今日はオリーブマラソンの日。 6時50分発の臨時船を申し込んであるので、それまでに行かなくてはならない。 船は申し込んであるものの、駐車場が1日2,000円という高額だったため、駐車場は近隣のコインパーキングに止めなくてはならない。 近隣に20台くらいしか無いため、早い時間に行って駐車しておかなくてはいけない。 なので5時に起きようと思っていたのだけど起きられず、5時半起床で、すぐに準備をして出発。
途中のコンビニで赤飯、エビマヨのおにぎり、ウィダーインゼリーを購入して、高松港へ。 近くの日中600円の場所に止めて、徒歩で臨時船乗り場へ。 臨時船は「第三ひなせ丸」という船。 6時過ぎには乗船したのだけど、この時点でほとんどの席が埋まっていた。 一人なので、かろうじて座る場所はあったので、そこに座って、船が動き出すのを待つ。 動き出してからもだいぶ暇で、ほとんどウトウトしているうちに、小豆島に到着。
小豆島に最後に来たのは、前の仕事の時、2006/10/05だったらしい。 もう8年半も来てなかったのか、小豆島。 プライベートで来たのは、結婚する前に来た旅行で一泊しただけ。 なのであまり覚えていないし、あまり観光もしてないような気がする。 目と鼻の先にあるのに、なかなか来る機会の無い小豆島。

マラソンの参加賞を引き換えて、着替えをして、荷物を預ける。 スタートまで1時間半ほどしか無く、あまり時間が無いな。
スタート前に2回トイレに行って、準備万端。 暑いけど、邪魔になるので帽子はかぶらない。 ポケットにはウィダーインゼリーを忍ばせておく。 全力でハーフ以上の距離走る時、ウィダーインゼリーがないと最後まで走れるか不安なので、いつも頼ってしまう。
スタートは70分以内、100分以内、100分台、2時間以上と、自己申告の3ブロックに別れる。 今回の目標は1時間45分を切ることなので、100分台に並ぶ。 が、あとでこれが裏目にでてしまった。
スタートの号砲が鳴り響きスタートしていく。 スタート地点まで1分程、計測マットがあるのかと思ったら、計測マットがなかった。 この時点で、このレースはグロスタイムしか無いことが確定。 途中に不正防止で、計測マットがあるのかもしれないな。
県道28号線を走りだしてすぐ、軽い上り坂がある 右手に廃墟のホテルを見ながら坂を上っていき、今度は坂を下っていく。 「左5km 24の瞳映画村」と書かれた道路標識が見えてくる。 この映画村の方まで走るので、この交差点左折で往復10kmか。 初めて走るコースなので、どんなルートでどんな建物や起伏があるのかが全然わからない。 この交差点を越えてからはほぼ平坦になる。 古い町並みを見ながら走って行く。 序盤のペースが大事なので、1kmあたりのタイムを図ろうと思っていたのだけど、今が何キロ地点なのかを示す案内板がひとつも無い。 あるのは10kmコースのやつのみ。 現在が何キロ地点なのかわからないまま、走り続けるしか無かった。 とりあえず、序盤なので、無理せずにペースをあげずに、だけど遅すぎないようなペースを主観で調整しないといけないので、けっこう辛かった。
それに今日は気温が高く、かなり暑い。 いつもはあまり給水取らないのだけど、今日はしっかり取らないと倒れてしまいそうだ。
そのまま橋入り続けていると、すごい醤油の匂いのする場所があった。 しばらく走ると県道28号線は左斜め方向に曲がっていく。 すぐに国道436号線へと変わる。 国道436号線を進むとすぐに折り返しポイントがあった。 ここで折り返して、走ってきた道をひたすら戻る。 折り返してちょっとのところに、ようやく距離を示す看板が出てきた。 このあたりで5kmらしい。 5kmのタイムは26分14秒、キロ5分15秒ペースだ。 目標の1時間45分に届かせるためには、キロ4分59秒で走らなくてはならない。 5kmの16秒ずつロスなので、この時点で80秒の借金がある。 だが、だいたいのペースが把握できたのし、まだ4分の1の地点なので、十分に取り返せるだろう。 少しだけペースを上げて走って行く。 序盤に見た、24の瞳映画村方面の交差点まで戻ってきて、ここを右折、映画村の方に走って行く。
このあたりで8kmの看板があったが、キリが悪いのでタイム計測はせず。 微妙なアップダウンがあり、10km地点の看板が出現。 ここでタイム計測。 51分29秒、キロ5分9秒と、少し借金を取り返せたかと思ったが、よくよく計算してみると、10km×9秒で90秒の借金に増えているではないか…… この5kmは25分15秒ではしれたけど、それでも1km辺り、3秒のロスになってしまっている。 さらにペースを上げないと行けないみたい。 だが、ここから先は緩やかなアップダウンがいくつかあるので、ペースが安定しない。
ここから先は看板が1kmおきにあったので、ペース確認に使うことができた。 ちょうど半分が終わったところだけど、思っていたよりタイムが伸びていないので焦りが出てしまう。 まだ半分残っているので、取り返せるかもしれない。 心が折れないように後半も頑張って走ろう。 暑いのは相変わらずで、給水は2ヶ所に1回くらいの割合で取っていく。 給水地点自体は結構多く、2~3km毎に出現しているような感じだった。
しばらく走り、24の瞳映画村付近で、再び折り返し地点。 さぁ、残り距離が短くなってきた。 ここまで、あまりタイムが上がらず、苦しんできた。 ラスト8km、正念場だ。
さらにペースを上げるよう意識して、ようやく4分台で走ることができるようになった。 が、まだ8kmある、ちょっとこれじゃ最後まで持たなそうな気もする……
15km通過時点で、この5kmが24分44秒。 キロ4分57秒まで上げることができた。 が、ここまで1時間16分16秒かかっている。 残り6km、45分まで、あと29分と16秒削らなくてはならない。 もう5分ペースじゃ間に合わない。 10秒ずつ削っても6秒足りない。 となると、4分45秒くらいでは走り続けなくてはならない計算となる……
ここからが本当に辛かった。 1km毎にラップを確認する。 上り坂区間もあり、次の1kmは5分6秒と遅れてしまう。 だが、この遅れを取り戻そうと、次の1kmは4分55秒、4分38秒と走る。 ラスト3km。 ここで、県道249号線での緩やかなアップダウンがある。 これを乗り越えなくては。 きついのでペースダウンするとは思ったが、なんとかこの区間も踏ん張り4分42秒。 残り2km。 県道28号に戻り、ラストのアップダウンを迎える。 この上り坂を上がった所がラスト1km地点。 ここでペースを落とすわけにはいかない。 このあたりには写真撮影スタッフがいたが、もう全く、そちらに気を使う余裕がなかった。 なんとかこの区間でもペースを落とさず4分40秒。 ラスト1kmに突入した。 ここまで来たら、もう細かい計算はどうでもいい。
全力で走ってゴールを目指すだけ。 下り坂を利用してペースをアップさせる。 平坦に戻ったときのペースダウンと足の重さが応えるが、走って行く。 ラスト500mの看板。 右手にメイン会場を見ながら、大回りでUターン。 ラストの250mほどの直線。 もう足が動かないし呼吸も苦しいけど、最後のスパートをかけゴールイン。
最後の区間は4分17秒だった。 手元の時計では1時間44分31秒。 これはクリアできたか!?
