐
15:27~15:33 赤帽子山山頂
16:17~16:25 中尾山天望台
16:30 中尾山山頂
17:08 平成荘

ここから自転車でのコースタイム
17:10 平成荘
17:35 国道439号線
17:50 国道439号線コリトリ

【徳島】中尾山~赤帽子山~丸笹山

曇りときどき雨今日は登山。 天気が悪い予報なので、近場の山をぶらりと歩く。 徳島の中尾山~丸笹山まで歩いて、見ノ越まで行き、時間があれば剣山を登る。 時間が無ければそこで終了。 見ノ越に自転車を置いておき、自転車で中尾高原まで戻る。

4時50分起床、5時10分出発。
国道193号線を南下する。 しかし走る事15分、ものすごい眠気に襲われる。 これはヤバイと思い、道の駅塩江に退避。 少し横になっていたらそのまま眠ってしまったよう。 途中で何度か目が覚めたが、最終的に動けるようになって、時計を見たら、7時20分!! 2時間近く仮眠していたみたい…… しかも場所は塩江。 まだ家からすぐの場所だし……

微妙に雨も降っているので、今日の登山やめようかとも考えた。
が、せっかく準備も計画もしたのにな……

遅くなってしまったが見ノ越を目指そう。 時間的に2時間遅れになったから、剣山は無理だな……
コリトリ経由で、見ノ越まで登って行く。 見ノ越に自転車を置いて、中尾高原に向かう。 冬季以外の中尾高原には初めて来た。 コテージもグラススキー場もあるので、けっこうにぎわっていた。

さて、遅くなってしまったけど登山開始。 時刻は10時前。 丸笹山までは4時間程度で歩けそう。

グラススキー場の横を登って行き、登山道へ。
グラススキー場

中尾山まではけっこう太い道。 所々に朽ちているけど看板もあった。 このルート、去年の冬に来たのだけど、その時より道が開けてる感じがした。 こんなに伐採が進んでいたか?
登山道 登山道

すぐに「天望台」の看板が見えてきた。 天望台には行かず、中尾山山頂方面に行きたいので、道なき樹林帯を突き進む。 まぁ100mほどで薄い道に出る。 この辺りは一度歩いているので平気。
中尾山へ

そして、中尾山山頂に到着。 とりあえずここは見るだけ。 天望台まで戻ってきた。 まだ50分くらいしか歩いてないし、そのまま先を目指そうか。
中尾山山頂 天望台

ここから先も気持ちのいい樹林帯を歩いていく。 ブナの原生林らしく、巨大なブナが何本も見える。 前回はこの辺りから雪が出てきて、けっこうきつかった記憶がある。
ブナ林 ブナ

しばらくすると樹林帯を抜け、見晴らしの良い道へ。 赤帽子山が僅かに見える。 剣山方面も見えるのだけど、雲が多く、景色がそれほど綺麗ではない…… 赤帽子山への登りを登りきって、到着。 ここからの景色は結構良い。 目の前には一ノ森、剣山、丸笹山。 後方を振り返ると八面山。 雲が厚くて見えないけど、黒笠山、津志嶽も見えるはず。
樹林帯を抜けた 登ってきた道 赤帽子山山頂 丸笹山

いつ雨が降り出すかわからないような天気なので、ここでお昼ご飯を。
コンビニおにぎりを食べ、先を急ぐ。

丸笹山への下りに差し掛かったところで、前方より50歳前後の夫婦が登ってきた。 少し話をしたけど、ラフォーレ剣山より登ってきたみたい。 徳島の山の話などをたくさんした。

さて、丸笹山を目指すか。 前回、コルから先の登りがけっこうきつかった記憶があるが、果たして……

すぐに国道439号線分岐までやってきた。 これ、国道の方に降りて行ったらどこに出るのだろう。 国道は何度も走ってるのだけど、登山口を見たことがない… 小ピークを越えて、下って、丸笹山への登り。
国道439号方面分岐 赤帽子山

