原付で日本一周の旅 – 25日目|カムイワッカの滝 硫黄山

晴れ
走行距離:99km(合計:4,888km)
使用金額:1,302円(合計:96,089円)



北海道羅臼町


携帯のアラームで午前3時に起床……だけどとても眠い…… もう少しだけ寝かせて。。。 もう一度眠りにつく。 起きたのが4時20分。 あぁ、もうこんな時間だ。 早く出発しなければ「カムイワッカの滝」に人が来てしまう。 登山の準備をしてすぐ出発。 朝一番で「知床峠」を越える。 途中から日の出が見えた。 今日も一日晴れそう♪
知床峠からの朝日

峠を越えて20kmくらい走り、砂利道を10kmくらい走り「カムイワッカの滝」の入口に到着した。 原付を止めて、タオルを持って滝に向かう。 ここから滝まで沢を20分くらい歩くらしい。 滑るらしいので、先日買った新しい靴を履いていく。 しかし……新しい靴はものすごく滑る。 靴底がゴムだと思っていたら、プラスチックだった…… なんども滑って川に落ちそうになりながら歩く。 途中、滝を越える場所があって、横から回り込むのだが、クライミングで5.4くらいのグレードはあったんじゃないかなぁ…… 落ちるところではない(小学生でも登れる)が、靴が滑るので少し怖かった。 そして滝に到着。 時間は6時。 しかし先客が2組7人もいた…… いずれも家族連れだった。 まぁいいや、入ろう。 みんな水着を着用してるけれど、持って来ていないので裸になって滝つぼに入る。 なんだこれ、ぬるい。 てっきりもっと温かいのかと思っていた。 水温は36度くらいだろうか。 けっこう寒いなぁ。 温泉は滝の左上から沸いているのが見える。 そこより上流の水は冷たい。 それが混ざり合ってちょうどいい温度を作ってる。 温泉をなめてみたらものすごくしょっぱかった… 「飲用」すると体が健康になる温泉もあるが、ここのを飲んだら逆効果っぽい。 塩分の取りすぎ…… しばらく入っていると男性2人やってきた。 1人は水着を着用して、もう1人は裸で入ってきた。 おぉ、同志よ! その人と少し話をした。 東京在住で、仕事を3日間だけ休んで北海道にやってきたらしい。 道北と道東、どちらに行くか悩んだが、みんなが「絶対道東の方がいいよ」というのでこちらにやってきたらしい。 羽田から女満別まで飛行機で、そこからレンタカーで来た。 今日で2日目らしい。 すこし話をしていたら、24歳くらいの女性2人、27歳くらいのカップルがやってきた。 入るのかなぁ……? 裸だからすごい気まずい。 規則ではないが、ここは人がたくさんくるので、水着着用が常識らしい。 少し気まずいので、もう東京から来た人と一緒にすぐにあがって服を来た。 あぁもっと入っていたかったなぁ。 だけど、今来た人たちは温泉に入らずに帰っていってしまった。 誰もいなかったら入るつもりだったのかな? 服を着てしまったので、このまま降りることにする。 恐ろしい沢下りをして、原付まで戻ってくる。
カムイワッカ湯の滝 野生のシカ

