今日は登山。 5時半に起床して、三女を長女に見させておいて山に行こうと思っていたのだけど、5時半に全く起きられず…… 起きたら8時半だった…… 妻はもう帰ってきていたので急いで山に出発。
いつもだと、ここまで寝坊してしまったら山を諦めるのだけど、今回は諦めるわけには行かない。
来週土日で富士山に行くので、それの最後の調整となる。 山は黒笠山に決めてある。
さすがに3時間も寝坊してるので道中は眠くならずに、登山口まで到着。 準備をして出発。
だいぶスタートが遅くなってしまったが、たいして時間のかからない山なので、大丈夫だろう。
いつもは持って行っているのだけど、さすがに今回は不要だろうと思って、スパッツ、ツェルト、手袋を車の中に置いていく。
今日はものすごい暑い。 山でもかなり暑いので、辛い登山になりそうだ。
黒笠山は、ここ毎年冬にも登っているのだけど、いつも迷ってしまうポイントがあるので、そこの確認も含めて。 と言うようなことを、もう2年くらいやっているはずなのだけど、それでも迷ってしまう。 なので、今回はきちんと記憶に焼き付けておかなくては。

山の中に入ってすぐに汗だくになる。 樹林帯なので、直射日光ではないが、風はないし、運動をしている状態なので、かなり暑い。 これはきちんと休憩を取らないとやばそうだ。
普段なら1時間は歩きとおさないといけないのだけど、今日に限っては30分くらいに一度、水分補給をすることを意識して歩いていく。
まず最初の休憩ポイントは鳥居で迎えた。 ここに沢から引っ張ってきた水が流れているので、それで腕を洗い流す。 冷たくて気持ちがいい。

そして歩き出す。 ここから傾斜が少しきつくなり、沢に沿って斜面を歩くようになる。 そしていつも迷うポイントに到着。
今冬はここでストックのスノーバスケットが無いことに気づいて、引き返して探したりした。
道自体はそのまま真っ直ぐ登って行く道なのを、確認した。 その道をもう5分くらい進むと、沢の支流の谷を越えて、広場に到着。 この広場は目印になるので覚えておかなくては。 前もここで休んだ記憶はある。
今日もここで休憩する。 ここは沢まで距離が近いので、少し涼しい気がする。 水分補給して汗を乾かす。
この時点で、すでに1Lもお茶を飲んでしまっている。 お茶2L、水1L持ってきているので、足りなくなることはないと思うし、もし足りなくなっても沢があるので、何とかはなると思うけれど、かなりの水分消費量だ。


ここまで来たら黒笠神社は近い。 少し歩いて、谷と谷の間の尾根を一気に登って行く。 多分、黒笠山のこのルートの中で一番の急傾斜が続く場所。 この道を10分ほど登ったら、黒笠神社はもう目前。 すぐに神社まで到着。 さっき休んだばかりなので、そのまま稜線まで上がってしまおう。 稜線までもけっこうな道を歩いて、やっと稜線まで到着。
ここでも軽く水分補給をして、山頂を目指す。 山頂はもうすぐ。 少し歩くと、矢筈山方面への分岐が出現。 ここから矢筈山までは結構悪い道が続くので、オレの足でも2時間は越える。 見た目の距離は近いけど、意外に遠い矢筈山。

黒笠山はロープと鎖場を3箇所越えて、山頂に到着。 山頂からの景色は霞んでいてあまり綺麗じゃなかった……
山頂でお昼休憩と行きたいところなのだけど、山頂は日なたで陰がない。 なので、少し下りてからお昼にしようかな。
山頂では景色を見ながらお茶を飲む。

下りでは、先日購入したばかりのストックを試してみる。 使わずに富士山に持っていくのは微妙なので、富士山で使うかわからないけれど、一応使っておかなくては。
以前のものと比べても、使い勝手は、まぁ変わらないよね。 前のも今のも、そこそこの値段がするものを買っているので、性能はほぼ同じだろう。 今回のはグリップの所についている、手首を通すひもの部分がかなり薄くなっていて、持ちやすくなっている。 ショック吸収機能が、前のは手元だったけど、今のはストックの一番先っぽ、1段階目と2段階目の連結部分についている。
前のは2段階ともワンタッチロックだったけど、今のはショック吸収機能の関係で、先っぽはワンタッチ式ではなく、回転ロック式となっている。 長さも重さもほとんど変わらない。
そんなストックを試しながら黒笠神社まではあっという間に下りてきた。 このまま、先ほど休んだ広場まで行ってしまおう。
下りは早いので、すぐに広場まで到着。 ここでお昼ご飯にする。
インスタントラーメンを作りながら、おにぎりを食べる。 それにしても暑いなぁ…… 暑い中、熱いラーメンを食べて汗だくに。

さて、あとは一気に下山しようか。 ここからは快適にスピードを出しながらストックで抑えながら、一気に下山する。
ストックは性能的には問題ないのだけど、手首を通す紐が変わったことによって、左小指の付け根の横がこすれ、長時間使っていると水ぶくれになりそうな感じだった。 前のストックも使い始めはよくなったけど、使っているうちにならなくなってきたので、慣れなのか適応したのかわからないけど、このストックも最初は水ぶくれに注意しなくてはいけないなぁ。
対処法は簡単で、ストックを使う時には手袋をつける。 これで対処できるのだけど、夏など暑いときは、当たる箇所にテーピングでも巻いておけばOK。 次回から、どうするか考えながら使おう。 水ぶくれになってしまう前に、対処しないと痛い思いをしてしまう。

登山口に到着し、荷物の片づけをする。 今日は汗だくになるのわかっていたので、着替えのシャツとズボンを持って来てある。 が、着替えてもやばいほど汗をかいている。 ちょうど登山口には川が流れており、川まで下りられるようになっている。 川に入って汗を流そうかな…… ここは山奥だし誰も来ないし、川に入ろう。
シャツとズボンを脱ぎ、パンツ一枚になる。 誰もいないとわかっていても、さすがに全裸になるのはためらったのでパンツのまま川に入る。 さすがに、川の上流なので水は冷たい…… 肩までどっぷりと入り汗を流す。 頭も顔も洗って、全身スッキリ。
タオルを持ってきてなかったので、ティッシュを何枚か使って水を拭く。 さて、パンツどうするか。 パンツの替えは持ってきていない。 濡れたパンツ履いたままズボン履くのも微妙だし、ノーパンでいいか。
綺麗なシャツとズボンを履き、ノーパンで家に帰り、家でパンツを履くということになった。
それにしても、川での水浴びは最高に気持ちよかった! 次からタオル、車の中に積んでおこう。