死ぬ思いをしてゴールをして、計測チップを外して、ミネラルウォーターをもらい、記録証を発行してもらう。 そこに書かれていたのは……「1時間45分26秒」…… これがグロスタイムか…… ネットタイムだったら目標を30秒上回っていたはずなのだが……
かなりガッカリだった。。。
ゴールしたら、お腹がかなり痛かった。 途中の給水と、全力で走った後はいつも下痢になりそうな腹痛に襲われる。 が、耐えて、ボランティアのマッサージ受付をして、会場まで戻って預けた手荷物を受け取る。
お弁当の引き換えがまだなので、お弁当の引き換えをする。
会場では、そうめん食べ放題をやっており、食べないともったいないので、器をもらって、一口だけ食べたのだけど、お腹も痛いし、それ以上は食べられなかった…… 食べ放題なのに残念……
荷物を木陰に移動させ、急いでトイレへ。 汗だくのトイレはきつかった……
下痢になったわけではないのだけど、お腹がずっと痛く、何度もトイレを往復する。
しばらくして、そろそろマッサージ呼ばれそうだったので、そちらに移動。 オリーブオイルを使った、オイルマッサージを下半身に施してもらう。 ラン後のマッサージをしてもらうと、翌日の疲れが全然違うので、無料のマッサージがあるときは、なるべくしてもらうようにしている。
マッサージはとても気持ちよく、足が軽くなった感じがした。
それから臨時船に乗り込み、もうイスに座るのも面倒なので、車両デッキも開放されているので、そこで横になるスペースを確保。 帰りお弁当を食べたあとは、はほとんど寝ていた。 が、地面が固いのと日陰と風が寒かった。

15時半くらいに高松港に到着し、コインパーキングで精算をして帰宅。
日頃の練習の成果か、マッサージを受けたからか、いつもなる歩けないほどのひざ痛にも見舞われなさそうな感じだった。
今回のレースは、目標が本当に目の前まで迫っていたのに、結局取り逃してしまった。
次からはスタートの位置取りも考えなくてはいけないな。 次のハーフは多分、来年の丸亀ハーフ。 それまでに時間はありすぎるので、きっと1時間30分台という目標ができているのだろう。

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第33回 丸亀本島マイペースマラソン
今日は本島のマラソン大会の日。 目覚ましを6時10分と6時半にセットしておいたのでその時間に起きることができた。
昨夜、準備をちゃんとせずに寝てしまったので、朝慌てて準備をする。 長袖Tシャツを持っていこうかと思ったのだけど、見当たらず、半袖Tシャツしかなかった……
6時40分くらいに家を出発。 丸亀港に向かいながらコンビニでパンと赤飯のおにぎりとアクエリアスを購入し、運転していく。 パンと赤飯のおにぎりは、運転しながら食べていく。
しばらく走り、丸亀港に到着。 道路挟んで反対側にある、1日1,000円の有料駐車場に止めて、フェリーのチケットを購入。 大人往復で1,050円。
すぐにフェリーが来たので乗り込む。 フェリーは30分程で、本島に到着する。 フェリーの中では眠すぎたので、半分くらい寝ているような状態だった。

フェリーは本島に付き、島に上陸。 1年ぶり2度目の来島。 会場である本島中学校まで歩いて行く。 途中に受付の場所があるのだけど、受付は9時半から、時刻はまだ8時15分。 体育館が開放されているので、そこで時間になるまで待たなくてはならない。
1畳のレジャーシートを敷いて、時間になるまでゴロゴロしたりしてくつろぐ。 体育館はかなり冷えるので、ファンヒーターが4台くらい置いてあったが、家庭用ファンヒーターじゃほとんど意味ないだろうな……
寒いのは知っているので、ちゃんと暖かい格好をしてきたので大丈夫。

1時間ほどゴロゴロしていると、受付の準備が出来たらしいので、受付に。 ゼッケン、参加賞、お弁当を引き換えてくる。 時刻は9時半、走るのは12時5分から。 それまでに消化しないといけないので、すぐにお弁当を食べる。 先ほどおにぎりとパンを食べてしまったけれど、今しか食べるタイミングがないので。 かなりお腹いっぱいになってしまった。 お弁当は何種類かバリエーションがあるみたいだった。

今日は会社の人もマラソンに参加する。 9時位の臨時便でやってくるみたいで、しばらくしてから合流した。 その臨時便は人がたくさん乗っていて、体育館が一気に埋まる。 まだ2時間ほど時間があるので、ゴロゴロしたり雑談したりして時間をつぶす。
11時半、ようやく開会式が始まった。 大会実行委員長、丸亀市長、島出身の市議会議員などの挨拶があり、コース説明などが行われた。 さぁ、いよいよ走る時間だ。
上着を脱いで走れる格好になる。 ちょっと寒いので、手袋と帽子は装着して走ることに。
そして12時5分、花火と同時に号砲が鳴り響いた。 去年は出だしで思っていたよりスピードが出すぎて、直後から辛かったので、前半は少し抑え気味でレースに入る。
本島マラソンは、距離表示の看板が、不定で置かれているので、距離が計りにくい。
まず1kmの看板があり、次が5km、残り7km、残り5km、残り3km、残り1kmがある。
なので、出だしの1kmでペースを計って、次に計れるのが5km地点なので、この間でペースが狂ってしまうと結構面倒なことになる。 最初の1kmは重要な指標となる。
周りのランナーにつられないよう、呼吸の早さを意識して1km通過。 タイムは5分1秒。 これくらいなら大丈夫だろうか。 これくらいのペースを意識しながら走って行くことにする。
すぐに坂道の区間に突入。 600mで40mも上る上り坂に突入。 ピッチを狭めてグイグイと登っていく。
下りでは重力に身を任せて一気にスピードアップ。 あまり下りで体に振動を与えると、脇腹が痛くなることがあるので、それだけ注意しなくてはならない。 アップダウンを何度か繰り返し、5kmの地点が見えてきた。