さて、硫黄山(1,562m)でも登るかな。 滝の入口のもう少し先に、硫黄山への登山道がある。 すぐに到着した。 そして登山準備をしていざ入山。 一応入山ノートに名前を書いておいた。 登山の本でも、看板にも書いてあるが、知床半島は最大のヒグマの生息地らしい。 かなり遭遇報告もあるみたい。 ヒグマは人間を恐れているらしい…… 人間もヒグマを恐れているが…… なので「人間がいる」とわかっていながら、目の前に出てきたりはしない。 なので、熊鈴があると役に立つのだが、あいにく持っていない。 「人の話し声も効果がある」と書いてあったので、ラジオをつけて歩くことにした。 けっこう大き目のボリュームでラジオを流して歩く。 ここの山では標高600mをすぎると、ヒグマの生息できない地帯になるらしい。 そこまで遭遇しませんように……
歩くこと1時間。 ようやく森の中を抜け、ヒグマの生息できない火山地帯にやってきた。 一安心♪ 電池がもったいないのでラジオを消して先に進む。 「硫黄山」という名前だけあって、硫黄ガスがあちこちで見られる。 1920年頃噴火した、新火口を歩いて標高を稼いでいく。 火山地帯が終わり、低い松の道を歩く。 火山地帯が道なき道だったので、けっこうしんどかった。 そして枯れ沢に出た。 ふぅ、ここでようやく半分くらいか。 けっこう疲れるなぁ。 今日はかなり呼吸が乱れる。 何度も休憩した。 帽子を忘れてきてしまったので、頭が暑い。 それとショッキングなことが一つ起こった。 今朝、ポリタンクに作ってきた麦茶の中に何かがたくさん浮いている。 よく見てみると「お茶パック」の中身だった…… 袋が破れてしまったらしく、麦がたくさん浮いている。 飲むと口の中に麦が入り込む。 このまま飲むわけにもいかず、水分だけを流し込んで、麦は全部吐き出す。 あぁ、これじゃ思いっきりゴクゴク飲めないよ…… やっぱり一気に飲みたいしなぁ。
硫黄山の岩 硫黄山よりカムイワッカ湯の滝方面 硫黄山の岩 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山 硫黄山より

ようやく山頂に到着した。 登山時間3時間20分。 登山口から山頂までの標高差は1,500mくらいかな。 ガイドブックのコースタイムが3時間50分だったので、ほとんど変わらないくらい。 とりあえず疲れた~ 山頂で食パンを食べてしばし休憩。 けっこう見晴らしがよくて、遠くに「羅臼岳」も見える。 あれも登るんだ~
硫黄山山頂 硫黄山山頂より 硫黄山山頂からみる羅臼岳 硫黄山山頂より 羅臼岳

30分くらい休憩して下山を始める。 やっぱり下山は膝にくる。 膝がガクガク…… 新火口付近まできたら空が曇ってきた。 よかった~あと1時間遅かったら曇り空の山頂だった…… 「早起きは三文の得」ってことかな♪ 2時間かかり下山した。 あぁ疲れた…それとお腹すいた。 食パン1斤持っていったのだが、全部食べてしまいまだお腹が空いている。 登山はそれほどエネルギー使うのかな。

来るとき通った道を戻る。 途中で「室蘭ナンバー」のおじいさんに道を尋ねられた。 「知床峠」に行きたいらしい。 通ってきた道なので、詳しくわかる(曲がるところ1箇所しかないけど)。 教えてあげたらおじいさんが「ホタテ貝柱のおかし」をくれた。 けっこう高いらしい。 さっそく食べてみる。 すごい味が濃くておいしい!
知床峠を越えてキャンプ場に戻ってくる。 あぁ疲れた……
ガソリンも残り少ないし、お腹すいたし「羅臼町」に買出しに行こう。 ここから2kmくらいなので近い。 ガソリン入れて、コンビニでうどんとモヤシとアイスを購入した。 さっそくアイスを食べる。 冷たくて甘くておいしい! 戻ったらうどん作ろう。

キャンプ場に戻りさっそくうどんを作る。 醤油で味付けをして食べる。 うん、おいしい!
お腹もいっぱいになったので、お風呂でも入ろうかな。 さっそく「熊の湯」に向かう。 今日は人がたくさんいる。 15人くらいはいるのじゃないか。 熱い温泉を堪能してテントに戻る。 さて、夕飯だ。 今日のメニューはモヤシ炒めと味噌汁。 ご飯を炊いて、モヤシを炒めて塩と醤油で味付け。 味噌汁はインスタントのを作った。 さっき食べたばかりだけどまた食べる。 うん、これもおいしい! あとは寝るだけだなぁ。

予定変更して、明日羅臼岳に登ります。 往路5時間、復路3時間の予定。 かなりハードな一日になりそうです。

原付で日本一周の旅 – 16日目|礼文島観光2

晴れ
走行距離:61km(合計:3,155km)
使用金額:926円(合計:53,272円)



