第73回 丸亀国際ハーフマラソン

曇りのち雨6時起床、今日は丸亀ハーフマラソンの日だ。 しっかりと朝ご飯を食べるために、けっこう早めに起きることにしたのだ。 ふりかけご飯を食べて、バナナを食べる。
妻の会社の社長とは6時50分に待ち合わせをしていて、その時間にあわせて家を出発。 社長と合流してから丸亀を目指す。
途中のコンビニでホットコーヒーとポカリとホットケーキを購入。 ホットコーヒーは道中に飲む。

坂出で岡山の元同僚と合流し、3人で丸亀競技場を目指す。 今年は、妻の会社の社長が、丸亀競技場裏にある平池駐車場に当選したので、そこに止めることができる。
そこから競技場までは徒歩数分なので、シャトルバスに乗らないで行く事ができるので、非常に楽ちんだ。

今日の天気は昼過ぎから雨が降る予報になっている。 気温は朝の時点で8度くらい、最高気温は14度らしい。 数日前の予報では、今日は終日雨予報だったので、コンディションが好転してくれてよかった。
受付を済ませて、バックスタンドで準備をして時間を待つ。 途中でトイレに行ったり、エリート選手のウォーミングアップを見たり。
今日のウェアは黄色の長袖Tシャツ、コンプレッションタイツ、ハーフパンツ、PUMA スピード RS300、スポーツデポの5本指ソックス、手袋に福知山マラソンで購入したニット帽。
スマホや補給食等は持たない。 スタートまでの防寒対策でゴミ袋を持ってきているので、それをかぶって寒さを凌ぐ。
メインステージ エリート選手 ウォームアップ中

10時過ぎになって、荷物を預けに行って、サブトラックで軽く1周走って、グランド内に整列をする。 整列する前にトイレに行っておきたかったが、残り5分くらいしかなく、トイレは5分じゃ終わらないくらいの行列だったので、我慢することに。 すごい行きたいわけでもないし、ハーフだし最後まで我慢は出来るだろう。
整列はDブロックだった、すぐに整列が締め切られて、スタート地点へと移動となった。 防寒対策でかぶっていたゴミ袋は、スタート直前にゴミ捨て場があるので、そこに捨てる。

いよいよ丸亀ハーフマラソンが始まる。 今回の目標は1時間34分59秒以下のタイムで走ること。 自己ベストは1時間39分49秒なので、5分も記録を短縮しなくてはならない。
5分って300秒なので、キロ15秒くらい上げなくてはならない計算になる。 前回出した自己記録も、かなり死にそうになりながら、限界の状態で出した記録なので、それを5分も更新できるのだろうか……
レースプランは後半の失速を防ぐために、前半は抑え気味に走って、後半で上げていく、いつものスタイルで行くことに。 序盤は混雑でどれくらいのペースで走れるのかわからないので、無理に抜かさず流れにあわせて走るような感じで。

いよいよスタートとなった。 出だしは混雑もすごいので流れに乗って走っていき、4.57だった。 もっと遅いかなと思っていたが、思っていたよりペースは遅くなかったみたいだ。
1km走った辺りで、混雑は緩和されて、走るのにそんなに人が邪魔だとは思わなくくらいの混雑度になっていた。 ペースは急激にはアップしてないけれど、少しは上げる感じで走っていく。 ちょうど前方の方に目立つウェアを着た人がいて、その人を目標に走っていき、追いついたら次の人を目標に、というような感じで。 ただ、無理なスピードは出さないようにだけ意識するように。
2~5kmまでは4.42、4.38、4.36、4.34と、徐々に速くなっていく。 5kmに給水所があり、ここで補給をしていく。 このペースだと鼻呼吸だけじゃ追いつかないので、口呼吸もしているのだが、そうすると口の中も喉も乾くので、給水所での補給は大切だ。

6km地点くらいからエリート選手とすれ違える区間だった。 エリート選手はすれ違い際にしか見られないが、すごい速さで走っていて、一瞬のすれ違いだった。
女子のエリート選手ともすれ違ったが、今回は自分も結構厳しい戦いをしている最中なので、あまり反対側車線にも気を使うことも出来なかった。 いつもはエリート選手を見たいので、走路の右側を走っているのだけど、今回は記録狙いに行っているので右側より人の少ない左側を走っている。
自分のペースもだいぶ安定、9km手前の給水所でも給水をするが、前の人が紙コップを机の上で倒して、倒れたコップから流れてきた飲料が自分の靴の中に入ってしまった…… 別にいいのだが、家に帰ったら靴を洗わなくてはいけないなぁ、とか考えながら走っていた。

6~10kmは4.32、4.30、4.29、4.30、4.27と、ほぼ4分半ペースで走ることができた。 10kmのタイムは46分00秒。 抑え気味に走っているのに、自分の10kmの自己ベスト(44.32)と比べても遜色ないタイムで来ている。
中間点は48分20秒。 単純に2倍すると96分40秒なので、1時間36分40秒となる。 47分30秒が、1時間35分を切れるラインなので、中間点での遅れは50秒。 後半は50秒+50秒で100秒ペースを上げなくてはならない。 100秒を10kmで縮めるので、今までのペースよりキロ10秒削らなくてはならない。
ここからは走りを切り替える。 今までよりはペースに対する意識も変えて意図的に速くしていく。 だが、まだ10kmあるのでラスト3kmとかで力尽きないように気をつけながら……
11km地点の看板を見逃してしまって、12km地点でこの2km区間をタイムを計ったのだけど8分47秒で、キロ4分23秒くらい。 このタイムじゃ厳しいので、もう少し上げなくては。
13kmはちょっと上り坂もあって、上げきれなかったが4.25で抑える。
ここから頑張ってペースを上げていき、苦しいながらも持続できる程度の苦しさで、いい感じで走ることができた。 周りのランナーで、自分を抜かしていく人も当然いるのだけど、それよりも自分が抜かす数の方が多い。 後半失速するランナーが多いので、逆に自分は後半上げているのでどんどん抜かせて楽しい。
18km過ぎの給水ポイントでは、スポーツドリンクを飲んだが全然足りず、続けて水も取りに行く。 が、掴めずコップをそのまま落としてしまった。 給水テーブルはもうないので、給水は諦めることに…… 残り3kmくらい、なんとか持ってくれ……