きつかった記憶はどこのことやら…… あっという間に、ラフォーレ剣山への分岐まで到着した。 ここ1年半で実力が上がったってことか。 それとも無積雪期だからだろうか。
ラフォーレ剣山方面分岐

丸笹山への最後の登りを登りきって、山頂到着。
目の前には剣山が! のはずなのだけど、雲に覆われている……
丸笹山山頂 見ノ越

さて、全然疲れてないので、水分だけ補給して下るか。

尾根を通って、剣山の見ノ越登山口から登ったところにある、神社見たいな小屋の裏に出られるはず。

目の前に薄い踏み跡があるので、それをたどってみるか。 長めの良い岩の上に立つ。 しかし、そこから先の道が不明……

岩の下に、薄い踏み跡みたいなものが見えるのだけど……行ってみるか。

そのまま樹林帯に突入していくが、どうも道が怪しい。 踏み跡っぽいのはあるのだけど、その踏み跡上には、あちこちに糞が落ちているので、鹿の道かもしれないな。

よく地図を眺めてみると、丸笹山から一直線の尾根ではなく、少し東側にある尾根っぽい。 そのまま樹林帯を横切る。

すると、さっきよりはっきりとした踏み跡発見。 こっちの尾根だったか。
所々にボロボロの白いビニール紐が巻きつけてあったり、境界の杭が刺さっていたり、明らかに人が入った跡がある。
薄い尾根道 薄い尾根道

そのまま薄い道を頼りに下って行き、無事神社みたいな小屋の裏から、剣山の登山道に合流。
神社のアンテナ 建物の裏に出た

分かりにくい道だったなぁ。 上から下るより、下から登ったほうが知らない道はわかりやすいかもしれない。 今度登ってみるか。 けど、けっこう急な道だったので、苦労するかもしれない。 まぁ距離も標高差も短いから大丈夫か。

そのまま見ノ越に下山。 自転車に乗って中尾高原を目指す。 数百メートルだけ登り坂があり、苦労した。 また、見舗装路も数百メートルあったけど、下り坂だったので大丈夫だった。
剣山登山口

20分ほどかけて中尾高原に到着。

今日は仮眠しすぎたために、剣山に行けなくなってしまった。
が、天気が怪しすぎたので、行かないでもよかったかもしれない。
丸笹山~見ノ越の道を、とりあえず知ることができたので、名頃起点の、塔丸~丸笹山~剣山~次郎笈~丸石~かずら橋~自転車で名頃、の周遊ルートも歩けるかもしれない。 まぁこちらはけっこう距離があるので、計画を練ってから。

本日のコースタイム
09:49 中尾高原 平成荘
10:36 中尾山山頂
10:41 天望台
11:39~11:47 赤帽子山山頂
12:21 国道439号線郷めん分岐
12:51 ラフォーレ剣山方面分岐
13:03 丸笹山山頂
13:50 見ノ越

ここから自転車でのコースタイム
13:54 見ノ越
14:18 中尾高原 平成荘

【徳島】中尾山~赤帽子山~丸笹山

晴れ今日も登山に行く。 朝4時50分起床、5時5分出発。
昨日譲り受けたパジェロミニで出発。 やっぱり軽自動車だね。 時速70kmくらいだすと、けっこうしんどくなってくる。
ただ、ハンドルはめちゃめちゃ軽く、小回りもきくので、山では軽のほうがいいかもしれない。
ミッションには四苦八苦しながら走っていく。 何度もエンストしたが…

剣山方面に走り、しばらくして誰もいない中尾高原「平成荘」に到着。
平成荘

ここの駐車場に止めて登山の準備。 さぁ出発だ。
出だしでいきなり道を誤り、そのまま舗装された道路を10分ほど歩いていってしまった。 気づいて引き返してきたが20分のタイムロス。 車止めたところから、そのままグラススキー場に上がればよかったのに……

グラススキー場には雪がうっすらと積もっていた。
グラススキー場

グラススキー場の脇の道を歩き、スキー場の一番上まで歩いていく。 スキー場の一番上から登山道に入っていく。 もう雪は全く無いと思っていたのだが、予想外の雪にワクワクしてきた。 今週ずっと雨だったから、こちらでは雪が降っていたのかな?
登山道

