グアム旅行3日目

晴れときどき雨7時起床、ご飯を食べて、8時くらいから外に出ていく。
野菜ジュースとヨーグルト 朝ご飯

レンタカーが10時までの返却で、ガソリンを満タンにして返さないといけない。 ガソリン入れるのが至難の技だ。 サーバーチームの人と一緒に車で出かけていく。
返すまでに2時間くらいはあるので、昨日行けなかった北方面へのドライブも兼ねて出発。

マイクロネシアモールの前を通り、1号線を走っていく。 右側に朝市が見えてきた。 グランドみたいなところに、雑なテントがたくさん立っている感じ。 車で横に乗り付けて、そのまま販売しているような人もいそう。 明日行くのが楽しみだ。 そのまま直進し、アンダーソン空軍基地の横を通り過ぎていく。 軍関係の施設は、入口にゲートがあり、関係者以外は立入できないようになっている。 写真くらい撮っておきたいけど、写真は撮っていいのだろうか……? 車止める場所もなかったので、そのまま通過。

道は国道9号、3号と変わり、28号の方へ流れていく。 28号に入った直後に、スーパーマーケットがあったので立ち寄る。
だいたいのスーパーにはマルボロの看板があるのだけど、タバコの値段って毎日変わるのだろうか? 昨日見たのは5.7ドルだった気がする。
ジュースコーナー 洗剤コーナー スーパーマーケット スーパーマーケット

タモン地区まで戻ってきて、Kマートの目の前にあるモービルに入る。 さて、ガソリンどうやっていれるのだろうか?
前回も入れてるはずなのだけど、全く覚えていない……
日本と同じように、タッチパネルの画面があるので、そこで払おうと思ってカードを選んで、カードをスキャンさせるが、エラーが出て最初からやり直しになる。
英語読めないし、もうお手上げ。 仕方ないので、ガソリンスタンドの店内に入って「How to??」と尋ねると、やってあげるよ、みたいな感じでおばちゃんが出てきてくれた。
このガソリンスタンドでは、勝手にガソリンを入れて、店内で精算らしい。 おばちゃんにはチップで1ドル渡してきた。
無事ガソリンを入れることができた。
レシートには
4.613 USPG @ $ 4.629/USPG 21.35
と書かれている。 これが全く分からないな。 4.629ガロンで、21.35ドルだったってことなのかな? 21.35の単位はドルで間違いない。 1ガロンは3.8Lらしいので、4.629ガロンだったとしたら、17.5Lくらい。 これで21ドルだったら、1L120円くらいの計算になるのかな? 日本よりちょっと安いという認識でいいのだろうか。
ガソリンスタンド ガソリンスタンド ココナッツジュース

無事ガソリンを入れることができ、ホテルのレンタカーカウンターにレンタカーを返却する。 事故もないし、ナビも無事。 店員が最後に車の確認に行って、手続きはすべて終了。
レンタカーは24時間で、ナビ+事故保険を付けて1万弱だった。 事故保険が22ドルくらいかかったけど、もし事故ったらやばいし、しかも海外なので入っておいた。 結果的には使わなかったので損だけど、保険ってそういうものだし。

10時からは、部屋の人が加わって、3人でマイクロネシアモールに出かけてきた。 ホテル前から赤いバスに乗る。 片道4ドル。 バスは北回りと南回りがあって、マイクロネシアモーロ→ホテル街→プレミアムアウトレットと走るのが南回り、その逆が北回り。 WESTINはホテル街の北端にあるので、北回りに乗ったら、すぐに到着する。 乗り心地は結構悪かったが、10分ほどで到着。
タモンシャトル

昨日のショッピングモールより規模は大きかったが、テナント自体はあまり変わらないような気がする。 興味ない店ばかりだから、そう感じるのかな……
ちょうどお昼の時間なので、2Fのフードコートで食事をとることに。
とりあえずジュースを買おうじゃないか。 選ぶまもなく順番が来てしまったので、ブルーベリージュースを注文。 食べ物はベトナム料理の店で、チャーハンと麻婆豆腐と、ゴーヤチャンプルーみたいなやつを食べる。 麻婆豆腐は結構辛かった。 久々に、がっつりな肉以外のものを食べた感じがする。
肉も美味しいのだけど、ボリュームありすぎてつらかった。 この庶民的な食事が、すごい美味しく感じた。
タイのボディケアのお店 タイのボディケアのお店 ジュース ベトナム料理 お昼ご飯 フードコート フードコート

ホテルに戻り、14時前くらいから海へ。 ホテルの目の前がビーチになっていて、そこで泳ぐ。 のだが、だいぶ水が冷たい。 入ってしまえば慣れる感じがしたが、しばらくたつと、入っていてもブルブル震えるくらい寒かった…… 遠浅で200mくらい沖まで行って遊んだり、2つ隣のホテルのビーチまで泳いで行ったり楽しかった。 ただ、寒かった……
結局海は1時間くらいで終了。
WESTIN 海 海 海 海から 海 海 海から

いったんホテルの部屋に戻って、シャワーで海水を洗い流してから、部屋の人と2人で、プレミアムアウトレットに行ってきた。 またバスに乗って。 これも往復するので、4回乗車になるな。 なので16ドル。 バス一日乗り放題のチケットが9ドルで売っているので、最初に買っておけばよかった……
プレミアムアウトレットも前回入ったが、店は全然覚えていないや。 こちらは規模はさらに小さくて、店が20店舗くらいしかない??
隣接しているスーパーマーケットで現地の野菜や魚を見た。 バナナは緑過ぎてとっても不味そうだった。 これは黄色くなるまで待つのか? それとも緑のまま食べるのか?? キュウリはメチャメチャ太い。 どちらかというと、弾力があるので、ウリっぽい? 魚は青い魚や真黒な魚がいて、とても食べたくはない感じだった。 このスーパーは韓国資本なのだろうか? 韓国製品をかなりいろいろな種類取り扱っていた。
それから「CINNABON」というお店で、シナモンのケーキみたいなやつを食べる。 マイクロネシアモールにもあったけど、シナモンの匂いがすごくて、美味しそうだったのだけど、時間とお腹の都合で食べられなかった。 気になっていたので、ここで食べてみようかな。 実際食べてみると、美味しいんだけどかなり甘ったるかった……
プレミアムアウトレット プレミアムアウトレット ROSS おもちゃ屋 カラフルなキャンディー SPAM バナナ キュウリ 気持ち悪い魚 スイカジュース CINNABON CINNABON

ホテルに戻り、20分くらい仮眠。 今日は後半組が合流する日なので、ホテルのプールサイドで合同食事会が開かれる。 毎年結構カオスな状態になるので、嫌っている人もいるが……
19時から食事会が始まり、お酒注ぎに行ったり、ご飯食べたりして、あっという間に2時間くらいが経過して、食事会は終了した。
だが、ここからが本番だ。 営業の社長達についていき、「GREEN LIZARD」とういお店に行く。
甘いものが飲みたかったので、ココナッツの何かを注文したら、ココナッツ+ジンジャエールが出てきた。 うーん、なんか違うな、これ。
2杯目は、ココナッツ+ミルクを注文したら、店員にmilk???と、すっごい不思議な顔をされた。 美味しいのになぁ……

その後はスリングショットへ。 なぜか2回連続乗ることになって、夜空を飛んで行った。 夜だし、あまり怖くないのだけど、グルリと回転するので、飲んだ後だし胃が……下りたあと、少しの間気持ちが悪かった……
バツゲームのごとく、次から次へといろいろな人が乗せられて行き、夜空を舞って行った。

それからラーメンを食べに行った。 ホテル近くのラーメン屋で、しょうゆラーメンを食べるが、もうお腹いっぱいすぎる…… なのに、ギョウザやから揚げやチャーハンが、次から次へと運ばれてくる。 営業の人たちが頑張って食べていた。 すごいな、よくそんなに食べられるな……
アルコールよりも、食べ過ぎでお腹が苦しい……
部屋に戻って、1時40分くらいに就寝。

グアム旅行2日目

晴れときどき雨8時半くらいに起床。 シャワーを浴びて朝食を食べに行く。 朝食は1Fのレストランでバイキング形式。
洋食、和食と種類豊富にあるのだが、起きた直後でまったく食べられない……
朝食、普通に食べたら1500円くらいはするだろうから、いっぱい食べて起きておきたい所なのだが、満足に食べられなくて残念。
朝ご飯

いったん部屋に戻ってから、レンタカーの手続きをしに行く。 レンタカーはハーツレンタカーというところで、日本からインターネットで予約しておいた。 ハーツレンタカーはWESTINホテルにカウンターがあるので、直接手続できる。
レンタカーのカウンターでプリントアウトしておいた予約票を渡すと手続きをしてくれた。
カーナビの説明を受け、保険やデポジットの説明などを全て英語で受ける。 途中で、カーナビの保証金についての説明がどうしてもわからなく、日本語を話せるスタッフに電話をかけてもらった。
カーナビ本体を無くしたら300ドル、ケーブルを無くしたら20ドル、スタンドを無くしたら30ドル、のように、細かく金額が設定されており、一式無くしてしまったら430ドルくらい取られてしまう。
カーナビはポータブル式で、やっぱり海外だから盗難とか多いのだろうか?
出るときは、カーナビ持ち歩かなくてはいかないな…… 面倒だ……

最後にレンタカーのエンジンのかけ方や、車体の傷の確認をして手続きは終了。
同じ部署の人や、部屋の人と、総勢4名でドライブに行くことに。 行くあては特にない。
昨日もらった観光ガイド、部屋にあった観光の本を頼りに、ひたすら走って行くだけかな。
左ハンドル、右車線なので、気を付けて運転しなくては。
レンタカー ホテルの部屋から

ホテルを出て南方面に走って行く。 ハガッニャという地区にロータリーみたいなのがあり、流れに乗っていたら違う方角へ走って行ってしまった。 道は間違えた方に進んでしまったが、「Agana Shopping Center」というのがあるので、入ってみるか。 さすがに左ハンドルで駐車するのは怖く、隣のいない広い場所に駐車した。 平日の昼間だからか? あまり人はいなかった。 店は、あまり日本と変わらないね。 気になったのが、GameStopというゲーム屋さん。 ここはアメリカ、日本では未発売のPS4が売っているではないか。 399ドルなのだが、日本でも4万円だし、ここで買って帰りたい。 ただDVDのリージョンみたいに、海外のPS4本体では、日本のゲームが遊べなかったりするのだろうか? デモ機で遊んでみたかったが、コントローラーが動かず…… 海外でもポケモンは売っていたし、日本のゲームもたくさん売っていたし、見ていて面白かった。
ショッピングセンターは他には特に面白い店もなく、早々に出てきてしまった。 さて、次に行こうか。
ショッピングセンター ショッピングセンター GameStop

次はチャモロビレッジの一画に行ってきた。 地図には野球場と自由の女神と書いてある。 野球場はかなりしょぼかった…… 土の地面で観客席はボロボロ、球場も狭かった。
自由の女神は、小ぶりだった。 この辺りの広場には、ヤシの木がたくさん生えている。 そして足元にはヤシの実がたくさん転がっている。 これ、落ちてくるのか?
触ってみたら結構固くて、そこそこの重さがあったので、あの高さから頭に直撃したら痛すぎるだろう……
アプローチ 自由の女神 ヤシの木 ヤシの実

