今日は登山、4時50分と5時20分に目覚ましが鳴るが起きられず、大幅に寝坊して8時起床…… もうこんな時間になってしまった、この時間じゃ登られる山が限られてくるな。
すぐに準備をして出発。 この時間じゃ愛媛は無理なので、徳島方面に向かいながらどの山に行くか考える。
近場の登山口じゃないと無理だな。 そうなると候補は2つ。 八面山か津志嶽か。 津志嶽はどうも登る気分がしないので、八面山に向かう。
登山口付近の駐車できる地点に駐車し、出発。 少し上の車道には他県ナンバーの車が止まっている。 こんな所に止めるの、登山者くらいしかいないだろうから、誰か登っているのかな。
時刻は9時56分、こんな時間になってしまうとは…… まずは登山口に向けて歩いて行く。
登山道途中にある、民家の人が、登山口まで軽トラックで入っているのを見たことがあるが、おそらく11月の大雪で倒れたであろう木々が行く手を阻むヶ所があった。 登山口まで車で入るのは無理だね。
登山口から山の中に入っていく。 登山道もけっこう荒れている。 途中の民家跡や民家の所に人工的な柵がしてあったりするのだけど、その柵も倒れていたり。 去年の雪は相当だったんだな……

駐車地点の上に止まっていた車はやはり登山者のようで、地面にわずかに積もって雪に足跡がついていた。
荷物用モノレールの終点付近の民家の裏側を上がって歩いて行く。 再び森の中に入るのだけど、さっきまであった足跡が無くなっている…… 看板は出ているのだけど、初見でこの登山道と看板を発見するのは難しいので、そのまま真っすぐ川の方に歩いて行ってしまったのだろうか…… しばらく歩くと、川の方から正規の登山道に戻っていく足跡が残っていたので復帰したっぽい。
最終民家手前でも倒木があった。

渡渉ポイントで少し休憩。 朝方は寒かったが、日中は暑そうだ。 フリースを脱いでザックにしまう。 水分補給して先を目指す。
2つ目の渡渉ポイントを越えて、大きな岩を回りこんで、さぁここから八面山の本格的な登りが始まる。
先行者はアイゼンつけているみたいだけど、積雪5cmくらいで雪は固いけど、これくらいならステップで対応できるな。
ここからはひたすら尾根を登っていく。 ほぼ一直線の道で、傾斜がきつくかなり辛い道になる。 ここは心肺のトレーニングがてら、一定の負荷をかけながらノンストップで歩くことを目標に進んでいく。
鼻呼吸じゃ追いつかなく、口で呼吸が必要な程度、かつ太ももが耐えられるくらいの速度でひたすら歩いて行く。

残り1kmの看板までは順調に到着。 ここから先は、数センチのクラストの上に5cmくらいの積雪があったりで、今までのキックじゃ対応できない箇所が出てきた。 もっと力強く踏み込まないといけず、キックが辛かった。 残り1.0kmの看板の写真撮る以外はノンストップで、奥大野方面の分岐まで到着した。 かなり負荷がかけられた感じがする。

ここから八面神社までは、すぐに到着。 神社には先行者がいたので少し話をした。 もう山頂には行ってきたみたい。
オレも山頂を踏んでくるか。 ここから先は雪が増えるのだけど、クラストの上に30cmくらい積もっているだけだったので、苦なく山頂には到着。
そういえば、最近テレビで見たのだけど、クラストしているところの上に積雪があること、なんか用語があったはずなのだけど、なんていうのだっけ……調べなくてはいけない。

山頂の景色を楽しんで、神社まで戻ってくる。 先行者は帰り支度をしていて、下山していった。
いつも、山でお昼ごはんを食べる時は、インスタントラーメンを作って食べるのだけど、駐車して登山に出発する時点で気づいたのだけど、コッヘルを忘れてきてしまった。
水、ラーメン、ガスストーブは持ってきたのに、肝心のコッヘルが無いとは…… コッヘルの中にガス缶が入っているので、火をおこすことも出来ない。 なので、車に一式置いてきた。
そんな理由があり、今日はお昼ご飯にラーメンを食べることができない。 が、全然お腹すいてないので、おにぎり1つ食べただけだった。

さあ、下山しようか。 尾根道をひたすら登ってきたけど、ここを下っていかなくてはならない。 滑りそうで怖いのだけど、ストックを上手に使って身長に下りていかなくてはならないな。
残り1kmの看板まではけっこう滑りながら下りていけたが、そこから先はクラストしてる箇所もなく、地面が見えている場所もあったので、そのまま普通に下りてきた。
渡渉ポイント越えたらもうほとんど雪は残っておらず、普通の登山道を歩いて駐車地点まで戻ってきた。
今日の登山、寝坊しすぎてちゃんと計画通りの山には行けなかった。
山自体は3時間ちょっとくらいしかいなかったけど、登山で見たらダメダメだけど、トレーニングとして見たら、心肺にけっこういいトレーニングができたのではないだろうか。
まだ2月上旬なのに、この積雪じゃ、もう高い山に行くしかないなぁ。 今シーズンは昨年末はすごい雪が楽しめたけど、年が明けてからは雪も少なくちょっとがっかりな感じ。
あと4週間くらいで四国の冬が明けてしまうので、それまでに楽しんでおかなくてはならない。
本日のコースタイム
09:56 駐車地点
10:06 登山口
10:38~10:41 渡渉ポイント
11:12 山頂まで1.0km看板
11:33 奥大野方面分岐
11:40 八面神社
11:52 八面山山頂
11:59~12:15 八面神社
12:47 渡渉ポイント
13:10 登山口
13:18 駐車地点
「登山」カテゴリーアーカイブ
【徳島】黒笠山
昨夜から、登山口に向けて移動。 家から2時間もかからないで来れる距離なので、今日は確実に登りたかったので。 一宇村役場の駐車場で寝ようと思っていたのだけど、痛車が止まっていてラジオか音楽が車外に漏れてうるさかったので、もうちょい先に移動。 津志嶽に入る大きな鳥居の300mくらい手前の広い路肩に駐車、そこで仮眠。
布団持ってきたけど、夜は寒かった……
で、朝は5時20分に目覚ましがなるが起きられず、6時の目覚ましでなんとか起きて、黒笠山登山口に向けて走りだす。 が、体が冷えきって寒いし眠いし…… 黒笠山登山口手前の路肩に再び車を止めて仮眠してしまった……
せっかく前日から移動してきたのに仮眠してしまったら意味が無いのだけど……
そんなで、登山の準備ができて、出発したのが7時40分…… ここまで路面に雪はなく、登山道にも雪は無い。 今年は雪ないのかなぁ?
登山口から山に向かって歩いて行く。 地面は濡れてる感じがする。 民家の横から急斜面の樹林帯に入る。 荷物用モノレールのレールをまたいでまっすぐ歩いて行く。 急斜面を一歩一歩進んでいき、しばらく歩くと鳥居が出現。 ここまであっという間だったな。 地面には雪が2cmくらい積もっていたり、無かったり。

