水曜モーニング

曇り今日は水曜日、水曜日もモーニングに行くようになってから3週間くらい。 今日も店を探して、会社近くをウロウロしていたのだけど、見つからず……
結局近くのチェーン店になってしまった。 ここで朝ご飯を食べながら雑誌を読む。 普段コーヒー飲まないので、いつもは紅茶だけどコーヒーの方が安いかと思って、ホットコーヒーのにしてしまったが、値段は変わらなかったかも…
モーニング

科学雑誌のNEWTONがあって、冥王星探査機のニューホライズンズのことが載っていた。 まだ6月上旬くらいの話題だったので、冥王星までの距離は遠くて、これから楽しみ、みたいな内容だった。

が、日曜か月曜くらいに、ニューホライズンズにトラブルが発生し、機器がスタンバイモードになってしまったよう。 なんとか原因解明と復旧できたのでよかったのだけど、冥王星への再接近日が7/14に迫っている。
地球から宇宙船に信号を送り、それが宇宙船に届くのが10時間後。 応答を待ったらさらに10時間かかる。 一発のコマンドミスも許されないような、厳しい仕事をしているんだな、NASAの人たちは。
打ち上げてから9年以上経過。 ずっと宇宙空間を進みながら、ようやく冥王星目前だったのに、機器トラブルで観測できなくなってしまったら、9年が水の泡になってしまう。
今回のは冥王星の高度13000m付近を通過しながら写真撮影をするみたい。 写真は8GBのSDカードに保存され、ミッションが終わったら地球に向けて送信される。
その通信速度は800bpsとのこと。 40億km離れた場所から通信する手段があることに驚きだ。
8GBすべて通信するのには24時間通信しっぱなしでも3ヶ月近くかかる。 とても気の遠くなるような話だ。
今でこそ8GBのSDカードなんて当たり前だけど、9年前は8GBなんてものすごい技術の塊だったと思う。

冥王星の近くを通過するだけで、速度が速すぎて着陸はできないそう。 速度を落とすには推進剤という燃料みたいなものを逆噴射させなくてはならないのだけど、推進剤を積むと打ち上げコストがかかるのと、宇宙を進む速度が遅くなる。 冥王星付近を通過した後は、その外側に広がる星が群生する地帯の、どこかの小惑星を観測対象にするのだけど、まだ決まっていないとのこと。 それが2018年~2020年くらいにかけてで、その観測が終わったら、ボイジャー1号、2号と同じように、太陽系外に向けてひたすら進んでいく。

宇宙はでかすぎてロマンがありすぎる。