第71回 丸亀国際ハーフマラソン

雨のち曇り5時50分に起床、6時20分に出発。 今日は丸亀ハーフ当日だ。 妻の会社の社長と一緒に行くので、妻の会社へ。 6時半に待ち合わせをしている。 途中、コンビニに寄ってから駐車場を目指す。 駐車場はパブリックプラザ丸亀の埠頭にある三菱の駐車場。 着いたのが7時20分くらいで、中で着替えをして臨時バスに乗り込む。 バスは10台近く待機していたのですぐに案内されて出発。 8時前には丸亀競技場に到着。
社長が前日受付をしていなかったので、まずは受付。 それから2時間くらい待機をするのだけど、メインスタンドに行こうと思ったけど、荷物預ける場所はバックスタンドなので、ここのスタンド通路で待つことに。 屋根があるので雨を凌ぐことができる。 バックスタンドの通路はトイレが結構設置されており、メインスタンドよりは混雑しなさそうだ。

そこで待つこと約2時間。 今日は雨なので選手のウォーミングアップを見ることができなくて残念。 そしてグランドに並ぶ時間になってしまった。 雨の中のハーフマラソンは初めてだ。 タイムはもう無理だと思うので、寒さに負けずに完走するのが目標だな…… 雨なのでジョギングキャップをかぶろう。 耳と手を保護するための帽子と手袋は雨だと使い物にならないかもしれないけど、一応持っていこう。 45Lのゴミ袋を持ってきてあるので、それで即席ポンチョを作る。 頭を通す穴と、両手を通す穴を開けて完成。 寒いので両手は通さず袋の中に入れておく。 空気がこもるので多少暖かいだろう……

グランドに整列して、10時50分の号砲を待つ。 10時35分からは実業団の選手たちがスタートする。 その瞬間を大型ビジョンで映し出されていた。 号砲と拍手と花火が鳴り響いて、実業団の選手たちはスタートしていった。
スタート地点が開いたことによって、10時50分スタートの選手たちの移動が始まる。 この頃になって、雨が止んだ。 絶望的だと思われた天気はギリギリのところで回復した。 スタート地点の手前にゴミ収集所があって「レインコートなどはそこで捨ててください、路上に捨てないでください」とアナウンスされていたので、ポンチョを捨てる。 どちらにしろ走り出して5kmの給水所では捨てるつもりだった。 ここまでの雨を防いでくれたのと、待機中の寒さを防いでくれてとても助かった。

さぁ、いよいよ10時50分になる、3分前、1分前、30秒前、10秒前とアナウンスがあり、いよいよスタート。 防寒対策の帽子と手袋をしたまま、帽子の上にはキャップもかぶる、なんともへんてこな格好だが仕方がない。 雨も止んだことだし、自己ベストを狙う戦いになる。
数キロはウォーミングアップの走りとなる。 混雑もしているのでそれほど早くは走れないだろう。
例年1kmは6分、2kmは5分40秒くらいの入りとなる。
が、今年は5分17秒、5分14秒と順調な出だしだった。 3kmを5分3秒、4kmを5分1秒と走り抜ける。 この辺りで暑くなって手袋を外す。 5kmが4分54秒。 この先に給水所があるのだけど、ここは混雑しすぎているのでパス。 水分補給したかったが、8km過ぎにもあるので、そこで給水をしよう。
6km~8kmは実業団の選手たちとすれ違う区間。 トップは外国人選手だった。 日本人トップが神野選手、2位が大迫選手、すれ違った時の差だと3秒差くらいか? 実業団の選手達は16km地点くらいだろうか。 勝負は後半戦へと入っていく。
すれ違う選手達はけっこう名前を知っている人もいて楽しかった。 中でも注目している女子選手「下門美春選手」とすれ違う。 女子の中での順位はわからないけど、前後に人はおらず単独走となっていた。

大方の実業団の選手たちとすれ違ったあとは、また自分との戦いが始まる。 この2kmはとても楽しい2kmだった。
6kmが4分51秒、7kmが4分49秒、8kmが4分56秒。 8km過ぎで給水をする。 スポーツドリンク+水を取って飲む。 もう少しで折り返し地点だ。
坂出市内に入って平坦な道を坂出駅方面に向かって走っていく。 10km地点を越えて、すぐに中間地点がある。 ここでタイム計測。 秒まで覚えてないけれど、53分台だった。 単純に2倍すると106分=1時間46分台となる。 となると、目標としている1時間45分を切るタイムは出せない。 秒が30秒だとしたら、2分は縮めなくてはならない。 前半より後半の方が、当然辛いしきつい。 そこで2分縮めなくてはならないとは…… 計算して結果が出たあと、一瞬諦めそうになったが、こんなところで諦めるわけにはいかない。 戦いはまだ半分ある。 ダメでも途中で投げ出さず、最後まで全力を出さなくてはならない。 しかもオレの走りは後半型になるようずっと意識している。 フルマラソンは別だけど、後半でペースアップするような配分で走っているつもり。
12km過ぎの給水所でスポーツドリンクで給水、この後からが例年きつくなる。 このあたりで1時間半のペースメーカーが抜かしていった。 が、このペースメーカーは10時50分スタートの1時間半じゃなくて、11時スタートの1時間半のペースメーカーだろう。 とてもついていけないようなスピードでどんどん先に行ってしまった。
14kmくらいがかなりきつかった。 タイムも5分4秒と5分台に乗ってしまう。
15km地点でタイムを測ったがパッと計算できなかった。 そのままなんとか16km地点までやってきた。 ここで「残り5km」の看板が。 はっきり覚えてないがキロ5分のペースなら1時間45分を切れるくらいだったと思う。 少しもペースを緩めることが許されない。 が、もう足も痛いし、呼吸も苦しくなってきている。 あと5km、いつも走ってる6kmコースで考えると5kmなんてあっという間だ。 なんとかペースを落とさないよう走っていき、「残り4km」「残り3km」の看板を迎える。 どちらもキロ5分切るペースで走っているので、少し貯金ができただろうと、残り3km地点でタイムを見るが、「1時間29分52秒」だった。 これくらいなら走りながらの苦しい状況でも計算ができ、残り3kmで15分8秒ということがわかった。 つまりキロ5分で走って、たった8秒しか余裕がない…… 貯金を作れたと思ったが、全く貯金ができておらず、むしろギリギリの状態、ちょっとでも気を抜いたらキロ5分なんて無理だし、8秒なんて貯金にもならない……

もうここからは必死だった。 18km過ぎの給水も取りたかったがペースを落とすことになるので取らず。 前に50歳代後半くらいの太めなおじさんが走っていて、オレよりちょっと速いくらいのペースだった。 なんとかそのおじさんに付いていこうと、ずっと真後ろについて走る。 このおじさんに引っ張ってもらう形で19kmを4分50秒。 ラスト2km。 が、20kmが5分2秒と5分を超えてしまう…… ラスト1km、いつもやっているラストスパートのトレーニングを思い出して必死に走る。 だが、本当にラストスパートするにはまだ早すぎる。 20km走って1kmをラストスパートできるほど鍛え上げられていない、せいぜいラスト500mだ……
ずっと前を走っていたおじさんはまだ余力がありペースアップして先に行ってしまった…… 競技場の敷地内に入り、駐車場を縫って走る。 そして競技場に入る、ラスト200mくらい。 ペースアップし、ラスト100mは更にペースを上げたつもり、そのままなんとかゴール。 手元のタイムでは1時間44分25秒だった。 誤差数秒あると思うけれど、なんとか44分台でゴールできたっぽい。

