とくしまマラソン2026

晴れのち曇り朝4時半に起床。 アラームよりだいぶ早く目が覚めてしまったが、もう一度寝てもまた30分後に起きないといけないので、もう起床することにする。
起床してすぐに、赤飯のおにぎりとイチゴスペシャルを食べる。 イチゴスペシャルは甘くてかなりきつかった。 カステラも持ってきてあるが、お腹いっぱいで食べられそうにないので、今は食べずにレース前に食べようかな。
シャワーを浴びようかと思ったが、どうせレース中はキャップかぶるし、汗だくになるので、シャワーは浴びないでいいか、今寒いわけでもないので。

5時45分くらいにホテルをチェックアウト。 とくしまマラソンの臨時駐車場に向かう。 臨時駐車場は何箇所か用意されているが「イオンモール徳島 第二駐車場」にすることに。 こちらは700台停めることができ、用意されている駐車場の中では一番大きい。
6時10分くらいに駐車場に到着。 この時点で駐車場には130台くらいの車が停まっていた。
必要な荷物を準備してレース用の靴を履いてスタート会場行きのシャトルバスに乗り込む。 忘れ物があった場合、再びこの駐車場に戻れるのかわからないため、忘れ物がないように念入りに確認した。

6時半頃、スタート会場に到着。 スタート会場では県庁に隣接している「徳島グランヴィリオホテル」という場所が男女の更衣室として利用することができる。 ホテルの中は暖房が効いていて温かい。
スタートは9時、荷物預けが8時半まで、整列が8時40分までで、現在時刻は6時半なので、まだかなり余裕がある。

男子更衣室の端の方に荷物を置いて、まずはトイレへ。 トイレもホテルのトイレを使えるのですごい綺麗。 個室が3つ、小便器が7つくらいあった。
トイレを済ませたあとは、スタート会場に行ってみることに。 まだほとんど人はおらず、スタッフが準備をしていた。 ガラガラのトイレ群があったので、今ホテルのトイレに行ったばかりだけどもう一度トイレに行くことに。
できる限りお腹の中を軽くしておかなくてはならない。 トイレが終わった後、スタート前給水でポカリを一口飲んだ。 今はまだ7時だけど、マラソン中にトイレに行きたくなる問題があるので、この一口がレース前最後の給水となる。

再びホテルの男子更衣室に戻って時間を潰す。 暖かい部屋のカーペットの上で待機できるのは非常にありがたい。
7時50分くらいになり、荷物を持って更衣室を後にする。

スタート会場に移動したが、三度トイレへ。 もうこの時間はトイレには30名近く並んでいて、個室に入るまで20分くらいはかかったと思う。 だけど時間に余裕があるよう、前もって行動しているので焦らない。
トイレを済ませて荷物預けへ。 今着ている上下の上着を脱ぎ荷物の中に入れ、代わりにダイソーのレインコートを着用する。 それほど寒くないので助かった。
荷物を預けてから、スタートエリアへの整列。 自分はSブロック。 とくしまマラソンは先着800名までの「アスリート枠」というのがあって、男子は3時間半以内のタイムを持っていれば応募できる。 3時間を切るタイムを持っている人は「SSブロック」、そうでない人は「Sブロック」となる。 アスリート枠にエントリーしてない人は2時間台のタイムを持っていても「Aブロック」となる。
自分はとくしまマラソンエントリー開始直後に申し込んだのでアスリート枠が残っていた。