次はアプガン砦という場所を目指す。 地図の縮尺が小さくて、アプガン砦がどこにあるのか全く分からず。 その付近をウロウロしていたけど見つけることができず、7号線という道路を走って、そのまま大通りに戻ってきてしまった。 まぁいいや、諦めよう。

次は「太平洋戦争国立歴史公園」。 入口には魚雷がお出迎え。 広大な敷地の奥に駐車場があり、戦争の歴史の看板があった。 70年前、ここで激しい戦争が繰り広げられていたなんて、今の姿からは全く想像できなかった。
太平洋戦争国立歴史公園 太平洋戦争国立歴史公園 太平洋戦争国立歴史公園 太平洋戦争国立歴史公園

次は「ナム滝」というのを目指して、大きな通りからそれて山の方に登っていく。 が、どうやら山道の中で通り過ぎてしまったよう。 Uターンして滝への道を探していると、Namo Roadみたいな小さな看板があった。 その方向に進んでいったが、道にゲートがしてあり、それより先には侵入できないようになっていた…… 滝への道は閉鎖か? それとも道が間違っているか?
結局ナム滝へはたどり着けなかった。(あとで調べたらナム滝に入るには5ドルかかるらしい)

次は「ガアンポイント」、これも戦争の歴史を刻むポイント。 砲台や防空壕みたいなものが残されており、ここでも戦争の歴史を学んだ。 いろんなところの看板を読むと、グアムを占領していた日本軍を、アメリカ軍が侵攻していくのだけど、数時間で落とせるであろうと予測していたのに、落とすのに数日要したり、日本軍は強かったのだろうか?
ガアンポイント ガアンポイント ガアンポイント ガアンポイント ガアンポイント ガアンポイント

グアムをどんどんと南下していく。 スペイン古橋を見たかったが、うっかり通り過ぎてしまったし、セラ湾展望台、セッティ湾展望台はどこだかわからずに、これも通り過ぎてしまった。
次に見つけたのが、「グアム復員軍人記念碑」という場所。 こちらも戦争の場所なのだけど、太平洋戦争ではなく、ベトナム戦争らしい。 ずっと海のスポットばかりだったので、山の景色もきれいで素晴らしかった。
復員軍人記念碑 復員軍人記念碑

次は「マゼラン記念碑」、ここがマゼランの上陸地点で、スペイン統治時代が始まったらしい。 ここには野生か飼っているのかわからないけど、水牛がウロウロしていた。
マゼラン記念碑 水牛 水牛 ウマタック湾

そしてすぐ近くの「ソレダッド砦」へ。 ここは前回も来たな。 今回は日本語しゃべれる案内の人がいなかったが、建物の小窓から見える景色は、季節のせいか、草が多い茂っていて全然見えなかった…… 大砲の穴の中にゴミが捨ててあるのは残念だった。
ソレダッド砦より ソレダッド砦 ソレダッド砦 ソレダッド砦 ソレダッド砦 ソレダッド砦 ソレダッド砦

次は「鐘楼」、ここも前回写真に撮ったが、これが何だったのか忘れてしまった。 特に案内板もなかったような……
後ろには協会があって、白い教会と青空が綺麗だった。
鐘楼 教会 教会 教会 教会

この近くには「ココス島」というのがあり、マリンスポーツを楽しめるみたい。 もし次グアムに来ることがあったら、この島でマリンスポーツを楽しみたいなぁ。 ここまで来るの、ちょっと遠いけれど。

この辺りでお昼ご飯を食べたかったのだが、店が全くない…… 鐘楼の少し先にスーパーマーケットらしきものがあったので、そこに入ってみる。
飲み物買うついでに「I’m looking for restaurant」と言ったら、「マップ持ってる?」みたいに聞かれたので、車内に地図を取りに戻った。 地図を見せると、指さしながら「ヒヤー」って、今走ってきただいぶ前のあたりを指さしている。 そっちは今来た方で、こっちに行きたい、と地図を指さすと、「サン・イシドロ教会」の先を指さしながら右側にハンバーガーショップがあるよ、と教えてくれた。 「small building」と言っていたので、小さなビルなのだろうか? そこまで何もないのか…… 教えられた方面に走っていく。
スーパーマーケット 本家かっぱえびせんと、韓国製の偽物 アメリカっぽくレモネード

途中で熊岩というのを写真に撮って、イナラハン天然プールというところにも立ち寄る。 ここは結構にぎわっていて、道路の反対側にあるスーパーマーケットみたいなところで買ったらしきハンバーガーを、みんな食べていた。 地元っぽい人も食べていたので、これが普通の光景なのだろうか。
熊岩 イナラハン天然プール イナラハン天然プール イナラハン天然プール イナラハン天然プール

それから少し走ったところで、ようやくハンバーガーショップを発見。 お店の名前は「Mc Kraut’s」という名前。 small buildingというので、小さなビルを探しながら走っていたのだけど、店はビルじゃなくて、家だった。 英語のbuildingはビルではなかったのだ……
ハンバーガーショップでは「1/2 LBS BLACK ANGUS BURGER W.POTATOE WEDGES AND ONION RINGS, CHEESE」というのを注文した。 オニオンリングはわかったけど、LBSとANGUSってなんだろうか??(LBSは重さの単位のポンドのことで1/2LBSなので、230gくらいらしい、BLACK ANGUSは黒毛牛だった)
しばらくしてハンバーガーが運ばれてきた、結構なボリュームだ、食べきれるかな…… 飲み物はアイスティーを注文。 2人はビール飲んでいたので、うらやましい。 「SPATEN」というドイツビールらしい。 結局ハンバーガーは食べきれたけど、ポテトとオニオンリングを食べきることができず、みんなに分けた。 お腹いっぱいになってしまった、運転眠くならないように注意しなくては。
ハンバーガーショップ ハンバーガーショップ ホットドッグ ハンバーガー ハンバーガーショップ

次のポイントは「タロフォフォの滝」、戦争が終わったのを知らずに、28年間グアムの密林でひっそりと生活していた人物がいたところが、観光地化されて、公園として残っている。
ここも前回入ったな。 入場料は20ドルだった。 こんなに高かったか??
ロープウェイで下に下りて、滝を見ながら横井さんの住んでいた洞窟付近を見学して戻ってくる。 一度見たら、いいかな、って感じのスポット。
その後は展望台、おばけの家、愛の園もセットで入れるので入ってきた。 愛の園は19歳以下は立入禁止だった。 過激な石膏オブジェが多数展示されていた。
タロフォフォの滝 花 花 タロフォフォの滝 タロフォフォの滝 タロフォフォの滝 タロフォフォの滝 タロフォフォの滝 タロフォフォの滝 ロープウェイ ジャングル イノシシ

ここから先は、地図にも観光スポットが載っておらず、とりあえず海沿いを北に向かって走っていく。 途中にあったであろう「パゴ湾展望台」は気づかずに通り過ぎてしまい、そのまま、ホテル方面に戻ることになった。 マイクロネシアモールに寄っていこうと、そちら方面に走っていく。
そういえば、観光スポットで「恋人岬」というのがあるな、ここ行ったことないので、マイクロネシアモールは後回しにして、先にこちらに行こう。
時間も17時過ぎになって、マイクロネシアモールはかなり渋滞していた。 恋人岬に着いたのは18時くらい、沈む夕日が見たかったのだが、あいにくの雨。 結局夕日は見られず、20分くらいしか滞在せず、戻ってきた。 これからマイクロネシアモールに行こうと思ったけど、道が混みすぎていてたどり着くのが困難そうだったので、ホテルに戻る。
9時間くらいドライブしたのかな、グアムの南半分はだいたい回った気がする。
恋人岬 恋人岬より 恋人岬

帰ってくる途中、タモンの南側から戻ってきたのだけど、スリングショットより南にも、だいぶお店がありそうだった。 夕飯を食べに出かけたので、そちらの方まで歩いて行ってみた。
が、特に店は無く…… タイ料理や、ロシアバーや、中華料理、日本料理など。
結局戻ってきたのだけど、途中にかなりの雨に降られてしまった…… 夕飯はアンダーウォーターワールドの建物の南端の、シュリンプの店の2階にあるイタリアンで食べることに。
体が雨でビショビショだ。
夕飯はシーフードのパスタとバドアイス、バドライトというビールを注文。 シーフードのパスタは美味しかったのだけど、かなり量が多かった……
ライトアップ ライトアップ ライトアップ パトカー BUD ICEビール BUD LIGHTビール シーフードパスタ ミートソースパスタ ピザ

夕飯食べた後は、DFSで買い物をして、いったんホテルに荷物を置きに戻って、ホテル前にあるTOKYO桜坂というマッサージ屋へ。 60分コース55ドルだったのだけど、50ドルにしてくれて、全身指圧を60分受ける。 かなり気持ちよかったが、まだ疲労がそこまで溜まってない感じはした。 マッサージ後は、近くのマックへ移動。
お腹もいっぱいだし、オレンジジュースだけ頼んで30分くらいくつろぐ。
店内は結構寒かったな……

1時過ぎにホテルに戻ってきて、シャワーを浴びて、1時半くらいに就寝。
ホテルより

グアム旅行1日目

晴れ6時くらいに起床、かなり眠い…… 朝食を食べにホテルのレストランに下りていく。 朝食はバイキング形式の朝食だったのだが、起きた直後で全く食べる気がしない…… かろうじて食べられそうなものを取ってきて、なんとかお腹に押し込む。 準備をして7時半のバスで出発のため、ロビーに集合する。
バスに乗って、10分程度で成田空港に到着。 今回利用する航空会社はデルタ航空という所。 チェックインをセルフでやらないといけないみたい。
無人機があるので、そこでパスポートをスキャンさせて、荷物の数を設定し、搭乗券を発券する。 そしてその搭乗券を持って、有人カウンターに行き荷物を預けるという流れ。
無人機には係員が1人付いていて、サポートをしてくれる。 荷物預けて発券するカウンターを兼ねているのより、人件費が削減できるのだろうか?
荷物を預けて、出国の準備は整った。 ここで一旦解散になり、搭乗開始の10分前、9時20分に、搭乗ゲートの前に再集合する事になった。 ドルはグアムで両替するより、国内で両替した方がレートがいいそうなので、空港の両替カウンターで両替していく。 とりあえずUFJ銀行の窓口で、3万円を両替。 レートは思っていたより悪く、1ドル105.60円だった。 3万円が284ドルにしかならなかった……
外貨両替 ドル紙幣

もう外では特にする事はないので、手荷物検査や出国審査を通過する。 この前、新しく発行したばかりのパスポートに出国の印が押される。 出国審査を通過し、免税エリアへ。 だが、タバコは吸わないし、お酒も今はいらないし…… 時間がだいぶあるので、一人で写真撮りにいったりして時間をつぶす。 集合時間近くになり、搭乗口の前に集合する。 そして搭乗。 デルタ航空は利用するの初めてかもしれないな。
搭乗口 フライト案内 キャセイパシフィック 全日空 エバー航空 和の展示 和の展示 デルタ航空 デルタ航空
エコノミーの席は左側に3席、右側に3席の、1列に6席だった。 往路の席はC席だったので、左側の席の通路側。
飛行機の扉が閉まってから、滑走路に行くまでだいぶ時間がかかった。 機内アナウンスで、出発待ちの3番目なので、離陸するまでもう少し時間がかかります、と言われた。
もう眠くて眠くて、離陸する前に寝てしまった。 気づいたら離陸する瞬間だった。 それからも眠くて、かなり寝
てしまっていた。 しばらくして機内食が運ばれてくる ビーフかチキンを選ぶ余地すらなく、強制的にカレーが出された。 カレーにヨーグルトみたいなデザートと小さなお菓子が付いている。 カレーはご飯がかなり固かった…… あまり美味しくなかったな……
機内食

