【愛媛】石鎚山

くもりのち晴れ今日は元会社の人と石鎚山登山。
5時起床、5時半出発。 待ち合わせしてるので、まずは丸亀まで走る。
今日のルートはロープウェイを使った成就ルート。 始発のロープウェイが9時からなので、いつものように4時に起きても時間を余らせるだけ。

6時半待ち合わせで、善通寺ICから高速に乗り西条ICまで。
西条のジョイフルで朝ごはん。

石鎚山ロープウェイ乗り場についたのは9時くらいなのだが、ガラガラ。 料金を払った際に、この時期の週末はこんなに空いてるのか聞いたら、いつもはもう少し混んでるみたい。 今日は天気が悪いからか?
駐車場の前の店 ロープウェイ乗り場の紅葉 ロープウェイ ロープウェイ

9時20分のロープウェイに乗って、一気に標高1300m地点へ。

まずは石鎚成就社まで広い道を20分ほど歩く。 すぐに成就社に到着。 元会社の人がお参りするというので、少し待って出発。 このまま八丁まで行こう。
登山道入口

いつ雨が降ってもおかしくないような空の中、八丁までの道を歩いて行く。 天気張れないかなぁ… 夜明峠から見る石鎚の山頂方面は素晴らしいのに。

八丁到着。 ここで少し休憩。 さて、ここから木の階段がひたすら続く、もっとも辛いと思われる地帯に入る。
木の階段の続く道をひたすら登っていく。 5分ほど木の階段がなくなり、平坦な道を歩くが、またすぐに木の階段が出現。 つらいなぁ……

黙々と歩き、試し鎖の場所までやってきた。 試し鎖は一度しか登ったことがないが、一番難しく感じた。壁面はいつも濡れている。 しかもこの鎖、登ったら反対側に鎖で下りないといけないんだよね。 登って終わりの鎖ではない。
鎖は登るよりも下りる方が格段に難しい。
まぁ今日は鎖はパス。
試し鎖 前ヶ社森

外国人の2人組が鎖を下ってる最中だったのだが、動きが危なっかしくて、見ていてハラハラした。

ここで少し休んで、山頂を目指そうか。
僅かな残雪もあり、標高が高くなっているのを実感する。
上り坂は続くが、木の階段地帯は抜けられたので、感覚的にだいぶ違う。 すぐに夜明峠に到着。
登山道 雪が残ってる 夜明峠

期待していた景色は……やはり見えず。 かろうじて一ノ鎖付近が見える。
一ノ鎖

一番簡単な一ノ鎖だけは一緒に登った。 二ノ鎖と三ノ鎖はパス。 二ノ鎖は人がすごい群がっていて、登るのにかなり時間がかかりそうだった。
残雪 面河方面分岐

そして弥山山頂に到着。 山の南側~西側にかけては、そんなにガスが出てなく、景色は見ることができる。 北側~東側はかろうじて。
二ノ森方面

山頂は微妙な風が吹いていて体が冷える。 レインコートの上着を羽織ってお昼休憩。 今日はラーメンは持ってきていないので、コンビニのおにぎりとパン。 インスタントの味噌汁と紅茶で体を温める。

さて、天狗岳によってから、ロープウェイまで下りるか。
貴重品だけ持って、ザックは弥山に置いていく。
天狗岳へ 石鎚山山頂

鎖を4mほど下りて、ナイフエッジと言ったら大げさすぎるが、そんな箇所を歩いて行く。 左側は150mくらいありそうな断崖。 強風が吹いたら危険かもしれないが、気分も景色もいい道を歩く。 元会社の人がけっこうビビっていて、意外に時間がかかって到着。 これで西日本最高峰を制覇か!?
修羅場 石鎚山山頂

会社が変わってしまったので、登山に行けるチャンスもぐっと減るだろう。 もしかしたらこれが最後になるかもしれない……と思い、百名山&西日本の最高峰であるこの山を選んだ。 これで悔いはないか??

まぁ雪のシーズンが終わったらまた行こうね。

弥山に戻ってきて、下山の準備。 最終のロープウェイが17時発なので、それまでに戻らなくては。 時刻は14時20分。 決して余裕はないな。
さすがにこの時間になったら人は少なくなっていた。
二ノ森方面

一気に夜明峠まで下る。 このまま八丁までノンストップで行ってしまおう。
木の階段に苦戦しながら八丁まで下山。 時刻は15時40分。 ここでこの時間なら余裕か。

落葉の登山道と落葉の匂いを楽しみながらロープウェイまで帰ってきた。
最終の1つ前、16時40分発のロープウェイで下山。 瓶ヶ森が綺麗に見えた!
瓶ヶ森

心配していた天気も、回復傾向でよかった。 相当な寒さも覚悟していたが、予想外に暖かく快適。
先週の寒気で降ったであろう雪が残っていた。 スキー場自体は12月から営業開始。 中旬くらいには雪が積もり始めるだろうか?

冬山のシーズン到来かな。

本日のコースタイム
09:37 ロープウェイ駅
10:02~10:10 成就社
10:30~10:35 八丁
11:16~11:25 前ヶ社森
11:43 夜明峠
11:57~12:01 一ノ鎖
12:29 二ノ鎖
12:39 三ノ鎖
12:46~13:31 弥山山頂
14:03 天狗岳
14:23 弥山
14:42 二ノ鎖
14:59 夜明峠
15:10 前ヶ社森
15:39~15:45 八丁
16:06 成就社
16:25 ロープウェイ駅

【愛媛】東赤石山(河又登山口)

晴れ今日は東赤石山へ登山に行く。 久々の晴れの天気の予報。 2週間続けて雨に降られたので今日は景色が楽しみだ。
4時起床、4時15分出発。 高速で松山方面へ。 新居浜で下りて、土居方面に国道11号線を少し戻る。

地図で調べておいた、河又方面に行く細い道を走る。 しばらくすると「東赤石山登山口 この先」の看板が出現。
ひたすら道なりに走っていく。
少し走り「林道五良津線」の入口のところに通行止めの看板が…… ネットで調べた情報だと、災害復旧も終了し、東赤石山の登山口まで車で行けるらしいのだが…… この看板を無視して進んで行ったのか? それともその後に設置されたのかは不明。

少し入ってみたが砂利道が続く感じ。
まぁ今回は河又まで車で行く予定で、そこから歩きなので、それほど手前でもないか?

この車、カーナビがついていないので、携帯GPSで河又までの直線距離を測ると、2.7kmとなっている。 ということは、道なりにあるいたら4kmくらいか?

予定より歩く距離と時間が増えるけど、仕方ないか。 通行禁止の看板の前に広い路肩があったので、そこに駐車。 準備して、5時56分出発。
通行禁止の看板 真っ暗な林道

まだ真っ暗で、ヘッドランプを装着して歩く。 現在地の標高は240mくらい。 東赤石山は1707m。 1460mの標高差になりそうだ…… けっこうつらそうだが、意外に時間はかからないコースタイム。

河又まで歩いている途中、左の森の中で何かが光った。 ヘッドランプを向けてみると、目が光っているではないか。 姿がよく確認できないので、近づいてみると、それは猪だった。 何か食べてるのか? オレに気付いたらすごい勢いで逃げて行った。
六甲山とかで猪の被害が出てるけど、実際、猪に出くわしたらこちらの存在をアピールして、追いかえせばよいのか? しかし六甲山のは人を見つけると襲ってくるらしい。
遠くに東赤石山 東赤石山 古い橋 住友林業の小屋跡

林道を歩くこと約1時間。 ようやく河又に到着した。 予定ではここから登山の予定だった。 1時間の予定外の歩き。 帰りもあるから2時間か。
河又

河又からは「征木滝」を経由して山道に入り、大森越、鉄塔巡視路、権現山と上がり、そこから東赤石山へ。 帰りは赤石越えから、氷穴を経由して登山口に降り立つ。 登山口から河又まではコースタイムで1時間10分の林道歩き。

まずは征木滝まで行こう。
途中、樹林帯の工事をしてる個所があった。 太い木で足場を組んでいる。 樹林帯の工事っぽいな。
工事

征木滝は思ったよりも小さな滝だった。 滝を越えて5分ほど歩いたところで、登山口の入口。
征木滝

朽ちた看板があったので気付いたのだが、うっかりしてると見落としそうだ…… 出だしは踏み跡もほとんどないし。

登山道に入り、荒れた道を歩く。 この道、あんまり人が通らないんだろうな。 目印のテープは1つも見当たらない。 踏み後のみが残る道。
登山道

少し歩くと、川沿いの道になった。 この川を下ったら征木滝か? 川に橋がかかってる個所があり、川の対岸へ。
川沿いの道 橋

そこからけっこうな登りを登りきったら、大森越へ到着。 河又から直接ここに歩く道もあるみたい。
大森越

さて、ここからは鉄塔の巡視路を歩く。 道は太くしっかりしている。 傾斜自体はけっこう急だな…… けっきょく東赤石山はどこから登っても標高差があるので、傾斜が急になるのか。
気持ちのいい樹林帯を歩く。 鉄塔の真下も何度か通る。 青空が気持ちいい。
鉄塔 登山道 登山道 東赤石山と八巻山

しばらく歩き、河又の先にある東赤石山登山口から東へ伸びる登山道と合流。
標高が高くなってきたので、紅葉も目立つようになってきた。
登山口方面分岐 綺麗な紅葉

斜面には霜の降りた部分があり寒さを物語っている。
霜が降りてる

斜面の工事か何かをしている個所があり、動物が入らないようにか? 工事の目印の為か? 網が張ってある。 登山道は網の中に伸びているので、網をくぐる個所が4か所くらいあった。