フラフラになりながら完走の水をもらいスタジアム外へ。 止まったら動けなくなるので、そのまま荷物を受け取りに。 寒いので上着だけ羽織って、すぐにマッサージゾーンへ。 10分くらい待ってマッサージを受ける。 左足付け根の内転筋が痛い。 そこを中心にマッサージしてもらった。

社長も少ししてゴールして連絡を取り合って合流。 記録証をもらう。
公式記録は1時間44分26秒。 2年前の小豆島オリーブマラソンで出した自己記録を60秒更新。 丸亀ハーフの記録としては2年前に出した記録を2分45秒更新。 なんとか1時間45分の壁を越えることができた。 が、こんなに頑張って死ぬ思いで走ったのに、44分台とは。 40分を切るという、さらなる目標は果てしなく遠くに見える……

その後はシャトルバスで駐車場に戻る。 そのままお風呂に入りに。 宇多津の「四国健康村」で汗を流してゆっくりする。 更衣室がリニューアルされていてとても明るく清潔になっていた。 前は薄暗い昭和のようなロッカールームだったのに。

それから「一鶴」へ。 疲れた体には骨付鳥が一番。 タンパク質も取れるしカロリーも素晴らしい。 何より脂っこいのと濃い味が最高だ。 おや鳥、ひな鳥、おにぎりを食べてしまった。 普段だと食べられないような量だが、今日は美味しく食べることができた。
骨付鳥

家に帰ってからはなぜかもう一回風呂に入って、風呂の中で1時間くらい寝る。 もう夕飯も食べる必要も無いのでそのまま三女と21時半くらいには寝る。 今日は死ぬほど疲れた。 足のダメージもひどい。 ハーフなのに両膝が痛い…… 明日は有給で休みなのだけど、予定がけっこう詰まっているので朝はいつも通りに起きなくてはならない。

次は今月末の東京マラソン。 こちらはハーフじゃなくてフルマラソンなので、さらに辛い戦いになるだろう。 が、今回のハーフを3週間前の練習と考えればかなりいい練習になったのではないだろうか。

【愛媛】ちち山

晴れ入野PAで車内泊中。 2時過ぎに寒くて目が覚め、4時半くらいに寒くて目が覚めた。 4時半の時は寒すぎてエンジンをかけてそのまま眠る。 朝7時半になってようやく起きることができた。 新居浜ICは近い。 新居浜ICで高速道路を降りて、大永山トンネルを目指す。 トンネルの手前辺りから多少の積雪があった。 大永山トンネルを抜けた所の路肩に駐車。 登山の準備をして出発をする。 久々の登山で楽しみだな。
駐車地点

駐車地点を出発し、林道に入りすぐに登山口。 林道の時点で積雪が15cmくらいある。 登山道も積雪が楽しく、スイスイと登っていく。 たまに細い箇所があって滑りそうで怖かった。 記憶の中にある道よりも距離があって、なかなかツナクリ山からの合流地点にたどり着かなかった。
ツナクリ山の合流地点に着いて、少し歩くと林道と合流。 ここで一休みしようか。
林道合流地点

ここから本格的な山の中に入っていくので、ストックを準備。 ここからは厳しいラッセルが必要だ。 木々の切れ間から目指すべきちち山は見えてくるのだけど、結構遠くに見える。 獅子舞の鼻に向かっての尾根を登っていく。 ここから積雪が厳しくなり、膝くらいまでになる。 息が上がる…… 傾斜もけっこうきついので、ペースがガクッと落ちる。
立ち止まって休み、また数分歩いて立ち止まって休みを繰り返して、獅子舞の庭までやってきた。 さぁ、獅子舞の鼻はもう少しだ。 庭の雪深い広場を登っていき、獅子舞の鼻までやってきた。 かなり体力を消耗した。 が、ざっと見積もって、この積雪だとここからちち山まではまだ3時間くらいかかりそう。
時間がかかりすぎて、ちち山までは辿り着けそうにないな。 もうちょっと進んだら長めのいい場所があるはずなので、そこまで行ってお昼にして、今日は引き返そうかな。
雪の景色 獅子舞の庭 獅子舞の鼻

少し進んで長めの良い場所でお昼にする。 お湯を沸かしてラーメンを作って食べて、おにぎりを食べて、温かいお茶を入れて飲む。
今日は快晴で空には雲一つない。 空は真っ青でとても綺麗。 目の前にはちち山がそびえている。 雪をかぶっておりとても荘厳だ。
ちち山

ゆっくりと休んで、下山することに。 獅子舞の鼻付近で50歳代くらいの夫婦に出会った。 ちち山に向けての斜面に雪庇ができているか見に来たとのことだった。
「トレース使わせてもらってありがとう」と感謝された。 やはりトレースがあるのとないのでは大違いだな。
下山はスイスイとすることができた。

高松に戻ってから税務署に行って、アプライドでキーボード&マウスを購入して、トライアスロンショップDEMOTOに行ってウェットスーツを受け取ってきた。
これで次のトライアスロンから面倒なレンタルの手続きをしないでいいし、気軽に海で練習をすることができるようになる。 消耗品だけど大切に扱わなくては。

本日のコースタイム
08:28 駐車地点
09:16~09:26 林道合流地点
09:54 馬道の別れ
10:39 獅子舞の庭
10:53 獅子舞の鼻
11:13~12:16 休憩
12:58 林道合流地点
13:16 駐車地点

第2回 おかやまマラソン

晴れ今日は岡山マラソンの日。 4時50分から目覚ましをかけていたが、興奮かなにかで、4時20分に目が覚めて、もう一度寝たが4時45分に目が覚めて、目覚ましなしで起きてしまった。
妻の会社の社長と5時15分に待ち合わせをしていたので、合流して岡山へ出発。 岡山で会社の人と合流して、岡山駅西口のコインパーキングへ。 上限900円の場所があって、去年もそこに止めている。

会場までは裏道から徒歩で行き、ジップアリーナへ。 2Fの観覧席が更衣室代わりになっているので、そこでマラソンの準備をする。
ランニングタイツを履いて、上下共黄色のウェアで揃える。 携行品は時計とウィダーインゼリーのみ。 スマホは邪魔になるので、大会の時はいつも置いていく。 ウエストポーチも帽子もサングラスも無い。 ブロックへの入場時間の締め切りまではまだ1時間位あるので、残り時間は自分のために使う。 他の2名とはここで解散となって、各自頑張って走ってもらう、もちろん自分も。 ゴール時間が見えないので、それぞれが終わったタイミングで連絡を取り合うことになった。

1時間はトイレに何度も行って準備をする。 ブロックに入る直前でもトイレに行き、ブロックに入ったのは締切の2分前。 今回はCブロックだが、入ったのが遅いので、Dブロックの最前列と変わらないくらいの位置。 だが、号砲からゴールまでの記録「グロス」ではなく、自分がスタートラインを通過してからゴールまでの記録「ネット」でよいので、スタート位置はそれほど影響はない。 しいていうのなら、前方のほうが混雑が少ない可能性があるくらい。 ハーフマラソンくらいなら混雑の影響あるかもしれないが、フルマラソンでは混雑してなくて序盤からハイペースになってしまったら、後半持たないので、混雑していても問題はない。

スタート15分前から開会セレモニーがあって、いよいよスタートの時間となった。
号砲が鳴ってから、約3分後にスタート地点を通過。 思っていたよりも混雑していて、序盤はかなりゆっくりペースでのスタートとなる。 1km通過して陸橋を下っている辺りで右の方に「小島よしお」が走っていた。 裸ではなく、きちんとジョギングウェアを来てるけど。 後ろにはカメラマンがカメラをかかえたまま走っている。 こんな序盤で目撃できるとは。 芸能人は他のランナーに握手を求められたり、沿道からハイタッチを求められたりして大変だな。