中尾山まではけっこう登る人がいるのか、案内板がけっこう有り、道も整えてあった。
しばらく歩き「天望台」に到着。 誤字じゃなくて、このような感じで書いてあった。 景色ではなく、星々を眺めるのかな。 おしゃれだ。
天望台

中尾山の山頂はここから北に少し行ったところらしい。 赤テープを目印に、山頂到着。
中尾山山頂

樹木に覆われて景色はほとんど見えない。 天望台まで戻って休憩に。

さて、ここからはけっこう長い距離を歩くことになる。 まずは赤帽子山まで、コースタイムで1時間半。 そこから、丸笹山まで、1時間半。
帰りは、丸笹山~赤帽子山まで1時間20分、赤帽子山~中尾山まで1時間10分となっている。
行きも帰りもあまり時間が変わらないから、そんなに高低さのない道なのかな? そのぶん距離が長いな、これは。

休憩を終え赤帽子山に向かって歩いていく。 太い尾根の雪の道を歩く。 気持ち良いなぁ。
赤帽子山への道

上を見上げると、キラキラと輝く樹木が。 枝先は凍り付いていて、太陽の光を浴びて溶け始めている。
凍りつく樹木

しばらく歩き、剣山方面が綺麗に見える場所までやってきた。
一ノ森~剣山

あちらも少し雪が積もってそうだ。 まぁ北斜面だからなぁ。 頂上から向こうは全く積もってないかもしれない。

道は樹林帯から笹地帯に変わった。 そして登りの傾斜がきつくなってきた。
樹林帯と笹地帯の境目 笹地帯の登り

どんどん標高をあげていく。
笹地帯の登り2

上の方になったら、面白い植物が。 植物の先が凍りついていてなんとも奇妙な光景。
先端が凍りついた植物

そして、赤帽子山山頂に到着。
赤帽子山山頂

ここはメチャメチャ景色が良い!
落合峠方面 剣山~丸笹山

ここで少し休もうかと思ったが、雪もあるし、休めそうな場所がなかったので、そのまま進むか。
丸笹山に向けての道を歩いていたら、視線を感じた…… その方を見てみると、なんとニホンカモシカが!
ニホンカモシカ

先々週、一ノ森に行ったとき偶然見て超ラッキーと思っていたのだが、また遭遇するとは超ラッキー!

少し歩いて行くと、国道439号線に降りる道と合流した。 綺麗な樹林地帯が続く。
樹林地帯

夫婦池からの道と合流し、最後の上りが始まった。 これを越えたら山頂だ。
丸笹山山頂直前

そして丸笹山山頂に到着。 赤帽子山からとは角度が変わったので、次郎笈が見える。
丸笹山山頂

ポカポカで暖かかったので、スーパーのビニールを敷いて横になった。 気持ちいいなぁ。 やっぱりシートはいるなぁ。
ゆっくり休憩して、帰ることに。

まずは赤帽子山まで。 登り返しが結構つらい。 赤帽子山を越えて、中尾山を目指す。
朝はけっこう積もっていた雪も、かなり溶けてきている。 こんなに早く溶けてしまうものなのだろうか?

中尾山の天望台で休憩して、グラススキー場まで戻ってきた。 朝とは景色が全く違う。
グラススキー場

予想外の雪ととてもいい天気、静かな山を楽しめた。
標高差は少なかったが、距離が結構あったためか、右膝が痛くなってしまった。
剣山系の山では少し低い山々だったけど、また違った景色を楽しめた。

本日のコースタイム
07:35 平成荘
07:55 道を間違えて再び平成荘
08:39 天望台
08:44 中尾山
08:50~08:56 天望台
10:03~10:10 赤帽子山
11:05~11:13 1619m地点
11:54~12:45 丸笹山
13:56 赤帽子山
14:52~14:59 天望台
15:30 平成荘