高知龍馬マラソン2019

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晴れマラソン当日の興奮のためか、目覚ましは6時にセットしておいたのだけど、5時50分くらいには目が覚めてしまった。 すぐ近くにコンビニがあるので、そこに朝ご飯を買いに行く。 朝ご飯といっても、バナナは1本持ってきてあるので、おにぎりを1つ購入しただけだけれど。 昨夜、かなりご飯をいっぱい食べたので、朝になっても全然お腹が空いていなかった。

おにぎり食べて、バナナを食べて、お腹を満たしてから出発の準備をする。 帰りにお風呂に入ってくるので、タオルや着替えを持って。 ウェアは着用した状態で、防寒着を羽織って会場に向かおう。
7時前に宿泊先を出発して、路面電車の旭町一丁目駅へ。 同じ宿泊先の人3名もここで路面電車待ちをしていた。 路面電車はかなり混んでいてほぼ満員。 普段の高知の状況がわからないのだけど、平日の通勤時間帯でもこんなに混まないんじゃないだろうか?
昨日立ち寄った喫茶店の目の前にある「桝形駅」で下りて、目の前の交差点に仮設トイレが設置されていたので、ここで一旦トイレに行っておく。 スタート時間が近づくほど、会場に近づくほどトイレは混雑して、最終的には20分くらい並ぶようになると思うので、なるべく早いタイミングで何度も行っておくのが良い。
城西公園に着いても、やることは荷物預けしかないので、しばらくは時間をつぶす。 前の会社の人が3名、妻の会社の社長もどこかにいるはずなのだが、参加者が12,000人とのことなので、偶然遭遇することはなかった。
荷物預けるまでに、ウィダーインゼリーの類似品のバナナ味のものでエネルギーを補給して、もう一度トイレに並ぶ。
荷物預けの締切が8時15分で、スタートブロックへの整列締切が8時半。 朝の気温は低くて、上着を早めに脱ぐのが辛いのだけど、荷物預けも混雑するので8時前には荷物を預けに行く。
直前まで悩んでいたのだけど、いつもかぶっているニット帽は荷物に預けていくことに。 今は非常に寒くてニット帽が無いと厳しそうなのだけど、今日の天気は晴れで気温は13度くらいまで上がるみたい。 昨日もかなりポカポカ陽気だったので、同じような感じだろう。 冬でも大会に出ると、約5km程度走ると頭が非常に暑くなり、いつも帽子をとってポケットにしまう。 ポケットにしまっておけば邪魔にはならないのだけど、それでも不要なものは持ちたくない。 今回も同じような感じだと思うので、この決断をしたのだ。

荷物預け後、もう一度トイレに行ってから、自分のスタートブロックに向かう。 自分はCブロック。 Cブロックに向かっている途中に、市の建物があって、そこでトイレが利用できるみたいなので、もう一度トイレに行くことに。 建物の中なので温度は暖かく、ここで10分くらい暖を取る。
高知マラソンは並び方が特殊で、S、A~Gブロックまであるのだけど、それらが1列に並ぶのではなく、Bブロックの次はCブロックじゃなくて、Cブロックはぜんぜん違うところに並んで、さらにDブロックはBブロックの横、のような不規則な並び方をするのだ。 8時35分からブロック毎の移動が始まって、誘導されながら歩いていくと、S、A~Gブロックが綺麗に一直線になる。 ブロックの並び方も混雑を避けるために、ブロック毎に場所を分散させて、最終的に揃えるという、非常に美しい並ばせ方だったのに感動した。

スタートセレモニーが始まって、瀬古利彦さんの挨拶があったり、間寛平さんの挨拶があったり、金哲彦さんの挨拶があったりと、名だたる有名人の挨拶があり、いよいよスタートの時刻となった。
9時に号砲が鳴り響き、ついに高知龍馬マラソン2019がスタートした。 スタート直後は非常に混雑していたのだけど、それよりもトイレに行きたいのが気になっている。 スタート前に何度も何度も行ったのに。 最悪4時間くらいは我慢できると思うので、そのまま我慢していってしまおうかと思っていたのだけど、スタートしてから800mくらいの地点に仮設トイレがあり、全然混んでなかったのでそこに駆け込む。 既にスタート地点を超えているので、トイレに行っている時間もタイムに計測はされるのだけど…… 約60秒ほどでコースに復帰したので、ロスした時間は60秒くらいだろう。 まだ出だし800mなので良かった。 これが20kmや30km地点だったら、トイレの為に完全ストップすると、その後走り出すのが非常にきつくなる。

トイレに行ったのもあり、出だしの1kmは6.54と非常に時間がかかった。 が、以前の日記でも書いたけど、今回は自己ベストを狙いに行っていない。 3時間45分切るなら、キロ5分20秒切るくらいのペースで良いので、それほど焦らずに走れそうだな、と思っている。
5kmくらいになるまでは、かなり混雑気味だったけど、3kmくらいからは安定したペースで走れるようになってきた。 5kmの通過が27分26秒とかなり遅い。
3km以降は大体キロ5分程度のペースで落ち着いてきた。 想定よりはちょっと速いペースだけど、無理なく走れるペースなので、しばらくはこのままのペースで行こう。

8kmくらいで、国道55号線を右折して走っていく。 10km手前のエイドではミニトマトを配っていたので2つ取って頬張りながら走っていく。 トマトは水分たっぷりで美味しい。
10km地点はトンネルの中にあり、変わったマラソン大会だなと思った。 この付近は田舎道なのだけど、沿道にはずっと応援の列がつながっていて声援を送ってくれる。
距離をはっきりと覚えてないけど、12km付近だっただろうか? 右側にブラスバンドの高校生がたくさんいて、演奏していたのが印象に残った。 ブラスバンドの応援自体は4箇所くらいあったのかな。
応援で演奏してくれていた曲は、ZARDの「負けないで」、爆風スランプの「ランナー」、B’zの「ウルトラソウル」、あと1箇所は忘れてしまったけど、70年代か80年代くらいの古い曲だったはず。

17kmくらいで、海が見える道路に出る。 遠くには難関の浦戸大橋が見え始める。 エイドでは他の食べ物も配られ始め「パン」「ミレービスケット」「ちくわ」「キュウリ」など。 飲み物も、たまに「麦茶」が登場する。 だが、エイドではほぼスポーツドリンク、たまに2杯目に水を取るような感じで、さっき食べたトマト以外の食べ物は全てパス。 パンとかビスケットは口がパサパサしてヤバそう。
結構無意識に走っているのだけど、ここまでキロ4分50秒くらいのペースでずっと来ているので、これはもしかしたら昨年11月に出した自己ベストよりも速いタイムで推移しているかもしれない。

そしてついに難関の浦戸大橋を迎える。 車で走っても急だと感じた上り坂は、いざ走ってみると、車で感じていたほど急ではなかった。 呼吸が上がらないようペースを落として、歩幅を狭くして回転数を増やして上っていく。 橋の頂点が見えてからが結構長かった。 頂点を超えてからはずっと下り坂で、一気に海沿いまで下りる。 途中に21km地点があったはずなのだが見逃してしまって、21.0975kmの中間点で計測をする。 中間点でのタイムは1時間46分05秒で、フルマラソンの中間点の記録としては過去最速だった。 トイレで60秒ロスしているのにこんなに速く走れているとは。
自己ベストは出すつもりで走ってないが、このままサブ3.5行けてしまうんじゃないかなと思い始めた。

ここから32km過ぎまで延々と10km海沿いの道が続く。 風は弱い向かい風が吹いているので、ペースメーカーになりそうな人を見つけて、その人の後ろにピッタリとくっついて走っていく。 最初にターゲットにした人は、自分と同じような蛍光イエローのハーフパンツを履いている人、ペースもちょうど良く22~25kmくらいまでずっと後ろにくっついて走っていた。 だが、25km超えた辺りでその人のペースが落ち始めたので、次はオレンジのウェアの人にピッタリとくっついていく。 この人は後ろにくっつかれるのを意識しているのか、頻繁に横や後ろを見て、誰かがくっついて来ているのかを確認しているような仕草を見せていた。 別にこの人と競っているわけではないのだけど、使えるものは使って、なるべく楽して走りたいので、ひたすらとこの人にくっついていく。 この人は給水所では一気にペースが上がるけど、その先でペースが落ちて、また追いつく、のような感じの走りだった。 この人にはかなり長い間くっついて走って、25km過ぎ~35kmくらいまで、約10kmほどペースメーカーと風よけとして使わせてもらった。

途中で土佐市に入ったり、仁淀川を渡ったり、32km過ぎで折り返し地点があったりしたが、ペースはほぼ一定で非常に安定して走れた。
最初のペースメーカーに使わせてもらった人も含めるけど、23~30kmまでの7km区間はキロ4分50秒~4分52秒と、誤差2秒でずっと走っていくことができた。 30~35kmまでも4.50, 4.44, 5.09, 4.59, 4.48, 4.56とペースはかなり安定していた。
35km地点は橋の上にあったのだけど、この付近でオレンジの人が失速しだしたので抜かして、あとは自分でペースを作って走っていくことにする。 さすがに疲れは溜まっていて、気を抜くとペースが落ちてしまいそうだ。

ラスト5kmの看板が見え始める37km地点付近で、お腹が痛くてトイレに行こうかと迷い始めた。 だが、タイムはサブ3.5ギリギリのタイムで、キロ5分ペースだと間に合わないタイムになっている。 どうしようか考えながら次のトイレの看板が見えたら決めようと思って走っていく。 38km手前にトイレがあったのだけど、残り4kmの地点で3時間10分15秒だった。 キロ5分で残り4km走ると3時間30分15秒で3時間半はオーバーしてしまう。 記録にはこだわってないとは言ったけど、どうせなら3時間半は切りたい。 なので、トイレに行ったら絶対に無理なので、トイレは我慢することに。 これ以降、お腹が痛いのが加速したら困るので給水はしないと決めた。

ここからきちんとフォームを見直して、腕振りを大きくして、ロングスパートをかけていく。 36~38までの3kmは5.03, 5.05, 5.04と5分台に落ちてしまったので、残り4kmでキロ5分ペースより15秒削り出さなくてはならない。 ゴールの競技場直前に坂があるのはコースマップを見ているので知っている。 最後の坂で失速するだろうから、15秒削るだけではなく貯金も作っておかなくてはならない。
そんな感じで、最後の力を振り絞って走っていく。 39kmは4.51で、約14秒くらい縮めることができたが、3時間14分09秒で、まだ油断ができない、というかタイムが足りてない。 フォームを崩すこと無く身体にムチを打って、気持ちを切らさず40kmを迎える。 この区間は4.50で、タイムは3時間18分59秒。 キロ5分ペースでギリギリ間に合うタイムになったが、ラスト1kmの坂を考慮してない。 もう残り2km、坂まで1kmしかないが、次の1kmでできるだけタイムを上げないと3時間半は切れない。 さらに頑張って走リ続ける。 41kmまでが4.47で、タイムは3時間23分47秒。 ちょっとだけ余裕ができて、ラストの坂で10秒くらいタイムを落としても大丈夫になった。 が、失速したら10秒どころですまないだろう……

ラスト1kmの看板から上り坂が始まる。 41.2km地点で訪れる上り坂は非常に凶悪で、先を見ても全然坂が終わらない。 周りには歩いている人も多数。 だが、ラストスパートをしながら頑張って坂を駆け上がっていく。 走っても走っても全然坂が終わる気配がない…… 走り続けて、ようやく競技場の入口が見えてきた。 競技場の入口手前にはさらに急な坂が5mくらいあり、これがかなりきつかった。 競技場に入って、トラックを1周走ってゴール。 ラストスパートでさらにペースを上げて、ラスト200mでもっとペースを上げて、ラスト100mで出せる全力の速度までペースを上げてゴール。

タイムは3時間29分30秒だった。 ギリギリ3時間半切れたので良かった。 自己ベストは3時間28分47秒なので、あと43秒足りないが、走り終えた今は全然悔しくないし非常に充実感がある。 そもそも最初のトイレに行ってなければ60秒短縮できてるはずなので自己ベストだったかもしれないが、後悔とかは無い。
むしろ前回自己ベスト出したときよりも、確実に楽に走れるようになっていた。 最後は時間との戦いでペースを上げなくてはいけなかったのできつかったが。 前回は30km以降はかなり時間を気にして走る必要があったし、身体的にも精神的にもきつかったが、今回はそんなことはなかった。 11月から3ヶ月間、厳しいトレーニングを積んできているので、それの結果かもしれない。

レース内容も、前半が1時間46分05秒、後半が1時間43分25秒で、後半ペースを上げるネガティブスプリットになっているし、5km毎のタイムで比べても、混雑やトイレのあった最初の5kmは除いて、5km~40kmまでの区間タイムも24分05秒~24分57秒で収まっているので、5km毎の誤差も52秒しかない。 これはずっとほぼ同じペースで走れたことを意味しているので、満足度は高い。
高知龍馬マラソン2019の記録

