石川県の高松駅

晴れ朝7時20分に起床。 荷物の準備をして、8時15分くらいにホテルをチェックアウト。 今日は観光をして、15時19分のサンダーバードで京都に戻るので、7時間くらい時間がある。 駅のコインロッカーに荷物を預け、小さなカバン1つで観光に向かう。
レンタルサイクル「まちのり」を借りようと思って、駅や近辺のサイクルポートを調べるが、バッテリー残量が無い自転車ばかりしか置いてない。 1分毎くらいにレンタルサイクルの情報が更新されるので、バッテリーが60%くらい残っている自転車が出現したタイミングで予約をした。 予約してから15分以内に自転車までたどり着いて手続きをしないと、予約が無効になる。

無事自転車を借りられて、まずは朝ごはんを食べる店を探さないと。 今日は日本海を見たいので、まずは日本海に向かって自転車を漕いで行く。 「日本海に向かって」って書くと壮大なイメージがあるけれど、金沢駅から日本海までは8kmくらいだから、それほど遠い距離でもない。
喫茶店を探しながら自転車を漕いでいたら発見した「コーヒーハウストリゴ」という店でモーニング。 写真には載ってないが、これの他にサラダと目玉焼きが付いてきた。
コーヒーハウストリゴ モーニング

食べ終わってから自転車漕ぎ続け、「内灘海岸」という場所を目指す。 途中で道をそれて、「内灘駅」に向かう。 「まちのり」を借りた時点で、バッテリー残量は60%、内灘駅に到着した時点で、残り35%だった。
駅で写真を撮ったりトイレに行ったりしていたら、目の前に「内灘観光案内所」があるのに気づいた。 窓に「レンタルサイクル」と書いてあったので入ってみた。 入ってから気づいたのだが営業時間が10時からだった、今はまだ9時53分。 だけどスタッフが対応してくれた。
電動レンタルサイクルは3時間500円、3時間を超えた場合は、3時間毎に500円追加されていく感じ。 ここまで乗ってきた「まちのり」はバッテリー残量が少ないので、ここで内灘観光協会のレンタルサイクルに乗り換えよう。 ここには「まちのり」の返却ポートが無いので、借りっぱなしの状態で駅の駐輪場に止めておき、またここに戻ってきた時に「まちのり」で金沢駅まで戻ることになる。 借りてる間の料金はかかり続けるけど仕方がない。
内灘駅 内灘観光協会のレンタルサイクル

日本海の「内灘海岸」を調べている時に気になっていることがあった。 それは石川県に「高松駅」というのがあること。 電車の経路案内で調べる時に「高松駅(石川)」と選択肢で出てくるので、高松駅の存在自体は知っていた。 そして内灘からそれほど遠くない距離にあることもわかっている。 せっかくなので石川県の「高松駅」を見てみたいなと思った。
観光協会の人に「高松駅まで自転車でどれくらいですか?」と聞いたら、「車では行くけど、自転車で行ったことないのでわからない。 そもそもそういうお問合せも初めて受けた」と言っていた。 「高松駅に何かあるんですか?」と聞かれたので、「自分が香川県から来ていること、香川県にも高松駅があり、同名の駅なので見てみたいこと」を伝えた。 観光マップをもらい、内灘からサイクリングロードがあるので、それを走っていけば高松駅方面に行けることを教えてもらった。 だが、走ったこと無いのでサイクリングロードでどこまで行けるのかわからないとのこと。 「調べましょうか?」と提案されたが、自分でスマホで調べられるので「自分で調べます」と言った。 自分で調べたほうが付加情報が得られることもあるので、その方がいいだろう。

自転車を乗り換えて、まずは内灘海岸に向かう。 まちのりは20インチだけど、内灘観光協会のレンタルサイクルは26インチくらいなので、タイヤが大きくて漕ぐ楽さが全然違う、やっぱり大きい自転車は素晴らしいなぁ。

内灘海岸まではすぐに到着。 砂浜に車の乗り入れができるようで、何台も止まっていた。 自分も自転車で行こうと思ったが、砂浜に入ってすぐ、タイヤが砂にとられて全く進めず断念した。 海沿いまでは歩いていこう。 砂浜ではゴルフを練習してる人がいたり、サーフィンをやっている人もいた。 砂浜は綺麗だけど、日本海は荒々しかった。
内灘海岸 内灘海岸 内灘海岸

同じ海岸に「米軍射撃指揮所」というのがあったので見ていく。 これは戦後にアメリカに接収された土地に作られたもので、この海岸などは4年間アメリカに占領されていたらしい。
米軍射撃指揮所