8時40分からスタートセレモニーがあり、9時スタートとなる。
今回のとくしまマラソンは、吉野川沿いのコースでの開催が最後となり、次回からは鳴門方面を走るコースに変更になる予定らしい。
とくしまマラソンは、コース自体はずっと川沿いなのでつまらないが、自分的には2017年に初めてサブ4し、2019年に出した自己ベストは4年半もの間君臨した記録なので、何気に相性の良いコースである。
このレースでは、どこまで行けるか未知数だが、キロ4分15秒のサブ3ペースで突っ込む予定になっている。 あわよくばサブ3といきたいところだが、今シーズンのハーフマラソンが1時間28分14秒と1時間28分17秒なので、そのタイムを見るとサブ3はどう頑張ってもできそうには無い。 どこまでそのペースで走れるかを確かめるために、今回は無謀とも思える挑戦をする。
サブ3ペーサーはSSブロック後方からスタートで、グロスタイムで走るので、ペーサーにはつかない。 ペーサーにつくために序盤無理しないといけなくなるので。

レースの格好は、高松トライアスロンの赤Tシャツ、ミズノのマルチポケットパンツ、スポーツデポの5本指ソックス、ナイキのキャップ、靴はアシックスのハイパースピード5。
ジェルは「アミノサウルス エリート04」「モルテン Gel100 Caf100」の2本。 ジェルを入れるためにマルチポケットパンツにしてあるのだ。

スタートの号砲で、とくしまマラソン2026がスタートした。
スタート直後、人を押し分けて無理やり前に突っ込んで行く人達が2名もいた。 やっぱりかなり前のブロックだと、こういう人たちがいるのね⋯⋯
出だしの1kmは4分12秒、次の1kmは4分11秒。 2~3kmが吉野川を渡る橋の上で、3km過ぎで川沿いに左折してからは24kmの折り返しを経て、41kmまで、ひたすら38kmも川沿いを走るコースとなる。
5kmに給水があり、給水を取って飲んだのだが、ここまでハーフマラソンの自己ベストのようなペースで走っているので、呼吸が結構きつい。 まだ5kmしか走ってないのに、本当にこのペースで走れるのか? 中間点までもたないんじゃないか?と不安が頭によぎる。 だけど、長距離レースはメンタルのスポーツなので、そういうネガティブな考えを持っているとダメなので、頭から振り払う。

7kmくらいで、横を走っている人が「お疲れ様です」と声を掛けてきた。 横を見ると、同じトライアスロンチームに所属している人だった。 自分より遥かに走力があるのに、同じペースで走っている。
これで気が紛れて、1分くらい会話しながら走っていたのだけど、おしゃべりしながら走っていても心肺が全然きつくなくなって、声を掛けてもらって良かったと思った。 「サブ3を目指している」と言っていたので、共に頑張りたい。

その後、7kmくらいから、すぐ隣に黄緑のTシャツを着ている人と並走してた。 何キロも並走を続け、10km手前くらいでお互いの距離が近くなりすぎて手が当たる。 相手が「すいません」と言ってきて、それから会話が始まった。 「今どれくらいのペースで走ってるんですか?」と聞かれ「415です」と答えた。 「ちょうどいい感じのペースなのでついていきます」と言われたのだが「このペースでハーフまでしか走ったことないので、落ちるかもしれませんよ」と伝えて、それを了承してもらい一緒に走ることに。 と言っても自分が自分のペースで走っている所でその人がついてくる感じで。
自分は給水所でペースアップするクセがあるようで、給水所でその人が後方に言ってしまい、その後また追いついてくるという感じで走っていく。

特に時計を見ながら走っていたわけではないが、1kmごとのラップは非常に安定していていい感じに走れている。
最初のジェルは14kmくらいで摂取、アミノサウルスを摂るがめちゃめちゃ酸っぱくて不味い。 しかも思っていたより量があって絞り出すのに苦労した。 それに加え、給水所もなくて、ゴミを捨てることができず、何キロもゴミを手に持ったまま走る。

20km超えてくらいで左アキレス腱に違和感が。 痛くなる兆候のような感じだけど、まだ痛みは出ていない。 なるべく後半まで痛くならずに耐えてくれ、と思う。
21.1kmの中間地点通過は、タイムの記録が残ってないので少しズレているかもしれないが、1時間29分10秒くらいのはず。 今シーズンのハーフマラソンシーズンベストから、僅か50秒遅れくらい。 フルマラソンはハーフマラソンより距離が2倍なので、つまりオーバーペースである。 ただ、走る前からこのペースで突っ込むと決めてあるので、ここからどこまで粘ることができるか⋯⋯

