高知旅行1日目

晴れときどき雨高知旅行1日目、5時起床で準備などをして、6時20分くらいに出発。
初日は、四万十川に流れ込む「黒尊川」で川遊びをする予定。
高松西ICから高速に乗って走っていく。 南国ICで休憩して、高知方面へ。 いつも乗っても高知ICまでなので、ここから先に行くのは初めてかな。
あまり遠くまで高速は繋がっていなかったと思う。

須崎西ICくらいまでが高知自動車道で、そこから先は道は続いていたが無料区間として運用されている。 四万十町中央ICまで道は続いていたので、そこで下りる。
高知って「四万十市」があって「四万十町」もあるのか。 それぞれ別の市町村なのでややこしいな。

下りたところに「道の駅あぐり窪川」というのがあったのでここでも休憩。
さて、ここから四万十川付近まで、一般道をだいぶ走らなくてはならない。
ナビを頼りに、国道389号、439号と走っていく。 国道439号って徳島のやつは登山でよく通るけど、こんなところまで繋がっていたのか。
高知の国道439号も山道で、いつも通りの439号な感じがした。
ナビの通りにこの道で来たけど、海沿いの国道56号の方が、どう考えても早い気がした。
距離的には389→439号の方が短いのかもしれないけれど……

だいぶ時間がかかり、中村中心部に着いたのが11時くらい。 とりあえず川に行く前にお昼を食べようか。
サンリバー四万十物産館」という所に、レストランが併設されていたので、ここでお昼ご飯。
鰹たたきのとろろ丼というのを食べた。 アオサの味が強く、美味しかった。
鰹たたきのとろろ丼

さぁ、川遊びに向かおう。
四万十川沿いの道を、上流に向かって走っていく。
途中に「沈下橋」の看板と橋の名前が書かれた案内があった。
どんどん上流に走っていく。 途中、有名な「勝間橋」があったので、写真を撮ったり遠くから見学したり。 けっこう川で遊んでいる人が多いな。

そのまま走っていき、「口屋内」という地区まで走って来た。 ここにかかっている赤い橋を渡って四万十川の対岸へ。 いよいよ黒尊川に到着した。
遊ぶポイントを求めて、黒尊川を上流に向かって走っていく。
川沿いの道、なかなか狭くグネグネしている。 親水公園のあたりがいいかな、と思って走っていくが、20km近くある。 もういい時間なので、早く遊ぶ場所を見つけて遊ばなくては……

結局親水公園まで走って来たが、いい場所があっても狭く人がいたりで、親水公園から少し下った場所で遊ぶことに。
川原に下りるのに、3mくらいの斜面を下りるので、子供たちを下す時は慎重に……
いよいよ川に入ってみる。 川は冷たい…… だが水がとても綺麗で、深い場所だと胸くらいのポイントもあった。
長男は流れにビビッて、川で遊ぶより石を投げるのに夢中だった。
三女は水遊び用のおむつを履かせて、足だけ水につけてみたが、足をバタバタさせて、すごい楽しそうだった。
黒尊川 鳥

1時間ほど遊んでいたのだけど、ポツポツと雨が降って来た。 これはまさか……
結構上流の方まで走って来たので、このあたりは山の中になる。 夏のこの時間+山の中、ということは激しい雨が降ってきそうだ。
急いで荷物の場所に戻って、子供たちを斜面の上に上がらせて、荷物を上げたのだけど、その数分の間にすさまじい豪雨に変わった。
山の中の川だし、豪雨は危険だ…… 雨が降ったらもう遊べないので、水着から服に着替えたのだけど、豪雨の中着替えたので服もビショビショ……

黒尊川の下流まで下りてきたらもう雨は止んでいた。 勝間橋に車を止めて、ちょっと見学していった。 こちらは四万十川なので、川幅も広く、多少の雨は全く影響受けないだろうけど、ビショビショの水着をもう一度着るのも億劫だし、時間も時間なので見るだけにしておいた。 水温も高く、水はきれいじゃないけど、こちらも遊びやすそう。 沈下橋から飛び込んでいる人もいて楽しそうだなぁ。
沈下橋から飛び込む人 沈下橋

さて、今夜泊まるホテルというか民宿みたいなところに向かおうか。
場所は土佐清水市。 足摺岬のある市町村。 四万十市からさらに30kmほど南下し、土佐清水市に到着。 宿は市役所のすぐ脇にあった。
今日泊まる場所は、部屋にトイレも風呂も洗面所もついていない。 ただ、1人4500円と安い。 建物はぼろっちかったが、施設内はとてもきれいに掃除されていて、まったく汚れていなかった。 部屋にあるエアコンはレトロな感じがしたけれど、近くにいると寒いほど効いていた。
旅館 部屋

とりあえず荷物を置いて、ご飯を食べに行くことに。
ホテルの人に夕飯マップをもらった。 ここは土佐清水の中心部になるのだけど、そんなに栄えておらず、ご飯を食べるお店があまりなさそうだった。
ホテルの人イチオシのお店に行ったが、今日は貸し切りのため利用できず。
マップに載っていた他の2軒も、いっぱいで入れなかった。 マップに載ってなかった他のお店も探したが、お店がなく……最悪ほか弁を部屋で食べるか……とか思いながら、最後の望みをかけて、1本奥の通りを車で走る。

すると「かつみ食堂」というのが出現。 こっそりぐるなびで調べて、このお店の存在は知っていたのだが、料金も営業時間も書いておらず、どんなお店かもわからないため、かなり賭けだった。 見た目は地元に根付いた食堂のような感じ。
とりあえず他に食べる場所もないので、ここに行って見よう。
店の目の前に車を止めたら、向かいの家のおばあさんが話しかけてきた。
三女のことを見て「生まれてどれくらい?」と聞いてきたので適当に受け答えしていた。 抱っこしたそうだったので、させてあげたら、孫に見せてくる、と言って家の中に入ってしまった。
すぐに孫と出てきたのだけど、6歳と4歳の女の子だった。 2人とも顔が真ん丸で、そっくりだった。 少し雑談して食堂へ。
値段は安く、普通の定食屋だった。 八宝菜と注文したような気がするのだけど、酢豚が出てきた。 だが、酢豚って注文したのかもしれない…… まぁ好き嫌いないので酢豚を食べたが、お腹いっぱい。
かつみ食堂 酢豚

帰りにコンビニでビールを買って帰る。 部屋に冷蔵庫もないので、冷たいビールがぬるくなってしまう。

風呂は浴室を部屋ごとに貸し切るタイプだった。
ちょうど風呂が沸いていて空いているので、使わせてもらった。
浴室自体は、5帖くらいあったのかな。 洗い場3つに、でかい浴槽が1つ。
家族6人で入ってもゆっくり入ることができた。

夜はビール飲みながらゆっくりしようと思っていたのだけど、長時間運転+あまり寝る時間もなかったので、iPadで遊んでいたら、気づいたら寝てしまっていた。