ここから先も雪はそんな感じだった。 ただ、雪に足あとが付いているのが見える。 だれか先行者がいるのかな? 登山口には車が止まってなかったけれど……
しばらく歩き、だんだんと雪が出てきた感じ。 積雪10cmほど。 黒笠山まで2kmの看板のところで先行者に追いついた。 50代くらいの男性で、ここでアイゼンをつけていた。 昨日三嶺に行ってきたらしい。
オレはここで少し休憩、アイゼンはまだいいかな、これから雪も深くなりそうだし。 ここまでストック使わずに歩いてきたので、ここでストックを準備する。

さぁ、黒笠山はここからが本番だ。 一気に傾斜がきつくなり、沢にそって歩いて行くような道になる。 雪が20cmほど積もっている。 ひなたでは、クラストしているところがあり、アイゼンつけてないので、キックステップで乗り越えていく。 けっこう歩きにくいなぁ……
しばらく歩き、昨年敗退した箇所までやってきた。 ここで先ほどの人に追いついたのだけど、とある異変に気づいた。 ストックの先に付ける、スノーバスケットが1つ無い…… 左手のストックの先っぽにつけていた奴が無くなってしまっている。 雪が深くないので、無くなったことに全く気づかなかった。
どこに落としたのだろうか、さっきストック出したばかりなので、そんなに区間は無い。 ちょっと戻って探そうかな……
荷物を下ろして、アイゼンをつけて、空身でスノーバスケットを探しに戻る。 10分ほど戻ったが、見当たらず…… これ以上戻っても、また登り返すのがしんどいので、スノーバスケット探しは諦めて荷物のところに戻る。
すると、先ほどの人が前から戻ってきた。 「ズブズブ埋まるので帰りますわ」と行って、帰って行ってしまった。 雪山に来ているのに、ラッセルするのがイヤだったのかな……?
ここから先、道がはっきり覚えていなかったので、その人がつけたトレースは使わず、真上に上がってみた。 確かどこかで谷沿いを真上に上がった箇所があったはず。 だが、真上に上がっても道は無く…… 上部をそのままトラヴァースすること200mくらい。 2つ先の谷を超えたところでピンクテープを発見。 谷を上に登るのはあっていたのだけど、登るのが早すぎた…… 通常のルートに合流し、山頂を目指す。
しばらく歩き、左右を谷に挟まれて、そこを真上に登るところにやってきた、ここを登り切ったら、黒笠神社は目前だ。 この区間の上部で、右側の谷に進入するところがあるのだけど、そこはさすがに雪が多かった。 その区間を乗り越えて、黒笠神社に到着。
神社に雪が150cmくらい積もっている。 かなりの大雪なのだけど、足元の雪は固く、ほとんどラッセルしないで歩いて行けてしまう。 ここで少し休憩。

なんかここまで来たらアイゼンが邪魔だなぁ…… だけど、この上の稜線と、最後の鎖場ではアイゼン必須だろうから、外したらまた付けるのが面倒だな。 稜線までもうちょっとなので、このまま行こうか。
神社の裏手から稜線に向かって歩き出す。 しばらく歩き稜線に到着。 さぁあとは山頂まで一直線。 木々の合間から素晴らしい景色を眺めながら、矢筈山方面の分岐まで到着。 山頂まであと200mとなっている。 ここから先が鎖場。 ここに荷物を置いて、空身で山頂を目指そう。

荷物を置いたら体は軽い! 1つ目の鎖場を乗り越え、2つ目も乗り越え、テラスみたいなところに出る。 そこから最後の鎖場を上って、黒笠山山頂に到着!!
360度の大展望。 矢筈山~天狗塚~三嶺~次郎笈~剣山、北は香川県まで綺麗に見える。 山頂もほとんど風が無く寒くなかった。
景色を満喫して、荷物の場所まで戻る。 黒笠神社まで下りて、お昼ごはんにしようかな。

