今日は登山。 夜、ホタルを見に行くので、16時くらいまでに帰ってこられる山を探していた。
片道2時間程度の山ならたくさんあるのだけど、できればもっと歩きたいなぁ。
地図を眺めていて、一ノ森に行こうと思った。 ここなら、16時までに帰ってこられるな。 ついでに、槍戸山にも足を伸ばしてみよう。
槍戸山は、過去に2度行こうと思ったことがあった。 一度は登山経験が未熟で、疲労のため断念。 二度目は、積雪が予想以上だったため断念。
三度目の正直、たどり着けるだろうか?
4時起床、4時20分出発。 国道193号、492号と走り、コリトリを目指す。 途中でお腹痛くなったりしながら、6時過ぎにコリトリ橋到着。
準備をして、6時20分出発。
富士ノ池コースから登るときは、いつも国道から登っていく。 上にある神社や、その先の林道まで車で入ることはできるけど…

まずは、神社までの歩き。 出だしはけっこう傾斜がきついんだよな。
つい4月にこの道歩いたばかりなので、だいぶ覚えている。 登山道に入ってから、すぐに車道にぶつかる。 車道からまた登山道に入ると、崖が崩れている場所、これからももっと崩れそうな木のあるところを登っていく。 で、また車道にぶつかる。

再び登山道に入る。 廃屋+落書きされた岩壁が出現し、再び車道に合流。

また登山道に入る。 すぐに車道に合流。 またすぐ登山道に入る。 しばらく歩くと車道に合流。 ここからは神社まで車道歩き。 登山道に入ってから、ここまで車道を4回またぐ。
剣神社までの車道歩きの区間、過去にニホンカモシカを2度目撃したことがある。 今日もいるかなぁ、と思ったけどいなかった。
冬の終わりくらいなら遭遇率高いけど、この時期だともう無理か。
剣神社の境内の横で休憩。
今日はもうちょっと天気が悪いと思ったけど、予想に反していい天気。 寝不足なので、休んでいる間ウトウト……

あまりウトウトしているわけにもいかないので、そろそろ出発しようか。
次の区切地点は追分。
神社の裏から登山道に入る。
すぐに石像と廃屋があり、そこから少し登ると、再び車道に合流。
これが最後の車道合流地点。
そこから本格的な山道に。 看板によると、追分まで800mくらい、一ノ森まで3100mくらいだったと思う。 ここから先は傾斜が結構きつい。
「一ノ森ヒュッテ 90反」の看板を見ながら歩く。
だいぶ歩いて、追分に到着。 ここでも少し休憩しようか。
今日は普段よりペースを上げて歩いているので、けっこう疲れが……

さて、ここからは一ノ森ヒュッテまで一気に行こう。 最後の方、肉淵峠との分岐から先が、精神的に結構つらかった覚えがある。
とりあえず、ペースを乱さないようにしながら、そこそこ急いで登る。
肉淵峠の分岐を通り過ぎ、笹原に出てきた。 4月は一面雪で、笹が全く見えなかったな。 その時も辛かったけど、雪が無くても最後の笹原はけっこうつらい。

なんとか登り切り、一ノ森ヒュッテに到着。 とりあえず、休憩する前に、山頂を踏んでくるか。
ヒュッテ脇から1分ほど歩いて、一ノ森山頂に到着。
次郎笈、剣山が綺麗に見える。

ヒュッテ前のベンチまで戻ってきて休憩。 まだ9時なのだけど、もうお昼ご飯……
おにぎりを食べていたら、妻から電話が。 「包丁で指を切った」と。 相当切ったらしく血が止まらなくて気分が悪くなってきたと。
とりあえず、止血を試みるようにと。 近所の人、誰か来てくれないか?と聞いたけど、もうすぐ来てくれるらしい。 「早く帰ってきて」と言われたけど、ここから下山して、車走らせても、4時間はかかるな…… オレにはどうしようもできない。
槍戸山への登山。 3度目の断念になるかと思ったけど、大丈夫だった。
休憩をして、槍戸山へ向けて歩く。 ここから先は歩いたことのない道。
ヒュッテ横から槍戸山へと進んでいく。 まずは、コルまで下る。 けっこう急な下りだなぁ。 すぐにコルまで到着。 そこから先は緩やかな登り坂で、すぐに槍戸山に到着。
ここからの景色は素晴らしかった。 右手から、一ノ森、剣山、次郎笈と綺麗に見える。

素晴らしいロケーションなのだけど、あまりゆっくりしている時間もなく、そのまま一ノ森に戻る。
再びヒュッテ前のベンチで休憩。
大阪から来たという、単独の男性と話した。 オレの知ってる限りの、この近辺の山の情報を提供したけど、さすがに宿泊できる場所まではわからなかった。
徳島の山目的で、民宿とかホテルとか、泊まらないからなぁ…
それから、もう一人、単独の男性がいた。 この人は、下山してから車で高松空港方面まで向かうらしい。 国道438号線で行くというので、2時間半~3時間くらいかかると伝えた。
時間を気にしてる様子だったので、飛行機か何かか?
意外に長くしゃべっていて、けっこう休憩してしまった。
さて、下山するか。
肉淵峠の分岐を過ぎて、少し下ったあたりで、6名くらいのグループが登ってきた。
手には、大きなビニール袋。 中には大量の空き缶。
清掃登山で、ゴミ拾いしながら登っているらしい。 まだ山頂にもついていないのに、持ちきれないくらいのゴミを抱えている。
オレは下山するだけなので、一つ持って下りることを提案した。
リーダー格の「先生」と呼ばれる人に、「持って下りてくれるって言うけど、どうします?」と聞いていた。 先生は「持って下りてくれるのはありがたいけど…」と恐縮している感じだった。
オレの背負ってる35Lザックは半分以上空いてるし、その中に入れれば余裕。
ということで、一袋だけ引き受けてきた。
しかし、すごい量のゴミだな…… いつも山歩いてるけど、ゴミを捨てないことは徹底してるけど、ゴミを拾いながら登ろうなんて、考えたこともなかった…… まだまだ未熟だな……
ザックにゴミを詰めて下山する。
追分を通り越して、剣神社までやってきた。 このままノンストップでコリトリまで下りてしまおう。
ヒュッテからストック使って下山してるので、足への負担はあまりかからない。 そのまま下まで行っても全然平気そう。
登ってきた道をひたすら下る。 あっという間にコリトリ到着。
時間はまだ12時前ではないか。 14時くらいに下りてくる予定だったので、だいぶ時間が短縮できたな。

