スカウト!?

今日は職安に行った。 前回、時間がなくて紹介してもらえなかったので、時間に余裕をもって行く。
電車賃がもったいないのでスクーターで向かう。 およそ40分走って目的地に到着。
風呂上りにヘルメットをかぶったせいで、髪の毛がおかしいことになっている…
さっそく求人情報検索。 なかなかいいのが見つからない。 本当は事務系をやりたいが、このままでは仕事が見つかりそうにない。
妥協して他の職種でも探してみることにした。 選ぶ基準として、休みの日、就業時間、給与、従業員数を見ている。
休みはできれば土日がいい。 しかし両方は難しいので日曜日だけでもいい。
就業時間は開始時刻は何時でもいいが終了時刻は18時までがいい。
給与は16万円以上希望。
問題になるのが従業員数。 最初は大企業の方がいいと思っていたが、転勤というものがある。
小企業ならば事業所数が1つしかないので、転勤はないと思う。
なので、小企業ばかりに目をつけている。 隣の席に、いかにも「何年も働いていません」って言っているようなおじさんが座った。
手には炭酸飲料を持っている。 それを飲みながら検索しているのだが、不思議な匂いがする。
このにおいは…………絶対にアルコール。 まさか炭酸飲料の缶の中にアルコール類を入れて飲んでいるのだろうか?
それはわからないけれど顔が赤くなかった。 ということは、飲んでるのがアルコールじゃないか、内臓が弱いかのどちらかになる。
まぁどっちでもいいや、他人だし……
目ぼしい求人を2つ見つけて、紹介してもらうことにする。
申し込み用紙を書いているときに隣にスーツを着た中年のおじさんがやってきた。 それでいきなり話しかけてきた。
「こういう求人あるんだけど、どう?」
最初、職安で取り扱ってもらえないようなヤバ気の求人かと思った。 しかし内容を見てみると、普通ではないか。
さらにオレの希望する条件にけっこうあっている。
求人をだしているのだけど、全然電話がかかってこないから、担当者が直接声をかけにきているみたい。
仕事内容も悪くはないし、場所も近いので、そこの面接を受ける約束をした。
受かるのかなぁ…… 金も底をつきそうだし。 これで落ちたらバイトでもしないと暮らしていけない。
名刺をもらって、本社の場所を丁寧に教えてもらった。br />
家に帰ってから高校の友達が遊びにきた。 半年ぶりくらいかな。 全然変わってなかったが、とても忙しいらしい。
学生はかわいそうに……
そして今日はじめての食事を食べる。 昨日、買っておいた鮭があるので、それをフライパンで焼く。
火は強火、裏表に焦げ目がつくくらいしっかり焼く。 そして塩をかけてさらに焼く。 フライパンが煙をふきはじめたら出来上がり。
外はこんがり、なかは半生のおいしい鮭だ。 最初、完全に火を通してないのを食べるのは抵抗があったが、一度食べてしまえば、
この食感がなんともいえない。 とてもおいしい。
明日はどんなことがあるんだろう?