ここでタイムを計る。 1~5kmの4kmで17分21秒。 キロ4分25秒ペース。 ペースだけ見ると、かなり早く感じるが、去年もこの区間は想定より20秒以上も速かった。 距離が間違ってるのかもしれないけれど、このタイムは想定内。
5kmのあとに軽い上りがあって、その後の下りを走り終えたら、9.4kmコースとの分岐がある。 9.4kmコースはここを左折していく。 14.4kmコースはそのまま直進。 ここからしばらくは海沿いの平坦な道だった記憶がある。 いかにこの区間でペースを上げて走れるかでタイムが変わってくるだろう。 後半にまたきついアップダウンがあるので、体力は温存しておかなくてはならない。
前を走るランナーの目標を定め、背中を追いかけて走って行く。 追いついたら徐々に抜かしていく。 そして、また次の背中に目標を定める。 そんなことを繰り返しながらどんどんと走って行く。
残り7kmからの2kmを8分45秒で通過、キロ4分23秒ペース。
残り5kmからの2kmを9分49秒で通過、キロ4分55秒ペース。
この区間には1.5kmで50mのアップダウンがあって、かなり苦しかった。 この後半でこのアップダウンは堪える。
このあたりで、残り7km地点くらいからずっと前の方を走っていた、水色のTシャツの人に追いついた。 この人の後ろについてしばらく粘る。 そして追い越す。 ただ、追い越した瞬間、その人が真後ろについた。 これはこの人との勝負になりそうだな。 足あとですぐ真後ろにいるのはわかっているのだけど、まだラストスパートするには距離が長過ぎる。 ここからのスパートじゃ最後まで持たない。 だが、後ろの人は引き離したい。
そんななか、チャンスが訪れた。 ゴールまで残り2.2kmくらい。 今まで走ってきたアップダウンが終わりになる時が。 ここから200mくらいの区間で一気に20m以上下るところがある。 そこで一気に加速。 肺は破裂しそうだし、足もガクガクだが、この200mで引き離すことに成功。 だが、下りが終わったあとの平地がものすごい辛かった。
あと2km……
残り1.5kmのところで、9.4kmコースと合流。 給水所もあるが、飲む余裕はない…… そのままひたすら走って行く。 引き離したはずの足音がだんだんと近づいてくるのが聞こえる…… そのまま頑張って走り続ける。
残り1kmの看板。 ラストスパートをかけたい。 だが、呼吸はギリギリだし、足もこれ以上動かない…… 気持ちばかりのラストスパートをかける。 ものすごい苦しい中、残り500mの看板を迎える。 もうちょいだ…… さらにスパートをかけるが、全然ペースが上がらない。 残り500m耐えられるか……
足音はすぐ真後ろに聞こえる。 そのまま中学校のグラウンドに入る。 グラウンドを半周してゴールとなる。 ラストの半周、全力で走る。 そしてなんとか追いつかれずにゴールすることができた。
ゴール時の速報タイムでは、後ろの人とのタイム差は1.6秒だった。 本当にギリギリ勝てた感じだったな。
マラソン自体のゴールタイムは1時間2分51秒だった。 目標としていたのは、1時間7分台。 去年の記録は1時間12分4秒なので、7分台でも限界かと思われたけど、限界よりさらに5分も速いペースで走ることが出来た。
キロ4分22秒ペース。 アップダウンがあり、ものすごい辛かったが、7km地点くらいにいた水色Tシャツの人のおかげでここまでのタイムが出たのだと思う。 真後ろからの追走が無ければ、後半で失速したのは間違いないし、あのペースアップは出来なかったと思う。 1人じゃ絶対に出せなかった記録だな。
ゴールした瞬間は吐きそうな程、煮えくり返っているような状態だった……
ゴールして少しは動けずにグッタリと。 少し動けるようになったので、暖かい格好に着替えてからストレッチをしておく。 ストレッチをしていたら、ポツポツと雨が降り出してきた。 天気が心配だったが、なんとか雨には降られずにゴールできてよかったなぁ。
会社の人はけっこう遅れてゴールしたのだけど、アップダウンで膝がやられたらしい。
着替えて帰りのフェリーに向かう。 外はもう雨になっていた。 屋台のたいやき屋で、カレーたいやきという奇妙なものを購入。 味はカレーパンの味しかしなかった。
フェリー乗り場についたが、大行列ができている。 待つしかないので、ここに並ぶ。 並ぶこと50分程、ようやくフェリーに乗ることができる。 乗れるのは臨時船だった。 臨時船は高速艇で、フェリーより10分程早く丸亀港に到着する。 今更10分くらい早くなっても何も変わらないけれど、モーターボートみたいな形の臨時船に乗れてラッキー。
丸亀港についてからは、車に戻って帰路につく。 しかし、今日のマラソン大会、かなり疲れたなぁ。 筋肉や骨より、心臓が限界に達した。
長距離をいかに省エネで走れるかも大事だけど、距離の短いレースでは、全力でどこまで耐えられるか、というのも大事だと感じた。
もっといろいろなレースに出て、経験を積んでそれに合わせたトレーニングをしていくしかないな。
第69回 丸亀国際ハーフマラソン
6時過ぎに起床、今日は丸亀ハーフ当日だ。 一緒にいくはずの人が、急遽棄権することになったので、1人で向かう。 駐車場は確保していないので、丸亀駅前の地下駐車場に止めて、駅前からシャトルバスで向かうことにしている。
コンビニでパン2つと、赤飯のおにぎりを購入し、運転しながら朝食を食べて、7時40分くらいには地下駐車場に到着。 到着したのはいいものの、かなり眠い…… まだ時間はあるし、足の調子も悪くモチベーションも上がらないので、車の中で少し寝てから行こうか。 8時半くらいまで仮眠して、それから着替えてシャトルバス乗り場へ。
バス乗り場は行列が出てきていたが、バスの台数が多いので10分ほどでバスに乗り込むことができた。
丸亀競技場に到着。 昨日のうちに受付はしているので、あとは荷物を預けて、時間になったらグランドへ下りていくだけ。