レース後は給水して、記録証をもらって、荷物を受け取って、ようやくトイレに行くことができた。
妻の会社の社長がゴールするまでは、スタンドで写真撮ったり、高知農業高校や高知水産高校のブースで無料おもてなし料理をもらったり、普通のブースで軽食を食べたり、マッサージセンターで軽く足をほぐしてもらったり、待ち時間も満喫していた。
ゴールの競技場 無料おもてなし うるめの素揚げ

妻の会社の社長は自己ベストを出し、ついに5時間切りを達成したと喜んでいた。 ラスト1kmの上り坂は歩いてしまったが、時計を見ながら歩いても5時間切れる見込みだったとのこと。 これで1つの目標は達成できたみたいだが、達成しても達成しても、目標というのは次から次に湧いてくるので、どこまでも目標を追いかけて行こう。

レース後は「天然温泉はるのの湯」というところに、お風呂に入りに行く。 同じ宿泊先の人から聞いた穴場の温泉で、ゴール地点の陸上競技場から無料送迎バスが出ているとのこと。 だが、バス乗り場は高知駅に帰るバス乗り場と反対の方向なので、そのバスの存在に気づかずに皆帰ってしまうとのことだった。
その情報を得ていたので、ガラガラの無料送迎バスと、全然混んでいないお風呂にゆっくりと入ることができた。

汗を流した後は、再び競技場に戻ってきて、高知駅行きの送迎バスに乗って高知駅へ。 妻の会社の社長は20時過ぎの高速バスで高松に帰るので、それまで飲むことに。
こんこてい」というお店で1時間半くらい飲み食いして、疲れた体に栄養をたっぷりと補給することができた。

それからは路面電車で宿泊先に戻る。 荷物を一旦部屋に置いたあと、すぐ隣にあるローソンに食料を買い出しに行った。 誰か帰ってきたら共有スペースで話でもしようかと思っていたのに、まだ誰も帰ってきていなかった。
お菓子やコーヒーやお酒を仕入れてきて、夜は英語のレッスンをしようと思って、21時から、21時半からの2枠予約したのだけど、21時からのレッスンが講師都合で中止になってしまった。
21時半からは、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの「Selma T先生」とレッスン。
「What Is Popera?」という、謎の「Popera」というものについてレッスンをした。 先生は真面目でちょっと冷たい感じがする先生で、中々良い感じだった。

今日は1レッスンしかやってないが、体力が結構限界近かったので22時過ぎには寝てしまった。

第73回 丸亀国際ハーフマラソン

曇りのち雨6時起床、今日は丸亀ハーフマラソンの日だ。 しっかりと朝ご飯を食べるために、けっこう早めに起きることにしたのだ。 ふりかけご飯を食べて、バナナを食べる。
妻の会社の社長とは6時50分に待ち合わせをしていて、その時間にあわせて家を出発。 社長と合流してから丸亀を目指す。
途中のコンビニでホットコーヒーとポカリとホットケーキを購入。 ホットコーヒーは道中に飲む。

坂出で岡山の元同僚と合流し、3人で丸亀競技場を目指す。 今年は、妻の会社の社長が、丸亀競技場裏にある平池駐車場に当選したので、そこに止めることができる。
そこから競技場までは徒歩数分なので、シャトルバスに乗らないで行く事ができるので、非常に楽ちんだ。

今日の天気は昼過ぎから雨が降る予報になっている。 気温は朝の時点で8度くらい、最高気温は14度らしい。 数日前の予報では、今日は終日雨予報だったので、コンディションが好転してくれてよかった。
受付を済ませて、バックスタンドで準備をして時間を待つ。 途中でトイレに行ったり、エリート選手のウォーミングアップを見たり。
今日のウェアは黄色の長袖Tシャツ、コンプレッションタイツ、ハーフパンツ、PUMA スピード RS300、スポーツデポの5本指ソックス、手袋に福知山マラソンで購入したニット帽。
スマホや補給食等は持たない。 スタートまでの防寒対策でゴミ袋を持ってきているので、それをかぶって寒さを凌ぐ。
メインステージ エリート選手 ウォームアップ中

10時過ぎになって、荷物を預けに行って、サブトラックで軽く1周走って、グランド内に整列をする。 整列する前にトイレに行っておきたかったが、残り5分くらいしかなく、トイレは5分じゃ終わらないくらいの行列だったので、我慢することに。 すごい行きたいわけでもないし、ハーフだし最後まで我慢は出来るだろう。
整列はDブロックだった、すぐに整列が締め切られて、スタート地点へと移動となった。 防寒対策でかぶっていたゴミ袋は、スタート直前にゴミ捨て場があるので、そこに捨てる。

いよいよ丸亀ハーフマラソンが始まる。 今回の目標は1時間34分59秒以下のタイムで走ること。 自己ベストは1時間39分49秒なので、5分も記録を短縮しなくてはならない。
5分って300秒なので、キロ15秒くらい上げなくてはならない計算になる。 前回出した自己記録も、かなり死にそうになりながら、限界の状態で出した記録なので、それを5分も更新できるのだろうか……
レースプランは後半の失速を防ぐために、前半は抑え気味に走って、後半で上げていく、いつものスタイルで行くことに。 序盤は混雑でどれくらいのペースで走れるのかわからないので、無理に抜かさず流れにあわせて走るような感じで。

いよいよスタートとなった。 出だしは混雑もすごいので流れに乗って走っていき、4.57だった。 もっと遅いかなと思っていたが、思っていたよりペースは遅くなかったみたいだ。
1km走った辺りで、混雑は緩和されて、走るのにそんなに人が邪魔だとは思わなくくらいの混雑度になっていた。 ペースは急激にはアップしてないけれど、少しは上げる感じで走っていく。 ちょうど前方の方に目立つウェアを着た人がいて、その人を目標に走っていき、追いついたら次の人を目標に、というような感じで。 ただ、無理なスピードは出さないようにだけ意識するように。
2~5kmまでは4.42、4.38、4.36、4.34と、徐々に速くなっていく。 5kmに給水所があり、ここで補給をしていく。 このペースだと鼻呼吸だけじゃ追いつかないので、口呼吸もしているのだが、そうすると口の中も喉も乾くので、給水所での補給は大切だ。

6km地点くらいからエリート選手とすれ違える区間だった。 エリート選手はすれ違い際にしか見られないが、すごい速さで走っていて、一瞬のすれ違いだった。
女子のエリート選手ともすれ違ったが、今回は自分も結構厳しい戦いをしている最中なので、あまり反対側車線にも気を使うことも出来なかった。 いつもはエリート選手を見たいので、走路の右側を走っているのだけど、今回は記録狙いに行っているので右側より人の少ない左側を走っている。
自分のペースもだいぶ安定、9km手前の給水所でも給水をするが、前の人が紙コップを机の上で倒して、倒れたコップから流れてきた飲料が自分の靴の中に入ってしまった…… 別にいいのだが、家に帰ったら靴を洗わなくてはいけないなぁ、とか考えながら走っていた。

6~10kmは4.32、4.30、4.29、4.30、4.27と、ほぼ4分半ペースで走ることができた。 10kmのタイムは46分00秒。 抑え気味に走っているのに、自分の10kmの自己ベスト(44.32)と比べても遜色ないタイムで来ている。
中間点は48分20秒。 単純に2倍すると96分40秒なので、1時間36分40秒となる。 47分30秒が、1時間35分を切れるラインなので、中間点での遅れは50秒。 後半は50秒+50秒で100秒ペースを上げなくてはならない。 100秒を10kmで縮めるので、今までのペースよりキロ10秒削らなくてはならない。
ここからは走りを切り替える。 今までよりはペースに対する意識も変えて意図的に速くしていく。 だが、まだ10kmあるのでラスト3kmとかで力尽きないように気をつけながら……
11km地点の看板を見逃してしまって、12km地点でこの2km区間をタイムを計ったのだけど8分47秒で、キロ4分23秒くらい。 このタイムじゃ厳しいので、もう少し上げなくては。
13kmはちょっと上り坂もあって、上げきれなかったが4.25で抑える。
ここから頑張ってペースを上げていき、苦しいながらも持続できる程度の苦しさで、いい感じで走ることができた。 周りのランナーで、自分を抜かしていく人も当然いるのだけど、それよりも自分が抜かす数の方が多い。 後半失速するランナーが多いので、逆に自分は後半上げているのでどんどん抜かせて楽しい。
18km過ぎの給水ポイントでは、スポーツドリンクを飲んだが全然足りず、続けて水も取りに行く。 が、掴めずコップをそのまま落としてしまった。 給水テーブルはもうないので、給水は諦めることに…… 残り3kmくらい、なんとか持ってくれ……

この時点で時計を見て残り時間を計算しようとしたのだけど、全然頭が働かず計算することをすぐに諦めた。 残りタイムが○分だから、頑張って走るとかじゃなくて、残りタイムが何分であろうと、頑張って走るしかない。
ラスト3kmは、いつも非常に厳しく、今回もとても厳しいのだが、気持ちも折れずにペースも落ちずに走れている。 片側2車線の道路で、道幅が広くて先が長いのでちょっとつらい。 辛いとどうしても目線が下がってフォームも崩れるので、意識して背中を伸ばして、フォームを戻して腕振りを意識して走る。 呼吸も脚もなんとかなりそうだ。

ラスト1kmの看板を通過して競技場内の道路に入っていく。 あと1kmだが、ラストスパートするには、まだちょっと長い。 最後の給水所があるのだが、ラスト1km切っているのでここはスルー。 ラスト700mくらいでラストスパートをかける。 横にいた青いランニングの人と抜かしたり抜かされたりしつつ、お互いにペースを上げていって、途中から必死過ぎてその人がどこに行ったのかわからなくなった。 競技場内に入り、ラスト200m。 距離を短くするため、トラックのインコースを走って、ラスト100mを全力で走る。

ゴールした瞬間は非常に苦しかったが、それでも例年よりは余裕のある感じのゴールだったと思う。
タイムは1時間34分11秒! 目標だった1時間34分59秒を切れたし、必然的に自己ベストも5分以上更新!! 後半は149秒、キロ14秒も上げることが出来たようだ。


5km毎のラップも、23.27、22.28、22.00、21.35と、綺麗に後半上げることが出来ている。 レース内容も不満点は見つからないほど完璧な内容だったと思う。 ゴール時にいつもより余裕があったことを考えると、もしかしたら、もう10秒くらいは短縮することができたかもしれないな、という思いはあるが。
3週間前の「第9回 美馬駅伝・クロスカントリー大会」でのレース内容が散々だった反省点から、丸亀ハーフまではビルドアップ走をいつもより意識してやってきたと思う。 タイムも限界ペース+15秒くらいのタイムになるように、トップスピードは限界ペースを遥かに越えるように、というのをやってきたので、その練習も実った感じがする。
2週間後に高知竜馬マラソンがあるが、それに向けての非常にいいトレーニングにもなった感じがする。

レース後は荷物を受け取りに行って、まだガラガラだったコンディションケアのブースに行って、太もも~股関節を中心にマッサージしてもらった。 マッサージをしてもらい、足が軽くなった感じがした。
記録証を受け取り、大会ガイドの最終ページについている100円引き券を使って、鶏天うどんを食べる。
鶏天うどん 天ぷら

すぐ横に「おいでまい」というお米のブースがあったのだけど、2kgが500円という格安で売っていた。 なので6袋12kgも買ったのだが、荷物を持っている状態で12kgはかなり重くて、動きが一気に鈍くなった。
一旦荷物を車に置きに行こうと、車に向かって歩いている途中に、トライアスロンショップの店主から電話がかかってきて「みんなで写真撮りませんか?」と。 「行きます」とは言ったものの、この荷物を持った状態じゃ無理なので、急いで車に戻って荷物を置いて、トライアスロンショップの人たちと合流して記念撮影。

妻の会社の社長も岡山の元同僚もゴールしており、メインステージ前で合流する。
2人共、2時間切を目標にしていたが、どちらもダメだったとのこと。 ただ、今回のレースで課題もあっただろうから、次のレースではその課題を克服できるよう、日々のトレーニングにフィードバックしたり、練習方法を調整したりが必要だな。

レース後は「四国健康村」で汗を流して、「一鶴」で骨付鳥を食べてエネルギーを補給する。 普段はビール以外の炭酸飲料は飲まないようにしているのだが、今日は一年で数回解禁されるレース後の楽しみなので、コーラを飲んでしまった。
一鶴

帰宅したのは19時半くらいで、疲労困憊だったが、夜は英会話レッスンがある。
22時半からはセルビアの「Yellena先生」と、「サリエリは本当にモーツァルトに嫉妬していたのか?」という教材を学んだ。 モーツァルトは名前だけはしっているが、サリエリという人物は聞いたことがなかった。 サリエリはモーツァルトを毒殺したという噂が流れていて、本当に毒殺したのかは不明だが、そいういうことを取り扱った教材だった。 先生は4,000レッスン以上の経験があり、評価が4.92と非常に高く、レッスンも非常に良いレッスンだった。
教材自体は15分位で終了したのだけど、「どういう話だったか説明して」と言われたり、教材に沿った質問を先生が独自に考え出題してくれたりと。 また受けたいが人気の先生なので数日前から予約しておかないと無理っぽい。