序盤の混雑は、桃太郎通りを通過して、市役所付近の5km地点くらいまで続いた。 5km地点直前に給水ポイントがあったのだけど、混雑しすぎているのでパス。 今日は暑そうだが、まだ給水は必要ではない。 混雑でペース落としたり接触したりするので次のポイントまで待ったほうが良さそう。

7.5km地点の給水所では給水をした。 前のテーブル5つがスポーツドリンク。 後ろのテーブル3つがミネラルウォーターだった。 手前になるほど混雑しているので、スポーツドリンクはパス。 後方のミネラルウォーターで給水をする。 塩分などが必要なので、あとでスポーツドリンクは飲まないといけないのだけど、まだいいだろう。

ここまでだいたいキロ6分くらいのペースだったが、混雑もだいぶ解消して、ここからはキロ5分30秒~40秒くらいのペースで波に乗れた。 ひたすら真っすぐな県道30号線を南下していく。 延々と先の道が見える辛い道。 アップダウンはほとんど無いので、ペースが維持できる。
10km地点くらいからなのだが、左肩が妙に凝ってきた。 マッサージしたり、肩を回しながら走って凝りをほぐす。 左ポケットに入れているウィダーインゼリーが原因かもと思って、右のポケットに入れ替える。 しばらく走ったら右肩も凝ってきてしまった。 これはまずい。 この300gの物質があるだけで、体のバランスが崩れているのは明らか。 20km手前くらいで飲もうと思っていたウィダーインゼリーをもう飲んでしまった。 が、半分くらい残してゴミ箱へ。 後半のエネルギー切れが起こらないことを祈ろう……

15km地点で、折り返しコースと合流。 早いランナー達はもう折り返して、県道30号線から東の道路に走っていく。 15km地点のちょうど反対側が21km地点だったので、ここから3km進んで18kmくらいの地点で折り返して、3km走って21km地点。 そこから県道30号線に別れを告げるコースとなっている。
18km手前の折り返し地点までがけっこう長かった。 直前に橋があってそれが微妙に疲れた。 まだ序盤の18km地点を超えて、まずは21km地点まで頑張らなくてはならない。 21km地点までが結構長く感じた。 足もだんだん疲労してきたし。 足の疲労もそうだけど、右の臀部に違和感を感じるようになってきた。 いわゆる「お尻で走る」が実践できている証拠なのだと思うけど、ほとんど鍛えられていない箇所なので、違和感が出るのが早すぎる。 右臀部をグーで叩きながら走ってほぐそうとする。

21km地点を右折したら、すぐに中間地点。 ここでハーフの距離となる。 ハーフ通過タイムは、2時間5分32秒。 単純に倍すると4時間11分だが、後半はペースダウンするので、それよりもかかってしまう。 21kmから先は両脇に田んぼを見ながら走る田園風景となる。 21.6kmの給水所では「千両なす浅漬」が配られていて、これがとても美味しかった。
田んぼの道を左折して、岡山南区役所方面へと進んでいく。 このあたりからかなりきつくなってきた。 まだ半分を通過したばかりなのに、早くもペースが落ち始めてきた。 キロ5分50秒台になり、25km地点はキロ6分4秒になってしまった。 足がかなり辛く、もう歩きたいと思った。 が、去年は30km地点の岡南大橋手前くらいまでは走り通している。 せめてそこまでは走らなくては、去年よりいいタイムは出せない。 歩きたいのを必死になって我慢して走る。
なんとか6分10秒前後を維持して走っていく。 もう歩く寸前まで気持ちが傾いていたのだけど、28km地点くらいに有森裕子さんがいて、私設エイドのコカコーラをおすすめしていた。 普段、ビール以外の炭酸飲料は飲まないのだけど、ここでは飲んでしまった。 飲む時、自分でペットボトルで注いだので完全に立ち止まってしまったが、そのコカコーラがよかったのか、立ち止まったのがよかったのか、なんとか走れる気力が復活。 6分30~40秒くらいのペースだが走っていく。
高低差17mの難関、岡南大橋の上りを必死になって走る。 下りは惰性で走れるのだけど、足がかなり疲労しているので、惰性でも辛い、フラフラになりそう。 31km地点で折り返して旭川沿いに出る直前、31.5km地点の給食ではらーめんが振る舞われている。 去年はもうここでは歩いていてラーメン食べてトイレも行ったのだけど、今日はまだなんとか走れている。 が、ラーメンは食べたい。 完全に立ち止まることになってしまうが、ラーメンを食べることに。
今回は屋台が4つ出ており、左から2番目のこってりみたいなラーメンを食べる。 ラーメンの濃いスープで体力が回復した気がする。 食べながら足のストレッチをしたりしていたので、足も少し復活しただろうか。

ゴールまではまだ10kmもあるが、10kmしかないと考えるべきだと思い、なんとか走り出す。 奇跡的に足は復活して、35km地点くらいまでの4kmはキロ6分10秒くらいにタイムを戻すことができた。 35kmまで来たら残り7km。 普段走っている6kmコースにたった1km足すだけ。 6kmコースなんて走るのあっという間じゃないか。
旭川沿いの道は40km地点くらいまでで、残りの1kmは西へ、ラスト1kmは北へなので、そこまで行けばあとはなんとかなりそう。 この川沿いの道さえクリアできれば……

もう左臀部も痛く、何度もグーで叩いて刺激する。 右臀部もわけがわからないくらい痛いし、両膝も、両足首も、両肩も痛い。 全身が悲鳴を上げているが、ここまで来たのに立ち止まるわけには行かない…… 左側に岡山城を見ながら37km、38kmと走っていく。 そしてついに遠くに東西に走る道路が見えた。 あそこまで行ければなんとかなる。 苦しいが走り続けて、ついに40km地点まで到達した。 体に鞭打ちまくりで、もう気力との勝負。 この時点でタイムは4時間3分24秒。 ペースはキロ6分40秒くらいまで落ちている。 ラストの195mはなんとかなるとして、このペースで2km走ったら13分20秒。 足すと4時間16分44秒。 頑張っても4時間15分は切れないな、こうなったら20分切りを目指そう。 もう力は残ってないけれど、ちょっとでもペースを緩めると20分は切れない。 ラスト2kmを頑張って走る。
序盤に通過した陸橋はものすごい苦しいアップダウンへと変わっていた。 陸橋を通過し右折すると、スタート地点へと続く道路になる。 ラスト1kmの看板が見えてラストスパートをかける。 が、全然スピードが上がらないし、最後まで持たないかもしれない…… それでも走ってなんとかスタジアムの中へ。 半周したらゴールなのでラスト200m。 手を抜かず、ラスト200mだが出来る限りの全力で走る。 そしてゴール。 ゴール直後は座り込みたくなったが、座り込める場所もなくフラフラになりながら誘導路へと進んでいく。 タイムは4時間17分2秒。 自己ベストを20分更新、4時間20分も切れた。 が、あと2秒縮められたら4時間16分台だったと思うとちょっと悔しい。

完走証をもらって、ジップスタジアムまではたどり着けなかった。 途中の公園の芝生広場で力尽きて、そこに寝込む。 20分くらい横になって水分補給もして、ようやく動けるようになった。

