高知龍馬マラソン2023

曇り高知龍馬マラソン2023当日。 朝5時半に起床。 目を覚ますのと体を温めるため、部屋の風呂にお湯を張る。 その間に朝ごはんを食べる。 昨日購入しておいたおにぎりとバナナ、高松から持ってきた蒸しパン。 inゼリーはレース前に飲む。 風呂に入って、ゆっくりと体を温める。

今日のレース前のスケジュールはいつもより余裕がある。 それはホテルから会場までが徒歩10分くらいで行けるから。 荷物預けが8時15分まで、ランナー整列が8時半まで。 なので、7時50分くらいにホテルを出れば余裕で間に合う。 ウェアに着替え、上はダウンジャケットを羽織り、下は重ね履きのズボンを履く。 右足小指には剥がれにくい絆創膏、両乳首には普通の絆創膏を貼る。 今まで気にならなかったが、最近乳首には絆創膏を貼る。 昨年の福知山マラソンで、雨で濡れたウェアが皮膚に密着し、ちょうどゼッケンの安全ピンの場所が乳首に当たる場所で最終的には血が出てきたので。 途中で捨てられるように軍手、手袋だともったいなくて捨てられない…… 今日は寒くなさそうなのと、10kmやハーフに比べたらペースが遅いので耳の中も痛くならないだろうと思ってニット帽でなくキャップ。 タイツはなし、アームカバーもなし。
帰りに風呂に入るかもしれないので着替え一式と、雨のレースになるかもしれないのでゴール後に履く靴。 荷物はこれくらいで準備OKと思って7時48分くらいにホテルを出発。

朝の繁華街の通りは日曜市というのをやっていて、屋台の列が数百メートル続いていた。 いちおう屋台の中を歩いて店を見ながら行ったが、レース前だし買うものはない。
日曜朝市

今回自分はBブロック。 S~Cブロックの手荷物預けは高知県庁。 Dブロック以降は城西公園となっている。 高知県庁に行く前、高知城のお堀の東側に公衆トイレがあったので、そこに寄っていく。 全然人がいなくて良かったが、今回時間がたっぷりあったから、ホテルでトイレに何度も行っているので大丈夫だとは思う。

高知県庁に到着し、荷物預ける前にもう一度トイレへ。 上着を脱いで、ダイソーのレインコートを羽織って荷物を預け準備万端。 Bブロックの整列の場所まで歩いていく途中に、トイレがあったのでまた寄っていく。 時間に間に合えば何度トイレに行ってもいいような感じがする……

Bブロックの列に並んでしばらくして列が動き出した。 30分までに並ばないといけないとアナウンスされていたが、ブロックが閉鎖されてる様子はなかったように感じた。 先頭がSブロック、次がA、自分たちはその次のブロックだ。 Sブロックがスタート地点に着く前に、ファンランというのが開催されるらしく、それがスタートしたあとに、Sブロックがスタート地点についたようだ。
そしてオープニングセレモニーが始まった。 普通ゲストたちはスタートゲート付近、先頭付近にいるはずなのだが、今回のマラソンではゲストたちの台はBブロックにあって、自分のすぐ真横、3mくらい先にゲストがいる。 なのでゲスト紹介やトークも非常に楽しむことができてよかった。 普段だと姿が見えず声だけしか聞こえてこないので、あまり面白くないが、近くにいるとこんなに面白いとは。
間寛平や稲村亜美がゲストでいたが、自分的には瀬古利彦さんをすぐ目の前で見ることができたのがよかった。

そして、このオープニングセレモニーを楽しんでいる間に、重要なことを思い出した。 inゼリーを飲んでいない。 手荷物から取り出すのを忘れたわけではなく、ホテルの冷蔵庫に入れっぱなしだった。 今の今まで気付かなかったので、まぁいいか。 手荷物から出し忘れなら悔やむけど、そもそもホテルに忘れたのなら悔みようがない。