来た道と同じ道で帰る。 途中で眠くなることもなく、14時に帰宅。
長年の目標だった、と言ったら大げさだけど、ようやく槍戸山を登ることができた。
これで、目標の一つは達成できたな。 梅雨の合間だけど、雨にも降られなかったし、それほど暑くもなく、快適な登山だった。
本日のコースタイム
06:19 国道438号コリトリ
07:11~07:18 剣神社
08:01~08:12 追分
08:54~09:09 一ノ森ヒュッテ
09:34 槍戸山山頂
10:00~10:26 一ノ森ヒュッテ
10:58 追分
11:23 剣神社
11:55 国道438号コリトリ
16時くらいまで家でくつろいで、今度は家族とさっき山から戻ってきた道を走り、吉野川を越える。 国道192号線を走り、美郷へ。 そう、ここにはホタルを見にやってきた。
ホタルは5月下旬から6月中旬くらいまでが見ごろらしい。 塩江のホタル祭りは来週、ここのホタルも来週までらしい。
来週、雨が降らない保証はないので、雨の降っていない今日、見に来ようと、昨日決めた。
ホタル館に着いたのが18時前。 想像より人が多い。 こんなにたくさんの人がホタルを見に来るのか。 駐車場はあっという間に満車。 この時間に到着してよかった。
事前にネットで見られるポイントを調べておいたのだけど、第一ポイントという、鑑賞地点の一番下流が、一番多く見られるらしい。
そこまで歩いていって暗くなるのを待つ。
19時半くらいから、ちらほら光り始めた。
やがて真っ暗になって、ホタルの光が、あちこちで光り始める。 なんだか神秘的。
ただ、車道沿いで、車の往来が激しい。 せっかくのホタルの光も、車のライトで邪魔をされる。
見ることはできたのだけど、思うように見ることはできず残念。
見るまでは、目の前にホタルがブワーッといる光景を想像していたのだけど、実際はそんなに大量にはおらず。 竹林の中や、川付近で光っているのが見えるだけだった。
けど、ホタルが光ってるのを見たのは、生まれて初めて。
綺麗だった。
「登山」カテゴリーアーカイブ
【愛媛】東赤石山
今日は会社の人と東赤石山登山。 5時半待ち合わせで、高速で川之江まで。 法皇湖方面に走り、別子銅山方面に向かう。 しばらく走り筏津山荘到着。 筏津山荘の上の駐車場に車を止めて、登山の準備。
筏津登山口~赤石山荘~石室越~八巻山~東赤石山~東ルートで瀬場谷~筏津というコースだ。 初めての人がいるので、体力次第で、八巻山の岩がゴロゴロしたコースは断念するかも。
7時30分くらい、登山開始。

出だしは少し急な登りが続いたが、すぐに緩やかに。 少し歩くと瀬場登山口と合流。 先に進むと、右手から滝の音が。 八間滝だ。 いつもこの滝って遠くから見てるだけだけど、真下にいけるのだろうか? 道あるのかな……?

そして、瀬場谷の分岐に到着。 この直前で老夫婦に出会った。 同じく、東赤石山を目指しているとの事。
ここで少し休憩して、西ルートで上を目指す。
2箇所の徒渉ポイントで、それぞれ休憩しながら上を目指す。 多少急な道だけど、やはり登りではあまり急に感じない。
初めてこのコースから登った時も「標高差1000m」という言葉に恐れていたけど、思っていたよりも急ではなかった。 登山道が上手に作られてるのかなぁ?

第二徒渉ポイントを通過して、しばらく歩くと目の前が開けてきた。 山頂方面は雲がかかっていて景色が見えない。 本来、ここからの景色はすさまじいのになぁ、と思っていたら、一瞬だけ景色が晴れた!
この岩場のスケールを見せたかったので、見せられて良かった。 が、全然感動していないようだ……

赤石山荘の裏手で少し休憩。 さて、これから石室越まで行って、稜線を歩いて戻ってくるのだけど、行けるかな? 天気は微妙、とりあえずもっているが、いつ雨が降るかわからない感じ。
とりあえず、行ってみようか。
石室越まで登山道を歩き、そこから稜線方面へ。

数分で岩場に到着。 ここからは、ほぼ岩場を歩いていく。
四国でこんなところを歩ける山は、他に知らない。
途中から雨が降ってきたので、レインコートを着こむ。
岩が濡れてきて、多少滑りやすくなっているので慎重に……
本来ならば、素晴らしい景色が見えるはずなのだけど、見えるのは白い景色のみ。 残念……
しばらく歩き、八巻山に到着。 ここまで来たら、東赤石山はもうすぐだ。
赤石越に向けて歩く。 すぐ到着。 ここから山頂までは10分程度。

そして、ようやく東赤石山山頂に到着。
山頂には先ほどの夫婦が。 山頂は岩の上で休む感じだし、雨風をしのげないので、ちょっと先にある三角点の方で休もうか。 三角点まで2~3分でつくはず。
三角点方面に歩いていくと、雨をしのげそうな岩があったので、そこで休憩。
30分ほど休憩し下山することに。 山頂の看板のところには、西赤石山から歩いてきたらしい4人組のパーティが。
下山は、東側のルートを下りて、瀬場谷まで歩く。 赤石山荘前の道から、瀬場谷に向かう道に入る。 中小の岩がゴロゴロして、傾斜も急。 こんな感じの下りを35分歩けば、徒渉ポイント。 下りは時間が経つのが遅く、なかなか徒渉ポイントにたどり着かない。
しばらくして、ようやく到着。
確か、もう1回渡るポイントがあったはず。
ここで少し休憩し、瀬場谷を目指す。
ここからは道が樹林帯の中になり、だいぶ傾斜も落ちてきた。
2回目の徒渉ポイントを通過し、瀬場谷へ。
ここまで来たら、登山口はもう近い。 八間滝を横目に見ながら、筏津登山口に到着。
今日はあいにくの天気だったけど、雨に降られたのは、山頂付近の1時間ちょっとだったし、それ以外の時間は十分に休憩することもできる環境だった。
登山未経験者が、富士山に向けてのトレーニング第一弾。 本人に疲れ具合を聞いてみたら、「心が折れそうだった」と。 そして「下山が長く感じる」というのも十分分かってもらえたと思う。
次回の富士山に向けてのトレーニングは、瓶ヶ森。 林道から登るぬるいコースじゃなく、西之川から登るコース。 その次が、富士山本番になる予定。
オレは、それまでに一人でいろいろな山に行く予定だけど。
本日のコースタイム
07:30 筏津登山口
08:16~08:24 瀬場谷分岐
09:03~09:13 第一徒渉点
09:40~09:44 第二徒渉点
10:04~10:15 赤石山荘
10:31 石室越
11:34~11:37 八巻山山頂
12:00 赤石越
12:09~12:38 東赤石山山頂
12:45 赤石越
13:39~13:50 徒渉点
14:27~14:31 瀬場谷分岐
15:11 筏津登山口
【香川】城山 会社の登山部
今日は会社の登山部。 坂出にある「城山」を登りに行く。
7時会社集合で、8時に黒岩天満宮集合。
黒岩天満宮から300mくらい離れた場所に、路肩が広くなっている場所があったので、そこに駐車。 さて、登山開始。
今日のメンバーは5名。 初参加1名。
黒岩天満宮の鳥居をくぐったところから登山道に入っていく。 出だしはそこそこの傾斜の登り坂。 木々に覆われていなく、けっこう暑いな。
先頭の人は意外にいいペース。 しばらく歩くと、お堂までやってきた。 ガイドブックには、これだけ保存状態が良く、説明も書かれているものは、香川県では珍しいとの事。
岩を削って、地蔵が掘られていた。
そこから少し歩いたら車道に合流。 左手に進めば郷師山へ、右手に進めば城山へ。 ここで少し休憩して、城山を目指す。
きつい傾斜がしばらく続いたが、その後は傾斜も緩くなり、歩きやすい道に。
しばらく歩き、また車道に出る。 ここからは車道を歩き、山頂に到着。
城山からの景色は最高だった。 景色を遮るものがなく、とてもよく見える。
山頂でたっぷり休憩し下山することに。
車道を歩かないでも行けるはず、と思い、登山道を探していたら、やはりあった。
帰りは車道を歩かず、登山道で。
郷師山にも登ろうかと思っていたが、メンバーの体力の具合を見て、今日はやめることに。
全員無事下山。
会社まで帰って解散に。
次は、剣山に行きたいなぁ。
【愛媛】大座礼山~三ツ森山~平家平【縦走】
今日は登山。 愛媛の大座礼山~平家平まで縦走するコース。
起点は東赤石山の筏津登山口付近にある、筏津山荘。 下山する場所は、住友フォレストハウス。
自転車を、住友フォレストハウス付近に置きに行き、筏津山荘まで戻ってきた。
準備をして7時10分、登山開始。 まずは大座礼山登山口まで歩く。

