朝5時10分くらいに起床。 今日は久々の登山に行く。 目標とする山は東赤石山。 久々の登山なのだけど、登山靴はもう使えるようなものがないので、トレランシューズで行くか悩む。 だけど、トレランシューズは踵の部分が足に合わず、傾斜がきついとかかとの骨が痛くなってしまう。 そのため、トレランシューズではなくジョギングシューズで行くことにした。 ジョギングシューズはハイパースピード3。 トレランシューズとジョギングシューズの圧倒的な違いは、靴底の固さ。 トレランシューズは固くて曲がらない。 ジョギングシューズは曲がる。 なので、石の上を歩く時はトレランシューズの方が、足裏へ感覚が伝わってこないが安定感が良い。 ジョギングシューズはモロに伝わってくる。 ソールの他にアッパーやサイド部分の耐久力のぜんぜん違う。 ジョギングシューズは岩などに引っ掛けたらすぐに破れそう。 トレランシューズは耐久力は高い。 なので、不安定な場所を歩くのであればトレランシューズに軍配は上がるのだが…… だが、ジョギングシューズを選択した以上、ジョギングシューズで山行を終えられるような使い方をしなくてはならない。
往路は一般道で。 県道32号線、レオマの前を通り岡田駅から旧32号に出て、途中から32号線に出て琴平方面へ。 琴平の南側の交差点で国道377号線を走り、そのまま西に向かって走っていく。 最終的には「道の駅 豊浜」の手前で国道11号線に合流する。 そこからは国道11号線を西に走り、川之江の工業地帯の適当なところで南に向かって、最終的には国道319号線へ。 法皇トンネルを経て、県道6号線。 あとは別子に向かってひたすら走るのみ。
家を出てから、だいたい2時間半くらいで、東赤石山登山口の「筏津」に到着。 10年以上前、ここには「筏津山荘」というのがあり、その山荘の駐車場だった。 上にはバンガローもあり、夏はお客さんで賑わっていたことだろう。 しかし山荘が閉鎖され、しばらくはただの駐車場になっていた。 しばらくして駐車場が綺麗に整備され、いつの間にか公衆トイレも出来て「筏津抗」と名前が変わっていた。
登山口にはバス停があり、そこにオンボロな公衆トイレがあったのだが、そのトイレは撤去されていた。 最後に東赤石山に登ったのは3年くらい前だと思うので、この変化は3年以内の出来事だと思う。
今日の装備はトレランザック、長袖Tシャツ、長ズボン、ジョギング用5本指ソックス、ハイパースピード3、キャップ、サングラス、ガーミン。
ザックの中には500mlのアクエリアス3本、赤飯おにぎり、大きめのコンビニおにぎり、絆創膏、ポケットティッシュ、モバイルバッテリー、現金1,200円。
けっこう軽装だけど、長袖長ズボンはあえてそれにした。 本当は半袖半ズボンにしたかったのだが、時期が時期で防寒具は持たないので、最悪の場合に半袖半ズボンだったらけっこうヤバい。 長袖ながズボンならまだなんとかなるかもしれない。 ただ暑いのは覚悟の上だけど。
7時40分くらいに駐車場を出発。 トレランとはいえ、普通に登山道の上り坂はきつくて走ることなんてできないだろうから、走れるところは走る感じの緩い目標のトレランで。 だけど軽装で荷物も重くないので、普段に比べてスイスいと登ることができる。

登山道には今までなかった案内板がいくつも出来ていた。 ヘリコプターから救助できる「レスキューポイント」というのが設置されていて、「レスキューポイント◯番 次のレスキューポイントまで◯分、前のレスキューポイントまで◯分、現在地の緯度経度」というのが書かれていた。 自分も一度冬場に遭難事故に遭遇したことがあり、ヘリが来たが、他にもそういう案件があったのだろうな、だからヘリ用のレスキューポイントが設置されたのだと思う。
この区間で自分より年上の夫婦のパーティーを抜かす。
東赤石山に向かって登山道が西と東に分かれる場所の手前に、沢を渡る木の橋があるのだけど案内板が出来ていて「木橋」と書かれていた。 ここまで50分くらいのコースタイムなのだけど30分弱で到着。

このままノンストップで西ルート、赤石山荘方面のルートを目指す。 ここから渡渉ポイントまでが今日の山行で一番きつい区間だった。 かなり急な登りがひたすら続く。 ガーミンで心拍をずっとモニタリングしていたが、この区間の最低が135くらい、最高が150くらいだった。 心拍を落ち着けることの出来る箇所はなく、ひたすらと登っていく。
登ること30分、ようやく最初の渡渉ポイントに到着。 ここの水で腕と顔を洗ってリフレッシュ。

ここからは傾斜は緩やかになって、心肺機能的には楽だった。 次の渡渉ポイントまで20分程。
渡渉ポイント超えてから、赤石山荘までは15分くらい。

赤石山荘の写真を取って、東ルートとの合流方面に向かってトラバースで歩いていき、最後は山頂に向けてまっすぐ登っていく。 山頂に着いたのは9時33分だったので、1時間55分くらいで登れたことになる。
山頂直前の赤石越で、自分より若い夫婦を抜かした。
山頂で写真を撮って赤飯おにぎりを食べて休憩。