機内では、前のイスの背面にモニタが付いておらず、かなり退屈だった。 音楽もクラシックが1チャンネルあるだけ。 通路に設置されているテレビでディカプリオが主演の映画が流れているのだけど、音声は英語で字幕は中国語。 映画のタイトルすらわからなかった…… ディカプリオが軍人みたいな格好をしていたり、恋人とオープンカーでドライブ中に人をはねてフロントガラスに日々が入ったり、プールで泳いでいて銃で撃たれたり、という内容だった。(後で調べたら「華麗なるギャツビーという、今年公開されたばかりの映画だった)
そんなわけで、機内ではかなり苦痛だった。 4時間弱のフライトで、ようやくグアムの空港に到着した。 飛行機から降りる際は、機長や副機長も出てきてくれて、手を振ってくれた。 日本で、機長が出てきてくれたのを見たことがないな……
グアム空港到着

グアムでの入国審査、ここには長蛇の列ができていた……
ゲートは7つ程あり、係員がそれぞれのゲートに振り分けてくれたのだけど、なかなか進まない…… 結局入国審査を通過するのに1時間ほどかかってしまった。 審査では、両手の全指の指紋をスキャンされたのと、両目の網膜?か何かをスキャンされたようだった。 ESTAを持っていると別ゲートから入国審査が受けられるので、僅か5分程で通過できた様子。 いくらかかるのかわからないけど、ESTA持っていた方がいいのかなぁ。
預けた荷物を受け取って、税関を通過するときには、英語で何か言われたが、何を言われたのか全くわからず、3度程聞き返したら「タベモノモッテマスカ?」と日本語で聞いてきた。 「ノー」と言って、通過する。
外のゲートで、全員集合して、いよいよバスでホテルに向かう。 グアムは雨期だけど、軽く30度くらいの気温になっている。 さすが南の島だ。
公衆電話

バスに乗って移動しながらグアムの説明を受ける。 15分程でホテルに到着。 だが、もう16時前になってしまっている。
今回泊まるホテルは「WESTIN」というホテル。 前回もここに泊まったらしいが全く覚えていないや…… ロビーの上部だけ、なんとなく覚えているような気もする…… チェックインなどの説明を受けて、ここで解散になった。
ガソリンの値段 南国でもクリスマスの飾りつけ ホテルのエレベータ ホテル客室 ホテルシャワールーム ホテルからの景色 ホテルからの景色

次に集合するのは、2日後の19時。 それまで完全にフリーだ。 ホテルの室内に荷物を置いて、すぐに外に出てみることに。 ホテル近くの「The Plaza」に入ってみたり、明日以降のオプショナルツアー申し込む人がいたので、HISのカウンターに行ってみたり。
HISのカウンターで、グアムの観光名所の載っている地図と、朝市のパンフレットをもらってきた。 明日はレンタカー借りて動くので、観光名所ガイドは役に立つかも。 朝市も、存在を初めてしまった。 土日の早朝やっているみたいなので、もしかしたら行けるかも?
ホテル前の交差点 HISの前 グアムの景色 タモンシャトル ABCストア

それからABCストアで買い物をして、いったんホテルに戻る。
そろそろ夕飯の時間。 グアム一発目の夕飯は、ホテル目の前のステーキ屋「Outback」という店に入った。 ウェイターのフェイバリットなステーキはこれだよ、と教えてくれたのでそれを注文。 スープかサラダ、ご飯かパンか選べて、サラダとパンにした。
しばらくしてサラダが運ばれてきたのだけど、結構量が多いな。 ドレッシングの味付けが濃くて美味しかった。 そしていよいよステーキが運ばれてきた。 焼き方はレアにしたのだけど、かなり赤い。 さっそく食べるが、この分厚さにしてはかなりやわらかいな。 レアだからか?
肉が赤いのが結構気になったが、まぁみんな食べてるのだろうし、大丈夫だろう。 写真じゃあまり大きいように見えないが、実際はかなり大きくて、ご飯はほとんど手を付けず残してしまった。 肉も80%くらい食べたところでギブアップ。 めちゃめちゃ多かったが、すごい美味しかった。 お腹がいっぱいすぎる。
コロナビール Outback店内 巨大なステーキ

お腹いっぱいな中、繁華街の方に歩いていく。 しばらく行くと、逆バンジーの「スリングショット」があった。 前グアムに来た時、これやったな。 新しく入った人、2名がこれを飛ばされてグロッキーになっていた。
それから近くにある銃の射撃場へ。 前回銃を撃ってないので、今回はぜひ撃ちたいと思っていた。 値段は結構高いな…… 詳細は忘れたけど、確か32mm、45mm、20mmオート、30mmオート、ショットガンの組み合わせで90ドルだった。
撃った反動は、もっと来るのかと思っていたけど、思っていたよりはこなかった。 もっと腕が吹っ飛ぶほどの反動なのかと思っていた。 32mmより45mmの方が反動は大きかった。 ショットガンはかなりの反動があった。 そして的に全然当たらない。 距離は5mほどなのだけど、全然狙ったところに当たらない。 映画で、車の陰に隠れている人を撃ってもまったく当たらなかったり、銃弾をかいくぐって走って逃げたりしているシーンがよくあるが、当たらない理由がわかった気がする。
夜のグアム 夜のグアム 射撃場にて 射撃場にて

それからすぐ近くの「ABANDON SHIP」というバーみたいなところに入って飲む。 知らないビールがたくさんあったので、それらを飲んでいく。 食べ物はビーフジャーキーしかないらしく、それを頼んだのだけど、最初は甘くて、途中から辛かった。
ここで結構飲んでしまった。
ABANDON SHIP Hoegaardenビール Shiner Bockビール

その後、The Plazaの2Fにあるカラオケ&ビリヤードへ。 ここで何ゲームかビリヤードをして楽しむ。 さらにビールが入り、ピザも入る。
今日は食べ過ぎで飲みすぎだな……
Miller Liteビール ピザ

そんな感じで初日の夜は終わっていったが、寝た時間は意外に早くて、0時過ぎくらいだった。

台湾旅行四日目

曇り旅行最終日、朝は7時過ぎに起きたけど、出発は少し遅くなってしまった。
友達が9時50分、オレが13時にホテル集合となっている。
ホテルのチェックアウトは12時までなので、もうチェックアウトして、荷物だけ置かせてもらおうかな。

友達が帰る時間までに行ける範囲で行動しよう。
一昨日行った「行天宮」に行きたいというので、お参りに行くことに。
日曜の朝8時過ぎなのに、ものすごい人。 観光の人もいたけど、ほとんどの人が真剣にお参りをしている人たち。 やはり日本は無宗教だ。
最終日の台湾 行天宮 お参りの人 祈りをささげる人々 大量のお供え物 赤い石を落とす 本を読みあげる人々

行天宮横の店で、朝ごはんを食べる。 スープとご飯を頼んだけど、スープがあまり美味しくなく全部食べられず……
朝ご飯を食べた店 朝ご飯 これが定番の白ごはん

このまま「民権東路」を進んで行くと、免税店があるらしいので、そこまで行ってみようか。
歩いて向かっているが、友達が帰る時間が近くなってしまった。
ここでお別れ。 友達はホテルに戻って行った。 オレは引き続き、免税店を目指そうか。
だけど免税店で買い物するのって、パスポートかガイドから貰えるチケットみたいなの必要だよね。
とりあえず免税店に入ってみたが、パスポートやチケットが必要以前に、オレには用の無い店ばかりだった。
アクセサリーや時計とかカバンなんていらないし。

免税店の横がMTR「中山國中駅」。 オレはまだ時間があるし、行ってない場所でも観光に行こう。
MTR路線図を眺めていたら「龍山寺」というのがあった。 ここにはその名前のお寺があるらしいので、行ってみるか。
「忠孝復興駅」で乗り換えて、龍山寺駅へ。

駅を降りると目の前に「龍山寺」があった。
ここは大きくないお寺なのだけど、ここにも熱心に祈りをささげる人が多かった。 大小いろいろなお寺があるけど、行ける人は大きなお寺へ、そうでない人は近くの小さなお寺へ、毎日それぞれの祈りをささげにやってくるのだろうか。
龍山寺付近 龍山寺付近 龍山寺 龍山寺

さて次はどこに行こうか。 ガイドブックを見ていたら「国父紀念館」というのが載っていた。 いったん中心部に戻る感じだけど、これも見に行ってみようかな。
タクシーを拾い国父紀念館まで。 国父紀念館は、昨日行った「中正祈念堂」みたいな感じ。 ここにも衛兵が警備している箇所があった。 同じように正時には衛兵交代があったので、タイミングをあわせてそれを見学する。
時刻は11時、もうちょい回れそうだな。
国父紀念館 国父紀念館 国父紀念館 国父紀念館の衛兵 国父紀念館の衛兵 衛兵交代間近 衛兵交代 国父紀念館

ガイドブックを見ていて、ホテル近くで「迪化街」というのがあった。
日本統治時代は反日の人が多くいた地域らしいが、いまではそんなことは一切なく昔ながらの店やレトロな雰囲気、漢方薬の町として栄えているらしい。
時間的にここが最後かな。 再びタクシーに乗って行く。

立地的に「国父紀念館」、「龍山寺」、「迪化街」と回れば、余分な移動をせずに済んだな。
西に行って、東に行って、再び西に行っている。

迪化街に到着。 ここは人が多かった。 まずは「霞海城隍廟」に、ここは縁結びの神様がいるらしい。 こちらは地元の信者よりも、観光客で多くにぎわっているように見えた。
霞海城隍廟 霞海城隍廟 霞海城隍廟 霞海城隍廟

近くで、杏仁豆腐を食べられる店があったので、注文。 日本の杏仁豆腐は白いゼラチンみたいなものだけど、台湾の杏仁豆腐は透明なゼラチンだった。 しかも切れてなく丸ごと。
その上に、杏仁のソースをかけ、氷を乗せてでてきた。
味は日本のより薄い感じがしたけど、美味しかった!
杏仁豆腐の店 杏仁豆腐

そして、横にあった「杏仁茶」と書かれた店で、杏仁茶を注文した見た。 冷たいやつかと思っていたのに、ホットだった! 味は…… 昨日の夜市で飲んだのとは全く違く、けっこう渋い感じがした。 全て飲むことが出来ず。
杏仁茶 迪化街

さて、そろそろホテルに戻らなくては。 タイムリミットまであと1時間くらい。

ここからは30分も歩けばホテルに着くだろうので、最後に台湾の町をのんびりと歩きながらホテルに向かう。
ガイドブックには乗ってないような屋台広場を発見したりした。
屋台広場 屋台広場にあった寺 ガソリンスタンド

帰り際にMTRの駅に行き、ICカードを返却してきた。 デポジットで100台湾ドル取られており、それが返却される。 が、手数料で20台湾ドル取られたのかな。
最後に、駅前のファミリーマートで、マンゴージュースとキウイジュースを大量に購入して、台湾旅行が終了。