通常であれば、大座礼山登山口までは車で行くのだけど、帰りの事を考えたら、筏津山荘がベスト。 ここから登山口までは、標高差が400mくらいある。
大座礼山登山口に向けて、車道を歩きだす。 インターネットで調べた情報と、2万5000分の1の地図によると、車道の途中から、旧登山道があり、車道をだいぶショートカット出来る様子。
少し歩いていくと、左手に入っていく道を発見した。 まだ地図の登山道の場所ではないのだけど、道はしっかりしているし、ちょっと入って行ってみよう。

入っていくこと2分、川を渡るつり橋が出現。 このつり橋、メチャメチャ揺れる。 渡りきったところで道は消えていた。 この川の水門っぽいものを操作するための道のようだ。
車道まで引き返し、再び車道を歩いていく。

今度こそ、本当の旧登山道。 ここからは、普通の登山道のような道を歩いていく。 徒渉し、どんどん高度を上げて行く。 丸木橋を通ったり、なかなか面白い道。 あまり人が歩いているような道ではないと思うのだけど、意外と道がはっきりとしている。
思ったより時間がかかり、ようやく車道に合流。 これ、上から登山道に入ろうとしたら、知っている人じゃないと絶対わからないな。

車道を歩いて行き、東三森山の登山口を通り越し、大座礼山登山口への林道入口までやってきた。 登山口までもうちょっと……
林道を数分歩き、ようやく登山口に到着。 ここまで1時間50分もかかった。

登山口で少し休憩。 60歳前後のおばちゃん3人組が登って行った。 車止める場所からわずか数分。 こんなところで休んでいるのを見て、どう思っただろうか…
さて、ここから本格的な登山がはじまる。 思っていたより気温が上がってきて暑い…
出だしは急な登り坂から始まった。 しばらく急な登りが続き、なんどか水場を通り過ぎる。 水で手を洗ったが、メチャメチャ冷たくて気持ちい。

急な登りを越えると、南東方向へ進む、緩やかな道へ。 しばらく歩くと、山頂方面に折れ曲がる。 間違えて真っすぐ進む人がいるらしく、柵がしてあり、「こちらは違う」と看板がついていた。 これだけやってれば、間違える人もいなくなるだろう。

そこから、多少急になり、しばらく歩くと「巨大ブナ」の看板が。 メチャメチャでかいブナが!
近くにもかなりの大きさのブナがずらりと並ぶ。 壮大なブナを見ながら山頂に向かって歩いていく。 すぐに山頂到着。

山頂からは東三森山がきれいに見える。

ここで少し休憩。 さて、ここから縦走が始まる。 まずは三ツ森山まで。 地図上のコースタイムでは「悪路3時間」となってるけど、インターネットで調べた情報では、そんな悪路ではない感じ。 時間もそこまでかからないだろう。
1時間20分歩いた場所に「鉄塔広場」となっているのだけど、鉄塔が肉眼で確認できる。 あそこまで1時間20分もかからないだろう。
三ツ森山への縦走が始まった。 大座礼山の標高が1587m、三ツ森山の標高が1429m。 単純に計算して、170mくらい下がる。 出だしは結構急な下り坂が続く。 足を痛めないように慎重に下りて行く。
縦走路は、けっこう整備されており、400mおきくらいに、「三ツ森山 2.0km」のような看板が出現する。 これなら迷う心配はなさそうだ。
あっという間に、鉄塔広場に到着。 ここで少し休憩。
地図には載ってないけど、鉄塔巡視路を通って、筏津まで下りることもできるらしい。

鉄塔広場から三ツ森山までは1時間40分となっている。
ここから先は多少道が悪くなった。 足場がよくない下り坂が少し続いたり、左手側が崖になっていたり。 まぁ落ちたりするようなところではないけれど。

三ツ森山直前、けっこう渋い登り坂が続く。 道自体が真っすぐなので、登り坂の先がずっと見えている状態。 きついなぁ、これ。
登り坂に耐え、三ツ森山に到着。
ここは樹木に覆われているため、展望無し。

少し休憩し、三ツ森峠を目指す。 地図で見ても明らかだけど、かなり急な下り坂。 ここはストックを使用して、足へのダメージを抑えよう。
ストックを使って、ゆっくり慎重に下っていく。 かなり急だな……
すぐに三ツ森峠に到着。 ここからは愛媛方面のフォレストハウスにも、高知にも下りられるみたい。
さて、そのまま平家平方面を目指そう。
そのまま縦走路を進んでいく。 ここからは緩やかな上り坂がひたすら続く。
時折、平家平が見える。 まだけっこう標高差がありそうだな。 だけど、だんだん近くなってきている。
しばらく歩き、2つ鉄塔を越え、「巡視路分岐」までやってきた。
ここでも休憩。 平家平から下山してきたらしき、3人組と出会った。 そのままフォレストハウス方面に下山していった。
さて、山頂はもうすぐだ。 頑張ろう。
ここからは樹林帯を抜け、平家平が眼下に広がる。 GWだからか、人が結構多いな。 この時間、みんな下山してくる人ばかり。

数十分歩き、ようやく平家平山頂に到着。
ここからの展望は素晴らしい。
歩いてきた、大座礼山、三ツ森山方面が一望でき、東赤石山方面の山脈も一望できる。
冠山、ちち山、笹ヶ峰も見える。 素晴らしい景色!!

