【徳島】中尾山~赤帽子山

雨今日は登山、5時起床出来ず、5時40分くらいに起床、6時前に出発。
今日はどこの山に行くか決めていなかったので、道中に決める。 家を出るのが少し遅くなってしまったので、遠い山と長い時間歩く山は厳しいな。 徳島、愛媛があるが、徳島にしよう。 登山口まで3時間近くかかる、天狗塚~三嶺の方は無理だな。 となると、国道438号線近辺かなぁ、とか考えながら走っていくが、今年になって剣山も八面山も行っているので、他にあまり候補になる山がない。 ふと東の方を思い浮かべると、中尾山、赤帽子山が思い浮かんだ。 歩くのにそれほど時間がかからないし、中尾山には東屋もあるし、登山口もそれほど遠くないし、最近登ってないのでそこにしよう。 国道193号線に戻って、脇町を目指す。 徳島県に入ってからかなり眠く…… なんとか脇町のセブンイレブンに逃げ込んで、お昼ごはんを買って眠気を覚ます。
そこから、国道492号線を木屋平方面に走っていくのだが、またも眠くなる…… 国道438号線と合流するところに、公衆トイレがあるのだけど、そこの駐車場の反対側の路肩に止めて、少し仮眠することに。 とりあえず1時間後に目覚ましをセットして眠る。
そして1時間後、起きられず目覚ましを30分延長…… そんなで、いつものように遅くなってしまった……

中尾山登山口の平成荘に到着して、登山の準備をして出発。 天気は小雨、気温は1度なのだが、雪ではなく雨だ……
先週の大雪はどこへやら、付近には路肩に僅かに雪が残っているだけだった。
平成荘

まずはグラススキー場の脇の道を登って行く。 スキー場と同じ傾斜を登って行くのでなかなかしんどい……
しばらく歩き、スキー場が終わった。 ここから山の中に入っていく。 案内板が立っていたのだけど、真新しかった。 迷う人が多いからだろうか? 綺麗な案内板はとても見やすかった。 何度も来ているので道はわかるが、赤テープしかなかったら、確かにわからないかもしれないな。
しばらく山の中を歩き、もう少しで天望台に到着する。 天望台からは赤帽子山方面に歩いて行くのだけど、中尾山は反対方向に200mくらい歩いた所にある。 なので、天望台には直接行かず、森の中をショートカットして中尾山山頂に先に向かう。
グラススキー場 グラススキー場沿いの道 グラススキー場が終わる 中尾山山頂

それから天望台へ。 天望台は東屋になっているので、そこで休憩しようかな、と思っていた。
のだが、いざ到着してみると東屋はなくなっていた…… 地面に跡は残っていたのだけど、いつの間に撤去されたのだろう……
けっきょくここで休憩できず、先を目指すことに……
天望台跡地

赤帽子山に向かって徐々に傾斜を上げながら尾根を登って行く。 しばらくして、広い尾根に出て、道を見失ってしまった。 が、赤帽子山に行くにはこの尾根からそれて、別の尾根に登って行くので、そのあたりまで行けば分かるだろう。 適当に15分くらい歩いたら、無事その場所まで到着できた。 ここで少し休憩。
登山道 巨木 道を見失う 道を発見

さぁ、赤帽子山に向けての登りが始まる。 笹原の中をジワジワと登って行く。 見晴らしがいいはずの場所なのだけど、天気が悪く50m先も見えない。 しばらく歩いて赤帽子山山頂に到着。
赤帽子山山頂

さて、これからどうするかな。 帰りに東屋でお昼ごはんを食べて帰るつもりだったのだけど、それができなくなってしまったので……
そういえば、この先、丸笹山の方に歩いて行った所のコルから国道438号線に下りる道があるのを知っている。 一度も歩いたことは無いけれど。 その道から下りてみようかな? それとも丸笹山まで行って、直接見ノ越方面に下りれば、見ノ越の駐車場は屋根があるので、そこでゆっくり休憩して、冬季通行止の国道438号線を歩いて平成荘まで戻ることもできる。
どちらにしろ、国道と林道を長く歩くことにはなるのだけど、このままピストンするよりはいいかな。
どっちのルートを選ぶかはまだ決まってないけれど、コルにたどり着くまでに決めよう。