21kmを超えて未知の世界に突入。 黄緑の人にも「ここからはどこまでもつかわからないので、落ちたら先に行ってください」と伝える。
だけど、思っていたよりペースは落ちず、22kmで一旦川沿いから離れて折り返しポイントへ。 300mくらいの僅かなスライド区間があるのだが、そのスライド区間でサブ3ペーサーの「上野裕一郎選手」「佐藤悠基選手」が走っているのが見えた。 二人ともキロ6で走っているような緩いフォームで走っていたが、今の自分より速いペースで走っているのである。
黄緑の人に「あんなに軽く走りたいですね」と声を掛け雑談する。

吉野川を超え、対岸の道を、今度は東に向かって走っていく。 こちらの道になって気付いたけど、緩やかな東風が吹いているようで、向かい風を感じる。 例年24km付近には梅干しのエイドがあったと思うのだが、今年は無かった。 代わりに2本目のジェル「モルテン Gel100 Caf100」を摂取する。 こちらは甘いので、アミノサウルスよりは摂りやすい。

向かい風だけど、25kmが4分10秒、26キロが4分19秒でまだ走れてると思ったが、ここからガクッとタイムが落ち、一気に走れなくなる。 黄緑Tシャツの人は先に行ってしまった。
呼吸は全く苦しくないのだが、脚が前に進まない。 サブ3ペースもここまでか。

事前に25kmや30kmで潰れることを想定していたので、ここからは目標を切り替えて走っていく。 ただ、ゴールまでまだ16kmもあって、かなり苦しむのは目に見えている。
とりあえず意図的に極端にペースを落とすことはせず、今までと同じような負荷で走っていく。
27kmが4.28, 28kmが4.35, 29kmが4.36, 30kmが4.41と、ペースは落ちたが、それでも極端に落ちたわけではなく、フルマラソンの自己ベストのペースくらいでは、まだ走れている。

30km通過が2時間08分41秒。 頭の中でゴール予測タイムをパッと計算する。 残り12km+200m。 キロ5分で12kmを走ったら1時間ジャスト、200mが1分。 なので、キロ5で走ったら3時間10分くらいのタイムとなる。
ここまでこのペースで来れたなら「3時間10分を切りたい!」と思った。 ただ、まだキロ5までペースが落ちてないので、このまま粘っていけばいい感じのタイムになると認識できた。

ここからはメンタル勝負である。 周りのランナーもペースが落ちている人が多い。 川沿いなので沿道にはあまり人がいないが、ポツポツと応援してくれる人がいるので「がんばれ」という声かけに対して「ありがとう」と言いながら走っていく。 今まで感じたことはなかったけど、沿道の応援に応えることにより、自分の力も出る。 そんな感じで沿道の応援に応えながら粘りの走りをする。
30km~35kmまでは、4.47, 4.51, 4.52, 4.56, 4.51と、キロ4分50秒前後までペースが落ちるが、まだキロ5は超えていない。 このまま粘れるだけ粘る覚悟をした。

相変わらず呼吸は全くきつくない、実際心拍数も150くらいしか上がってないのだが、体が全然動かない。 だけど、それでも4分50秒である。 「まだまだ行ける」と自分を鼓舞して走り続ける。

37.3kmの給水所で一瞬吉野川をそれる。 その先の倉庫の前で女子高生が30人くらい並んで応援してくれてるゾーンがあったので、応援に応えると、さらに応援が盛り上がって力をもらう。
右折した直後にJALのエイドがあり、桃と葡萄の飲料をもらい終盤への力とする。 その飲料をもらった直後に30mくらいの長さの上り坂があるのだが、なんとか耐えて上り切る。

