香港三日目

雨のち晴れ8時起床。 かなり眠い…… 今日はマカオに行く。
「尖沙咀」にある「海港城」というところからフェリーに乗ろうと思ったが、外は大雨。 傘を持っていないのでそこから乗るには厳しそうだ…… 「上環」にある「港澳埠頭」からフェリーに乗ればほとんど濡れずにいけそうだ! さっそくMTRに乗って「上環」に向かう。
雨に濡れずフェリー乗り場に到着した。
さて、マカオ行きのチケットを買うか。 中国語と英語しか書いてなくて買うのに苦労した。
マカオは中国と言っても、元ポルトガル領。 1999年に返還されたが、今では中華人民共和国澳門特別行政区となっていて、一応中国なのだが、マカオに入るのにパスポートが必要だ。 香港出国手続きをしてターボジェットフェリーに乗っていざマカオへ!
60分くらいの船旅だが眠くて眠くて…… 途中で入国カードが配られたので記入する。 しかし観光ガイドに載っているのは香港への入国カードで、マカオへの入国カードの記入の仕方がわからなかった。 香港への入国カードと違うところは、入国証明書の種類を書くらしい。 日本人はPASSPORTと記入すればOK。
出航表 船のチケット マカオ行きターボジェット

フェリーが港に到着した。 入国審査も問題なく通過できた。 港から外に出てみると相変わらず激しい雨…… とりあえず両替するか。 マカオの通過は「Pts(パタカ)」)だ。 独自の通貨単位があるのだが、香港$も使える。 便利だな! 500HK$をパタカにしたら500ちょっときた。 HK$より安いみたい。
観光するためにマカオの中心部に行きたいがけっこう距離がある。 タクシーで行こう!
日本と違ってタクシーは安い。 初乗りが1.5kmで10HK$、以降200mごとに1HK$だ。
「セナド広場」というところまで17HK$で行けた。
マカオはバイクがいっぱい

タクシーを降りると雨はほとんど止んでいた。 近くの服屋に折り畳み傘が40HK$で売っていたので購入。
すぐそばに「聖ドミンゴ教会」があったので入ってみる。 キリスト教の教会。 天井が高く内部はきれいだった。 だけどあまり興味はないな……
次に「モンテの砦」に向かう。 団地の中に紛れ込み細い急な上り坂を歩き、クタクタになって到着。
17世紀の初めイエズス会によって作られたらしい。 砦というだけあって、防壁がありその隙間から大砲が顔を出している。 大砲は今でも残されている。 景色もよくてなかなかいいスポット。
セナド広場 聖ドミンゴ教会 聖ドミンゴ教会 聖ドミンゴ教会 路地 路地 路地 モンテの砦 モンテの砦 モンテの砦からの景色 モンテの砦からの景色

すぐそばに「マカオ博物館」があるので入る。 1人15Pts。 しかし博物館内の説明はほとんどが中国語と英語だった。 読めない…… 展示されているものを見るだけで楽しんだ。 館内を見学していたら警備員に話しかけられた。 今日は「Singapore」と文字の入ったTシャツを着ていたので「Singapore?」と聞かれた。 「No, I’m Japanese」と答えると「What your name?」と。 「My name is *******」と言ったら「*******, good name!」と。 「Thankyou」と返した。

※ここから和訳
すると「何で日本人なのにシンガポールのシャツ着てるの?」と。 「以前旅行に行ったから」と答えたけど、警備員はシンガポールの後にマカオに来たと思ったらしい。 「世界中回ってるの?」と。 「違う」と答えたけど、ここから先は話が難しすぎて何を言ってるのかよくわからなかった。 適当に笑顔で返して手を振って別れた。 博物館を出て住宅地を通って遠回りにグルリと周りセナド広場に戻る。
マカオ博物館 路地 ポルトガル風建物に中国風建築足場 マカオの水道メーター

次の目的地は「マカオタワー」、ここも遠いのでタクシーで。 「マカオタワー」は高さ338mの展望台になっている。 東京タワーよりも高い。 タワーの側面の壁はフリークライミングができるように加工されていた。
入場料は70Pts。 2人分のチケットを1回で買ったのだが、100HK$と100Ptsをだした。 するとお釣りが30HK$と30Ptsで返ってきた。 それぞれの通貨価値が微妙に違うので、こういう仕組みになっているのか。
エレベータに乗る。 ものすごい勢いであっという間に展望台に到着。 床の一部が透明になっていて地上まで見える。 割れそうで怖い…… タワーからの景色を満喫して地上に戻る。
マカオタワー下部にクライミング! 高さ30mくらい 床は透明 マカオの町並み エスカレータの注意表示