本日の登山、だいぶ出発が遅れてしまったが、考えていたコースを歩けたし、冬に向けての下見も、今回こそはバッチリ。
ただ、平地で35度を超える猛暑日の中の登山だったので、熱さとの戦いだった。 基本夏場でも、登山の時は、長袖Tシャツに長ズボンなのだけど、今日は暑すぎて、Tシャツは腕まくり、ズボンも裾を折り返して膝上くらいまで上げていた。
長袖長ズボンは基本なのだけど、場合によっては半ズボンとかも考えないといけないかなぁ。
本日のコースタイム
10:50 登山口
11:16~11:23 鳥居
11:42~11:48 山頂まで2.0km看板
12:17~12:35 広場
12:54 黒笠神社
13:02 稜線合流
13:14 矢筈山方面分岐
13:23 黒笠山山頂
13:45 黒笠神社
14:00~14:25 広場
14:44 山頂まで2.0km看板
14:57 鳥居
15:13 登山口
「登山」カテゴリーアーカイブ
【愛媛・高知】寒風山~笹ヶ峰
今日は登山、5時起床、20分出発。 今日は会社の社長とその知人と登山に行くのだけど、予定では石鎚山だった。 だが、先日の台風で、石鎚ロープウェイに繋がる県道12号線で土砂崩れがあり、通行止となっているため、石鎚山に行くことはできなくなった。 前日夜まで状況を見ていたけど、通行止が続いていたので、急遽予定を変更。 登山口が近く、歩く時間もあまり変わらない場所として、寒風山~笹ヶ峰を選んだ。
集合場所は7時半に道の駅木の香。 途中で眠くなっても仮眠ができないので不安の中運転していったが、眠くならずに西条ICまで到着。 ファミリーマートで買い物をして、国道194号線を南下していく。 途中、石鎚山ロープウェイに向かう県道12号線に少しだけ侵入してみた。 やはり「通行止」の看板が掲げられていた……
そのまま国道194号線を走って行くのだけど、途中で強い雨が降ってきた。 一時的なものかと思って走って行く。 寒風山トンネルを抜け、7時10分くらいには、道の駅木の香に到着。 だが強い雨は降り続いている。
集合時間になり、社長とその知人4名到着。 2名は今日が登山デビューらしい。 雨が止むのを待っていたが、止まず…… 初心者2名含む、知人4名は今日の登山を断念することに。
だけど登山口までは行ってみたいとのことなので、みんなで登山口まで移動。 土砂降りの中、山道を車で上がっていく。 登山口駐車場に到着したら、車が2台あった。 1台は誰もいなかったので登山中なのかな? もう1台は天候回復を待っていたみたいだけど、そのまま下りていった。
オレと社長はこのまま登山をし、4名は高松に帰っていった。 最初からこの雨なので、覚悟をしておかなくては。
レインコートを着こみ、ザックカバーを装着し、いざ寒風山へ。 笹ヶ峰までは、状況を見て判断しよう。
まずは桑瀬峠まで。 社長も2年ぶりの登山なので、だいぶ体力が落ちている様子。 レインコート着込んでいるのでものすごい暑いなか、登っていく。 休憩を一回挟んで、桑瀬峠に到着。 一面緑の笹の景色、雨じゃなく青空だったら綺麗なのだろうな。

雨なので、まともには休憩できないだろう。 ここから寒風山に向かって歩いて行く。 途中でハシゴを3つ登る。 ハシゴを登った直後はだいたい短い急な道なので、それを登り切ったあたりで、少し立ち止まって休みながら進んでいく。 稜線の南側から風が吹き荒れていて、北側に入ってしまえば風は全くない、雨が降り注ぐだけ。
なので、休むときは北側のタイミングで休みながら歩いて行く。
寒風山手前、最後の笹原は南斜面を登って行くので、吹き荒れる風雨の中、寒風山山頂に到着。
真っ白でなにも景色は見えない……
少し座って休んでいたのだけど、眠くてウトウトと……

時間もまだ早いし、体力的にも行けそうなので、笹ヶ峰を目指すことに。
笹ヶ峰に向かって、登山道を下っていく。 その下り途中で腹痛に襲われた。 トイレ休憩で15分くらい時間を取ってしまった。 お腹も猛烈に痛いし、雨の中のトイレで15分はきつかった。
なんとかお腹も回復し、笹ヶ峰を目指して歩いて行く。 南斜面、北斜面と行ったり来たりしながら、残り25分くらいの看板が出現。 ここから先はひたすら笹原の中を歩いて行く。
樹林帯じゃないので、強雨をまともに受ける。 足元の登山道は雨水が勢い良く流れているし、越ほどまである笹が行く手を遮ろうとするし、休む場所もない。
そのまま笹ヶ峰山頂に到着したが、山頂は南からの風で吹き荒れている。 山頂でもほとんど休憩はできず。
このまま林道まで一直線に下りるルートを考えていたので、そのルートを歩いて帰ろう。
しばらく歩くと、樹林帯に入るので、そこまで行ってしまえば雨風は少ししのげるだろう。

林道に向かって歩いて行く。 笹地帯はけっこう急でかなり滑ったのだけど、この道、こんなに急だったっけ?
ストックを出して、ストックに体重を預けながら歩いて行く。 ストックは5月に1本破損してしまったので、1本しか持っていない。 30分くらい歩いて、樹林帯の中へ。 ただ傾斜があるので、傾斜がない地帯が出現するまで歩いて行く。

ようやく、平坦な箇所が出現。 5mくらいだけ平坦な道なのだけど、ここしか休むチャンスはない。
この雨の中、誰も来ないだろうから、道に座り込んでお昼ごはんの準備。 この雨でも、お昼は楽しみたい。
お湯を沸かしてインスタントラーメンを食べる。 社長にはスティックコーヒーを振る舞う、といってもお湯入れただけだけど。
おにぎりも食べて体力も回復。 林道までもう少し、がんばろう。
お昼食べた後もひたすら林道に向かって歩いて行き、ようやく林道に到着。
さて、ここから林道歩きだ。 この道は3回くらい歩いているのだけど、どのくらいの距離だっけなぁ…
地図では3kmとなっているので、40分~45分くらい?
もう車も通れるような道なので、気楽に歩いて駐車場を目指す。
登山口の看板に書いてあったのだけど、8月1日はこの林道でラリー大会があるので、通行止めになるみたい。
林道にそんなワイルドな使い道があったとは。 ラリー大会というものを見てみたい。

1時間ほど歩いて、駐車場に到着。
靴は泥だらけだし、全身ビショビショ。 トイレ横に、沢の水を汲み上げて流している場所があったので、そこで靴とスパッツを洗う。 親切にタワシまで置いてあった。
登山の後始末をしたあとは、道の駅木の香で温泉に入る。
夏だけど、ずっと雨に打たれっぱなしで体が冷えきってしまった。 温泉にゆっくりと入って体を温める。
風呂あがりの牛乳は最高だった!
帰りは西条ICから高松西ICまで。 眠くならずに快適に帰ってくることができた。
本日の登山、雨の中の登山となり残念だった。 最近の記録を見てみると、前回も雨、前々回も雨、その前2回は晴れで、その前も雨。 そんな感じで、雨が多い2015年となっている?
このコース自体は、歩いたのが今回で3回目かな。 よく考えたら寒風山から笹ヶ峰のルートは3度目だけど、笹ヶ峰から寒風山のルートは歩いたことがないかもしれない。 今度、そのルートを歩くコースも考えなくては。
来月8日~9日で、毎年恒例となっている富士山に行くのだけど、メンバーはほとんど初心者だし、経験者の社長ですら2年のブランクがあってボロボロの状態だった。 次の富士山は20名くらい気にかけながら登らないといけないので、かなりつらそうだ。
本日のコースタイム
08:56 登山口
09:20~09:24 休憩
09:46~09:50 桑瀬峠
10:24~10:29 休憩
10:48~10:55 寒風山山頂
11:10~11:25 休憩
12:38~12:43 笹ヶ峰山頂
13:30~14:00 休憩
14:36 林道登山口
15:30 登山口
【徳島】剣山
今日は友達と登山。 6時過ぎに起床して、7時に瓦町のアパホテルに迎えに行く。 去年の同窓会以来の再会、全然変わっていなかった。
車に乗って、剣山を目指す。 彼は四国での初登山なので、剣山か石鎚山のどちらかに登りたいと言っていた。 どちらも100名山で有名なのだけど、どちらかというと剣山の方が興味があるというので、剣山に行くことになっていた。
国道193号線、377号線、県道39号線、国道438号線と走り、剣山を目指す。
9時40分くらいに見ノ越登山口に到着し、登山の準備をして出発。

天気はかろうじて曇り。 山頂付近は雲に覆われていて全く見えない。 この辺りもいつ雨が降ってくるかわからないような感じだな。
無積雪期の剣山に見ノ越から登るのはけっこう久しぶりな気がする。 天気もあまりよくなく、思っていたよりも人がいないかもしれない。
のんびりと歩きながら西島まで到着。 テン場には、巨大なオレンジのテントが張ってあった。 西島で少し休憩したのだけど、風があって肌寒かった。