妻の会社の社長は制限時間ギリギリで、会社の人は36.7km地点の関門に引っかかってしまった。
帰りは社長と「大家族の湯」で汗を流して、早島IC付近のロイヤルホストでご飯を食べて、20時頃高松に戻ってきた。 夜は疲れすぎて21時過ぎには寝てしまった。
パスタ

今回のマラソン大会、初めて本当の意味でフルマラソンを完走できた。
過去に5回出場して、4回完走しているのだけど、いずれも歩いてしまった区間がある。 今回、給水などで立ち止まった区間はあったけど、歩いた区間は全くない。 常に走ることができた。 そういう意味での「完走」。 タイムも自己ベストを20分更新したし、今までのどの大会よりも疲労度が高い。 が、サブ4はあと17分も縮めなくてはならない。 とても今の状態で17分縮められる気がしない。 30kmくらいまでは普通に走れて、ラスト12kmを辛い思いするのならなんとかなりそうだったが、25kmくらいまでは普通に走れて、ラスト17kmを辛い思いをした今大会では、辛い距離が長すぎた…… 本当に心が折れそうだった。 有森裕子さんのコカコーラと、ラーメンがなかったら絶対に無理だった。 次のフルマラソンは、念願の東京マラソンなので、しっかりとトレーニングを積んで、サブ4を目指したい。

第2回FM香川42.195kmいくしまリレーマラソン

晴れ今日は会社のメンバーと「第2回FM香川42.195kmいくしまリレーマラソン」に出場する。 前回も出場したFM香川がスポンサーのリレーマラソン。
会社の人と家の近所のコンビニで7時半集合し、8時10分高松駅到着の人を迎えにいって、8時40分くらいに会場に到着。
リレーマラソン

今回はブルーシートしか持ってきていない。 テントとか面倒だしいらないだろう。 ブルーシートを敷いて陣取って、受付を済ませて始まるのを待つ。 FM香川がスポンサーなので、パーソナリティが司会進行したり、当然パーソナリティチームもある。
我々のチームは会社のメンバーを8名集めたが、1人欠席になってしまったので7名で参加する。 7名で42.195kmなので、1人6km、2km×3周走ることになる。 人数も多いし、休む時間もあるので連続して4km走らず、2km交代で回していくほうがよいだろう。
スタートとアンカーの人を決めて、あとは適当に順番を。 オレは6番手となった。

タイム計測をしながら自分の番になってしまった。 まずは2kmがどれくらいかわからないので適当に走ろうか、と思っていたがけっこう速いペースで走ってしまって、500mの時点でかなり呼吸が苦しくなった。 このままじゃ2kmはもたないと思ったので500~1500mはちょっとペースを落として呼吸を整える。 ラスト500mで再びペースを上げて死にそうになりながらタスキを渡す。 タイムは8分25秒。
レジャーシートまで戻ってアクエリアスを飲んで寝っ転がる。 これをあと2回か、厳しいな……

すぐにまた自分の番になってしまい、次は前半は呼吸が上がらないくらいのペースで走り、ラスト700mくらいからペースを上げる。 先程よりは楽勝でゴール、走り終わった後も呼吸は上がっているが苦しくはない。 タイムは8分23秒。

3周目はベストのタイムを出そうと後半に力を残しておいたつもりだったが、前半が残しすぎて遅すぎて、9分近くかかってしまったと思っていた。 が、このブログを書きながらよく見たら、前の人が2時間52分56秒で、オレが3時間1分15秒だったので、タイムは8分19秒だった。 となったら、周回を重ねるごとに、2秒、4秒の、計6秒縮めたことになるな。

7名でかなり頑張り、180チーム中41位、3時間11分12秒でゴールすることができた。 最後に皆で記念撮影して解散となった。 松山から3人、東京から1人来てくれて、とても楽しいリレーマラソンだった。 いろいろな事情がありこのチームでは二度と走ることができないと思うが、記憶には確かに刻まれた。 辛い記憶もゴールした時の嬉しい記憶も。

現地解散とはなったが、用事のない4人で王将に遅いお昼ご飯を食べに行った。 クタクタに疲れたけどお腹はペコペコなので、普段食べないくらい盛りだくさん食べてしまった。 餃子を2つは食べてもらったが、なんとか完食。 死ぬほど苦しい……
王将

家に帰ったらもうクタクタだし、お腹いっぱいで夕飯はいらないし。 早く風呂に入って、20時過ぎにはベッドへ。 三女と一緒に20時半までには寝てしまった……
今日のリレーマラソン、たった6kmだったけどものすごい消費した。

高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2016

曇り6時半、6時50分、7時と目覚ましをかけていたが、起きたのは7時10分。 寝坊というか目覚ましを止めてしまった。 が時間的には余裕だけど。
7時半くらいに家を出発して、会場の庵治を目指す。 庵治はほとんどくる機会がなく、1年のうちこの大会のために1日訪れる程度になってしまっている。 手前の牟礼までなら年5回程度は行っているのだけど。
途中のコンビニでおにぎりを購入。 奮発していくらおにぎりとエビマヨおにぎりを購入。 これを食べてマラソンに必要なエネルギーを補給しなくてはいけない。 おにぎり食べながら運転して、8時半には駐車場に着いてしまった。
まだ少し早いので、車内でくつろいで9時過ぎに会場に向かう。 受付をして、あとは自分の出走になるまで待つだけ。 小さな大会なので何十分も前から並ぶようなこともないし、車に戻ってしまっても問題ないのだけど、付近をうろうろしたり、トイレに行ったり、軽く500mくらい走ったりで、体の準備と心の準備を整える。
スタート地点

10時10分からファミリーの部、3kmが始まった。 小学生でもめちゃめちゃ早く、3kmを11分台で帰ってきた。 が、いつもの大会からすると少し遅いかも。 それでも4分切るペースだし、子供が先に到着して、1分近く親が帰ってくるのを待っている子供もいた。 親のほうが体力がないのは情けなくなってしまう。 ただ、普段運動してないと間違いなくそうなってしまうので、日頃のトレーニングが親にとっても大事だ。

そしていよいよ自分の番になった。 目標は55分を切ること。 が、調子はどうだろう、一応練習はしてきているが、最近の練習距離は短いかもしれない。 キロ4分38秒くらいのペースで推移しなくてはならないので、正直かなり厳しいことは承知している。 まぁ頑張ろう。
スタートと同時に周りがけっこうなペースで走り出す。 が、このペースは早すぎる、12kmも持たないので、つられないで自分のペースで走っていく。 このコースは坂も多いし気をつけなくてはならない。

1km毎のペースを意識しながら鼻呼吸だけでは耐えられないくらいのスピードで走っていく。
正直、このペースで最後までもつか微妙だ…… だけどペースを少しでも落としたら目標タイムには届かない。 それほど目標タイムはシビアな値になっている。 去年のタイムを参考に目標を立てているのだけど、去年は2月~11月くらいまで絶好調だったからなぁ……

5km手前に給水ポイントがあったが、給水に失敗してしまった。 紙コップを掴んだのだが衝撃で水がほとんどこぼれて1口も飲めなかった…… ここから辛い区間なので給水しておきたかった……

5km地点から6km地点まではひたすらと上り坂が続く。 この上り坂が1つの勝負の分かれ目になっている。 5km過ぎたあたりで前から先頭集団が折り返してきた。 先頭集団というか、先頭が、か。 2位とは1分近くの差がついていた。 苦しい上り坂をひたすら耐えながら上っていく……