どんどん標高を上げていき、稜線が近くなってきたら風が強くなってきた。 しかも風が冷たくて寒い。 これは稜線に出る前に休憩した方がいいな……

休憩できそうな場所を探していたら、うってつけな場所があった。 椅子になりそうな大きな岩、笹と樹木に囲まれていて風を防いでくれる。 そして日当たりが良いと。
まだ10時だけど、ここでお昼にしようか。
休憩場所

今日もインスタントラーメンを食べようと思ってガスなどを持ってきている。
お湯を沸かそうとガスカートリッジにストーブを取り付けようとネジを回すが、入らない。 少し入ったかと思うと「パンッ」とカートリッジからガス+圧力がかかって、ストーブが弾き飛ばされる。 なんだこれ? なんどか挑戦したが、入らない。 もし入ってもそのままガスが吹き出しそうな勢いだ。 もちろんストーブの方のガスを調整する部分は完全に閉まっているし、先週まで使っていた別のガスカートリッジは問題なく使えていた。 今日持ってきたのはいつ買ったかわからない古いやつだったので、劣化が原因か? とりあえず、使うのは怖いのでラーメンは諦めた。
コンビニでパンとおにぎり3つ買ってあったので、それを食べる。 風が寒いので、レインコートの上を羽織る。

お腹もいっぱいになって、先に進もうか。
すぐに稜線に合流した。 とりあえず権現山に向かおう。 ここから15分くらいで行けるみたい。
権現山の山頂は樹木に囲まれていて展望は無し。
権現山

さて、東赤石山に向かうおう。 東赤石山が目の前にそびえている。
東赤石山 エビラ山方面

稜線に合流した地点まで戻り、権現越に向かう。 県道6号線の床鍋登山口から登ってくると、この権現越えに上がってくるみたい。
権現越 権現山方面の斜面 権現越

ここから先は東赤石っぽい登山道に変わった。 石がゴロゴロしていて傾斜が急。
少し進むと、赤石山荘方面と、山頂方面に別れる道へ。 山頂方面へ進む。
登山道 赤石山荘方面分岐

1つ目のピークから、山頂方面が綺麗に見える。
権現山~黒岳、エビラ山方面も綺麗に見える。
東赤石山 エビラ山方面

四国では珍しいアルペンルートを歩き、東赤石山の三角点に到着。 こちらは誰もいない。
東赤石山山頂

たぶん、この三角点があるより、標高が僅かに高い、西側にある看板の方に行こうか。 歩いて3分ほどで到着。
東赤石山山頂

こっちには2パーティいた。 こちらからの景色も最高。 八巻山、ちょこんと前赤石山、西赤石山が見える。
さきほど休憩したばかりなので、全然お腹も空いていないし、疲れてもいない。 だけど山頂は満喫しなくては。 何もすることは無いが15分ほど滞在。
八巻山方面

帰りは赤石越から北に向かい、氷穴経由で登山口まで下山する。
赤石越

こちらは道が荒れている。 やっぱ登ってくる人が全然いないんだな…… 道自体は東赤石っぽく、石がごろごろした急な道。 ただ、南側とは違って、道自体がジメジメしてたり湿っている。
けっこう急な道を30分ほど歩き、小さな祠のあるところまで到着。
登山道の出だし 登山道 登山道 小さな祠

朽ちた木の橋とかを歩きながら、氷穴の案内がある場所まで下りてきた。 氷穴を見ようかと思ったのだが、どこにあるんだ? 大きな岩がたくさん転がってるのだが、どこかの中にあるのだろうか? わからないし、いっか。
朽ちた木の橋 氷穴の案内

そのまま下山していく。 ところどころにピンクテープや赤テープが張ってあるし、看板もたまに出現するので道を見失うようなところではないだろう。 ただ、木で組まれた橋とかが朽ちていて、折れそうだし、滑りそうだし怖い部分が何箇所か。
気持ちのいい木漏れ日

山頂を出発してから2時間弱。 ようやく登山口まで下りてきた。 ここまで車で来れたら、一番早く東赤石山にたどり着けるルートかもしれない……
登山道 東赤石山 朝登ってきた登山道方面

ここから林道を1時間10分ほど歩いて河又まで着く予定。 さて、林道を歩くか……
林道 川

ところどころ、ショートカットできそうな場所は山の中に入って行って真っすぐ下りていく。
途中で落石の跡もあり、車が通るのがきつそうだ。 軽なら通れるだろうが、普通サイズのセダンだとどうかな…… 男が3人か4人くらいいれば、道のど真ん中にある石を少しずらすことはできるかもしれない。
その先にも、通ること自体は問題ないが、小さな落石のおこった個所も。
落石の箇所1 落石の個所2

途中の岩場には、大きなハチの巣が2つも!
ハチの巣

ショートカットしたのに、ほぼコースタイム通りに河又に到着。

さて、ここから車までがまた遠い。 朝歩いてきた道を戻る。 途中に立ち入り禁止の中之島公園を通過し、朽ち果てた公衆便所を通りすぎる。
さらに歩き山側に水場が出現。 ここで手を洗う。 車はもう近い。
そしてようやく車まで到着。 登山口に着いてから、ここまで長かったなぁ。
結局林道を1時間45分も歩いていたのか。 ほぼ下り坂なので10kmくらいあったのだろうか?
通行禁止の案内

帰りは土居から高速に乗って高松西まで。
11月最初の登山。 思っていたよりは寒くなかったが、冬の訪れを感じた登山だった。
雪が降り始める前に行けるのも今のうちだけかな。 雪が降る前に行っておきたい山はある。

本日のコースタイム
05:56 駐車地点
06:55~07:03 河又
07:19~07:27 征木滝
08:13~08:18 大森越
08:57 登山口方面分岐
10:04~10:25 休憩
10:31 稜線合流地点
10:44 権現山
10:55 稜線合流地点
11:05 権現越え
11:23 赤石山荘方面分岐
12:00~12:15 東赤石山山頂
12:20 赤石越
12:51 小さい祠
13:05 氷穴
13:55~14:01 登山口
15:04 河又
15:44 駐車地点

【徳島】深淵~風呂塔~矢筈山【縦走】

くもりのち雨今日は深淵~風呂塔に登り、そこから縦走路を通り矢筈山を目指す。 前回よりも少し長めのコース。 天気は少し心配。 降水確率は午前20%、午後50%。
4時起床、4時20分出発。 落合峠を目指す。

2時間ほどで到着し、折りたたみ自転車を置いてくる。 今回は面倒なので、運動靴やサブザックは準備せず。
ちょうど太陽が登るくらいの時間で、微妙に空が赤かった。 が、ほとんど雲がかかってるのでせっかくの景色が見れず残念。
落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より 落合峠より

深淵に戻り、登山口の横に広い広場があったので、駐車して登山の準備。
6時59分出発。
深淵登山口

「風呂塔 2km」と書かれた看板はあったのだが、その先は……すごい雑草だ。 長さが2mくらいあるので、これは濡れるな…… なるべく濡れないよう、腕で防ぎながら歩く。 道もどこだか分かりにくい。 2分ほど歩いたら、目の前に廃屋が出現。 登山道はどこだ?
かすかな踏み後は左の方に続いている。 しかし、そちらは今歩いた道よりも激しい草むら。 行きたくないなぁ……
廃屋の裏にピンクテープがあるので、行ってみるか。

こっちはしっかりとした道だ。 しかし登山道はここで合ってるのかな? とりあえず登ってみるか。
しばらく歩くと、木道が出現。 林道関係者の為にここまで準備するとは思えないし、木道自体もけっこう古いのでこの道であってるな。 そして看板も出現。 間違いなく合ってる。 一安心。
木の階段

しばらく造林地帯の急な階段を登る。 さらに進むと樹林帯を抜け、背丈の高い野草と、むき出しの斜面を登る。
道が不鮮明。 まぁひたすら上を目指す感じでいいだろう。 左も右も深い谷になっている。
落合峠方面

さらに歩いて行くと、不思議なものを発見。 枯れ木がワイヤーで倒れないように固定されている。 なんだ、これ?
謎の物体

そこを越えた先に「風呂塔 750m」の標識があった。

少し歩いた先に分岐を発見。
パッとみると、目印となるテープが3つ見える。 いちばん左に古い赤テープ。 真ん中に新しいピンクテープ。 右にも新しい右テープ。 そして、踏み後は右と左に見える。 右の踏み後は微妙に下ってるが太い。 左の踏み後はそのまま登っている
が薄い。
迷った分岐

どちらか悩んだのだが、右の太くて新しいピンクテープの巻きつけてある道を進む。
所々ピンクテープがあり、道はしっかりしてる。 そのまま進むと、枯れ沢に出て、数十mほど歩くと、左右の分岐に。 右はさらに深い森の中に進んでいる。 道は薄い。 左は斜面に向かって登っていて、道ははっきりしている。 これは左か?
そのまま進んでいくが、途中で道が薄くなり、明らかに人が歩いていないような様子になった。 これは逆方向か?
先ほどの場所まで戻って、深い森の中に進む道を歩く。 出だしは道が薄かったが、すぐにはっきりとした道になった。

歩くこと15分ほど。 さっきの看板で750mとなっていたので、そろそろ着いてもいい頃だなぁ…… しかし山頂は見えない。 右側は谷。 左側は斜面になっている。 そのまましばらく進んでいくが、突然道が消えた。 明らかに踏み後がない。 50mほど歩くと、左側の斜面の上まで行けそうなので歩いて行ってみるが、そこにも道は無い。 これは…… 7月の寒峰を思い出す……

