朝4時58分に起床。 2日連続でこんな時間に起きるのは非常に珍しい。
今日は大阪・関西万博に日帰りで行く。 入場は10時に西ゲート。 西ゲートまではコスモスクエア駅から9時45分発のバスを予約しているので、その時間に到着するのが必須条件である。 大阪まで大体3時間はかかるので、5時半に家を出るために、この時間に起床した。
荷物などは夕準備してあるので、着替えなどをして朝5時35分に出発。 車の中で朝ご飯のパンやコーヒーを飲みながら大阪を目指す。 途中淡路SAで休憩、7時20分くらいに到着した。 大阪まではもう少しだ。 7時半くらいにSAを出て、阪神高速3号線で「中之島西出入口」で高速道路を降りる。 そこから心斎橋まではすぐ近くで、大阪に遊びに来るときによく利用する「長堀通地下駐車場」に駐車。 ここは土日祝日1,500円で止めることができる。 探せばもっと安いところあるかもしれないけど、駐車台数も多いし立地も良いし、けっこう利用する駐車場である。
8時半くらいに駐車場を出て、地下鉄中央線の本町駅まで歩いていく。 商店街を歩いて10分くらいで本町駅に到着。 ここから中央線でコスモスクエア駅まで16分。 近づくにつれてどんどんと人が多くなっていく。 コスモスクエア駅には9時15分くらいに到着。 バスは9時45分発なので少し時間がある。
近くのセブンイレブンで非公式だけどものすごい便利なSNSで有名な万博マップを印刷しておく。
コスモスクエアから西ゲートのバスは今日運行開始なので、情報を知らないのか? この時間発のバスは自分たち5人の他に4名しか乗っていなかった。 ものすごい快適に西ゲートまで到着することができた。 西ゲートは各地からバスで来た人たちでごった返していた。(予約サイト)
10時入場の列はもう動き出していて手荷物検査をするところだった。 自分たちは列の最後尾にならんでゆっくりと歩いていく。 まだ10時なのに、11時の列もできていて、そちらは既に200人くらいは並んでいるように見えた。 入場列は思っていたよりスムーズで15分くらいで手荷物検査を経て中に入場することができた。 人混みでスマホ通信ができなくなることに備えて、全員分のチケットQRコードは印刷しておいた。 結果的にはスマホの通信は全く問題なかったけど、5人分のQRをそれぞれ表示するのは面倒なので印刷しておいてよかったかな。
入場してすぐにお土産屋に並ぶが、JR西日本の公式ショップに入るまで10分くらい列に並ぶ。 最低限、今必要なスタンプ帳だけ購入して、残りのお土産はオンラインで購入することになった。
さて、これから万博を楽しむが、何も予約が取れていないのでノープランである。 成り行きに任せる感じで行こうか。 万博では一切現金が使えないという情報を聞いていたので財布はカバンにしまって、ポケットにすぐに取り出せるようにクレジットカードを入れておく。 自動販売機も現金は使えなかったので徹底していると思うが、お釣りや盗難のことを考えるとキャッシュレスは正解だと思う。 QRコードも使えるので子供でもPayPayでなんとかはなりそうだ。
大屋根リングは、写真で見るよりも遥かに大きくて太くて、見ただけで「すごい」と思った。 やっぱり実際に見るのは全然違うな。
入った直後にバングラディシュがあったので見学する。 バングラディシュは日本の国旗と色違いなので、小学生でも国旗は見たことがあるだろう。 ファストファッションの服はバングラディシュで作られていることが多い。 バングラディシュは東パキスタンだったことは知識としては知っているが、それくらいの知識しかなかった。
国の紹介を軽く見てバングラディシュは終了。
次は横にあったセネガル。 セネガルは2016年のワールドカップのグループリーグで戦った相手。 そういう知識しかないが、一応名前は聞いたことがある国ではある。 妻が何故かセネガルのピアスを2,000円も払って購入していた。
横にあったエジプトに入ってみたかったが90分待ちと書かれていたのであっさりと諦める。
次は前にあったチュニジア。 チュニジアはアフリカ大陸北部の地中海に面した国で、アラブの春の舞台の国の1つである。 チュニジアではカフェが併設されていてチュニジアのお菓子みたいなのを買うことができたので、外で食べる。 不味くもなく美味しくもなく、普通な感じだったけど、多少は日本人向けにアレンジされているのだろうなと思った。