さて、これから高松駅に向かってサイクリングロードを走っていこうか。 GoogleMapによると、高松駅まではここから20kmくらい。 電動自転車なので、20kmはそれほど大変ではないだろう。 サイクリングロードは高速道路の真横を通れて、非常に快適で気持ちがよかった。 途中から海沿いを走るコースに変わったり。 そして驚いたのが、このサイクリングロードの距離。 「いしかわ里海めぐりルート」というコースで、なんと373.3kmもあるようだ。 石川県はサイクリングコースが充実しているようだ。
サイクリングロード

そして1時間20分ほどで高松駅に到着。 特に何もない駅だったが、同名の駅に来れたのは嬉しく思う。 「高松~高松」という切符とか買えたら面白いな。
高松駅 高松駅

時刻は11時半、この近辺でお昼ごはんを食べてから内灘に戻ろう。 スマホで近辺のレストランを探したら、1kmくらい離れた場所にある「りょう門」という寿司屋を見つけた。 昨夜寿司食べたけど、せっかくなのでそこに行ってみよう。 行ってみて大正解、結構な人気店のようで、自分が入ってからすぐに待ち行列が出来るほどだった。 3,200円もする「りょう門上ランチ」を食べてお腹いっぱい。
りょう門 りょう門上ランチ

お腹もいっぱいになり、内灘に戻る。 今は12時20分、帰りのサンダーバードが15時19分。 お土産などを買いたいので、14時半には金沢駅まで戻っておきたい。 ここから内灘まで1時間ちょい、けっこう時間がギリギリになってしまった。 電動サイクルは来る途中にバッテリー残量が50%を切ってしまったので、一番楽なモードじゃなく、オートマチックモードに変更してある。 なので、来た時よりは漕がないといけない。
だけど、直接帰るのももったいないので、途中でサイクリングロードからそれて、風力発電のある「内灘町総合公園」にやってきた。 「恋人の聖地」という場所があり、ここから素晴らしい景色を見ることができた。
風力発電 恋人の聖地から

この風車の景色、家に帰ってから判明したのだが、19年前に原付で日本一周しているとき立ち寄った石川県で、遠くから見ていた、日記に写真が残っていた。

13時半くらいに内灘駅まで戻ってきて、レンタルサイクルを返却。 「まちのり」に乗り換えて金沢駅を目指し、14時20分くらいに到着した。
すごい面白くないことを言ってしまうと、金沢~高松は電車で1本、僅か35分、480円で行くことが出来てしまう。 ただ、それだと旅の醍醐味が全くないし、時間をかけて苦労してでもサイクリングロードを走ってよかったなと思っている。

金沢駅でお土産を購入し、自宅に宅配便で送り、これで金沢滞在が終わりとなる。

15時19分のサンダーバードに乗り、2時間の電車の旅。 予めご当地ビールを購入しておいたので電車の中で楽しむ。 何かの記事で見たのだが、北陸新幹線が金沢~敦賀まで延伸されるのに伴い、サンダーバードは大阪~敦賀までしか走らなくなるよう。 なので、金沢でサンダーバードが見られるの、来春までの数ヶ月だけのようだ。 それに伴い、来年も金沢マラソンに出るとしたら、京都~敦賀、敦賀~金沢と、電車を乗り換えないといけなくなってしまうので不便になるな。 逆に東京~敦賀に行く人は、東京~金沢、金沢~敦賀、だったのが、乗換無しで一本で行けるようになるみたいだが。
サンダーバード ご当地ビール

17時40分に京都駅に到着。 帰りの高速バスは18時50分なので、あと1時間しか時間がない。
夕飯も食べないといけないので、京都タワーに行こうと思っていたが時間がなく、京都タワー1Fのお土産物屋でお菓子を購入するだけになった。
一旦京都駅に戻り、地下のレストラン街の「田ごと」という店で「にしん蕎麦」を食べるが、1,400円もした。 京都の物価は高い。
にしん蕎麦

最後に、金曜日は行けなかった「空中経路」という場所を歩く。
空中経路 京都タワー

帰りの高速バスは、15人くらい乗っていた。 22時20分に栗林公園前に到着。 栗林公園駅~空港通り駅まで琴電にのり、23時過ぎに帰宅。

3泊4日の金沢マラソン遠征は楽しかった。 お土産にお金を使いすぎて、お土産だけで3万円近く、宅配便で5,600円くらいかかっている……

次は来月の福知山マラソン。

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