最近のフルマラソンだといつもそうなのだが、整列前に何度もトイレに行ったのに、スタート直前の今になって、またトイレに行ってもいいかなと思うくらいには尿意を感じている…… だけど、もう行く場所がないので走り出してから行くしかない…… スタート直前になって、ゴミ回収の人が横を歩いていたので着ていたレインコートを捨てる。
そしていよいよスタートとなった。 自分の今回の目標は3時間19分59秒を切ること。 自己ベストはとくしまマラソン2019の3時間15分14秒だが、それは多分無理、シーズンベストは福知山マラソンの3時間26分20秒だが、3時間20分切りは、自己ベストの1回しかやれてないので、今回は3時間20分を切りたいという強い思いがある。 1月の10km、2月のハーフマラソンと、自己ベストを大幅に更新していて、今回目標のタイムを出すにはキロ4分40秒でいいので、そのペースは別に速いペースじゃないので、行けるだろうと思っている。

スタートの号砲がなって、皆走り出す。 ついに高知龍馬マラソン2023が始まった。
セレモニーの時からポツポツと雨が降り出していて、今は非常に弱い小雨のような感じ。 そんな天気だが、気温は全然低くなくて全く寒くないのが助かる。

出だしは混雑しているので、無理に抜かしたりせず周りのペースに合わせて走っていく。 出だしは普段「これは遅い」と思っていても、自分が思っているペースより速いことが多い。 すごい楽だなぁと思いながら走って1kmを迎える。 遅いとは思っていたが、体感とのズレがあるから、4.50くらいかなと思っていたが、なんと5.03もかかっていた。 これは楽なわけだな…… いくらなんでも目標があるのでキロ5分じゃまずいと思って、そこからはもうちょっとペースを上げて走っていく。 次の1kmは一気に上がって4.35。 そのままペースを維持して3kmが4.34。 この付近で前に大集団があって、大集団の先頭は「3時間30分」のペースメーカーがいた。 サブ3.5の集団はキロ5を少し切るくらいのペースでいくだろうから、自分の考えているペースよりは遅いし、大集団なので給水も危険で難しい。 この大集団はさっさと交わして前に行く。

ちょっとペース速すぎるかなぁと思いながら走っていくが、別に呼吸が苦しいわけではないので、そのままでいいかと思って走っていく。
走っていくが、スタート前に気になった尿意がやっぱり気になるので、トイレに寄ることに。 7.2kmのエイドの最初のテーブルの直前にトイレがあったので、そこに寄る。 トイレは空いていて待ち時間ゼロ。 時間測ってないけれど、30秒くらいのロスだろうか?
ロスした分を取り戻さないといけないなぁと思ってスピードを上げて走る。 トイレに行ったけれど、この区間が4.54だったので、実質4.25くらいか? 結構ペースが上がってしまった。

8.5kmくらいで、カーブの関係で右側を走っていたら「○○さん?」と自分の名前を呼ばれた。 横を見ると男性ランナーだったが、誰だか分からなかった。 「ブログ見てます、調子良さそうですね」と言われたけど、頭の中は???ばかりで、空返事になってしまった。 知り合いランナーでこのブログ知ってる人あまりいないような感じがするけど、もし知り合いだったらごめんなさい。 知り合いじゃなくてもそっけない返事でごめんなさい。

8.8kmくらいで国道32号線を右折していく。 10kmのトンネル手前には給食のあるエイドが出現。 予めコースマップでチェックしていて、ここには「梅干し」があると書かれていたので取る。 が、和紙みたいな紙に包まれていて何だか様子が違う。 すぐ先のテーブルにはミニトマトがあったが、今取った梅干しが食べたいのでトマトは取らず。 そして「梅干し」を食べようと包を開いたら、餅みたいな和菓子だった…… これは「梅干し」ではなく「梅不し」という全く別物だった。 ちゃんと細い字まで見なかった自分が悪く、提供してくれたメーカーは悪くないのだが、かなりショックを受けながら梅不しを食べて走っていく。