下りは快適に歩けて、すぐに黒笠神社まで到着。 ここでインスタントラーメンを作ってお昼ごはん。 ゆっくり休憩もできたので、下まで下りようかな。

ここからの下りがけっこうイライラするような道だった。 基本同じ道を歩くのだけど、昼になって気温が上がって、クラストしていた所の踏み抜きが多かった。 思うようにスピード出して歩けないし、たまに足の付根まで埋まって身動きがとれなくなったり。
登るときに、スノーバスケットを探しに戻ったところまで下りてきたので、ここから先も探しながら歩いて行く。 が、どこにも落ちていない……
そのまま、山頂まで2kmの看板まで戻ってきたのだけど、なんとここに落ちていた。 ストックを出して、スノーバスケットをつけたのがここ。 つけた瞬間に落としてしまったのだろうか。 無事、スノーバスケットも見つかって一安心。 まぁ買っても400円くらいだったと思うのだけど……
そして登山口まで到着。 下の方は地面がグチョグチョで、靴が泥だらけになってしまった。
本日の登山、難易度の高い黒笠山に挑戦したのだけど、雪が締まっていて、ほとんどラッセルできなかった。 やっぱり黒笠山は激しいラッセルをして登りたい山だな。 登山口から山頂まで3.6kmと短いので、きついラッセルをしても体力は保てそうだと、今年は思っていたが、ラッセルすらさせてもらえなかった。
ただ、雪の量は例年より多かった。 登山道の再確認もできたし、今度は雪が降った直後に登りたい。
本日のコースタイム
07:40 登山口
08:05 鳥居
08:32~08:42 山頂まで2.0km看板
09:15~09:35 スノーバスケットを探す
10:25~10:36 黒笠神社
10:48 稜線合流
11:08 矢筈山分岐
11:25 黒笠山山頂
11:38 矢筈山分岐
11:55~12:18 黒笠神社
12:56 山頂まで2.0km看板
13:11 鳥居
13:30 登山口
【愛媛】東赤石山
今日は登山、5時起床できず、6時起床。
新年一発目は愛媛の東赤石山に行く。 登山道まで運転している最中、三豊市山本町付近で眠くなりコンビニに避難。 早いけど朝ごはんとお昼ごはんを購入して眠気を覚ます。 これで眠気が覚め、別子側まで一気に行くことができた。
別子側の県道、今まで雪が積もっているのを見たことがなかったのだけど、今日は路面に雪が残っている部分がある。
このあたりで残ってるってことは、年末年始はけっこう大荒れだったのだろうか。
筏津山荘があった場所の駐車場に車を止めて、登山の準備をして出発。
駐車場や路面に雪こそはあるものの、山の雪はどうだろうか?

登山道を歩いて行く。 雪は一応積もっているのだけど、積雪2cm程度。 これじゃ雪が無いのと変わらないな。
瀬場登山口方面と合流し、瀬場谷に向かって歩いて行く。 ここから先、瀬場登山口から登ってきた足跡がついていた。 ただ、今日のものではなさそう。
瀬場谷まではそのまま歩いて行きた。 暑いな…… ここで休憩する。 暑いのでフリースを脱ぐ。 ズボンも脱ぎたいところだけど、スパッツや靴を脱がないと行けないのが面倒なので、ズボンはそのままで我慢するか。

ここから先、赤石山荘に向かう西ルートには足跡が付いている、東ルートには足跡がついていない。 となったら、向かうのは当然東ルート。 足跡のついていないルートを進んでいく。 といっても、全然雪が積もってないので、あっても無くてもほとんどかわらないけど。

1つ目の渡渉ポイントを越え、2つ目の渡渉ポイントで休憩。 ここから先で雪が多くなりそうだ。 今までストック使わず歩いてきたけど、ここからストックを使いはじめる。
積雪も脛程度になってきたので、30cmくらいかな。 所々膝くらいまで沈む場合があるが、基本的に雪は少ない。 ちょっと不安だった左の肋骨が痛いのは、やはり力を加えると痛い。 なので、左のストックはあまり使わず、重心は右寄りになっていく。 と、呼吸がすぐに上る感じがするな。

雪の道を歩いて行き、赤石山荘前の縦走路まで合流 さすがにこのあたりになると、雪が増えてくるな。 ひざ下くらいの積雪に変わる。 少し西に歩き、赤石越への直登。 ここは岩場の部分は凍っていたり、膝くらいのラッセルをしたり、距離は短いがけっこうしんどい登りだった。

赤石越から先、雪の量は膝くらい。 ここまで来てしまえば山頂はもうすぐだ。 樹林帯から岩場に変わるところにザックを置いて、山頂だけ踏みに行ってきた。 山頂は風が吹き荒れ、北も南も真っ白な景色で全然見えなかった。
樹林帯に入れば風が無いが、お昼は赤石山荘まで戻って食べるかな。

赤石山荘前の縦走路を歩いていると、前方から同い年くらいの男性が歩いてきた。 「山頂はもすうぐですか?」と聞かれたので「山頂までの分岐まで10分くらい、そこから30分くらい」と回答した。 その人、雪の中スパッツもつけてないし、大汗かいていてしんどそうだった。 山頂までもうちょっとだけど、行けただろうか?
赤石山荘前でお昼ごはん。 いつものようにラーメンを作る、のだが、よく見たら持ってきたインスタントラーメン、塩ラーメンじゃなくて、冷やし中華じゃないか…… この雪の中冷やし中華!? ただ、ラーメンを含めた量でしかお昼ごはんを持ってきてないので、これを食べなくては…… 仕方がない、茹でるか…… とりあえず冷やし中華に火を通し、お湯を捨てて、その状態でタレをかけ熱いうちに食べる。 釜揚げ冷やし中華みたいな感じだろうか。 つけ麺みたいな感じで、新しいジャンルを切り開いてしまったかもしれない、美味しかった。 ただ、数分で冷めてしまうので、急いで食べないといけなかった。

帰りは西側の登山道で降りていく。 こちらもあまり雪が積もっておらず。 大きな岩のある渡渉ポイントを渡った後は、雪が溶けてるし、樹林帯の葉っぱは落ちているしで、地面はものすごい汚かった。
そのまま下まで下山。