どこかで道間違えたかなぁ…? 方位磁針を出して、今歩いてる道の方角を見てみるが、向かってる先は南。
地図では、深淵から風呂塔山頂まで、ほぼ東を向いて道が進んでいる。 南がこんなに長い距離続く個所はない。

明らかに間違ってるな。 風呂塔はけっこう手軽な山のはずだし、いくら利用が少ない道とはいえ、消えるってことはないだろう。
とりあえず着た道を引き返し、赤テープとピンクテープの場所まで戻ってきた。
薄いほうの赤テープの道を進んでみるか。 こっちは傾斜がけっこう急で、所々赤テープやピンクテープが巻きつけてある。

方角も東を向いているし、どんどん標高を上げているのでこっちが正解だったか……

しばらく進むと東屋を発見。 かなり荒れている。 山頂は近いか?
東屋

少し進むと風呂塔の山頂に到着。 もう少し展望が良いと思ったのだが、背の低い樹木に囲まれていて、思っていたよりは見えない。
道を間違えたせいで40分ほどタイムロス。 風呂塔山頂まで2時間10分ほどかかった。
山頂からの景色 風呂塔山頂

山頂でおにぎりを食べて休憩する。 いつもは有り余るほど食料を持ってくるのだが、いつも残ってもったいないので、今日は少なくしてきた。
行動食はいつもと同じだけ持っているが、主食はおにぎり1つとインスタントラーメン1つ、切り餅1つ。
いつもはおにぎり3つ、パン1つは最低でも持っている。

今日はなぜかメチャメチャお腹がすいて、この時点でおにぎりを食べてしまった。 しかも食べても全然お腹がいっぱいにならない。 インスタントラーメンは、まだ食べるべきではないし。
せめて、石堂山に着いてからお昼にしたい。

続いて目指すのは「火打山」。 距離は2.1kmと看板に書いてあった。
所々、木の階段が整備されているのだが、古くコケが生えている+雨で濡れているのでメチャメチャ滑る。 転倒しないように注意しながら歩く。
こちらもあまり人があるかないようで、草ぼうぼうの個所が何箇所もあった。 服がぬれてしまう。
1322m(?)の鞍部に「火打山 1.1km」の案内が。 その直後には、背丈より高い野草地帯。
火打山への登山道 右が火打山 火打山まで1.1km 火打山への登山道

ミニピークを越え、少し歩いたら火打山山頂に到着した。 遠くに矢筈山が見える。 一直線で見たらけっこう近く見えるが、少し東から回りこんで石堂山に行くので、実際は遠いのかなぁ。
火打山山頂 矢筈山

行動食を食べて休憩していたら、突然大粒の雨が降ってきた。 急いで木の下に避難。 突然降ってきたから、しばらくしたら止むかな? しかしもともと良い天気ではないので、このまま降り続くだろうか。
レインコートとザックカバーを装着。 白滝山を目指すことに。

火打山からの下りはけっこう急な斜面。 木の階段があるのだが、これも滑る滑る。 ここで滑って転倒したら怪我するぞ… しかも車道までかなり遠いし携帯も圏外。 慎重に行かなくては…

1378mの鞍部まで無事に下ってきた。 水場の案内があったのだが、15分とのこと。 15分って、けっこう遠いな……
水場まで15分

雨は全然止みそうにない。
白滝山への登り道。 傾斜が結構きつい。 樹林帯の終わりかかってきたら、笹の量が一気に増えてきた。 道が笹に覆われて見失いそうだ。
後ろを振り返ると、真っ白なシルエットの火打山が見えるだけ。
火打山

天気こそ悪いが、紅葉はとてもきれい。 青空だったら数倍綺麗に見えるだろう。
落ち葉の絨毯 紅葉の山

少し進み、白滝山に到着。 雨もけっこう降っているし、火打山で休んだばかりなので、先を目指す。
白滝山山頂

山頂越えてすぐのところで、石堂神社からの登山道に合流。 神社からの登山道、白滝山までこんなすぐだったのか。
分岐の案内

笹の中の上り坂を歩いていると、前から3人組のパーティが下りてきた。 50歳前後とみられる夫婦と、20~30代くらいのご子息。 挨拶しか交わさなかったが、神社から登ってきたのだろう。
石堂山には珍しい岩がある。 それが山の由来になったと思うのだが、天気が悪く、ちゃんと見ることができなかった。
笹の道 石の室? 石堂

そして石堂山山頂に到着。 ここも雨の為、山頂は通過するだけに。
石堂山山頂 矢筈山

そろそろ休憩したいんだけどなぁ。 矢筈山への途中に、水場への分岐があったはず。 雨が直接当たらない、樹林帯で休憩したい。 笹も少ない方がよい。
とりあえず水場分岐まで行ったが、笹が多いため断念。 もう少し先に進んでから休もうか。
しばらく歩き「矢筈山 1.0km」の看板を過ぎて少し行ったところでいい場所を発見。 樹林帯の中で、笹の少ない場所。
ここで休憩することに。 今日は秘密兵器を持ってきた。 それはツエルト。
雨の山でも食事の時間くらいは楽しく過ごしたい、ということで持ってきたのだ。 先週の雨では、休憩するのもけっこう大変だったので。
ツエルトに包まって休憩したことはあるが、スリングを使って張るのは初めて。
専用のポールとかも売っているのだが、そこまで準備したらミニテントになってしまうしなぁ。
木にロープで縛りつけ、なんとか雨の当たらない空間を確保。 ペグくらいはあった方がよかったかもしれない。
スリングも5mあるのだが、もう少し長いほうがよかった。

さっそく中に入り、ランチタイム。 お湯を沸かし、コーンスープを飲み、餅入りラーメンを食べる。 暖かくて幸せだ。

雨も当たらないし、快適なので1時間ほど休んでしまった。 目指す矢筈山はもう目の前。
ツエルトで休憩 コーンスープとラーメン ラーメン

ただ、矢筈山への最後の登りがけっこうきつかった記憶がある。
ツエルト、出したのはいいが、しまうのがすごい面倒だね。 雨の中ならなおさら… スーパーのビニールブクロに押し込んで、無理やり小さくしてザックに収納。 持ってきたときの3杯くらいの大きさに膨れ上がってしまった……
矢筈山

矢筈山への最後の登りは、やはりきつかった。 けっこう傾斜のある笹の道。 足元はめちゃめちゃ滑る。 笹を掴みながら山頂に到着。
矢筈山山頂 サガリハゲ山方面

矢筈山山頂は今回で3回目か。
1度目は落合峠から。
2度目は黒笠山方面から。
そして風呂塔から。

お昼休憩でたぷり1時間休んだので、落合峠まではノンストップで行く予定。
手元の地図では、サガリハゲ山分岐まで40分、分岐から落合峠までが80分となっているが、サガリヤマ分岐まで20分、分岐から落合峠まで45分と55分で歩いた経験があるのを、昼休憩中に、コースタイムメモしているノートで確認しておいたので、山頂から長く見ても、1時間半もあれば着くだろう。

まずはサガリハゲ山分岐を目指す。 岩が露出してる個所が何箇所かあり、滑りそうで怖い。 慎重に歩く。
すぐにサガリハゲ山分岐に到着。 山頂からは予定通りの22分。
ここから落合峠までが意外に距離がある。 眼下に県道44号線が目に入ってくるのだが、なかなか落合峠にたどり着かない。 ときどき見える、三嶺や天狗塚は美しい。
真ん中のとんがりが天狗塚 落合峠

そして、サガリハゲ山分岐から59分、落合峠に到着。 車は1台も止まっていない。
オレの自転車は、雨にぬれて無残な姿。
雨に打たれる自転車

今回は靴をはきかえたりしないでいいので、そのまますぐに自転車にまたがって出発。
先週みたいに上り坂が無いことも、朝確認しておいた。

車で走ってるとあまり気付かないが、ここの県道の下りはけっこう急だな。 前後のブレーキを適度にかけてもスピードが出る。 雨だし落ち葉がたくさんなので、こけないようには気を付けなくては……

車と1台もすれ違わず、1台も抜かれずに、深淵まで到着。 10km、33分のサイクリング。

出発から到着まで、人に出会ったのは石堂山に向かう途中の3人だけ。 車すら会わなかったのは予想外。

2週連続でのプチ縦走だったけど、2週ともあいにくの天気で残念。
来週はどこに行こうか? 最近、自転車で走ることも登山の目的にはいってしまっている気がする。
今の時期だからこそ、紅葉を見に山に行きたい。

本日のコースタイム
6:59 深淵登山口
8:46 迷った分岐まで戻ってきた
9:12~9:21 風呂塔山頂
10:19~10:36 火打山山頂
11:39 白滝山山頂
12:19 石堂山山頂
12:50~13:45 休憩
14:17 矢筈山山頂
14:39 サガリハゲ山分岐
15:38 落合峠

ここから自転車でのコースタイム
15:40 落合峠
16:13 深淵登山口

【愛媛】伊予富士~瓶ヶ森【縦走】

くもりのち雨今日は旧寒風山トンネルから伊予富士~瓶ヶ森の縦走を行う。
4時起床、4時20分出発。 今日は天気が悪い。 午後からは確実に雨が降ってくる。 まぁ縦走と言っても距離が短いし、車道にエスケープできるポイントが何箇所もあるので大丈夫だろう。

高速で西条ICまで走り、国道194号線で寒風山トンネルを抜け、旧寒風山トンネルに向かって走っていく。

6時20分くらいに、旧寒風山トンネルに到着。
今回の計画では、瓶ヶ森に降りてきたあと、自転車でここまで戻ってくる。 なので、瓶ヶ森の駐車場に自転車を置きに行かなくては。