今日はかなり寒い。 微妙に風もあるし、どんな格好で走ろうか…… 一応、上は長袖Tシャツ、下はハーフパンツと、スパッツみたいなのをつけて走る予定なのだけど、問題は頭と手だよね。 寒過ぎたらすぐに耳の中が痛くて走れなくなるし、末端が冷える体質なので、手は一瞬で冷たくなりそう…… まぁ走ってたら暑くなるはずだし、いつもどおりの格好でいいだろうか。
しばらくして、招待選手のウォーミングアップがトラック内で始まった。 普段見ることのできない、トップクラスの選手のウォーミングアップを見学。 トップ選手でも最初はキロ5分とかのペースから入るのだね。 そして最後はダッシュしたりしている。 ウォーミングアップで3kmくらいは走っているように見えるけど、こんなに入念にやるのだね、トッププロの選手たちは。
そろそろ時間になったので、荷物を預けてグランドに下りていく。 去年までは目標タイム毎に並ぶのだけど、今年からは申告タイムを元に、スタートするブロックが割り振られる。 オレの目標は1時間45分で出しているので、Hブロックだった。
今が10時過ぎで、スタートは10時50分。 これから50分近く待つのだけど、この間が寒い……
招待選手、陸上連盟登録Aの選手たちは、10時35分スタート。 グランドのスクリーンにはTV中継が映しだされ、トッププロたちが駆け抜けていくのを見ることができた。
そしていよいよオレらのスタートの時間が迫ってくる。 スタートはあっけなく、10時50分になったら号砲と花火が鳴り響く。 スタートラインまでは4分くらいかかった。 スタートラインで自分の時計をセット。 さぁ、これから21kmの戦いが始まる。
足の調子も悪いし、最初は混んでいて思うように走れないので、ここは無理せず、前の人について行くようにしよう。 いつもは人の間を縫って走ったりするのだけど。
最初の1kmは6分5秒。 混んでるしこれくらいのタイムだろう。 しばらくは混んでいる区間が続くので、そのままマイペースで走っていこう。 縫って走ると足も体力も消耗する。 が、例年よりも混んでいる感じがして、なかなかスペースもできないし、ペースも上がらない。
2km目は5分49秒。 3km目は5分19秒。 3km経過しても全くスペースができず、全然走れない。
4km目が5分16秒、5km目が5分15秒。 昨年よりもう2分くらい遅いペースになってしまっているな…… まだスペースが全然できず……
6km目が5分20秒、7km目が5分19秒。 この混み具合でもペースは5分20秒で安定したかな。
このあたりで、トップランナーが折り返してきてすれ違った。 先頭は外国人4人が竸っていた。 日本人は菊池選手が単独でトップ。 その後ろに神野選手と設楽選手と明治大学の選手が竸っていた。 その後ろから続々と選手が走ってくるが、すれ違うのが一瞬なので、ほとんどの選手が名前わからなかった……
給水は5km過ぎにあったのだけど、混みすぎていたのでパス。 まだ給水しないでもいける。 8km地点で給水して、このあたりでポケットに忍ばせているウィダーインゼリーを半分飲む。
9km地点までは緩やかなアップダウンがあり、10km地点を過ぎてUターン。 このあたりで、ようやく身動きが取れるようになってきた。 さぁ、ここから頑張らないと、ようやく半分の地点。 体力はまだ有り余っている。 残りのウィダーインゼリーを飲み干して、後半戦に突入。
後半はペースを上げていく。 まだ10kmもあるので、途中で力尽きないようにしなくてはならないが、4分50秒くらいのペースで走って行く。 16km地点くらいからもうちょっとペースを上げていく。 残り5km。 時間にしたら25分。 あと25分くらい無理をしても頑張れるだろう、ここまで1時間半近く頑張ってきたのだから、と自分に言い聞かせながら走って行く。
マラソンは自分との戦いなので、自分の心が折れたら、その時点でダメになる。 自分に檄を入れながら走って行く。
12km地点~16km地点くらいまでは、前に「裸足ランニングクラブ」という髪をつけた、原始人のコスプレをして裸足で走っている人がいる。 裸足の人に負けるわけには行かない、という気持ちを持って、ひたすら原始人についていく。 原始人は裸足で走ることに挑戦するだけあって、けっこうペースが速い。 が、離されないようにひたすらついていく…… 16km地点くらいのペースアップで、原始人を追い抜くことができた。
そこからは意識的にペースを上げたのだけど、さすがにこの地点まで来るとなかなかペースも上がらない。 それでも4分40秒~4分50秒くらいで走ることができた。
ラスト3km、あと15分、ラスト2km、あと10分と、気持ちを入れていき、最後までペースを落とさず走りぬくことができた。
競技場の敷地に戻ってきた時も、最後のトラックも出来る限りの全力で走って行く、そしてゴール。
コンディションが悪いなりにかなり頑張って走れたのではないだろうか。 記録は1時間47分11秒。 走り出す前はけっこうネガティブに考えていたけど、それでも自己ベストを4分52秒も更新! 目標だった1時間45分には届かなかったのが残念。
後半にペースアップして、最後のスパートもできたので、マラソンをする実力はだんだんとついてきているのだと思う。
だけど、今回はなにより人が多かった。 あそこまで混雑していたのは初めてかもしれない。 来年までにはキロ4分で走れるようになってるはずなので、1時間25分くらいで申告できるよう、一年間努力していきたいと思う。
着替えた後は、無料のマッサージを受けて、シャトルバスに乗って丸亀駅前まで戻ってきた。
どこかでお昼ごはんを食べようと、駅前を探していたら、「しらさぎ」という食堂みたいなところを発見したので、そこでお昼ごはん。
串かつ5本セットとカツ丼を食べてお腹いっぱい。 1,220円だった。 お昼ごはんは毎回一鶴に行っていたのだけど、今日はとても一鶴のこってりしたものを食べる気分じゃなかったのと、車に乗った後、お店で下りるのが面倒だったので、このお店を利用したのだけど、いいお店を発見したな。 結局こってりしたもの食べてしまったけど……