新年の登山は大好きな東赤石山を登ることができて満足。 ただ、昨年末の徳島の大雪を見てるから、愛媛の積雪が物足りなく感じるな。 雪山シーズンあと2ヶ月。 いろいろ登っておかなくてはいけないな。
夜はジョギングに行ってきた。 2015年はもうちょい走り込もうと思っている。
5.4kmを5分1秒ペースで走れて調子良かった。 昼間の登山が、ウォーミングアップみたいに、筋肉をほぐしてくれたのかな?
本日のコースタイム
08:41 駐車場
09:02 瀬場登山口分岐
09:34~09:41 瀬場谷
10:28~10:40 渡渉ポイント
11:44~11:49 赤石山荘前縦走路合流
12:09 赤石越
12:24 東赤石山山頂
12:31 赤石越
12:56~13:22 赤石山荘
13:57 渡渉ポイント
14:27 瀬場谷
15:07 駐車場
【徳島】風呂塔
今日は登山。 5時20分起床予定だったのだけど、起きたのは6時半…… まぁ今日はそんなに遠くまで行かないので大丈夫。
今日は徳島の風呂塔に登る。 先週の大雪から1週間、そんなに気温の高くない日が続いたけど、まだ雪はあるのだろうか?
国道438号線で吉野川まで出て、国道192号線を西へ。 三加茂のミニストップでお昼のおにぎりを購入し、徳島県道44号線で落合峠方面へ走って行く。
県道44号線は最初は雪が無かったが、西庄小学校を過ぎたあたりから徐々に路面が雪におおわれて、小学校から1kmくらい走ったところで完全に雪に覆われる。 一応車の通った跡があるので、それを追従する。 が、すぐにオレの車ではお腹をこするくらいの積雪量になった。 まだ行けるか? 4WDモードにして走って行く。 2WDじゃ滑って走れなかった。
どこまで行けるかもわからないし、Uターンできそうなスペースがあるか、あっても30cm以上積もった雪の上でUターンできるか、不安だった。 しばらく走っていったが、もう無理っぽいので、なんとかUターンをして、路肩が広くなっている場所に止める。
さて、どうしようか、と考えたいたら、後ろから車が2台やってきて、風呂塔の方に走っていった。 これは追従するチャンスじゃないか! すぐさまUターンして、2台の車を追っていく。 が、数分走ったところで、2台ともUターンしてきた。 Uターンした箇所をみて愕然とした。 ここから先、車が通った跡が無いじゃないか…… これは無理だな……
先ほどの場所まで戻って駐車。 ここに車を止めて、歩いて風呂塔を目指すか。 まだ結構距離ありそうだけど、今から別の山に行く気力も無いし……

準備をして出発。 まずはどれくらいの距離あるかわからないけれど、県道歩きから始まる。 10分ほど歩いて、先ほどの場所まで辿り着いた。 ここから、車のタイヤの跡すら無い道を歩いて行く。 積雪30~40cmくらいだけど、まさか県道でラッセルすることになるとは思ってもいなかった。

ひたすら真っ白な県道を歩いて行く。 車だと数分で通過できそうな距離を数十分かけて歩いて行く。 上り坂なので、地味に疲れる。 天気は雪が降り続いている。 なので、雪対策はしっかりとしているのだけど、そのおかげで体が暑い……
だが、結構風が吹いているので顔は寒い。 だけどネックウォーマー使うほどでもないしなぁ。
すねくらいの積雪のなか、桟敷峠まで歩いてきた。 ここから南に行くと、深淵や落合峠の方に進んでいくことができる。
県道の案内板では深淵~落合峠方面が積雪で通行止めとなっているが、その前から通れないな……

峠を風呂塔方面に歩いて行く。 風呂塔まで3kmの看板がある、まだ3kmもあるのか、遠いな。 雪が無ければ3kmなら40分もあれば歩けるだろうけど雪があるとどうだか……
ここからは吹き溜まりもあり、膝くらいまで路面が雪に覆われている箇所も多い。
途中でいったん休憩を挟んで再び歩き続ける。 風呂塔は右折する分岐までやってきた。 ここからは道も細くなり、普段でも車の量が少ない道に。 積雪の量もどんどんと増えてくる。
苦労しながら歩いて行き、風呂塔への最後の分岐、林道までやってきた。 ここからはさらに積雪量が増える。
膝くらいまでの道に変わる。 大汗と呼吸を荒げながら歩いて行く。 途中に倒木も2本あった。

そして、ようやく風呂塔キャンプ場の駐車場に到着。 この辺りで、積雪80cm~1mくらいだろうか。
車止めのポールすら埋まるほど雪が降っている。

とりあえずどこかで休憩をしたいが、雪は降り続いているし、キャンプ場の小屋の屋根の下で休もうと思っていたのに、屋根のしたにも有りえないほどの雪が積もっており、休むことができない。
このまま進んでいくか……
キャンプ場についてから、ようやくストックを出して使い始めるが、平坦な道でも、膝くらいまで積雪があると、ストック使うとものすごい楽になった。 林道歩きの段階から、ストック使っていればよかったな。
少し歩き樹林帯の中へ。 そろそろ休憩をしようか。
足場を踏み固めて休むスペースを作る。 ここに座布団出して座って休んでいたのだけど、雪が降り続いていてあまり休憩にならないな…… すぐに体も手も冷えてくる。
山頂まではそう遠くないので、早く山頂を目指そうか。

森の中を山頂に向かって進んでいく。 風呂塔は、夏場は森の中を散策して歩けるように整備されている。 その為、ピンクテープなどは一切ない。 積雪で登山道が見えない中、ピンクテープも無いので、歩いて行くのは慎重になるな。 木々の立ち方や生え方で大体の道筋はわかるのだけど、案内板を見つける度にホッとする。
谷間を越える。 膝くらいまでのラッセルをしながら、どんどんと山頂に向かって歩いて行く。
そして、ようやく風呂塔山頂に到着!! 雪が降っていて、景色は全く見えない……
今日はキャンプ場まで車で来るつもりで、火打山方面にも行く予定だったけど、もう無理だな……
山頂に数分滞在して、下山する。