23時半からはエジプトの「Ahmad A先生」と「アルベルト・シュヴァイツァー」という人物について学ぶ。
ノーベル平和賞を受賞した人物らしいが、この人物の名前は初めて聞いたかもしれない。

さすがに今日は疲れすぎて、24時半には寝てしまった。

第9回 美馬駅伝・クロスカントリー大会

晴れ朝は7時半から英会話のレッスンを、ガーナの「Archi T先生」と。 今日は先日リニューアルされた教材の中で、新しく追加された「Elementary Reading Series」という種類のLesson01「Why Doesn’t the Mona Lisa Have Eyebrows?」というテーマを学んだ。 DMM英会話レベル3のレッスンなので、ちょっと簡単かもしれないと思ったが、まぁいいか。
タイトルの通り「モナリザに眉毛がない理由」という内容のテキストで、元々眉毛は書かれていたのだけど、後々消されたのではないか?と書かれていた。 当時、顔の毛を剃るのが流行っていて、眉毛がない人が大量にいたらしい。 そのため、眉毛が書かれていた当初のモナリザは違和感があり、消されたのではないかとのことだった。 眉毛は「eyebrows」という事を知った。

今日は美馬クロスカントリーに出場する。 号砲は12時50分で、受付が2時間前まで、会場までは車で1時間で行けるので、朝英会話レッスンをしている余裕があったのだ。
昨日は雨だったし、コンディションは悪そうで、気温も低そうだったので、黄色の長袖ウェア、ジョギング用の長ズボンで走ることにする。 靴下はいつものスポーツデポの安いやつ、シューズはPUMAのSPEED RS300、一応手袋と帽子も持っていく。 あと待ち時間が長いだろうし、普通の大会では行われないナンバーコールも行われるので、ダウンジャケットの他に、ウィンドブレーカーと重ね履き用のズボンも持っていく、体を冷やさないようにしなくてはいけないので。
美馬クロスカントリー 高校生駅伝

10時前には会場である「四国三郎の郷」に到着して、受付を済ませる。 ちょうど小学生駅伝がやっていたので観戦したり、高校生男子の部を観戦したりで、時間を潰す。
最終的には1時間位は車の中で時間を潰していた。

今日は極寒だと思って準備してきたウェアだが、いざ到着してみるとそれほど寒くはなかった。 長袖ウェアは腕まくりすればいいのだけど、長ズボンじゃなくてハーフパンツにすればよかったかな…… だが、もう遅い。 長ズボンしか持ってきてないので、長ズボンで走るしかない。 事前に何度もトイレに行き、水分もしっかりと摂っている。

12時半くらいになり、ナンバーコールが始まった。 全員のナンバーが読み上げられて、応答するかの確認。 ここで応答しないと居ないとみなされてDNSとなる。
だが、受付をしているのに居ない人が2名もいて、係員の人が拡声器で何度も何度も呼び出していた。
ナンバーコールを済ませた人たちは、後は自分の順番が来るのを待つだけだ。
気温はそれほど寒くないが、耳が痛くなる不安がありそうだったので、帽子だけかぶって走ることに。 手袋は置いていく。

直前の中学生男子駅伝が長引いていたので、12時50分号砲だったのが10分遅れて13時00分号砲に変わった。
大会には40人ほどしか出場していないので、場所取り争いのようなものもなく、序盤の混雑も無いといっていいだろう。 流石に最前列には並ばず、3列目くらいの位置を確保。 スタート1分前、30秒前、10秒前とコールが入り、いざスタートとなった。

10kmコースは昨年とはコースレイアウトが変わっていて、吉野川を下流に向かってスタートする。 スタートして10mくらいは砂利道だが、すぐに舗装路に変わる。 舗装路を500mほど走ると砂利道になる。 砂利道を走っていき、右に向かって急な曲がり角があり、そこを右折し、数十メートル先を再び右折し、吉野川を北上する方面に向かって走っていく。 その途中が1km地点。 出だし飛ばしすぎて、1kmのタイムが4.02だった。 これは速すぎる……
意図的に作られたような50cmくらいの土の山を上って、数メートル先で下りて、さらに500mくらい走っていくと砂利道が終わり舗装路となる。 出だし飛ばしすぎて、まだ1.5kmくらいなのに右の脇腹がチクチクと痛みだしてしまった。 1km通過時のタイムが速すぎるので、この区間はちょっとペースを落としているのに、それでも痛むとはけっこうやばい。 まだ序盤なのに。
スタート地点とは反対側を西方向に走っていき、野球のグラウンドの先を左折して用水路の方に下りていく。 ここが結構な傾斜の長さ20mくらいの坂で3m下る。 下まで下りて用水路にかかるコンクリートを渡った後、また20mくらいで3m上る。 再びアスファルトの道に戻った辺りが2km地点。 この区間は4.27だった。
ここからは、ものすごい緩やかな上り坂に感じた。 1kmで2~3m上るかどうかというくらいの。 この区間を走っている時、後ろから走ってきた人に抜かされた。 が、ほとんど同じようなペースなので、ぴったりと後ろについて、その人を追従する形で走る。 本当にピッタリ、真後ろ1mくらいのところをひたすらと背中を追って走っていく。
3kmの通過が4.31、右脇腹は痛いが、なんとか耐えられる程度だ。

3.5kmくらいで給水所があった。 全国高校駅伝にも出場していたつるぎ高校の男子生徒が給水を行ってくれていた。 ここで水を取って飲んだのだが、その際、ずっと前を走っていた人を抜かした。 その人は給水で極端にスピードが落ちたので、極端と言っても1秒とか2秒程度だけど。
だが、その人の足跡はすぐ後ろに迫っているのはわかっている。 自分のターゲットは、20mくらい先を走っている女性高校生。 ほぼ同じペースで走っているのだけど、だんだんと距離が縮まってきているので追いつけるだろう。

4km地点くらいで追いつき、真後ろにぴったりとついて引っ張っていってもらう。 4kmの区間は4.26。
だが、この高校生は徐々にペースが落ちてきたので、左側から抜かそうと試みる。 一瞬は抜かせたのだけど、ペースアップしてきたので、また真後ろにピッタリとつく。 先程抜かした男性は、右側から抜かしにかかってきた。 だが、先程通過した用水路付近のアップダウンで道幅が狭くなっているので、男性は一瞬並走に切り替えた。 だが、アップダウンが終わって、スタート&ゴール地点への最後の直線200mで抜かされた。 女子高校生は5kmのコースのようで、そのままゴールゲートへ。
自分と男性はもう1周あるので、周回ゲートの方へ。 5km区間が4分20秒だった。

2周目、先程から抜かされたり抜かしたりを繰り返している男性の背後に、再びピッタリとくっついて走っていくのだけど、5kmを超えた辺りで、左の脇腹も痛くなってきた。 右と同じ程度の痛みなのでまだ走ることはできるが……
男性に離されないよう、必死でくらいついていき、6kmまでの区間が4.20。

7km地点に向かって走っている時、ずっと先に見えていた青いシャツの男性を捉えた。 先程からしのぎを削り合っている男性と共に、青いシャツの男性を抜かして、用水路のアップダウンを通過して7km地点を通過。 7km地点までは4.30で、少しだけペースダウン。

この辺りで、脇腹が痛くなりすぎて、男性についていけなくなった。 どんどんと距離が広がっていき、自分のペースも落ちているのがわかる。 あと3kmなのに、なんとかもってくれ……
長い直線を痛みに耐えながら頑張って走っていき8km地点へ。 ここまでは4.36でやはりペースは落ちてしまっていた。

8.5km付近の給水では、20mくらい前からつるぎ高校の生徒が「給水しますか?」と大きな声で声をかけてくれた。 メチャメチャ苦しいが給水したかったので首を縦にふる。 すると「ポカリですか?」と大声で聞いてくれて、水が飲みたかったので首を横にふる。 給水地点で生徒が10mくらい並走してくれて、同じスピードで紙コップを手渡してくれて、とても受け取りやすかった。 命の水を給水できたのだけど、苦しすぎてお礼すら言うことが出来なかった……
9km通過が4.42と、明らかにペースが落ちたこの区間だった。

ラスト1kmなので頑張りたいのだが、スピードが全然出ない…… 7km地点の前で抜かした青いTシャツの人に抜かされたが、もうついていくことが出来ず…… 用水路への下りは脇腹に響いて非常に痛かった。
逆に上りは上半身を折るような感じで上ったので、脇腹が圧迫されて痛みが少なかった。 ラスト200mを全力で走ったのだが、ペースを上げることができず、そのまま苦しいゴールとなった。

走り終わりさえすれば脇腹は痛くないが、呼吸は非常に上がっていて苦しかった。 3杯くらい給水して、記録表を貰いに行く。
記録は44分32秒だった。 一応目標としていたキロ4分半ペースの45分を切ることはできたが、レース内容は非常に悪かった。 序盤に飛ばしすぎて後半ペースダウンするのは一番やってはいけないパターン。
出だしの1kmを20秒くらい抑えたタイムで入ることができていれば、こんなに早くから脇腹が痛くなることもなかっただろうし、8km以降の落ち込みもなく逆にペースアップ出来ていたかもしれない。
それと、レース直前に水分を取りすぎたのも、脇腹が痛くなったのに関係があるかも。 順位は10位で、この大会は小規模ながら8位までは入賞で賞状をもらうことができるので、入賞まであと2位、タイム的にはあと1分だった。 が、ここからあと1分削り出すのは難しいな…… 仮に出だしを20秒抑えて後半ペースアップ出来ていたとしても、60秒も短縮は出来ていなかったと思う。 せいぜい40秒くらいだろうか。 もっともっと練習が必要だな。


大会が終わった後は、車で着替えをして帰ることに。 帰りはお風呂でも寄って帰ろうかなと思っていたけれど、今日のレースは不完全燃焼だし、距離も10kmで心肺には負荷がかなりかかったが、足には負荷がそんなにかかっていないので、帰宅したらジョギングすることに決めた。 なのでお風呂はなしで。
もう15時になるが、お昼ご飯を美馬IC近くの「どん兵衛」といううどん屋で食べる。
最近全然行ってないが、毎週のように登山をしていた時は、この辺りの道をよく通るので、通算で100回以上この店の看板を見ているはず。 だが、今まで一度も立ち寄ったことがなかった。
今日はいい機会なので入ってみることに。 徳島でうどんってのもあれだけど、まぁいいか。
釜揚げ天ぷらうどんの大を食べたのだけど、値段は1,000円だった。 ここが香川なら、あと200円くらい安いだろうけど、徳島なのでしかたないかな。 味はまぁ美味しかった。
釜揚げ天ぷらうどん

帰宅してからはジョギングへ。 ペースは上げずに軽く走る程度で。 9.6kmを52分42秒で、キロ5分29秒ペースだった。
夜は英会話レッスンを、ナイジェリアの「John Ad先生」と。 2週間ぶりくらいの指名で、今日は写真描画レッスンを行った。 3つのテーマがあるのだけど、その内の1つが「イースター」に関するものだった。 少女がカラフルな卵を持っている写真だったのだけど、そもそも文化が違うのでイースターが何かわからなかった。
イースター=復活祭、という言葉だけは知っているが、具体的にいつなのか、何をするのかが。 この卵は何に使うのだろうか。 あとでWikipediaで調べてみよう。
ここ5年くらいでハロウィンが一般的に受け入れられるようになったのと同じように、イースターもそのうち日本で馬鹿騒ぎするようなイベントになっていくのだろうか?

