なでしこ 日本対アメリカ

曇り今日はなでしこジャパン、ワールドカップの決勝戦。 相手は強敵アメリカ。 前回のワールドカップ、ロンドンオリンピックと、世界大会で2連続決勝戦で戦い、今回のワールドカップと、3連続での戦いとなる。
アメリカはめちゃめちゃ強く、過去30試合対戦してるのだけど、1勝23敗6分らしい。 1勝は前回のワールドカップのPK戦での勝利。 なので、実質的には一度も勝ててない相手。 イングランドみたいに、4試合しかしてないのに勝ててないのではなく、29試合もしてるのに勝ててない、本当に強い相手だ。

8時の試合開始に合わせて起床と朝ご飯の準備をして、観戦を始める。
開始早々、前半3分にアメリカのコーナーキックからゴールを奪われる。 立ち上がりの不安定な中失ってしまった1点。 こんな形で失点してしまうとは、だが、まだ時間はたっぷりとある。
しかし、直後の前半5分、ペナルティエリアの右側で鮫島がファウルをしてしまい、アメリカのFK。 先ほどのコーナーキックと同じように低い弾道のボールを蹴ってくる。 混戦の中抜けたボールを、アメリカがゴール右隅にシュート。 2点目……
前半14分、アメリカが日本ゴールに向けて蹴った長いボール、DFの岩清水がヘディングでクリアしようとするが、クリアに失敗し、真上にボールを上げてしまう。 そこに走りこんできたアメリカの選手がジャンプしながらダイレクトにシュート。 ゴール右隅に決まり3失点目。
直後の前半17分、センターサークル辺りで、日本はボールを奪われる。 アメリカの選手はそんなところからいきなりシュート。 日本のGK海堀がだいぶ前にいたようで、慌てて戻るが間に合わず、4失点目。
僅か17分で4失点。 これはもう負けたな……

日本はなんとかして悪い流れを変えようと交代策。 DF岩清水に変えて、MF澤を投入。 岩清水は下げられたのが悔しくてベンチで泣いていた。
その後、日本は川澄が右に上がりボールをキープ。 中央に向けてパスを出して、大儀見がパスを受けながら反転し、そのままシュート。 ゴール左に決まり、1点返す。
鉄壁のアメリカから、上手い形で点が取れた!! その直後もコーナーキックから惜しいシーンがあったが、得点できず。
日本はさらに選手を変え、MF川澄に変えてFW菅沢を入れる。 大儀見、菅沢のツートップ。 大野は川澄の入っていた位置へ移動する。
1-4のまま前半を終える。

ここで家を出発しないといけない。 今日は三女が結膜炎っぽくて眼下に連れて行くため、長男と三女は妻が連れて行ってくれた。 なので、会社に直行すればいいだけ。 ハーフタイムの15分で会社に行かなくては……
会社には後半が始まって少ししてから到着。

ラジオで聞きながら走っていたのだけど、日本の2点目、相手のオウンゴールのシーンはラジオで聞いていたのでどんなシーンだったかわからない。 2-4になり、頑張れば追いつけそうなムードになってきた中、直後にアメリカが5点目を入れる…… これで完全にやられた感じがした。
日本は大野に変えて岩渕を投入。

だが、相手ゴールをこじ開けることができず、2-5で敗れてしまった。
立ち上がりに一気に4失点したのが痛すぎる。 だが、これが日本の実力なのかもしれない。 30戦1勝23敗6分は伊達じゃない。 アメリカはやはりとてつもなく強かった。

そんな感じで、なでしこジャパンのワールドカップカナダ大会が終了した。 決勝でこそ敗れたけれど、それでも銀メダル。 W杯で銀メダルなんて、ものすごいことだと思う。 日本男子じゃいつやってくれるのかも想像つかない、決勝トーナメントにすら進めるのが想像つかない。