ホテルに戻り、フロントの女の子にジュースを2本プレゼントし、迎えの車を待つ。
しばらくしたら車到着。 送迎はオレ一人だけなので、車内広々。

空港に向かう車の中では、かなり眠く、ほとんど寝ていたかな。
空港に到着し、チェックインの手続きまで一緒に行い、ガイドとは別れる事に。
ガイドと行っても、今回オールフリーで行ったので、空港とホテルの送迎だけ。
ガイド付きのツアーだと、説明とかが聞けるけど、やっぱり行きたい所に自由に行けるのはフリーの魅力だなぁ。

行き当たりばったりな旅行だったけど、台北の有名どころはだいたい回れたと思うし、台北以外も行けたので大満足。
空港では2時間ほど待ち時間があるので、台湾での最後の食事は空港のお店で食べた。

日本語メニューもあり安心。
「野菜のうま煮」というのを食べた。 まぁまずくはなかったけど、美味しくもなかったな。
フライト情報 ラウンジ 野菜のうま煮

結局台湾では、ほとんどの食事がまずかった。 飲み物も変なものばかり飲んでいたからだろうか、あまり美味しい印象がなかった。
食事も、ちゃんとした店に入れば美味しいのかもしれないけれど、やっぱり現地の人の食生活を味わいたいので、外観が怪しい店とか、屋台でしか食事をしないようにしていた。 結果、美味しくないものばかりだったけれど、それは仕方ない。

買い物もほとんどせず。 物価自体は安いのだけど、普通のデパートに行けば、やはりそれなりの値はする。 しかも日本にあるような店ばかりだったので、台湾にまで来て買い物するのも、時間がもったいないし。
なので、4日間ほぼ観光だけで終わったな。 1日平均10kmくらいは歩いていたので、足はクタクタ、足の裏は痛い。
最後に、台湾のお金が結構残ってしまったので、空港の両替所で日本円に両替をする。
台湾ドルは小銭だけになってしまった。
MADE IN TAIWAN 基盤

帰りの飛行機は窓際で隣は台湾人男性。 飛行機の中は眠過ぎて、機内食食べる以外はほとんど寝てた。
機内食

3時間ほどで関空に到着。 アナウンスが日本語、看板も日本語、かなりの安心感がある。
高松までは高速バスを予約しているのだけど、出発時間まで、まだ1時間半以上ある。

関空の中華料理屋で担々麺を食べたが、これがめちゃめちゃ美味しかった。
散々中華料理食べてきたのに、なぜ中華料理屋?と思うかもしれないけど、ここは中華で締めたかった。
関空で食べた坦々麺

やっぱり日本で食べる料理は、日本人向けに美味しく作られているので最高だね。
この味を、台湾で食べたかった!

帰りのバスもほとんど寝ており、深夜1時前に高松着。
妻に迎えにきてもらって無事帰宅。

4日間の台湾旅行、とても楽しかった。
一緒に行ってくれたK君、ありがとう。
成田と関空で出発が別々になってしまったが、現地ではなかなか楽しむ事ができた。
まずい店ばかり連れて行ってごめんね。
もし、また台湾に行く事があったら、今度はおいしいご飯を食べにいこう!

台湾旅行三日目

曇り7時過ぎに起床。 寝不足すぎて朝が辛い……
今日は「国立故宮博物院」に行き、夜は台湾最大の夜市「士林」に行く。 時間的に夜、士林にいればいいので、博物院は昼過ぎからいけばいい感じ。
なので、午前中は別の場所に行こう。

まずは「総統府」を見に行くことに。 日本統治自体に作られた建物で、今でも使用されている歴史ある建物である。
MTRで「台大醫院駅」で降りる。 駅を降りた目の前には「二二八和平公園」というのがあった。 台湾では1947年2月28日に歴史的な大事件の始まりとなる事件が勃発した。 その事件を語り継ぐために公園として整備されている。
公園の敷地内に「国立台湾博物館」というのがあるので見に行ってみた。 10時開館なので、まだ8時くらいなので開いてはいない。
博物館の前には特設テントなどが建てられ、何かのイベントの準備をしていた。 博物館の正面がよく見えず、残念。
公園内 公園内 公園内 博物館 公園内

公園内をのんびりと歩く。 祈念碑があったり、丸くとがった石が敷き詰められて、素足で歩く「健康歩道」などがあった。 健康歩道の上では、巨大数珠のフラフープのようなものをやっているおばさんや、寝っ転がって全身を鍛えているおじさんなどがいた。
素足で歩いてみたが、ツボが刺激されて痛い痛い!
健康歩道 禁止事項

公園を出て「総統府」へ向かう。 総統府目の前の道路はめちゃめちゃ広かった! そして総統府ではイベントの準備が行われていた。 10月10日が、国慶節といい、中華人民共和国が誕生した日とされている。 建国記念日のようなもの。
今は中国と独立でもめている台湾だけど、国慶節は同じく10月10日となっている。
総統府は厳重に警備されており、ライフルを持った警察官が数人立っている。
建物をよく見たかったが、イベントの準備の建物のに邪魔されて、あまり見ることができなかった。
台湾創立101年目 総統府 総統府

そのまま裁判所、司法院、法務部などの前を通り、「南門」という所を通り、「中正祈念堂」にたどり着いた。
法務部 南門 交差点

自由広場と書かれたところは巨大で、みな思い思いの時間を過ごしている。 太極拳をするもの、ダンスをする学生、吹奏楽の練習をする学生など。
同じ敷地内に「国家音楽丁」「国家戯劇院」が立っている。 どちらも立派すぎる建物! そして中正祈念堂へ。 正面の階段は老朽化工事のため通ることができず、横の入口へ回る。
喉が渇いたので自動販売機でキウイのジュースを購入。 なんか薄いキウイだった。
国家音楽丁 自由広場 国家戯劇院 国家戯劇院 中正祈念堂 国家戯劇院 中正祈念堂 キウイジュース

祈念堂の中は博物館みたいになっているのだけど、とりあえずお腹がすいたのでご飯を食べることに。 こんな祈念館の中に入っている食事を食べる店は、とても高そうな感じがするけれど仕方ない。 まぁ味は保証されているだろう。
ここは特殊なシステムで、1人が使う最低料金が定められていた。 いくらか忘れてしまったのだけど、120台湾ドルくらいだったと思う。
麺類を頼み、それを超えていたので問題なし。
麺はうどんのような麺だけど細い。 味は…… 不味くは無かったけど、美味しくは無かったな…… 台湾で美味しいラーメンみたいなのを食べたいのだけど、なかなか当たらない。 そもそもラーメンなんてないのだろうか? 一度も目にしてないな。
レストラン 麺類

博物館には台湾建国の父「蒋介石」の生誕~死没するまでのいろいろな資料が展示されていた。 小学生のころからよい意味での問題児であったり、普通の人とは違う一面を感じることができた。
博物館 博物館 おさる 博物館 博物館 博物館 博物館 博物館 博物館

そして最上階へ。 ここには蒋介石の巨大な像が立っている。 そして像の脇には衛兵が立っており警備している。 この衛兵がすごい。
ピクリとも動かない。 最初見た時、蝋人形かと思った。 それほど全く動かない。
毎正時には衛兵交代をするので、それを見ることができる。 20分以上時間はあるが、これは見てみたい。 交代の準備がされ、衛兵が入場してきた。
なんだか見世物になっているような感じだけど、お客さんが一人もいなくても、毎回きちんと交代の儀を行っているよう。
それほど蒋介石は偉大な人なんだろうな。
蒋介石像 衛兵 像と衛兵 衛兵交代 衛兵交代 衛兵交代 衛兵交代 衛兵交代 衛兵交代

衛兵交代を見ることができたし、そろそろ出ようかな。
別の門からでてタクシーを拾う。
門

次の目的地は「林森北路」という場所。 昨日のマッサージ屋の人に、おみやげ買うならここがいいよ、と教えてもらったので。
林森北路の南端に「康楽公園」というのがあると地図に乗っているので、タクシーの運転手にそこまで行ってほしいと伝えた。 が、場所がわからないよう。 地図を見せてそこまで連れていってもらった。 コンビニで飲み物としてピーナッツジュースを購入するが、これが不味かった。
ピーナッツジュース

林森北路は普通の通りで、特にお土産屋らしいお土産屋はみつからず。 お土産と言っても、宝石とか珊瑚とか、そういうお土産屋はあったけれど。
「民権東一路」という大通りまで抜ける付近まで歩いた、求めるようなおみやげ屋が見つからず。 ガイドブックを見て、スーパーヶあるらしいのでそこに入ってみることに。
スーパーだけど、ここにもお土産っぽいの売っているではないか。
ホテルまで近いし、ここで全てのお土産を買う事に。 カゴに入りきらないほど買い、とりあえずのお土産は終了した。
いったんホテルに戻り荷物を置いて、次は「国立故宮博物院」へ。

最寄駅がMTR「士林駅」なのでそこまで移動。 もうお昼の時間帯なので、何か食べようかな。 うろうろしていたら、怪しい商店街を発見。 ここはかなりレベルが高かった。 食べ物を売っている店もあるのだけど、食べる場所がどこにもない。 食べ物以外の物も多く、あちこち見てしまう。 結局この商店街では何も食べられず。 商店街の北側の通りに入れそうな店があったので、そこに入る。
士林 士林の商店街

そういえば台湾に来て、ずっと麺類しか食べてなかったので、米類を食べようか。
ということで「海産粥」というのを指さして注文。 ついでにビールも。
海産粥は、まぁ名前の通りお粥なのだけど、あまり美味しくなかった……
お昼を食べたお店 海鮮粥

このお店でお客さんとして来ていた台湾人夫婦と少し会話をした。
日本人だという事を話すと、片言の日本語で話しかけてきた。 この後、博物院に行きたいと話すと、駅前でバスに乗る、とかタクシーで行っても距離は近いとか教えてくれた。
電車の中でも日本語勉強のノートを見てる人とかいたし、親日国家と言われている理由がわかった感じがする。 全員が全員、親日だとは思わないけれど。
バスに乗る

お店を出て、いったん駅まで戻った。 バス停でバスを待ち、故宮博物院行きのバスに乗り込む。 バスは大混雑。 運転手が常に大声でしゃべっている人で、慣れてるのかな、こういうの。 前の出口から降りられない人は、後ろの出口から下ろして、前の出口から再び入ってもらい、ICカードをタッチする。 その辺の乗客とかが、代わりにカードを受け取ってタッチしてたりした。
そんな状態で、故宮博物院に到着した。
この博物院はめちゃめちゃでかい!! 世界四大博物館に入るらしい。
博物院の中は写真撮影は禁止で、手荷物の持ち込みも禁止らしい。
荷物は全てコインロッカーに預ける。
故宮博物院 故宮博物院

入場チケットを購入し中に入る。 1F~3Fまでありかなり貴重なものまで展示してあるらいし。 だが、展示してある仏像とか、陶器とか、絵などにはあまり興味がなく、ただ眺めて回るだけの作業になってしまった。
しかも館内がメチャメチャ広く、1F回るだけでかなりくたびれた。 途中で休み休み見学していたのだけど、全て回らずに3Fの少し見ただけで終わりにすることに。
もっと文化も学ばないと面白くないかもしれない。 また、日本語で説明してくれるウォークマンみたいなものをレンタルしてないので、展示してある品が、どんなものなのかよくわからなかった。 次来る時は、それレンタルしよう。