10km地点はトンネルの中。 トンネルを抜けて畑の地帯を走っていく。 昨日下見しているので、この道は右にカーブしていき、さらに左にカーブしていくときに上り坂になってトンネルに入ることを知っている。
右に曲がるカーブの付近を走っていたら、前方を走っていた2人が突然話し出して「この前もマラソン大会で会いましたよね、今日はどれくらいのタイム目指しているんですか?」「3時間20分切れたらいいな」「私は3年前の高知で3時間09分だったけど、それから調子悪くて今日は3時間半です」「このペースで今ここだったら余裕じゃないですか」というような話を聞きながら走っていく。 1人は3時間20分なので自分が目指しているタイムと同じだ、この人を目標の1つとして走っていこう。 と思いながら走っていたが、その人は思っていたより速くて、後ろについて走ることはできなかった。 が、それほど速すぎるわけではないので20mくらい前方を走っているような感じで、一応視界には入っている。
この辺りで雨は気にならなくなってきた、つまり止んだのだと思う。

13kmくらいで道路を右折し、浦戸大橋に向かって走っていく。 途中にある高知新港という場所には巨大な5連クレーンみたいなのがあって、こんな重機保有するのにどれくらいお金かかるのだろう、使う頻度は低そうだけど日本に数台しかないのかな、とか思いながら走っていく、昨日運転している時にも同じようなことを思っていたのだが。

15.1kmのエイドではチョコレートが出現。 食べたいので鷲掴みにして取ったら、数個でいいはずが10個くらい取ってしまった。 周りの人に配るわけにも、捨てるわけにもいかず、その先にあった、水の給水テーブルに置いていく。 給水係の人も、こんなところにチョコレート置かれても困るだろうけれど…… 元の箱に戻すわけにもいかず、食べるわけにもいかず、おそらくゴミ箱に捨てられたと思うが。 このチョコレート取りすぎ事件が35kmのエイドで仇となる。

7.2kmでトイレに行ったのに、またトイレに行きたくなってきた。 なんかフルマラソンではトイレに2回行くのが当たり前になってきてしまっている…… 浦戸大橋の前にトイレに寄ろうかどうしようか迷いながら走っていく。 18.9km地点のトイレの看板に「次のトイレ3.3km」と書かれているのを見て、トイレ行くとしても浦戸大橋が終わってからだ、と思った。

そして浦戸大橋に突入してく。 4年前の日記にも同じことが書いてあったけれど、昨日車で走った時にはかなりの傾斜に感じた。 だが、自分の足で走ってみると、車で感じたほどの傾斜ではない。 自分は体重が軽いからか、結構軽快に走って行けて、ランナーもどんどんと抜かせる。 先程マークした3時間20分を目指している人にも追いつき、さらに追い抜いた。
19~20kmは思っていたよりタイムが落ちず4.42、次の1kmはちょっと上りが含まれているがほぼ下りなのでもっとタイムが伸びると思ったが4.36だった。

浦戸大橋を下りきってから中間点を迎える。 結構ハイペースで走ってきているので、「タイムも期待」と思ったが、1.37.12だった。 もう少し速いと思っていた。 パッと数字を2倍にすると、3時間14分と結果が出てきた。 後半全く同じペースで行けたら、3時間15分をギリギリ切ることができる。 ただ、後半同じペースで行けるかな……

自己ベスト出した時のハーフ通過が、1時間38分48秒。 それとそんなに変わらないではないか。 その時は後半かなり上げて自己ベストが出せたのだけど、今ハーフを通過した時点で、後半これより上げるのが想像できなかった。 今でも結構ハイペースで走ってきているが、当時はそれに匹敵するペース、後半は今走った前半よりさらにペースを上げてたんだなと思って愕然とした。
ただ、目指しているのは自己ベストではなく、3時間20分切りというのを忘れないようにしなくてはならない。 前半キロ4分30秒台前半で来ていると思うので、後半はキロ4分50秒くらいまで落ちても大丈夫なはず。

そう思いながら走っていたが、22~23kmが4.41と、がくっと10秒くらいペースが落ちる。 呼吸は苦しくない、坂でもない、ただ前に人が少なくなってきているくらいなのだが。 両方のお尻が疲れてきているのは少々感じているので、叩きながら走ってはいるが、まだペースが落ちるほどは疲労していないと思う。
が、23~25kmまでの2kmが、4.38, 4.39となかなかペースが上がらない。 そんなで、25~26kmで4.44とまた一段落ちた。 今回は明らかに足が動かなくなっているのを感じて、これはこのまま一気にペースが落ちていって、苦しい走りになるのか?と不安がよぎる。