北海道礼文町


今日も5時起床…… だけど起きるには早すぎる…… 再び眠り7時起床。
今日は「礼文岳:490m」を登る予定。 そのあと島の南方面に観光に行く。
準備をして出発。 昨日購入したパンをお昼ご飯に持っていく。 利尻の水で作った麦茶も持っていく。 カメラも忘れずに… 一応レインコートも。
すぐに登山口に到着した。 標高490mだと思って甘く見ていたらいけない。 登山口は海に面しているので、ほとんど海抜0mに近い。 なので標高差490m……
さっそく歩き出す。 出だしがずっと階段みたいな上り坂でけっこう辛かった…… それを越えると普通の林道みたいなところをひたすら歩く。 距離だけ稼いで、高さがあまり稼げていない。
そこをずっと歩き、ようやく見晴らしのいい場所に出てきた。 山頂がすぐ近くに見える。 あとは最後の上りだけだな。
礼文岳より 礼文岳より 礼文岳より 礼文岳より 礼文岳より 礼文岳より

その上りも最初の階段に比べればすごい楽に感じた。 1時間35分で山頂に到着。 コースタイムが2時間なので、たいして早くはない。 まぁずっと平坦な場所を歩いていたから仕方ないか。 山頂で360度のパノラマ写真を作ろうと思って、かなりの枚数の写真を撮った。 うまく繋げられるかなぁ。 山頂で一休みしようと思ったのだが、風が強く、温度も低くとても寒いのですぐに下山する。 来た道をひたすら戻る。 やっぱり平坦な場所は歩きやすい。 片道4km、往復8kmの登山を終えた。 帰りは1時間15分で下りてこられた。
礼文岳山頂 山頂より 山頂より 山頂より 山頂より

昨日コンビニに行った後気づいたのだが、財布の中にお金がわずかしかない…… 銀行でおろせばいいのだが、肝心の銀行が島内に1つしかない。 しかも信用金庫でATMがない。 なのでおろすことができないっぽい…… 「みずほ銀行」なのでどこでおろせるのやら…… バイクのガソリンもなくなりかけていた。 しかしガソリンを入れたら帰りのフェリーに乗れなくなる可能性もある。 それだけは避けたい。 なのでフェリー乗場に行って料金を確認してきた。 そしたらフェリーに乗っても1,000円くらい余る計算だ。 よかった~♪ 安心してガソリンを入れる。 しかし…………なんと1リッター136円。。。 めっちゃ高い。 何この値段? 北海道本土だったら、1リッター114円くらいだったのに。 リッター20円以上も高い。 しかし島内に3軒しかないガソリンスタンドの1軒だから、他の場所に行っても変わらないだろう。

そして島の南方面を観光。 島を縦断する道路で小学校のマラソン大会が開かれていた。 その大会の交差点の警備に警察官が2名も…… この島の警官はよほど暇なんだろうなぁ……
走ってる小学生を横目に見ながら西海岸へ向かう。 駐車場にバイクを止めて少し歩いて「桃岩展望台」に到着。 「桃岩」と「猫岩」を見た。 「桃岩」はなんとなく桃に見えるのだが「猫岩」はどうやったら猫に見えるのかさっぱりわからなかった。
桃岩 猫岩 トリカブト

そして「地蔵岩」を見る。 高さ50mくらいの一枚岩。 どうしてこのような形になったのだろう。 不思議。
これで礼文島の名所はほとんど見たなぁ。 キャンプ場に戻る途中コンビニで今日の夕飯のラーメンを買った。 ちゃんとチキンラーメンではない、普通のインスタントラーメンを購入。
巨大な岸壁 地蔵岩

テントに帰ってきて携帯をいじっていたが、すごい眠くなったので昼寝♪ 夕べも12時間くらい寝たのに…… 2時間くらいぐっすりと眠れた。
目が覚めて、キャンプ場のすぐ近くにある展望台に行ってみた。 階段を100段くらい登って到着。 「久種湖」が一望できる。 北にはスコトン岬とトド島が見える。 なかなかいいね。
久種湖 礼文島の景色

