はやぶさ2

晴れはやぶさ2が打ち上げられた。 奇跡的なはやぶさの帰還から4年。 そのはやぶさの後継機となるはやぶさ2、当初の予定では11月30日打ち上げだったが、気象条件があわず2度も延期され、ようやく今日打ち上げられた。 打ち上げは見事成功。 これから6年間に及ぶ長旅になるらしい。

人間は月にも行くのがやっとなのに、無人機だと火星や彗星まで行くことができる。 火星は大きいので素人目線では簡単に行けそうな気がするけど、今回はやぶさ2が目指しているのは「1999 JU3」という天体、直径は700mらしい。 こんな小さな、宇宙からしたら点にすらならないような大きさの天体を発見したことも驚きだけど、この天体がどのような速度でどのような起動で回っていて、地球からどの速度でどの方向にどのように発進していったら、3年半後にこの天体に到達できる、という計算が、きっちりされているのが驚き。 当然行くのは初めてなので、地球上から観測したデータを元にいろいろ計算がされているのだろうけど、そういう技術が全く想像できない。

肉眼で空に見えるすべての星は名前がついていて、地球からどれくらいの距離離れていて、大きさはこれくらい、というのが全てわかり切っている。 火星すらいけないのに、火星より数万倍遠い惑星の大きさや軌道がわかるなんて不思議だなぁ。
宇宙はそれに関する技術や科学はわからないことだらけすぎる。
宇宙と言えば、この動画が有名だよね。 「星の大きさを比較

夜は、そんな星空の下をジョギングする予定だったが、あいにくの天気で小雨がポツポツ。 雨のなか5.4kmを5分1秒ペースで走ってきた。