山頂でちょっと長めに休憩。 ここからは、2時間もあれば下山できるだろう。
鉄塔巡視路まで歩き、そこからフォレストハウス方面に向かって下りて行く。
そこそこの傾斜でストックを駆使して歩く。
送電線の下を何度かくぐり、鉄製の階段を下り、川を越えて、フォレストハウスまで下山してきた。

自転車まで戻り、ここからは自転車で筏津まで走る。

最初の2kmくらいは下り坂。 ほとんどペダルをこがないでいいので、楽チン。 下七番付近から、距離にして700mほど、標高差にして30mほどの登り坂。 ギアを1速にして、なんとか登りきる。 きつい……
そこから先はずっと下り坂。 快適に飛ばす。 西赤石山へと登る「日浦」を通過し、筏津まで戻ってきた。
今日はそこそこの標高差もあり、距離もある縦走だった。
気温が高く、2L持っていった水分も、残りは100mlくらい。 これからの時期、2L以上持たないといけないなぁ…
これからの時期、この辺りの山は人気があるので、人がもっと増えてくるだろう。
本日のコースタイム
07:07 筏津山荘
08:50 大座礼山登山口の林道入口
08:56~09:04 大座礼山登山口
09:55~09:57 山頂方面に曲がる分岐
10:20~10:30 大座礼山山頂
11:20~11:28 鉄塔広場
12:34~12:42 三ツ森山山頂
13:04 三ツ森峠
13:51~13:57 鉄塔巡視路分岐
14:30~14:51 平家平
15:17 鉄塔巡視路分岐
16:41 フォレストハウス
16:44 自転車駐輪地点
ここから自転車でのコースタイム
16:49 出発
17:15 筏津山荘
【愛媛】東赤石山~西赤石山 縦走
今日は登山。 3ヶ月半ぶりに愛媛の山に行く。 今回登る山は「東赤石山」。 そこから「西赤石山」まで歩いて、自転車で戻ってくるというコース。
東赤石山には「床鍋」から登る。 今年中に、「二ツ岳~権現山」の縦走を行いたいと考えており、その際の下山ルートとして床鍋ルートを想定している。
そのため、床鍋ルートは一度歩いておく必要がある。 なので、今回は床鍋から。
瀬戸内海側の河又からも、南側の筏津からも登ったことがあり、瀬場にも下りたことがあるので、メジャーなルートで登ったことがないルートは床鍋くらいだろうか。
4時に起床して、4時20分くらいに出発。 日浦登山口に自転車を置き、6時50分くらいに、県道から床鍋登山口へ上がっていく付近に到着。 登山口の標高は県道より高いので、帰りの自転車が厄介だ。 なので、車は県道に止めておく。 登山口まで400mくらい。 軽いウォーミングアップになるだろう。

少し歩くと、登山口と山の案内の看板が。 ここから山道になるのかな。
廃屋の裏手から山の中へ入っていく。 最初は杉林、途中から檜林に変わった。 造林地帯を登っていく。 けっこう歩いても、景色はほとんど変わらず。 ひたすら造林地帯が続く。

30分ほど歩き、一瞬景色が開ける。 が、またすぐに造林地帯に。
少し歩くと、徒渉地点が。 こんな箇所、地図に載っていたかな? けど、橋はしっかりと作られているし、他にも道はなかったし。

そのまま進んでいく。 もう一ヶ所、徒渉地点があり、それを越えたら鉄塔に出た。 尾根の横に鉄塔が続いている。 これらの鉄塔を経由しながら登って行くのだろう。 権現越は、まだけっこう遠いくに見える。
ところどころ、東赤石山方面が見えだして、けっこうテンションが上がる。 もうだいぶ登ってきたみたいだ。

しばらく歩いていて気付いたのだけど、今歩いているこの道、どうも間違っているっぽい。 本来登るべき道は、権現越に直接向かっているのだけど、今歩いてるこの道、たぶん、権現山方面の鉄塔に続いている。 まぁ、そこから権現越まで下れば問題は無いのだけど、余分なアップダウンが含まれてしまう。 道が違うようだけど、どこか分岐とかあったかなぁ…… 全然気付かなかった。

予想通り、権現山方面の鉄塔付近に合流。 前に河又方面から登ってきたときに、稜線にぶつかったあたりだ。
ここから権現越まで、少しの下り。
そして、ようやく権現越に到着。 ここまでノンストップで歩いてきたので、ここで少し休憩しよう。
東赤石山まではもうちょっと。 ここからの登りが、少しきつかった覚えがある。

東赤石山への登りが始まった。 まずは、赤石山荘分岐地点まで。 ここから先、一気にルート内容が変わる。
雪もけっこう残っていて、所々凍っている。 雪の上歩いたり、岩の上歩いたり、豪快に歩きながら山頂を目指す。

そして、東赤石山の三角点に到着。 ここはそのまま素通りで、山頂の看板がある方に移動。
この時期の、この山なら誰かいるかと思ったのに、誰もいなかった…… 山頂でおにぎり食べて休憩。 さて、ここから西赤石山まで、どれくらい時間かかるかな。

まずは八巻山へ。 八巻山は、西から東へと歩いたことはあるけど、東から西へは歩いたことがない。 まぁ問題はないだろう。
岩場を登ったり降りたりしながら、八巻山到着。 そのまま石室越を目指す。 ここから先も豪快なルートを登ったり降りたりしながら進んでいく。 所々で、息をととのえていると、はるか前方に赤い人影を発見。 ようやく人に出会えた。 っていっても、まだまだ先だけど。 追いつけるかな……?

石室越で少し休憩して、前赤石山の下部を通過して、物住頭を目指す。
去年、物住頭から、石室越を目指した時は、道が全く分からずかなり無理やり歩いた記憶がある。 が、今回は真新しいピンクテープで整備されており、全く迷わずに前赤石山の下部を通過。 もう少しで、物住頭に到着、という当たりで、先ほどの赤い人に出会った。 高知県から来て、同じく西赤石山を目指しているみたい。 挨拶して、先に行かせてもらった。

すぐに、物住頭に到着。 ここでも少し休憩。 あとは、西赤石山を目指すだけ。 緩やかな登り坂が続くだけ。

数十分歩き、あっという間に西赤石山に到着。 山頂には30歳くらいの男女が写真撮影をしていた。 2人揃った写真を1枚撮ってあげ、2名は下山していった。
ここでも景色を見ながら休憩。 笹ヶ峰の北斜面はまだけっこう雪が残っている。 けっこう雪が多かったんだなぁ。