ここからは刀掛けの松方面に直上していって、鎖場経由で山頂を目指すルートを設定している。
刀掛けの松まではすぐに到着。 ここから鎖場方面の道を歩いて行く。
テキサスゲートを2つ通過し、少し歩くと、大きな岩壁の下にあるお堂に到着。
ここから、鎖場に向かって少し登って行き、鎖場へ到着。

友達は鎖場初体験。 岩と岩に挟まれた鎖場なのだけど、その狭さに驚いていた。 雨で石灰岩が濡れていてものすごい滑りやすくなっている。 落ちないように気をつけて登って行ってもらう。 初めての鎖場はけっこう苦労していたように見えた。 鎖場を越えて、細いはしごを越えて、急な道を少し登ったら、刀掛けの松直上の登山道と合流。 すぐに山頂広場だ。

剣山の山小屋は工事中で、代わりに雲海荘が営業しているらしい。 山頂付近は強風と雨が吹き荒れていた。 お昼はそのあたりで食べようと思っていたのだけど、天気も悪いし、雲海荘を利用することに。 山小屋でご飯食べるの、初めてだな……
700円のカレーを注文して食べる。 カレーは美味しかった。

山小屋で休憩もして、レインコートも着込んで出発。 とりあえず山頂を踏まなくては。 すぐに剱山の山頂に到着。 そして、天気が悪いけれど、次郎笈に行くことに。 元々の予定でも、次郎笈は行く予定になっていた。
次郎笈に向けて下っていく。 雨で足元が悪いので気をつけて……

鞍部付近で2人組のパーティとすれ違っただけで、他には誰にも合わなかった。
次郎笈山頂も風と雨だったので、写真だけ撮ってすぐに下りてきた。

さて、帰ろうか。
剣山方面に戻っていき、二度見展望で少し景色を眺めて、大剣神社の大岩を下から眺め、神社まで上がって上から眺め。 そのまま神社前の道を通って西島に戻る。
が、屋根のある場所で休憩をしたかったので、二度見展望へ続く方の道を5分位引き返す。 そこにボロボロだけど屋根のある休憩所があるので、休憩をする。 さっきカレーを食べたけど、ここでお湯を沸かしてインスタントラーメンを食べて、温かいお茶を飲んで体を温める。

休憩が終わり見ノ越に向かって歩いて行く。 テン場の下では、道がふた手に別れるのだけど、600mくらい距離が伸びるけれど、遠回りの道から歩いて行こう。 こちらの道は、過去に1度しか歩いたことが無かったと思う。
静かな道を歩いて降りていく。 途中で幹周り3mはありそうな巨木が、チェーンソーで切られたのが2本あった。 なんでこんな巨木を倒してしまったのだろうか? 落木とか、倒木の危険があったのだろうか?

そのまま見ノ越まで到着。 友達の四国山デビューはあいにくの雨になってしまった。
帰りは、道の駅ことなみで温泉に入ってから帰宅。 家に着いたらもう20時過ぎだった、だいぶ遅くなってしまったな。
それから飲みに行くので、妻に田町まで送ってもらう。 香川っぽい店に行きたかったのだけど、去年来たときは、海産物を食べに行ったし、一鶴は今となっては香川でなくても食べられるし。
というわけで、「バル デ ドミンゴ」というスペインバルに連れて行ってしまった。
この店来るのは今日が3回目で、前回は9月くらいに来たのだと思う。 もっと来たかったのだけど、なかなか来るチャンスも来る人もいなかったので。
そこで飲み食いして、自転車についてアドバイスしてもらった。
2軒目は「魚男」という店へ。 店内ではもうかなり眠かった。
3軒目は〆のカレーうどん、「ごえもんうどん」で、カレーうどんの小を食べる。 さすがにお腹いっぱいだったな。
帰りはタクシーで帰宅、思ったよりも早くて1時位には帰ってきてしまった。
本日のコースタイム
10:00 見ノ越登山口
10:41~10:48 西島
11:00 刀掛けの松
12:00~12:35 雲海荘
13:29 次郎笈山頂
14:48~15:25 東屋で休憩
16:14 見ノ越登山口
【愛媛】下兜山、上兜山
今日も登山。 5時に目覚ましかけるが起きられず、6時起床ですぐに出発。 今日は愛媛の「下兜山」「上兜山」というところに行く。 山自体の位置は、東赤石山~西赤石山の間にある「物住の頭」という場所から北に行った箇所に、それぞれの山がある。 今まで存在は知っていたが、なかなか行く機会のなかった山。
最近、朝寝坊したり、道中で仮眠したり、ちゃんとした登山ができていなかった。 夜遅くまで起きているのも原因なのだけど、なんだか登山にたいしてワクワクというのがなくなってきてしまっているのかもしれない。
普段登山に行くとき「山と高原地図」の「石鎚 四国剣山」という地図を使っていて、ルートを考えるときもこの地図を参考にしている。 逆に言うと、この地図に載っていない山にはほとんど行っていない。 そして、この地図に山の名前は載っているけど、登山道が書かれていない山にもほとんど行っていない。 基本この地図で山行計画を立てるのだが、もうずっとこの地図のみを頼りに山行しているので、ほとんどの山とほとんどのルートを歩いてしまっている。 なので目新しいルートや山が無いのも、ワクワクを失う原因なのかもしれない。
なので、今回は、この地図に載っているけど、今まで行ったことの無い場所を選んだ。 そして選ばれたのが上記2つの山。 西赤石山登山口の日浦から物住の頭まではコースタイム通りだと4時間くらい。 東赤石山の筏津登山口から物住の頭まではコースタイム通りだと3時間半くらい。 どちらにしろ結構な時間をかけて物住の頭まで到着し、そこから北に向かって歩いて行かなくてはならない。 今はGWまっただ中。 西赤石、東赤石とも、人気の山なので、おそらくすごい人混みだろう。 あえて人混みの中、行く必要も無いので、それらの登山口を起点とするルートは考えなかった。
となると、北側の登山口から登るルートがいいのかな。 山と高原地図には下兜山の登山口が記されていない。 なので、国土地理院の地図で登山口を調べる。 こちらの地図はかなり細かい道まで書かれている。
この地図でばっと登山口を調べると、8箇所くらいありそう。 東から、「関の原の南のT字路」「市場側橋の東」「新居浜CC付近に2ヶ所」「大久保特別支援学校南に2ヶ所」「新居浜IC東」「新居浜IC西」。
インターネットで記録を調べると
・関の原の南のT字路
http://blog.goo.ne.jp/sipouzan-2009-goo/e/a7a89d35d03dc4bfb85c1467da4039ae
・新居浜CC付近
http://entotsuyama.hobby-web.net/boukyo15shitakabuto.html
http://homepage3.nifty.com/ishildsp/kikou/ehime3.htm
http://shimanamitai.sakura.ne.jp/h16nen7gatsu.html
というのが見つかった。
人の記録と同じ所を歩いても面白くなさそうだし、新居浜CCの登山口は林道を何度も横切るらしい。 天狗塚や一ノ森のコリトリコースがそんな感じで、あまり好まない。
なので、記録の見つからなかった一番西のルート、新居浜IC西からのルートを登ることに。
一応山と高原地図は持って行くが、国土地理院の地図も持っておきたい。 スマホから閲覧することはできるけど、圏外だと閲覧できないので、必要と思われるページのスクリーンショットを撮って、スマホに転送しておいた。 これで圏外でもきちんとみることができる。