瓶ヶ森までの案内標識は17kmと書かれている。 意外に時間がかかり、40分ほどかかってしまった。
登山口下の駐車場に自転車と、リュックを置きざりにしてきた。 リュックの中には自転車のライト、運動靴が入っている。 雨に備えて、中のものはビニールに入れて防水してきた。
瓶ヶ森駐車場は強風でとても寒かった。

走ってきた道を戻り、旧寒風山まで戻ってきた。
登山の準備をして7時55分出発。
登山口

まずは桑瀬峠までの登り。 出だしがかなりの急傾斜。 ここから登るの、今回で4回目かな? もう慣れた道だ。

この時期、このあたりの山はとても綺麗な紅葉に包まれている。 景色を楽しみながらゆっくり歩こうと思ったのだが、紅葉の赤や黄色や茶色も見えることは見えるが、白い景色が多い。
伊予富士登山道の大崩落地点すら見えないくらい。
緑の中の赤 秋の登山道 紅葉 白い景色 紅葉 紅葉

50分ほど歩き、桑瀬峠に到着。 樹林帯を抜けてしまったため、すさまじい強風。 雨自体は降っていないが、風の中にだいぶ水分が含まれているので、すぐに濡れてくる。
桑瀬峠

出発する時点でそれはわかっていたので、レインコートは着込んである。 上着のファスナーを閉め、フードをかぶった。 ザックカバーはまだいいか。

伊予富士へ向けて歩き出す。 伊予富士は今年の初めに初めて行ったな。
登山といえる程度の雪山デビューのときだ。 寒風山に行って、伊予富士に行ったっけ。 雪は少なかったが…

懐かしみながら歩いていたのだが、風が強すぎて… 気を入れていないと足元がふらつくくらいの風。
伊予富士への登山道 落ち葉のじゅうたん

尾根の登りが終わり、一瞬樹林帯の中に入り、伊予富士を正面に見る、笹原の登山道までやってきた。 ここから雄大な伊予富士が見えるはずなのだが…… 目の前には笹原と白い景色のみ。 そして猛烈な風。
伊予富士が眼下に広がるはずの場所

伊予富士直前の急登も風と戦いながら登る。 雪の時期は、この登りがすごい怖かった覚えがあったが、この時期ならばそうでもないな。 すぐに伊予富士山頂に到着。
伊予富士山頂

山頂なので当然風は吹き荒れている。 休める場所も無いので、山頂の写真だけ撮って素通り。 ここから西は未知の領域だ。
まずは西側の伊予富士登山口付近まで35分程度の歩きらしい。
ここから先も風が吹き荒れている。
途中、黄色のレインコートのおじさんと、紫のレインコートのおばさんの夫婦と思われるパーティとすれ違った。 伊予富士山頂に向かっているみたい。
人のこと言えないが、こんな日に登ってる人がいるとは……

少し歩き、道の右側が3mほど開けてるポイントを発見。 そこは風が全くなく、休憩するのにもってこいの場所ではないか。 腰を下ろして、お茶とおにぎりを食べる。 ここで、ザックカバーを装着。 地図上ではここから3時間程度で瓶ヶ森までいけるらしい。
休憩していたら、先ほどすれ違った夫婦がもう戻ってきた。 オレもそろそろ行かなくては。

しばらく歩くと、伊予富士登山口分岐に到着。 ここからだったら山頂まで50分もあれば登れるだろうか?
伊予富士登山口分岐

そのまま縦走路を進んでいく。 すぐ登り坂になり、しばらく歩くと東黒森に到着。 ここの山頂で先ほどの夫婦と遭遇。
落ち葉のじゅうたん 東黒森山頂

そのまま瓶ヶ森方面に歩いていったのだが、瓶ヶ森まで行くのか?

相変わらず風は激しいが、そのまま瓶ヶ森方面に歩いていく。 笹原、風、白い景色、たまに樹林帯。 そんな道を歩いていく。 そして瓶ヶ森林道に降り立った。 次の登山口までは3~400mくらい車道を歩く。 先ほどの夫婦は、車道を伊予富士方面に戻っていった。 伊予富士登山口にでも車を止めてあるのだろうか?
車道の分岐

そのまま車道を歩いていきジネンゴノ頭方面の登山口に入っていく。 ここからは笹の背丈が伸びてきた。
登山道入口

相変わらずの強風の中、ジネンゴノ頭に到着。
雨が強くなってきたのと、なぜか左お尻あたりから浸水し始めてきた。 カメラが壊れそうなので、ここでザックの中にしまう。
ジネンゴノ頭

ここも休めそうな場所がないためそのまま歩き続ける。
ジネンゴノ頭を越えた後は、笹原の割合が減った気がする。 比較的樹林帯の中だったので、風もおさまっていた。 歩くこと約1時間、「神鳴池」付近で車道に合流。
車道分岐

そのまま登山道を歩いていき、西黒森を目指す。 そろそろどこかで休憩をしたいが……風が防げて、できれば雨も防げる場所はないだろうか…… だが、登山道には広い場所が無く、なかなか休む場所がない。 こんな日に誰も登りにこないだろう、と思うので、登山道の真ん中に座ってもいいのだが……
そんなことを考えながら歩いていたら、西黒森山頂方面の分岐に。 とりあえず山頂に行ってから考えよう。
ここから山頂まではものすごい急斜面だった。 笹を持ちながら歩かないと滑る滑る。
わずか100mくらいの距離だろうけどかなり時間がかかった。
西黒森山頂

山頂は行き止まりなので、再び急斜面を歩き、分岐まで戻ってくる。 ここまで来たら瓶ヶ森山頂は近い。 30分ほど歩くとまた車道に出る。 そこから40分ほどで瓶ヶ森だ。

樹林帯の中を歩いていたら、なんとか休憩できそうなスペースと、雨が防げそうな大岩を発見。 この岩に寄りかかって休むか。

とりあえずお腹が空いたし、手が寒い。
今日もインスタントラーメンを持ってきてるので、それを作ろうか。
とりあえずお湯を沸かしてコーンスープを飲み、インスタントラーメンをゆでる。

ラーメンはとても温かく幸せだった。 ザックカバーをしてから、ここに来るまで何度かザックの中を開けてるのでザックの中もけっこう濡れてきている。

雨の中30分ほどゆっくり休憩し、瓶ヶ森を目指す。 すぐに車道に合流。 そして山頂への最後の登りへ。
半分ほど登ったところで、上から人の話し声が。 先ほどの夫婦ではないか。 どうやら、車でこっちまで走ってきて、ここから瓶ヶ森をピストンした様子。 すれ違いの際に会話しただけ。 しかしあの夫婦もよくこの天気の中登ってるな。 遠くから来たのだろうか?

少し歩き、瓶ヶ森山頂に到着。 この時期ならめちゃめちゃ混んでそうな人気の山なのに、人の影は全く見えない。 山頂独占! が、雨が強いため写真だけ撮って退散。 男山方面から下りよう。
瓶ヶ森山頂

男山も写真に収めて駐車場を目指す。 ところどころ岩場があるので、そこだけ滑らないように注意して……
男山山頂

そしてようやく駐車場に到着。 けっきょくあの夫婦にしか出会わなかった。 駐車場には車が1台止まっているだけ。
自転車は無事かな…… リュックは何時間も雨に打たれているためビショビショ。 とりあえず、上のトイレで荷造りをするか。 自転車と荷物をそこまで運び、ようやく屋根のあるところへ。

靴は防水してるので濡れてないだろうけど、どうするかなぁ。 履き替えても一瞬で濡れるだろうし……
スパッツ取ったりするのも面倒なので、このまま登山靴で自転車に乗ろうか。

ザックの中にビショ濡れのザックをビニールにくるんでしまう。 けっきょくこのザック使わないことになるな。 最初から持ってこなきゃよかった。

荷物をまとめ、雨の中の自転車走りが始まった。

出だしでいきなり試練が…… 緩やかな上り坂が続く…… しかも意外に長い…… けっきょく先ほどの車道と登山道が合流するところまで上り坂が続いた。 そこからは少し下ったりしたけど、上り坂の時間の方が長かった…… 太ももがパンパンだ…… 登山とはまた別の筋肉を使う。 肺も苦しい…… 山歩きより自転車の方がつらいとは……

地図上で見たより、上り坂が多く何度もこげなくなって、自転車を押して歩いた。 一番つらかったのは伊予富士の登山道(水場のあるところ)を越えた先。 傾斜がきつくなってきて、上り坂がかなりの距離続いた。 一直線で真っ暗なトンネルもあったし、もちろん上り坂で太ももがパンパンで自転車こげないので押して歩いた。

その試練を越えた後は一気に標高を下げる。 で、旧寒風山トンネル直前あたりでまた上り坂。 距離は17kmなのだが、時間は1時間10分もかかった。 出発地点から標高は550mくらい下がっているはずなのだが、平地を17km走るよりも時間がかかっている。 どれほど上り坂が多く長かったかを物語っている。

東屋でレインコートなどを脱ぎ、帰る準備をする。 レインコート着てたのに、けっこう衣類はビショビショ。
ズボンには穴など空いていないのだが、左お尻あたりから浸水。 原因は不明。 家に帰ったらお風呂で探してみよう。
腕を上げると手首周りから浸水。 ここからの浸水は肘あたりまで衣類を濡らしていた。
靴下はけっこう濡れていた。 これは足首あたりからか?