だが、なんとか粘って26~29までを4.45, 4.47, 4.54と、なんとかキロ5は死守する。 が、29.4km地点のトイレで気持ちが少し折れてしまった。 ずっとトイレ行くか迷った挙げ句ここまで引っ張ったけど、このトイレに寄って完全に立ち止まってしまった。 ここで40秒ほどロス。 29~30kmは5.31と大幅に落ち込む。

ここからが正念場だった。 トイレに立ち止まったが足は回復するわけでもなく、まだ12kmも残っている。 意図的に通算タイムは見ないようにしていたが、心の中では「まだ3時間20分切れるんじゃないか」と思っていた。 なんとか先程までのペースに上げようと努力するが、ペースはあまり上がらず。 苦しい走りのなか、30~35kmまでを、5.01, 4.59, 5.04, 4.58, 5.04と、5分前後で耐える。 しかし、疲労は徐々に溜まっていき、このペース維持するのでさえかなりしんどい。

ここまでのエイドは全て水分を取っており、20km越えてからはスポーツドリンク×2、水×1、かスポーツドリンク×1、水×2と、紙コップを3つ取っている。 それくらい体が乾く。
35.1kmのエイドではみかんを取った。 その前のチョコを取ろうと思ったが、取るのに失敗してしまったので…… 前半のエイドでチョコを取りすぎたので、今回は取りすぎないようにと指でつまもうとしたが掴めず……
みかんは丸ごと1つで、皮をむきながら食べて走る。 トンネル抜けてちょっと行くくらいまでみかんの美味しさを味わいながら食べる。 もうゴミ箱がないので、皮をその辺りに捨てるわけにもいかず、ポケットに押し込む。 ズボンは洗濯すればすむし。

36kmくらいになって、後ろからすごい足音の人が迫ってきた。 ちらっと見るとピンクのシャツに神戸の黄色い手袋をつけた50中盤くらいの男性だった。 どのくらいの位置だったかよく覚えてないけれど、序盤か中盤にもこの人と一緒のペースを刻んでいった記憶がある。 その人は自分の後ろにピタリとつく。 息もかなり上がっていて、その人も必死になって走っているのだと思う。 別に付かれても気にする余裕はなく、残る力を全て使ってゴールを目指している。 37km通過し、37.2km地点で「残り5km」の看板。 ここでようやく通算タイムを見る。 2時間56分ちょいで、残り5kmを25分じゃ足りない事が発覚した。 キロ5分より、1分30秒くらい縮めなくてはならず、そうなるとキロ4分40秒くらいで走らないといけないので、「これは無理だ」とこの時点でようやく3時間20分切りは不可能なことが分かった。
ただ、できる限りいいタイムではゴールしたいので、残り5kmを必死になって走る。 自分に余裕はないが、ついてきてるピンクのおじさんも全く余裕がない。

37.9kmの給水のゴミ箱でポケットに入っているものを丸ごと捨てる。 先程のみかんの皮や軍手。 余裕がなくてポケットのもの全部出して見ずに捨てたのでマスクも一緒に捨ててしまったようだ。

厳しい走りの中、残り3kmを迎える。 おじさんが「きつい」と叫ぶ。 自分はおじさんに「あと3km」と気合を入れ、自分も奮い立たせる。 残り2km、残り1kmと通過し、ラストの競技場までの上り坂に突入する。 自分は残ってる力を振り絞ってペースを上げる。 おじさんもほとんど変わらない差でついてくる。 そして、競技場へ入り、残り400mくらい。 第2コーナーくらいからラストスパートして、苦しいながらも全力でゴールする。

今回はゴールした瞬間はしゃがみ込みたくなるほどヤバかった。 そのまま芝生を誘導されて給水コーナーで、紙コップ3つ一気飲みする。 そして歩けず、芝生に膝をついて休憩する。 しばらくしておじさんがやってきた。 おじさん、競技場入る所まではついてきていたが、競技場入って一気にペースダウンしたみたいで、自分より10秒遅れくらいでゴールだったようだ。
おじさんと「36kmくらいからずっと一緒に走ってましたね、疲れましたね」と言ってお互いを検討し合う。

