明石市観光

晴れ朝はホテルの朝食を食べる。 チェックイン時に1,300円払って朝食をつけてもらった。 本当は地元の喫茶店とかで食べたいのだけど、今朝は時間指定の予定があって、外で店を探して食べていたら間に合わなさそうなので。 ホテルの朝食はバイキング形式。 昨日だったら大量に食べられたけど、今日はあまりお腹が空いていないので、食べられる分だけしか食べられなかった。
朝食

ホテル出発してから、ホテルのすぐ横の広場にある鉄人28号を見に行ってきた。 神戸マラソンの時に横目でちらっと後ろ姿は見たのだけど、やはり正面からじっくりと見てみたかった。 が、元ネタを全く知らないのだが……
鉄人28号

これから向かうのは「明石乗馬協会」。 9時から体験乗馬を予約してあって、「書類などあるので8時半には来てください」と言われていた。 宿泊していた新長田からは1時間くらいかかるみたい。 しかも通勤時間帯なので、混みそう。

7時過ぎにホテルを出発して8時過ぎに到着した。 早すぎたので横にある「石ヶ谷公園」というところを歩いてみたのだけど何もなく…

時間になったので明石乗馬協会に行く。 昨日の宿泊先を決めるとき、火曜日はどこに行こうかなと考えていた。 大阪や京都は歩きすぎてきついので、神戸はたまに来るが、あまり来る機会のない明石に行ってみようと思っていた。
それで、明石市観光協会のホームページで観光スポットを調べていたら、この「明石乗馬協会」というのを発見したのだ。
しかも体験乗馬が通常5,720円のところ、1,980円でできるという。 全く記憶にはないけれど、子供の頃動物園などに行ってポニーくらいは乗ったことあるはずだと思うけど、それ以外で本物の馬に乗ったことがない。 乗馬はお金持ちの趣味ってイメージだけど、一度くらい体験してみたい!ということで申し込んだのだ。

申込書記入して、休憩スペースで少し待って、担当の人がやってきた。 装具というのか?安全ベストみたいなものとヘルメット、膝から下の服を汚さないためのガードみたいなのをつけて準備完了。 安全ベストみたいなのは引っ張ると空気が入る仕組みらしく、落馬した際に、引っ張るフックと馬に繋がれている紐が連動して、落下直前に空気が入って衝撃を吸収する仕組みらしい? まぁ体験なので落ちることはないだろう。

今回乗る馬は「ポチ」という名前で犬みたいだなぁと思っていたら「歩智」と書くようだ。 元々競走馬だったが引退して、今では乗馬クラブで乗る馬として活躍している。 年齢は28歳と言っていた。 馬はそんなに長生きするんだね。
まだ朝なので寝ぼけているらしい。 馬は足の関節をロックできるようで、立ったまま寝ることができると説明してくれた。

そして、さっそく乗馬。 台の上から跨るようにして乗って、手綱を握る。 とりあえず座っているだけで、担当スタッフが馬を操ってくれて、トコトコと歩く。 事前に説明してくれたが、歩くと左右に揺れる。 走った時は左右の揺れではなく、上下の揺れになるようだ。

人間が乗るように調教された馬は、世界共通で操作方法が同じとのことだった。 左の手綱を引けば左に曲がる、右を引けば右に曲がる。 両方同時に引けば止まる。 止まっている状態から進むには、膝で馬のお腹を刺激する。 強く刺激すればするほど速く走るらしい。 なので他の厩舎の馬でも、海外の馬でも同じように乗ることができるみたい。
ただ、ゲームのように野生の馬を捕まえて乗るのは無理とのことだった。 そもそも調教されていないので操作方法が違うというか、そもそも背中に乗った時点で大暴れするんじゃないかと、とのことだった。

体験乗馬はあっという間に終了してしまった。 馬の上で姿勢を良くしていないといけないので、背中が疲れた感じだった。 最後に明石乗馬協会の会員システムの説明をしてくれた。 入会金が165,000円とかなり高いが、月会費自体は16,000円くらい。 それに加えて平日に乗るなら2,000円ちょい、土日祝に乗るなら3,000円ちょいが都度かかる感じ。
なので、月に2〜3万円ほどとなる。
思っていたよりは高くなく、庶民でも手が届きそうな金額だった。
自分で馬を飼っている人もいるらしく、そうなると馬の維持費がかなり高額だと言っていた。 犬猫とは全然違うだろうし、大変だろうな、馬なんて飼うの。