そんなことで、新居浜ICを目指して、一般道で向かっていく。 2時間ほどで新居浜IC付近に到着。 地図で見た登山口付近を車で通ったが、どこだか全くわからず通りすぎてしまった。 Uターンしてもう一度探すが、登山口は見つからず。 地図に載っていた僅かな川みたいな青い線が、カーナビにも載っていたので、登山口の大体の場所は分かった。 路肩が広くなっている場所があったので、そこに駐車。 登山の準備をして出発。
なのだけど、どこから取りつこうか。 登山口はどこだかわからない。 目の前にそびえる山の上の方には電力会社の鉄塔が見える。 国土地理院の地図にも、その鉄塔が載っている。 道は分からないが、とりあえず目指す場所は分かった。
この川みたいなやつは、砂防ダムみたいな感じの設備なのだけど、水がチョロチョロしか流れていない。 とりあえず、これの東側から取りつこうか。

そのまま山に入っていく。 道はない…… 適当に上に登って行く。 少し進むと道らしきものは合ったのだけど、すぐに木々に覆われて歩けなくなったり、一面のシダ植物によって道を見失ったり、突然道らしきものが消えたりと、全く役に立たない……
仕方ない、大体の方角をはずさないよう、ひたすら歩けそうな場所を上に登って行くか。
山の斜面をひたすら上に登って行く。 顔には蜘蛛の巣がかかりまくり、草木が体にまとわりついてボキボキと折れていく。 シダ植物の枯れたものが大量にある地帯に踏み入れたら、花粉みたいなやつがブワッと飛び広がるし、なかなか苦戦する道を進んでいくこと30分くらい、ようやく下から見えていた鉄塔まで辿り着いた。 が、地図では鉄塔には辿り着かないようになっている……鉄塔の東側30mくらいの尾根をひたすら登って行くらしい。 ここまでの道が悪すぎて何度も靴紐がほどけたので、スパッツを着用することに。 足元も悪いし、顔の前にも障害物が迫ってきたりするので、ストックを使うことに。 ストックは常に携行しているけど、ほとんど使うことが無い。
スパッツつけてストック伸ばして、いざ出発。 地図を見ると、もうちょっと上にも送電線があるみたい。 尾根を外さないよう、送電線を見落とさないよう、ここから先も道無き道を歩いて行く。 腕とか傷だらけだ……
そして2つ目の鉄塔に到着。 ここも鉄塔にたどり着くのは不正解。 東の鉄塔と西の鉄塔が200mくらいしか離れていなく、その中間辺りに出るのが正解だったのだけど…… 東の鉄塔に出てしまったので、少し西に歩いて行く。 半分くらいのところの斜面の木の幹にピンクテープが巻きつけてあるのを発見。 ここも道なき斜面だけど、そのピンクテープを頼りに一気に50mくらい高度を上げる。 すると、道っぽいところに出た。

ここから先は地図通り、傾斜が落ち着いた状態でしばらく歩くことができる。 途中に432m地点があるのだけど、三角点とか見当たらず、大体の場所で時間を計測。 そこまで1時間20分近くかかっている。 ここから先は道ははっきりとしているので、それをひたすら歩いて行く。 途中で西から2番目、3番目の登山口に続いている分岐点があるはずなのだけど、それがどこなのかわからなかった。
しばらく歩くと、下から数えて3つ目の送電線を通過。 すぐに4つ目の送電線を通過。 この送電線は目印になる。 ここから先は送電線は無いみたい。
この先も道ははっきりわかっているのだけど、なかなか渋い上り坂が延々と続く。 途中、957.7m地点があるのだけど、その地点の3,400m手前くらいで道が二手に別れる。 片方は尾根のてっぺんへ登って行く不明瞭なルート。 もう片方は今までと同じような道筋だけど、尾根へ上がっていかず、ゆっくり高度を上げていきそうなルート。 なんだか、尾根のてっぺんルートの方が迷う心配がなさそうなので、そちらを歩いて行く。 最終的には、どちらのルートも957.7m直前で合流したのだけど……
957.7m地点で休憩。 ここまでなかなか疲れた…… スパッツはもう不要なので、ここで外す。

ここから先、1006m地点までもほぼ平坦な道っぽい。 道なりに歩いて行く。 目印はたまに、赤テープが出現するような感じ。 尾根ルートなので、目印自体不要なのかもしれないけど、目印があるのと無いのじゃ安心感が違う。
1006m地点はどこだかわからず、その先の4差路分岐みたいな場所のテープを発見。 これを下って行くと、新居浜CCや大久保特別支援学校のルートか?
そこから先はけっこうキツイ登り坂に変わる。 下兜山直前には大きな岩と、左に巻いて登るためのロープがかかっていた。 これを越えると三角点があり、下兜山直前の急な登りへ。 そして、下兜山山頂に到着。
当然だけど誰もおらず、ここで休憩をする。

ここから先は、上兜山を目指すのだけど、これがまたきつそうなルートに見える。 距離的には、957.7m地点から下兜山と同じくらいの距離がありそう。 正直、ここで引き返そうかと思ったが、もし引き返してしまったら、下兜山~上兜山の区間を歩くチャンスが無くなってしまう気がする…… 実際に距離を目の当たりにしてみると、物住の頭経由で来ても、距離が長すぎて下兜山まで到達できそうにない。 かと言って、下兜山起点にしても、ここまでどのルートを使っても同じくらいの距離があるので、今日断念したとして、次回も断念すると思う。 まだ時間は12時だし、やっぱり上兜山まで行こう。 見た目は結構遠いけど、距離的に考えたら1時間くらいで行けるのだろう。
上兜山に向けて、まずは強烈な下りから始まった。 ロープがかかっている下り、かなりの急傾斜がしばらく続く。 鞍部まで下ったら、そこからダラダラとした登りが始まった。 水の通り道のような場所をひたすら歩いて登って行く。 このあたりは尾根が広く、道を見失わないよう気をつけながら歩いて行く。

途中で足元が草に覆われて全く見えないような登りを登ったりで、1414mらしき三角点を発見。 ここで歩く向きが突然変わるので、帰りに気をつけなくては。 意識してないと、別の尾根へ下りてしまうかもしれない。
ここからも薄いマーキングを頼りに歩いて行く。 急傾斜が何度かあり、少し歩くと、「串ヶ峰← →上兜山」の看板が出現。 上兜山は目前。 さぁあと少しがんばろう。 ここから数分、胸くらいの笹漕ぎがあって、最後の急傾斜を登ったら、上兜山に到着した。 ここまで5時間、かなりクタクタだ……

座り込んでインスタントラーメンを作る。 ここからの眺めは素晴らしくて、南には先ほど立っていた下兜山。 東は赤星山~前赤石山まで。 西は西赤石山~伊予富士っぽいところまで見える。 もう30分くらいで物住の頭まで行けるのだけど、さすがにそこまで行ったら、帰りが不安。 正直、下兜山までもちゃんと歩けるか不安だ…… マーキングはかなり薄く、往路と同じ道を歩けるかどうか……

あまりゆっくりしている時間も無いので、ラーメンを食べて少し休憩をしたら帰ることに。 まずは下兜山まで。 今歩いてきた道を戻る。 しかし途中でアクシデントが発生。 序盤からずっとストックを使っていたのだけど、ここの下りで足を滑らせて転倒。 ザックが衝撃を吸収してくれたし、足元は笹だったので問題は無かったのだけど、ちょうど切り株みたいなやつがあり、ストックに変な負荷がかかってしまったらしい。 ボキッといい、ストックは折れてしまった…… まだ下りが始まって10分くらい、これから数時間の下りでストックが大いに役立ってくれるはずだったのに…… 折れてしまったものは仕方ない、片方のストックだけで、足の負荷を軽減しながら下りていくことに。