ジョギング42.2km

晴れ大晦日の朝、目覚ましで6時半に起きる。 今日は42kmのジョギングに行かなくてはならない……
昨夜寝たのは25時半くらいだが、なんとかこの時間に起きることができた。 朝ご飯食べるものが無かったので、白ごはんに昆布のふりかけだけになってしまった。
これから長丁場なので、エネルギーが持つかどうか……

ジョギング用の半袖Tシャツにウインドブレーカーを羽織る。
下はジョギング用の長ズボンに、レース用の新し目のスポーツデポの靴下、靴はPUMAのスピードライトワイド。
装飾品はジョギング用の小銭入れに1,800円、スマホ、耳を隠せる帽子、手袋、イヤホン。

普段、ジョギング中にイヤホンはしないのだが、今日は長丁場だし、ほとんど車の通らないような道なので、大丈夫だろう。
42kmのコースは事前に決めてある。 4年前にロードバイクでウロウロしているときに、ほぼ42kmのコースを発見したので、今日はそのコースを走ることにしてある。
だが、このコースはいくつかの問題がある。 まずコンビニが無い。 コンビニはあるのだが、3km地点にある川岡のセブンイレブンか、36km地点にある空港下の岡のセブンイレブンになる。 つまり、序盤と終盤にはあるが、肝心の中盤に全く補給できるポイントが無いことになる。 終盤では補給に遅すぎるし、序盤では早すぎる。 そんな難コースだ。
さらに、柏原渓谷を越える付近はひたすら上り坂だったりするので、高低差がかなり激しいコースだ。

そんな不安を抱えているが、まぁなんとかなるだろう…… 目標は5時間以内。 フルマラソンの大会と違ってエイドも観客の応援も、共にゴールを目指すランナーもいないので、厳しい戦いになるだろう。
朝はかなり冷えており、走り出して最初の1kmくらいは非常に寒かった。 ペースは意識せず、完走することを目標として走っていく。
3km地点のセブンイレブンでは、まだ補給が必要ないのだが、ウィダーインゼリーを購入してその場で飲む。 ポケットに忍ばせて走るのは重いし左右のバランスも崩れて、太ももにも負荷がかかる。 2つ持てばバランスが取れるというのは無しで、ポケットに300gくらいの重さのものを入れること自体が負荷になるので。

このコンビニでの補給中にイヤホンをセットする。 イヤホンはウィンドブレーカーの内側に通して、ズボンのポケットに入れてあるスマホまでちょうどいい長さで、全然邪魔に鳴らない感じだった。 ジョギング中に聞くのは音楽ではなくPodcast。
予めGoogleポッドキャストで第1回~6回までをダウンロードしておいたので通信量は増えないので安心。 1回が40~50分あるので、ダウンロードしたものを聞き終えるまでには走りきれるだろう。
このPodcastはコンピュータ技術系の話題ばかりで、この界隈の人たちには大人気らしい。 そんなPodcastを聞きながら走ればモチベーションも上がって楽しく走れるだろう。

レクザムの方に走っていき、県道13号線を渡ってひたすら南に走っていく。 高松空港の西側の境界付近が10km地点。 ここで、高松空港とほぼ同じ高さまで上がってきているので、200mくらい上がっていると思う。 上りが多くて結構きつい。
ペースはコンビニ寄った間も時計を止めてないので安定してないが、6.15, 6.07, 6.06, 12.28, 6.28, 6.10, 6.08, 6.31, 6.17, 6.28と、概ね6分前半を維持できている。
この付近で喉の乾きを感じていたので、もう少し走ったところに自動販売機があるのを知っているので、そこで水分補給をしよう。

空港の西の端を右折して急カーブをしながら下っていく道へと進んでいく。 高松ロイヤルカントリーゴルフクラブの方に、国道377号線を渡って走っていく。
枌所幼稚園とか、廃校になった小学校がある付近が13.4kmくらいで、ここに自動販売機があるので補給する。
走っているので体は暑いのだが、両手は手袋をしているのに感覚がほとんど無くなるほど冷えている。 なので、ホットミルクティーを飲むことにする。
250mlの缶のしかなかったのだが、それで手を温めて、ほとんど一気に飲み干してしまった。 体は相当水分を欲していたらしい。 ここから先も店は無いが、さすがに自動販売機くらいはあるだろう。

県道39号線をひたすら南下していく。 アップダウンも当然あり、そのまま18.3kmくらいの地点まで。 ここで左折をして「柏原渓谷」「マウンテンドーム」を目指していく。 ここからは緩やかだが、ひたすら上り坂が続く。
20kmまでの10kmは、6.15, 5.56, 6.09, 10.54, 6.36, 6.16, 6.05, 6.10, 6.21, 6.13と、6分前半をキープ出来ている。 下り坂区間で1回だけ5分台を出しているが、5分台で走ったら最後まで持たなさそうなので、今日は無理せず、目標は完走なので。

22.2km地点くらいでマウンテンドームが見えてきた。 レストラン棟は電気がついていたので営業しているのだろうか。 立ち寄って温かい飲み物や食べ物を食べたいという欲求はあったが、まだ中間地点なので、ここで大休止してしまったら、後が続かないと思う。
誘惑に打ち勝ち、そのまま素通りすることができた。 この近辺は直径2mくらいの貯水タンクみたいなのがいくつもあったのだけど、表面には薄っすらと氷が張っていた。 山の中なので、相当冷え込むのだな…… 自分の手も、ずっと冷たいままだ……

ひたすらと上り坂を走り続けて、25.5km地点でようやくピークを迎える。 上り坂は7.2kmもあったのか、スマホのGPSによると7.2kmで200mも上がっているらしい。 緩やかな上りだったから助かったが、もっと勾配がきつくて、それが7.2kmも続くとなると死んでしまうな。
ここから先は急激に下るコースとなる。 下りはスピードに乗っていきたいところだが、まだ17kmもあり膝を痛めたくないので、ペースを落とし、脚に負荷がかからないように下りていく。 ひたすらと下り勾配の道を5.5km走り、国道193号線に出る。 ここからは、北上していくだけなので、ゴールがイメージできそうだ。
20~30kmまでの10kmは、6.11, 6.15, 6.00, 6.07, 6.33, 6.36, 5.48, 5.30, 5.33, 5.28と、上り区間でも6分前半、下り区間は5分半くらいのペースだったようだ。

国道193号線に出てからは、残り11kmなのだが、ここから先は我慢の11kmだった。 今まではほとんど車が通らない道を走っていたので、30kmですれ違ったり抜かされたりした車は10台も無いだろう、早朝だったし、それほど車が通らない道を走っていた。 だが、国道193号線はひっきりなしに車が走っている。 別に車はどうでもいいのだが、静かな山の中とは違うので、気分も変わってきてしまうな。
さすがに疲れも溜まり、脚も重いし痛くなってきた。 特に右のアキレス腱と、左の足の裏が。
疲労に耐え、残り距離を計算しながら走っていく。 36.5km地点が、香川町の川東下交差点で、ここから先は普段のジョギングコースだ。 だが、普段とは違って1kmが長い長い……
このまま帰ったら42kmにわずかに届かないので、41km過ぎてからちょっとだけコースを調整して、いつものゴール地点で、ぴったり42.2kmを迎えた。 最後は足が全然動かなくてかなりきつい走りだった。
30~42kmまでは、5.32, 5.31, 5.33, 5.40, 5.40, 6.03, 6.13, 5.25, 5.30, 5.37, 5.45, 5,52と、信号待ちで6分台があるが、ほぼサブ4ペースで走ることができた。 最後で5分台で走れたのは良かったが、非常に疲れた……

結果は42.2kmを4時間25分29秒で、キロ6分17秒ペースだった。 記録的にはフルマラソンを4時間半以下で走れたことになるな。 高低差は967mもあり、非常に負荷のかかるコースだった。 補給は3km地点のセブンイレブンでウィダーインゼリー、13.4km地点の自動販売機でホットミルクティー。 それだけで走り通すことは出来たが、体からはかなり水分が抜けているのを感じた。 しっかりと水分補給しなくては……

12月の走行距離は205kmとなり、歴代2位の記録だし、2ヶ月連続200kmオーバーとなった。
2018年自体の走行距離は1,379kmだった。

シャワーを浴びてグロッキーだが、お腹がとても空いているのでうどん屋へ。 「さぬき麺市場」で釜玉うどんとかぼちゃの天ぷらを食べ、年末年始の買い物をして帰宅。
釜玉うどん

夜ご飯は海鮮鍋で、それを食べた後は疲れ果ててこたつで寝ていた。 今日は大晦日なので家族でワイワイやっていたのだけど、22時半から英会話のレッスンをセルビアの「Vujan先生」と。 4度目の指名で、今日は写真描画をやった。 写真描画は英文を組み立てるのが非常に苦手なので、あまりやりたくない分野のレッスンなのだが、臆することなく挑戦するのが上達の近道だろうから、頑張って写真を英語で表現してきた。

英会話が終わったら妻と次女は初詣に出かけていたので、長女と長男と三女と、年越しそばを食べる。 途中でマリオカートとかゲームをやっていて、三女も頑張って夜遅くまで起きていた。
24時過ぎになって疲れ果てて寝ることになったので、三女と一緒に寝てしまった。
さすがにこの歳になると、新年の瞬間とか、全然楽しくもないし、盛り上がりもしないな…… 子供がおらず友達と一緒に過ごしているのなら、また別なのかも知れないが、年明けても27時位には眠くなるだろうし、徹夜で初詣とかは無理だろうな……

2018年はどんな目標立てたかな、と思って日記を見返したが、特に何も目標を立てていなかったようなので、振り返りがない……
が、最近いい意味で非常に忙しくて、毎日が充実している感じがするので、2018年はいい一年間だったと思える。

岡山でジョギングトレーニング

晴れときどき曇り6時50分に起床。 今日は岡山で元同僚とジョギングのトレーニングをする予定になっている。 荷物は前日に準備してあったので、顔だけ洗ってすぐに出発。 妻の実家に車を止めさせてもらい、高松駅から7時48分発のマリンライナーに乗り込む。 駅構内のセブンイレブンでおにぎり2つと温かい紅茶を買っておいたので、朝ごはんを食べながら読書を楽しんで岡山を目指す。 児島まではマリンライナーで行き、児島から各駅停車に乗り換えて大元駅を目指す。
大元駅には8時54分到着。 ここは、以前務めていた会社の事務所があるので、1度だけ電車で来たことがある。 あと数回は車で来ていたと思う。 だが、大元駅付近は岡山に遊びに来る時よく通るので、景色には多少見覚えがあった。
マリンライナー

元同僚と合流、5月に岡山で開催された勉強会以来だろうか? おかやまマラソン落選してしまったので先月は会えなかったし。
ジョギングの準備をして、いざ出発。 今日は30kmを目標に走る。 ペースを求めるトレーニングではないので、LSD的な感じでのんびりと走る。 金曜の夜から非常に寒いので寒さが心配。 耳を隠せる帽子と手袋は必須で、上は半袖Tシャツの上にウィンドブレーカー、下はジョギング用の長ズボン。 シューズはPUMAのスピードライトワイドで、レース用ではないが、この靴で30km走ったらどうなるか、足の様子を見るのも目的。 まだこの靴では15kmまでしか走ったことがないと思う。 ジョギング用の小銭入れに2,000円ほど入れて、スマホのRuntasticでタイムを測りながら走る。

臨港グリーンアベニューという遊歩道を南の方に走っていき、国道2号線を横断して、国道30号線を横断して、ひたすらと南に向かっていく。
ペースは特に意識してないが7分台を目指して走る。 6分台は早すぎで8分台は遅すぎのような感じ。 ただ、長い距離走るので、ある程度の意識はするが、ガチガチに意識せず成り行きに任せるような感じで。 信号待ちもあるし。

道なりに進んでいくと左カーブになっていて、進路は東南東になる。 のどかな住宅街だなぁ。 そのまま走っていき、大きな交差点を右折して南下していく。
「TSUTAYA AZ岡南店」というのがあって、少し走ると岡山南区役所の前の道にでた。 この道路はおかやまマラソンのコースで、あと1、2km走れば岡南大橋なので、この付近は28kmくらいだろうか? おかやまマラソンではきつくなって歩きたくなるような区間だが、今日はまだこの付近で6kmくらい。
そこから岡南大橋の方に向かうのではなく、道路をまっすぐ横断して南東の方に走っていく。 右手に「花回廊」というゴルフ場を見ながら、児島湖を渡る長い橋に差し掛かる。
橋の長さは1.5kmくらい? 湖の湖面に作られた橋なので、フラットでとても走りやすかった。 こんな景色珍しいし。

児島湖を渡り終えたら「金甲山」とう看板が見えてきて、行けるかどうか元同僚に聞いたら「反対側に回らないといけないので厳しい」とのことだった。 景色が良さそうなので行ってみたい感じだが、距離もかなり伸び、軽く400mくらいの山を上がらないといけないので、上ったら足が死んで帰れなくなりそうな気もする……

再び児島湖の反対側まで戻ってくるために、道なりに走って児島湾大橋という橋を走る。 橋まではずっと上り坂で、直前にはトンネルもあった。 そのトンネルを走っている最中に、白い車が走っていき、直後にパトカーが車間距離を全然開けずに走っていた。 なにかやらかしたのだろうか。
橋の長さは931mで水面からの高さは30m。 かなり高い位置を走っていて風を遮るものがないので、強烈な横風の中、走ることになった。
今日の寒い気温での強烈な風は、あっという間に体温が奪われた。 橋は1kmもの長さがあるので、7分ちょっとの間、ずっと寒風に吹きさらされていた。
橋の頂点から下り始めて、ようやく橋が終わって風が遮られて、寒さから開放された。 先程の白い車は、予想通りパトカーに捕まっていた……
児島湾大橋より

少し走り「ファミリーマート 岡山江並店」で休憩。 ここまで15kmいかないくらいで1時間50分くらい。 ファミリーマートではPayPayが使えたのでそれで支払う。 イートインスペースでファミチキとミネラルウォーターを飲んで休憩する。
15分くらい休憩したのだろうか。 再び走り始める。 すぐにおかやまマラソンの難所「岡南大橋」があったのだけど、こちらは水面からの高さは17mしかないし、距離も短いので、児島湾大橋とは全然違くて楽だった。 が、おかやまマラソンだと30km付近になるので、非常に苦しい位置で出現する橋なんだよな。