今日はけっこう濡れてしまったが、オレは装備の防水をかなり信用している。
靴を洗ったり、レインコートを洗ったりするとき、シャワーやホースで水をドバッとかけるのだが、内側はまったく濡れていない。 どれくらい水を浴びたら濡れるのか、とか思い、10分くらいシャワーの水圧をかけたりしたこともあるが、全く濡れない。
なので、衣類が濡れる原因は生地から浸水するのではなく、首周りや手首周り、レインコートからはみ出した衣類などが原因なんだよね。
短時間の日帰り登山だったからいいものの、何日もかかる縦走や、もっと冷えた日だったらこれだけ衣類が濡れたら命取りになるかもしれない。 ザックの中の防水も全然ダメだったし、もっとしっかりやらないといけないな。

本日のコースタイム
07:55 旧寒風山トンネル
08:46 桑瀬峠
09:59 伊予富士山頂
10:13~10:23 休憩
10:33 伊予富士登山口分岐
10:47 東黒森山頂
11:07 主谷分岐
11:28 ジネンゴノ頭
12:06 神鳴池付近の車道
12:50 西黒森
13:08~13:36 休憩
13:50 吉野川源流案内付近車道
14:17 瓶ヶ森山頂
14:30 男山山頂
14:44 瓶ヶ森登山口

ここから自転車でのタイム
15:02 瓶ヶ森登山口
16:12 旧寒風山トンネル

吉野川源流

晴れ今日は吉野川源流を目指して登山をする。 4時起床、4時20分出発。
吉野川源流に行くのは結構遠い。 車で行くか、バイクで行くか悩んでいたが、遠いのと、最後の数キロが砂利道らしいので、バイクで行くことに決定。
高松からだと国道11号線で西条まで、そこから194号線で寒風山トンネルを抜け、県道40号線に行くルート。 国道32号線、439号線、194号線を通り、県道40号線に行くルート、の2つが考えられた。
たぶん早いのは国道11号線のルート。 だが、寒風山までもけっこう遠いのに、そこからまだまだ走るのはけっこう辛い。 知っている道だとなおさら。
なので走ったことがない区間のある32号線経由のルートで行くことに。

家を出てからすぐに、想像していたより寒いことに気付いた。
しかしこれ以上の防寒となると、真冬に着ているものしか持ってないし… しかたない、我慢して走るか。

国道32号線で徳島県に入るあたりまでは16度くらいだった。 徳島に入り、吉野川沿いになると14度。
国道439号線に入り、山の中に入っていくと、10度~12度くらいの表示。 寒い……

手がめちゃめちゃかじかみ、何度も自動販売機の温かい飲み物で手を温めていた。

家を出発してから3時間半くらい、8時くらいにようやく吉野川源流の駐車場に到着。 実に180kmもあった。 遠い……
吉野川源流駐車場

登山の準備をして出発。 上の広場に止めたので、登山口までは5分ほど歩く。 まぁ今日の行程自体が短いので……
吉野川源流登山口

一般人もかなりくるみたいなので、登山道は整備されている。 ただ、川を渡るポイントが何箇所もあるのし、90分は登り道なので、それなりの準備はしてこないといけないかもしれない。
気持ちのいい川沿いの道を登っていく。 なんだか吉野川の源流と思うだけで全ての景色が神秘的に見えてくるから不思議だ。
登山道 登山道 登山道

15分起きに「源流モニュメントまで○分」という案内があるので親切というか、余計なお世話というか……
何度か川を渡りどんどん上流に登っていく。 あちこちにテープが巻きつけてあり、あちこちにケルンがおいてあり、どこが本当の道だかさっぱりわからない。 まぁひたすら川沿いに歩いていけばモニュメントには着くだろう。
徒渉点 登山道 巨大ブナの木 モニュメントまであと8分だが100m程度の距離

90分というのはあっという間で、すぐに到着してしまった。
吉野川源流 吉野川源流

モニュメントから、上流に5分くらい歩いたところに滝があるみたいなので、荷物を置いて見に行ってみた。

滝はけっこう立派で、ここに上流のモニュメント建てればいいじゃない、と思った。
源流上流の滝

モニュメントの場所まで戻る途中、異変に気づいた。 水が全く無いではないか。 滝のところはかなりの水量だったのに。
どうやら一旦地面の下に入り、モニュメント手前から湧き出しているみたい。 だからここにモニュメントがあるのか。 納得。
ここは吉野川の源流なのだけど、きっと水は飲めないと思う。 このさらに山の上には瓶ヶ森林道という道路が走っているので、意外に水は汚いはず。 ちょっと残念だ。

まだ90分しか歩いてないので疲れてないのだが、休憩することに。 食料はいっぱい持ってきた。
吉野川源流 吉野川源流

とりあえずコーンスープを作り、体を温める。 バイクで走ってるときにこれが飲みたかった……
インスタントの塩ラーメンの中に切り餅を入れたものと、サンマの缶詰も食べる。
コーンスープ ラーメンと缶詰

食後は紅茶を飲んでゆっくりと自然を楽しむ。 上を見上げると青い空。 木々の隙間から差し込む光がとても気持ちいい。 水が流れる音も気持ちいい。 この雄大な自然を独り占め、なんて贅沢なんだろう。
空が青い 雲も綺麗 大自然

しばらくして6人程のパーティが着たが、滝の方で休憩するのか、上に登って行ったっきり戻ってこなかった。
いつまでもゆっくりしていたかったのだが、食べるものも食べつくしちゃったし、お腹もいっぱいだし、高松までも遠いので、ほどほどにして下山することに。

登ってきた道を下るのだけど、下りも自然が気持ちいい。
登山道 コケ 徒渉点 徒渉点

下山もあっという間。 すぐにバイクに到着してしまった。

時刻はまだ13時。 帰りはどうやって帰ろうかなぁ。 着た道で帰るのはつまらない。 このまま進んで行ったら瓶ヶ森林道に通じてるみたいだけど、この季節の瓶ヶ森林道は混んでいるだろう。 国道194号線まで戻り、早明浦ダムの方に抜ける県道17号線で帰ろうか。

ダム手前で県道6号線に。 峠を一つ越えたら、東赤石山の筏津登山口に到着。 県道6号線を通り、法皇湖、金砂湖と通る。 いつもは国道319号線で川之江の方に帰るのだが、今日は時間があるから、新宮の方に抜けてみよう。 金砂湖の南側を走る。 しばらく走ると、県道5号線に合流。 トンネル越えて、国道192号線に出た。 東に行けば池田方面なので、そちらから帰る。 このあたりは走ったことない道が残っていたが、今日一気に走破した感じだな。

まだ明るい17時半くらいに帰宅。
今日は登山に行ったというか、ご飯を食べに山に登った、という感じだった。 季節的にもバイクで行くのが辛くなってきた。 今月いっぱいかな、バイクで山に行けるのは。

本日のコースタイム
08:15 駐車場
08:20 登山口
08:52 1回目徒渉点
09:01 2回目徒渉点
09:54~11:35 吉野川源流モニュメント
12:40 登山口
12:45 駐車場

【徳島】三嶺~剣山【縦走】

晴れ今日は昨年からの目標であった「三嶺~剣山」の日帰り縦走を行う。
先日、折りたたみ自転車を購入し、ようやく縦走できる環境が整った。

この縦走にはいくつかこだわりがある。
まず「剣山~三嶺」の縦走ではなく「三嶺~剣山」の縦走であるという点。
剣山起点の場合、標高1500m地点から、2000m地点まで登り、アップダウンを繰り返しながら1800m地点を目指し、800m地点に下る。
三嶺起点の場合、標高800m地点から1900m地点まで登り、アップダウンを繰り返しながら2000m地点を目指し、1500m地点に下る。
どうみても、辛いのは三嶺起点の場合。
また、車を置いてあるところまで戻ることも考えなくてはいけない。 三嶺に下った場合は、車までずっと登らなくてはならない。 この場合、自転車はかなり無力だ。
そして、三嶺起点でも、登山口がいくつかある。
一般的な縦走コースで使われるのが「名頃登山口」。 だが、個人的にこの登山口はあまり好きではないので、疲れるが内容が充実してる「いやしの温泉郷」から登るルートを選択。

地図上でのコースタイムは11時間45分。 しかし、このコースタイムは疲労や休憩時間を考慮していない。
実際にはその時間よりだいぶ延びるだろう……

それを日帰りで実行するので、相当早くから登らないといけないな。

というわけで、前日の22時半に家を出発。 本当は夕方に出たかったのだが、いろいろあってこの時間にしか出られなかった。
深夜1時前に見ノ越に到着。 折りたたみ自転車を組み立てて、運動靴と自転車用のライトを自転車とともに置いておく。 下山してきたら、この自転車で車を目指すのだ。

いやしの温泉郷登山口には深夜1時半くらいに到着。 とりあえず早く寝なくては…… 目覚ましを午前4時にセットし、狭いパジェロミニのトランクで就寝。

あっという間に目覚ましが鳴る。 眠い目をこすり、必死になって起きる。 外はまだ真っ暗。 そしてかなり寒い。
とりあえず朝食。 コンビニで買っておいた、レトルトの赤飯があるので、お湯を沸かして作る。
ご飯を食べ、コーンスープを飲み、登山の格好に着替え終わったのが5時くらい。 しかしまだ真っ暗だ… とてもこの暗闇では登ることができない。 計画では5時くらいに出発だったのだが、仕方ないな。 そして眠いので5時半くらいまで仮眠するか。 再び目覚ましをセットし30分ほど仮眠。 次に目が覚めたら、外は結構明るくなっていた。 これなら登れるな。

ゴソゴソといろいろしてたら、結局出発は5時50分になってしまった。

今日の山行は相当ハードになるので、気合いを入れていかなくては。
いやしの温泉郷登山口

出だしは地元の人か、有志によって登山道の草が綺麗に刈られていた。 が、少し進むと草ぼうぼう。 胸辺りまで丈があるので、下半身はビショビショだ。 だが、山の中に入ったらこんなのは無かったはずなので、すこしだけの我慢。
草ぼうぼう