それから、かなり時間が余っているので「久種湖」を1周してみることにした、もちろん歩いて。
見た目よりずっと大きく、約6kmもあった…… 1時間30分くらいかかったし。
湿原地帯 久種湖 植物 久種湖 久種湖 礼文島の夕日 利尻山 礼文島の夕日

夕飯のラーメンを食べて、キャンプ場の展望台に夕日が沈むのを見に行った。 水平線に沈むのは見えないが、山に沈んで行くのが見える。 もう二度と見ることのできない「2004年8月25日の夕日」が沈むのをみた。 今日は日中17度と気温がけっこう寒かった。 夜も寒いだろうなぁ…

明日は北海道本土に戻って、宗谷岬に行き、それから海沿いを南東に向かって走ります。 行ける所まで行くつもり。

原付で日本一周の旅 – 14日目|利尻島登山 利尻観光

晴れ
走行距離:65km(合計:3,007km)
使用金額:1,645円(合計:47,086円)



北海道利尻富士町


午前4時起床。 今日は山に登るため早く起きた。 夕べはかなり厚着をして寝た。 ズボン2枚、上着4枚、靴下、シュラフカバーを装備して寝た。 かなり暑かった…… 思ったよりも効果があったのがシュラフカバー。 テント内の空気とシュラフとの間に一層作ってくれるのでかなりシュラフ内の温度が保たれた感じがした。 シュラフカバーつければ、普通の格好で寝ても大丈夫そうかな。
携帯の目覚ましで起きたためまだ眠い。 外は暗いし。 だけど昨日もらったパンフレットによると「鴛泊コース」から登山する場合は、行き6時間、帰り4時間、休憩1時間の最低でも11時間と考えて計算してください、と書いてあった。 なのでこの時間に起きなくてはいけなくなってしまった。
4時に起きて、出発が5時だとする。 それから11時間だと16時。 もう夕方だ。 最低でも18時までに降りてこないと暗くて帰ってこられなくなる可能性もある。 なのでかなり余裕をもって時間を決めた。 絶対忘れたらいけない飲み物、食料、カメラをザックに詰めて、念のためレインコートももった。 暗いためヘッドランプも。 それとタオル、帽子。 そして4時35分出発。 行きは6時間……しかも登るにつれて辛くなってくるらしい。 だんだん傾斜が急になってきて、9合目からが一番辛いらしい。 イヤなコースだなぁ。 少し歩くと3合目に到着した。 「日本最北端の名水:甘露泉」というのがあった。 飲んでみたらとても冷たくて無味。 かなりおいしい! 無味っていうのがいいね!
日本最北端の名水 乙女橋

そして林道のような道をテクテク歩く。 しばらく歩き5合目に到着した。 ここから登山らしくなってくる。 大きな石が転がっている道をどんどん登る。 途中で老夫婦と女の子1人抜かした。 そして6合目到着。 かなり見晴らしがいい。 名前も「6合目:第一見晴台」と書いてあった。 鴛泊の町はけっこう小さくなって見える。 ここからも同じような道が続く。 カーブが多くて前方があまり見えないのが助かる。 しばらく歩き7合目到着。 そろそろ休もうかと思ったけれど、8合目まで行ってから休もうと考え直した。
利尻山より 利尻山より 利尻山より 利尻山より 利尻山より

すぐに案内の看板が。 標高900mだって…… あと800mもある。 先は長い…… クネクネと山道を歩いていく。 ここの区間がけっこう長く感じた。 8合目手前に「第二見晴台」というのがあった。 ここで小休止。 お茶を飲んで、5本入りのレーズンパンを1本食べた。 ここまでかかった時間が1時間40分。 8合目は目前だ。 パンフレットによると、登山口から8合目までかかる時間が3時間35分となっていた。 倍以上のペースで歩いていることになる。 今のところ呼吸も乱れないし、足もきちんと動く。 まだまだいけるね! 再び歩き出して8合目を通り過ぎる。
利尻山より 利尻山より 利尻山より