ここから先は、緩やかでのんびりしたルート。 小ピーク経由して、銅山越まで下山。 ここから先は、観光地化されているので、楽しく歩くことができる。 つい100年前まで、ここには1つの村があった。 が、鉱山の廃止に伴い、その村は跡かたもなく消えた。 歴史を感じる道を歩きながら、登山口まで下山。

ここに自転車を置いてあるので、あとは走るだけ。 全体的には下りこう配なので楽ちん。

思っていたより、だいぶ早く下山出来てしまった。
本日のコースタイム
06:55 県道駐車地点
07:03 床鍋登山口
09:09 権現山付近鉄塔
09:20~09:27 権現越
09:43 赤石山荘方面分岐
10:17 東赤石山三角点
10:22~10:32 東赤石山山頂
10:36 赤石越
10:50 八巻山山頂
11:22~11:26 石室越
11:52~11:55 物住頭
12:25~12:40 西赤石山山頂
13:26 銅山越
13:58 ダイヤモンド水
14:30 日浦登山口
ここから自転車でのコースタイム
14:33 日浦登山口
14:45 筏津登山口
14:46 瀬場登山口
14:50 県道駐車地点
【香川】大川山~竜王山【縦走】
今日は登山。 4時50分起床、5時15分出発。 本日の目的は香川徳島県境にある大川山~竜王山まで縦走する。 地図やガイドブックで見ると結構距離がある。 香川徳島県境の山なので、それほど標高もないし、車道も間近まで走っているし、標高差自体もそれほどないだろう。
琴南中央公民館までは家から30分ほどで到着。 まずは自転車を下山口に置きに行くために、三頭トンネル方面に車を走らせる。 トンネル手前で左折し、杉王神社方面へ。 そのまま道なりに進んでいき、行き止まりにある「東の里」の手前の路肩に自転車を置いてきた。 さて、公民館まで戻ろうか。 今日は選挙の日で、この時間なのに既に選挙の準備で、人が集まっていた。

準備をして出発。 まずは大川山に登る。 キャンプ場に向かう道をテクテク歩いていく。 今日はメチャメチャいい天気。 絶好の山日和だ。

途中から山道に入ったり、車道に出たりしながら、徐々に標高をあげて行く。 車道を一直線に貫くように登山道が敷かれている。 思っていたより標高差があるなぁ。 そして暑い……

大汗かきながら、大川山山頂に到着。 ベンチがあるので、ここで少し休憩しよう。 目的地となる、竜王山ははるか前方に見えている。 山の上にある鉄塔が目印なのだけど、その鉄塔すらかすむほどの距離。

そしてここから先、三頭越までは歩いたことのない区間。 ガイドブックにも迷いそうな旨が書いてあったので、迷わないようにしなくては……
遊歩道を下っていき車道に出る。 車道を道なりに歩いて行くと、左側が全て伐採された地点に到着。 その少し先から、登山道に入る道があった。 うっかりしてると見落としてしまいそうだな。
「荒れている」と書いてある地点を通り過ぎ、けっこう標高を下げながら歩いていく。

途中、何度も林道に出たり山の中に入ったりしながら進んでいく。 林道から山の中に入るところは、一応案内札とかが付いていたので、迷わずに進むことができた。

しばらく歩き、左手に神社が出現。 ここが真鈴峠かな? ここで少し休憩しよう。
おにぎり食べて、水分補給し、足を休ませる。 まだまだ序盤、先は長い……

ここから、また山の中に入ったのだが、すぐに車道に合流。 少し歩くと「真鈴峠」と書かれた看板があった。 こっちが峠か?

ここで登山道を見失ってしまったのだけど、看板から琴南方面に10mくらい歩いたら、登山道発見。 ちょうど看板の裏の尾根を歩くような感じか。
しばらく山の中を歩き、右下の方に車道が見えてきた。 そして民家の裏に到着。 ガイドブックにも「民家の裏に出る」と書いてある。 民家の裏に出たのはいいけど、どうやって車道に下りるんだ? 道なりに行ったら、思いっきり民家の敷地内に入っていてつぃまう。 しかも犬がいて、人の敷地に勝手に入ったらほえられそうだし…… 仕方ないので、畑の段差から、直接車道に下りた。

車道に出たら、どこが正しい道だかわからない…… 3差路と3差路が混じったような、変則5差路みたいな場所に小屋があった。 その小屋に案内札が付いていた。 そのまま車道を進む。

そして立派な看板発見。 少し車道を歩くと、再び山の中に入る道発見。

地図を見る限り、ここからは峠越えを除いてずっと山歩きみたい。 これでもう迷う心配はないかな。
広い尾根を二双越に向かって歩いていく。 二双越には、モトクロスのコースがあるらしく、バイクのエンジン音が響いている。 しばらく歩き、二双越に到着。 ここでも休憩。 おにぎりを食べて栄養補給。
再び山の中にはいるのだけど、ここから先は丁寧に、200m置きに看板が出現。 この看板がありがたいやら、ありがたくないやら… 200mおきって、ちょっと頻繁すぎるなぁ。 なかなか減らない、目的地までの距離を実感するのはつらい。

しばらくはモトクロスのコースと並行して歩いていたのだけど、しばらく経って、モトクロスのコースと離れて行った。 ここからは静かな山の中。 だが、すぐ左側には林道が……
50分程度歩き、三頭越に到着。 「道の駅ことなみ」のちょっと先に登山口があるのだけど、そこから沢沿いを1時間ほど登ると、この三頭越に到着する。 前に、そっちの登山道から歩いたことがある。 ので、ここから先は一度歩いているのだけど、もう3年ほど前になるので、全然記憶にない。

三頭越を過ぎた直後、目の前に迫る急斜面。 これはきつい…… 歩幅を狭くして、ペースを落として、その登りを上がりきる。

その先も、細かいアップダウンが続き、けっこう苦労しながら寒風越に到着。 とりあえず、この直後に標高差100mほどの登りが待ち受けているので、それを登りきって、竜王峠までたどり着いたら休憩しよう。

この段階での標高差100mの登りはけっこう堪える。 なんとか竜王峠まで到着。 朝見えた、鉄塔まではもう目と鼻の先。 さぁ、竜王山ももう少し、頑張ろうか。

まずは鉄塔までたどり着いた。 docomoの鉄塔。 めちゃめちゃでかい。

そのまま山の中に入っていき、山頂手前の急な登りを登りきって、竜王山山頂に到着!