帰りは睡魔との戦い。 眠気覚ましに飲み物飲んだり、ガムを食べまくったりして、なんとか家に到着。
家に帰ったらすぐに風呂に入るが、風呂で落ちた。 眠すぎて全く起きられず、1時間以上も湯船に使っていたことになっている。
夜も疲れすぎて、21時過ぎには寝てしまった。

長距離トレーニング
今日は登山に行こうと思って、5時に目覚ましかけたが起きたのが、5時40分。 準備はできているので急いで顔を洗って着替えて出発。 5時に出発して、丸石に行こうと思っていたのだけど、40分も寝坊してしまったので、今日は違う山にしよう。 徳島の黒笠山にしよう、と思い車を走らせ、7時50分くらいに黒笠山の登山口に到着。 今日は路面に雪が全然無いな。 山は雪があるのだろうか? 登山口に着いたのはいいけど、ものすごい眠かったので少し仮眠する。 目覚ましを8時半にセットして仮眠するが、眠すぎて起きられず…… 結局起きられたのが9時半くらい……
外はかなり雪が降っているし、時間もだいぶ遅くなってしまった……
今日は登山するのやめようかな。。。
そのまま家に帰ることに。 帰りに「道の駅 貞光ゆうゆう館」の産直で野菜を買って帰る。 家についたのは11時40分くらい。
なんだか最近登山に行くとき仮眠ばかりしているな。 結局今日は、5時40分に起きて、登山口まで行って仮眠して、そのまま帰ってきただけ。 登山口で仮眠するのが趣味にならないように気をつけなくては…… 寝心地は車の中より布団のほうが圧倒的に良い。
午後からはジョギングに行ってきた。 登山が無しになってしまったため、運動しなくてはいけない。 ちょうど明日の朝長い距離走ろうと思っていたので、今日走ってしまおう。
14時過ぎから200円と携帯だけ持って出発。 前に走った空港の裏の方まで行く22kmコースに向かう。 出だしは雨がパラパラ降っていたし、体もなんだか重い。 大丈夫かな……
大野の交差点を西に走り、川岡の豆腐屋を南へ。 あとはひたすら真っすぐに南に向かって走り、国道377号線まで。 国道377号線に合流する辺りでだいたい12kmくらい。 そこから東へ走り、国道193号線へ。 後は北に向かって走り、いつもの8.2kmコースの復路に合流。 そのコースを2時間15分くらいで走ることができた。 これくらいの距離の練習だと、通常は1km7分くらいかけて走るのだけど、今日は6分8秒くらいのペースではしれたので、けっこう上出来だった。
家に帰って風呂に入ってスッキリ。 今日は良いトレーニングができたなぁ。 明日の朝も走ろうと思ってたけど、さすがにそれは無理っぽいので、朝はゆっくり休むことにしよう。
第16回国営讃岐まんのう公園リレーマラソン
今日はリレーマラソンの日。 朝9時前に家を出発しまんのう公園に向かう。 まんのう公園の西口から入ったのだけど、料金所は大渋滞。 あらかじめ配布された入園券を提示し、駐車料金310円を払って園内に。
入口から一番近い駐車場は満車で、北駐車場に向かう途中の空き地に案内されたので、入場口まで結構遠いな…… 着いたのが10時くらいなので、もうあまり時間が無いかも。 タープみたいなやつと、アウトドアのイスを2つ持ってきているけれど、とりあえずジョギング関連のものを持って行っておこう。 タープは張るか、まだわからないし。
会社の人と入場口で合流し、芝生広場に移動。 既にたくさんのテントが立ち並んでいる。 ブルーシートは持ってきているので、とりあえず場所は確保。 受付を済ませて、ゼッケンや襷をもらう。
あっという間に時間が経ち代表者ミーティングへ。 ここで大会の注意事項等の説明を受け、終わったのが10時35分くらい。 もう一人の会社の人も合流する。
天気も怪しいので、タープを取りに車に戻る。 再び芝生広場に戻ってきたのが10時45分。 まだ自分のゼッケンもつけていない…… 走る順番なども全く決めてないが、最初はK君かT君のどちらかに行ってもらおうか、T君にスタートは行ってもらうことに。
その間にタープを組み立てていたのだけど、その最中でスタートの号砲が鳴ってしまった。
今回は2kmのコースを21周回するルールになっている。 周回は自分たちで管理しないと行けなくて、その時のタイムも記録しなくてはならない。
慌ててタープを組み立てるが、組み立て直後に突然雨が降ってきた。 雨は結構強くタープの中にも降り注いでくる。 ブルーシートがもう一枚あったので、それを壁にしようと、慌ててロープで結ぶ。 が、風が強すぎて、タープ本体が浮き上がりそうになる。 ここを無人にするのは危険すぎる…… そんなで、タイムも戻ってきた人が自分で覚えて伝えるという方式を取ることになってしまった。
次走る人は、交代の準備の為、交代ポイントに行くのだけど、1周が2kmなので、9分半~12分毎に交代ポイントに行かないといけない。 休む暇など無い……
T君は2周走り、次はオレの番。 まずどんなコースなのか見極めないと行けないので、1周目は慎重に入る。 が、500mの通過タイムが2分10秒、かなり早すぎた…… ちょっとペースを落として、1kmが4分40秒くらい。 1km~1.5kmにかけて緩やかな上りになっていて体力を消耗する。 最初の1周は9分55秒。 1kmあたり4分53秒くらい。 このペースじゃちょっと速いな、休み休みでも14km持たなそう。 2周めはもうちょっとペースを落として走る。
500m通過が2分30秒、1km通過が4分55秒、1.5km通過が7分40秒、2kmを10分20秒くらいのペースになるように調整。
2周めは10分15秒だったので、5分8秒くらい。 よし、これくらいのペースなら行けそうだ。 一気に3周走る。 最初のうちに距離を稼いでおけば後半は安心だ。
またあとで走るけど、3周目はとりあえずラストの周回なので最後の500mからペースアップ。 10分0秒だったので、5分ペースだった。
