三重旅行 三日目

晴れのち雪三重旅行最終日。 昨夜からずっと雪が降っている。 とりあえず露天風呂+雪を味わっておきたかったので、朝温泉に向かう。
道路状況も心配なので、チェックアウトギリギリの10時に出発。
ホテル前

今日の予定は長島のアンパンマンミュージアムに行くだけなのだが…
湯の山での積雪は15cm程度。 無事、山を降りられるかな……?

心配していた、昨日凍結していた個所は、雪が積もっていたため無事通過することができた。 湯の山温泉駅前についても、雪が降っているし、積もっている。 四日市市内に入っても、雪が積もっている。 これは、全国的に積雪か?
湯の山駅前 湯の山駅前

四日市ICから高速に乗る。 高速は「雪のため50km/h規制」となっているが、ここはもう雪は降っていないし、青空になってきている。 長島に着いたころにはすっかり晴天。

さっきまでの雪が嘘のようだ。

10月に来たばかりなのだが、またここのアンパンマンミュージアムにやってきた。 次女は「アンパンマンミュー行く」と、前から楽しみにしていたみたい。 アンパンマン大好きだからなぁ。
アンパンマンミュージアム アンパンマンミュージアム アンパンマンミュージアム バイキンマン ドキンちゃん アンパンマンミュージアム アンパンマンミュージアム アンパンマンミュージアム アンパンマンミュージアム

アンパンマンたちの気ぐるみと握手したり、写真撮ったり、ミュージアムの中を見学したり遊んだり、アンパンマンのショーを見たり、と大満足な様子。 何かグッズを買ってあげようと、アンパンマンのぬいぐるみを見る。 町の子供キャラの「カバオくん」があったので、それを購入。 高松のおもちゃ屋で、見たことがない。 次女はとても喜んでいた。

アンパンマンミュージアムは15時半くらいまで滞在。 そろそろ高松に帰らなくては。
帰りの高速に乗る前に、温泉に入ろうと調べておいた。
片岡温泉」という、湯の山の温泉に入って、四日市ICから高速に乗る予定。 だが、湯の山の雪に、また突入するのもなぁ…と、ためらっていたが、他に行く温泉を調べていないので、そこに行くしかない。 まぁ行ってみよう。
一般道をしばらく走っていたら「三滝温泉満殿の湯」というスーパー銭湯を発見。 値段もお手頃なので、ここでいいか。
ここで温泉に入ることにしたが、中は激混み。 シャワーを使うのに並ぶとは思わなかった…… けれど、温泉はゆっくり楽しむことができて、体はポカポカ。

さて、あとは高松を目指すだけ。
四日市ICから高速に乗る。 鈴鹿ICを過ぎたあたりから、突然雪が降り始めてきた。 路面には雪が積もり始めている。 世界の亀山モデルの、亀山JCTから新名神に入ったのだが、雪はさらにひどくなってきた。 前が全然見えないし、路面に雪が…… スタッドレスを履いていても不安になる。
制限50km/hなのだが、50km/hだすのが精いっぱい。 怖いなぁ……

なんとか土山SAまで到着。 ここで夕飯を食べる。
外は一面の雪景色。
前に蒜山ICでこのような景色を見たが、ここは三重県。 三重でもこんなに雪が積もるのか?
土山SA

土山SAの道路状況案内板では「草津田上~草津JCT」、「京滋バイパス」、「瀬田東~京都東」が通行止めとなっていた。 草津田上が一番手前なので、そこから一般道に降りなくてはならない。 で、一般道を走って、京都東から高速に乗らなくては。 迂回路が国道1号線しかないらしく、高速を降りた車がそこになだれ込んでいるから、ものすごい大渋滞している、とSAの係員が教えてくれた。

土山SAまでは路面が雪だらけだったが、ここから先は除雪されており、不安なく走れた。 そして、草津田上ICで強制的に下される。
一般道に下りると、あたり一面は雪。 除雪が追い付いていない様子。 滋賀の市街地の道路が真っ白だ。
ナビの指示通り進んでいくが、国道1号線を横切る手前あたりから大渋滞。 しかもその渋滞、全く動かない。 わずか200mくらい進むのに1時間くらいかかった。

国道1号線を西に向かうのが大渋滞。 国道1号線を曲がらず、そのまま横断。 近江大橋有料道路を通る道を案内された。 通行料150円払うのだが、この橋がまた大渋滞。 橋を渡るのに30分以上かかった。
橋を渡りきり、湖岸道路を北西に向かって走っていくのだが、これが超大渋滞。
わずか2km進むのに2時間以上。 けっきょく渋滞のなか、新年を迎えてしまった。

だが、渋滞は全く収まりそうにない。 むしろひどくなっている。
浜大津駅前までやってきて、国道161号線から国道1号線に向かうのだが、駅前から1時間で動けた距離、僅か10m。 なんでこんなにこんでいるんだ? いくら渋滞でもこれはひどすぎる。
車は動けないだろうけど、T家のパパに運転を変わってもらって、徒歩で先を見に行くことに。
どうやら、国道161号線は国道1号線に合流するまでずっと上り坂になっている。 そして、地面の雪は車のタイヤに踏まれ、ツルツルに凍結してしまっている。
ノーマルタイヤの車も多く、スタッドレスでもタイヤが空回りして、全く動けなくなっている車が多数。
国道1号線まで歩いてみたが、国道1号線は除雪されている。 ここまでくれば、京都まで抜けられそうだ。
だが、抜けられそうにないな…… まず1号線に合流する信号が短すぎ。 スリップして動けない車が多すぎ、そのため、この渋滞は全く進まないようだ。 オレの車も2W車なので、ちょっと登れる自信がない。
この渋滞で耐えても、1号線に合流できるのは朝になりそうだ…… これは、あきらめた方がよさそうだな。
登ってきた道を歩いて下る。 途中で空回りしている車の後部を5台も押してきた。 5台とも脱出はできたけど、またすぐに止まってしまうだろう……
悲惨な国道161号線 悲惨な国道161号線

徒歩で1時間ほど調査してきたが、その間に車は1mも動いていない……

とりあえずUターンして、渋滞から抜け出す。 国道1号線は、こちらよりは流れていたので、もっと手前から1号線に入ればいけるかもしれない。 4時間以上渋滞で走ってきた道を、わずか10分で走りきり、琵琶湖脇から、国道1号線に突入。

だが、こちらも渋滞。 1kmほど進んだところで、また全く動かなくなった。 時刻は午前3時くらい。 体力的にもこの渋滞につきあえるだけの体力が残っていない。 もうダメだ。 あきらめよう。

高速の状況を調べたら、通行止めだった草津田上から先が開通している。 下りてきたICまで戻れば高速に乗ることができる。
高速のICに向かうが、途中の坂道が凍結しており、間違いなく立ち往生するのが目に見えているので断念。 先行して走っていた軽自動車も同じくUターンして戻ってきた。
それなら、高速のICの近くでと思い、京滋バイパスの瀬田東IC手前に向かうが、こちらの道路も凍結している。 既に1台三角板を立てて、リタイアしている車がいる。
こちらもダメ。 国道1号線を西方面には渋滞が凄すぎて進めない。 完全に手詰まりになった。

近江大橋の近くにイオンがあった。 そこの駐車場に入るために1車線広くなっているので、そこで仮眠するか。
そこに着いたのが午前4時半くらい。 12時間以上運転し体力の限界。 すぐに眠りに落ちる…