ここから少し下って避難小屋の脇を通る。 中はどのようになってるのか覗いてみたが、青いビニールシートが敷いてあるだけでホントに吹雪から避難するためだけに作られてるみたい。 水も電気もないので泊まるのは厳しいかな。
この辺りから傾斜がきつくなってきた。 あと足元が不安定に。 雨が降ったら水の通り道になりそうなところを歩いているので、とてもすべる。 登山靴じゃなくて履き古した運動靴だし。
山頂方面

そして9合目到着。 看板に「ここからが正念場」と書いてあった。 今から一番きついところに突入する…… 9合目の平坦になったところもゆっくり歩いて呼吸を整える。 立ち止まったら歩き出すのが辛そうなので立ち止まらずゆっくりと。 そのまま9合目を通過する。 ここから山頂まで、標高差400mくらいある。 登山口が200mだったので、全体の標高差は1500m、そのうちの400mが最後に来るとは…… 9合目を通り過ぎた。 最初はあまり傾斜も変わらず、ゆっくりと呼吸が乱れないように歩いた。 だけどだんだん呼吸よりも足がきつくなってきた。 太ももが上がらなくなってくる。 時にはすごい歩幅を狭めて歩いた。 だんだん火山の石みたいなものに変わってきた。 歩くとずりずりいう。 かなり登ったところで「沓形登山口」と合流するところまでやってきた。
利尻山より 利尻山より

ここからはフィックスロープが張られている。 かなり傾斜が急になって、小さな石ころばかりで足跡もない。 もう足がやばいのでフィックスロープを腕で引っ張るようにして、ほとんど腕の力で登っていく。 しかし限度があって、腕も力が入らなくなる。 呼吸も乱れてくる。 何度か立ち止まって呼吸を整えた。 あぁきつい。 そして山頂まで距離にして300mくらいになって気合が入る。 あと一息、頑張ろう。 そしてヘトヘトになりながら山頂到着! やった~疲れた~
かかった時間は3時間4分だった。 休んだのは「第二見晴台」で休んだ5分間のみ。 かなりハードな登山だったように感じる。 だけどコースタイム6時間のところをこんなに短い時間でこれたのが嬉しい。 最後きつかったなぁ~
利尻山より 利尻山より 利尻山より 利尻山より 利尻山山頂 利尻山山頂より 利尻山山頂より 姫沼

しばらく山頂を満喫した。 だけどだんだん体が冷えてきたため15分くらい山頂で休み、すぐに下山する。 9~10合目の急な傾斜は登るのはつらいが、降りるのも辛い。 フィックスロープを使って、後ろ向きに下りていく。 前向きに降りたらバランス崩したらそのまま転倒しそう。 9合目まで下るのがかなりきつかった。 ある意味、登りよりも辛いかも……膝、足首的に。 けっこう勢いよく足を突いてしまう。 9合目に到着した時点で膝がギシギシいっていた。
そこから順調に6合目まで下る。 ここから傾斜があまりなくなるので、1合の間隔が長くなる。 登る時間と下る時間があまり変わらない範囲。 かなり歩いて5合目到着。 そこからもっと長い距離を歩いて4合目に到着。 距離的に4~5合目が一番長いように感じた……
あとは楽チン、3合目の名水までやってきて、再び水を飲む。 冷たいのおいしい~!
そしてキャンプ場まで降りてきた。 くだりは2時間20分だった。 トータル5時間20分。 休憩含めて5時間35分。 パンフレットの11時間って……
まだ時間は11時だし。 ホントは今日登山で一日終わる予定だったのになぁ。

時間が余ってしまったので利尻島観光に行くことにした。 島一周が53km(看板に書いてあった)なので、いろいろ回っても3時間もあれば回れるだろう。 さっそく島内観光に出発。 まず姫沼展望台というところにいった。 ここから北海道とペシ岬を眺める。 冬のとても天気のいい日にはサハリン(ロシア連邦)も見えるらしい。 夏じゃ無理かなぁ。
ペシ岬