心配していた下兜山までの道のり、つい1~2時間前に歩いているので迷うこと無く到着できた。 が、初めて上兜山~下兜山に向かって歩く人はかなり注意しないと迷ってしまうと思う。 道はかなり悪いし、目印も少ない。 眺望は効かないし、違う尾根もある。
下兜山で休憩し、ここから一気に下っていく。 ここから先は、分岐点はあったけどだいたい道は覚えていると思う。 どんどんと片方のストックだけを使って下りていく。 1006m付近、957.7m地点、462m付近を通過し、下から2つ目の鉄塔まで。 さぁ、ここから道無き道の下りが待っている。 沢も無いし、崖もおそらく無いと思うので、迷っても大丈夫だとは思うが……
とりあえず、まずは200mくらい下にある、1つ目の鉄塔を目指そう。 送電線はここから見えるので、極端に外れないよう、送電線を通過しないよう意識して、道無き道を歩いて行く。
無事、下から1つ目の鉄塔まで到着。 後は高速沿いまで下るだけ。 幸いなことに、高速道路を走る車の音は聞こえてくる。 それが逆に安心感となる。 ちょっと景色が見渡せる場所なら、高速道路も見える。 あとあれだけの距離だもんな、もう少しだ。
道無き道を下りていく。 もうどこを登りに使ったのか、どこが正規ルートなのか全くわからない。 地図的には北北西に向かって下りていくようになっているので、真北にならないよう意識しながら下りていく。
無事高速沿いの車道まで下山。 が、降り立った場所は想定していた場所より東に150m程行った場所だった。 もう少し西に進路を取らないとダメだったか。 駐車しておいた車まで戻って一安心。

体やパンツの中にまで木々のかけらや雑草などが入り込んでいたため、一回服を脱いで叩いてから、また着なおす。
着替え持ってくればよかった……
本日の登山、結構変な基準で選んでしまったが、かなりキツイ山行だった。 ただもう少し頑張れて、もう少し気持ちが強ければ、西赤石まで到達して、魔戸の滝に降りて、車道を歩いて帰る、みたいなこともできたのかもしれない。 魔戸の滝ルートは一度しか歩いたことが無く、ここも道に不安が残っているので、もう一度道を調査した後じゃないと、恐ろしくて計画を練れないな。
今回みたいな地図に載ってるけど登山道のない山は結構あるので、そういうのもどんどん挑戦してみたいと思う。
帰りは面倒で高速で帰ってしまった。 新居浜ICから高松西ICまで1600円くらいで、1時間程で帰宅できた。
本日のコースタイム
08:16 駐車地点
09:33 433m地点付近
10:12 分岐??
10:50~10:58 957.7m地点
11:14 1008m地点付近
11:54~12:06 下兜山山頂
13:13~13:42 上兜山山頂
14:34~14:40 下兜山山頂
15:19 957.7m地点
16:04 432m地点付近
16:11~16:18 下から2つ目鉄塔
16:48 駐車地点
【徳島】三嶺
GW3日目、今日は登山に行く。 5時40分起床ですぐに出発。 今日は天気が悪そうだ。 香川は雨は降っていないが昨夜の雨で路面が濡れている。 どちらにしろ今日は天気が悪いとにらんでいて、お昼ごはんを屋根の下で食べられる三嶺に行こうと決めていた。
今日はGWのため、大歩危小歩危あたりから県外ナンバーが目立つようになってきた。 県外の人たちは県道32号線、国道439号線に悪戦苦闘することだろう…… 途中に遅い車がいたけど、いやしの温泉郷まで到着。 登山の準備をして出発。
とりあえず今は雨が降っていない。 天気は曇り、山の上には雲がかかっている。 レインコート必要になりそうだし、スパッツも必要になりそうだけど、必要になったら装着すればいいかな。 なるべく動きやすい格好で歩いていきたい。
登山道を横切るようにして工事されている林道を2度またぎ山の中に入っていく。 登り始めてすぐ、前方から青色レインコートの格好をした男性が下りてきた。 上で泊まっていて、もうこの時間に下りてきたよう。
GWのため観光モノレールは大人気で、モノレールのレールをくぐったり平行して歩いたりする場所では、何度もモノレールに出会った。 そのまま歩き続けて、すぐに旧造林小屋まで到着。 ここで少し休憩をする。
樹林帯の中にいるから気づかないけど、木々の上を見ると霧雨みたいなのが降っている。 上は雲の中だろうし、雨か……

自分の記録を見る限り、三嶺には14回登っている。 そのうち10回はいやしの温泉郷登山口を利用している。 なので、いまさら新しい発見とかもなく、あまり書くことがない…… ただ気になったのはあちこちにヤスデが動いていた。 ちょうど春になってきたし、虫達も活動する時期になってきたのかな? 前に自宅の庭にヤスデが大量発生したときがあったのだけど、原因は溜まった枯葉だった。 登山道も枯葉がたくさん落ちているので、ヤスデにとっては楽園なのかもしれない。

そんな中、どんどんと登っていく。 1791m地点を通過し、少し急な箇所を登ると、気持ちのいい広場へ。 今日は天気が悪く景色が見えないのが残念。

ここから先は笹が出現し始めた。 笹は濡れており、だんだんとズボンと靴が濡れ始めてきた。 スパッツはこの先でつけるか。 濡れないように気をつけながら歩いて、1791m地点に到着。 ここで休憩をしてスパッツをつける。 レインコートの下を履くほどではないだろう。 ここからも全く景色が見えない……
一旦下って、三嶺避難小屋に向かって登って行く。 途中で、鹿除けネットがあるのだけど、なんとネットの支柱がポキっとオレてしまっている。 鹿除けネットは意味をなさず…… 折れている箇所以外もネットはボロボロだった。
そして、避難小屋の見えるところまで登ってきた。 上に来ると霧雨と風で、あっという間に濡れてきてしまう。 だが、ここまでレインコート装着せずに登ってきたのに、ここで着けるのも…… 笹原をショートカットするルートは下半身が濡れそうなので、一旦避難小屋の前に行き、名頃から来た場合に山頂を目指す方のルートで登ることに。 さすがに上半身も濡れてしまうので、上着を出して着る。 下半身はこのまま耐えよう。 頭は坊主なので濡れてもすぐに乾く。 上半身は上着がぬれる前に山頂行って避難小屋まで戻ってこよう。

一気に山頂まで登って、写真だけ撮ってすぐに避難小屋に戻る。 山頂には男性が1人、女性が1人いた。 男性は霧雨の中、ご飯を食べていた。

避難小屋まで戻ってきて中に入る。 今日は賑わっていて、大学生5人組、50代の夫婦、40台くらいの男性が寝袋で仮眠中。
端っこのスペースを確保して、ここでお昼休憩。 靴と靴下を脱いでくつろぐ。 上着はあまり濡れずに済んだので、脱いで乾かす。 ここでお昼ごはん、インスタントラーメンを作って、おにぎりと一緒に食べる。 食べ終わったあとも少し休憩する。
大学生と夫婦は白髪避難小屋まで行くらしい。 大学生は1人25kgくらいの大荷物で、三嶺の時点でクタクタそうだった。 天気は悪いけど、白髪避難小屋まで2時間ほど、頑張って行ってほしい。

オレも休憩が終わり下山することに。 先ほどまで降っていた霧雨は上がっていた。 下山しているとだんだんと晴れてきた、そして気温が上がってくる。 旧造林小屋で休憩して上着を脱ぐ。 観光モノレールは午後も大盛況で何度も乗っている姿を目撃した。 そして登山口まで下山。