次はK君の番。 K君の1周めはメチャメチャ速かった! なんと9分26秒で戻ってきた!! 4分13秒ペース。 ただ、少しオーバーペース気味なのかな。
2周めは10分49秒。 K君は2周で、T君に交代。
T君は2周走る。 それぞれ12分33秒、11分53秒と、ほとんど練習してない割には頑張っている。
再びオレの番。 さきほどコースと参考周回タイムを刻んできたので、今回はそれに沿って走る。
1周目が10分41秒、2周目が10分18秒、3周目が9分49秒。 これで6周、12km走った。 1人14kmなのでオレのノルマはあと1周。
続いてK君。 2周走り、10分1秒、11分42秒。
そしてT君。 もうフラフラで一気に2周は無理との事だったので、1周だけ、12分28秒。
そしてオレ。 あと1周だけど、他のメンバーの分もカバーしないといけないので、2周走る。
2周だけなので、けっこう速いペースで走れ、それぞれ9分26秒、9分15秒。
続いてK君。 2周走り、11分12秒、11分37秒。 だんだんとペースが落ちてきた。 本人は11分を切るペースで走りたいと言っていたが、さすがに10km、12kmは披露が蓄積しているな。
続いてT君。 本人最後の周回。 もう膝が痛いようでフラフラだった、13分55秒。 だいぶペースが落ちたが、4時間の制限時間にはもう余裕で間に合うくらいのタイムを稼ぐことができた。
そして21周目、チームラストの周回はK君。 もう走りたくない、と言っていたが、10分56秒でゴール。
そして、チーム全体では、3時間52分48秒でゴール!! 制限時間の4時間には7分の余裕があった。 もうちょっとギリギリになるかと思ったけど、思っていたより速かった!
ただ、参加チーム347チーム中、327位だった。 だけど、3人チームは他に1チームもなかったので、少人数にしては頑張ったのでは無いだろうか。
楽しかったリレーマラソンも走りきって大満足。 やっぱりチーム種目は個人種目とは違った楽しさがあるね。 責任も喜びも連帯だし、まさにチームという感じがする。 結果的にはオレが16km、T君が12km、K君が14km走った。
次の大会は2月1日の丸亀ハーフ!!

ジョギング8.4km
徳島県の雪がすごい。 昨日は何も思わず剣山の登山をしていたが、ニュースで、三好市やつるぎ町で積雪で倒木があったりして、孤立集落ができてしまったらしい。 100世帯以上が孤立していて、600世帯以上がいまだに停電しているらしい。 孤立集落で死者もでたようで、今回の雪がどれほど異常だったかがわかる。
仕事終わった後、来月開催される、「まんのう公園リレーマラソン」に申し込んだ。 会社の人を誘って、なんとか4人集まった。 4人で42km走るので、1人10kmが目標。 制限時間4時間なので、1km5分50秒ペースくらいで走らなくてはならない。
時間内に完走できるよう、みんなでトレーニングを積まなくてはいけないな。
夜はジョギングに行ってきた。 今日はちょっと距離を伸ばして8.4km。 序盤はゆっくり距離伸ばして走ろうかなと思っていたけど、少しずつペースが速くなっていき、結果的には1km5分19秒ペースだった。
耳の隠せる帽子かぶっているが、寒すぎて耳が痛く、手袋してるが手が冷たすぎてかじかむ。
家に帰った後の風呂は最高だった。
第24回 福知山マラソン
6時25分くらいに起床。 いよいよ福知山マラソン当日を迎える。
まずは朝食。 ホテルのレストランで和定食を食べるのだが、朝起きた直後過ぎてあまり食べられなかった…… しっかり食べておかないといけないのになぁ。 あとでコンビニで何か買おう。
荷物は夕べのうちに準備しておいたので、着替えて出発。 福知山駅前まで車で移動して、昨日探しておいたコインパーキングに駐車する。
コインパーキングはもう2台しか空きが無かった、危なかった。
福知山駅~会場までは無料シャトルバスが出ている。 バスに乗り込む前にコンビニで朝ご飯を購入。 赤飯を食べたかったのだけど、赤飯のおにぎりは売り切れだった…… 仕方ないので、シーチキンのおにぎりを購入。
シャトルバスに乗り込み会場へ。 由良川の河川敷に参加者の駐車場が用意されているのだけど、駐車券がないと止めることができない。 駐車券は申し込んでないので、こちらには止められないのだけど、入るのにも出るのにも大渋滞なので、申し込まないで、シャトルバスで行くことにしている。

しばらくしてシャトルバスは会場に到着。 体育館の中で貴重品を預け、自分の荷物置き場を確保する。 スタートまでまだ2時間半もある。 いろいろ準備をしないといけないな。 先ほどコンビニで買ったおにぎりを食べ、水分をしっかりと取る。 レース前に飲む、ウィダーインゼリーみたいなやつも飲む。
トイレは大混雑するので先に済ませ、自衛隊の演奏を見たり、売店を見たり。 ただ貴重品をもう預けてしまったので、1円も無く、何も買えなかった……

先ほどトイレ行ったのだけど、スタートの1時間前にももう一度行く。 トイレには長蛇の列で、20分くらい並んだ。 全ての準備が終わり、いよいよマラソンが始まる。
今回、申し込み時の申告タイムが5時間35分なので、Jブロックというところに割り当てられた。
A~Kブロックまであり、Aが先頭、Kが最後尾となる。 Jなので、後ろから2番目だけど、Kにフルの人はいない?? なので最後尾っぽい。
ブロックの中で準備運動したりしながらスタートの号砲を待つ。 そしていよいよスタートの時がやって来た。
司会の人が盛り上げながらカウントダウン、スタートの号砲が鳴り響く。 先頭からスタートしていくのだけど、Jブロックはなかなか前に進まない。 ようやく動き出し、スタート地点を越えたのは、号砲から6分後くらいだった。
今回の目標は4時間を切ること。 1km6分ペースだと、4時間12分くらいの計算になる。 なので、6分よりはペースを上げて走らなくてはいけない。 5分45秒くらいがギリギリのラインだ。 目標に向かって頑張ろう。