6km地点の折り返しでようやく給水ができた。 ここから1kmは下り坂なので、上りで消耗した体力を回復しなくては…… 足で走らず、重力と惰性で走っていく、早く呼吸も整えなくてはいけない……
下りが終わった7km地点からは、きちんと意識して走らないとどんどんスピードが落ちるので辛い。 そして後半のアップダウンも辛い…… 8~9km地点は全然ペースも上がらず5分12秒もかかってしまった……
このままじゃ記録更新はできないな……

だが、ラストスパートするにはまだ距離が長い。 アップダウンがあと2回あるので、まだ余力を残しておかなくてはいけない。 最後のアップダウンを超えたら残り1km。 ここからラストスパートとしたいが、1kmも保てる自信がない。 もうちょっとこのままのペースで走ろう……
ラスト600mくらいからラストスパートをする。 ペースを上げてなんとか体力が切れる前にゴール。 最後はかなり苦しかった。
フラフラになりながらドリンクを飲んで、計測チップを外して記録証を貰いに行く。
タイムは56分32秒で、残念ながら自己ベストも更新できなかったし、目標にも届かなかった。
だが、これ以上のタイムは、今の実力じゃ出せないな…… 今日もどこも気を抜かずに走ったし、さぼってもいない。 限界まで走った結果がコレだ。

帰りは入浴施設のタダ券がもらえたので、それでお風呂に入って汗を流してさっぱり。
横浜家系ラーメン「高松家」でお昼ごはんを食べて帰る。
ラーメン

家に帰ったらすごい疲労感で昼寝してしまいそうになったが、なんとかパソコンをやって耐える。
夜は妻と長女が出かけるので、次女、長男、三女を連れてくら寿司へ。 最近くら寿司へ来てばかりだな。 今日は朝のうちから予約しておいたので18時40分という激混みの時間でもすんなり食べることができた。

夜はもう無理で、21時過ぎには三女と一緒に寝てしまった。

今回のペース
1km 4.54
2km 4.43
3km 4.48
4km 4.26
5km 4.35
6km 5.18
7km 4.19
8km 4.42
9km 5.12
10km 4.37
11km 4.49
12km 4.04
平均 4.42
ゴール 56.32

【トレイルラン】竜王山

曇り昨夜は三女と一緒に21時半くらいに寝てしまった。 今朝は8時位に目が覚めたのだが10時間半も寝たことになるのでこの時間でも全く眠くはないな。 今日は初のトレイルランに行かなくてはならない。 近場で済ませたい。 普通の山だと登って下るだけだが、走ることを考えると登って走って下る山がいい。 となると縦走がちょうどいいのだけど、流石に初回で縦走は無理があるので、竜王山にでもしようかな。
竜王山だと、登って走って下って走る、のようなイメージだったはず。 香川県内だし、それほど遠くないし、そこにしよう。 最後に登ったのが5年半前、2011/04/102011/04/16、と2週連続で登っている。 今回上るコースから最後というか1回しか歩いたことがないのだが、それが2009/02/01なので7年半前。 全く道を覚えていないがまぁなんとかなるだろう。 地図を見てだいたい道筋は頭に入ったし。
コンビニで朝ごはんを買って運転しながら食べ、栄養補給用のおにぎりとチーズも買って、携行するアクエリアス500ml×2も用意して準備は万端。
すぐに道の駅琴南に到着し、準備をして出発。 登山口まで300mくらい歩いて、いよいよ出発。
長い道のりで途中でバテたら辛いので、序盤は意識してゆっくりと走っていく。 が意識するまでもなく、すぐに走れなくなる。 出だしは標高差400mあるので、走り通すのなんて無理なのはわかっている。 軽く走ったり、傾斜がきつくなったり呼吸がきつくなったり、足がきつくなったりしたら歩いて整える、というのを繰り返して進む。 何度も沢をまたぐ場所があったのだが、シューズが通気性バツグンのため、水の中には足をつけない、すぐに浸水してきてしまうので。 登山靴だったら泥を綺麗にする意味も込めてけっこう水の中に意図的に入れたりするのだけど。
登山とは全く種目が違うのであまり参考にならないけれど、三頭越までコースタイム1時間10分の場所を34分10秒で抜ける。 ここから竜王山まではアップダウンを繰り返して進むはず。 なので走れる箇所も増えてくる。 ザックの肩のところにペットボトルが装着できるので、水分補給が簡単にできるのがありがたい。 とざんだといちいちザックを降ろさないといけないので。

三頭越から寒風峠までは2.4kmと書いてあった。 上りが一直線でけっこうきつかったので歩く区間も長かったけれど、コースタイム1時間の場所を36分10秒で駆け抜ける。 上り区間は右踵が靴に当たって痛い……

寒風峠~竜王峠までは600m、コースタイム15分の場所を12分7秒。 ほとんど変わらないけれど、600mずっと上り坂なので、ずっと歩いていたので仕方がない……
竜王峠から竜王山山頂までは2.8kmとなっている。 コースタイム50分の場所を23分50秒。 ここで少し休憩。 ゆっくり水分補給しながらチーズを食べる。 おにぎりはとても食べるきがしない…… さて、ここからはひたすら下りのはず。
山頂から県道に出るまで、コースタイム50分の場所を14分52秒。 さすがに下りはかなりペースが出て楽しい。 慎重に下りなくてはならないのだけど、両手でバランスを取りながら瞬時に判断して足を置く場所を決めたりするのは、醍醐味と言ったところだろうか。

県道に出てからは登山口までは5.5kmほどの距離。 コースタイム70分の場所を25分40秒で到着。 県道5.5kmのジョギングはずっと下り坂だったので、キロ4分40秒のペースになる。 呼吸は全く乱れず楽しかったなぁ……
こうして初トレイルは2時間26分52秒で終わった。 登山のときはこの倍以上かかっているのでどれほどトレイルが早いのかが分かるが、体へのダメージも大きい。 太ももは既にパンパンだし、かかとも痛い。 道の駅で風呂に入って帰りたかったが、家まで40分くらいだし、家まで我慢。
家に帰ってシャワーを浴びてスッキリ。 明日は間違いなく筋肉痛になる。 会社で2日後に来る人もいるけれど、オレはまだ翌日に来る。 日頃運動しているから筋肉も若いのだろうか!?

トレイルシューズは1回でかなり汚れたしダメージも受けたので、これは完全な消耗品だな。 多分20回も持たないと思う…… 1年くらいでダメになってしまうだろう。
トレイルのコースもいろいろ開拓して、いろんなところを走ってみたい。 ちょっと登山がマンネリ化と、朝起きられないことが多いので、トレイルで違った刺激を与えたい。 最終的にはトレイルの目標は香川愛媛の県境の余木先~最低でも大滝山、できれば鳴門の方まで、讃岐山脈の大縦走をしてみたい。
ただそのためには相当トレーニングを積まないと無理だろうな……

【静岡・山梨】富士山

曇りのち晴れ昨日からの続き。 20時に再集合していよいよ出発となる。 ポツポツ雨なので、レインコートの上だけ着ればいいかなと思っていたが、出発直前になってけっこう雨が強くなってきたので、下も履く。 時間がなく、ザックカバーとスパッツをつけることができなかったので、6合目で休憩するときにしよう。
5合目登山口

今回は21人と人数が多く全員登れるか不安だった。 いつも1、2人は高山病で登れない人がいるので、どうなることか…… オレは隊列の最後尾を歩いて行く。 が、知らない人がばかり21人なので、最後尾の役割を果たせなかも知れない。 名前と顔も一致しないし、グループ関係もよくわからない…… まぁ携帯も繋がるしなんとかなるだろう。