かなりクタクタになって博物院を後にする。 この次は「天母」に行く。 ここは台湾では珍しく、外国人が多く住む地域で、ファッションの店などが立ち並ぶらしい。
タクシーでここのSOGOまで連れていってもらう。 SOGOをちらりと見たがすぐに出てきた。
中心部は高島屋のある付近らしいのだけど、SOGOから高島屋はどうやって行けばいいのだろうか。 付近を歩いて探すが、雨が降ってきてしまった。
傘をさしながら探すが見つからず。 結局かなりの時間歩いたが見つけられず。
「Ikariコーヒー」という店で休憩をする。 もういい時間になってしまった。
そろそろ夜市に行きたいので、天母は諦めて、タクシーに乗って夜市を目指そう。
Ikariコーヒー

タクシーの運転手に見せる紙に「士林観光夜市」と書いて「ここに行きたい」と伝えた。
10~15分ほどで到着。 タクシーの道中、高島屋の目の前を通った。 さっき休んでたIkariコーヒーからすぐの場所だった。
夜市に近づくにつれ、人が多くなってきた。 歩道にはメチャメチャ多くの人が歩いている、そしてお店もたくさんある。

タクシーで夜市の前に下ろしてもらい、さっそく夜市を楽しむ。 ここも食べ物屋以外の店が多かった。 何個か夜市や屋台街に行ったけど、さすが最大規模の夜市。 今まで行ったところとは全然違う!! 人もすごい多い!!
とりあえずぐるりと回りたいので、どんな店があるのか見ながら夜市を歩きまわる。
99台湾ドルショップみたいなやつもあった。
士林夜市 士林夜市 士林夜市

屋台で「杏仁茶」と書かれた屋台があった。 臭いは油性マジックのようなきついにおいがしたのだが、注文して飲んでみたら杏仁豆腐の味がして、めちゃめちゃ美味しかった!
杏仁茶

そして別の店で、ものすごい行列の店を発見。 肉まんみたいなのを作っている。 よくわからないけど並んでみた。 漢字的に肉と野菜、2種類あるのだけど、肉だけ注文する方法がわからなかったので、両方注文した。
2つで24元、約60円、安い!!
これはけっこう油がすごかったけど、肉のはめちゃめちゃ美味しかった。 野菜のは普通かな。 似たようなものを売っている店は他にもあるんだけど、混み具合からいって、ここが有名なのだろうか?
肉まんみたいなやつ

そして、今夜着る寝巻がないので、台湾Tシャツを買った。 いろいろな柄や文字が書いてあるのだけど「I LOVE 台湾」のシャツを2種類購入。 2つで360台湾ドルと激安。 1枚400円くらいかな。 これで今夜着る服が用意できた。
今夜着ると言う事は、明日の日中も着ると言う事なのだけど、I LOVE 台湾でいっか。
写真撮っていいか聞いたら、なんかダメそうだったけど、「いいよ」って言ってくれたので撮らせてもらった。 柄をまねされるからだろうか?

そして、屋台の地下に移動。 地下はフードコーナーになっていて、これまたすごい数の人が。 全部が飲食店なのでどこで食べればいいのか、何を食べればいいのかがすごい悩むし、注文するのにも勇気がいる。
士林夜市地下

ぐるりと一通り回って「臭豆腐」を食べることに。 屋台でけっこうこの看板みるのだけど、名前的にまずそうなので敬遠してきた。
が、夜は今夜が最後なので、食べてみることに。
味は思っていたほど強烈な物じゃなかったし、臭いもたいしてしなかった。
だが、美味しくないことには変わりなく…… 結局2つしか食べられず残してしまった。
臭豆腐

口直しにと、飲み物を購入する。
適当に頼んだ飲み物が、これまた不味い飲み物で、ほとんど飲めず処分することに……
屋台の入口の方では美味しそうなイチゴのお菓子が売っていたので買ってみたのだけど、りんご飴みたいな感じだった。 もっとフルーティーなのを想像していたのに、飴っぽいものだとは…… けっこう屋台でははずれを多く引いてしまっている。
イチゴ飴

その後は駅まで戻ろうと思って歩いていたのだけど、気付いたらどこ歩いているのかわからなくなった…… 歩き疲れているンどえ、GoogleMapを頼りに駅まで戻るのをやめ、タクシーで帰ることに。
ここは結構遠く、タクシーで20~30分くらいかかったのかな。
チップで50台湾ドル渡してきたけど、台湾の人からすると、50台湾ドルってどのくらいの価値があるのだろう。

最後の夜なので、飲みに行きたかったが、飲める店を見つけられず。
セクシーキャバクラみたいなのはあって、話だけ聞いたのだけど、「女の子が横に座って歌ってくれます」「女の子に触り放題」で、値段は2時間で、2000台湾ドルとか言われたような気がした。 はっきりとした値段はわすれてしまったが。
そんな店しかなく、結局外で飲むことはできず。 コンビニでお酒とデザートと怪しいドリンクを買って帰ってきた。
買ったドリンクは「アスパラガスジュース」、どう考えてもまずそう。
だが、こんなのが普通にコンビニに売っているのだ。

味は想像通り、マズイ!! 繊維っぽい味がして、アスパラガスを食べているような感じに……
デザートで購入した、ミルクプリンは美味しかった!
3日間歩き続けでかなり疲れた。 だが、明日が最終日、名残惜しい。
アスパラガスジュース ミルクプリン

台湾旅行二日目

曇りのち雨7時過ぎに起床。 今日は丸一日観光をする。
準備をして8時前には出発。

今日は「九份」「十分」に行く。
九份は、「千と千尋の神隠し」の舞台になったと言われている場所。
十分は台湾のナイアガラと呼ばれるような滝があったり、線路間際で、願い事描いた天燈を熱気球の要領で空に放つやつが有名。

まずは九份まで移動しないと行けないのだけど、移動するには電車での移動になる。
MTRで台北駅まで移動。
とりあえず朝ご飯を食べたいので、駅から出てみる。 が、店が見つからず。
交差点でバイクを眺めていたが、すごい量のバイク。 さすがバイク大国だなぁ。
バイクばかり バイクばかり バイクばかり

朝ご飯は電車で移動した後食べることにして、電車に乗ろうと挑戦する。
台北駅の地上部分が普通の鉄道の駅になっているみたいなのだけど、どうやって電車乗ったらいいのだろう。
切符売り場みたいな所はあるのだけど……
切符売り場 台北駅

とりあえず改札の前にいる駅員にICカードを見せて「入っても良い?」みたいな仕草を見せたら、入っても良いと。
ICカードをタッチして、駅構内に入る。
一旦地下に降りるとそこがプラットホームになっていた。
九份に行くには「瑞芳」まで電車で行き、そこからバスに乗り換える事になっている。
ちょうど瑞芳行きの電車はあるのだけど、どう見ても特急列車なのだけど乗ってもいいのだろうか?

駅のおばちゃんがいたので英語で聞いてみたが、どうやら英語が全く通じない様子。
男性駅員に聞いていたが結局わからずじまい。

しかたないので、「基隆」行きの普通列車に乗ってみる。 基隆と瑞芳はけっこう近いので、最悪タクシーで移動でもいいかな、とか考えていた。
最初、電車は混んでいたが、一駅目の「松山駅」でかなりの人が降りて座る事ができた。
座ったら座ったで、猛烈な眠気が襲ってくる…… 電車の中で寝るのは海外ではかなり危険な行為らしいけれど、ここは台湾。 治安も日本とほとんど変わらないような感じだし。
気づいたら寝ており、終点の基隆に着いていた。
ここは港町だと、ガイドブックには書いてあった。
駅のホーム 電車車内 この電車に乗ってきた

駅から出てみて、まず目立ったのが山の上にある看板。 まるでハリウッドみたいだ。
港をぶらっと歩き、朝ご飯を食べる店を探す事に。
基隆駅 ハリウッドみたいな看板 基隆の港 基隆の港 基隆の港

適当にうろうろしていたらお寺みたいなのを発見。 付近には警察官がぞろぞろ。 そして車からVIPが降りてきて、護衛されながらお寺の中へ。
どうやらこのお寺で、何かイベントがあるみたい。 政治的なものかな?
よくわからないので、それが始まる前にお寺を出てきた。
お寺 お寺 お寺 お寺 人が集まる

もうすぐ10時だというのに、ほとんどの店がしまっている。 台湾のお店は9時や10時オープンじゃないのかな?
小さな店が何軒か並ぶ道を発見し、そこでご飯を食べることに。
相変わらず中国語メニューがさっぱりわからないので、お互いに片言の英語で、ヌードルとスープを注文。 ヌードルはあまり美味しくなかったが、スープは普通だった。 ヌードルって言っても、ラーメンみたいにスープが入ってるわけじゃないのね。
小さな交差点 ここで朝ご飯を食べる 麺類 スープ

さて、そろそろ九份に向かおうかな。
途中、コンビニで飲み物を購入して、一旦駅まで戻る。 電車で瑞芳まで移動してもいいのだけど、基隆から、九份行のバスが出ているみたいなので、それで向かおうか。
ドリンク

バスターミナルに到着しバスを待つ。 乗るバスは「金爪石」行きのバス。 そのバスに乗って九份を目指す。 20分ほど待っていたらバスがやってきた。 待っていた人みんな、そのバスに乗っていき、バスは満席。 座れてよかった。
しばらく走り、バスは瑞芳を通過して行った。 瑞芳まで移動しても結局同じバスに乗ることになるのか、手前で乗っておいて正解だったな!
バス乗り場

道はだんだんと山道になっていく。 そして雨が降ってきた…… かなりの時間山道を登っていき、ようやく九份に到着。 外は激しい雨が……
バス停のすぐそばのお店で、傘が売っていた。 折り畳み傘が100台湾ドル。 270円くらい、激安! 傘を購入したら、店のおばちゃんが傘を開いて確認している。
1つ目を開いたら、新品のはずなのに傘のホネが折れているではないか! 別のを開いたらどこも壊れていなかったので、それを渡してくれた。 友達も傘を購入したが、開いてくれた傘は、またもやホネが折れている。 2つ目で普通の傘だった。
台湾の傘は、新品なのに50%の確率で壊れているのか!!
バス停付近より バス停付近より

傘をさして、九份のメインストリートとなる、商店街を歩く。 千と千尋の神隠しの舞台になった街並み。 この映画は最初から最後までじっくりと見たことがないのだけど、なんとなく雰囲気はしっている。 赤を基調とした街並みと、階段や坂道が続く街並み。
そんな光景が広がっている。
左右にはお店が立ち並び日本語の看板や掛け声も結構見る。
九份 九份

途中で、ピーナッツをまぶしたアイスみたいなのがあったので購入。 けっこうもちもちして、アイスは甘く、ピーナッツはしょっぱく美味しかった。
ピーナッツアイスみたいなやつ ピーナッツアイスみたいなやつ

一旦商店街を抜けて先まで歩いてみたが、特に何かありそうな感じはなかった。
九份 グァバ 九份の街並み

先日「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」というTV番組で台湾編を見た。
その番組で九份のお茶が紹介されていた。 どの店だかわからないが、九份でお茶を飲んでみたい。
ガイドブックに載っている店が近くにあったので、行ってみる。
九份茶房」というお店。 中は古い家具とかで構成されていて、テラス席もある。 が、外は満席だったので中に案内された。
ここのシステムは変わっていて、まず席料が1人100台湾ドルかかる。 お茶を注文しお茶の料金がかかる。 合計を支払うというもの。
お茶の種類がよくわからなかったので、おすすめのを頼んだら、梨山烏龍茶というものがおすすめとのこと。 そのお茶が800台湾ドルもしたが、とりあえずそれにしてみることに。
お茶菓子として、梅干しとパイナップルケーキも注文。