この時点で時計を見て残り時間を計算しようとしたのだけど、全然頭が働かず計算することをすぐに諦めた。 残りタイムが○分だから、頑張って走るとかじゃなくて、残りタイムが何分であろうと、頑張って走るしかない。
ラスト3kmは、いつも非常に厳しく、今回もとても厳しいのだが、気持ちも折れずにペースも落ちずに走れている。 片側2車線の道路で、道幅が広くて先が長いのでちょっとつらい。 辛いとどうしても目線が下がってフォームも崩れるので、意識して背中を伸ばして、フォームを戻して腕振りを意識して走る。 呼吸も脚もなんとかなりそうだ。

ラスト1kmの看板を通過して競技場内の道路に入っていく。 あと1kmだが、ラストスパートするには、まだちょっと長い。 最後の給水所があるのだが、ラスト1km切っているのでここはスルー。 ラスト700mくらいでラストスパートをかける。 横にいた青いランニングの人と抜かしたり抜かされたりしつつ、お互いにペースを上げていって、途中から必死過ぎてその人がどこに行ったのかわからなくなった。 競技場内に入り、ラスト200m。 距離を短くするため、トラックのインコースを走って、ラスト100mを全力で走る。

ゴールした瞬間は非常に苦しかったが、それでも例年よりは余裕のある感じのゴールだったと思う。
タイムは1時間34分11秒! 目標だった1時間34分59秒を切れたし、必然的に自己ベストも5分以上更新!! 後半は149秒、キロ14秒も上げることが出来たようだ。


5km毎のラップも、23.27、22.28、22.00、21.35と、綺麗に後半上げることが出来ている。 レース内容も不満点は見つからないほど完璧な内容だったと思う。 ゴール時にいつもより余裕があったことを考えると、もしかしたら、もう10秒くらいは短縮することができたかもしれないな、という思いはあるが。
3週間前の「第9回 美馬駅伝・クロスカントリー大会」でのレース内容が散々だった反省点から、丸亀ハーフまではビルドアップ走をいつもより意識してやってきたと思う。 タイムも限界ペース+15秒くらいのタイムになるように、トップスピードは限界ペースを遥かに越えるように、というのをやってきたので、その練習も実った感じがする。
2週間後に高知竜馬マラソンがあるが、それに向けての非常にいいトレーニングにもなった感じがする。

レース後は荷物を受け取りに行って、まだガラガラだったコンディションケアのブースに行って、太もも~股関節を中心にマッサージしてもらった。 マッサージをしてもらい、足が軽くなった感じがした。
記録証を受け取り、大会ガイドの最終ページについている100円引き券を使って、鶏天うどんを食べる。
鶏天うどん 天ぷら

すぐ横に「おいでまい」というお米のブースがあったのだけど、2kgが500円という格安で売っていた。 なので6袋12kgも買ったのだが、荷物を持っている状態で12kgはかなり重くて、動きが一気に鈍くなった。
一旦荷物を車に置きに行こうと、車に向かって歩いている途中に、トライアスロンショップの店主から電話がかかってきて「みんなで写真撮りませんか?」と。 「行きます」とは言ったものの、この荷物を持った状態じゃ無理なので、急いで車に戻って荷物を置いて、トライアスロンショップの人たちと合流して記念撮影。

妻の会社の社長も岡山の元同僚もゴールしており、メインステージ前で合流する。
2人共、2時間切を目標にしていたが、どちらもダメだったとのこと。 ただ、今回のレースで課題もあっただろうから、次のレースではその課題を克服できるよう、日々のトレーニングにフィードバックしたり、練習方法を調整したりが必要だな。

レース後は「四国健康村」で汗を流して、「一鶴」で骨付鳥を食べてエネルギーを補給する。 普段はビール以外の炭酸飲料は飲まないようにしているのだが、今日は一年で数回解禁されるレース後の楽しみなので、コーラを飲んでしまった。
一鶴

帰宅したのは19時半くらいで、疲労困憊だったが、夜は英会話レッスンがある。
22時半からはセルビアの「Yellena先生」と、「サリエリは本当にモーツァルトに嫉妬していたのか?」という教材を学んだ。 モーツァルトは名前だけはしっているが、サリエリという人物は聞いたことがなかった。 サリエリはモーツァルトを毒殺したという噂が流れていて、本当に毒殺したのかは不明だが、そいういうことを取り扱った教材だった。 先生は4,000レッスン以上の経験があり、評価が4.92と非常に高く、レッスンも非常に良いレッスンだった。
教材自体は15分位で終了したのだけど、「どういう話だったか説明して」と言われたり、教材に沿った質問を先生が独自に考え出題してくれたりと。 また受けたいが人気の先生なので数日前から予約しておかないと無理っぽい。

23時半からはエジプトの「Ahmad A先生」と「アルベルト・シュヴァイツァー」という人物について学ぶ。
ノーベル平和賞を受賞した人物らしいが、この人物の名前は初めて聞いたかもしれない。

さすがに今日は疲れすぎて、24時半には寝てしまった。

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