芝生の出口の前で計測チップを外し、出口で完走証をもらう。 コロナ後に開催された大会、今シーズン8レース目なのだが初めて紙の完走証をもらった。 今までもらうのが当たり前だったが、感染防止対策やら経費削減やらで、紙の完走証を手に入れる機会がなかった。 やはり紙でもらうのはいいなと実感した。 完走メダルやお土産品ももらって競技場の外に出る。

今回のタイムは3時間21分49秒。 目標には1分50秒届かず。 たった1分50秒、だけどそれは果てしない1分50秒だと、今日のレースでは感じた。
記録的にはセカンドベストだけど、全然満足できない結果に終わった。

荷物は少し離れた場所にある体育館に取りに行かないといけなかったのだが、そこが意外に遠くて、今日は足がかなりダメージを受けているので、荷物を取りに行くのがかなり苦痛だった。
荷物を受け取ってからは着替えもせずにマッサージブースへ。 10分ほどで自分の番が来てマッサージを受けることができた。 お尻とか太ももとか、足の裏側をやってもらって、少々回復したと思う。

それから写真撮影して、ようやく上着を羽織る。 着替えるのは面倒なので、もうこのままでいいや…… 飲食店ブースで唐揚げを購入し、高知農業高校だろうか、高校生から牛乳をもらって体を癒やす。

帰りにバス乗り場の反対側にある温泉に寄っていこうかなと思っていたけど、休んでいたら空が暗くなってきて突然強風が吹き始めたので、天候悪化したら温泉からバス乗り場までずぶ濡れだなと思って、温泉に行くのはやめてしまった。 ホテルで入ればいいやって思ってしまって……

なので、高知駅方面のシャトルバス乗り場まで歩いて行く。 このバス乗り場がまた遠くて、500mくらい歩いたような感じがする。 バスに乗ったら疲労困憊でウトウトと。
バスは県庁前、大橋通、はりまや橋の前、高知駅と止まっていく。 ホテルは「大橋通」が一番近いのでそこで下車。 ホテルに向かう途中にひろめ市場があるので、お昼でも食べようかなと思って中に入るが、ランナー以外のお客さんで普通に混んでいて、席を確保するのが大変そうだったのでやめる。
すぐ横にある「土佐黒潮市場」というところでお昼ごはんにする。
値段忘れてしまったが、カツオのたたき定食が1,500円くらい、生ビールが500円くらいだったような記憶。
カツオのたたき定食

お腹いっぱいになってホテルに戻る。 が、大浴場は16時から。 大浴場に入れるようになるまで、まだ時間があるので、もう部屋の風呂でいいやって思って、浴槽にお湯を張って、とりあえず1時間くらい風呂に入りながら寝る。 1時間くらい寝たらだいぶ体力は回復、足は回復していないが。

ある程度疲れも癒えたので、16時過ぎにホテルを出て、高知城に行ってみることに。 前回行っているはずなのに全然覚えていない。 高知城の公園に着いたのが、16時25分くらい。 天守閣の案内板には「閉園17時、最終入場16時半」と書かれている。 元気なら上まで走って5分で辿り着けそうだけど、レース終わった後の今の状態じゃ無理だ。 別に天守閣に入らないでいいやって思って、三の丸まで歩いて散策してきた。
高知城

その後、目の前にあった「高知歴史博物館」へ。 高知の歴史や山内一豊について学んできた。
高知歴史博物館

夜ご飯を食べないといけないが、もうこれ以上歩き回りたくないので、商店街で見つけた「室戸屋ジロー」というお店へ。 入ったときはガラガラだったのに、1時間もしないうちに満席になって、新しいお客さんは断られていたので、早めに入ってラッキーと思った。 疲労しすぎてビールは2杯しか飲めなかった、色々食べて4,000円くらいの料金だった。