さすが中国茶というだけあって、入れ方とか結構本格的。 店員が日本語話せたので細かく教えてもらった。
まず、急須みたいなものにお茶の葉を入れ、熱湯を注ぐ。
最初の1回目は葉を蒸らすだけなので、すぐに熱湯を出す。
そして2回目の熱湯を注ぐ。 25秒待つ。 湯呑にお茶を注ぐ。
3回目からは、5秒ずつ待ち時間を増やす。 3回目なら30秒、4回目なら35秒という具合。
それでだいたい、7回目くらいまでは美味しいお茶が飲めるとのこと。

さっそく一回目のお茶を楽しむ。 味は正直美味しいのかよくわからなかった。
が、雰囲気で美味しく感じるんだろうな。
梅干しは酸っぱいのを想像していたのだけど、甘くてびっくりした。 こんなのが梅干しとは…… パイナップルケーキは美味しかったが、口の中がパサパサ。 お茶が合うなぁ。

お茶は4回目くらいまで楽しんだ。 7回飲むのはけっこうきついな。
ガイドブックに載っている店なので、日本人の姿も結構見えた。
九份茶屋 店内 店内 お茶を入れてもらう お茶 梅干し

お茶を楽しんだ後は、商店街の階段を一番上まで登ってみて、帰ることに。
一番上にはけっこう混んでいる店があった。
九份 混んでいる店
帰りは階段を一番下まで下っていく。
下っている途中に、皆が写真を撮っている建物があった。 「湯婆婆の屋敷」と書いてあったが、元ネタを知らないので、これがそうなのか。
九份 九份 九份
九份 九份 九份 九份

もうちょっと下に下っていくと、鉄の門がしてある建物と、中国語&英語の看板が。
だが、全く文字が読めず、これが何なのかがわからない。 とりあえず写真を撮っていたら、通りすがりの観光ガイドが「昔、日本軍が病院として使っていた施設ですが、20年ほど前に閉鎖されてしまいました」と、説明してくれた。 なるほど。
旧病院 旧病院 警察 パトカー

車道まで戻ってきて、九份観光は終了。 この後、「十分」に移動する。
通常だと、バスで「瑞芳駅」まで戻り、そこから「平渓線」という路線に乗り、「十分駅」まで移動するというのが通常のルート。 平渓線はけっこう田舎の路線なので、1時間に1本くらいしか電車が無いらしい。 移動も結構大変なので、九份から十分まではタクシーで移動すると決めていた。
タクシーを拾い「十分まで行きたい」と紙に書いて渡す。 このタクシーは距離ごとの運賃じゃなく、「九份→十分 650台湾ドル」と書いたボードを見せてきた。
正直いくらくらいの料金がかかるのかわからないので、事前に料金を示してくれるのはありがたい。 これが妥当な料金なのかは別だけど。
タクシーの運転手は「十分駅? 十分瀑布?」と聞いてきた。 十分瀑布に行くつもりなので、そこまで行ってもらうことに。 料金は変わらないみたい。
タクシーに乗って30分ほどで十分に到着。
マリオのバイク

十分瀑布に最寄りに到着して下してもらう。 けっこう山道を走ってたけど、30分くらいで来れたのはありがたいなぁ、バス+電車で移動したら2時間くらいはかかりそう。

さて、滝を見に行くかな。 「十分瀑布」は台湾のナイアガラと呼ばれるような滝。
この滝に行く道が面白く、平渓線の線路沿いを歩いていく。
「Stand by me」みたいに、橋の上の線路脇を歩いたりで、10分くらい歩いて十分瀑布の入口に到着。
十分瀑布へ 十分瀑布へ 立ち入り禁止だけど、今は通ってよいみたい 十分瀑布へ

入場料は80台湾ドル。
さっそく中に入って滝を見るが、タイミングが悪く、雨が強くなってきた。 最初展望台から見てたのだけど、この位置は滝の横なので、前景が良く見えない。
滝の正面にある展望台まで移動。 ここからだと滝が綺麗に見える!
十分瀑布 十分瀑布 十分瀑布 十分瀑布 十分瀑布

これが台湾のナイアガラか! 水量自体は大したことないけれど、横に広がる感じが似ている!?
滝観光が終わり戻ることに。 駅まではけっこう距離があった……
そして雨が強く降っているので、靴とかズボンの裾が濡れてしまった。

十分駅に到着。 さっそく天燈を上げたい! 店が立ち並ぶので、どこでやっても変わらないかな。 適当な店に入り4色の天燈を上げることに。
色によって書く願い事のテーマが決められており、オレはオレンジと黄色になった。 オレンジは学業に関すること、黄色はお金に関することを書く。
書くのは習字のように、筆と墨で書く。 各国の人がやっており、英語で書いてる人がいたり、中国語で書いている人がいたり。
横の人は「龍馬精神」とか書いていた。

願い事を書いた後は下部に設置された点火剤に火をつける。 そして蒸気で天燈が膨らんでいく。
雨の中、どんどん上に飛んでいき見えなくなってしまった。
十分 十分 十分 十分

天燈上げができたので、十分観光は満足。 さて、帰ろうか。
窓口で「瑞芳駅」までの切符を購入し電車に乗る。 電車は満員。 結構な観光地なのに、1時間に1本しか走ってないんだもんね。
電車の速度はかなり遅く、駅に着くまでだいぶ時間がかかった。
十分駅

瑞芳駅から電車に乗り換えて、台北まで戻ってもいいので、それだと面白くないので、瑞芳で一旦外に出てみる事に。
特に栄えた感じもしない、普通の町だった。
電車 瑞芳駅

駅前の通りを歩いてみると、揚げ物を打っている屋台を発見。 台湾っぽい揚げ物ではなく、フライドチキンとか唐揚げみたいなやつとかで、かなりおいしそう!
久々に普通の揚げ物を食べ美味しくて満足! ジュースの屋台もあったので、そこでもジュースを購入してみる。
普通のじゃ面白くないので、変なものを…… 「苦瓜」と書かれたジュースを頼んでみた。
苦瓜はやはりゴーヤで、ゴーヤの生絞りジュースという、すごい美味しくなさそうなものが出てきた。
味は……やはりゴーヤで苦い! 全部飲む事は出来ず……
揚げ物の店 ジュース屋 苦瓜ジュース

瑞芳は特に他のものがなく、台北に戻る事に。 バス停があったので、バスで帰ってみよう。
台北行きのバスの時刻表はあったのだけど、なかなかバスに乗り込むのが難しかった。 次から次にバスがやってきて、一瞬で去っていく。
どのタイミングで乗ればいいんだ? しばらくバス停で苦戦していたら、地元のおばさんが「台北行きたいの?」と声をかけてくれた。
そして、乗るべきバスが来た際に教えてくれて、無事乗り込む事に成功。

バスの運転はかなり荒っぽかった。 急ブレーキ、割り込みは当たり前。 一度急ブレーキ過ぎて、前の座席の背もたれに吹っ飛んだり。 台湾では公共のバスでもこんな運転するのか…… バスには1時間ほど乗って、台北近くの「忠孝復興」に到着。 ここは昨日歩いた、SOGOとかある場所じゃないか。
SOGOの中にちょっと入ってみたが、特に何も買わず。
SOGOの横に、肉まんの店があったので、買ってみた。 1つ15台湾ドル。 安い!! で、熱くてめちゃめちゃ美味しかった!
肉まん 肉まん

そして、その近辺にあるご飯を食べるお店に入ってみた。 相変わらず言葉は全く通じないが、もう慣れた。 適当に漢字メニューから注文し、ビールも頼む。
あまりお腹が空いていなかったので、「筍」という漢字が使われた、おかずだけを頼んだ。 まさに筍だった。
夕飯を食べた店 メニュー 夕飯

その後は表通りから外れた裏通りを歩いて、MTRの「忠孝新生」に向かう。 裏路地はけっこう怪しい店が並んでいた。 不思議な楽器屋があり、1軒挟んで別の楽器屋があったり、中身丸見えのデザイン事務所っぽいものがあったり、不動産屋が立ち並んでいたりと。
そんな店を見ながら、忠孝新生に到着。 帰りはMTRで乗り換えなしで帰る事ができるのだけど、手前の「行天宮」という駅で降りることに。 ここには「行天宮」というお寺があり、三国志で有名な「関羽」が祀られている。 関羽と言っても戦いのことじゃなく、商売の神様らしい。 三国志でしか知らないが、そういう一面もあったのか。
中に入ったらビックリ、かなりの人が熱心にお参りしているではないか。 線香を頭の上に掲げて目をつぶり祈りをささげ、赤い2つに分かれた小さな物を地面の上に放り投げる。 表裏があるのかな? 投げたものを拾い上げ、また投げる。 皆、何度もそれを繰り返している。
お供え物をささげるテーブルには、乗りきらないほどのたくさんのお供え物が。
日本は仏教国だとは言うけれど、無宗教と言われる理由がよくわかった。
こんなに熱心にお参りしている人なんて見たこと無いし。 やっぱり形だけの仏教国なんだね、日本は。 そいういうオレも無宗教だけど。
行天宮 行天宮 行天宮

行天宮の目の前の交差点には地下道がある。 この地下道に「占い横丁」といい、占い屋が軒を連ねている場所がある。 「日本語OK」も店も何軒かある。
オレは占いには全く興味ないのでやらなかったが、友達が占ってもらっていた。
10分で1000台湾ドルくらいとられていた。 占いなので、その言葉をどう受け止めるかは本人の自由だけど、いい方向で受け止められるといいね。
占い横丁

ホテル方向までは歩いて戻る。
さて、今日はマッサージでも行こうかなぁ。 ホテル近くにマッサージ屋があり、昨日客引きのおばちゃんとちょっと話していたので、そこに行ってみるか。
2日間歩きっぱなしで、荷物も持っていたのでかなり全身が疲れている。 全身マッサージをしてみるか!
90分で1500台湾ドルで、割引で1350台湾ドルに。 さっそくマッサージをしてもらう。 気持ちよく、全然眠くならずにあっという間に90分経ってしまった。
マッサージ後は、目の前の屋台に行く。 今日は何を食べようかなぁ、とうろうろしていたが「大腸麺」というやばい名前のものを発見! これを食べてみる事に。
春雨みたいな麺に、ホルモンっぽいのが入っている。 この部分が大腸か。 麺が大腸なのかと思った。 味はけっこうまずかった……
屋台の店 大帳麺

その後は屋台街を北に抜けてみたら、そちらにもマッサージ屋があり声をかけられた。 その先にはキャバクラみたいなのがあり声をかけられた。
大通りまで出て、ホテルに戻る。