そのまま道なりに直進して、南区役所前を通過し浦安総合公園(西地区)の北側の道路を通って、笹ヶ瀬川沿いの道に出る。 ここはほとんど車の通らないのどかな田園風景の道で、のんびりと北上する。
おかやまマラソンのコースである、国道30号線に戻ってきて数百メートル走った辺りの自動販売機で飲み物を購入して、ラスト2kmくらいは歩いて戻る。

25.7kmを3時間38分33秒で、キロ8分29秒ペースだった。 歩いたのも含まれているので、実際は8分をギリギリ切るくらいのペースだったと思う。
LSDペースなので、25km走ってもほぼノーダメージだったのは収穫だ。 これくらいのペースで時間制限がなければどこまでも走れそうな気がするが、42km過ぎた辺りでガクっとくるのだろうか。 どんなペースで走っていても、突然走れなくなる時は来ると思うので、それがどこなのか……
ウルトラマラソンに出て確かめてみるしかないな…… さすがに練習ではLSDペースだとはいえ40kmも走れる気はしない……
元同僚は、足が結構辛そうだった。 おかやまマラソンに出走したのだけど、その直前で足を痛めて、今の完治はしないままやってるみたいなので、次のレースまでに治してもらわなくては。 次のレースは丸亀ハーフだと思うので、時間的にはまだ余裕があるので。

トレーニング後は「天然温泉ゆずき」に行く。 お風呂代を出してもらってしまった。
去年のおかやまマラソンでもこのお風呂に来たけど、中は全く覚えていなかった…… お風呂に結構長いこと入っていて、1時間半くらいいたのだろうか?
疲れた体は癒えたが、水分が出過ぎたかもしれない…… お風呂の途中で給水すれば良かったが、浴室の扉の外出たところに給水タンクあったのは、出てから気づいた。 入る前に気づいておけばよかった……

それから元同僚のジョギングシューズを見にゼビオへ。 ジョギングシューズはいろんなメーカーがあって、ナイキ、アシックスの2大巨頭の他にニューバランス、ミズノ、アディダスなどが置いてあった。 靴はフィットするのが第一条件で、その次に値段やカラーリングなどを選ぶようになる。 いくら高い靴でもかっこいい靴でもスペックがいい靴でも、足に合わなければ話にならない。 そんなで、靴を試し履きしまくって、ある程度の候補までは絞り込めたみたい。
自分も靴選びはかなり迷うが、今の所はPUMAがとても履きやすく愛用している。 が、PUMAはジョギング界ではマイナーで、取り扱っている店が非常に少なくて困る……

19時40分くらいからは夕飯を食べに「サイゼリヤ」へ。 「初デートでサイゼリヤ」という揶揄で有名なのだが、香川には1店舗も無いので気軽に来ることができない。 香川県民からしたら最寄りのサイゼリヤまでの交通費を考えると、「初デートでサイゼリヤ」は、「ミケイラでディナー」と同じくらいの値段になると思う…… とてもお腹が空いていたので「やわらかイカとアンチョビのピザ」「若鶏のグリル」を頼む。 久々のサイゼリヤでの食事はとても美味しかった。
やわらかイカとアンチョビのピザ 若鶏のグリル

サイゼリヤに2時間ほど滞在して、そろそろ高松に帰ることに。 比較的近いとのことだったので、妹尾駅まで送ってもらい解散となった。
おかやまマラソン以外で初めて岡山を走ったが、岡山はジョギング人口が香川と比べると3倍以上いそうな感じだった。 たまたま今日走った場所が遊歩道みたいな場所だったというのもあるだろうけれど、全部で30人以上は走っている人を見たと思う。 香川でも丸亀ハーフの前とかだと、サンポート周辺で走っている人を見かけることも多いが、普段自分の住んでいる付近ではほとんど走っている人を見かけない。 ジョギング人口は、単純にその地域の人口に比例するだろうから、当たり前だけど岡山は都会なんだなぁと。

妹尾を22時23分発のマリンライナーに乗って高松を目指す。 混んでいて座れなかったのだけど、次の茶屋町駅でかなりの人が下りて座ることができた。 児島駅ではさらに半分くらいの人が下りて、電車内はガラガラになった。 この時間に四国に帰る人はあまりいないのね。
高松駅に到着して、妻の実家に車を取りに行って、帰宅したのは23時40分くらいだった。 朝早かったし、LSDとはいえ4時間走っているし、電車での移動も座ってるだけだけど疲れた……
先程温泉に入ったが、髪の毛や体は濡らすだけで洗わないけど、湯船に浸かって体を暖めて疲れを取る。

夜は24時半から英会話のレッスンを、モンテネグロの「Vanja Jo先生」と。
カメラの解像度が悪いのか? なんだか映像はあまり綺麗ではなかった。 英会話の先生は、会社からそういう風に指導されているのかわからないけれど、背後に何もない状態にしている先生が多い。 例えば真後ろが壁とか、カーテンみたいなのをかけて背景を真っ白にしているとか。 たまに背景が生活感ある先生もいるが、割合としては2割くらいだろうか。 今回の先生は、背景に生活感があったのだけど、日本とは違って生活感があると海外の暮らしが垣間見れて楽しい。
レッスン自体は会話レッスンの「熱が出た」という題名の教材をやったのだけど、最初に習う単語で「immune system」というのを学んだのだが、日本語でいうと「免疫システム」。 DMM英会話レベル5の教材なので、自分がやるようなギリギリ中学2年生くらいの英語力の人がターゲットな教材なのだけど、そんな難しい単語を学ぶのかと思った。 使い所がなさそう…… 先生の英語をきちんと聞き取れたかわからないのだけど、モンテネグロではのど飴というのは医薬品になるらしく、コンビニやスーパーでは売っておらずドラッグストアで買わなくてはならないみたい。 日本では「スーパーに売っている」という話をしたら驚いていた。
薬についての話になって「大人用は錠剤、子供用は粉薬」というのを伝えたかったのだけど、単語がよくわからないので、今日も適当に英語を並べて「The medicine is tablet type for adult and powder type for child.」と言ったが、理解してもらえたのだろうか……

さすがに疲れ果てて、英語のレッスンが終わってすぐ、25時過ぎには寝てしまった。

第28回 福知山マラソン

曇りときどき雨木曜日の21時半に家を出発して福知山を目指す。 途中、スーパーで飲み物と、明日食べる用のバナナを購入。
高松中央ICから高速に乗ったのが22時位だと思う。 高速道路は、明日から3連休の為か、この時間なのに結構混んでいた。 高松自動車道は、4車線化工事の為、途中から追い越し車線もほとんどない状態で20kmくらい走らないといけないのだけど、車が連なっていて結構速度が遅かった。
淡路島を通過して、山陽道→中国道→舞鶴若狭道と走っていく。 ノンストップで走ってきたのだけど、西紀SAで休憩&夜食タイム。 山菜うどん+ご飯という、これまた普段食べない組み合わせのものを食べて、炭水化物を蓄える。 この時間にこんな量食べて、かなりお腹が苦しかった。 夕飯は普通に食べているので。
山菜うどん

25時位に福知山駅前に到着。 毎回利用している駅前のコインパーキングに車を止めて、ここで車内泊。 昨年まで1日の最大料金が500円だったのに、今日見たら650円に値上げされていた…… 年に1回しか使わないし、150円くらいいいのだけど。
いつも車内泊は快適じゃないので、少しでも快適にしようと思って、幅60cm、長さ100cmくらいの座布団みたいなものを2つ持ってきている。 後部座席をフラットにした上にいつもねていたのだけど、そこだと床が固くて痛いので、2枚の座布団を敷いてフカフカにしようという作戦。 これはかなり効果的で気持ちよかった。 枕も毛布も持ってきているので、上はダウンジャケットを着て、下は重ね履きズボンを履いて、暖かくして毛布にくるまって寝る。 寝たのは25時半くらいだったと思う。
深夜の福知山駅

福知山マラソン当日の朝、6時半の目覚ましで目を覚ます。 寝心地は良かったのだけど、気温が4度ほどしかなくて、非常に寒かった…… 毛布1枚じゃ厳しかったな…… 明け方4時位から寒くて何度も目が覚めてしまった…… 朝気づいたのだけど、Twitterで「福知山駅前に漫画喫茶あるよ」と情報を教えてくれた人がいた。 漫画喫茶で宿泊したことがないからわからないのだけど、寒い車内泊より快適に過ごせるのだろうか……? あとは値段だな、2,000円くらいかかってしまうなら車内泊を選ぶと思うし、もう1,000円出せば9号線沿いにあるカプセルホテルに泊まれるはず。

福知山駅構内にあるセブンイレブンでおにぎり2つとウィダーインゼリーを購入。 車の中でパンツをレース用のパンツに履き替えて、ジョギング用シューズを履いて、他の服はザックに詰めて、駅前のシャトルバス乗り場に向かう。
7時位のシャトルバスに乗って会場へ。 会場へはすぐに到着して、受付を済ませてゼッケンをもらい、参加賞を引き換えて、待機場所となっている体育館へ。 この時間、まだ体育館はガラガラだった。 この体育館、とても混雑して足の踏み場もなくなるので、今のうち場所取りを。 過去3回参加しているのでさすがに学習はしており、今日はレジャーシートを持ってきている。 1畳くらいの大きさなのだけど、流石にそれは混雑時に1人で占有したら邪魔すぎるので、半分に折りたたんで場所を確保する。 時間はまだ7時半くらい、レースが始まるのが10時半なので、3時間かけてじっくりと準備をしていこう。
シャトルバス 福知山マラソン

今日の福知山はあいにくの天気で、曇時々雨、最高気温は10度らしい。 かなりの寒さが予想される。 体が寒いのはなんとかなるのだけど、寒さで耳が痛くなるのに耐えられない。 一応耳をカバーできる帽子は持ってきたのだけど、この帽子ジョギングにあまりむいておらず、厚さもあるし不要になった際ポケットに入れるのも邪魔になる。
物販ブースがあるので、そこで別の帽子を買ってしまった。 2,500円もしたのだが…… しかもクレジットカードが5,000円以上じゃないと使えないと言われて、現金で購入することになった……

トイレに行ったり、おにぎりを食べたり、トイレに行ったり、バナナを食べたり、トイレに行ったり、歯磨きをしたり、トイレに行ったりと、トイレかなり多めだけど、スタート時間が近づくほどトイレが混雑して20分待ちとかになるし、きちんとトイレを済ませておかないと、レース中に腹痛になったり、小便に行きたくなったりで困る。
レース中にトイレに行くと、トイレに並ばないと行けないし、完全に脚が止まるので、次走り出す斎に非常に大変になるし、それまで走っていたペースでは走れなくなる。 なので、レース中にトイレに行くことは、レースを諦めるのと同じことだ。 なのでその辺りの管理はしっかりと……

靴はプーマの「Speed 300 RS IGNITE」、この靴は既に550kmくらい走っているので、正直どれを選択するか悩んだのだけど、一番履きやすいこの靴で挑むことにした。
靴下はスポーツデポの安物5本指ソックス、上は長袖黄色シャツ、下はジョギング用タイツ+ライムグリーンのハーフパンツ。 帽子は先程買ったやつで、手袋は水色の登山で使えなくなるくらい使い込んだ手袋。
更に受付時にもらえるバッグの中に入っている、雨風をある程度しのげるビニール袋を装着している。 補給食・飴、お金、スマホは無し。 寒くて鼻水が出そうなので、ティッシュを数枚ポケットに押し込んでおいた。

9時50分くらいに完全にレースの格好で外に出る。 10時から整列なので、準備は万全。 だが、外に出ると雨が降っていた…… 過去3回福知山マラソンに出場しているが、そのうち2回は微妙な天気だった。 そして今日も…… 福知山マラソンの日は、微妙な天気になることが多いみたいだ……
だけど、雨はスタート直前には上がってくれたので助かった。 自分のブロックはDブロック。 A~Gブロックまであるのだが、申告タイムを3時間44分59秒にしたら、Dブロックに配置された。

今回の目標は3時間45分を切ること。 それには、今までの自己ベストを10分縮めないといけない。 1km辺り15秒縮めなくては目標が達成できない。 1km15秒縮めるのって、相当大変で、それを42回も繰り返さなくてはならない。 まぁちょっと現実的じゃないので、せめて自己ベスト更新、最低でも4時間は切りたいなぁと思っている。
今シーズン最初のフルマラソン、毎年シーズン最初のフルマラソンでは散々な目にあっている。 それは距離に慣れていないため。 1回でも42kmを走れば、翌月などにフルマラソンの大会があってもいい結果が残せる傾向がある。

スタートの号砲が鳴り響き、いよいよ福知山マラソンが始まった。
出だしの1kmは下り坂。 スタート直後は混雑してるので、足がひっかからないように注意しながら走るのだけど、目の前に並列しながらゆっくり走ってる人がいたり、横にいた人が突然進路変更してきて自分の前に来て足が引っかかりそうになったりと、序盤はどんなレースでもこんな感じなので、焦らず確実に行こう。 少し走れば集団はバラけてくるので。
3kmくらいで混雑は大分緩和されて走りやすくなった。 着用していたビニール袋は、橋を渡る前に集めている係員がいたので、そこに捨てていく。
出だしの2kmは5.40、5.47と、混雑でペースが上がらなかったが、ここから一気にペースが上がる。 3kmは5.09で、目標としているペースより5秒位速いペースになった。
よし、これくらいのペースで走っていこうと思っていたのだが、4kmは5.03とさらにペースが上がっていた。 さすがに、このタイムだと最後までもたないと思うので意識してペースを落とす。