ホテルに戻って大浴場で体を暖めて、21時位には寝た。


今回の高知龍馬マラソン、正直なめていた。
11月の福知山マラソンで思っていたよりもいい結果が出て、12月のハーフ、1月の10km、2月のハーフと、いずれも大幅な自己ベストでこのマラソンを迎えた。
なので、目標は余裕でクリアして、来月のとくしまマラソンで自己ベスト、などと思っていた。 だが実際走ってみると、ハーフまでの距離は対応できていたかもしれないけれど、フルはやはり別物だなと感じた。
最近はガーミンの指示通りの練習プランでやっているが、長くても12kmくらいしか走っていないので、距離耐性がないのを実感した。 絶好調だった2018-2019シーズンを思い返してみると、月間200kmを10ヶ月くらい連続で走っていた。 11月は188km、12月は189kmと走ってきているが、1月は140km、2月は今日の42kmを入れて133kmなので、やはり距離が足りないんだなと思った。
幸いなことに、とくしまマラソンまでは丸1ヶ月あるので、ガーミンの指示を無視してでも、距離を伸ばす日を入れながら、とくしまマラソンで自己ベストの目標は変えずに頑張りたい。
だけど、今日走って改めて実感したけど、自己ベスト出した時、よくあのタイムで走れたな、と疑問に思う。 後半の悪天候での追い風区間もあったけれど、それでもあのタイムは信じられない。

本日タイム、1km毎はガーミン計測、その他は公式記録より

高知龍馬マラソン2023」への3件のフィードバック

  1. 龍馬マラソンお疲れさまでした。高知市在住のHyama(数年前に1度コメントしました)です。
    初めてお会いしました。驚かせて申し訳ありません。
    数年前に龍馬マラソンを走られた時のタイムからお名前がわかってまして,さらに今回はゼッケンのナンバーも覚えていたので,つい声を掛けてしまいました。
    ホントに丁度すぐ横を抜かれて行ったので,あっ!と思って。笑

    直近のハーフのタイムが凄かったのでPBかと思いきや,そうではなかったのですね。
    最近のトレーニングを拝見して,私も刺激をいただいています(もう59歳と歳ですが・・苦笑)。

    私は3時間25分切りのPB更新を密かに狙っていた(実は自信満々でした)のですが,今回,初めて調整大失敗というか体調が良くなかったのか(3w前の30km走は過去最高に良かったのですが),脚が過去最高に攣ってしまい30km過ぎで大撃沈でした。
    ウルトラマラソンでも歩いたことないのに,公式のレースで初めて歩いてしまいました。
    疲労抜き過ぎて脚が軽すぎた感じもします。
    フルの調整ってスピードとスタミナの両方が必要なので難しいですね。

    マラソンと山行とロードバイクと共通の趣味が多くて同じ四国ということで,楽しみにブログを拝見しています。
    特に最近のトレーニングはかなり参考にさせていただいています。
    また遭遇したら声かけますね。(^_-)-☆

    • コメントありがとうございます。 レース中は愛想なくてすみませんでした、誰だろう?というのが強すぎて…… 名前覚えていただいて光栄です。

      フルマラソンって難しいですね…… 私も今回はちゃんと最後まで思い通りに走れる自信があったのですが、あんまりでした。
      コロナ禍で走るのを辞めてしまった人が何人もいるので、空白の3年を経て、こうして大会に出られること、一緒に大会を走る仲間がいることを喜ばしく感じます。

      最近、日々のトレーニングはガーミンに指示された内容をやっているだけですが、自分で練習組み立てていた時にはやってなかった閾値走とか、超ハイペースでの短時間走はかなり刺激になります。
      だけど、指示されてるだけじゃなく、やはり自分の課題に合わせたトレーニングも考えないといけないのかなと、今回のレースで思いました。

      来年の高知は出るかまだわからないのですが、もしタイミング合えば、レース当日の朝とか、前日受付のときに会いましょう!

      • 早速の返信ありがとうございます。
        また,龍馬マラソンに出ることがありましたら,事前にコメントに書き込みします。
        是非,トレーニングで目標タイムの更新をしてください。

        私も自鯖でblogしていて,本職の方に見ていただくのは,セキュリティーとかなってなくて恥ずかしい(しかも大昔のCentOS5.0から更新できていないしblogのcgiも・・)し,ツッコミどころ満載かと思いますが,「My Diary Hyama」とかで検索していただくと出てくるかと思います。
        お暇な時に見ていただければ幸いです。

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