タクシードライバー

雨会社の人に借りていた映画「タクシードライバー」を見た。
1970年代の古い映画で、主演は「ロバート・デニーロ」。 名前は聞いたことあるくらい大物俳優なのだけど、こんな昔から活躍している人だったとは知らなかった。
以下かなりネタバレ。



映画の内容は、ベトナム戦争で心に傷を負い不眠症になった青年が、職を求めてタクシードライバーになる。 タクシードライバーをやっていきながら一人の女性に思いを寄せる。
が、初デートでポルノ映画を見て、彼女との関係は壊れてしまう。
彼女は選挙事務所で働いており、次期大統領選に出る人を、スタッフの一人として支えている。
主人公はこの大統領暗殺計画を立て、日々着々と準備を進めていく。
そして決行当日、モヒカンにサングラスという奇抜な恰好で大統領の街頭演説を聞きに行く。
大統領が車に乗り込もうと歩いていくときに暗殺を試みようとするが、シークレットサービスに怪しい行動がバレて捕まりそうになる。 なんとか逃げ切ることはできた。

が、どこかに寂しさが残っている。
町をタクシーで走っていたら、偶然見つけた少女。 売春婦なのだが、以前に深夜の街でタクシーに助けを求めてきた少女だった。 彼女にこの世界から足を洗うように説得するが、彼女は聞く耳を持たなかった。
主人公は、大統領を暗殺するために購入した銃を使い、彼女を組織から救う。
が、銃弾を浴び命の危機に瀕していた。 が、奇跡的な回復をとげ、再びタクシードライバーとしての生活に戻る。

そして乗せたお客さんは、以前思いを寄せた選挙事務所の女性。 彼女を目的地まで送り届けるが、彼は寂しいままだった……

というような内容の映画だった。 一度しか見てないので内容もはっきりと掴めなかったが、40年前の映画なのにクオリティが高いように感じた。
そしてニューヨークの町はすごい汚かった。 今じゃとてもきれいなので想像できない。
今でも多少の差別みたいなのは残ってるというけど、黒人街、貧民街などが描写されていた。

よくシムシティで遊ぶのだけど、治安、公害やゴミ問題など、いまいちパッとどんな状況なのかわからないけど、この時代のニューヨークはまさにシムシティの世界だった。
時代背景を知って、シムシティを遊ぶのも面白いかもしれない。