長かった……実に長かった……
景色はかすんでいてよく見えなかった……
さて、ここから先は、来週の土曜日に歩く予定なので、下見も兼ねているので注意して記憶しながら歩かなくては。
まずは割れた地蔵まで。 ここの分岐を下っていく。 下る道は、記憶の中の道とはけっこう違く、実際は傾斜がきつかった。

前回、道がよくわからなかった30mほどの距離の栗林を通りぬけ、竹地帯を通り抜け、東の里に下山。

とりあえず、大川山~竜王山の縦走は完了した。 足が痛い。 特に右足の小指と親指。 まめができているだろう……
さて、ここからは自転車で公民館を目指す。 だいたい下り坂なので、それほど苦労せずにたどり着けるだろう。
国道438号線までは順調。 ここからも下り坂なのだけど、傾斜がそれほどないので、思ったほどスピードが出ない。 けっこうペダルをこがないと進まなかった。
30分ほどで公民館まで到着。
今回は、香川に2つしかない1000m峰を、贅沢に縦走するというコースだった。 だけど、登山というかどちらかというと森歩きって感じだった。 林道もちょこちょこ出現するし、何より山頂間近まで車で行けてしまうのが悲しい。
まぁたまには香川の山で遊ぶのもいいかな。
本日のコースタイム
06:44 琴南中央公民館
07:15 随神門
08:31~08:43 大川山山頂
10:37~10:45 真鈴峠
11:33 滝の奥
12:27~12:35 二双越
13:21~13:28 三頭越
14:10 寒風越
14:46~14:49 竜王峠
15:21 竜王山山頂
15:51 東の里に下山
ここから自転車でのコースタイム
15:55 東の里
16:25 琴南中央公民館
【徳島】一ノ森~剣山
今日は登山の日。 自転車で走りたいし、暖かくなってそろそろ春だろう、ということで、路面の雪も溶けているだろう。 見ノ越に自転車を置いて、コリトリから一ノ森に登って、槍戸山に行き、剣山に向かうルートを設定した。
コリトリから一ノ森へは2回登っている。 剣山は数えてないのでわからないが、けっこうな回数登っている。 が、未だに槍戸山まで行ったことがない。 一ノ森に行く度に思うのだけど……今回は行ってみようか。
4時20分くらいに出発したのだが、途中で猛烈な眠気に2度も襲われ、計1時間10分くらい車内で仮眠。 見ノ越に着いたのが7時40分くらい、コリトリについて、国道脇のスペースに車を止め、準備をして出発したのが8時半。 けっこう時間を食ってしまった。
事前に、三好市のHPで、剣山山頂のライブカメラで積雪の状況を見ておいた。 が、ほとんど雪がなかった。 そのため、今回持ってきたのは6本爪アイゼン。 一番分厚い手袋も置いてきた。

国道から、作業用の道路に入り少し歩くと登山口。 ここから斜面を登る。 何度か作業用道路に合流し、すぐにまた山の中へ。 まだ登りはじめたばかりなのだが、雪が降り出してきた。 少し進み廃屋の脇を通過。 もう一度道路をまたいで、また少し進むと道路へ合流。 あとは道路を神社の入口まで歩くだけ。

1年前、ちょうどこの道を下山してきたとき、ニホンカモシカに出会った。 それが初めての出会い。 それから3~4月にはけっこう遭遇するようになった。 ちょうど1年前に出会った場所の近く、今日もニホンカモシカに出会ってしまった。 距離があってうまく写真は撮れなかったが……

神社の門の横をすり抜けて神社の敷地内へ。 雪がけっこう強くなってきたので、境内でレインコートを着ることに。

さて、本当の登山道はここからだ。 一ノ森の富士ノ池ルートは、けっこう傾斜がきつい。
まずは追分まで頑張ろう。 神社の裏から登山道に入る。 道はけっこう急。 もう一度道路をまたいで、あとはずっと山の中の道。 傾斜が急な上に、氷結した雪も所々に出現。 滑らないように慎重に。

たまに積雪30cmくらいの地点があったりと、思っていたより雪が残っている。
けっこう苦労しながら追分に到着。 まだ時間が早いけど、お腹すいたのでお昼にしようか。 今日もインスタントラーメンを持ってきてある。 残っているガスカートリッジを持ってくるのを忘れて、無くなる寸前のものしかザックの中に入っていなかった… なんとかお湯を沸かしてラーメンを作ることはできた。 ラーメン食べていると、上から2人組の親子が下りてきた。 一ノ森まで行って、下山している途中らしい。 徳島の方で、親子でキャンプや登山を楽しんでいるみたい。 服装や靴などが、普通の格好で、けっこう苦労してきたみたい。
燻製のピーナッツやチーズなどを分けてもらった。 ありがとうございます。

さて、ここからヒュッテまでは、過去の山行では50分程度で歩けてる。 笹原が広がってからが、山頂が近く感じるのに、なかなかたどり着かなくてきつかった記憶が…
傾斜も急なのだけど、雪の量が一気に増えてきた。 ここまでは3分の1くらいが雪だった感じだけど、ここからはほとんどが雪。 しかも微妙に固くて歩きづらい。 アイゼンをつけようかと迷ったが、別に滑りはしないし、手間なのでこのままでいっか。

しばらく歩き、普段なら笹原の場所に到着。 今は雪で覆われていて笹が全く見えない。 一ノ森ヒュッテはもう目の前だ。 頑張ろう。
地味な登りだけど、けっこう消耗しながら一ノ森ヒュッテ到着。 雪と風が強い。 とりあえず冬小屋があるので、そこで休憩しよう。 もちろん中には誰もいない……

槍戸山へは、ここから南に30分くらい歩く。 その先には何もないので、またここまで戻ってきて、それから剣山を目指すことになる。 しかし天候が…… しばらく考えたが、槍戸山は諦めることに。 このまま剣山を目指して、見ノ越に下山しよう。
今後もこのような雪が続くのなら大変だな、と思い、6本爪アイゼンを装着した。
とりあえず、一ノ森山頂に立とう。

冬小屋から斜面を10mほど這い上がり、一ノ森山頂に到着。 もしかして、南側斜面は全く雪がない!?
冬小屋付近はめちゃめちゃ雪があったのに、山頂から南はほとんど雪がない。 いま、アイゼンつけたばかりなのになぁ…… まぁいいや、少しだけど雪のある地帯もあるので、とりあえずこのまま歩こう。
直接刀掛の松方面に向かう道との分岐。 この付近は雪が凄い。 看板が埋もれている。 が、僅か南に5mほど行くと、雪が全く無い。 天国と地獄の境目は、こんなになっているのか。

そのまま剣山方面に向かって歩いていく。 ピークを越えて、剣山が見えてきた。 もう雪もほとんどなくなってしまったので、アイゼンが邪魔。 外すことに。

アイゼン外して、最後の登りを登って、剣山山頂に到着。
こっちは雪が少ないなぁ。

さて、下山しようかな。 下山は大剣神社経由の予定。
山小屋の前には20名ほどの団体さんが。 山岳会の人たちかな。 雪の道をおっかなびっくり歩いている。
下山する道は、一面雪に覆われている。 滑りはしないが、アイゼンつけていたら、もっと気楽に歩けたかも。
大剣神社に向かう道は、途中でトレースが消えていた。 斜面にどか雪があって、そこから登山道にはトレースが付いていなく、谷をそのまま降りて行く道にトレースがついていた。 神社は行かないでいいか…… 少し谷を下って、刀掛の松に向かう道に合流。 おとなしく、刀掛の松経由で戻ることに。