2日目もあっという間に終了してしまった。 かなり歩いて疲れたなぁ。
青島ビール

台湾旅行一日目

晴れ今日から3泊4日で台湾旅行に行ってきます。 千葉に住んでいる小中学校の同級生と一緒に行く。
が、出発地がそれぞれ香川、千葉なので、合流は台湾で。

オレの出発空港は関西国際空港なので、そこまでの移動から旅は始まった。
午前3時半くらいに起床し、準備や荷物の最終確認など。 4時過ぎに妻に高速バス乗り場まで送ってもらう。
4時38分発の関西国際空港行きのバスに乗り込む。 車内では当然寝る…… 乗客が4人しかおらず、イスは倒し放題。 バス車内がけっこう寒かった。
淡路島の室津PAで一度休憩をはさみ、関西国際空港に到着。 バスの中はほとんど寝ていたな。
高速バス

バスは予定より早く着いて、関空に着いたのが7時半くらい。 集合時刻と書かれたのが9時10分、飛行機の出発が11時10分、かなり時間があるな……
関西国際空港

台湾の桃園空港で1時間くらい暇な時間がありそうなので、その間に使うお金を用意しておくか。 空港の両替所で、とりあえず1万円を台湾ドルに両替。 レートが良くなく、1万円で3200台湾ドルにしかならなかった。

出国審査を抜けて免税エリアへ。 しかし特に買う物も無く…… あっち行ったり、こっち行ったり、喫茶店でコーヒーじゃなく紅茶を飲んだりしながら時間をつぶす。
かなり暇な時間を過ごし、ようやく搭乗の時間になった。
発着の案内

今日乗る飛行機は「CATHAY PACIFIC」という、緑がメインカラーの香港の航空会社。 初めて利用するな。
まぁ他の国の会社でも、飛行機の作りはだいたい同じだった。
とりあえず眠すぎて、気がついたら離陸していた……
CATHAY PACIFIC CATHAY PACIFIC

ちょうど四国上空を飛んでいて、瀬戸大橋らしき橋が見えたり、愛媛の佐多岬半島が見えたりと、知っている地域が見えると、けっこう面白かった。

機内食はチキンかビーフが、普通は選ぶことができるのだけど、ビーフが大人気だったのか? CAが回ってきたときには、既にビーフは売り切れ。 まぁどちらでもよかったのだけど、チキンの機内食を食べる。 味は……まぁあまり美味しくなかったな。
機内食

3時間程の空の旅で、台湾桃園空港に到着。 入国審査を経て空港ロビーへ。
そこでガイドの人が出迎えてくれた。 成田から来る友達と合流してホテルに行くと聞いていたのだけど、そちらはそちらでガイドがいるので、ホテルまではバラバラで行って、ホテルで合流してくださいとのこと。
せっかく事前に両替したのに、不要だった…… しかもガイドさんは両替をしてくれないらしい。 他の国とか行った場合だと、ガイドがけっこういいレートで両替してくれるので、それに期待していたのだけど……
台湾に到着

迎えの車に乗り込みホテルを目指す。 ホテルまでは1時間くらいかかるみたい。
台湾は右側通行、日本とは逆、アメリカとかと同じ。 車はトヨタ、日産が多かった。 たまに外車もみかけるが、ほぼ日本車だった。
そして運転が非常に怖かった。 前の車との間隔ギリギリで車線変更してみたり、無理に割り込んでみたり、あちらこちらでクラクションが鳴り響いている。
そして、市街地に入ってきたら、スクーターがメチャメチャ走っている!
けっこういい速度で走っている車をスクーターが抜かして行ったり、その逆も。 すれすれで追い越したり、乗っているだけでかなり怖かった。
が、無事ホテルに到着。 チェックインの手続きをし、ホテル室内へ。
安いホテルなので、部屋はかなり狭かった。 が、ほとんど寝るだけの部屋なので、これでも十分だろう。 フロントのスタッフが日本語をある程度話せるのがありがたい。
山水閣大飯店 ホテル室内 ホテル室内

とりあえず1万しか両替してないので、どこかで両替しなくては。 ガイドブックには「銀行のレートがよい」と書いてあった。 今日は平日だし、まだ14時半なので、銀行も開いているだろう。 両替をしに、外に出てみることに。
ホテル目の前の交差点挟んだ反対側に、上海銀行という銀行があったので、そこに入ってみる。
入ったが手順がさっぱりわからない。 正面入口っぽいところに移動したら、警備員みたいな人がいたので「Exchange」と言ったら、なんかごちゃごちゃ話しかけられたが、何を言ってるのかさっぱりわからず。 ところどころ英語っぽいのが混ざっていて「Passport?」とか聞かれた、両替のためにパスポートは持ってきているので「Yes」と答えたら、またごちゃごちゃ話しかけられて「fee one hundred」みたいに言われた。 「fee」ってなんだっけ?? 手数料か? よくわからず困惑していたら、順番待ちの紙を渡された。
しばらくして、順番が呼ばれて窓口に通される。 窓口の女性も「fee」がどうたらこうたらと言っていたけど、困惑していたら紙に書いて説明してくれた。
日本円3万円を両替したら、11000台湾ドルくらいになって、そこから100引いた金額を渡すと。 やっぱり手数料みたいな意味だったんだ。 パスポートのコピーを取られ、書類に記入し両替してもらった。
1万円で3700台湾ドルくらい。 日本の銀行よりはるかにレートが良い。
これで、手持ちの台湾ドルは15000台湾ドルくらいになった。

さて、両替も終わったし、初めての買い物でもしてみるかな。 まずは敷居の低いコンビニで……
地下道を通って、ホテル側に戻った。 地下道にはホームレスが住んでいた……
ホテルを越えてしばらく歩くと、セブンイレブンがあった。 さっそくそこで買い物。 何買ってもよいのだけど、とりあえず飲み物でも買っておこうか。
日本で見ない「蜜茶」というのを購入。 台湾のものは甘い、という予備知識があったので、なんとなく味は想像できる。
ついでに、隣にパン屋があったので、そこで小さなパンのお菓子をいくつか購入。
ホテルに戻る途中に、「春光市場 」という怪しい商店街みたいなのを発見、ちょっと歩いてみることに。
怪しすぎて、何も買えず、何も食べられず…… 難易度がかなり高い……
抜けた先には屋台が広がっていたが、こちらはさらに難易度が高かった。 臭いもかなり強烈……
色違いのポスト バイクが多い 台湾の交差点 台湾の街並み 蜜茶 パン屋で購入したお菓子

何も買えずそのままホテルまでぶらっと戻ってきてしまった。
ホテル待っていたら友達が到着。
5月、7月と会ったばかりなので、全然久々感がしないけれど。

友達と行きたい場所の打ち合わせをして、さっそく出かけることに。
今日はもう時間があまり無いので、遠くへは行けない。
「台北101」という高層ビルに行くことに。
MTRという地下鉄で行くのだけど、地下鉄に乗るのは初めて。 最寄りの駅まで歩いて5分くらい。 まず路線図を眺める。 なるほど、乗り換えは1回で行けそうだ。
台湾の地下鉄では切符の代わりにトークンというICチップのコインみたいなのを使うらしい。 だが、毎回お金を払うのも面倒なので、Suicaみたいな、チャージできるICカードにすることに。 窓口でICカードが欲しい旨を伝えてICカードを貰った。
デポジットが100台湾ドル、チャージされてるのが100台湾ドルで、200台湾ドルで購入できた。
さっそく地下鉄に乗ってみる。 改札にタッチするだけなので楽チン。
地下鉄の座席の配置は日本と違って変な配置だった。 通勤ラッシュみたいに、乗れるだけ押しこむ、みたいなのがないので、こんなかたちでもいいのかな?
MTR切符売り場 ICカード

台北101の最寄り駅の「市政府」で下車。
駅の地下街を歩いていたら音楽がなっている。 その音楽がどこからなっているかと言うと、消火栓から鳴っていた。 非常ベル辺りの扉が開かれ、その中から電源を取っているよう。 日本でこんなことしたら間違いなく怒られるのだけど、台湾では許される。
普段ほとんど使う事のないものなので、それ以外の時には音楽を流す、という素晴らしいアイディアだね。
消火栓から音楽が鳴る

ここはMTRの駅名の通り「市政府」があったので、通りすがりに見ていく。 市役所のような意味合いで、中では戸籍とかの管理を行っていたのだけど、通路のど真ん中で仕事しているので、背後からPCの画面とか丸見えだけど、大丈夫なのだろうか。
市政府

市政府を通り抜けたら、目の前に台北101が! 508mの巨大ビルがそびえる!
台北101の下層はショッピングモールみたいになっていた。 世界中で名前を聞くような有名ブランドの店が、ずらりと立ち並ぶ。 吹き抜けのロビーのど真ん中には、全てが高そうな、ラウンジみたいなスペースが。 とりあえず目的は展望台に上ることなので、そちらに向かう。
台北101 台北101

チケットは1人450台湾ドル、約1100円くらい。
チケット購入後はエレベータの列に並ぶ。 けっこう混んでいたが、だいたい30分くらいでエレベータに乗ることができた。
台北101入場チケット

このエレベータは超高速エレベータで、40秒ほどで、一気に400m程上る。 エレベータを降りると、目の前には台湾の町が一望できる景色が! ちょうど夕日の沈む時間でそれも綺麗だった。 四方が見えるようになっているので、全部を見て回る。 すごい景色だ。 そしてなんと、屋外にも展望台があるので、そちらも見に行ってみる。 この高さの屋外ってすごいよね。
さすがにここは警備が厳重で、警備員も狭いスペースに常時2名いるし、柵もかなり高く、あまり景色は覗きこめない感じだった。
帰りにはサンゴとか宝石の売っているフロアを経由してエレベータに乗り込む。
帰りのエレベータは結構混んでおり、その間に夜景の撮影をすることができた。
夜はものすごい綺麗!
台北101より 台北101より 台北101より 台北101より 台北101より 国父紀念館 台北101より 台北101より ダンバーベイビー サンゴ 台北101より 台北101より 台北101より

いい時間になったので、そろそろ夕飯かな。
近くに「臨江街観光夜市」というのがあるので、そこに向かう。 歩いて行ったけど、微妙に遠かった……
台北101 台北101前のオブジェ 台北101

夜市はかなり盛り上がっていた。 右にも左にも店が並び、いろいろなものが売っている。 食べ物もいろいろなものが売っており、臭いがきつい。
臨江街観光夜市

適当な店に入ってみたが、メニューがさっぱりわからず。 丁度お客さんで英語の喋れる地元の人がいて、「これはスープヌードル、これはヌードル、これはライス」とか説明してくれた。 で、注文までしてくれて、オレは「シーフードのヌードル」を注文。
で、でてきたのがこれ。 見た目は焼きそばっぽい。 台湾の飲食店は基本的には飲み物は無い。 水すら無い。 外で買ったものを持ち込むのが当たり前なのだけど、この店にはお茶が置いてあった。 お茶を飲んだが、予想通り甘かった…… 甘くて食事中に飲めたものじゃないので、ビールを飲むことに。
ビールも2種類あり、どちらがどちらかわからないので適当に選んだのだけど、どうやらこれは発泡酒に当たるものっぽい。
味は薄かったが、まぁお茶よりは美味しく飲むことができた。
夕飯を食べた店 メニュー シーフードのヌードル 台湾ビール

それから夜市に戻り、飲み物を買ったり、怪しい貝を買ってみたり。
貝はどうやって食べるのか分からず、店員に「Eat?」と聞いたら見本を見せてくれて、どうやら貝がらを食べるのではなく、口で中身だけを吸い出すらしい。
少しでよかったのだけど、袋にたっぷりと入れてくれた。
夜市付近 貝を売る店