帰りも観光客の車がたくさんいて、なかなか思うように運転できなかったが、17時過ぎに帰宅。
家についてからは6kmジョギング。 登山後で、足があまり動かせなかったしすぐに息があがってしまったけど、良いトレーニングになったと思う。
今日登山したけど、なんと明日も登山に行くことができる。 2日連続登山なんてほとんど無いので、明日は疲労が心配だけど、楽しみだ。
本日のコースタイム
08:29 いやしの温泉郷登山口
09:29~09:43 旧造林小屋
10:44~10:55 1791m地点
11:21 三嶺山頂
11:30~12:16 三嶺避難小屋
13:18~13:22 旧造林小屋
14:08 いやしの温泉郷登山口
【愛媛】ハネズル山【スマホ発見】
今日は登山。 昨夜は準備せずに寝てしまって、6時半に起床。
それから準備をするが、特に持っていくものが無い。 今日は登山とはいいつつ、目的は山登りではなく、先週紛失したスマホの捜索。 先週と同じ登山口から同じルートを使って登り、スマホを紛失した区間でひたすら探す作業となる。
天気はあいにくの雨…… 晴れでも探すだけはつまらないだろうけど、つまらないに加えて雨とは…… いろいろと辛くなりそうだ。
準備をして7時前には出発。 一般道で川之江を目指し、法皇トンネルを通り肉淵林道終点の登山口まで。
まさか2週連続でここに来ることになるとは思ってもいなかった。
準備をして出発。 雨が降っているので、最初からレインコートとザックカバーを装着していく。
今日は登山口には一台も車が止まっていない。 雨だし誰も登らないだろうな。

先週歩いたばかりの道を歩いて行く。 松林を抜けて渡渉ポイントを何箇所か通過。 天気が悪いため、先週は見えた景色が全然見えない。 すぐに峨蔵越まで到着。 さぁここから捜索が始まる。 探すのにザックは邪魔なのでどこかに置いておこうかなと思ったけど、峨蔵越は木々も無く、雨が直接当たるのでここに置いておくのはやめておこう。 少し進んだ、適当な場所に置こうと思って、ザックを背負いながら捜索を始める。

前回よりもゆっくりとしたペースで、地面を注意深く調べながら歩いて行く。 雨と笹でどんどんと手が濡れていく。 探しながら歩いて行くが見つからず。 途中で岩を乗り越えるのが2箇所くらいあり、そこで右足を高くあげるので、そのあたりも注意深く探す。 1週間経って、落ち葉とかが覆いかぶさっているかもしれないので、落ち葉や枝等もどかしながら探していく。 が、見つからず。
笹が深い地帯も懸命に探すが見つからず…… くまなく探すこと25分くらい。 また笹の深い地帯が出現して、そこを一生懸命探していたら、すぐ下に白い物体を発見!! これは落としたスマホではないか!! こんなところに落ちていたのか!! 落としていたのは普通の笹が深い地帯。 先週何度も探したのに、なぜ見つからなかったのだろうか。 とりあえずスマホを拾って、ザックのチャックの付いている場所に保管する。
雨で濡れたり泥がついたりしているが、それは下山してから綺麗にすればいいだろう。 とっくにバッテリーも切れて給電もされないので、電池パックはすぐにはずさないでもいいだろう。

スマホが無事見つかって一安心。 さぁ、あとは山に登って下山しよう。
今日は最初からスマホ捜索で来ているので、鍋とかガスとかは持ってきていない。 二ツ岳は先週登ったし、先週スマホ落としたために行けなかった、小箱越からのルートを使って下山しようかな。 ハネズル山も近いので、そこに登ってから下山しよう。
というわけで、ハネズル山に向かって歩いて行く。 すぐに赤星山・ハネズル山の分岐点まで来たのだけど、ここの分岐ポイントにあったはずの看板がボキッと折られている。 先週はあったのに、この一週間で何かあったのか?
動物とかが折れるようなものじゃないし、人間が折ったっぽいのだけど、誰が折ったのだろうか? 折れたはずの上の部分も見当たらないし…… これじゃ分岐点知っている人じゃないとわからないな。 赤星山へは道がある程度見えているのでいいけれど、ハネズル山方面には踏み跡すら見えないような感じになってしまっている。

ハネズル山方面に歩いて行く。 相変わらず道が不明瞭でわかりにくい。 わかりにくい道を歩いて、小箱越まで到着。 小箱越でも分岐を示す目印が無くなっていた。 前来たときは、白い細長い小さな目印があったはず。

そのまま山頂を目指す。 コンクリート小屋を通過し、ヌタ場を通過し、ハネズル山山頂へ。
雨なので、すぐにUターン。 コンクリート小屋の中で休憩をしよう。

雨だったため、ここまでまともに休憩ができていなかった。 小屋の中は汚くて薄気味悪いけど、雨がしのげるのがありがたい。
水分補給とおにぎりを食べて栄養を補給する。
さぁ、あとは戻るだけ。 小箱越からは、直接下りる道を選択。 初めて通る道だけど、大丈夫だろうか?
道自体は荒れてるけど明瞭で、どんどんと下っていく。 途中で杉林の中を急激に高度を下げる区間があり、渡渉ポイントへ。 雨で川の水が増えており、2歩の渡渉だけど、滑りそうで怖かった。 その後は沢を左下に見ながら歩いて行く。 細くて危なそうな箇所がいくつか。 そして2つ目の渡渉ポイントがあった。
それを越えて少し登ったら林道に合流した。 あれ? 予定では、登山口から少し上に出るはずだったのに、見当違いの場所にでてしまった。 そのまま林道を歩いて駐車地点まで戻ったけど、1kmくらい西にでたし、50m以上下りすぎていたみたい。
道を踏み外した覚えはないのだけど、どこで間違ったのだろうか……?
渡渉ポイントは一箇所だけが正解か? 二箇所目は間違いっぽい。 けれど、わからないなぁ。 今度このルートを使って下から登ってみて、調べないといけないな。

ただ、たまたま林道に出たからよかったものの、上に登り返さなかったら林道には合流せず、そのまま県道までひたすら降りて行ってしまったかもしれない。 さすがに距離感で気づくだろうけど、引き返していたかはその時になってみないとわからないし。
しかし、今回の登山でスマホが見つかってよかった。 これからはファスナー付きの場所に入れておかないといけないな。
スマホは防水だったので、乾燥と充電をしたら無事元通りに起動できました。
本日のコースタイム
09:27 登山口
10:32 峨蔵越
11:11 ハネズル山方面分岐
11:39 小箱越
11:52 ハネズル山山頂
11:58~12:10 コンクリート小屋
12:18 小箱越
12:55 渡渉ポイント
13:17 渡渉ポイント
13:28 林道合流
13:42 駐車地点
【愛媛】二ツ岳【スマホ紛失】
今日は登山。 5時起床しようと思ったが、起きられたのは7時…… 急いで準備をしてすぐに出発。 今日は愛媛の二ツ岳に行く。 二ツ岳自体は大した山じゃないので、その先のエビラ山まで行こうと思っていたのだけど、2時間オーバーしてしまったので、行けないかもしれない。
川之江方面に走っていたのだけど、途中で猛烈な眠気に。 なんとか耐えて運転していたのだけど、道の駅豊浜で限界。 道の駅に駐車して30分以上仮眠してしまった。 2時間オーバーが、さらに30分オーバー。 今日はダメだな……
二ツ岳の、肉淵登山口へ。 登山口すぐ下には、車が2台止められるスペースがある。 既に1台止まっていて、もう1台置けないことは無いのだけど、狭いので、100mくらい下のカーブで広くなっている所に駐車。
登山の準備をしていたのだけど、想像していたよりかなり気温が高い。 これはいろいろいらない道具を置いていこう。
オーバーグローブ、真冬用の手袋、ニット帽、12本爪アイゼン、ダウンジャケットを置いていき、代わりに6本爪アイゼンを持っていく。 日陰などでもしかしたら凍りついているかもしれないので。

だいぶ遅くなったが、10時28分に登山口を出発。 二ツ岳自体は3回目、この登山口は2回目なのだけど、前回ここから登ったのが3年半前なので、全然覚えていないや……
出だしの鉄の階段を登って山の中へ入っていく。 最初は松林を歩いて行き、途中から普通の山道に変わる。 最初の水場は水量豊富で、綺麗な水が流れていた。 2つ目の水場は水量自体はそれほどでもなかった。 3つ目はチョロチョロ。 そして、峨蔵越まで3分ほどの所にある水場はこの4つの水場の中では3番目くらいだった。
すぐに峨蔵越まで到着した。 ここで休憩。 今日は暑くて喉がすごい乾く。 水分をきちんと補充しておかないといけないね。

峨蔵越から先は急な傾斜だったり、岩場だったりの道に変わる。 まずは鯛の頭まで。 ここまでも結構苦労しながら歩いて行く。 途中にロープがあったり、鉄のはしごがあったり。
30分ほどで鯛の頭に到着。 ここから先も似たような道だったな。
だけど、今日はここから先には雪が出現。 雪といっても残雪期のベチョベチョな雪なのだけど、これが歩きにくい。 雪のせいで普段より歩く高さが1mくらい上がっている。 そのため、木々の枝などが容赦なく目の前に迫ってきている。 すごい歩きにくいなぁ…… 最後の方は、樹林帯の中の半分凍りついたような道を登っていたのだけど、下りが滑りそうで怖いかも。 二ツ岳名物の「ここから先は命がけ」の看板がどこかすらわからなかった。 雪の下に埋もれていたのだろうか?

