全日本女子大学駅伝

雨10時位に起床。 台風22号の影響でスイムの大会は中止、外は雨が降っていて今日の予定は何もない…… ただずっと家にいるのも微妙なので、長男と三女を連れてゴールドタワーに行くことにした。 雨の高速に乗って、高松西ICから坂出ICまで。 小さな山を越えて宇多津へ到着。 ゴールドタワーは第一駐車場が満車なほど混んでいたが、施設の中は車の台数の割には混んでいなかった。 カラオケとかボーリングが混んでいるのかもしれない。

ゴールドタワーは肌寒かった。 ずっと本を読んでいたのだけどもっと厚着してくればよかった。 三女は着替えコーナーのドレスみたいなのを着てて、ほぼノースリーブのような状態で遊んでいたが寒くないらしい。 子供のパワーはすごいなぁ。 ゴールドタワーは19時閉館なので、閉館時間までたっぷり遊んできた。

夜は、昼間に放送された「全日本大学女子駅伝」を見る。 開催地は宮城の仙台。 お昼の仙台も台風が接近してきているため強い雨が降っている、風がないのが救いか。 そんな中レースがスタートした。
8チームシードで、25チーム+オープン参加の東北学連選抜の、計26チームで争われる。
昨年優勝した松山大学、昨年は2位だったがそれまで5連覇していた立命館大学、昨年は3~5区まで1位で通過したが5区で抜かれて失速した名城大などが注目されている。

レースは雨の中スタートし、2kmほどで早くも異変が。 優勝候補の一角の松山大がついていけず、一気に引き離されていく、表情はメチャメチャ険しくどんどんとスピードが落ちていく。 初出場のチームにも抜かれて、第一中継所の時点では26チーム中25位だった。 トップと2分8秒差となり、松山大が1区で大きく出遅れる。 一方先頭争いは3km地点から飛び出した中央大がそのまま後続を引き離して中継所へ。 6秒差で名城大、注目の立命館大は36秒差の11位。 

2区では立命館大が大猛進。 11位でスタートしたのに2位まで9人抜きを達成する、1位の名城大とのタイム差は15秒に縮まった。 松山大も20位と順位を上げるが、タイム差は広がっており2分27秒差。 このあたりで、松山大はテレビにあまり映らなくなってきた。

3区では日本体育大学が区間1位の走りで2位へ上がる。 トップの名城大とは10秒。 3位との差は4秒。 ここでかなり差が縮まったように感じたが、トップの名城大の走りも悪くなく、26人中5位の走りだった。 立命館大も26人中4位の走りで、タイム差は1秒。 なので、1位の名城大と3位の立命館大のタイム差は1秒縮まり14秒となっている。

4区は凄まじい争いだった。 14秒差の立命館大がラスト1km地点でトップに並び抜き去る。 だが、立命館大の選手はものすごい苦しそうで、あと1kmもつか見ていて心配だった。 ここで立命館大と名城大の立ち位置が逆転し、トップが立命館大、2位が18秒差で名城大、3位がトップから29秒差で日体大。 残り2区で18秒、際どい闘いになってきた。

5区は最長距離の9.2km。 立命館大はこの区間の記録保持者である太田選手が走る。 一方名城大は1年生の加世田選手が走る。 5000mの記録はこの区間の全選手中1位のタイムらしいが、練習でも8km程度しか走らないので9.2kmという距離が走れるかどうか、と解説されていた。 期待されていた立命館大の太田選手だが、本調子じゃないらしくペースが上がらず、抜かれてからどんどんと引き離されていく。
名城大の加世田選手は抜群の安定力で26人中2位の走りでトップで最後の中継所へ。 2位は26人中1位の走りで大東文化大が16秒差でやってきた。 立命館は失速して1分20秒差の3位。
立命館大は優勝争いから脱落した。 16秒差ならラスト5.2kmでなんとかギリギリ追いつけるかどうかという距離。 だが、名城大のアンカーの走りが素晴らしかった。 区間1位の記録でそのままゴールへ。
名城大の12年ぶりの優勝で大会は終わった。 大東文化大は2位だったが、かなり嬉しそうだった。 立命館大は3位で悔しそうだった。

そんな白熱した駅伝を見終わったら、もう25時過ぎだったので、ゼルダをやらずに寝ることにした。