6合目までは1kmくらい緩やかな下り坂で、1kmくらい上り坂となる。 上り坂区間、石畳があったり傾斜が急だったりするのだけど、なんと前方からジムニーがやってきた。 山小屋とか避難所の関係者の車なのだけど、こんな悪路をジムニーだと走破できるのか……すさまじい能力だな……

6合目直前にある、落石防止のトンネルで休憩。 雨は本格的に降り出してきてしまった。 ただでさえ寒さの中待つのが辛いのに、雨だったらなおさら辛くなる。 なるべく標高の低いうちに時間調整をしていかなくてはならない。
ここでスパッツとザックカバーを付け、雨の対策は万全となった。

6合目からはジグザグの砂利道になる。 7合目までなんどか止まって休んだりしながら、全員7合目に到着。 7合目は山小屋が点在しており、7合目の一番下から一番上までは30分ほどの距離がある。 山小屋の度に休みながら、じわじわと標高を上げていく。 が、途中の山小屋で、中に入ってラーメンを食べだす人たちがいて、それを外で待つことに。 まだ食べるのは早いのではないか? もう少し上で食べたほうが疲労回復や寒さ回復にも役立つと思うのだけど……
山小屋点在区間は砂利道ではなく岩の道で傾斜も急なので、初めての人は苦労しながら歩いていた。 雨も降っているし歩きにくいだろう。

7合目の一番上から8合目までも1時間程の距離。 ここもジグザグの道なので、止まったりしながらゆっくりと登って行く。 このあたりで雨が止んだ。 一時的かもしれないけれど、雨が止んでくれたのはありがたい。 今のうちに濡れているものを乾かす努力をしよう。 歩きながら濡れてる部分をどんどん手で拭いていって、手を乾燥させての繰り返しで拭いていく。 特に袖口やファスナーの部分などを重点的に。
東洋館

8合目も山小屋がいくつかあり、一番下の「太子館」、上の「白雲荘」で休憩をしながら進む。
8合目もかなり長く、本8合というのもある。 「富士山ホテル」という山小屋のある本8合でもゆっくり休む。
太子館 蓬莱館 富士山ホテル 本8合目

8合5勺「御来光館」に着いたのが4時20分くらい。 日の出まであと1時間無いくらいなので、このまま9合目を目指すか、それともここで日の出を向かえるか。 どちらでも日の出は見られるし、時間的に山頂には間に合わなそうなので、ここからご来光を見ようかな。 長時間休憩となるので、ゆっくりとご飯食べたりお茶を飲んだり。 防寒対策はバッチリなので全然寒くないな。
5時前になり空がだんだんと明るくなってきた。 天気があまりよくなく、厚い雲がいくつかかかっているのだけど、雲の切れ目から太陽が上ってきた。 空が赤くなり太陽が大きくなり。 僅か十数分で太陽は大きく白く上がってしまった。 こうなってしまったら、もう朝だ。 太陽の暖かさの恩恵をたっぷり感じながらここから山頂まで登って行こう。
御来光館 もうすぐご来光 もうすぐご来光 ご来光 ご来光で赤く光る岩場 岩場 山中湖

9合目までは岩場の道が続いていく。 9合目は何もなく、ただ鳥居があるだけとなっている。 このあたりで眠さが限界となる。 オレは最後尾を歩いているので、一緒にいるメンバーに「15分仮眠するので先に行っていて」と伝える。 15分くらいの差なら10分も歩かないで追いつけるだろう。 岩場の陰の邪魔にならないところに寝っ転がる。 目覚ましを15分後にセットして、あっという間に眠りに落ちた……
そして目が覚めた。 時間を見たらまだ10分しか経っていない。 まだ寝ようと思ったが寒くて寝られない…… 10分で体が冷えてしまった。 仕方ないので前に追いつくか。 たった10分しか寝てないが、ものすごい充実した10分で、眠気は全く無くなった。 15分離されてしまったので一気に駆け上ってすぐに追いつく。 さぁもう終盤だ。 最後尾の人は、最後の最後もけっこう急な岩場でかなり苦労している。 ちょっと進んで休んで、ちょっと進んで休んでだけど、確実に山頂が近づいてくる。 そして最後の折り返し、あとは直前の鳥居をくぐって山頂となる。 最後の力を振り絞ってもらってついに山頂へ!! これで21人全員山頂に登ることができた。
9合目 最後の鳥居 10合目 山頂からの景色 剣ヶ峰 火口

ここで1時間くらい休憩の時間を取る。 先頭はもう下山を始めているが、まだ休んでいかなくては、下まで下りられないだろう。 各々、山頂で休憩したり景色を見たりして満喫していた。
休んでいたら外国人のグループから「写真を撮って」とお願いされた。 国旗を持っていたのだけど、その国旗を見ても台湾とはわからなかった。 何人かわからなかったので、シャッターの合図は「スリー、ツー、ワン」にした。
そういえば前にまとめサイトで見て、外国人向けのシャッターは「on your mark, set, go」にしようと思っていたのだった。 「位置について、よーい、どん」みたいな言葉。 ちょうどオリンピックだし。 写真撮ったあと、改めてどこから来たのか聞いたら「台湾」だった。 台湾の国旗覚えなくてはいけないな……

たっぷり休んでいよいよ下山することに。 吉田ルートの下山は延々と続く無限ジグザグをいかに乗り切るかにかかっている。 下り始めてすぐにトラブルが発生。 同級生が膝が痛くて歩けないという。 ストックを貸してあげたが痛くて全く進めない。 まだ10分も下りてないのに、これから何時間もこの下りが続くのに。 泣き言いってもどうしようもないので、覚悟を決めて下りてもらうしかない。 後ろ向きに歩いたら痛みがしないらしく、この時点からひたすら後ろ向きに歩いて降りていく。 一方、登りで最後尾だった男女のペアは、足は痛くないけど、筋肉がかなり疲労していて踏ん張れないみたい。 だが、歩みは遅いけど一歩ずつ確実に降りて行けている。 さぁ、長い下りになりそうだ……

3人を先に行かせてオレはその更に後ろをのんびりと歩いて行く。 8合5勺、8合目と降りてきた。 ここが最後の山小屋になるので休憩をさせる。 飲み物やトイレも促す。 そして、準備が出来た人から出発してもらう。
オレはここで20分くらいゆっくりと休んでいく。 このペースだと、20分の差なんてすぐに追いついてしまうだろう。
下山道 下山道 緊急避難所

ゆっくり休んで歩き始める。 歩き始めてすぐに外国人を追い抜いた。 その際「コンニチハ」と声をかけてきてくれたので挨拶を返す。 外国人は一人で歩いている。 一緒のペースで歩いて、ちょっと話してみることに。
「どこから来たの?」と聞いたら「厚木」とのこと。 日本に住んでいるらしいけど、国籍を聞きたかった。
職業は車のエンジニア、日産で働いているらしい。 去年日本にやってきた。 今回の富士山は初めてで、8人パーティで登っている。 夜の20時に出発した、3時間しか寝ていない、夜は寒かった。 インド人、エベレストを見たことがあるという。
オレの話にもなって、香川に住んでいることや、今回の富士山が多分12回目の登山、結婚している、子供も4人いる、などを話した。 香川の位置がわからなくて、大阪より西だよ、島国だよと伝えたがわからなかったらしく、GoogleMapを見せて場所を示す。
インド人は夏休みで、昨日から山梨に来ている。 昨日は富士樹海、今日は富士山、明日は富士急ハイランドに行ってジェットコースターに乗るのが楽しみ。
「ジェットコースターは怖いよ」と伝えたら「ベルトするので大丈夫」だって。
仕事は今週いっぱい休みらしい。 「仕事だったら足が痛くて大変だね」と言ったら、休みなことや富士急ハイランドのことを教えてくれた。
インド人と楽しいおしゃべりをしながら歩けたので、地獄のジグザグ区間も快適に降りることができた。 途中でインド人が5人になったりした。 基本英語で喋っているのだけど、オレがあまり英語をしゃべれないことを考慮してくれて、簡単な英語で喋ってくれてるので、だいぶ意思疎通を取ることができた。
富士山はいい思い出になったけど、もう二度と来ない!と言われた。 「また来年思い出すよ」と伝えたけど、上手く伝えられただろうか。 他にもいろいろ話したけど、話しすぎてけっこう忘れてしまった。 途中で半分溶けたチョコをあげたり。 どうやって5合目まで来た?とか聞かれ、21人もいるので貸切バスで来たよ、と伝えたが、多分このあたりは意味が通じてないと思う。