しばらくして山頂に到着。 山頂には先客がいた。 登山口に止まっていた車の人らしい。 50~60歳くらいの単独の男性だった。 見晴らしのいい場所でお昼を食べていたので少し会話。 遠くに見える山が何か聞いてきたので、教えてあげて、その人は下山していった。
お昼はおにぎり2つとインスタントラーメン。 もう暖かいのに、厳冬期用のガスカートリッジを持ってきてしまった。 このガスは単価が高いので、冬以外使えるタイプのものに交換しよう。 値段が1.7倍くらい違う。

お昼ごはんも食べて下山することに。 下りは5分くらいだけど、半分凍りついた斜面があるので、そこを歩くために軽アイゼンを装着。 つけるの面倒だったけど、リスクを減らすためにしかたないか。 その区間はなんなく通過し、すぐに軽アイゼンを外す。 くだりも雪のある区間はグイグイと下りて行き、すぐに鯛の頭まで到着。 そこから先もグイグイと下りて行き、峨蔵越まで。

峨蔵越で再び休憩する。 帰りは来た道を下りるのではなく、ハネズル山方面に歩いて行き「小箱越」というところから林道らしき道を使い、登山口まで歩くコースを選択。
11月に歩いたばかりのコースなので、かなり記憶に残っている。 峨蔵越からは腰~胸くらいの高さの笹こぎが始まる。
冬の積雪期をまたいだので、笹は勢いを失っているかと思っていたのだけど、全くそんなことはなく、元気に生えていて歩くのを邪魔している。 このあたりも雪は積もっていたはずなのに、笹の生命力はすごいなぁ。
そんなことを思いながら、ハネズル山方面の分岐まで到着。

いつもコースタイムをつけるときは、分岐や目印となるポイントで、スマホの時刻を見て、それをノートに記している。 同じように、現在時刻を見ようと、ズボンのポケットに手を入れるが、スマホが無い……? あれ?? いくらポケットに手を入れてもスマホがない。 ウエストポーチに入れたのかと思って、そちらも探すがない。
ザックの中にしまったのかも、と思い、ザックを探すがない。 これはまさか落としたというパターンか??
先ほど峨蔵越出発するときに時刻を確認しているので、そこまでは存在したのは間違いがない。 落としたとすると、この笹こぎの区間のどこかということになる。 けれど、ポケットに入れておいたものが落ちるとはちょっと考えにくいのだけどなぁ、実際なくなっているし…… またこの道を戻らないと行けないのかと思うと憂鬱だった。
ザックはここに置きっぱなしにして、ウエストポーチと通話用の携帯電話だけ持って、空身で探しに行く。
探すと行っても、歩いてきた道を戻り、足元に注意したり、笹が深い場所では笹をかき分けて足元を探したりという作業なのだけど。

峨蔵越まで戻ってきてしまったけど、スマホは見当たらなかった。 峨蔵越は電波が悪く、通話もできない。 少しハネズル山方面に進んだところで、妻にTELをする。 スマホを落とした旨を伝え、20分くらい、ずっとライン電話を鳴らしておいてもらうことに。 音が鳴ってれば、笹こぎのなかでも気づくかもしれない。
再び、ハネズル山方面に向かって、足元を探しながら歩いて行く。 音にも気をつけながら、途中で立ち止まったりしながら探していくが、見つからないままザックを置いた場所まで戻ってきてしまった……
時間の余裕もあまり無いし、もう一度峨蔵越まで探して無かったらもう下山しよう。
再度探しながら歩いて行くが、見つからないまま峨蔵越についてしまった…… 時刻は16時。 もう1往復探したら17時になってしまう。 ここから下山するのに1時間くらいはかかるので、時間的に厳しい。
スマホは諦めきれないけど、これ以上探すと、スマホ以上の損失を負うかもしれないので、残念だけど下山することに。 小箱越方面から下山する計画もダメになり、登ってきた道をそのまま下っていく。 帰りはずっとスマホのことを考えながら歩いていたので、気分がブルーになってしまった。
17時位に下山して、高松に向かって帰っていく。
しかしこんなことになるとは…… 今までもずっとスマホはポケットに入れて登山していたけど、一度も落としたことは無いし、落とすなんて考えてもいなかった。
家に帰ってから、GoogleのAndroidデバイスマネージャーで位置情報を検出しようとしたけど、どうやらスマホは圏外の位置にあるらしく、何も出来なかった……
とりあえず通信されないように、通信プランを停止して、次回オンラインになった際、自動で初期化されるように設定をしておいた。
来週、また探しに行く予定だけど、スマホのない生活に耐えられるだろうか?
本日のコースタイム
10:28 登山口
11:25~11:34 峨蔵越
12:03 鯛の頭
12:29~13:12 二ツ岳山頂
13:36 鯛の頭
14:01~14:05 峨蔵越
14:24 ハネズル山分岐
14:46 峨蔵越
15:14 ハネズル山分岐
15:59 峨蔵越
16:55 登山口
【徳島】剣山
午前2時過ぎに家を出発。 寝てない状態なので、どこまで行けるか……… 行けるところまで行って、仮眠して、本日の登山に備えよう。
今回登りたい山は、丸石パークランドからの、丸石~次郎笈。 雪の状態に寄っては丸石まで、次郎笈~剣山へは、おそらく行かないと思う。 なので、国道32号線の池田町に行く方面に向かって走って行く。
のだけど、岡田付近で猛烈な睡魔に襲われる。 まだ家から20kmちょっとくらい。 こんなところで仮眠するわけにはいかない。 なんとか睡魔と闘いながら、まんのう公園近くの新しいデイリーに避難。 ここでパンとガムを買って、眠気を覚ます。 もう少し進んでから仮眠しないと、なんのためにこんな時間に家を出てきたのかわからない。
そのまま頑張って走って行くが、限界が訪れた。 「道の駅 たからだの里さいた」で限界だった。 道の駅の駐車場に着いて、助手席に移動してシートを目一杯倒す。 家から持ってきた毛布をかけてそのまま目覚ましかけずに眠りへ……
寒すぎて何度も目が覚めたが、眠くて動けずエンジンをかけることができない。 そのまま朝を迎えて、ようやく起きられたのが7時過ぎだった。 外は明るくなってきている。 そして、仮眠で寝てしまった…… ここから丸石パークランドまでまだ2時間くらいかかる。 着いたら9時か、時間的に厳しいなぁ。 目的地を変更しなくては。
とりあえず徳島県に入らないと行けないので、32号線を南下して、猪ノ鼻峠から徳島県へ。 運転しながらどこの山に変更するか考えていた。 時間的に祖谷方面だと、天狗塚、三嶺。 三嶺な気分じゃないし、天狗塚も冬にあの真っ直ぐなルートは登りたくない。 なので祖谷方面は選択肢から消えた。
192号線を東へ走って行くことを考える。 風呂塔とかそのあたりの山は、昨年末に登っているのでパス。 となったら、国道438号沿いしかないな。 黒笠山、八面山もこの前上ったし、津志嶽の気分でも無い。 となると、ヘアピン地帯を登って行くしかないな。 終点の剣山、これも12月に登っているけど、手応えのありそうな山がここしか無くなってしまったので、剣山にするか。
目的地は決まった。 剣山に向かって走って行く。 国道438号線も第4ヘアーピンあたりまではほとんど雪も無い。 そこから先は凍りついた雪の道が続くが、凍っているだけなので、ゆっくり走れば問題なく走れた。 凍っている方が怖いのかもしれないけど、新雪フカフカの道より走っていて不安が少なかった。
見ノ越到着したけど、駐車場までは入れないらしく、近くに路上駐車がたくさん。 オレもそこに並びで止める。
急いで登山の準備をして出発。 かなり遅くなってしまった。

