今日から2泊3日で城崎旅行。
実はこの旅行、8月くらいから計画していた。 年末の三重よりも前から…
ずっと城崎温泉に行きたかったんだよね。 しかも雪の時期に。
はるか6年前、原付旅をしているときに、城崎温泉を通った。 川沿いの浴衣の人たちが歩いている道を、一人原付で走っていた。 その時からずっと城崎に想いを馳せていた。
それから月日が経って、ようやくその夢が実現しようとしている。
しかし、冬は蟹のシーズンらしく、めちゃめちゃ料金が高い。 別に雪+温泉を求めているだけで、蟹は求めていないんだけどなぁ…… まぁ奮発して美味しいものを食べてこよう。
4時20分起床、5時くらいに出発。 高速道路で、まずは天橋立を目指す。 淡路島を抜け、山陽道、中国道と通り、6月から無料区間になっている舞鶴若狭自動車道を通る。 しかし、既にETC割引上限の1000円に達しているので、無料だろうが有料だろうが関係ないのが残念…
一気に気温が下がってきて、高速道路を走っているときの外気温で、一番低いのはマイナス4度だった。
途中、西紀SAに立ち寄る。 このSAは普通に雪が落ちている。 もう雪国だなぁ……
ここから先の道路情報を調べるが、舞鶴西~小浜西までが雪タイヤ規制。 時間はまだ8時くらいで、このまま天橋立に行っても、時間を持て余してしまうだろう。
舞鶴に行ってみようかな。 そのまま高速で、舞鶴東ICまで。 舞鶴東ICで高速を降りると、一面の雪景色。 日本海は目の前。 やはり日本海側はこんなに寒いのか!
旅のお供のるるぶで調べて「赤レンガ博物館」を見学。 煉瓦の歴史や世界の煉瓦、煉瓦の工法など勉強になった。 意外に興味深い博物館で1時間強滞在。
それから「舞鶴引揚記念館」に向かう。 「引揚」ってなんだ? 沈没した船とかを引き上げたのか?とか思っていた。
館内に入って分かった。 引揚とは、戦争でシベリアなどで強制労働を強いられた人が、念願の帰国をすることだった。 引揚船という船に乗って、この舞鶴に入港。 数年ぶりに日本の地を踏んだところが、この記念館のすぐそばの場所だった。
シベリア拘留などの話が、鮮明に記録されている。 実際の手紙とか装備とかもあって、生々しい。 そしてよくこの重労働に耐えて帰ってこれたと思う。 かなりの人数がその労働で亡くなったらしいが……
忘れてはならない、戦争の歴史だと思う。
ここも面白く1時間ほど滞在。 さて、そろそろ天橋立に向かおうか。 ナビで道順を検索すると、約50㎞ほどでつくらしい。
途中、「道の駅舞鶴とれとれセンター」という市場みたいなところでお昼ご飯。 高知のひろめ市場みたいな感じで、店で買ったものが、その場で食べられる。 せっかくだし、寿司を食べることに。
新鮮でおいしい寿司を食べてお腹いっぱい。
そして天橋立を目指す。 600円の有料駐車場に止めて、まずは「天橋立ビューランド」へ。 駐車場でもらった割引券だと50円引き、ここの携帯HPの割引券だと150円引き。 ラッキー。
ロープウェイで山の上の方まで上がる。 けっこう人気で、ロープウェイは人がいっぱいだった。
そして、山の上から天橋立を眺める。 「松島」「宮島」と「天橋立」、日本三景の一つだ。
自然が作り出した、この不思議な地形。 海の青、松の緑、そして普段は見られない、雪の白。 すべての色が混ざり合ってとても綺麗。
写真ではよく見る景色だけど、自分の目で見ると、さらに感動。
景色を堪能して、ロープウェイでふもとに下りる。
さて、今度は松原を歩いてみようか。
30分もあれば反対側までいけるかと思っていたが、距離が3.6kmもあるらしく、実に1時間くらいかかった。
帰りはモーターボートで僅か5分。 とても速かったなぁ。 モーターボートは時速50kmくらい出るらしい。
そういえば、今年は初詣に行っていないので、この学問の神様の神社でお参りしよう。 おみくじを引いたら中吉だった。 何かいいことがありそうな予感。
そして、お土産屋さんでぜんざいを食べる。 天橋立を満喫して、そろそろホテルに向かおう。
ここから城崎のホテルまでは50kmほど。 山越えがあるので、そこの道路状況だけが心配。
ナビを頼りに、城崎のホテルへ到着。 山越えも凍結しておらず大丈夫だった。 さすが国道。
ついたのが18時半くらいだったので、すぐに夕飯になった。 今晩は蟹三昧。 ひたすら蟹、蟹、蟹。 正直、蟹が飽きてきた……
ビールも城崎オリジナルのラベルがついていた。
夜は、貸切風呂の時間が取れたので、そこに入った。 が、露天風呂なのだが、洗い場も露天。 内風呂がなく、洗うのが超寒い。 外の気温はマイナス1度くらい。 しかも、湯船はめちゃめちゃ熱いし……
40分の貸切風呂だったのだけど、けっこう修行のような時間だった。
明日は城崎で一日過ごす予定。
城崎旅行1日目 天橋立
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