福知山駅前の大通りが通行止めにされていて、そこを駅の方に進み、駅前の信号でUターンして5km地点を迎える。 ここはきちんとペースが落ちて5.22だった。
ここまでの5kmは27.01で、目標としているペースよりは1分くらい遅い。 が、出だしの混雑は想定しているので焦りとかは無い。

左へ折れる神社付近で6kmだったと思うのだけど、6km、7kmの看板を見逃してしまった。 橋の手前に給水所があったので、多分7km地点くらいだと思う。
最初の給水はかなり混雑するので回避しようかと思ったが、想定外のペースで走っているため、念の為給水しておくことに。 スポーツドリンクの最終テーブルで給水して走っていく。

この辺りで暑くて帽子も手袋も外した。 帽子はズボンの左ポケットに、手袋は右ポケットに。 右ポケットに入っていたティッシュは、上のシャツの背中のところに500円玉サイズのポケットがあるので、そこに押し込む。

8km地点で由良川を上流に上っていく道になって、ここから延々と25km地点まで川沿いを上流に向かって走っていく。 25km地点で折り返して41km地点まで川沿いなので、実に33kmも川沿いを走ることになる。
8km地点で15.03。 3km分がここに含まれているので、大体5.01ペースだということがわかった。 想定より15秒近い速いペースでレースが展開していて、正直このスピードで最後まで行けるとは思えない。 だが、無意識に走っていてこのペースで走れているのを、意識して落とすのももったいない感じがする。 後半潰れるのは覚悟の上で、行けるところまでこのペースで突っ込んでみようと思った。 9kmを5.02、10kmを5.11で通過し、最初の10kmが52.17だった。

11km地点からは更にスピードが上がり、ほぼ4分台のペースで推移する。
4.47, 10.04(5.02×2km換算), 4.31, 5.04で15kmを迎える。 4.31というタイムが出てるけど、これは距離がおかしいと思う。 次の1kmが5.04と極端に落ちているので、前の区間が50m短くて、後の区間が50m長いのだろう。 ここまでの5kmが24.26なので、4.53ペース。
だが、まだ序盤の15km、半分にすら達していない。 果たして……

レース中は雨が降ったり止んだり、たまに日差しが差したが、基本的には曇り時々雨みたいな天気だ。 雨が降ると手が冷えてくるので手袋装着。 雨が止むと手が暑くなるので、手袋を外す、そんな感じで走っていった。

17km地点くらいに給食でバナナとチョコを配っていた。 が、後でオフィシャルプログラム見ても、この地点には給食はないのだが、配っているのがボランティアの人だったので、公式エイドのはずなのだけどな…… ちょっとお腹が空いた感じがしていたので、バナナを受け取って走りながら食べる。
20kmまでは4.32, 4.53, 4.50, 4.54, 4.58と、ずっと4分台で走れて、この5kmが24.07と、キロ4.50ペースまで上がっていた。

そしていよいよハーフ地点を迎える。 ここまでのタイムで、後半の展望が伺える。
ハーフの通過が1時間46分48秒。 単純に倍にすると、3時間33分36秒くらい。 このままいけば、目標の3時間45分は行けそうな感じだな。 既にハーフの距離走っているので当然疲れはあるし、左の太ももの前側も張り出した感じがする。 だが、もうちょっとスピードを上げる、具体的には、後半で今のペースより1分49秒削り出せば、3時間29分59秒でゴールできることになる。
マラソンで3時間半を切ることを「サブ3.5」というのだけど、それはキロ5分ペースで最後まで走らなくてはならないので、とても想像もできないペースだった。
ハーフマラソンでキロ5分の1時間45分を切れたのは、たった1年9ヶ月前。 それでも死にそうな思いで21.1km走ったのだけど、その倍の距離をキロ5分なんて……
その、想像もできない記録に、今挑戦できそうな可能性が見えている。 後半は当然体がきつくなってペースも落ちることが想像できる。 だけど、このチャンスに挑戦しないなんてもったいなさすぎる。
なので、後半は更にペースアップして、3時間半切りを目指すことに。 ここから走りを切り替えていく意識を持った。

だが、「走りを切り替える意識を持った」といっても、現実的には体が最後までもつかどうかなので…… 残り21kmで1分49秒削るには、1km毎に5秒ペースを上げなくてはならない。
4分55秒くらいで走っている中で、5秒上げるのって非常に苦しい。 しかも後半の21kmを。 それはスピードを102%に上げなくてはならないことを意味している。
例えば、サブ4ペースの5分40秒から5秒上げるとしたら101.7%になる。 同じ5秒でも上げる割合で考えるとかなり厳しい。

とりあえず折り返し地点までは今の走りを継続することを意識する。 20-25kmまでは4.17, 5.15, 4.26, 5.01, 4.51で、この5kmが23.50だった。 この記録が5km毎のタイムで一番速いタイムだった。
25kmで折り返して後半戦へ。 25km地点では施設エイドがあってお汁粉やおにぎりが振る舞われている。 いつもは立ち寄るのだけど、今日はもう、1秒すら遊ぶ余裕がない。
ここからもきつくて、30kmまでの5kmを4.49, 4.53, 4.41, 4.45, 4.44と走る。 この5kmが23.52だった。

30km地点に到達して残り12km。 12kmは練習でも走る距離なので、残り距離のイメージができて、普段のフルマラソンだと少し考えが楽になる距離である。
だが今日はそんなことはなく、ただひたすらと、自分との戦いだった。
30km地点で2.28.44だった。 3時間半を切るには、残り12.2kmを1時間01分16秒で走らなくてはならない。 12kmを5分ペースだと1時間ジャスト。 200mを5分ペースだと1分。 なので5分ペースで推移すると1時間01分かかる。 なので、キロ5分ペースで16秒の余裕が出たけど、キロ5分ペース自体がハイスピードなので、一度でも大幅に遅れたら、もう取り戻せなくなる危機感がある。

35kmまでの5kmは、必死過ぎてタイムを見落とした区間があったが、4.34, 10.10(キロ5.05換算), 4.56, 4.51と、ちょっとずつペースが落ちてきてしまっている。 この5kmが24.31で、キロ4分54秒ペース。
残り7.2kmで、残り36分43秒。 余裕が27秒増えて43秒になったが、まだまだ安心ができない。

終盤5kmは非常に苦しい走りになった。 もう脚が全然動かないのがわかっているが、ペースを緩めることが許されないので、腕を思いっきり振って、その力で脚を動かして前に進んでいく。 が、上半身を激しく動かすので、呼吸がかなりきつくなる。 しかも35km過ぎの給水で、手渡ししてくれる紙コップを掴みそこねて給水に失敗した。 スポーツドリンクはダメだったが、そのすぐ先に、真水の給水もあるので、そちらは確実に受け取り、事なきを得たが、精神的なダメージも食らいそうだった。
一番しんどかったのが37km地点を過ぎた辺り。 もう本当に脚が動かないと思った。 呼吸も苦しすぎてもう無理だと思った。
だが、ここまでの37kmは非常にいい走りをできて、残りはたったの5km。 諦めるのは簡単だけど、次いつこのチャンスが訪れるかがわからない。
ここで諦めたら、非常に辛かったここまでの37kmが全て無駄になる。 手を抜いて後悔したくない。 東洋大学のスローガン「その1秒をけずりだせ」じゃないけど、本当に僅か1秒手を抜いただけで負けたり失敗したりすることもある。 実際2週間前に行われた次女の陸上競技会でも1000mの入賞を僅か1.03秒の差で逃している。
「あの時もうちょっと頑張ってれば」という後悔は絶対したくない。 なので、ここから先は肉体的にもそうだけど、精神もかなり削りながら走っていたと思う。

37~38kmが100mくらい短くて、38~39が100mくらい長いようなタイムになってるけど、40kmまでの5kmは5.01, 4.50, 4.13, 5.44, 4.55で推移。
通常なら、ラスト5kmくらいで、ロングスパートをかけていくのだけど、もう既に25km地点からスパートをかけて、既に15km経過しているので、ラスト5kmでもラスト3kmでもスパートはかけられなかった。 自分の中で、ラスト2kmでスパートをかけようと決めていたので、ここからスパートをかけていく。
40km通過が3時間18分02秒、残り2.2kmで11分58秒なので、猶予は58秒に広がった。 が、福知山マラソンのラスト1kmは上り坂なので、全く安全圏内ではない。

スパートをかけたラスト2km、40~41kmは全然タイムが上がらず4.47だった。 そこから200m走って「残り1km」の看板を通過してから、地獄のラストの上り坂が始まった。
ゴールは1km先に見えている…… そこまで上り坂が続いているのも見えている…… 最後まで腕を大きく振って、苦しすぎて顎も上がるし、極端な前傾姿勢にもなるけど、ゴールを目指して走っていく。 1秒でも良いタイムを出せるよう走っていく。 沿道の応援を聞く余裕もない。 ただ目の前に見えているゴールに向かってひたすらと走っていく。
ゴールは非常に遠く、全然近づいてるように見えないのだが、確実に距離は短くなっているはず。 ラスト100mくらいになって、さらにペースを上げたが、多分1秒くらいしか変わってないと思う。 最後の最後まで全力で、本当に肉体の限界まで酷使してゴールした。

タイムは3時間28分47秒!! 目標を大きく上回って、自己ベストを27分も更新!! サブ3.75を狙っていたのに、まさかのサブ3.5を達成!!
ゴールした直後には歩くのが困難なほど、瞬間的に脚が痛くなって、もう脚を引きずらないと歩けないような感じだった。 これがアドレナリンパワーなのかもしれない。 極限の興奮状態だと痛みなどを感じない。 しかし極限の状態でも痛みや疲労はものすごい感じていたので、あれで興奮が覚めたらもう全く走れないのだろうな……

完走Tシャツや記録証をもらって、体育館までの道のりで温かい飲み物配っていたので飲んで、お汁粉食べて、豚汁食べて、温かいお茶飲んで、と、温かいものを食べまくりな感じで体育館まで戻ってきた。 これからすぐにマッサージを受けたい。 福知山マラソンは1,000円で有料マッサージのブースがあるので、貴重品受け取りに行って、上下暖かい格好をしてからマッサージを受けてきた。
マッサージ師は、京都洛南高校陸上部のOBで、トップクラスの選手時代の話をいろいろ聞かせてもらった。 5kmは14分台のタイムを持っており、1kmは2分50秒とかで走れていた選手時代。 そのクラスの人たちだと、キロ3分30秒ペースはおしゃべりしながら走れるペース。 キロ4分ならどこまでも走れるペースらしい…… 3分30秒より速いタイムで走らなかったら「今日は全然練習してない」と感じるらしい…… キロ3分での走りは、足音が「タッッタッッタッッ」という感じなのだけど、今走ると「ドスッドスッ」と聞こえるらしい。
そんな、未知の領域の話が聞けてとても面白かった。 マッサージは腰の横のツボ押されたり、膝の後ろ辺りのツボ押されたりしたときに、悶絶するほど痛かったが、マッサージを受けた後は、全然歩けなかったはずの脚が、レース前に戻ったような感じだった。 普通に歩いても痛くないし、筋肉疲労はかなりあるが、数キロは余裕で歩けそうなほど。 1,000円払ってもやってもらう価値は十分にあるな。

後の事が長くなるので、ここでレースの感想などを。
今回の福知山マラソン、当日朝の天気予報ではスタート時の気温が8度、最高気温は10度、天気は曇り時々雨と、寒いのが苦手な自分には結構コンディションが悪かった。
だが、結果的には雨はポツポツとは降られたが、レースに影響を与えるほどは降らなかった。 ただ、レース前まで降っていた雨で、道路には水たまりがある箇所もあった。 水たまりを避けて走るランナーもいるけれど、どうしても避けられない水たまりもあるので、自分は水たまりは無視してそのまま突入していく走りをしていた。 なので、靴が濡れて重くなるので、それが無かったらもう10秒くらいは短縮できたかもしれない。
序盤で想定ペースを上回る走りをしてしまったのは完全にレースプランの失敗だけど、最後までなんとかいけたので結果オーライ。 だが、レース前の時点で自分の実力を甘く見積もりすぎていたということになるので、そこは反省しなくてはならない。
25kmまではあっというまだったが、後半の12kmは非常にきつかった。 長い距離は1週間前に20km走っただけで、その前に15km以上走ったのが8月に2回、その前が4月のフルマラソンなので、長距離の練習は全然出来ていないはずだった。 逆に言うと、もっと長距離の練習をしておけば、今以上のタイムを出すことは容易いと思うので、これから2月まではそういう練習も重点的にやっていく。
ネガティブスプリットで走れたのは非常に自信になり、後半の精神力もついたと思う。 あとは残り2kmでラストスパートをしたのだけど、結果を見ると全然出来ていないようだったので、もうちょっと絞り出す力をつけたい。 が、これは最後まで100%の力を出し切れたのかもしれない? 今回の走りが「偶然」じゃないよう、しっかりと結果を出していこうと思う。
福知山マラソンの記録
帰りはシャトルバスで「桜湯」の前で下ろしてもらい、昔ながらの銭湯で汗を流す。 銭湯はランナーで賑わっていた。 毎年利用してなかったのだけど、今年は利用してみようと思って来てみたのだけど、体が綺麗になって素晴らしかった。
桜湯

