社員旅行

くもり今日は社員旅行。 仕事が終わってから白子へ向かう。
真冬並みの寒さで、最高気温が9℃しかいかないらしい。
冬は嫌い…
ホテルっぽいところに到着し、宴会が始まった。
たいしてかわいくもないコンパニオンが3人、2時間で45000円だって。
酔わないように気をつけて飲んだので大丈夫だった。

極寒の赤城山の旅

晴れ

走行距離:350km





明日仕事がないので一日中ゆっくりできる。
またまた暇なので「どこか」に行くことにした。
寒さが予想されたので、できるだけの厚着をしたつもりだった……
今までに千葉県南部、茨城県、東京都は行ったことがあった。
まだ行ったことのない埼玉県に向かうことにした。
国道16号線をひたすら北上。 野田市あたりまできて雨が降ってきた。
立体交差の下で雨宿り&仮眠。 しかし寒くてあまり眠れず。近くのガストに避難した。 そこで寝てしまった。 気がついたら午前4時過ぎ、もうじき閉店だ。
寒いのを我慢し、外に出る。 この旅、断念かと思われた…
しかしあまりにも情けなすぎる。 やっぱり進もう。
だけど20分もしないうちに、眠気に襲われて運転が危ぶまれた。
立体交差を発見したのでそこでもう一度仮眠。 今度は30分くらい眠れただろうか。

いつまでもここにいてもいけない。 そろそろ出発しなくては。
午前5時ころようやく千葉県をぬけ、埼玉県に入った。
出発から6時間以上経過している。
ひたすら走る。 
道路標識で「前橋」の看板が見えてきた。 前橋が群馬県であることは知っている。
よし、そこまで行こう!!
あと100km以上あるが… 走っているうちに友達が眠くなり始めたのでガスト以外のファミレスに入ろうと思ったがいつになっても見つからない。

そのまま群馬県に突入してしまった。 前橋まであと10kmくらいのとこで、すき家を見つけた。
そこで小休止することにした。 時間は午前9時過ぎ。 ようやく目的地が近くなってきた。
とりあえず、前橋にきてもやることがないので、群馬県庁を見に行くことにした。
県庁はあっさり見つかった。
群馬県庁は立派だ!!
群馬県庁 群馬県庁 群馬県庁

なぜ、千葉県の県庁はショボイのだろうか? 悲しくなってくる。
県庁を見たら、目的がなくなってしまった。 周辺の観光案内図があったので見てみる。
すると「赤城山」というのがあった。 せっかくだから登っていこう。

赤城山まで25kmくらい。 遠い距離ではない。
しかしずっと山道ということを忘れていた。 出発してからまだ給油していないのでガソリンの残りがあまりない。
ガス欠だけはならないでほしい。
道はずっと上り坂だ。 アクセルを全部まわしても時速40kmくらしかでない。 ものすごく遅い……
走っていると、途中でいきなり雪が降ってきた!
今シーズン初めて見る雪に感動した。 しかし雪は原付の強敵だ。 すぐに滑ってしまうから…
登るにつれて雪が激しくなってきた。
ようやく山頂らしきところにたどりついた。
そこは白銀の世界とまではいかないが、なかなかの光景だった。
赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山

エネルギー資料館というのがあったのでそこに避難する。
上着5枚、ズボン3枚、シールド付ヘルメット、マフラー、ライダー用手袋、ホッカイロをしているのに、ものすごく寒い。
指先など凍りそうだ、というか凍っているかもしれない。
管理をしているおじさんに話を聞いた。
いつもはこんなに寒くないらしい、今日は特別だって。 それに初雪らしい。
すごい日に来てしまった。

近くに黒槍山という山があるので、そこまで登山しに行くことにした。
途中、道路に温度表示板があり、そこの温度は「マイナス4℃」となっていた。
黒槍山の近くまで、道路が敷いてあるのだが、雪が積もっているのでとてもすべる。
ブレーキをかけると転倒するし、かけないと柵につっこむし…
足を地面に擦り、摩擦で走っていた。 しかし靴が濡れてきてしまった。
ようやく到着したと思ったが、どうも様子がおかしい。
違う場所に来てしまったみたいだ…… そこにも小屋があったので避難する。
赤城山 赤城山 赤城山 赤城山

山小屋のおじさんに正しい道を教えてもらった。
なんとか駐車場までたどりつき、登山の準備をした。
といっても、準備などない。 寒いのでヘルメット、手袋はしたまま。
さっそく登りはじめる。 ひさびさの登山はつらい、それに雪山なんて初めてきた。
景色を楽しむ余裕もなく、ひたすら登る。 途中下山者とすれ違った。
ちょうどそのとき友達は、手袋を外していて、「手袋ないと絶対凍傷になるぞ」と言われた。
恐ろしい……
何分くらい登ったかわからないが、駒ケ岳という山の頂上に着いた。 ここからさらに60分くらいかかるらしい。
もうギブアップ。 ここまででいいや。
下山することにした。 吹雪で何も見えなかったが…
赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山 赤城山

やっとの思いで、原付までたどりついた。 無事にエンジンがかかってくれることを祈る。
エンジンは大丈夫みたいだった。
エネルギー資料館から先はずっと下り坂なので、エンジンを切って進むことにした。
ひたすら下り続けた。 エンジンをかけないで進めた距離は19.8kmだった。
なかなかの成果♪
見慣れた前橋市内までたどりついた。
あとは帰るだけ。 だけど170kmもあるよ…

途中のマクドナルドにより、仮眠をしていく。 このときの時間が15時くらい。
早く帰らないと寒くなってしまう。 山に比べると暖かすぎるが、夜はやはり寒い。
ずーっと走り続け、18時くらいに埼玉県の鴻巣というところまでたどりついた。
夜道を走り続けたので、もうガタガタ震えるくらい寒い。
途中にスーパー銭湯があったので入っていく。 お湯につかって温まり、ソファーでのんびり休んでいった。
このときニュースで知ったのだが、関東地方はすごい寒さだったらしい。
前橋は30何年ぶりに初雪観測記録を更新したらしい。
なんでこんな日に来ちゃったのかな。 運がいいのか悪いのかわからないよ。
時間は22時くらい。 4時間もいたよ…

このときの予想で、家に着くのは3時くらいだろうと思った。
さいたま市をぬけてようやく千葉県に入ったときには感動した。
友達の家にたどりついたのは0時すぎ、思ったより早く帰ってこれた。
もう旅はしないと誓った。
だけどまた行きたくなるんだろうな~