刀掛の松を経由して、西島到着。 そのまま一気に下山しよう。

ここから先の樹林帯も微妙に雪が残っている。
見ノ越まで無事下山。 登山口入口にある神社には20人ほどの団体の参拝客が。 神社参拝ツアーとかあるのだろうか? それとも何かのゆかりの神社だっけ? ここ。
止めておいた自転車にまたがって、コリトリを目指す。

11km程の下り坂。 微妙に雪が降っており、それが目に入ってきて目がメチャメチャ痛い。 車は2台ほどしかすれ違わなかった。 やっぱりこちらの道はあまり車が通らないなぁ……
手袋2枚重ねにしているが、手もだいぶかじかみながら、車に到着。
4月だからもうほとんど雪がないかと思っていたけど、想像以上に雪が残っていてビックリ。 しかし槍戸山にたどり着けなかったのは残念。 なかなかたどり着けない、槍戸山。 また次回挑戦します。
本日のコースタイム
08:30 コリトリ
09:23 剣神社入口
09:28~09:38 剣神社
10:30~11:00 追分
11:52~12:12 一ノ森冬小屋
13:00 剣山山頂
13:21 刀掛の松
13:29 西島
13:58~14:00 見ノ越
14:35 コリトリ
【徳島】八面山~綱付山
今日は登山。 4時起床、20分出発。
徳島の八面山、綱付山に登山をしに行く。
国道438号線を走る。 今日は自転車を積んでいる。 綱付山を下山したら、自転車で車まで戻る。 自転車は綱付山下山したところに「犬石峠」に置く予定。 剣橋を左折し、県道260号線を走っていく。 大奥野を超えてから道が険しくなった。 だんだん路面に雪が残りはじめている。 これはマズイかもしれない……
しばらく我慢して走るが、これ以上進むのは危険に感じた。 そのため、ここに自転車を置くことに。 ちょうど川を渡った場所。 地図で目測で峠からの距離を見るけど、2kmくらいだろうか。 このくらいならここでも、いっか。

そこに自転車を置いて、Uターン。 国道438号線に戻ってきて、来た道を引き返す。 津志嶽に登る、石鉄神社と書かれた大きな鳥居の手前が、国道の幅が広くなっていたので、そこに駐車。 今日はここから登る。
登山口まではけっこう距離があるのだけど、登山口の標高はここより少し高い。 自転車を押したまま車まで戻ることを考えたら、少しくらい歩いても帰りが楽な方がよい。

準備して出発。 まずは鳥居の目の前の道を進み、橋を渡る。 しばらくは舗装された道路が続く。 思っていたより、急な坂道だな、これ。

しばらく歩くと、林道入口に到着。 ここから先は道路が舗装されていない。 そのまままっすぐ進んでいく。 道の傾斜は相変わらず。 途中で、荷台に犬を乗せた軽トラに抜かされた。 オレも荷台に乗せてほしいかもしれない。

しばらく歩き道が行き止まりに。 ここから登山道が始まる。 軽トラもそこに止まっていて、乗っていた犬3匹と、80過ぎたくらいのおじいさんが山を登っていた。

オレも後ろから歩きはじめる。 すぐに荷物用モノレールのレールが出現。 これ沿いを歩いていくことになるのかな。

おじいさんを抜かすときに、ちょっと会話をした。 八面山に行くことを伝えたら、道を教えてくれたのだけど、方言がきつくて何を言ってるのかあまり分からなかった…… 「20mくらい左に登って」「まっすぐ行くと川に下りてしまう」「大きな岩があって50mくらい左に登って」くらいしか聞き取れなかった……
少し歩くと、こんな山の中に民家が! しかも犬が3匹つながれている。 ということは、人が住んでいるということか。 だから荷物用のロープウェイがあるわけか。 川の対岸から電線が通っているので、電気は通っているみたい。 ガスはどうなのかな… ガス会社の人、ここまでボンベ持ってくるのメチャメチャ大変そうだ。 民家のすぐ先を左手に登っていく。 ようやく八面山の看板が出てきた。 ここまで看板が一つもなかったので、合ってるのかちょっと不安だった。
そのまま道を進んでいくと、また民家が。 壁にはフライパンや鍋が大量につり下がっている。 そして、民家の軒下に道が延びている。 この道は、登山道じゃなくて、「民家に行く道か?」と思ったが、軒下を通りぬけて道は続いていた。 これが最終民家かな。 その奥からは樹林帯の中になっており「登山道」と札が下がっていた。

樹林帯の中も、数十年前までは人が住んでいた様子がある。 既に廃墟すら残っていないが、明らかに土台だった土地や、石垣が今でも残されている。

その道を少し進むと、川岸に下り、反対側に渡るよう。 川を渡りしばらく歩くと、再び川を渡る。

上流に向かって、川の左岸にたどり着いた。 そこに、大きな岩が出現。 登山道は真っすぐじゃなく、岩の手前で左に下り曲がっており、岩を回り込むように続いている。
先ほどのおじいさんの話がここで、ようやく繋がった。
「20mくらい左に登って」が、犬がいた民家のところの事だ。 「まっすぐ行くと川に下りてしまう」「大きな岩があって50mくらい左に登って」は、ここ付近の事だな。
岩を回り込んでから、道が激変した。 ものすごい急傾斜な道に変わった。 そして、ワイディングするわけでもなく、ひたすら真っすぐ道が伸びている。 歩いても歩いても、その道は続いている。
川の合った方に、別の尾根が伸びているのだけど、地図を見ると、最終的にはその尾根と合流するようになっている。 ということは、あの尾根の標高までは登らないといけないわけだな。 そこまでこの傾斜のまま進むのか…… 地図で見る限り、標高差が400mくらいあるように見える。
雪がちらちら降っている中、大汗をかきながら上がっていく。 きつすぎる……
途中で「八面山1km」の看板が。 あと1kmか、頑張ろう。 その後も急傾斜が続く。

ようやく、奥大野登山口から登ってくるルートと合流した。 つらかったなぁ……

そのまま山頂方面を目指す。 山頂のすぐ下に「八面神社」というのがあり、そこに廃屋があったので、ここで休憩することに。
歩き始めて休憩していなかったので、ここでようやく休憩。 廃屋の中は雪も風もしのげるのでゆっくり休憩できる。 まだ時間が早いが、もうお昼にしようか。
今日は山でゆっくり食事を楽しむのが目標だったので、インスタントラーメンを持ってきている。 さっそくお湯を沸かしてラーメンを作る。 仕上げに餅を入れて、カップラーメンの完成。