スタートしてすぐに長い下り坂がある。 まだ人が多く、自分のペースでは走れない。 先は長いしのんびりいこう。
坂を下り切ったあたりで1km、由良川手前の交差点を左折し2km地点を通過。 人が多く、ペースが安定しないな。 抜かすのも難しい。 しばらくはこの波に乗って行くしかないな。 由良川沿いを走り、音無瀬橋手前が3km、昨日立ち寄った御霊神社付近が4km。 そのまま福知山中心部に走って行く。 福知山駅前交差点をUターンし、5km。 先頭の通過タイムは15:03と表示されていた。 1km3分ペース、本気だ。 今回の招待選手は公務員ランナーの川内優輝選手なのだけど、トッププロのペースは速すぎる。
そのまま市内を走って行き、6km地点くらいからようやく身動きできるスペースが取れてきた。 ここまで混雑でだいぶ遅れたので、ちょっとずつ遅れを取り戻していかないといけないな。
7km地点を過ぎ、新音無瀬橋を渡り、左折する。 ここから25km地点までは由良川沿いを走って行く。 25km地点で折り返し、40km地点まで由良川沿いを走ってくる。
由良川との長い戦いになりそうだ。
16km地点で、折り返してきた先頭ランナーとすれ違った。 先頭はもちろん川内優輝選手。 白バイに先導されて、ものすごい苦しそうな顔をしながら走っている。 速すぎて一瞬ですれ違ってしまった。 トップは独走で2位の選手とすれ違ったのは1km以上先なので、10分差近くはついているっぽい。
オレも頑張らなくては、やる気が出て来る。
20km地点、中間地点を通過する。 中間地点では、2時間3分くらいだったのかな。 目標の4時間切るための中間地点でのタイムより3分遅れくらいだった記憶がある。
微妙な向かい風を受けながらどんどんと走って行く。 そして折り返しの25km地点。 ここでお汁粉をいただく。
さて、この折り返しからが勝負だ、と思っていたのだけど、少し走ると一気に足が動かなくなる。 足は痛いけど、痛みのせいで足が動かなくなったわけではなく、なぜか全然足が出ない。 歩いたら終わりだ、と思っていたが、28km地点くらいでついに歩いてしまう。 だが、50mくらい歩いてまた走り出したりしていたのだけど、それがすぐにできなくなり、32kmくらいで完全に走れなくなった。 時間的には3時間過ぎくらいだし、ゴールまでは3時間の余裕がある。
が、歩くこともできなくなってきた…… 途中で時計が止まってしまってわからなくなったが、33~34km、34~35kmはいずれも20分くらいかかっているっぽい。
35kmの給水所で「あと7kmだよ、歩いてもゴールできるよ」とエールを送られたのだけど、とても次の1kmが歩けるような状態じゃなかった……
せっかく練習もして、福知山まで来てここまで頑張ってきたのだけど、もう無理かな……
給水の係員にリタイアしたい旨を伝えると、「あと7kmだよ、もう無理なの?」と聞かれたが、ここまでの1kmで20分以上かかってることとか伝えたら「顔色も悪いし」ということで、救護の人を呼びに行った。
もう立ってられず、ものすごい寒さでガタガタ震えが止まらない…… すぐに救護の人と消防の人が来て、いろいろ状態を聞かれ、「救急車乗りますか?」と聞かれたが、走っている最中もあちこちで救急車の音が聞こえ、まさに目の前では係員が倒れていて、救急車で搬送されるところだった。 救急車の台数も全然足りないみたいだし、オレは救急車を必要とするほどの状態ではないので、救急車は断った。
近くに救護車というのがあって、それが迎えに来てくれて、車の中で毛布にくるまれあちこちにホッカイロを貼ってもらい、湯たんぽを持たされた。
血圧と体温を計らされたが、特に何も言ってなかったので体的には大丈夫なのだろう。
マラソンの最後尾のランナーの方に救護車は走って行き、途中で待機していた関門の収容バスに移動する。 関門の収容バスは関門通過に間に合わなかった人や、途中リタイアで立ち止まっている人を拾いながら、ゴール地点に戻って行く。 バスに乗ってから2時間半くらい、ゴール地点に戻ってきたが、当然結果は無し。
2回目の福知山マラソンはこんな形で終わってしまった……
救護車で借りた毛布やタオル、湯たんぽは、医療本部に返しに行ってきて、体育館で着替えをして、帰路に着く。
本当に残念だった…… なぜ突然足が動かなくなったのかわからないが、低血糖とかなのかなぁ。
シャトルバスで福知山駅まで戻る。 ホテル近くには飲食店が無いので、この辺りで夕飯を食べて帰らないといけないな。
近くに「大八車」という居酒屋があったので、ここで夕飯を食べて帰る。
カウンター席には、大阪から来た50代くらいの男性ランナーがいた。 少し会話をしたが、この人は4時間切りのタイムだったらしい。 「若いんだからもっと上のタイム目指せるよ」と激励を受けた。 その人は福知山マラソンの臨時列車に乗って帰って行った。

お店でビールや地酒を飲み、たらふく食べてお腹いっぱい。
帰りは代行でホテルまで、2100円くらいだった。
マラソンの記録
1km 6:23
2km 6:49
3km 5:40
4km 6:03
5km 6:08
6km 5:46
7km 5:44
8km 6:21
9km 5:34
10km 5:43
11km 5:31
12km 5:35
13km 5:38
14km 5:38
15km 5:39
16km 5:26
17km 5:37
18km 5:48
19km 5:47
20km 5:41
21km 5:54
22km 5:54
23km 5:53
24km 5:53
25km 5:49
26km 6:06
27km 6:13
28km 7:45
29km 7:45
30km 8:53
31km 7:42
32km 9:31
33km 14:06
第9回 高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI
今日は庵治マラソンの日。 会社の人たちと3人で、この日出場するために練習を積んできた。 会社の人は今まで走った最長距離は8km。 今日は12km。 まぁ辛い戦いになるだろうけど、完走は問題ないだろう。
7時前くらいに起床し出発。 会社の人を拾って、コンビニ寄って8時15分くらいには会場の駐車場に到着した。
前回のトライアスロンから、朝ご飯にはもち米を取るようにしている。 今日の朝ご飯はコンビニで買った赤飯のおにぎりと、巨大なおにぎり。 赤飯のおにぎりで、もち米パワーをつけてしまおう。
会場に移動して、受付を済ませたら、あとは自分たちの12kmコースのスタートを待つのみ。 スタートは10時50分から。
もう1人の会社の人は、家族で来ていて、合流した。
9時45分から開会式が始まって、10時10分から、親子3kmの部がスタート。 小学生以下の子どもと親、または祖父母がペアになって、3km走る。 小学生とはいえ、優勝者は、3kmコースを1km3分30秒ペースで帰ってくる。 ものすごい速いし、それについていける親もすごい。
そしていよいよオレ達の出番がやって来た。 12kmの部がスタートする。 ポジションは前から5列目くらい。 そんなに大規模な大会じゃないので、後ろにいても数秒くらいのタイムロスしかはないだろうけど。
今回は、過去3回出場した時のブログ記事を読んできたので大体の反省点はわかる。 毎回4km地点がきつかったと書いてある。 なので、ペースを上げ過ぎずに4km地点を通過できるようにしよう。 今回の目標は1時間を切ること。
そんなことを思いながらスタート。 最初の1kmでペースをつかまないといけないな。 庵治の中心部を通る道路を走っていく。 最初の1kmは平坦。 1km過ぎたところに最初のアップダウンがあるので、そこまでにペースをつかまなくては。 1km通過、4分42秒ペース。 1時間切るには5分以内じゃないといけないのだけど、出だしの1kmにしてはちょっと速すぎたかも。 まだ11kmもある。 ちょっとペースを落とそう。
最初のアップダウンを通過。 まだ出だしなので、このアップダウンはそれほど問題じゃなかった。 海沿いの道をどんどんと走っていく。 2つ目のアップダウンがある手前が2km地点。 ペースを落としたはずなのだけど、この区間は4分46秒。
アップダウンを越える途中で、5kmコースの折り返し地点。 この先にもアップダウンがある。 3km通過は5分14秒。 この区間遅いのは、アップダウンが2回あったからだろう。
そして4km地点。 左側に別荘を見ながらの下り坂の途中。 4分43秒。 ここからの1kmは平坦な一直線。 途中に給水所があるので、そこで水分補給。 この区間は4分47秒。 さて、あと1kmで折り返しなのだけど、ここから折り返し地点までずっと上り坂。 ここが勝負の分かれ目だ。 今回は4km地点でも苦しいと思わずに走ることができている。 頑張って坂を上ろう。
歩幅を小さくして、どんどん足を前に出して上って行く。 上っている途中で先頭集団とすれ違い。 1位と2位には30秒ほどの差がついていた。 なんとか坂を上り切り、折り返し地点の6km、さすがにこの区間はきつく、タイムも5分31秒だった。
折り返し地点の給水所で水分を取るが、これが裏目に出たかもしれない。
6km~7kmは今上って来た坂をひたすら下っていく。 だが、この下りの途中で、右のわき腹が痛くなってしまった。 大会でわき腹が痛くなることはめったにないのだけど…… 呼吸も足も問題ないので、わき腹が痛くてスピードをセーブする形になってしまう。 だけど、この下りは4分22秒で通過。
7~8kmの平坦な区間はわき腹の痛みとの戦いだった。 なんとか4分53秒で抑える。
そしてアップダウンが始まる8kmから先。 ここで一気にペースが落ち5分22秒。 せっかくここまでいいタイムでこれたのに、この痛みのままじゃ1時間切るのは厳しいかもしれない、とか思い始めた…… 走っている最中に精神が折れそうになるのは一番よくないことなのに……
痛みを我慢し、8~9kmは5分25秒。 だが、このあたりからだんだんとわき腹の痛みが和らいできた。 ペースも少しだけど上がる。 次の区間は4分51秒、その次は5分で走ることができ、いよいよラスト1km。
相変わらず痛いが、最後はもっとペースを上げて、4分17秒でフィニッシュ。
途中でもうダメかもとか思ったけど、結果的には58分49秒でゴール。 目標だった1時間を1分11秒も切れた。 過去の記録からは自己ベストを5分更新。 結果的には上々の出来だったけど、やはりわき腹が痛くなってしまったのが辛かった。 あの痛みがなかったら、あと2分くらいは良いタイムが出たかもしれない。
会社の人も、目標とするタイムをクリアした。 ゴールした瞬間は死にそうになっていたけど、マラソン大会の楽しさを全身で感じてもらえただろうか。 なんなく初めてジョギングで、半ば無理やり大会に誘って、3か月くらい練習して今日の大会に挑んだ。 3か月分のトレーニングは、ちゃんと結果として返ってきていると思う。 会社の人1人は、丸亀ハーフにエントリーしているのでそれを目標に、もう1人の人は今のところ未定だけど、来年のこの大会はまた出るだろうし、自己ベスト更新を目標にトレーニングをしていこう。
大会が終わった後は、入浴施設の無料券を使って、お風呂に入っていく。 疲れた体と汗を流しスッキリ。
その後は、屋島の一鶴へ。 ここで鶏肉を食べるのが恒例となっている。 味の濃い鶏肉を食べ、スタミナを回復させる。
家に帰ったら疲れて昼寝してしまった。
今回のペース
1km 4:42
2km 4:46
3km 5:14
4km 4:43
5km 4:57
6km 5:31
7km 4:42
8km 4:53
9km 5:25
10km 4:51
11km 5:00
12km 4:17
平均 4:54
ゴール 58:49