少し進み、山の中の道に入る。 少し歩けばズボンも乾くだろう。 序盤はけっこう傾斜のきつい道が続いたと思う。 慎重に行かなくては…… しかし歩き始めて僅か10分ほど。 どうも右膝に違和感が…… 全然歩いていないのに、膝が痛くなる兆候が… なんでだ? 先週は登山に行ってないし、最近特に激しい運動をした覚えもない……

途中から痛くなるのは仕方ないが、こんな序盤で痛くなってもらっては困る…… もっと歩幅を狭くしてゆっくり歩かなくては。

モノレールと並行して歩く道に出て、急傾斜の道を歩き、モノレールのレールをくぐる。 そしてしばらく歩くと、旧造林小屋に到着。 コースタイムの区切り地点なので、ここで少し休もうか。
観光モノレール 観光モノレール 旧造林小屋

前回は1時間13分で到着したのだが、今回は1時間37分もかかっている。 地図のコースタイムは1時間40分なので、予定通りといえば予定通りなのだが、前回のタイムも計画の参考にしてるので、ここでも20分オーバーは影響が出そうだ。

前回、アイゼンを付けた個所を通過し、開けた樹林地帯へ。 ここから、ゴールとなる剣山が綺麗に見える。 そしてメチャメチャ遠い。 本当にあそこまで行けるのだろうか……?
前回、アイゼンを付けた場所 開けた広場 剣山、次郎笈

開けた場所を通過し、少し進むと1791m地点。 ここで少し休憩するか。 ここからは三嶺小屋や、山頂が見える。 少し下って、登りなおしたら三嶺小屋だ。 もう少しだ!
1791m地点より

そして、三嶺小屋に到着。 とりあえず、三嶺山頂で休憩するか。
三嶺小屋 三嶺山頂方面

すぐに三嶺山頂に到着。 ここでおにぎりを1つ食べて休憩。 ここまでも結構なコースなので、普通にピストンでも充実した感じがする。 が、ここがようやくスタート地点のような感じだ。 先はまだまだ長い。

最初の予定では、ここには9時くらいに到着する予定だった。 今の時刻は10時前。 だいぶ遅れてきてしまった。 ここから白髪避難小屋までが2時間。 白髪避難小屋から丸石避難小屋までが3時間。 丸石避難小屋から次郎笈までが2時間。 単純計算で、次郎笈に到着するのが17時… しかも疲労を考慮していないタイム。
最悪の場合は、丸石避難小屋から、二重かずら橋にエスケープするルートも考えてはある。 が、車まではとても歩いていきたい距離ではないので、何とかしないといけないが、とりあえず国道まで出たら安全というルート。

とりあえず白髪避難小屋まで頑張ろう。
天狗塚方面 三嶺山頂 カヤハゲ、白髪山方面 高ノ瀬方面

三嶺から白髪避難小屋へ向けて、急な下りが始まった。 下りは間違いなく膝が痛くなるので、今回は秘密兵器を持ってきた。 冬山以外では使わないようにしていたストック。 この時期なのだが持ってきてしまった。 ストックがあれば、下りで足への負担はかなり減らすことができる。 使うのは下り限定で。 登りでは使わないようにしよう。

ストックの効果は絶大で、全く足に負担がかからずカヤハゲへのコルまで下りてきた。 カヤハゲへの登りもそれほど大したことはない。 カヤハゲで少し休憩し、白髪避難小屋を目指す。 コルについたらストックをしまい、山頂についたらストックを準備する。 この手順がけっこう面倒だけど、手に持ったまま歩くわけにはいかないので。 少しの手間を惜しむだけで、体にはダメージが…
カヤハゲより三嶺 カヤハゲ カヤハゲより白髪避難小屋方面

白髪避難小屋への登りが始まった。 ここの登りはなかなか渋い。 けっこうな急斜面が続く。 まぁ、足場が草なので、歩きやすいのだが。

白髪山への分岐を通過し、白髪避難小屋に到着。 中で少し休もうかと思ったが、小屋は密閉されていたため微妙なにおいが充満。 そして薄暗いので、外で休憩することに。 が、あまり休憩している時間も無いので、すぐに歩きだす。
時刻は11時46分。 上に書いた大雑把なコースタイムよりは早いペースだが、ほんのわずかに早いだけ。 ここから先はアップダウンも少なくなるが、その分距離が長い。 頑張ろう。
白髪山分岐 白髪避難小屋

1700m地点、1736m地点を通過。
1700m地点 1736m地点 三嶺

石立山の分岐を通過し、高ノ瀬を目指す。 高ノ瀬直前で、前方からお遍路さんの格好をした人が歩いてくる。
すれ違いざまに話したのだが、なんと相手は外国人。 格好はお遍路さんだが、靴はきちんとした登山靴。 話をしてみたらオランダ人とのこと。 剣山から来て、大歩危駅を目指してると。 そして途中からはバスで移動するんだって。 水曜日には京都に行かないといけない。 という事を、相手のうまい日本語と、オレのへたくそな英語でやりとりして別れた。

石立山分岐

高ノ瀬で少し休憩し、丸石を目指す。 丸石の二重かずら橋の分岐の時点での時刻は重要だな。
剣山、次郎笈 高ノ瀬

高ノ瀬からの下りの途中で、女性2名のパーティとすれ違った。 この時間にここにいて、三嶺方面に歩いて行くという事は、今日は白髪避難小屋泊まりか? それともその付近に野営か?

二重かずら橋への分岐を通過し、丸石避難小屋に着いたのが14時22分。 大雑把なコースタイムより40分短縮。 このペースなら間に合いそうだ。
丸石避難小屋

足が非常にだるく、座って休憩をしたかったのだが、休んでいる時間は無い…… お腹も減っているので、丸石を目指す途中、歩きながらパンを食べることに。 緩やかな上り坂が続く地点なので、歩きながら食べるチャンスはここしかない。
丸石を目指す

丸石への道ではけっこう人とすれ違った。 単独の男性、10人程度の60歳前後のグループ。 二重かずら橋から登ってきたのだろうか? それとも三嶺を目指して、山泊まりだろうか?

しばらく歩き、丸石に到着。 ようやくここまでやってきた。 次郎笈はすぐ目の前に見える!!
が、ここからスーパー林道の分岐付近まで一気に下る。  そしてそこから次郎笈までは標高差300mの登り。 これはかなりつらいだろう…… 丸石でも休みたかったが、ここでも休んでいる時間は無い…… ストックをしまう都合があるので、スーパー林道分岐まで行ったら休もう……
丸石 次郎笈への道

膝が痛くならないように、ストックに体重を乗せて下っていく。 序盤で痛くなりかけた右膝だが、たまに痛む程度で、ほとんど問題は無い。 左は痛くなる気配は無い。 このまま行ければ大丈夫そうだ。

丸石からの下りは、気持ちのいい笹原なのだが、今は疲労で、そんなことを考えている余裕があまりなかった。
クタクタになりながら、スーパー林道分岐まで到着。 ここでようやくしゃがみこむ。 お茶を飲み、チョコをむさぼる。
不思議なことに、お腹はあまり空かない。 出発してからここまで、おにぎり1個半、パン1個、チョコ4粒程度、ビスケット3枚程度しか食べていないのだが…… お茶の残りは500mlくらい。 コーンスープや紅茶を飲もうと真水が2Lあるのだが、とてもそんな時間は無さそうだ。 ここから先はあまり飲みたくはないが、水場もあるので不要な水は捨てて荷物を軽くしよう。 水を1.5Lくらい捨てて荷物が1.5kg軽くなった。 次郎笈への登りが少し楽になるかな……
スーパー林道分岐

剣山へのトラヴァースルート分岐までが前半、そこから山頂までが後半か。

ここも結構な急な登りが続く。 クタクタで辛い…… トラヴァースルート分岐までやってきた。
丸石方面 トラヴァースルート

ここから次郎笈の山頂までの標高差は100mちょっとなのだが、かなりの急傾斜だ。 正念場だな…… なんとか登り切り次郎笈山頂に到着。 時刻は16時20分。 残り体力もかなり少ない。 目指す山はあと1つ、剣山だけだ。 そして目の前には、その剣山が見える。
あとちょっと……
次郎笈山頂が見える 次郎笈 剣山

次郎笈を下り始める。 そういえば、何度も次郎笈に来ているが、いつも丸石方面に下るので、剣山方面に下るのは初めてだな。 そして、次郎笈方面から剣山山頂を目指すのは今日が初めてだ。
いつもは剣山から次郎笈を目指し、そのまま西島に向かうので。

次郎笈の下りで思ったより時間がかかった。 そして剣山への登り。 登りなのでストックはしまわないといけないのだが、体力的にもう限界。 ストックを使って登ることに。 足で登らないといけないのだが、腕で登っていたような気がする。 体力と気力が尽きる前に、なんとか剣山山頂に到着。 時刻は17時23分。 しかしここで終わりではない。 ここから見ノ越まで下りなくては。 まぁ暗くなっても下りられるようなルートだけど、最後の下り、頑張らなくては……
次郎笈 剣山

下りに使うルートは最短コースの、刀掛の松経由のルート。 このルートはけっこう階段が多いので膝だけはカバーしなくては。 剣山への登りで、ストックを使って登ってしまったので、膝にダメージを受けたかも。

この時間、誰もいない登山道を西島に向かって歩く。 丸石手前から誰にも会っていないな。 次郎笈でも時間が遅かったため誰もいない。 剣山山頂では、別の遊歩道にヒュッテ泊まりの様子の親子がいた。 ヒュッテ脇を歩いた時は、なかから笑い声が聞こえてきた。 孤独だ……