途中で一緒に休んだりしながら、楽しいおしゃべりのおかげであっという間に、ジグザグが終わる仮設トイレまで降りてくることができた。 このつまらない道が国際交流で一気に楽しい道になった。 インド人、名前聞いたけど忘れてしまった……ありがとう!!

ジグザグ道が終わり、少し歩いて同級生を前に発見。 この延々ジグザグをひたすら後ろ向きに歩いて下りてきたらしい。 ここまで来たらもうちょっとなので頑張ってもらうしかない。 6合目からは、荷物を全て持ってあげて、同級生を空身で歩かせる。 時間もだいぶ押しているので……
そんなで、歩くこと4時間半くらい、ようやく5合目まで下山することができた。 随時LINEで状況を報告しているので問題はなかったのだけど「着いたら大至急バスに戻ってこい」とのことだった。 先にお土産買っておいてよかったなぁ。 というか、最後尾だとこうなるのが予想されていたので。

21人全員登頂でき、無事に下山できた。 大きなトラブルも無く追われたのがかなり奇跡っぽい。 誰からしら高山病になると思っていたのだが……

帰りは「富士展望の湯ゆらり」という温泉施設で汗と砂を流して食事を食べる。 社長にビールとご飯をごちそうしてもらった、ラッキー。 ビールは2杯も飲んでしまった。 友達は足が痛いことに逆ギレして「足が痛いのにどうやって風呂に入ればいいの? 座れないのに」とか言い出したから、「好きにして」とバスに置いてきてしまった。 結局風呂にも入らずご飯も食べなかったみたいだ。

目黒に到着したのが18時20分くらい。 登山の荷物はきちんとパッキングをして、ファミリーマートから高松の自宅へ宅急便で送る。 実家まで持って帰っても、そのまま飛行機に持っていくだけなので、なるべく荷物は減らしたい。
目黒から五反田まで山手線で行き、五反田からは都営浅草線で八千代台を目指す。 途中で電車を乗り換えたのだけど、けっきょく最後まで座ることはできなかった。

八千代台に着いたら土砂降りの雨。 これから同級生と飲みに行こうと思っているのだが、同級生もなぜか全国チェーン店思考で、モンテローザ系列に入りたがる……
せっかくのチャンスなのだから、もっと違う店に入らなくてはいけないのだが。 少し歩いて「炭焼家 串じまん」というお店に入る。 ここでひたすら鶏肉を食べて、疲れたからだを癒やす。 そしてビールも飲みまくる。 22時半くらいに店を出て、次は「Log」という燻製バーに。 もうお腹いっぱいだったので、肝心の燻製はあまり食べなかったが…… モッツアレラチーズ、砂肝、スパム、あと1つ頼んだが何か忘れてしまった。 お酒は甘いお酒を楽しんで0時位に店を出る。
帰りはタクシーで。 実家まで4,300円もかかってしまった……

今回の登山、21人全員が登れてとてもよかった。 出だしはあいにくの雨だったが、ご来光も見られたし、トラブル無く終了できた。
日程が良かったのか、混んでいたは混んでいたのだけど、いつものような大渋滞も無く、登山も快適だった。
無いと思われた今年の登山だが、1ヶ月前に突然「行くよ」と言われて同級生を誘ったのだが、来年も突発でありそうな気がする。
コースタイムだけ見てるとかなり休んでいるので、22時位に出発して、休憩時間を短くしても全然行けそうな気はする。 パーティのレベルによるのかなぁ。
本日のコースタイム
20:08 5合目スバルライン
20:38~21:00 6合目 指導所
21:55~22:17 7合目 花小屋
23:00~23:30 7合目 鎌岩館
23:55~00:32 7合目 蓬莱館
01:17~01:30 8合目 太子館
02:35~02:58 8合目 白雲荘
03:38~03:58 本8合目 富士山ホテル
04:21~05:22 8合5勺 御来光館
05:50 9合目
06:42~07:33 10合目 山頂広場
08:17 本8合目 富士山ホテル
08:29~08:51 8合目 江戸小屋
09:29 緊急避難所
10:43~10:47 6合目 指導所
11:50 5合目スバルライン

【愛媛】東赤石山【夜間登山】

晴れ家を22時半くらいに出発。 朝起きてから登山のスタイルだと、また寝坊していけなくなりそうなので。 川之江までだけど、もう高速を使って行くことに。 高速で川之江まで、川之江のハローズで買い物をして、別子山方面を目指す。 東赤石山の床鍋登山口付近に到着したのが24時位。 さて、これから登山に行ってしまおう。 夜だけど全く眠くないし、富士山の夜間登山のいい練習にもなるし。 そんなで準備をして、24時半くらいに出発。

ヘッドランプ装着して、床鍋登山口を目指す。 空を見上げると満天の星空。 いつも家の近所で見上げるのとは星の数がぜんぜん違う。 今まで見えてない星がかなりたくさん見え、逆に今まで見えていた星が、それらの星に紛れてしまって、どこに見えるのかすらわからない。 それほど夜空には星が輝いていた。
駐車地点 床鍋登山口

床鍋登山口から樹林帯へ。 樹林帯へ入ってしまうと、星空は一時的に見えなくなってしまう。 夜の山をあまり登る機会はないのだけど、全体的にジメジメしている。 昼間に水分を含んだ空気が、夜の気温で水分を保持できなくなり、夜露となって木々じゃ地面に着く。 雨が降っていないのに、上からはポタポタと雫が落ちてくる。 そんな樹林帯の中を歩いて行く。 気温は高く無いが湿度が高いため、ものすごい暑く感じる。
1時間ほど歩いて、権現山の鉄塔巡視路と、登山道の分岐が出現。 この辺りで少し休んでいこうか。 ものすごい暑いため、水分をたっぷりと摂り、歩き始めた時間が微妙な時間だったので小腹が空いていたのでおにぎりを食べる。
鉄の橋 鉄塔巡視路分岐

ここから先の道、笹が斜面から登山道に覆いかぶっている地帯が長く続く。 夜露のため笹が体に当たると、衣類がどんどんと濡れていってしまう。 少し歩き、これはまずい、と思って、レインコートの下半身を着用する。 夜露で濡れることはなくなったが、今度は蒸れてしかたがない。 下半身しか着用してないので、腰に隙間を作ってあげると熱気がブァッと放出されるのだけど、かなり暑い。 笹地帯が終わって少ししたところで、レインコートは脱いでしまった。
登山道

