丸山ボルダー

晴れ今日は丸山ボルダーに行く。 毎週行っている人がいて、話は聞いていたので楽しみだ。
2時間くらいで到着した。
駐車場から岩場はとても近く、わずか15秒ほど歩けば着いてしまう。 初めに「玄関岩」という岩の課題に挑戦。 「発掘:3級」に挑戦。 なめてかかって、1度落ちてしまった。 2度目で登れた。 リップを取るところが遠い… だけど手も足もあるので、慎重にひきつけて登れば大丈夫。
そして「上田カンテ:4級」のSD(Sit Down 座ってスタートすること)で挑戦。 出だし核心で、3撃目で登れた。 2級くらいって言ってたかな?
そしてこのエリア再難課題「親不知:2級」に挑戦。
スタートの足はあるので、そこに両足で立つ。 両手が乏しくて、立っていることは出来るが、足を上げて乗り込むことが出来ない。 スタンスになるホールドが全然見当たらない。 何度か挑戦して、デッド気味でやっと登れた。 ふぅ難しかった……
そしてエリア移動。 少し下がったところにある超どっかぶりのエリアに行く。 ここはまだ課題が設定されていない。 傾斜は130度くらいあって、ホールドは無いに等しい。 スラブを130度にしたような感じ…
さすがにそんなの登ることが出来ないので、右の方の低くなっているところを見てみる。
なんか登れそうなラインがあるなぁ。
可能性が見えたら挑戦。 SDスタートでガバから小さな浅いホールドに手を伸ばしてからが核心…
左足ヒールフックを決めて、右手で思いっきりひきつける。 そして遠い左手を取りに行く。 限界近くまで伸びきったところでやっと左手の中継ホールドまで届く。 中継といっても、ものすごく浅く、すこしでも滑ったらすぐ外れてしまうようなホールド…
そこで少しひきつけて、5cmくらい上にあるカチへデッド…… 中継取る時点で限界近くまで伸びているので、この5cmが辛い…… 左足のヒールに異常な力がかかって、ふくらはぎが攣りそうになる。
6,7回目のトライでようやく遠いカチホールドを取ることが出来た。 あとは慎重に登るだけ……
やった、初登だ!! グレードは「初段」とした。
課題名は「望遠鏡」 由来は「望遠鏡で覗かないと届かないくらい遠くにあるホールドを掴むから」 (大げさ……)
今日の時点では他に登る人がいないので、はっきりしたグレードはわからない。 もしかしたら1級かも。
それから「バターミルク岩」というところに行く。
ここの看板課題「バターミルク:1級」に挑戦。
SDスタートで、フレークとクラックの中間のようなホールドをつないで登る。 左手がカンテを掴むあたりが核心のような気がした。 カンテを掴むが保持できるほどのホールドではない。 体を切り返して、右手のすぐ上に左手を持ってくる。 ちょっとクロスっぽいムーブ。
クラック両手保持したら、足の位置を変えて、リップに向かってデッド。 リップは持てるところが2箇所あり、クラックの右側と左側。 左側は右より10cmくらい高いが、下から見た感じガバだ。 もちろんそっちに手を伸ばした。 止まった。 あとは、右のリップも使って、30cmくらい奥にある大ガバを掴むだけ。 一撃!
そして「バターライス:2級」に挑戦。 これは難しいっていう噂……
手順的に考えると、1手目をクロスで取らなくてはならない。 クロスで取って、足を決めて、左手をカチ持ちに変更してひきつけたら、スタティックに浅いフレークが取れた。 そこから右にトラバースするときに、足がなくてかなりパワー使った。 そして、スメアしながらマントル。 これが一番怖かった。 2級なのだが、かなり難しい域だと思う。
そして「バターミルク右SD:1級(?)」に挑戦。 一手目スローパーを中継でガチガチなホールドへ。 足を入れ替えて、デッド気味に左手をアンダーホールドへ。 また足を入れ替えて、右手デッドで、上のホールドへ。 ここが核心。 取るのが先か、はがされるのが先か……
すごい際どいデッドだ。 あとはホールド通りに登るだけ。
次に「日向岩」というところに行く。
ここは昔、石切してたらしく、明らかに不自然な岩の形をしている。
ここを1週トラバースが1級らしい。 最初挑戦したら、核心部と思われるアンダー連続の部分で力尽きた。
この課題は限定があって、リップにヒールフックをしたレスト禁止、アンダーホールド部分はリップホールド禁止などなど。
少し休んで2度目の挑戦。 アンダー部をこなし、岩の角まできた。 ここで両足で岩を挟み込むような感じでレスト… そして1辺進んでまた角でレスト。 ここから第2の核心に入る。 下りトラバース。 岩が少し下になっているので、降りるような感じでトラバースする。 みんなここが難しいという。 手前で思いっきりレストして、準備万端。
あらかじめ作戦を練っていた。
下るのは腕にすごい負担がかかる=早くパンプする→時間を少なくする という結論にたどり着いた。
チョークアップもせず、すごいスピードで持ち替え持ち替えで降りていった。 そして角まで到着。 あとは慎重にトラバースしておしまい。 1級トラバース、2撃。
昼休憩をして、「小ギル岩」というところにいく。
これは笠間にある「ギル岩」をちっちゃくしたような感じ。 課題も同じようだ。
笠間の「Way of Gill:1級」とまるっきり同じムーブで登る。 最後のランジが決まったときすごい気持ちよかった。 ここまで似ている岩があるなんてビックリ。
他にもいろいろな課題を登った。
花崗岩ということもあって、指がすごいヒリヒリしてしまった。 一日たっぷり遊んだ。
初段:1本
1級:6本
2級:5本
うん、なかなかの成果!