この辺りには多少雪が残っている部分もあったのだけど、雨に濡れて重い雪だった。
すぐにコルまでたどり着いてしまった。 丸笹山から見ノ越に下りる道はかなり急傾斜だし雪があったら苦労しそうなのと、ここから国道438号線に下りる道を一度も歩いたことがないので、今日はそのルートにしようかな。
登山道 国道438号線方面分岐

ここから国道438号線を下りるルートを選択。 この分岐にも綺麗な看板が設置されていた。
国道438号線方面に歩いて行く。 薄い登山道を歩き、尾根道になってしばらく歩いて行くと、目の前に工事現場みたいなものが出現。 近づいてみると、崖の崩落箇所を工事したものだった。 3年か4年くらい前、この付近で崖崩れを起こし、国道438号線が2年近く通行止になっていた。 その現場だな。 見下ろすと吸い込まれそうだ。 ガスで下が見えないし……
登山道 登山道 工事現場

そして、ここから道を見失ってしまった。 幹にピンクテープが巻きつけてあったので、それをたどっていったのだが、だんだんと道が険しくなっていく。 ものすごい斜面の中腹にピンクテープが巻きつけてあったりと、一応それを頼りに進んでいくが、途中でこれは明らかにおかしいことに気づいた。 地形図を出して、あらためて付近を観察する。
登山道自体は、コルから南へ少し進んで東南東に伸びている。 東南東になった辺りの南側は崖になっている模様。
東南東に伸びている道の北から北西にかけても崖になっている。 そして今いる地点のちょうど背中側が崖になっている。 その崖からなる急斜面に今、いると判断。
戻るのも苦労しそうだけど、先ほどの工事現場まで一旦戻るか。 戻る時も下らないよう意識して戻っていたのだけど、工事現場からここまで歩いてきた道も見失って、50m以上下った場所を歩いていたみたい。 途中で登り返して道は発見したかれど…… ガスで視界が聞かないのを言い訳にしよう……
荒れた道

さて、工事現場まで戻ってきたがどうするかな。 正規ルートがもうどこだかわからないや。 工事現場の崖崩れ防止壁の脇を歩いて下りようか。 工事現場の人たちがきっと利用していたはず。
そのルートを歩いて下りていたら、今度はちゃんとした道らしきものを発見。 赤テープもついている。 これが正規ルートか? 工事部分に別れを告げて、赤テープの道を下りていく。 しばらくして、無事国道438号線にたどり着いた。 これが正規ルートだった模様。 ほどんど人が歩いていないのか、登山道は荒れ放題だったな。
工事現場沿いを下りていく 登山道 国道438号線合流

さて、ここから平成荘まで、7km弱の車道歩き。 雨の降る中、黙々と歩き続け、1時間20分ほどで平成荘まで到着。
平成荘には屋根のあるバーベキューできる場所があって、そこのイスと屋根を借りて、ここでラーメンを食べて帰ることにする。 お湯を沸かしながら装備を外して帰る準備をしておく。
美味しいインスタントラーメンと温かいお茶、おにぎりを食べてお腹いっぱい。
国道438号線 平成荘は遠い 車道を歩く バーベキュー施設 インスタントラーメン

本日の登山、ルート自体は平凡なルートだったけど、最後の最後で道迷いもあって苦労した。
山の中を歩いて、なぜ車道がしょっちゅう通行止になる区間なのかがわかった気がする。 崖の付近は脆いし、何より斜面がものすごい急になっている。 近くに沢も流れているし、数年に一度通行止になるのもうなずける。 しかしよくこんなところに国道を作ったものだ。

本日のコースタイム
09:53 平成荘
10:08 グラススキー場終了
10:37 中尾山山頂
11:19~11:31 休憩
11:54 赤帽子山山頂
12:16 国道438号線方面分岐
12:58 さまよって工事現場に戻ってくる
13:12 国道438号線
14:29 平成荘

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