さらに進み、一瞬だけ開放的な崖の上みたいなところに出て、もう少し進むと涸れ沢と平行して登って行く区間になる。 が、このあたりで道を誤ってしまったらしい。 目印が一切なくなり、ひたすら涸れ沢を登って行く。 前もこの区間の上りで迷ったことがあり、その時は正規ルートより30mほど右を歩いており、左手の斜面を無理やり登って正規ルートに復帰した覚えがある。 今日もそんな感じかと思っていたが、夜間で正規ルートと思われる方の樹木が少ない部分も見えないし、目の前は夜露に濡れた大量の笹や低木に阻まれており、なかなか思うように、そちらに向かって歩くことができない。
上に行ったら、そのうちどこかに出るだろう、ということで、そのまま涸れ沢を歩いて行く事に。 が、だんだんと細くなって笹や低木がじゃまをするようになってきた。 レインコートを着用してないため、もうかなり濡れてしまっている…… そのまま歩くこと30分くらい、ようやく道らしき所に出た。 が、なんだか様子がおかしい。 どうやら権現越に出る登山道ではなく、権現山の鉄塔巡視路に出てしまったみたい。 そうなると、かなり斜面の中を誤った方向に歩いてきたことになる…… まぁいいや、時間はたっぷりあるし、元のルートに復帰もできるので、こちらからアプローチしていこう。

しばらく歩いて、権現山付近の鉄塔に到着。 ここから権現越までは斜面を少し下るが、目と鼻の先、道標が設置されており、そこの看板でも「5分」となっていた。
が、ここがかなりきつかった。 まず人がほとんどあるかない道なので、胸の高さくらいまで雑草が覆い茂っている。 そのため足元が全く見えない。 さらに夜で真っ暗な為、ヘッドライトの明かりだけじゃ進むべき道がまったく見出だせない。 だが、歩いたことがある区間なので、方角や距離など感覚的なものはわかる。 まっすぐ進み過ぎたら崖なのでアウト。 左に進み過ぎたら崖なのでアウト。 上手く左前方の方に進んでいかなくてはならない。 さすがにここは危険過ぎたのでストックを出して、前方の足元を突きながら歩いて行く。 もう足裏間隔だけに頼っていくようになる。 一応草ぼうぼうだけど、地面が平らか、それとも石がゴロゴロしているか、道なのか道じゃないのかくらいはわかる。 何度も道を外れたような感触があり、戻って別の方に歩んでみたりを繰り返す。 レインコート装着していないため、一瞬で胸くらいまでビショビショになってしまった。 が、今更もう遅いだろうか…… 濡れたままだけど、このままこの区間は乗り切ろう…… 悪戦苦闘すること30分、ようやく権現越までたどり着いた。 5分の距離、しかも登りではなく、下りの区間でこんなに時間がかかるとは……
鉄塔

権現越も草ぼうぼうだったので、もう少し登って、赤石山荘方面の分岐までやってきて、ここで休憩することに。
靴の中には水たまりができている。 靴を脱いで、水を出して、靴下を脱いで絞って、そんなことをしたが、靴の中の水たまりは解消されない。 これは気持ち悪い中、歩かないといけないな……
権現越

ここから山頂までは稜線ルートを歩いて行こうかと思っていたが、稜線ルートも草が覆い茂っているのが想像できるので、赤石山荘方面にトラヴァースして、筏津・瀬場ルートと合流した地点から登るルートにすることに。
「逃げ」っぽい感じがするが、この選択にはメリットがある。 この辺りの山域はほとんどのルートを歩いているので、未踏区間が無い。 ただ、往路・復路まで考えると、未踏区間があり、権現越の赤石山荘方面分岐~筏津・瀬場に向かう東ルートの区間が未踏となっていた。 逆区間は歩いたことがあるのでコース自体は未踏ではない。
この区間を歩くには床鍋から登るのが必須になっている。 が、いつもは気持ちのいい稜線ルートを歩いてしまう。 ここまで来て、あえてトラヴァースルートを選ぶ機会はなかなかない。 なので、今日の状況や選択は、未踏区間を歩く、という最大のメリットを見出すことができた。 ポジティブに考えて歩いて行く。
赤石山荘方面分岐

しばらく歩き、山頂方面の分岐まで到着。 もう服も靴もビショビショなので、山頂に行こうかどうしようか考えた。 が、ここまで来て山頂に行かないのももったいない。 すぐに戻ってくるので、荷物はここに置いて、山頂だけ見に行くことに。 空身なのでスイスイと登ってすぐに山頂に到着。 日の出はまだだが、遠く東の空は明るくなってきていた。
山頂方面へ 東赤石山山頂 東の空は明るい

すぐに戻って、荷物を持って、下山を開始する。 2時間ちょっとで下りられると思うので、7時過ぎには下山できそうだな。 この辺りで「眠眠打破」というエナジードリンクを飲む。 下りは淡々と歩くだけなので、眠くなりそうだ。
渡渉ポイント2箇所通過、瀬場谷を通過して、登山口はもうすぐだ。 この当たりで、前方から、計3パーティやってきた。 男性2人組、女性単独、男女4名パーティ。 まだ7時前なので、相当早い時間から登っているのだな。 この時間に降りてくるオレを見て、どのように思っているのだろうか?
筏津方面 赤石山荘 瀬場谷

瀬場登山口に下山して、駐車地点を目指す。 10分ほど歩いて駐車地点に到着。 まだ朝だが、今日一日やりきった感じだな。

本日の登山、夜間とはいえ、道を踏み外してしまったのは反省点。 東赤石山は、四国の山の中でも一番多く登っている山で、道もほとんど知っているつもりだったので油断していたかもしれない。 しかし夏の草ぼうぼう地帯は辛かった。 もうちょっと人が歩いてくれる道だったら、ボランティアの人が草刈りとかをしてくれるのだろうけど、ほとんど人が歩かないしな… かと言って、自分でやれ、と言われたらできないし…… 道を整備してくれているボランティアの人がいることも感じながらの登山だった。
眠眠打破は、効果があるのかわからない感じだった。 胃もたれ的なものはあったのだけど、寝てないからなのかカフェインのせいなのかは不明。

コースタイム
00:28 駐車地点
00:36 床鍋登山口
01:31~01:47 鉄塔巡視路分岐
03:06 権現山鉄塔
03:30 権現越
03:46~03:55 赤石山荘方面分岐
04:27 山頂方面分岐
04:41 東赤石山山頂
04:57~05:00 山頂方面分岐
05:13 筏津方面分岐
05:56~06:05 渡渉ポイント
06:34 瀬場谷
07:09 瀬場登山口
07:20 駐車地点

帰路、すぐに眠くなってしまい、15分も走らないうちに30分仮眠。 さらに、15分走って2時間仮眠……
そんな状態だったので、家に返ってきたのは11時半くらいだった。 家に帰ってシャワーを浴びてサッパリ。

お昼ごはんは久々に「咲き乃屋」へ。 うめとろろぶっかけを食べてお腹いっぱい。

帰りに図書館に行って本を借り換えてくる。 まだ読みきってないので「もしイノ」だけ返して、他はまた同じのを借りてきた。
家に帰ったのは14時半くらいだったのだけど、もう眠くて眠くて…… 仮眠をする。 14時半~19時半までたっぷり5時間も寝てしまったが、起きるのがかなり辛かった。

夜ご飯は「エベレストフード」とういカレー屋さんで食べる。 量がめちゃめちゃ多く、一人前を食べるので精一杯だった。
カレー

5時間も仮眠していたけど、夜はいつも通り眠くなってしまい、ゲームを中断して寝ることに。
明日からは普段と同じように高松に出社だ。 1週間も高松に行ってないので、机の上の綺麗さが維持されているかが心配だ。