弁天橋を渡って左折し、再び吉野川沿いへと戻る。 過去の日記を読み返しても39kmの最後の坂は苦労しているのだが、今回はそれほど苦労せずに上れた。 坂を上りきった直後にコーラを用意してくれてる人がいたので1杯もらう。 だが飲んでるときに飲料が跳ね、右目にコーラが入り、滲みて痛い事に苦しむ。

残り3km、ここまできたらもう行ける。 苦しみながら吉野川沿いを走り、川沿いをそれて右折して41km地点。 ここまで走ってきて、あとたった1km。 最後の力を振り絞って体を動かす。
ゴールの競技場前の道路は応援がたくさんいて、全ての応援を受け力にして頑張って走る。 競技場へ左折して取り付け道路へ、残り200m。 競技場に入ってラスト100m。 最後は頑張って走りゴール。

タイムはネットで3時間08分05秒、グロスで3時間08分19秒だった。 自己ベストの3時間14分20秒を、6分15秒も更新して、ついに3時間10分を切ることができた。
ただ、レース内容は前半突っ込んで後半粘っただけなので、あまりよろしくない。 それでも2年半ぶりの自己ベストは嬉しいなぁ。

26kmで潰れて、残りの16kmをどう走ろうか、どれくらい苦しむのだろうかと、かなり恐怖ではあったが、思っていたよりは苦しまず、淡々と走ることができた。
先日のかがわマラソンで選手たちを応援してわかったが、選手たちを応援するのは楽しいし、選手が反応してくれると嬉しい。 自分は今日は選手の立場で、応援に応えられただろうか? 前半はほぼ応えてなかったけど、26kmで潰れてからは、その応援があったおかげで最後まで、なんとかペースを大崩させずに維持できたのだと思う。

フィニッシャータオル、完走メダルをもらって、荷物を受け取った後は、偶然トライスロンチームの人と遭遇。 この人は3時間01分30秒くらいで走りきったらしい。 だけどサブ3を逃して悔しそうだった。
一緒に更衣室に行って、レースの振り返りなどをしながら着替えをして別れた。

会場からイベント会場の藍場浜公園までは「ランナークルーズ」という船で行く。 船に乗る機会はあまりないのと、バスよりも速くて快適である。 時間が遅くなると行列ができそうだけど、この時間なら待ち時間はゼロだった。

イベント会場では、ケアブースでマッサージを受け、出店の徳島ラーメンを食べ、エネルギー補給をする。 色々な出店でビールを売っており、美味しそうに飲んでいた人たちもいたが、帰りの運転があるのでビールは飲むことができず、非常に残念である。
イベント会場 徳島ラーメン

帰りはイベント会場から臨時駐車場までのシャトルバスで駐車場に戻る。 荷物をまとめて車に入れて、これでようやくとくしまマラソンは終了。

帰路でどこかお風呂に入りたいなぁと思って、土成にある「天然温泉御所の郷」に行くことに。 徳島ICから土成ICまで高速道路で。
お風呂で汗を流して疲れを癒やして、休憩所でしばらく休憩。

土成からは一般道で脇町まで出て、国道193号線で塩江を抜けて、18時くらいに帰宅。

家に帰って再び風呂に入りながらハイボールを飲んだが、かなり疲れていてハイボールが全然飲めなかった⋯⋯

今日のとくしまマラソン、サブ3ペースでどこまで走れるかの挑戦だったけど、26kmで終わってしまった。 だけど撃沈してからは粘ることができ、結果的に自己ベスト。
今シーズンはこれがラストレース。 来シーズンはサブ3を目標に頑張っていきたい。 鍛えるべきは心肺能力より脚の持久力だというのはハッキリとわかった。
春夏はトラックレースにも出場したいので、いろんな箇所を鍛えながら、来シーズンに向けて頑張っていきたい。

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