銭湯後は、福知山駅前のコインパーキングまで20分くらい歩かなくてはならなかったのだけど、マッサージを受けているので苦なく歩くことができた。
車に乗り込んで、今夜宿泊するホテル「アールイン福知山」へ。
このホテルは、福知山マラソンのエントリーが始まるよりかなり前、今年の3月上旬に「Booking.com」で予約しておいた。 福知山マラソンの公式ツアーでも予約が取れるのだけど、自分で予約したほうが早く安く取れるし、今回はどうしても駅から徒歩圏内の場所に泊まりたかったので。
アールイン福知山

チェックインをしたのが16時半くらいだったので、17時から英会話のレッスンをすることに。 今日行く居酒屋があるのだけど、そこは17時開店なので少し時間がある。
今日はレースで英会話レッスンはできないかな、と思っていたので、こういう空き時間に直前での予約でもレッスンが出来るので非常にありがたい。
フィリピンの「Lance G先生」と発音のレッスンをする。 先生に「さっきマラソンを走ってきた」という話をしたかったので、なんとか英作文をして伝えることが出来たが、自分の発音が悪くて「marathon」という単語が伝わらなかった…… 先生は「marasong」と聞こえていたらしい。

英会話レッスンが終わってから、18時位にお店に行く。 去年も訪れた「地下酒場」に行く。 今日は店内はランナーで賑わっていた。 去年と同じカウンターに座っていろいろ注文する。 大将は自分より年上だけど若くて格好いいのだけど「去年来たこと覚えてますか?」と聞いたら「なんとなく覚えてる」と言ってくれた。 昨年は常連のお客さんがいて、その人と1年後の今日、再びこの店で会う約束をしていたので訪問したのだけど、大将が「あの人、体を悪くしてしまった」と言っていた。
一人でスマホいじりながら2時間くらい飲んで食べていたのだけど、突然その人がやってきた。 「去年約束したから、来ないとね」と言いながら。
いろいろ話を聞いたら、とある病気で1ヶ月間も入院していて、つい先週の金曜日に退院したばかりとのことだった。 医者や家族からはいろいろ止められているのだけど、あまりいいつけも守らず、退院1週間なのに会いに来てくれたのが嬉しい。 その人は昨年かなり酔っていたので、もしかしたら忘れてるのかと思っていたが、バッチリ覚えてくれていた。 ビールや焼酎は飲んでいたが、食べ物は気を使っているみたい。
楽しい再会をして、大将には来年も来る旨を伝えてお会計をしたのだけど、今日はかなり食べたり飲んだりしていて、1人で6,000円以上も使ってしまった…… ビール2杯、日本酒2合。 飲み物だけなら2,000円超えるくらいだけど、焼き牡蠣を食べたり、ホタテバター食べたり、鶏肉系や刺身の盛り合わせなど、食べたいものを食べたいだけ食べていたので。 だが、せっかくの福知山なので満喫しないといけない。
地下酒場

おじさんと、すぐ横にある焼肉屋「駅北酒場 肉山田肉男」という変なネーミングの焼肉屋へ。 ここは30分290円でドリンクが飲み放題の店らしい。 当然ビールやウイスキーや焼酎のアルコール類もあるのだけど、入れるのはセルフサービス。 この店で知ったのだけど、このおじさんは福知山の主とまでは言わないが、かなり顔が広い人らしい。 若い頃の武勇伝とか、義理人情とかいろいろ聞かせてもらった。 焼肉屋はおじさんにおごってもらってしまった!
ローストビーフ

続いて徒歩数分の所にあるバーに連れて行ってもらった。 入口のシャッターは半分下りていて「Close」の看板が出てるのに、おじさんは余裕で入っていく。
会員制ではないけれど、知ってる人達だけ来店できるような店らしい。 なので、常に入口は閉まっているらしい……
もうお腹も一杯でかなり眠たく、マスターのお勧めを一杯だけいれてもらった。 クランベリーと桃のお酒に炭酸を入れたものらしい。 名前はわからない…… おじさんはブラックコーヒーを2杯飲んでいた。 50分ほどしかいなかったけど、さっき焼き肉おごってもらったので、ここの会計は自分が払った。

駅前でおじさんと、来年も会う約束をして別れた。 おじさんは体に気をつけてもらわないと…… 来年は「うどん」を忘れずに持っていくので!!

ホテルに戻ったのは24時位だと思うのだけど、さすがに疲れすぎていて、すぐに眠りに落ちることができたと思う。

高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2018

晴れ今日は「高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2018」の日。 6時半に起床して、ふりかけで朝ごはんを食べる。
妻の会社の社長と一緒に行くので、コンビニでバナナ+ウィダーインゼリーを購入。 バナナを食べてから社長を迎えに行って庵治に向かう。
駐車場になっている庵治中学校に着いたのは8時20分くらい。 参加賞引き換えは8時40分~9時半まで、開会式は9時45分から、12kmの部が10時50分からなので、かなり時間に余裕がある。
芝生の上にレジャーシートを敷いて、レースの準備をゆっくりとする。
開会式の音声をスピーカー越しに聞いて、ウィダーインゼリー飲んだり、ウォーミングアップしたり、トイレに4回も行ったり。 ウォーミングアップはいつもより入念にした。
12kmと距離が長くないレースなので、レース前半をウォーミングアップに使うことができない。 最初から全力で行かなくてはいけないので、事前のウォーミングアップは必須。
マラソン会場

今回の大会は12kmの部なのだけど、度重なる台風被害により路肩が崩落して車線が狭くなっている箇所がある。 その箇所を回避するために、折り返し地点が従来の場所より600m短縮されて、往復で1.2km短縮。 コース自体の長さは10.8kmになってしまっている。 日々トレーニングを重ねてきているので、毎回自己記録更新するのが目標なのだが、今回は距離が違うので自己記録更新にはならないし、ペース的に逆算して参考記録として扱うしか無いな。 しかも1.2kmの短縮は結構大きくて、今回走った平均ペースで、あと1.2kmは走れると思えないので、従来の記録より数十秒は速く計測されてしまうだろう。 一応今回の目標はキロ4分40秒を切って50分以内でゴールすること。

スタートは並ぶのが少し遅くなって15列目くらいになってしまった。 スタートの号砲と同時に走り出していくので、最初の200mくらいは全然上手く走れなかった。 ヤマザキストアの信号を左折したあたりでランナーが減ってきたので、自分の走りに切り替える。 スタートで少しロスしてるので、巻き返さなくては。 1km地点までは平坦なので、ここできちんとペースを作っておかなくてはいけない。
最初の1kmは4.38で通過。 ここからアップダウンが始まる。 1km過ぎからのアップダウンはまだ余裕があるので上りで落ちたペースを下りで取り戻す。 海沿いの道に出たら下りのスピードを使って走っていく。 いい感じに走れて4.22。
2km過ぎに給水地点があり、ここで給水をする。 暑いとかではないのだけど、ペースがかなり速いので水分不足になりそうなのと、口の中を洗い流すので。
このあたりで、新田町にある居酒屋チームのシャツを着た女性が目についた。 自分とほとんど同じくらいのペースなのだけど、下り坂を使って抜かしていく。

給水をして5kmコース折り返し地点前後にあるアップダウンを超えて走り3km地点を4.27で通過。
4km地点直前にもアップダウンがある。 左側に巨大な別荘がある地点が4kmで、この区間を4.15で通過。 かなりいい感じで走れているのだけど、まだ4km。 半分にも達していない。 5km地点からは長い上り坂なので、この区間でちょっとペースを落として走っていくことにする。
5kmまでを4.24で走り、難所である上り坂に向かっていく。 今回短縮された600mのうち400mくらいが上り坂で200mくらいが非常にゆるい下りなので、難所が短縮されたのが、気持ち的にはかなり楽だった。
上り坂でかなりペースが落ちるし、心拍数も上がるが「坂の距離はいつもより短い」と自分に言い聞かせて走っていく。 坂の途中に折り返し地点があり、折り返して心拍数を抑えながら下り坂を使ってスピードアップしていく。
給水地点ではしっかりと給水を取り走っていく。 ペースが速すぎて喉に唾液が絡んで時折吐きそうになる。 なので、水で口を洗うのは非常に重要だ。

6km地点は看板があったかわからないが、見逃してしまったらしく、次の看板は「残り4km」だった。 この区間は1.8kmのはずで、タイムは7.31だった。 苦しすぎてパッと計算出来なかったが、2kmだったら8分台後半だったら今と同じペースなおで、それより1分以上速いので、同等以上のペースで走れているだろうと思った。
だが、復路は向かい風気味だったので、なるべく前のランナーの後ろにぴったりとくっついて、向かい風の影響を受けない走り方を意識して行く。 が、自分のペースより遅いランナーについてしまっては意味がないので、何人か抜かして、良さそうなランナーの後ろについて走っていく。
このあたりで背の高い女性ランナーが目についた。 平坦は下り坂ではそのランナーより速く走れるのだけど、上り坂で一気に抜かされていく。 そんな抜かしたり抜かされたりを、これから先繰り返していくことになる。

残り3km付近でスタッフの男性が「75番目、76番目、77番目」と通過人数をランナーに聞こえるように読み上げてくれていた。 自分は「80番目」だったのだが、直後に81~83番まで読み上げている声が聞こえたので、真後ろに3人いるらしい。 ここの上り坂で真後ろにいたと思われる2人に抜かされたが、別の1人を抜いたので、自分は81番目のはず。 というのを考えながら走っていたのだけど、抜かしたり抜かされたりが激しいので、すぐに数えるのをやめる。
この区間は4.51で、結構遅くなってしまった。

5kmコースの折り返し地点では、5kmのランナーが続々と折り返してくる。 ゼッケンを見ればカテゴリーがわかるのだけど、胸側につけないといけないので、後ろ姿だけではどのカテゴリーの選手かはわからない。 なので、自分の現在順位を数えていても、抜かす度にゼッケンを確認するのは非常に無駄な動きなので、数えるのを止めて良かったと思った。
ラスト3km~2kmの区間は4.19でペースは回復。 この付近で最後の給水所があり、一口飲んで口を洗いでゴールに向かって全力で走っていく。

この付近で序盤に見つけた三馬力チームの人に抜かされた。 ついて行こうと思ったがどんどん先に行ってしまいついていくのを諦める。 代わりに紺色のウェアを着た背の高い弾性がいたので、その人の真後ろにピッタリとくっついて走っていく。 ペースはちょうど良いので、この人に引っ張ってもらうことにする。
ゴールまで1.7km~1.5km地点くらいが上り坂でここでペースが落ちそうになるが、なんとか紺の男性に付いていく。 坂を上りきり下りでスピードアップできるが、その男性も当然スピードアップするので離されないように。 ラスト1kmの看板までの区間は4.33。

いよいよラスト1kmになったのだが、かなり限界近いペースで走っているので、ラストスパートするにはまだ長すぎる。
ラストスパートするとしたらヤマザキストアを曲がってからの、ラスト200mだな…… だが、残り700mくらいのち天で、紺の男性がラストスパートをかけて先に行ってしまう。 ちょっと速すぎるが自分もスパートをして男性に付いていく。 それほど急激なスピードアップじゃなかったので、嫌がらせのように真後ろにピッタリとくっついてペースを維持していく。
ラスト400mくらいで、先程抜かれた三馬力チームの人を、紺の男性と一緒に抜き去っていく。 で、ちょっと早いけど、ヤマザキストアの少し前、残り300mくらいの地点からラストスパートをする。 紺の男性の横に出て一気にスピードを上げて抜く。 ラストスパートをしてしまったので、もうペースは落とせない。 死力を尽くして走っていく。
ヤマザキストアを右折して緩やかな左カーブを曲がればゴールなのだが、それが非常に長く感じた。 ラストで呼吸もままならないし、フォームが非常に乱れているのがわかるが、なんとかフォームを立て直し、腕を大きく振ってスピードを出す。 最後の直線は100mもないのだけど、非常に苦しくて長く感じた。 で、ラストスパートのペースを維持したままゴール。 ゴール直後は吐きそうな程、心肺がやられた。

ゴール時に止めた時計では、ラストの1kmを3.49ペースで走っており、ゴールタイムは47分13秒だった。 苦しすぎて計算もできないので、レジャーシートの上に倒れ込んで、呼吸を落ち着かせる。 数分で呼吸が落ち着いたので、給水所で給水をして、記録証を発行してもらう。
記録上は47分12秒で、手元の時計より1秒速いタイムだった。 ペースはキロ4分22秒ペース。 これはとんでもない記録だった。 仮に12kmだとしたら、52分24秒となる。 1km延びるので30秒くらい増えたとしても53分を切れるので、従来の自己ベストを2分も更新する記録だったはずだ。