チリにも入ったあとは、コモンズCへ。 コモンズとは単独で出店するほどの規模ではなく、小さなブースを借りて出店しているような国が集まった建物である。 コモンズCには東ヨーロッパの国を中心に10カ国入っていた。 各国でスタンプがあるので、三女は全部回ってスタンプを押していた。 自分は一応全部の国を見て回る。 イスラエル、ウルグアイ、ガボン、グアテマラ、クロアチア、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、パナマ、モンテネグロ。 ガボンは聞いたことが無い国だった。 イスラエルは戦争で有名、ウルグアイはサッカー・噛みつきスアレス、グアテマラはコーヒーや大穴、クロアチアはサッカー・日本とワールドカップグループリーグで2度も戦ったことがある、サンマリノは名前は知ってるがよくわからず、スロバキアは東欧の国ということは知っているがよくわからず、スロベニアも東欧の国だけど、東京・パリオリンピックの女子クライミングで2連覇した選手の国である、パナマは運河や野球しかわからず、モンテネグロは結構最近セルビア・モンテネグロという国から分離した国で、以前オンライン英会話をやっていたとき、モンテネグロのスキンヘッドの先生をよく指名していた。
書くと短いけれど、ここまで終わった段階で、既に入場から2時間近く経っている。 もうお昼なので何か食べたいが飲食できる場所はどこも大混雑。 北側にある「リングサイドマーケット西」の2Fにある「Pizza Da Mario」という店でピザやポテトを食べる。 事前情報で飲食はものすごい高いということは聞いていたが、事前情報の通り凄まじい値段だった。 ピザ一切れとポテトで2,200円くらい。 ドリンクつけると100円くらいで売っているビンのジュースが1つつくだけで3,000円くらいになる。
単品のポテトフライは1,500円くらい。 ガストだったら300円くらいで食べられる山盛りポテトフライよりも量は少ない。
大したもの食べてないのに6,000円を超えたし、量は全然無いし、味も普通だった…… まぁそれは仕方のないことなのだが。。。
お昼食べてからは別々に行動することになった。 三女は並んでパビリオンに入るよりもスタンプを集めたいらしくて、次女とコモンズBに行った。 長男は中国のパビリオンに並びに行った。 自分は妻と目の前にあったトルコに入った。 トルコは大したものはなかったのだが、妻がまた謎のブレスレットを2,000円くらい払って購入していた。 次は近くにあったスペイン。 スペインも大した内容はなかったというか、色々紹介されてもあまり響かなかった。
それから長男の並んでいる中国に行って、妻は無理やり長男の列に合流したが、自分は1人で「国際機関共同館」と「ブラジル」に行ってきた。 ブラジルは抽象的すぎて、何をやっているのか全くわからなかった。
その後、一旦全員合流したけど、また別で行動することに。 自分は三女とコモンズを巡ることに、妻と長男と次女はフランスに。
三女とコモンズAに行ってきた。 ここは29の国が参加している。 29個も国名を書くのは大変なので書かないけれど、名前しか聞いたことがない国もあって、色々と楽しかった。 三女はスタンプが29個も増えて喜んでいた。
お腹が空いたので全然万博と関係ないけど、静けさの森の中国パビリオンの裏辺りにあったキムチ焼きそばを1,000円で食べた。 横にはホットドッグの店があったが、ホットドッグが1,980円とすさまじい値段だった。 ただ大きさも凄まじく、普通のホットドッグの3~4倍くらいの大きさだった。 ただ、これは三女と二人じゃ食べきれないので買わないでよかった。
次はコモンズDへ。 ここは25の国が参加していて、ここでも楽しくほとんど知らない国のことを勉強でき、三女もスタンプが25個も増えて喜んでいた。
それから大屋根リング西側の外にある国内企業などのパビリオンで、入場せずに入手できるパビリオンのスタンプをゲットした。 かなり疲れたので、再びリングサイドマーケットプレイス西で休憩。 中に韓国のチーズドッグの店があったので、それを食べながら休憩する。
ここで家族全員と合流して、そろそろ帰ろうか、という流れになるが、ちょうど光のパフォーマンスが始まるところだったので、エスカレータで大屋根リングの上に上ってライトのショーを観覧した。