近くにお寺があって、イスが設置されていたので、そこで休憩しながら貝を食べる。 味は不味くはなかったのだけど、量が多すぎ。 手もベタベタ。
お寺には水の機械が設置されており、自由に飲むことができる。
が、「冷水」を押したのに、めちゃめちゃぬるかった。
お寺 冷水機

夜の街を適当に歩きMTRの「忠孝復興駅」まで歩く。 これまた結構遠かった……
そこから地下鉄に乗ってホテルまで帰ろうと思ったが、途中「台北駅」で乗り換えがあったので、駅の外に出てみることに。 だが、夜なので、よくわからなかった。
台北駅

ホテル付近まで戻ってきたので、再びホテル付近の屋台に行ってみることに。
鶏の足っぽいものがあったので、それを食べてみる。 食べたいものを自分で器に取って、渡すと焼いてくれる、そういう店だった。
鶏の足と、黒い餅みたいなものを焼いてもらい、さっそく食べる。
が、鶏の足は、食べる所がほとんどなく、餅みたいなのは微妙な食感と味だった。
屋台 好きなのを自分で取る 鶏の足

コンビニでビールを買って、公園のベンチで飲んでいると、50~60くらいの地元の人っぽい夫婦らしき人が登場。 いきなり「ヨロシク」とか話しかけてきた。
最初はちょっと横に座って、旦那っぽい人が体操を始めたのだけど、途中から女性が話しかけてきた。 「日本人?」とか「仙台に紅葉を見に行く」とか「阿里山、陽名山のお茶が美味しい」とか「士林の夜市がいい」など、いろいろ教えてくれた。
が、途中から「マッサージ行かない? 女性高生、女性大生のアルバイトいるよ。 普通なら一万円だけど、二千円でいいよ」とか、どう考えても怪しい内容に変わってきた。
男性の方は途中で、謎のデザートを差し入れで持ってきたり、しかしそれがまた不味かった…… 適当に話して、デザート代で100台湾ドルだけ渡して別れてきた。 ぼったくりや売春か??

今日の行動はこれでおしまいでホテルに戻る。
ホテルのTVはチャンネルが豊富で、100チャンネルくらいある。 日本のプロレス番組があったので、それを見ながら明日の予定決めたり、ビール飲んだり。
さて、初日はあっという間に終わってしまったが、明日からは丸一日行動できる。
いろいろ動かなくては!

済州島4日目

くもりついに旅行最終日。 今日は8時半にタクシーが迎えに来るので、それまでに荷物をまとめておかなくては。
7時から朝食に行って、荷物をまとめて8時前にロビーに荷物を預けに行った。
8時10分くらいからタクシーを待っていたのだが、タクシーはすぐにやってきた。 運転手は「トンさん」という人で、ガイドさんは「日本語が話せない」と言っていたが、かなり日本語が上手だ。
ガイドさんから、オレの行きたい場所を聞いていて、14時までに戻ってこれるようにコースをアレンジしてくれたみたい。 楽しみだ~

タクシーに乗り込み南へ向かう。 南まで40分くらいかかるらしい。 距離にして40kmくらい?

けっこう時間があって、日本語の通じる運転手さんなので、いろいろなことを話した。
まず交通事故のこと。 昨日事故現場を見てしまったので、「済州島では交通事故は多いのか?」と。
そしたら「本土と比べて、人口に対する車の割合が高いので、車と車の事故は非常に多い。 ただ保険があるので、車と車の事故の場合は全然問題ない。 滅多にないけど、車と人の事故の場合が大変」と。
韓国の自動車保険事情も知りたくなってきた。 やはり事故が多いということは高いのだろうか…

で、車について。 「韓国で走ってる車はヒュンダイばかりだけど、日本車は走っていないのか?」と。
「ヒュンダイとKIAが多いね。 KIAはヒュンダイの会長の息子が社長をやっている。 日本車は最近は増えてきてるよ」と。
で、車の値段を聞いたが、今のってるタクシーはKIA車なのだが、レクサス並の装備を備えていて「5000万ウォン」すると言っていた。 日本円で400万超か? 韓国人でこれだけの金額を稼ぐのは大変だろう…

次にミカンの話。 これは運転手さんが教えてくれた。
「済州島ではミカンの栽培が盛んだけど、全出荷量の70%は島の南側で取れるミカン。 北側でも取れるけど、南側の方が甘いんだよ」と。

道路を走っていると、ところどころに日本で言う「オービス」がある。 韓国は丁寧に「350m先にカメラがある」とオービスを知らせる距離付きの看板がある。
で、交通違反について聞いてみた。 「スピード違反の罰金はどれくらいか?」と。
すると「11kmオーバーで罰金30000ウォン、免許の減点は無し。 22kmオーバーで罰金60000ウォン、免許は15点減点。 30点減点になると、免許取消になるよ。 免許取消になると、1年間は免許を取れない。 同時にタクシー免許も取り消しになる」と。
「学校の近くは30km/h、普通の道路で40km/h~70km/hが制限速度」と教えてくれた。

次に、韓国で一番高い山「漢拏山」について。 「登ったことがあるか?」と聞いたら、「済州島に住んでいて登ったことが無い人はほとんどいない。 平日で毎日8000人くらい、休みの日だと12000人くらい登ってるよ。 ただ、ほどんどが観光客。 私も昔はよく登っていたんだけどね、歳を取って足が動かなくなってきて」と嘆いていた。
しかし、毎日そんなに登山客が山に入っているのか。 富士さんみたいに登山道に渋滞ができたりするのだろうか?
山は冬になると一面の雪景色になるという。

で、バイクについて。 2~3人のグループで、ツーリングをしている人をよく見るので、「あれは観光客?」と聞いたら、「あれは本土の大学生だよ。 休みになるとバイクでツーリングしに来る大学生が多い」と。 観光客は観光客でも外国人ではなく本土の韓国人だったのか。

で、次に観光客のこと。 「やはり日本人が多いのか?」と聞いたら「日本人よりも中国人の方が多い。 日本からは成田から1日1便、関西から1日1便、福岡から週に1便くらいしか飛行機がこない。 中国からだったら、一つの空港から1日3便くらい飛行機が到着する。 なので、数でも中国人の方が多い」と。
「運転手さんは韓国語、日本語、英語を喋れてるけど、中国語も話せる?」と聞いたら「中国語は難しい」と。 けど最低限のことは話せるみた。

で、仕事の話になった。
「済州島の70%は観光業で成り立っている。 だけど就職口がなく、若い人たちが就職する場所が見つからない。 そのため就職口を求めてほとんどの人が本土に行ってしまう」と。
島国ならではの現象だよねそれ。 済州島もそのうち高齢化が進むのだろうか。

そんなことを話しているうちに、「松岳山」に到着。 見てないのだけど「チャングムの誓い」というドラマで撮影されたシーンがある場所。 で、海に突き出た半島なのだが、海岸沿いには旧日本軍が武器庫として作った洞窟が15個も残っているらしい。
松岳山

運転手さんは、眺めるだけのつもりだったけど「洞窟まで行きたい」と言ったら、「海岸の岩は滑るので気をつけて」とアドバイスをくれた。 さっそく洞窟を見に行ってみる。
洞窟前は落盤が多い。 危険だ…
落石注意 落盤

洞窟はたくさんあるのだけど、何個かのぞいてみた。
洞窟 洞窟 洞窟

まぁ人工的な洞窟なので、それほど神秘的なものではなかったけど、面白かった。

ここには観光バスが続々とやってくる。 乗ってるのは小学生。 「あれは本土の小学生だよ。 本土の学生は済州島へ、済州島の学生は本土へ、旅行に行く」と教えてくれた。
ここからは、「兄弟島」というのがよく見える。 見る角度によって、島が1~3個に見えるのでそのように呼ばれるらしい。
兄弟島 兄弟島

続いて向かったのは「山房山」という山らしい名前の山。 「山が飛んだ山」と教えてくれた。 上までは登れないみたいだけど、中腹まではお寺があって登れるらしい。
さっそく登ってみることに。
山房山 山房山 山房山 山房山 山房山 山房山 山房山 兄弟島 山房山 山房山より 山房山 山房山 山房山 山房山 山房山 山房山 山房山 山房山

続いて向かったのは「柱状節理帯」というところ。
柱状節理帯 柱状節理帯 柱状節理帯 柱状節理帯 柱状節理帯

なんで正方形や六角形の形になるのだろうか。 不思議だ。

続いて「天帝淵瀑布」というところ。 3つの滝から構成されているみたい。
まず最初に展望台があったのが、第2の滝。
天帝淵瀑布 第2の滝 天帝淵瀑布 第2の滝 天帝淵瀑布 第2の滝

続いて第1の滝。 運転手さんも行っていたが、雨の直後じゃないと水は流れていないみたい。
天帝淵瀑布 第1の滝

最後に第3の滝。
天帝淵瀑布 第3の滝

ツアーできたのか、ここは日本人が多かった。

次に向かったのは「天地淵瀑布」というところ。
遊歩道が整備されていて、10分くらいの道。
トルハルバン 天地淵瀑布 天地淵瀑布 救命用具

そして、本日最後の目的地「正房瀑布」。
滝の水が海に流れ込むという、とても珍しい滝。 オレ自身も、海に落ちる滝は見たことがない。
正房瀑布 正房瀑布 正房瀑布

本日の観光コースは全て終了。 時刻は12時40分。 ホテルに戻ったら時間がちょうどだな。
帰りは行きと違う道、漢拏山の東側を通る道で帰ってきた。

帰りに馬牧場があり、運転手さんが「韓国では牛よりも馬をよく食べる。 そのため牛牧場より馬牧場の方が多い」と教えてくれた。

楽しかった観光も終了。 1時50分くらいにホテル到着。 すでに部屋はチェックアウトされていたので、お昼ごはんを買いに、先日行ったサンドウィッチ屋さんへ。
サンドウィッチをお持ち帰りして、ホテルに戻る。 14時半の集合時間ギリギリになってしまった。
バスに乗り込み、お土産屋さんと、革細工の店に行った。 革細工の店はすごかった。 「ヴィトンやコーチなどと仲良くしてもらってる革細工屋さんで…」と説明を受けたが、店内に入ると、ニセモノのブランド品がずらりと並んでいる。 しかも店の看板などは一切出ておらず、雑居ビルの2Fにあるこの店につながる階段を上ると、監視カメラが鳴り響き、店員が誰が入ってきたのか確認する様子も。 よほどやばい商売なのだろう。
ま、興味のあるブルガリが売ってなかったし、そもそもニセモノは買う気もないので…

空港に到着し、出国手続きを済ませる。 飛行機の出発まで2時間ほど。 小さい空港なので、お店も1件しかなく、かなり退屈だった。
済州国際空港 済州国際空港 ミカンジュース

そんな中待っていると、電光掲示板に「遅延」の文字が。 ただでさえ時間が余っていたのに、飛行機の遅延でさらに40分待つことに…
遅延

なんとか時間をつぶし、出発の時間になった。 帰りは窓際の席。 しかし羽のすぐ上なので、景色はあまり見えなかった。
飛行機から 機内食

機内食を食べ終えたら撃沈。 気づいたら関空に着陸するところだった。

今回の4日間の済州島旅行。 来るまではあまり乗り気ではなかったが、行ってみたら行ってみたで意外に楽しかった。
ただ、リゾート地でないのと、南国ではないので、天気が…
まぁこれで新たな国に足を踏み入れられたのでよしとしよう。