今日は徳島の「矢筈山」「石堂山」に登山をしにいく。 いつもより遅く6時起床、40分出発。
吉野川沿いの国道を走り、徳島県道44号線を落合峠を目指して進む。 約15km走ったところで風呂塔との分岐、そこから14kmほどで落合峠に到着。 今日は天気が微妙かなぁ……
準備をして9時登山開始。 始めは笹の中の急な登りが続く。 10分ほど歩き、登りがひと段落。 落合峠のほうを見渡すと、駐車場がもうあんなに遠い。 一気に標高を上げた感じだな。
しばらくは平坦な道が続く。 しかしこの矢筈山、笹が深いね。 腰くらいの高さまであるところもある。 足元が見えなくて躓きそうで恐ろしい。 しばらく歩いたら「サガリハゲ山」という山が見えてきた。 名前が印象的。
振り返ると落合峠がはるかかなた。
山の中は時間を忘れさせてくれる。
歩き始めてからちょうど1時間。 サガリハゲ山との分岐に到着。 マップだとここまで1時間40分となっていたので、そのつもりで歩いてきたので、すこし拍子抜けだった。 ここから矢筈山山頂まで50分らしい。 距離にして800m。
全然疲れていないので水分を補給するくらいで、すぐに出発。
そして矢筈山山頂はすぐについてしまった。 標高は1848m。 登山を始めてからわずか1時間20分。 ここまでコースタイム通りの2時間20分でくる予定だったのだが…
ここで少し休憩をする。 天気があまりよくないため、景色はよく見えない。
あまり長居してると雨が降ってくるかもしれないので、そろそろ石堂山の方に向かうか。 石堂山は標高が1636mなので200mも低い。 つまり帰ってくるときはまた1848mまで上がってこないといけないのだ。
石堂山に向かって歩き始めてすぐ、ものすごい急な下りが続いた。 けっこう膝に来るな、この下り。
そうこうしているうちに、石堂山はどんどんガスに巻かれて行ってしまった。
登山道はというと……深い草が多い茂り足元が見えない地帯があった。 右側が谷になっているので少し怖い。
石堂山山頂まであと数百メートルくらいのところで、水場の案内看板があった。 水は足りているが、水場を知っておいて損はないので、どんな水場か見に行ってみた。 すると……
見た目もかなり汚かった。 水は綺麗かもしれないが…… とても飲む気にはならない。 手も洗わず、本当に見ただけで引き返してきた。
少し標高を上げてきて、石堂山の岩が見えてきたと思ったら、すぐ山頂に到着。
山頂では老夫婦が休憩していたので少し会話をした。 石堂神社から上がってきたらしい。 老夫婦なので山頂まで2時間とのこと。 天気がもってくれてよかったという話をして、老夫婦は下山していった。 オレもここでお昼休憩。 雨が心配だ。
25分ほど休憩して、矢筈山に引き返すことに。 時折太陽が顔をのぞかせ、そのときの矢筈山はすごい綺麗だった。
矢筈山直前の急登はかなりきつかった。 登っても登っても山頂につかない……こんなに下ってきたっけ?
息を上げながらようやく山頂まで戻ってきた。 いやーきつい。
山頂で少し休憩をしたが、こちらもガスに巻かれてきた。 急いで帰らなくては……
思ったよりも時間がかからなかったので、気持ち的にも余裕があるね。 サガリハゲ山分岐も休まず通過し、登山口まで一気に戻ることにしてある。 しかし、地図には1654m地点というのが載っているのに、行きはまったく気づかなかったな。 どこにあったのだろう? ここまで登山口から1時間となっていて、そこからサガリハゲ山分岐までが40分となっている。 帰りは意識してあるいたのだが、けっきょくわからず…… 目印みたいなものあったかなぁ?
帰りも深い笹の中を歩く。
早朝や雨の降ったとき、レインコート着ないとメチャメチャ濡れるな、これ。
山頂出発から1時間15分、ようやく登山口まで戻ってきた。 雨が降ってくる前に荷造りをと、急いでしていたのだが、けっきょく雨のほうが早く降ってきてしまった。 レインコートを着て、荷物の防水をして高松に戻る。
今日の登山は6時間を予定していたのだが、コースタイムよりも短い時間で歩けたので、大幅に時間が短縮できた。 梅雨時期ということもあり、会った人はたった7人。 今度は悪路のサガリハゲ山に行ってみたい。
コースタイム
9:00 登山口
9:53~9:56 サガリハゲ山分岐で休憩
10:19~10:27 矢筈山山頂到着、休憩
11:24~11:48 石堂山山頂到着、休憩
12:44~12:51 矢筈山山頂到着、休憩
13:11 サガリハゲ山分岐通過
14:04 登山口
【徳島】矢筈山~石堂山
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