しかし、今日は風が全くないのに、気温がメチャメチャ低く感じる。 体感温度はマイナス5度以下。 メチャメチャ寒い。
ラーメンで体を温めて出発。 山頂はもうすぐだ。
最後は岩を這い上がるような感じで、山頂到着。 木々の切れ間から、素晴らしい山々の景色が楽しめる。 1300m峰とは思えない景色だな。

さて、今日はここで終わりではない。 そのまま東に歩いて「綱付山」に行くのだ。 地図では悪路あ1時間40分、となっている。
さて、進もうか。 そのまま山頂を通り過ぎて、けっこう急な道を下りていく。 普通なら問題ないのだろうけど、積雪が3cmほどあって、これが逆に滑る滑る。
しばらく歩いて、ふと疑問に思った。 この道あってるか?
一応道は続いているのだが…… コンパスで歩いている方角を調べると、なんと北に向かって歩いているではないか。 山頂から東尾根に行く予定だったのに、いつの間にか北尾根に迷い込んでいる。 これは戻った方がよさそうだ。 しかし、分岐らしきもの、あったかなぁ……?
とりあえず、戻ることに。 戻ってる途中に気付いたのだが、山頂に向かって左側、朽ちた看板が倒れていた。 その看板自体の文字は消えていて見えなかったのだけど、すぐ脇に壊れた祠が。
そこから、谷に向かってピンクテープが巻いてある。 こちらが正しいルートなのだろうか。 谷に見えてしまうほどの急傾斜だったのだけど、これが尾根へ続く道らしい。
かなりの急傾斜で、雪で滑る道を慎重に下りていく。 定期的にピンクテープが出現するので、少し安心。

しばらく歩き、広い広場に到着。 ここで道が無くなってしまった。 地図では尾根のすぐ左側を、東に進んでいく、ってなっている。 が、東に進む道がない…… 辺りを見回してみると、北北東方面に樹林帯に下りて行く道を発見。 ピンクテープが定期的に巻きつけてあるのを発見。 これで合ってるのかな? 進んでみるか。
この道は、けっこうなペースで下っていく。 なんどか北西方面に向いてみたりしながら、北東方面に歩いていく。 途中で、左右の分岐にぶつかった。 左にも道がある? 地図にはそんな分岐は載っていない。
しかも左=北西方面なので、明らかに違うだろう。 右=北東に進んでみるか。 が、少し進んだところでおかしいような気がしてきた。
この道、ちょっと下りすぎっぽい。 もう60mくらいは標高を下げている。 しかも、尾根が見えなくなりかけている。 地図上では、尾根から外れても20~40mくらいだろう。 ちょっと不安になったので、この道に入るところまで戻ることに。 意外に下っているので、戻るのに苦労した……
やっぱ道がなくても、尾根沿いに歩いていこうと思って、少し歩いたら、右方面に赤テープ発見。 これも定期的に巻かれている。 今度は、その赤テープを頼りに歩いて行ってみる。 道は尾根のすぐ下を東方面に進んでいる。 左手には大きな岩が続く。 が、途中で道が南東に向き始めた。 しかも、尾根より南側を進んでいる…… これも違うっぽいな……
再び先ほどの場所まで戻ってきて、もう道がなかろうと、尾根を突き進むことに。 これなら確実にたどり着けるはずだ。
少し進むと古い赤テープ発見。 これで合ってるっぽい。 よかった。
迷い込んだ2つのルート、どちらも林業関係者用のルートなのかなぁ……
尾根の岩場を越えて、ようやく安定した道になってきた。 この辺りはけっこう雪が残っている。 が、固く
なっているので、ラッセルなどは必要ないが。
そのまま尾根を東方面に歩いていく。 時々雪が強くなってきたりしながら、歩く。 が、なかなか遠いなぁ。 いったん、樹林帯の木の下で休憩もした。 迷ったところで時間を食って、既にけっこう時間が経過している。

水分と栄養を補給して、そのまま歩き続ける。 しばらく歩き、ようやく「綱付山」への分岐の看板が見えてきた。 この看板を南方面に進めば、下山する予定の犬石峠。 北東に進めば、綱付山だ。

とりあえず、山頂まで。 ここから数百m、標高差60mほどで到着。 この山からはあまり景色が見えなかった。 そのまますぐに分岐まで戻ってきた。

さて、あとは下山するだけ。 ここからの下山道も、めちゃめちゃ急だ。 危険すぎるので、ストックを出した。 アイゼンは付けるほどの場所でもないか。 慎重に下りていく。 少し歩き、1191mコルまで到着。 少し歩き、左右の分岐が出現。 地図にはこの辺りに「迷」マークが付いている。 他の人の登山記録でも「南西尾根に迷い込まないように」と書かれていたので、意識して南方面に歩くように気をつける。
ここからの先の道は更に急になった。 階段を下りているより急な道。 何だ、この道? 急すぎる…… 定期的にピンクテープはあるので、道は合っているのだろう……
ものすごい急傾斜を下りて行き、ようやく車道に到着。 が、ここはどこだ?
想定していた峠とは違う場所に出てきた。 しかも、車道、舗装されていないし。 むしろ林道といった感じだろうか。 雪解け水と泥でぐちゃぐちゃな地面。

携帯GPSなどで、現在地を確認したら、1191mコル付近から、真南に下りた辺りにいた。 犬石峠は直線距離で1km以上離れている。 登山地図で、その付近の道を確認したら、道は走っていた。 こんなところに下りてきてしまったのか…… まぁいいや、とりあえず犬石峠まで歩くこう。
道は上りこう配。 きつい……
けっこう時間がかかり、犬石峠に到着。 ここで休憩し、自転車を目指す。 自転車もけっこう遠いんだよなぁ…… だけど、ここからは下りこう配なので、先ほどよりは楽だ。 おにぎりを食べながら自転車を目指す。 この時間になったら、路面の雪は全て溶けていた。

30分ほど歩き、自転車到着。

さて、あとは車まで楽しいサイクリングの時間。 が、自転車の後輪ブレーキが全く効かないではないか。 全て握ってもブレーキが全くかからない状態。 道はけっこう急な下りなので、常時ブレーキかけていないとスピードが出すぎて転倒しそうな道なのだが…… 前輪のみのブレーキで、なんとか乗り切った。 しかし自転車で常時前輪ブレーキっていうのも恐ろしいな…
思っていたより時間がかかった今回の登山。 まぁそれは道に迷ってしまったせいだけど……
そして1300m峰と甘く見ていたが、想像以上に急傾斜でビックリした。
本日のコースタイム
07:34 国道438号駐車地点
08:10 八面山登山口
09:54 奥大野方面合流
10:03~10:33 八面神社
10:44 八面山山頂
12:29~12:33 休憩
12:53 犬石峠方面分岐
13:07 綱付山山頂
13:20 犬石峠方面分岐
13:33 1919mコル
14:19 林道に下山
14:55~14:57 犬石峠
15:36 自転車デポ地点
16:12 国道438号駐車地点