ライトショーが終わったら、かなりの人数のお客さんが帰ろうとしていた。 パビリオンも時間的にもうラストかな。 最後に20分待ちくらいになっていた韓国パビリオンへ。 近未来の展示だった。
万博からの帰りは東ゲートから出て、夢洲駅から地下鉄で帰ることに。 東ゲートを出てから駅まではかなりの行列だったが、思っていたより列の流れは早くて20分くらいで駅構内に入ることができた。 ほとんどの人がICカードなので、切符売り場は全部で20人くらいしかいなかったので切符もスムーズに買えた。
この時間帯の地下鉄の本数は凄まじくて2分に1本くらい発車している。 始発なのでタイミング合わせれば座れそうだけど、たった19分間なので混雑していても立って乗っていった方がいいだろう。 本町駅で地下鉄を降りて、帰りは御堂筋線に乗り換えて心斎橋駅まで1駅。 心斎橋駅を降りたら、駐車場の地下通路の目の前にでることができ、22時半くらいにようやく車まで戻ってくることができた。
さて、これから香川まで帰らないと行けないのだが、時間も時間なのでご飯とお風呂を済ませてから帰りたい。 だが、もう22時半、3時間はかかるので、これからご飯とお風呂を済ませたら、香川に到着できるのは何時になるだろうか……
この近辺はスーパー銭湯がないので、予め調べておいた尼崎のスーパー銭湯に行くことにした。 尼崎なので30分もかからないくらい、先にご飯を済ませたほうがいいので、尼崎で店を探したが、もう細かく探している時間もないし何でもいいや。 吉野家があったので家族は吉野家にすることに。 自分は吉野家は食べたらいけないものリストに入っているのでコンビニでいいかなと思っていたが、近くに「王さん」という中華料理屋があったので、そこで味噌ラーメンを食べてきた。
食べてから「和らかの湯」というスーパー銭湯へ。 大人1人750円。 だが、この施設は8月いっぱいで閉店するらしい。
お風呂で汗を流してさっぱりした。 時刻は既に24時20分。 ここから香川まで3時間くらいだろうか??
高速道路に乗る前にコンビニで眠気覚ましのお菓子を買いたかったが、店がなかったのでそのまま高速道路に突入した。 あるのは常温に戻っているMONSTERが1本あるだけ。
阪神高速道路を抜けて明石海峡大橋を超えて、とりあえず淡路島SAは通過して、25時20分くらいに室津PAへ寄る。 ここでお菓子とREDBULLを購入し、ここから先の運転に備える。
淡路島内はそんなに眠くならずに通過できたが、四国に入ってから眠くなってきて、鳴門西PAでトイレに寄る。 トイレに寄って、自動販売機でブラックコーヒーを購入。 眠くならないようにがぶ飲みしながら運転するが、眠気が限界になって、26時30分くらいに津田の松原SAに逃げる。 何か補給して眠気を覚まそうかと思ったが、妻が運転を変わってくれるとのことなので助手席に乗って一瞬で寝てしまった。
27時くらいに家に到着し、最低限の荷物を下ろして歯磨きだけしてすぐに寝た。
今日の大阪・関西万博は、木曜深夜に行こうかなと漠然と考えて、金曜朝にチケットを取って、丸2日間で下調べや準備をしたが、その割にはなかなか楽しめたと思う。
10時~21時まで11時間位万博を楽しんできた。 いろいろな国のことを知ることが出来てよかったのだけど、1つだけ心残りがあって、もっと知らない国の料理を食べてみたかった。 例えばフランス・イタリア・スペインなどはレストランがあって、それらの国の料理を食べることができる。 だけどそんなのは全然興味が無くて、アフリカの人生で行く機械がないような国の料理を食べてみたかった。 中東や南米も行く機会なさそうなので、そういう国でもよいのだけど、そういった人生で食べる機会の無い料理を食べたかったなぁというのが。
まぁあと1回くらい、料理目当てで行ってみてもいいかなとは思うが、中学生とはいえ、子連れだと本人もあまり楽しめないし、大人だけで行くほうがいいかなとは思う。 一緒に大阪まで行って子供たちは梅田や難波で1日自由行動している方が面白そうな気がする。 万博ではベビーカーの家族を多く見たが、幼児がいるのは非常に大変だし、それこそほとんど楽しめないと思う。 次いつ日本で万博があるのかわからないが、頻度的には20~30年後とかになるだろうから、そうなったら自分は60か70代になっているので、体力的にも楽しむことはできないかもしれない。 それを考えたら、閉幕までの残り3ヶ月の間に、もう一度行っておくべきだなとは思った。