そろそろ13時、お腹がすいたなぁ。
タワーの地下にあるパン屋さんでコーヒーとパンを買って店内で食べる。 味は日本で食べるのとあまり変わらなかった……
パン屋さん

次は「聖ポール天主堂跡」、さっきのモンテの砦のすぐ近くだったから一緒に行っておけばよかった。 「跡」というだけあって建物自体はなく、門のみが残っている。 1800年代に起きた火事で燃え尽きてしまったらしい。 この残されている門がすごい。 映画にでてきそうなものだった。 そして観光客も多かった……
マカオの警察バイク 聖ポール天主堂跡 聖ポール天主堂跡 聖ポール天主堂跡 聖ポール天主堂跡の落書き カメラおじさんの覗く先には…… 休憩中の人 聖ポール天主堂跡 何をイメージした銅像?

マカオ最後に「ホテルリスボア」に向かう。 途中にあった公園で中国人の手品ショーをやっていたので見ていく。 手品は言葉がわからなくても楽しめる、おもしろかった。 そして「ホテルリスボア」のカジノの入り口に向かう。 警備チェックの前までいったが格好が格好なだけに入るのを断念。 ホテルリスボアのショッピングモールを歩いていたらものすごいカワイイ女の子を発見した。 今回の旅行でNO.1だな!! 赤い服がよく似合っていた。
ホテルリスボア ホテルリスボア

ホテルの外にでてタクシーに乗ってフェリーターミナルに戻る。 香港行きのチケットを購入して、出国手続きをした。 今度は直接「海港城」に向かう。 そうすれば地下鉄に乗らないで帰れるからね。 料金は2HK$高いけど。 船に揺られること70分。 ぐっすり眠って海港城に到着。 そろそろ夕飯の時間かな。
その前に昨日閉まってしまった「LOUIS VUITTON」のお店に行く。 友達がサイフを買おうとして見せてもらっていたが「Made in
Spain」が気に食わなかったらしい。 お金を払う準備までしていたけど、買うのをやめていた。 その後免税店に行き、化粧品とか買っていた。
そのまま近くにあった変なビルに入ってみた。 するとアジア系の人たちに囲まれてビラを見せられて「うちの店にこい」みたいにすごい勧誘された。 すごいびびった……

夕飯はホテルの目の前に四川料理屋があったのでそこに行ってみよう。 「四川料理 Mask」というお店。 お店の入り口の外にメニューが置いてあって人が立っている。 メニューを見てみるが漢字で書いてあってさっぱり読めない。 いろいろ話していたら奥から偉そうな人がでてきて、対応してくれた。 新聞の切り抜きらしきものをもってきて、写真付でメニューの説明をしてくれた。 よし、入るか。 薄暗い店内でテーブルの上にはキャンドルが。 オシャレ。
いろいろ教えてもらって肉料理っぽいのを注文。 それとビールとライス。 お通しもあって、ココナッツと昆布だった。
すぐに料理がでてきた、すごいおいしそう! 昨日食べた同じような料理とは大違い! とてもおいしかった。
デザートも食べたいので「Sweets menu?」と聞いたらまた先ほどの店員(Mr.Jacky)が新聞の切抜きの記事を持ってきてくれた。 「Ice cream, лЩ■&$,ⅶヾダゥフー」と写真を指差しながら丁寧に説明してくれた。 「ⅶヾダゥフー」はおそらく杏仁豆腐かな?
デザートがでてくるまでけっこう待った。 そしてデザートがでてきた。 マンゴー味のアイスクリーム、きな粉をまぶした餅、杏仁豆腐だった。 すごいおいしかった。 腹いっぱい食べて2人で400HK$ちょっと。 Mr.Jackyにはお世話になったのでチップを少し渡した。 もし香港にまた行く機会があったら寄りたいな。

しばらくホテルで休んでから最後の夜の香港に遊びに行った。
「Nathan Road」をずっと歩いていった。 相変わらず看板がすごい。 しかし夜も更けていたので開いてるお店があまりなかったので、そのまま歩きっぱなしでホテルに戻る。 あぁ楽しかった香港。

明日は帰国だぁ。
夜の香港 夜の香港 Nathan Road 夜の香港 Nathan Road