そして姫沼を見る。 かなり緑色していて汚かった。
姫沼 姫沼遊歩道

ずっと走り「石崎灯台」を見る。 ここは観光用ではないが、たまたま近くを通ったので。
石崎灯台

そして「オタトマリ沼」。 ここでタクシーの運転手と話をした。 ちょうど、おばさん2人を島内一周観光案内中で、おばさんの1人の実家が松戸らしい。 それで「八千代市ナンバー」なので「千葉県だ!」ということで、運転手が声をかけてきた。 少し話をして「若いんだから頑張らないとダメだよ~」と言って去っていった。 今でも充分頑張ってるけどなぁ。 もっと頑張れということか! では利尻山を往復4時間台で……すっごい頑張らないと無理っぽい。。。 まぁやらないけれど。
オトタマリ沼 オトタマリ沼近くの展望台より オトタマリ沼

そして「仙法志灯台」というのを見る。 これは高さが低かった。 そして「仙法志岬公園」というところに行くが、公園ではなく駐車場だった…… 海沿いに下りる道があったので降りてみたらお土産屋さんがあるだけだった……
仙法志岬灯台 仙法志岬

そして沓形を通って鴛泊まで戻ってきた。
そういえばまだお昼食べてないや。 北海道の海沿いではたくさん「うに丼」という看板を見かける。 ぜひ食べてみたいと思うのだが、値段が2,000円くらいするのでなかなか手が出ない。 まぁそのうち食べることは確実だけど。 「うに丼」を食べたかったのだが、今日は我慢。 島で3軒(?)しかない食料品スーパーに行った。 野菜・魚・肉を除くすべての商品が高い。 レトルト品とか冷凍食品なんてすごい! やっぱりここまで運んでくる手間があるからかなぁ。
牛乳とサラダ油、ホッケ、チキンラーメン、うどんを購入した。 とりあえず、お昼は我慢して、夕飯を豪華に。 うどん3玉とホッケ焼きの予定。
帰りに温泉に寄っていった。 入浴料500円。 ロッカーがなく、荷物をカゴに置きっぱなしのため、盗難が怖くてあまりゆっくりできなかった。 とりあえず登山の疲れはとれたかな。
キャンプ場に戻ってきて、洗濯をする。 洗濯といっても水洗いだけど。 汚れ物を全部洗ってロープを使って干した。 とても日当たりがよいのですぐに乾いた。
そして夕飯までの数時間、外にイスを広げてポケーっとして過ごした。 おじいさんになったら、毎日こういう生活なのかな……
そして夕飯の調理開始。 ガスコンロが1つしかないため、まずうどんのお湯を沸かすことにした。
沸騰したら、ナベをどかして、フライパンをコンロにかける。 そしてホッケを焼く。 大きかったので焼くのに少し苦労した。 焼けたらフライパンをどかし、ナベをコンロに。 一度沸騰するまで温度を上げてるのですぐに沸騰する。 そしてうどんをゆでる。 だしがないため、醤油で味付け。
そして食べる。 うん、魚はおいしい! 塩をふりかけただけだけど最高!
うどんは少し味が濃すぎた……今は2玉しか作ってないので、あと1玉作るときは水を入れて薄めよう。
食べ終わって、残りの1玉を作る。 今度はちゃんとおいしい味付けができた。 そして食後のコーンスープ。 今日の夕飯は手作りにしてはかなり豪華だった。 ホッケ250円、うどん200円、計450円でかなり満足のいく食事だった。
さっきまでなんともなかったのだが、この時間になって、膝にダメージが…… 歩くと痛い。
まぁ寝れば治るだろうけど。 やっぱりけっこう負担がかかってるんだなぁ。

明日は昼前のフェリーで礼文島に行く予定。 天気が雨だったらもう一泊します。
礼文島には何があるのかさっぱりわかりません。 行ってから調べます。

原付で日本一周の旅 – 1日目|霞ヶ浦 筑波山

晴れ
走行距離:162km(合計:162km)
使用金額:1,802円(合計:1,802円)