復路で抜かしたり抜かされたりした女性は、自分のすぐ後にゴールしたのだけど、青年か壮年かどちらか忘れてしまったけど、1位だったらしく、表彰の対象になっていた。
今回のレース名簿を見ていたら、8月に富士山に一緒に行った人が2名載っていたので、参加しているぽかったけど、会場には1,000人近くの人がおり、偶然出会えることはなかった。
お店に行けばいるのだろうけれど、家からちょっと遠いので行くのはいいけど、帰るのが面倒だしなぁ……

妻の会社の社長は、1時間切りが目標だったが、僅かに及ばず1時間02分台のタイムだったと言っていた。
レース後は、汗を流すために、参加賞に無料券の入っている「ほっとぴあん」へ。
毎回ここで汗を流しているのだけど、レース後のお風呂はとても気持ちが良かった。

帰りは「一鶴」で美味しい美味しい骨付鳥を食べたのと、普段はビール以外飲まないようにしている炭酸飲料「コカ・コーラ」を飲んでしまった。
たかが「コーラ」だけど、コーラを飲んだのは昨年のおかやまマラソンのレース中の施設エイド以来だと思うので、ほぼ1年ぶり。
骨付鳥 おにぎり

15時位に帰宅したが、疲労困憊で昼寝をしてしまった。
17時過ぎに起きたら妻や三女が帰宅していた。 今週のいつだったか忘れたけど、三女と「温泉でも行こうか?」と話していたのをスッカリ忘れていたのだけど、三女は覚えていたらしく「これから温泉に行きたい」と言い出した。 ついさっき風呂に入ったばかりなので、今日はもう入らない予定だったのだが……
仕方なく「天然温泉きらら」で、もう一度お風呂に入る。 ここは電気風呂があるので、それを浴びて酷使した太ももを癒そうと試みていた。 併設されている食堂で夕飯を食べて、三女は大満足だった。
海鮮丼

19時過ぎに再び家に帰ってきたが、疲労困憊で先に寝させてもらうことに。 夜は22時半から英会話のレッスンがあるので、それまで2度目の仮眠を……
途中で三女が寝るためにベッドに入ってきたので目が覚めてしまったが、2回の仮眠で合計4時間くらい寝たと思うので、体力は回復しただろう。

夜はDMM英会話でボスニア・ヘルツェゴヴィナの「Miralem先生」とレッスン。
新米の先生で、評価のまだ14件しかついていなかった。 いろんな先生にチャレンジできるのも、オンライン英会話の醍醐味なので、ベテランの先生もなりたての先生も試してみて、自分にあった先生を探すのが楽しい。
今回は文法教材を選択して、内容的には結構簡単な「Yes, I am. No, I’m not.」というような、非常にシンプルな受け答えの練習をする。 内容的には、さすがにこの程度のことはわかっているのでスラスラと解くことができた。 新米先生なので、かなり真面目でレッスンノートにも大量に記入してくれて良かった。

その後は寝ようかなと思っていたのだけど、本日開催された、大学女子駅伝を見てしまって、結局寝たのは25時40分くらいになってしまった。

今回のペース
1km 4.38
2km 4.22
3km 4.27
4km 4.15
5km 4.24
6.8km 7.31
7.8km 4.51
8.8km 4.19
9.8km 4.33
10.8km 3.49
平均 4.22
ゴール 47.12

第1回 まんのう10Kマラソン

晴れ7時に起床。 今日は「第1回まんのう10Kマラソン」というジョギングの大会に参加する。 地元香川県の「満濃池」で開催される第一回目の大会。 第一回目ということで、運営に少々不安があるが、運営会社が「フィールドブレイン」という、数多くのリレーマラソンを主催している会社なので、まぁ大丈夫だろう。 以前出場した「まんのう公園リレーマラソン」「FM香川リレーマラソン」も、この会社が主催している。
家から近いので、7時半に出れば良いかなと思って出発。 途中コンビニで、朝ごはんのパンを購入して、満濃池公園には8時10分くらいに到着した。 のだが、駐車場待ちで渋滞していた。 パンフレットにかかれていた、満濃池公園の駐車場は既に満車になっていて、別の駐車場に案内されていた。 駐車場から結構走って「こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部」の駐車場に案内された。 ここも満車になりつつあった。 結構駐車場に入るまでに時間を使ってしまって、トイレ行ったりしていたら、8時40分から始まる開会式には間に合わなかった。
荷物預かりが結構適当で、普通の荷物は、係員の管理していない場所に、番号札をつけて大雑把に置くだけ。 貴重品預かりがあって、ここはきちんと係員が居て対応してくれていたので、財布などはそちらに預ける。
整列は9時からで、スタート地点は自己申告タイムの3ブロックに分かれていた。
「50分以内」「70分以内」「それ以上」。 自分の目標は45分切りなので、先頭ブロックに並ぶ。 といっても、1,000人規模の大会なので、スタート地点は全然混雑していなかった。
開会式

スタートは9時20分。 カウントダウンが始まっていよいよスタート。
今回は45分切りなので、キロ4分30秒より速いペースは走らなくてはならない。 ちなみに今までの自己ベストは45分51秒で、キロ4分35秒ペース。 たった51秒縮めるだけだけど、キロ5秒縮めるというのは、非常に難しい。
今回のコースは坂の多いコースだというのが、事前に届いた書類に書いてあった。 スタート直後の下り坂がメチャメチャ急で、意識してスピードを緩めないと危険なほどだった。 ちなみに、今下ってきた下り坂は、ゴール直前に待ち受ける急な上り坂となる。 出だしは下り基調なのもあって、最初の1kmが3.59と、普段だとありえないような3分台で突入してしまった。 下り坂とはいえ、これはオーバーペース、とてもこんなペースじゃ10km保つことができない。
ここから平坦になり、満濃池沿いを走るコースになる。 道幅が狭く3mくらいしかない。 が、参加人数が少ないので、それほど邪魔にならずに走ることが出来るけれど。
少しペースを緩めたが、それでも2kmまでが4.17と、これでもまだ速いペースだった。 呼吸がけっこうきつく、このペースでも持ちそうにない。 さらにペースを落とすことにする。
3km地点で4.29。 いい感じのペースに落ち着いてきた。 2km地点を除いて、1km毎の地点に給水所が設けられている。 たった10kmの大会なのに、給水所が9箇所もある。 この時期に開催されるので多くするのはわかるのだけど、それでも給水所の数は異常に多すぎるなと思った。 当然だけど多い方がよく、不要ならパスすればいいだけなので。
気温も高く、ここまで飛ばしすぎたので、この地点で給水をする。
少し走ると遊歩道から車道に出て、折り返してきたトップのランナー達とすれ違う。 4km地点の給水所でも給水する。 すぐに折り返し地点があり、折り返して走っていく。 ここまでは4.35で、目標ペースより少し落ちてしまった。 前半の貯金がかなりあるのだが、ここまでは全体的には下りになっている。 ここから先上りが待ち受けているのと、最後の最後で上りなので、どれだけ貯金が出来るかが勝負だな。
5km手前から上り坂が始まった。 ここの上り坂は傾斜はそれほどでもないのだけど、ダラダラと長く続く。 短いカーブを曲がって先を見ると、まだ坂が続いている。 カーブまで到達して先を見ると、まだ続いている……というのを何度か繰り返す。 そんな感じで、メチャメチャ苦しい区間だった。
5kmが4.45、6kmが5.24とかなり落ち込む。 ここから7.5kmくらいまでが緩やかな下り坂なので、その下りを使って呼吸を整えるが、足が全然前にでなく鳴ってしまった。
5km、6km共に給水して、こんなに給水が必要なのか、と自分でもビックリするほど体が渇く。

6km地点手前からなのだけど、前にエンジ色のシャツを来て、ナイキの自分と同じ水色のカラーリングのシューズを履いている男性を見つけた。 ペースが同じくらいなので、ピッタリ後ろに付いて走っていたのだけど、自分がもう少しペースアップできそうだったので、抜かそうと横に並んで抜きにかかる。 が、その男性も抜かれずにほぼ真横につけて、並走することになった。 200mくらいそんなで牽制しあっていたが、抜くのを諦めて、その男性の背後にピッタリと付いて走ることに切り替えた。
7kmの給水はパス、タイムは4.20。 この区間はずっと下り坂なので、ここは飛ばしても大丈夫だった。 その代わりにに、カーブを名一杯インコースに入って、なるべく最短ルートで走る。
エンジ色の男性は給水したので、ここで抜かすことができた。 が、差は3mくらいしかないと思う。
7.5kmくらいまでは下り坂だったのだけど、ここで道が平坦に戻る。 そして、再びエンジ色の男性に並ばれて、今度はすぐに抜かされてしまった。 離されないよう、後ろについていくが、スピードが速くついていけず、徐々に離されていく。
8kmは給水をする、タイムは4.16。 平坦な区間は短く、8.5kmからまた上りになる。 この上り坂はゴールへ向かっていく上り坂となる。 9km地点が1km地点とほぼ同じなので、まずはそこまで上って、500mくらい少し下って、ラスト500mが急激な上り坂になるはず。
ここにきての上り坂はメチャメチャきつくペースが面白いように落ちていく。 だが、きついのは皆同じで、エンジ色の男性もペースが落ちていて、この坂の途中で抜かすことができた。
9km地点でも給水、タイムは5.21。 この時点で、手元の時計では41分20秒くらいだったと思う。 残り1kmでこのタイムは絶望的だった。 最期の坂があるのだが、キロ5分で走れたとして、46分20秒くらい。 45分台に持っていくには4分40秒くらいで走らなくてはならない計算になる。
ずっと限界近いペースで走っているが、ラストスパート的なことをして走る。 最後の最後に待ち受けている上り坂は、腕を後ろに大きく振ることを意識して、なんとか推進力を得て走っていく。 限界ギリギリで坂を上りきって、平坦なラスト100mくらい。 さらにペースを上げて走りきってゴール。
ゴール直後は呼吸がやばかった……

給水所で水をもらって、記録証を発行してもらう。
タイムは45分42秒だった。 手元の時計ではラスト1kmが4分09秒で走れたことになっているが、これは正しいのだろうか。 まぁロードの10kmで陸連公認とかはないので、多少の誤差はあっても問題はないが。 目標としていた45分切りは達成できなかった。 だけど、一応ジコベストは9秒更新することができた。 たった9秒だけど、更新できたのは嬉しい。

完走後に参加賞引き換えコーナーが出来ていて、参加賞をもらう。 参加賞をもらうのに何も提示しなかったし、ゼッケンも控えられていないので、もらおうと思ったら何個でも参加賞をもらえてしまえそうだった。 人数が少ない大会だから、顔を覚えているかもしれないけれど。
参加賞の中には「うどん引換券」があり、これでうどんを食べることができる。 うどんは熱いうどんかと思っていたのだけど、食べてみたら冷たいうどんで、出汁はかなり濃く、疲れた体にはメチャメチャ美味しかった。 うどんを食べながら木陰で30分以上休んでから帰ることに。 参加賞の中には「塩入温泉100円引き券」も入っていたが、風呂はいいかな…… すぐ家に帰れるし、換えのパンツ持ってきてないし。
ゴール地点 うどん

今回のレース、駐車場に思ったより時間を使ってしまったのが厳しかった。 コース自体は、事前に坂のあるコースだと認識していたので問題なかったし、ラストの坂も当然きつかったのだけど、それよりも5km前後の坂のほうがキツかった。 給水所は9箇所のうち7箇所利用したので、こうやって考えると全然多すぎなかった。 きつい大会だったけど、近場で開催された大会だし、普通のマラソンシーズンとは時期が外れているので、参加しやすくていいなぁ。 来年も開催されるなら出場したいが、オリーブマラソンと同日は避けてほしいかな。

家に帰ってシャワーを浴びてからは、長男と三女と遊びに行くことに。 まずはお昼ご飯を食べに「源平うどん」へ。 つい1時間前にうどんを食べたばかりだが……
醤油うどん

疲労と睡眠不足で眠くてヤバイのだけど、峰山公園のハニワっ子広場の方でで13時過ぎ~17時過ぎまでたっぷりと遊んできた。 アスレチックも全コースクリアしたし、満喫はした。
途中眠すぎて、ベンチでウトウトしていたけれど。
峰山展望台より

夕方は仏生山プールへ。 トライアスロンも近いので泳ぎの練習もしなくてはならず、平日に行くのは非常に厳しいので、疲れ果てているのだけど、なんとかプールで1時間ちょっと泳いできた。 距離は2kmも泳いでいないと思うけれど、プールで全身運動したら、疲労が少し楽になったような感じがした。
なので、夜は三女を寝かしつけながら一緒に寝てしまうことはなく、マインクラフトを26時過ぎまで楽しんでしまった。