今日教えてくれた人は、元々馬をやっている家系に生まれたので、子供の頃から馬をやっていて、今でも競技会などにも出ているようだ。 オリンピックのことを聞いたが、オリンピックに出るには技術だけじゃなく、馬の性格などの問題もあるらしい。 飛び越える競技ではバーを落としたら減点なので、バーを落とさず飛べるような性格の馬じゃないといけない。 性格は生まれ持ったものなので、そういう馬を買わないといけないが、オリンピック目指すなら1億くらいは覚悟しておかないといけないと言っていた。 ただ、それよりも高いのは競走馬だって。

初めての乗馬体験で、自分の知らない世界の常識を見ることができて、とても面白かった。
明石乗馬協会 歩智

続いて明石公園。 ここには明石城というのがあって、今では天守閣は残っていないが、城壁の一部と天守閣のあった場所から明石市街地や明石海峡大橋が一望できる。 公園は結構広くて、野球場や陸上競技場も併設されている。 どちらも見に行ったが、開放はされていなくて、隙間からちょこっと見えただけ。
明石公園 明石の景色

お昼ご飯は、明石公園の西側にあった、「美味園」という昔ながらの中華料理屋でお昼ご飯。 明日福知山マラソンなので、カーボローディングというか、エネルギーを大量に溜め込んでおかなくてはならない。 それと同時に、一昨日の神戸マラソンでのダメージを回復させるのに、エネルギーが大量に必要となる。 なので、今日はカーボローディングとか考えずに、大量に食べる1日にしなくてはならない。 なので、ラーメン+焼き飯のセットを注文。 これで700円だったので素晴らしい。
美味園 ラーメン 焼き飯

食べ終わってからは、「明石市立天文科学館」へ。 明石市は東経135度の子午線が通っており、日本標準時刻JSTの基準となる地点である。 その為、天体もそうだけど時間に関する展示も結構あった。 博物館の中にはJSTを管理する時計があって、それが日本標準時刻を示している。 壊れる事もあるので、常に2台体制で動かされていた。 宇宙に関する展示も面白くて、引退したハッブル宇宙望遠鏡に代わる、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影された写真も展示されていた。 これに関しては、つい最近、NHK EテレのサイエンスZEROという番組で見たばかりだった。 ハッブル宇宙望遠鏡は可視光を元に撮影するのだけど、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は赤外線で撮影する。 その為、可視光のように遮られたりしないので、今まで見えなかったものが鮮明に見えるようになる。 ただ、普段見ている写真は色付けされた写真だけど。 テレビ内では生画像が表示されていたが、黒い画面に白い点が点在してるだけのよくわからない写真だった。
13時10分からはプラネタリウムも見た。 キッズ番組の上映時間で、近所の幼稚園児が来ていたが、半分くらい眠くて寝ていたので、内容をよく覚えていない。 クイズコーナーで、土星の輪っかは何でできている?という問題があり、「岩」「氷」「チョコレート」という選択肢だったが、さすが幼稚園児、チョコレートを選んでいる子が結構多かったので面白かった。
明石市立天文科学館

明石市立天文科学館の見学が終わってからは、本日の宿泊先に移動することにした。 高速道路で名谷ICから春日ICまで。
今日泊まるのは丹波市の「パークイン・カイバラ」というホテル。 本当は福知山しに泊まりたかったのだけど、前日はどこもいっぱいで予約をすることができなかった。 素泊まりで6,100円。 部屋は綺麗になっているが、どこか昭和のような感じの和室だった。
パークイン・カイバラ ホテルの部屋 ホテルの浴室

近くにゆめタウンがあったので、夜ご飯はフードコートやレストラン街でいいやって思って行ったのだが、モスバーガーとコメダ珈琲とうどん屋しかなかった… 明日の朝ご飯を買っておかないといけないので、おにぎり、カステラパン、バナナ。 ついでに夜のデザートでいちごのショートケーキみたいなものを買った。
夜ご飯は近くにあった「和食さと」へ。 味噌カツ定食+温そばを食べてお腹いっぱい。
味噌カツ

部屋に帰っていちごのショートケーキみたいなものを食べるが、お腹いっぱいすぎて半分くらいしか食べることができなかった。 だけど、今夜も超カロリー摂取したので、より回復を促してくれるだろう。
ショートケーキ

夜は22時くらいには寝る。

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