【愛媛】瓶ヶ森

雪今日は瓶ヶ森登山。 昨日からの雪で、山では雪が期待できそう。
4時半起床、4時45分出発。 高速道路で西条を目指す。 途中、仮眠する可能性も考えて、分厚い毛布は積んできた。

高速の案内標識には「伊予~大洲 雪通行止め」の案内が。 やはり雪は降っているのか。
西条で下り、コンビニに寄って、石鎚山ロープウェイを目指す。

県道12号線に入り、石鎚山ロープウェイまであと4kmくらいのT字路付近から、雪が積もり始めてきた。 ただ、この程度の雪ならスタッドレスも履いてるし安心して走れる。

石鎚山ロープウェイの駐車場を通過し、西ノ川を目指す。 だが、ロープウェイを過ぎたら車のタイヤ痕が残っていない。 ここから先は誰も行かないからなぁ…
スキー場駐車所前 スキー場駐車場先1 スキー場駐車場先2 雪景色

このまま雪が降り続くだろうし、行きは良いけど、帰りが……って可能性も考えて、ロープウェイの駐車場に駐車することに。 管理人のおじさんがおしゃべり好きなので、準備しながらいろいろと会話してた。 今年の初めに石鎚山に来た時もいろいろ話してたな、そういえば。

駐車料金500円かかるが仕方ない。
準備をして出発。 名古瀬登山口を目指す。 予定では工事現場の空き地に駐車する予定だったので、20分ほど多く歩くな。

工事現場の空き地を通り過ぎる。 雪道は続く。 ここから先は砂利道なのだが、雪が積もってるのでアスファルトなのか、砂利道なのかよくわからない。
本来の駐車場 登山口に向けて つらら 赤い谷

そして、名古瀬登山口に到着。 先日購入した12本爪アイゼンにもなれないといけないし、ここからアイゼン付けていこうか。
名古瀬登山口

さっそくアイゼンを装着して登山開始。 まずは少し急な道が15分ほど。 一度林道に合流して、またすぐ山道へ。
そこから先も普通の山道が続いて、十郎アレというところから、標高差150mほどのグネグネ道を登って、常住に到着。
木橋 常住

ここは風が吹き荒れているので、少し進んだ登山道の途中で休憩。 それにしても雪が凄いなぁ。 山頂まで上がれるのだろうか? 少し心配だ。 それと、アイゼンのカカトの部分のストッパー、それが当たって、左足のかかとが非常に痛い。 なんとかずらしたいのだが、靴の関係で無理だろうな。 急傾斜でめちゃめちゃ当たる。 なるべく、左足には頑張らないでもらおう。

少し休憩して、先に進む。 ここからは普通の登山道を少し進み、枯れ沢を少し進む道だったはず。
水場を通過して、枯れ沢の道に入った。 まぁアイゼンつけてるので滑ることもなく、すぐに鳥越に到着。
水場 枯谷 鳥越

ここでも休憩する。 ここから先はかなりの急傾斜だった記憶がある。 去年の夏、会社の人とこのルートから上がってるが、その時は1時間15分かかっている。 この道を歩くのは2回目。 前2回は、子持権現山方面に行ってしまったので…

さて、気合いを入れて登ろうか。
鳥越から先の道

出だしは、それほどの傾斜ではなく、順調に進んでいく。 途中、倒木が2か所あり、その辺りから歩きづらくなってきた。
雪の量が増えてきた。
登山道 登山道 登山道

しばらく歩き、鉄のハシゴが出現。 慎重に登ったあとから、このルートの真骨頂。 まさに谷を直登していくような感じ。 傾斜はかなり急。 雪で歩きにくい。
鉄のハシゴ

これは……息が上がるな……

苦しい山道に苦戦しながら、なんとか登り切り、笹地帯までやってきた。 ここから瓶壺まではすぐだ。
雪景色 雪景色 雪景色

瓶壺に到着。 少しくらい凍りついているかと思ったが、瓶壺からは元気よく水が流れていた。 寒すぎて、水に触れる気もせず……
瓶壺 雪景色 瓶壺

風と雪をしのげる場所も無くなってしまったので、その場で少し休憩。 エネルギー補給でチーズを食べた。 最近、山でチーズにはまっている。 味は美味しいし、カロリーもけっこう高いと思う。 1ピースあたりの単価を計算したら、普通のチョコとかに比べたら高いかもしれないけれど…

さて、山頂を目指そうか。 行きは白石小屋を経由して、東ノ川に向かう方面から登る。 前の1回に、同じルートで登っているはずだが、全く道を覚えていない。 まぁここまで来てしまえば、車で来る人も多いから看板は整備されているだろう。