いつも一人で登っているので孤独は慣れているし、好きなのだが、疲労と孤独と、闇が重なるとなんとも言えない気分になってきた。
18時、西島到着。 当然だけどリフトの営業時間は終了している。 次郎笈山頂にいる時、「16時45分で終了です」という放送が聞こえてきていた。
まぁリフトが営業していても絶対に乗らないが。
西島

三連休なので、西島の野営場には誰かいると思ったが、テントが1つも見当たらない…… 野営場を越えたら樹林地帯に入るので、一気に暗くなってきた。 とりあえず、まだヘッドランプ使わずに歩ける明るさだな。 しかしこの時間、暗くなるのは非常に早い。 リフトの下をくぐる部分で、もう何も見えなくなりそうなのでヘッドランプを準備。 ここまで来たら、もうすぐだ。

真っ暗な中ライトを頼りに歩いていて怖いことがあった。 それは鹿。 ガサガサと音がして、突然目の前に現れる。 昼までも少しビクッとするのだが、夜はそれが怖い。
まぁ鹿は襲ってはこないだろうが。
途中、草を食べてる鹿に遭遇したし…
野生のシカ

そして、18時41分。 ついに下山した。 深夜に自転車を置きに来た見ノ越の駐車場に向かう。 自転車の場所に戻ったら疲労で座り込んでしまった。 座りながら登山靴から運動靴に履き替え、長袖を上からはおり、登山靴をザックの中にしまう。 さて、ここからいやしの温泉郷登山口まで、自転車で移動だ。 この自転車の移動は、真っ暗になる前に済ませておきたかった……

自転車のライト+ヘッドランプで、真っ暗な国道439号線を進む。 車で通った時計測しておいたが、いやしの温泉郷登山口までは15km。 最初の13kmが下り。 最後の2kmが登り。 深夜の車走行で30分ほどかかった。 自転車でもほぼ下りなので、同じくらいの時間でいけるだろうか? とりあえず、車にひかれないように、走行中に転倒しないように、鹿にやられないように、気をつけなくては。

こんな真っ暗のなか、18時58分、出発。 下り坂なので、快適に走行できる。 折りたたみ自転車で多少不安定なので、スピードはあまり出さないように気をつけて…… しかし高校卒業してから、自転車なんてまともに乗っていなかったので、めちゃめちゃ久しぶりだ。 先週4日ほど、折りたたみ自転車の乗り心地を確かめるために1日8kmくらい走っていたが。

リュック背負ったまま走ってるので、背中が重いが楽しい。 途中、対向車とすれ違ったが、車の人は、こんな真っ暗な中自転車で走ってる姿をみて、何を思ったのだろうか……
19時18分、名頃通過。 19時30分、いやしの温泉郷分岐までやってきた。 33分で13km、車とあまりペースは変わらないな。

そして地獄の2kmの上り坂。 最初は下り坂でつけた勢い+立ちこぎでなんとか走ったが、息が切れそれ以上こげなくなった。 自転車を押しながら歩き、緩やかな個所を見つけては乗って進む。 車で走った感じと、実際自転車で走った感じは多少違く、自転車でもそんなに押すことなく走行することができた。

19時40分、ようやく車まで到着。 

癒しの温泉郷登山口から、見ノ越まで、行程時間は12時間51分。 そのうち休憩が56分。 意識して休憩時間を短くしたが、1時間以下だったとは。 それにしてもよく歩けたなぁと感心。 膝は痛くないが足は非常に痛い。 リュックとストックのせいで、肩も痛い。 素手でストックを使っていたので、てのひらも痛い。

だけど、去年から目標に立てていたコースを走破できてとても満足。 たぶんこのコースを日帰りで挑戦することは、もう無いだろう…… もしまた、同じコースを歩くとしたら、山の中で1泊したい。

家を出てからちょうど24時間後の、22時30分くらいに帰宅。

本日のコースタイム
05:50 いやしの温泉郷登山口
07:27~07:33 旧造林小屋
09:03~09:11 1791m地点
09:32 三嶺小屋
09:45~09:55 三嶺山頂
10:46~10:51 東熊山山頂
11:02 韮生越
11:30 白髪山方面分岐
11:40~11:46 白髪避難小屋
12:09 1700m地点
12:36~12:40 1736m地点
13:10 石立山分岐
13:35~13:38 高ノ瀬
14:22 丸石避難小屋
14:51 丸石
15:15~15:22 スーパー林道分岐
15:59 トラヴァースルート分岐
16:20~16:24 次郎笈山頂
16:45 トラヴァースルート分岐
16:58 西島方面分岐
17:23 剣山山頂
17:48 刀掛の松
18:00~18:03 西島
18:41 見ノ越

ここから自転車でのコースタイム
18:58 見ノ越
19:18 名頃
19:30 いやしの温泉郷分岐
19:40 いやしの温泉郷登山口

【愛媛】石鎚山(高瀑ルート)

晴れ今日は石鎚山登山。 去年10月に時間切れでたどり着けなかったルート。
今日は山頂まで行かなくては… あれから一年、技術や体力はどうなっただろうか…

4時起床、4時半出発。 一般道で西条を目指す。 途中、西条のなか卯で朝食。 コンビニで食料を買い込んで、高瀑方面へ。
林道崩壊工事中だった個所は工事が完了している。
工事前 工事後

素掘りのトンネルを抜けて、2つ目の崩落地点も通過。
素掘りのトンネル 工事前 工事後

崩落個所の補修工事はすべて完了しており、奥の駐車場まで車両が入ることができる。 これは非常に楽だ。
駐車場

さっそく準備をして登山開始。 まずは高瀑の滝までの歩き。
何度か徒渉し、どんどん高度を上げていく。 滝までは一般人もくるみたいなので、けっこう整備されている。 が、崩落して、無理やりロープを通している個所などもあり、滝観光とはいえ、小さい子供がいたら無理だろうし、スニーカーじゃないと無理だろう。

途中の滝を見ながら、滝までは順調に到着。
のぞき見の滝 壊れた橋 高瀑の滝

さて、問題はここから。 ここからめちゃめちゃ急な坂道が続く。 去年はこの登りで膝がやられた。
水平距離800mに対して、登る距離が500m。 めちゃめちゃ傾斜が厳しいということはよくわかる。
恐怖のはしごを渡り、上へ上へと登っていく。
恐怖のはしご

途中に紫のキノコもあった。 これは毒か…?
紫のキノコ

樹林帯の中の道が終わり、笹が大量に出現してきた。 そして道が乏しくなってきた。
笹の道

どんどん標高を上げていき、西ノ冠岳が見えてきた。 あの山は迫力あるなぁ。
西ノ冠岳

しばらく歩き、ようやく稜線に合流。 しかし……笹が覆い茂り、足元が全く見えない… 夏場はこんなに笹が生えているのか…
稜線登山道

足元が見えない中、西ノ冠岳直下までやってきた。
西ノ冠岳直下

前回はこのあたりで諦め始めたのだっけ…

このあたりから、笹の量が減ってきた。 さらに歩き続け、後ろを振り返るとだいぶ遠くなってきた。
ニノ森~西ノ冠岳

面河登山道と合流し、成就登山道と合流する。 もう三ノ鎖の場所。 あと階段を少し登れば山頂だ。

この時期の100名山なので、とにかく人がすごかった。 半分以上の人が土小屋から登ってきてるのだろうか? 近いからなぁ。
石鎚山山頂 天狗岳 山頂より

天狗岳までは、時間の関係上、行くのを諦めた。 弥山の山頂にすら10分程度しか滞在しなかった。 早く戻らなくては時間がヤバイかもしれない。 しかも下山のルート、迷いそうだし…

ニノ森方面を目指して歩き始める。 途中で、ニノ森まで向かってる単独の男性と会話した。 この時間にここにいるってことは、土小屋から登ってきたのかな? 成就からだと、ロープウェイに間に合わないだろう…

稜線からそれて、下山道に入る。 笹が激しく道が全く分からない。 とりあえず、左に折れるのは知ってるので、そちらに向かって進んでいくと、赤テープを発見。 さて、ここからはマークを見落とさないように慎重に下りなくては。

前回も何箇所かマークを見落とし、少し登り返したことがある。 今回は慎重に……と下って行っても、マークを見落とす。 何度か登りなおして、マークまで戻ったりしながら、滝まで下山。 しかし両膝がやられた…… 右足小指、左足小指もやられた。 

滝を見ながら少し休憩。 ここから駐車場まで1時間程度か。 もうちょっとなので頑張ろう……

川を二度横切り、木のはしごを下るところまでやってきた。 ものすごい滑るので慎重に…… そのはしごを下って、少し歩いて行くと、右膝に強烈な痛みが… 段差とかで左足を出して下りると、普通に右膝が痛いのだが、それがめちゃめちゃ痛くなった。 ここまで痛くなったのは初めてだ……

しかしもうちょっとなので頑張らなくては…

苦労しながら、登りよりも時間をかけて駐車場まで到着。 いやーここまでダメージを受けた登山は久々だ。
帰る準備もせず、20分くらい座り込んでいた。 クタクタだ。

暗くなる前に家に着きたいと思い、準備をして出発。
石鎚林道を抜け、舗装されている道を通り、国道11号線へ。

早く帰りたいので、帰りは高速で帰るか。 西条ICから高速に乗る。 高松西まで1時間ほど。 19時までには帰れるかな。

順調に走り、新居浜を通過。 もう少しで川之江に着くあたりで、前方が真っ暗になってきた。 そして稲光。 高速道路の電光掲示板には「雨80km規制」の表示が。 さらに、雨が降った形跡があり、地面がビショビショ。 これはまずい… この先で強烈な雨が降ってそうだ…