登山口前にも雪が積もっているのだけど、雪はガチガチだ。 木曜日に香川では雨だったので、こちらは雪かと思っていたのだけど、どうやら雪は降っていない様子。 こちらも雨だったのかもしれないな。
階段を上って神社の脇から登山口へ。 もう一面がガチガチ。 すぐのところで、アイゼンを装着中の同年代っぽい2人組がいたが、オレはまだアイゼンつけないでいいかな、足さえちゃんと置いていけば滑らないで行けそうだし。
と思っていたのだけど、少し進んだ所の小屋の先の道を見て、これはアイゼンつけないと無理だなと思った。 夏に歩いていると普通の道に見えるのだけど、雪がかなり積もっている今、道は斜めになっている。 そこに足跡がついていて、それをたどっていくのだけど、メチャメチャ滑りそうだ。 滑ったら右の斜面を滑り落ちていくことになる。 滑落で死亡するような場所じゃないけど、止まれずに20~30mは滑り落ちそうだ。 西島くらいまでアイゼン付けずにいけるかな、とか思っていたけど、打ち砕かれた。
おとなしく、アイゼンを装着して先に進んでいく。

リフトを潜る場所は埋没している。 今シーズンは雪の量自体はものすごい多いのね。 ただ、降った時期が早すぎて、今は雪質が悪いので、この時期はなんだか物足りない気がする。

ガチガチの道を滑り落ちないように気をつけながら歩いて行く。 少し歩いて西島まで到着。 ここで休憩をしよう。
剱山に来たのはいいけど、このまま山頂目指しても面白く無いな。 かと言って、大きな岩のある神社の方も、昨年末に行っているので、どうしようかな。 刀掛けの松から、行者ルートの方に行ってみようかな。 鎖場があるので、冬季のそこはどんなになっているか見てみたいし、あわよくば鎖も登ってみたい。

刀掛けの松ルートを登って行き、刀掛けの松まで到着。 松は雪に埋没していて、どこが松かわからなかった。 何度もこの道通っているのに……

確か最初は横にトラヴァースして、少し下って、また横にトラヴァースするような道だったはず。 だが、どこが道でどこが道じゃないのかさっぱりわからない。 下りすぎるのだけは怖いので、歩けそうな場所を横にトラヴァースしていく。 が、谷が出現して、谷を越えるのに苦労する。 1つ目の谷、2つ目の谷は越えたのだけど、3つ目の谷が越えられなさそうだった。 谷なので、傾斜は結構きつく、雪がガチガチに凍っている。 アイゼンつけてるが滑り落ちそうで怖い。 こういう時にピッケルでもあれば心強いのだけど、ピッケルは車においてきてしまった。 この谷を越えたら、巨大な岩壁の下に建物のある位置くらいのはずなので、その上が鎖場なのになぁ。 ただ行くのも危なさそうなので、鎖場は諦めるか。 しかし、ここまできちゃったしどうしようかな…… 元の道に戻るのも、2つ谷を越えないと行けないし、このまま直上してしまおう。
夏場だったら急傾斜だし、足場も悪いのでとても登れるような道じゃないが、この時期なら全ては雪に埋もれている。 そして、雪はガチガチ。 体力を消耗するけど、ゆっくり歩んでいけば、元のルートに戻ることができる。
ゆっくり直上して、刀掛の松ルートの鉄の階段がある直前に合流した。

山頂はもう近い。 鉄の階段を越えて、雲海荘の真下まで。 山荘手前の鳥居が雪に埋もれているので、そちらから山頂広場に向かう。 こんなに雪積もってるんだなぁ…… 今日は風もほとんどなく暖かい。

山頂を踏んだ後は、見晴らしのいい所に座ってお昼ごはん。 ラーメンを作って、お腹いっぱいになったあとは横になって少しお昼寝。 めちゃめちゃ眠いし、日差しも暖かくて気持ちがいい。 少し寝てしまい、山頂には1時間以上も滞在したな。 さて帰ろうか。

帰りもこのまま帰っても面白くないので、誰も歩いていない大剣神社の方に歩いて行こう。 斜面は綺麗に雪が積もっている。 道はもうどこだか見えないな。 大きな岩が見えたらそれが目印なので、下りすぎないようにするため、ほぼ真横に歩いて行く。 少し行くと下に岩が見えてきた。 岩に向かってまっすぐ下っていく。 あっという間に到着だな。 大剣神社は雪に埋もれていた……

ここから西島までももう道がどこだかわからないような状態だし、わかったとしてもそこは歩けないので、下りすぎないように真横に歩いて行く。 途中で谷を越える場所があるので、そこは一旦登山道の場所まで下って、谷を越え、また真横に歩いて行き、西島まで到着。

西島からは尾根ルートを歩いて行こう。 左手がみよし市、右手が美馬市。 市の境界がこの尾根に引かれている。 境界を示す杭があるので、それを目印に、尾根を下っていく。 尾根ルートを歩くのは初めてだったのだけど、この道はもう歩きたくないなぁ。 正式な登山道じゃないので荒れているのは仕方ないけど、一直線の道なので傾斜がかなりきつい。 歩いていても全然おもしろくない道だった。
そのまま登山口まで到着。 車に戻って帰る準備をしようと思っていたら、下の方からエンジンの唸る音が聞こえてくる。 すぐ5mくらい下が国道439号線で、1/13~3/31は冬季通行止めとなっていた。 そこで車が雪にはまっているではないか。
女性1人と男性2人が脱出しようと苦労している。 手伝うことに。 車は女性の物で、男性2人は手伝っているだけだった。
この女性は、通れると思い、国道439号線に侵入したが、先の道が雪で通れなかったので、Uターンして戻ってきたのだけど、雪に阻まれて国道438号線にも戻れなくなってしまっていた。 雪はほんの5mくらい。 押せばすぐ脱出できるだろうと思っていたけど、雪は高い気温でベチャベチャになって、まったく押せない。
スコップ2つに、ピッケルみたいなやつがあったので、全員でこれを使って雪を掻きだしたり、車で助走を付けてその5m区間に突入してみたりを繰り返して、30分もかからないくらいで脱出することができた。
脱出用の道具とか持っていないといけないなぁ…… 今回の場合、牽引ロープとかあったら脱出できたのだろうか?
雪の区間が短かったので、ブルーシートとか敷いてもいけたかもしれない。 けど、持ってなかったので、それくらいの道具は車に積んでおいてもいいかもしれない、と思った。
家に帰ってからはジョギング9km、これで月間目標の120kmに達した。 月間120kmはなかなか厳しいなぁ…… だけど、来月も頑張って走らなくてはいけない!
本日のコースタイム
09:39 登山口
10:33~10:52 西島
11:07 刀掛けの松
11:57~13:19 剣山山頂
13:29 大剣神社
13:54 西島
14:30 登山口