どこかでお昼を食べたいなぁ…… しかし雪が降っているので屋根があるところが必要。 登ってきた道じゃないけど、途中に展望台のある道があって、そこに東屋があったな、確か。
道が全然わからないが、なんかロープを張った杭の頭のようなものだけ、点々としてるのが見えるので、それをたどって歩いて行ったら、東屋が見えた。 一応屋根があるのだけど、風で雪が舞い込んでくる。
さて、休憩にするか。 インスタントラーメンのお湯を沸かしながらおにぎりを食べるのだけど、舞い込んできた雪が鍋の中に入って温度を下げているのか、全くお湯が沸かない…… 結局沸騰することはないままインスタントラーメンを食べる。 温かいものを食べてるのに、メチャメチャ寒いな…… あまりゆっくりはできないなぁ。

お昼休憩も終わり荷物を撤収して、キャンプ場に向かって歩いて行く。 すぐに、登りで使ったトレースに合流したのだけど、わずか1時間前ほどのトレースが半分消えている。 そんなに雪が降っているのだね、今日。

キャンプ場まで下りてきて、ここから長い林道歩きが待っている。 林道のトレースも半分くらい消えている。
林道の風呂塔分岐のところまでやってきて、もう少し広い林道に合流したのだけど、朝は無かったタイヤの跡がある。 これはラッキー、ラッセルしないでいいので、ものすごい楽だ。 しかし、こんな雪の中車走れるんだな。
と、考えていたら、前からパジェロミニがやってきた。 4WD、スタッドレス+チェーン、なるほど、これくらいの性能と装備の車なら雪深い道も走れるのか。

ここからは車のタイヤの跡を歩いて行く。 オレの歩いていたトレースはもう消えている。 県道まで戻ってきた。 左手に向かって歩いて行くのだけど、こちらもタイヤの跡がついているな。 ただ、だいぶ雪に埋もれているので、さっき通った車ではない様子。 歩いていたら、また後ろからさっきのパジェロミニがやってきた。 タイヤでトレースを作ってもらったので、そこを歩いて行く。 帰りは楽チンだな。
深渕分岐から先もタイヤの跡がついていた。 さっきの車はそのまままっすぐ帰って行ったのかな。
しばらく歩いていると、今度は前から重機がやってきた。 どうやら除雪作業をしている様子。 ここから先は路面の雪は全くなくなり、快適に県道を歩いて帰ってくることができた。

車に到着したら、車体には30cm程度の積雪が。 6時間でこんなに降ったのだな。 除雪もされているし、帰りの運転は問題なさそうだ。

今日の登山、今週も思わぬ大雪で苦戦した。 前からの目標で、「冬期の矢筈山」というのがあるのだけど、風呂塔からの縦走路もつぶされた。
落合峠ルートは登山口まで冬期はたどり着けないのでNG。
石堂神社・白滝山ルートは、冬期は登山口までたどり着けない可能性が高いのと、体力・技術的に矢筈山までたどり着けないのでNG。
黒笠山の白井登山口からの縦走路は、体力的に矢筈山までたどり着けないのでNG。
風呂塔からの縦走路は体力的にたどりつけないのでNG。
登山マップには、この4ルートがあるのだけど、いずれもNGとなってしまった。 あとは登山マップに無いルートを探すか、もしくは山中泊の準備をして、どこかの縦走路を利用するか。 そうなったら今シーズンは無理だなぁ……
本日のコースタイム
08:48 駐車地点
10:00~10:05 休憩
11:03 風呂塔キャンプ場
11:25~11:36 休憩
12:07 風呂塔山頂
12:20~13:02 東屋
13:25 風呂塔キャンプ場
13:45 林道分岐地点
14:01 県道分岐地点
14:21 深淵方面分岐地点
14:51 駐車地点
【徳島】剣山
今日は登山、5時に起床する予定だったのだけど、昨夜三女を寝かしつけながら、山の準備もせずに目覚ましもかけずに寝てしまった……
自然に目が覚めたのが6時45分…… もうこんな時間じゃないか!! 急いで飛び起きて山の準備をする。
山に持っていくお湯を沸かしながら、秋装備から冬装備へ入れ替える、そして7時出発。
山に行くときはだいたい前日の夜に、明日どこに行こうか考えることが多い。 なので、今日はどこに行くかがまだ決まっていない…… 大きく分けて選択肢は2つ。 徳島に行くか愛媛に行くか。 もう時間が時間なので、2時間くらいで登山口までたどり着けるところがいい。 高速を使いたくないので徳島になる。 徳島でも天狗塚とか三嶺は3時間かかるのできつい。
とりあえず徳島方面に走りながら考えよう。 走っている途中で、冬場はいつも道に迷う黒笠山にしようかな、と決定した。
国道438号線で徳島県に入る辺り、雪景色だった。 まだ12月上旬、こんな雪景色なのは珍しい。 香川の山々も珍しく雪が積もっている様子。 徳島側は日当たり良好で雪がけっこう解けていた。 コンビニでお昼ごはんのおにぎり2つと、朝ごはんのパン2つ購入して、国道438号線を走って行く。
国道438号線は途中から雪景色に変わった。 一宇あたりではけっこう積もっている。 これは真冬の山と変わらないかもしれない……
国道438号線をそれて、黒笠山登山口の方面の県道261号線へ。 交通量が少ないので雪の量も増える。 川を渡る部分があるのだけど、それを渡ったところで愕然とした。 積雪40cmくらい。 軽トラックが1台通過したようなタイヤ痕しか残っていない。 除雪車は入ってない感じ。 これは車高も高くないオレの車じゃ走れないな…… ラッセルしながら走れるほどパワフルじゃないし…… あっさりとUターンして引き返す…… さて、どこに行こう。
登山口まで辿りつけなかったり寝坊したりした時利用する津志嶽は7月にも登ってるし前シーズンの冬季にも登ってるし、近場の八面山も3月の残雪期に登っている…… 路面がこの積雪じゃ行けるか微妙だけど剣山に行ってみるか。 ダメなら、葛籠堂からの丸笹山に変更しよう。