さて、これから西赤石山に向かって縦走をする。 まずは八巻山の岩場を歩く。
八巻山までは一瞬で到着。 東赤石山山頂を出発してから、10分で到着してしまった。
そこから石室越までも岩場を歩くのだけど、どこでも歩ける感じなので、何度かルートを間違えて引き返したりしながら歩いていく。 石室越までは30分ほど。

そこから西赤石山までは縦走ルートなので、それほど険しいアップダウンはないのだけど、前赤石山付近は岩場なので全く走ることが出来ず。
前赤石山を超えて、物住頭までは緩やかな場所もあったので走ったりしながら進む。 途中で前から男性2人組のパーティーとすれ違った。

そこから先は、コースはさらに緩やかになる。 コルを通過し、西赤石山への登りの途中で、ソロの男性に追いついた。 抜かす時ちょっと会話しながら一緒に歩いたのだけど、自分と同じく筏津から登ってきたらしい。 まだ11時くらいなのに、もうこの付近にいるということは、早朝から登っているのか、歩くのが相当速いのだと思う。 少し話して一緒に歩いていたが、走れそうな区間に出たので別れを告げて自分は軽く走っていく。
すぐに西赤石山に到着。

山頂では休まずに、そのまま一気に下っていく。 この下り区間では全部で10人くらいは遭遇しただろうか。
東山、銅山越を経て、別子銅山の集落跡地をジョギングしながら下りていく。 明治~昭和中期までは鉱山が営業中で、ここには何千人も住む村があったとのこと。 今では建物の石垣がかろうじて残っているくらいで、家や建物は全く残っていない。 この辺りが活気づいていた頃を見てみたいが、全国どこの鉱山でも似たような状況だったのだろう。
歴史というほど昔ではないけど、数十年前に思いを馳せながら、ダイヤモンド水で体を冷やして、日浦登山口まで下山した。 この「日浦登山口」だけど、以前はこの名称だったはずだけど、今は看板などでは「旧別子登山口」という名前になっていた。 道路標識もそうだったので、これが正式名称なのだろう。 たった数年だけど、名前が変わっていくので、新しい名前に対応していかなくては、今登山をしている人には伝わらなくなる時代が来るだろう……

登りは筏津抗から、下りは旧別子登山口に下りたので、これから筏津抗まで戻らなくてはならない。 以前この区間を歩いたことがあって距離は5kmとわかっている。 普通の県道なので道路は舗装されている。 そして旧別子登山口の方が、標高が835m、筏津坑が664mなので、170mくらい下ることになる。 距離は約5kmなので、下りっぱなしの5kmなのでジョギングでもけっこう楽だろう。
そう思って走っていったが、登山後でも走ること自体は特に問題はなかったのだけど、晴天で日差しがかなり暑かった。
筏津坑に到着した時、飲み物は残り300mlくらいだった。 アクエリアスを2本飲み干し、3本目。 途中の水場「ダイヤモンド水」でも水を飲んでいるので、1.5Lくらいは消費しているんだな。 もっと暑い時期やもっと長い距離だったら1.5Lじゃ足りないから4本持たないといけないなぁ。
汗ふきシートで汗を流して、水道で手や顔を洗って一息着く。 筏津坑の駐車場には何度も来たことがあるけど、名前の通り坑道があるのは知らなかった。 20mくらいだけど内部が公開されているようなので見に行ってみた。
昭和初期には坑道をはるかしたまで掘り進め、いま走ってきた旧別子の坑道と地下で繋がっているらしい。 なので距離にして約5kmくらい繋がっている地下道を作っていたなんて、昔とはいえ技術力はすごかったんだなぁと思い知る。

帰りは大永山トンネルを抜けて新居浜市方面に向かう。 途中眠くて「マイントピア別子」に立ち寄る。 三連休なのでここは大賑わいだった。 自分も一度くらいトロッコ列車に乗ってみたいが、混んでいない時に乗りたいなぁと思っているが、もう思い始めてから10年以上経っている……
帰りは新居浜ICから高速道路へ。 豊浜SAに寄ったら、休憩所のベンチに見たことのある服を着ている集団がいた。 近づいていったら、なんと三女と一緒に少年野球チームで活動していた選手が、今は硬式野球チームに所属しているのだけど、そのチームのメンバー達だった。 なので、同じ学校の子も2名いて、その保護者もいて「こんなところで偶然!」と盛り上がった。
16時過ぎに帰宅して、風炉に1時間くらい入り、18時からは三女のテニスへ。 テニスコートに送っていっただけで、その後は妻と夕飯の買い物をし、家で夕飯を食べて、終わる30分くらい前にテニスコートに戻って練習を見学していた。
夜は疲れすぎて22時過ぎには就寝。 久々の登山は秋晴れで気持ちよかった。
本日のコースタイム
筏津抗登山口:07:37
瀬場谷分岐:08:05
第一渡渉ポイント:08:35
第二渡渉ポイント:08:56
赤石山荘:09:12
東赤石山山頂:09:33-09:47
八巻山山頂:09:58
石室越:10:28
物住頭:10:51
西赤石山山頂:11:14
東山:11:45
銅山越:11:53
ダイヤモンド水:12:18
旧別子登山口:12:35
筏津抗登山口:13:04