千葉県佐倉市~栃木県真岡市

いよいよ今日は出発日。 夕べ早めに寝たので朝8時に起床。 だいたいの準備は済んでいるのでさっそく積荷開始。
思ったよりも荷物の量が多くて、仕方なくクライミングの靴とチョークバッグをおいていくことにした。 長ズボンも一枚おいていく。
そして、コンテナボックスにステッカーをつけていよいよ出発!
いよいよ出発 謎の植物

まずは印西市経由で茨城県に入る。 霞ヶ浦が最初の目的地。 狭い道をごちゃごちゃ走っていると「霞ヶ浦大橋」という看板が見えてきた。
それに向かって走ってると霞ヶ浦が見えてきた。 写真を撮って筑波山に向かう。
途中で石岡というところにやってきた。 駅前にちょうど1000円カットがあったので、寄っていく。
髪の毛を短くしないと洗うのが大変だし。 すぐに切り終わった。 短いのすばらしい!
そして筑波山に向けて出発する。
霞ヶ浦 霞ヶ浦

この山は3年くらい前に原付で来たことがある。 山登りはそんなにつらくなかったような印象がある。
前は山の正面からきたが、今回は山の裏側から急な林道を走ってきた。 その林道の傾斜がとても急で、原付のアクセルを全開にしても時速17kmしかでなくなった。 エンジンは轟音をたてている、速度はでない。
このままではヤバイと思い、坂の途中で止まった。 これが間違いだった…
再発進しようとアクセルを回すがエンジンがうなるだけで全然バイクが進まない。
押して走りながらアクセルを回して飛び乗った。 なんとか動き出したが、速度が10kmくらいしか出ない。
すごいヤバイ。 だけど坂道が緩やかになってきたので、なんとか普通に走ることができた。
筑波山までの有料道路は全然急じゃなくて楽に登れた。
そして登山開始。 貴重品とパソコンはザックに入れて持っていく。 あとは置きっぱなし。
登り口から休憩所までが25分、かなり傾斜がきつくてとても疲れた。
林道より 林道より

そこからは「○○岩」みたいなのがたくさんあって、写真を撮りながら登ってきた。 疲れてくると岩出現、写真を撮って呼吸を整える。
弁慶七戻り 弁慶七戻り 弁慶七戻り 母の胎内くぐり 出船入船 裏面大黒岩 北斗岩 大仏石

それの繰り返しで山頂まで到着した。 休憩所から25分、計50分で駐車場から山頂まで上がってこれた!
小学生の遠足みたいなのがいて、とても混んでいた。 ロープウェイできたのかなぁ。
山頂付近より 山頂付近より 山頂より 山頂より 山頂より 山頂より 筑波山山頂

山頂の写真を撮ってすぐに下山する。 休憩所まで20分、駐車場まで20分、計40分だった。
登りも下りもあまり時間が変わらなかったし……
駐車場にて

筑波山のあとは栃木県に向かう。 今日の目的地は宇都宮だし。
道がよくわからないので「益子」という看板を頼りにひたすら走る。 そして栃木県に突入!
案外近いなぁ。 それから宇都宮方面に走る。 「真岡市」というところに入った。 走ってると大きな運動公園を発見。 ここに泊まれるかなぁと思いのぞいてみる、が夜になったら少年が集まってきそうな場所だったのでやめる。
すぐ細い道があって、そこを進んでいったらとても綺麗な公園を発見! 水もトイレもある。 テントを張る芝生まである。
これはここに泊まるしかないな!
寝床 柳の木の下で

泊まる場所を見つけたので、夕飯のおかずの「ふりかけ」を探しにいく。 近くのスーパーを探したが、全然店がない。 けっこう走って「ヤマザキYショップ」を発見した。 しかし「ふりかけ」が売っていなかった……
しかたなく、魚の缶詰を買った。 137円だった。
再び公園に戻りテントを張る。 ご飯を炊くが水が少なくてけっこう硬くなってしまった…… 失敗。。。
コーンスープも作り豪華な夕飯を食べる!
夕飯

ご飯以外はおいしい……
そしてホームページを更新しようとパソコンをつける。 しかしPHSが圏外…… やはり田舎だ。。。
明日は日光観光に行く予定!