ダメ元で国道438号線を剣山に向かって走って行く。 が、国道438号線は綺麗に除雪されていて、とても走りやすかった。 スイスイと走り見ノ越まで到着。 2WDのままでも問題なく到着することができた。 時間も遅いので急いで準備をして出発。
装備は完全冬装備。 暑くなりそうなのでネックウォーマーはザックに装着せず、ザックに入れておく。

登山開始。 剣山への登山道は雪に覆われていた。 この辺り、路面は除雪されてるからそうでもないけど、相当雪が降っているみたいだ。 12月上旬でこの積雪は初めてかも。

神社の脇から登山道に入る。 登山道にはスノーシューのトレースがついていて、それを使って歩いて行く。 踏み抜きもせずけっこう快適に歩けるな。 リフトのトンネル潜る前に40歳代くらいの単独の女性を抜かす。 だがこの女性スパッツもつけてなく、この時点でフラフラだけど大丈夫だろうか?
リフトをくぐり、何度か登山道が折り返すあたりで、50歳代くらいの男性2人組を抜かす。 この2人組はスノーシューを履いていて、この人達のトレースだった。 ここから先、スノーシューのトレースは無くなったが、ツボ足のトレースが残っているのでそれを使って歩いて行く。 歩幅は制限されるけど、踏み抜きもせず、体力を使わずに歩いていける。

キャンプ場付近で60歳代くらいの単独の男性が次郎笈の写真を撮っていた。
西島では40歳代くらいの単独の男性が休憩していた。 ここまでのトレースはこの男性がつけてきたみたい。
この男性に話を聞いたところ、先頭とのこと。 ここから先はトレースが無い。 男性は最短ルートの、刀掛けの松方面に登って行くとの事だった。 西島で少し休憩していたら、リフトの駅の中から30歳代くらいの男性2人組がやってきた。 丸笹山から続く尾根道をツボ足で直登してきたとのことだった。 すさまじい体力だ…… ラッセルの相当きつかっただろうに……
この男性2人組も刀掛けの松方面に行くとの事だった。 そちらのルートは3人でラッセルしながら登って行くのだな。
さて、オレはどうしようかな。 時刻はすでに11時。 時間的にも次郎笈や一ノ森に行くのは厳しいし、雪もすごいからそもそも無理っぽいし。 だけど、3人の後を追従していっても時間が余ってしまいそうだな。 誰も歩いていない、大剣神社方面のルートから山頂を目指そうか。 このルートなら、この積雪でも道に迷う心配も無いし、いいラッセルトレーニングになりそうだ。

というわけで、トレースのついていない大剣神社方面に向かって歩いて行く。
が、出だしからきつかった。 西島の目の前にある鳥居をくぐるところから、ひざ上のラッセル。 そして鳥居の先から勾配がついてくる。 まぁ焦らず一歩一歩進んでいくか。
谷間を横断するところは雪がものすごい積もっており、全然前に進めなかった。 右足を一歩踏み込むと腰くらいまで埋まる。 ストックでバランスを取りながら左足の膝で雪を崩して左足を乗せると右足と同じくらいまで沈む。 目の前には腰以上の高さの雪壁が残る。 ストックで雪を手前に落とす。 右膝で雪を崩して一歩踏み込む、左膝で…… と繰り返せば、平坦な道は進めるのだけど、傾斜がついているとそれをやっても全く進めないことがよくある。
今回も谷間でそれに遭遇。 少しでも沈みにくい場所をと、あちこち踏み抜く。 僅か20mくらいの谷間を抜けるのに10分以上かかった。
ラッセルに苦労しながら進んでいく。 積雪が膝よりしたの部分は殆どなくなり、一歩がものすごい重くなる。 左が山、右が谷なので、必然的に左足のほうが高く上げないと進めない。 左足ばかり酷使している状態なので、これはキツイ…… だんだん足も上がらなくなってくる。 綺麗な景色を見ながらどんどんと歩いて行く。 海抜1800mの看板を越えてから正念場を迎えた。
谷間ではない、普通の場所なのだけど、積雪がすさまじい。 一歩ごとに腰まで沈み込む。 次の一歩が高くて重くて足が上がらない…… そんなのが50mくらい続く。 その50m進むのに20分以上かかっている。 写真に撮ったのだけど、ストックの長さが110cm、目の前に大剣神社の岩が見えているのだけど、さすがに息と太ももの筋肉を整えた……
西島出てから1時間5分、ようやく大剣神社に到着した…… さすがにくたびれたのでここで休憩。 おにぎりを1つ食べ、エネルギーを補給する。 さて、ここでようやく半分くらい。 山頂まで、今と同じくらいの苦労をすることになるかも。

山頂に向かって歩いて行く。 ここから先も積雪量はあまり変わらず…… 少ないところで膝くらい、傾斜の付いているところで腰くらいまで沈み込んで、なかなか前に進めないことが何度もあった。 ちょっと下に迂回してやり過ごしたり、道を大きく外れて笹の上に乗ってやり過ごしたり……

剣山の雲海荘が見えてからがきつかった。 谷間を超えるのだけど、ここも30mくらい進むのに20分近くかかる…… しかも少し登り目に横切らないと行けないので、きつすぎてやばかった。 雪の壁が立ちはだかって前に進めなくなる絶望を20分の間に何度も味わった…… その谷間を超えてからはもうルート無視で、ひたすら笹の上を歩く。 笹の上は雪がまだましで、ひざ上くらいで済む。 そのまま笹の上を歩いて、無理やり刀掛けの松ルートとの合流地点に辿り着いた。