雨の高速なんて洒落にならないので、川之江で高速を下りてしまった。 ポツポツと少し雨が降っている。 近くにジャスコがあったので、立体駐車場に上る高架の下で、作戦を練る。 とりあえず、前方は間違いなく雨。 行けるところまで行ってみるか。

国道11号線に戻り、高松方面に走る。 ポツポツ雨のまま、豊浜の道の駅を通過。 そこから少し進むと、突然ものすごい雨に変わった… 屋根のある場所がない…… そのまま進み、大野原方面に行く高架の下に入り込んだ。 ここでまた雨宿り。 今回の雨はすごい。 ゲリラ豪雨だ。 そして稲光。 これは……
その場で待機すること40分ほど。 雨が小ぶりになってきた。 前方は雨なのだろうか? 待っていてもきりがないので、登山のレインコートを着て、荷物にザックカバーをかぶせ、縛りなおして出発。 しかし……2分ほど走ると、地面は全く濡れていない。 このわずかな距離でゲリラ豪雨を避けられていたようだ。 雨にぬれたままもう少し粘って走っていれば…

そんなアクシデントがあり20時半くらいに帰宅。


とりあえず、今年の目標の1つである「高瀑の滝ルートから登る石鎚山」は達成。 しかしかろうじて達成できたが、体はボロボロ。 このルートから石鎚山に登ることは……もう無いかもしれない……
林道が前回と同じ地点で工事中だったら、下山してくる頃には真っ暗になっていただろう…
もっと膝を強くしなくては…そして急斜面の下山方法を勉強しなおさなくては……

本日のコースタイム
07:50 駐車場
08:58~09:08 高瀑の滝
10:56 稜線合流
11:21 西ノ冠岳分岐
11:35~11:40 休憩
12:05 面河方面分岐
12:19~12:27 石鎚山山頂
12:37 面河方面分岐
13:08 西ノ冠岳分岐
13:37~13:42 稜線分岐地点
15:03~15:10 高瀑の滝
16:18 駐車場

【徳島】剣山(つづろうルート)

晴れ今日は剣山登山。 前回の登山から3週間あいてしまったのだが、ちゃんと登れるだろうか?
今回選んだ山は「剣山」、しかし登るルートはかなり疲れそうなルートだ。
「つづろ堂」というところの裏から山の中に入るルート。
国道438号線で、第一ヘアピンなどが出現するあたりから登り始める。
その登山道はラフォーレつるぎ山まで続くのだが、その部分の標高差が約800m。

時間的な余裕があまり無さそうなルートなので朝は早い。 4時起床、4時半出発。 バイクですっ飛ばして、6時前につづろ堂に到着。 バイクは公衆トイレの前に止めておく。
バイクだとバイク用のパッキングをして、バイクに積み、登山口に着いたら荷物をすべて出して、登山用のパッキングにしないといけないので面倒だ…
つづろう堂

6時過ぎに登山開始。 お堂の裏から登山道に入る。
登山道

いきなり民家の入口にたどり着いた。 目の前に小さな橋があったのでそれを渡る。
すると目の前に廃屋が見える。 がそちらに進まず左手に折れる。 で、急な斜面を登っていくと、荷物用モノレールが出現。
レールをまたいで道がある。 レール沿いにも道があるが、そのまま進んで行ったら、民家に突入してしまいそうなので、レールをまたいで進んでいく。
民家の右手の斜面をずっと登っていき、杉林が見えてきた。
杉林の入口に、地元の人が作ったと思われる、「ラフォーレつるぎ山まであと○歩」の案内板がある。 ここからが本格的な登山道だろう。
歩数案内

しかし、ここに来るまでも、けっこうな斜面だった。

杉林の登山道に入り歩いて行くが、こちらも負けじとけっこうな急斜面。 なかなかペースが掴めない。 前回の登山では、たった3時間しか歩いていないし標高差も全然ないのに、膝が痛くなってしまったので、そうならないよう、ペースだけはゆっくり維持して歩く。
登山道 登山道

なかなか急な斜面は終わらない。 まぁ、等高線を見ても、終わりそうにはないのだが…
しばらく歩き、沢の流れる音が聞こえてきたあたりから、傾斜は落ち着いた。

そして1つ目の徒渉地点。 ここで休憩することに。
沢を流れる風はとても冷たくて気持ちがいい。 そして早起きなので眠い…… 水分補給とお腹を満たして、しばしウトウト。
あまり長い時間休んでいると、残り時間が不安なので出発する。
廃屋

数十分歩き、2つ目の徒渉地点。 渡った後に看板があり、沢を直登するルートもあるらしい? 看板には直登すると「二ノ沢」「三ノ沢」と書かれていた。 沢登りでもする人がいるのだろうか? しかし、この沢はだいぶ水量が少ない。

もう少し歩くと、3つ目の徒渉地点。 地図には水場は2つしか書かれていなかったのだが、この3つ目の徒渉地点が地図で言う2つ目の徒渉地点っぽい。 前後の等高線と地形的に。

そして少し進むと地元小学生の書いたであろう「落石注意」の看板が。 そこを越えて少し進んだら「ラフォーレつるぎ山」に到着。
休憩含んで2時間50分かかった。 やはりけっこう辛かった。
もうじきラフォーレつるぎ山 ラフォーレつるぎ山

ここから丸笹山に登る登山道がある。 しかし登ってる人は誰もいなかった。 まだ時間が早いだけか?
登山道入り口のベンチで少し休憩。

ここからは見ノ越まで車道を歩く。 この車道もけっこう長いかもしれない。
車道の看板には「見ノ越 2km」と書かれていたが…地図のコースタイムだと45分もかかってるので、2kmってことはないな…… 2kmと言っても、2.9kmだったり……

車道歩きが始まった。 しかし、ラフォーレ剣山から見ノ越に向かう方面は、ずっと緩やかな下り坂で歩くのが楽チン。 しかし帰りはずっと緩やかな上り坂ということか。
三嶺方面

ようやく剣山の登山口に到着。 さて、ここから1時間半くらいで山頂まで行けたっけ。
まずは西島まで、そこで休憩しよう。
剣山登山口

神社の脇から登山道に入るが、ここって、こんな木道あったっけ? リフトのトンネルくぐるまで、木道が整備されていた。 こんなのなかったような気がするのだが……
木道

そして記憶の中の道より、傾斜がきつく感じた。 疲労でそう感じてるだけなのかはわからないが、西島が遠い…

ようやく西島に到着。 ここで、休憩し、山頂を目指す。 疲れてるので、最短ルートの「刀掛の松」経由で行くことに。
刀掛の松

刀掛の松まで石段。 そこから先もけっこう急できつかった…… そして剣山山頂に到着。 夏の土曜日なので、かなりにぎわっている。

とりあえず、山頂の看板をおがんで、休憩することに。 テラスに寝転がり、少し仮眠。
剣山山頂 次郎笈 山頂広場 塔丸 丸笹山

12時過ぎたので、そろそろ動き出すか…
荷物をまとめて歩きだしたのだが、どうも右足の小指にまめができたようだ。 歩くと痛い… これはなんとかしないといけないなぁ。
常に救急道具は持ち歩いているので、まめの処理をすることに。 とりあえず中の液体を出せば痛みは取れるので、針で刺すか。 しかしまだまめが大きくなっていないので、針で刺しても痛いだけで、液体は出ず…
じゃあ摩擦を減らすか…ということで、まめ部分にテーピングを巻いた。 はがすとき、皮ごと剥がれるおそれがあるが…… これでまめの痛みはなくなった。 さて、下りるか。

刀掛の松までの下り、なるべくゆっくりと下りる。 すでに、右膝が微妙に痛くなってきた。
西島までもゆっくりと進み、そこから見ノ越までもゆっくりと… しかし徐々に右膝の痛みが強くなってくる。 まぁいつものことだから仕方がないか。

見ノ越到着。 水分補給して、ラフォーレつるぎ山を目指す。 ずっと緩やかな上り坂。
20分くらい歩いたところで、追い越して行った土浦ナンバーの車が止まり「どこまで行くの?乗せてくよ」と声をかけてきてくれた。 とてもありがたく、車に乗り込みたかったのだが、やはり自分の足で最後まで行かなくては意味がない。
親切はとてもありがたかったけど、丁寧にお断りした。 これが登山じゃなく、旅とかだったら乗せてもらったかなぁ。
声をかけてくれてありがとうございました。
剣山リフト

ラフォーレつるぎ山まで到着し、ここでも休憩。 ここから標高差約800mの下りなので、間違いなく膝がボロボロになるだろう。 この時点で、時刻は14時前。 時間的には余裕だ。 あせらずゆっくりと行こう。

最初に休んだ徒渉ポイントまでは意外と早く到着。 ただ、ここからがものすごい傾斜なんだよなぁ。

右膝が痛いが急傾斜もゆっくりと降り、無事つづら堂まで下山。 いやー、このコースきつかったなぁ。
計画を立ててる段階では「余裕があったら次郎笈まで」とか思っていたが、今のオレの体力じゃ次郎笈までは行けないな…
三嶺~剣山の縦走もできるか不安になるような登山だった。


本日のコースタイム
06:04 つづろ堂
06:24 杉林
07:30~07:45 1100m付近の水場
08:18 1200m付近の水場
08:55~09:05 ラフォーレつるぎ山
09:42 見ノ越
10:30~10:42 西島
10:55 刀掛の松
11:20~12:05 剣山山頂
12:28 刀掛の松
12:39 西島
13:12 見ノ越
13:49~13:55 ラフォーレつるぎ山
14:22 1200m付近の水場
14:44~15:01 1100m付近の水場
15:41 杉林
15:52 つづろ堂