雪景色 雪景色

誰もいない白石小屋を通過し、東ノ川分岐を通過し、山頂に向かう道に。 これがけっこう長い… 雪+風で、前方があまり見えないのが唯一の救いか?
白石小屋 登山道

しばらく歩き山頂が見えてきた。 山頂が見えると、距離がわかって逆につらい。 そして山頂到着。 山頂の看板は風になぎ倒されていた。 風が寒くて看板を直す余裕は無し…
瓶ヶ森山頂

山頂の写真だけ撮って、男山を目指す。 こちらから下りて、また瓶壺を目指そう。
凍てつく看板 壮絶な世界

男山までは、木々が多い茂って、膝をついて歩かないと通れないような個所が2か所くらいあっただけで、問題なく到着。
男山山頂

瓶壺先の、風がしのげるところで休憩したかったのだが、予想外に体力を消耗したので、ここで休憩。 立ちながらだけど、パンを食べて栄養補給。 この寒いのに、もうお茶を1Lくらい飲んでしまった。

そして、そろそろ手袋が限界に。 今は、インナー用として、薄い手袋、アウターとして、防滴の手袋の2枚重ねなのだが、瓶壺への登りで、結構手を使って登ったし、木々に積もった雪を手でよけたりしていたので、防滴の手袋ではそろそろ限界。 インナーが湿ってきた。 そして湿ってくると、指先が凍りつきそうになる。 冬は、指先には特に気を配らないといけないし…

ということで、3つ目の手袋を装着。 これが最後の手袋、というか、最初からこれ付けてればいい話なんだよね。
スノボで使うような、登山の手袋を持ってきているので、それを装着。 指先の温度も一気に回復。
指先の器用さは失われるけど、暖かいなぁ。

林道分岐まで下りてきて、瓶壺を目指す。 少し歩き、瓶壺に到着。 そのまま通過し、急な下りに入る。 下りは、より慎重に歩かなくては。
貴重な晴れ間 クリスマス1日後だけど 瓶ヶ森

1時間程度で、鳥越まで到着。 かなり疲れたので、ここで休憩しよう。 時刻は15時前。 登りに、予想外に時間を使ってしまって、下りてくるのが予定より1時間ほど遅くなった。 あと2時間もかからないで、登山口までは下りられるので大丈夫だろう。 登山口から先は、車も通れる道なので、まぁ大丈夫だろう。 そんな時間までかかりたくないけど、ライトも持ってるし。

まずは常住まで。 枯沢を下っていき、普通の登山道へ。 すぐに常住には到着。 さっき休憩したばかりなので、ここはそのまま通過。 十郎アレを下っていき、林道まで到着。 行きより、雪が少なくなってきていて、アイゼンが非常に歩きにくい。 もうはずしたかったのだが、外す=休憩になるので、登山口まではこのまま行くか。 あと15分ほどだし。

そして、16時5分、登山口に到着。 足が疲れたなぁ…… アイゼンを外して、今は雪も止んでいるので、手袋も帽子も外してザックの中にしまう。 あとは1時間弱の林道歩き。

林道を歩いていき、もう少しで本来の駐車地点というところで、凄い雪が降ってきた。 風も吹き荒れてとても寒い。 手袋はさっきしまってしまったのだが、インナー手袋を胸ポケットに入れてあったのでそれを装着。 帽子はないが、上着のフードがあるので、それをかぶって歩く。 車まではもうすぐだ。

ちょうど、最終のロープウェイが到着したばかりで、人がたくさんいた。
止めておいたオレの車は雪が積もっていた。
石鎚山方面の小ピーク 誰かが作った雪だるま 雪の積もった車

なるべく車の中を濡らしたくなかったので、そとで着替えて車に乗り込む。
今日は1人も登山者と会わなかったな…

休憩含めて、往復10時間の山行。 予想外に時間がかかって、あと30分ほど遅かったらヘッドランプが必要になった。 時期的にも時間の遅れは命にかかわることになると思うので、もうちょっと綿密にスケジュールを練らなくてはいけないな。

帰りは、T字路過ぎて2kmくらいの所までは雪が積もっていたが、そこから先は、ただの濡れた路面。

しかし帰りの高速がひどかった。 松山から西が完全に通行止め。 高松方面は、川之江から先が雪のため50km規制。 先頭には除雪車か、凍結防止の作業をしてるのかわからないけど、両車線を作業車がふさいで、50kmくらいで走行している。帰りに時間がかかり19時半くらいに帰宅。

これで年内は登り納め。 次の登山は1月3日の石鎚山の予定。 あくまでも、予定ね。

本日のコースタイム
07:11 石鎚山スキー場駐車場
07:31 本来の駐車地点
08:04~08:21 名古瀬登山口
09:25~09:35 常住
10:27~10:35 鳥越
11:54 瓶壺
12:43 瓶ヶ森山頂
12:59~13:04 男山山頂
13:43~13:48 瓶壺
14:45~14:52 鳥越
15:30 常住
16:05~16:20 名古瀬登山口
17:05 石鎚山スキー場駐車場

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