そして山頂広場に到着。 この大剣神社から山頂広場の区間も1時間以上かかっている…… やはりラッセルはきついな…… 夏場なら20分、25分の計45分くらいで歩ける区間。 そこに65分、70分の、2時間15分もかかった……
とりあえず山頂を踏んで、雲海荘の前でお昼ごはん。 風が吹いていて少し寒かった…… 山頂ヒュッテの前には誰も行っておらず足あとがついていなかったが、写真に撮りたいのと温度を見たいので、広場から降りて見に行ってきた。 温度はマイナス6度だった。

ダウンを着て、インスタントラーメンとおにぎりを食べる。 寒すぎて全然お湯が沸かなかった。 ラーメン作るのに15分くらいかかってしまった。
お腹もいっぱいになったので、後は下山するだけ。 刀掛けの松ルートは、あれから結構人が歩いたみたいで、しっかりとしたトレースが付けられていた。 さぁ下山は早いぞ!

刀掛けの松で写真を撮ったが、それ以外はほぼノンストップで一気に下山する。 雪道を滑りながら、ストックで転倒しないようにしながら下っていく。 西島まで20分、西島からは15分で降りることができた。 こんなに早く降りてこられるとは!!

今シーズンの冬山開幕戦は、思わぬ寝坊と大雪だった。 例年だとこの時期は20cmくらいしか積もっていないので、軽く寒さに慣れに行くような感じだったのだけど、いきなり本格的な雪山だった。 前シーズンで、冬用スパッツの左足の内側に穴を開けてしまったのを忘れていて、今日はそのスパッツを使っていたのだけど、僅か3cmくらいの穴が空いているだけで、内側に大量に雪が入ってきた。 ラッセルしてるから雪が圧縮されて入ってくるのだと思うけど、スパッツしてるのに、靴の中に雪が入ってくるとは…… 正直それじゃスパッツが使い物にならないし、足を濡らすのは危険なので、次の登山までになんとかしないといけないな…… 来週の天気がわからないけど、この寒期もいつまで続くかわからないので、この大雪が一旦解けて、再び固まって、クラストするという、難易度の高いルートになってしまうかもしれない。 年内は行けてあと2回か? 冬の目標を、改めて立てて計画を練らないといけないな。
本日のコースタイム
09:50 駐車場
10:50~11:10 西島
12:15~12:33 大剣神社
13:45~14:14 剣山山頂
14:24 刀掛けの松
14:34 西島
14:50 駐車場
【愛媛】ハネズル山【中ノ川登山口】
今日は登山、4時50分起床、5時出発。
今日は愛媛のハネズル山に登山に行く。 ハネズル山とは、二ツ岳の1つ東にある山。 持っている登山地図には二ツ岳までしか載っていないので、ある意味未知の領域に挑戦となる。 ハネズル山の北には、赤星山というそこそこ有名な山があり、赤星山~ハネズル山~二ツ岳のルートを完成させたいので、今日はハネズル山を調査するために登る。
登山口は瀬戸内海側にある、中ノ川登山口というところ。 ちょうどこの登山口は2年前に登っている。
その時は、林道を崩落工事中で途中までしか車で入ることができず、40分くらい林道を歩いたと思う。
今回はもう修復が終わっているので、登山口まで車で行けるみたい。 ただ、未舗装路なので、ヴィッツで走れるかは別問題。
国道32号線、国道377号線、国道11号線と走り、愛媛県の土居町まで。 「二ツ岳登山口」の看板を頼りに、山の方へ走って行く。
一応県道131号線という、愛媛県が管理している道路のよう。
以前工事中だった箇所は綺麗に修復が終わっており通行可能だった。 途中から未舗装路に変わったが、路面はそれほど凸凹していなく、問題なく走れた。 県道131号線の終点からは林道に変わる。 林道は凸凹な道で、ヴィッツでは結構つらかった。
一度登山口まで行ったが、車を止める場所が微妙だったので、少し戻って広くなっている場所に駐車。 登山の準備をして出発。

僅か2年前だけど、ここがどんなルートだったかほとんど覚えていない。 ただ印象的だったのは、登山道を歩いていくと林道に出るのだけど、そこから登山道への取りつきが分からなかったこと、下山時に場所は判明したけど、これは見つからないな、と思ったことくらいだろうか。
林道から登山道へ入って行く。 東赤石山、西赤石山もそうだけど、北側の登山道は、登山口までの道が崩壊していたりで、なかなか利用されることが無く、荒廃が進んでいる。 この登山道も、道自体はしっかりわかりやすいのだけど、枯れ枝が大量に落ちていたり、枯れ木が横たわっていたり、迷うことはないだろうけど、ピンクテープはほとんど無い。 こういう道を歩いて、インターネットで紹介して、他の人に歩いてもらうのがいいことなのかはわからないけど、誰も歩かなかったら、そのうち道が無くなってしまう……
道はほとんど一直線に登って行く。 が、それほど急な道でもない。 川の音を聞きながら登って行き、林道に合流。 登山口の林道をそのまま車で4kmくらい走って行けばここまで来れるみたい。 ただ、林道はここで終点、ここから先は工事もされてないみたい。
前回探した、ここからの登山口。 林道をそのまま200mくらい歩き、山側の荒々しい崖が終わった後の茂みの中に登山口がある。 場所は知っているのですぐわかったが、初見でこれは見つけられないだろう…… 一応看板はあるのだけど、看板を発見することすら困難。

登山口から再び山の中に入って行く、少し歩いたら敬天の滝の展望所があるので、そこで休憩。 滝は紅葉に包まれていて、一直線に流れ落ちていて美しかった。

そこから先の登山道も道もマーキングもしっかりしている。 500mおきに距離を示す看板もある。 滝から二ツ岳山頂までは3.5kmらしい。 1時間50分で行けると書いてあるが、ちょっと速すぎないだろうか??

しばらく歩き峨蔵越まで到着。 誰かいるかな、と思ったけど誰もおらず…… ここは北斜面から風が吹いてきてかなり寒かったので、別子方面にちょっと歩いてそこで休憩。 さて、これから一度も歩いたことのない、赤星山方面に向かって歩いていく。

歩き出してすぐ、笹の道に変わる。 笹は腰~胸くらいの高さまであり、足元が全然見えない…… インターネットでルートを調べた時も、笹のことは書かれていたけど、こんな道だったのか…… 少し行くと展望が開け、目の前には1307mの小ピークが、後ろには二ツ岳が見える。
二ツ岳の北斜面には霧氷のような白いものが見える。
笹の道を歩いていき、1307mを過ぎたところに、赤星山とハネズル山の分岐があった。 ハネズル山は感じでは「羽鶴山」と書くらしい。 「ハネズル」って変な名前だなと思っていたけど、ズルは鶴だったのか。

ここからハネズル山方面に歩いていくのだけど、すぐに道に迷う。 広い尾根で100mくらい幅があるのだけど、どこを歩いたらいいのか全く分からない…… とりあえず適当に右側の二ツ岳の見える側を歩いて行ったら、そのうちマーキングを発見したのだけど、どこを歩くのが正解なんだろうか?
1340mの小ピークを右手に見ながら、尾根を下って行く。 下って行くと、また森みたいな広い場所に出た。 ここはマークを発見できたのでそれを伝って歩いていき、しばらくすると、小箱越というところに到着。 南に下りていく道があるみたいだけど、看板に何も書かれていないのでこれを下りたらどこに出るのだろうか?
地図的には、二ツ岳の別子側の登山口付近につながっているように見える……

小箱越えを越えて少し登って行くと、コンクリートの建物がある。 ドアが開きっぱなしで風に吹かれて開いたり閉まったりしているのが不気味だった……
中には古びた機械みたいなのがあった。 床が抜けているし、ここは何をやっていた建物なのだろうか?
そのすぐ先には、ヌタ場が。 動物の足跡があった。

そして、ハネズル山山頂に到着。 山頂は全く景色が見えず、ただ山頂の看板が置かれているだけだった。
峨蔵越からもう少し遠いと思っていたのだけど、1時間ほどで着いてしまった。 ここで少し休憩して、赤星山方面への分岐まで戻る。 この分岐手前は、注意してマーキングを探しながら歩いたが、やはりよくわからなかった……

赤星山分岐でお昼ご飯。 インスタントラーメンを作り、今日は餅を持ってきているので、力ラーメンにして、エネルギーを補給する。
ここは無風で、ダウンジャケットを着て、体はポカポカ。 気持ちよくて横になって10分くらい寝てしまった。
時間があったら二ツ岳も行こうと思っていたけど、今日はもうハネズル山だけでいいかな。

帰りの道も、峨蔵越までは笹の道を苦労しながら歩いていく。 帰りの峨蔵越にも誰もおらず、そのまま北斜面の登山道を下りて行く。
敬天の滝を通過し、林道を通過し、中ノ川登山口を目指す。 途中で、左足の小指に何か当たっている感がし、靴下を脱いで見てみると、関節の部分の皮が擦れて向けていた。 うっかりその皮をむいてしまったのだけど、余計ヒリヒリするようになってしまった。 絆創膏で直接触れないように処置をし、そのまま登山口まで歩いていく。
今日の登山、山行的にはちょっと物足りないものになってしまったが、未踏ルートの一部も歩くことができて満足。 登山地図で使っている「山と高原地図」に載ってない山にはなかなか行く気がしないのだけど、いつか赤星山~堂ヶ森の縦走をやってみたいと思っていることもあり、この辺りの区間は一度歩いておく必要がある。
雪が降り始める前に、雪の時期に向けて、体を慣らしておくのと寒さに慣れておかないといけないので、もうちょっと登山を頑張ろうかな。
本日のコースタイム
07:22 駐車地点
07:26 中ノ川登山口
08:22 林道合流地点
08:26 林道の登山口
08:40~08:51 滝見台
09:35~09:47 峨蔵越
10:13 赤星山方面分岐
10:52 コンクリート小屋
10:57~11:05 ハネズル山山頂
11:46~12:29 赤星山方面分岐
12:50 峨蔵越
13:38 林道の登山口
14:29 中ノ川登山口
14:32 駐車地点
【愛媛】二ノ森【面河ルート】
5時半くらいに起床。 夕べ高松~面河に移動しておいた。 車の中の寝心地は結構良かったし、ダウン着て寝たため全然寒くなかった。
これくらいの時間に車が1台やってきて、6時前くらいに2台やってきた。 まだ朝早いのに、もう車が来るんだな。 全部で3台の車の人たちは、早々と登山に向かって行った。
車の中で朝ご飯の稲荷寿司とパンを食べ、登山の準備をして出発。 寝起きで体が冷えているので、登山口まではダウンを着たまま歩いていく。 平坦な道なので、20分くらい歩いても体が暖まらなさそう。

薄暗い遊歩道を歩いて登山口に到着。 さて、寒いがここでダウンを脱がなくては、この先で間違いなく暑くなる。
登山道を登って行く。 出だしは石段が続く。 10分ほど歩いたところで石段は終わり、普通の登山道になる。
30分くらい歩いて異変が起きた。 お腹が痛い…… 急いで荷物を下ろし人目につかないところに移動。 下痢になってしまった。 お腹が痛くてその場所から30分くらい動けず…… しかも体も冷えてきた…… 30分くらい経って少し落ち着いたが、この先大丈夫だろうか。 痛すぎてもう帰ろうかと思うくらいだったが、せっかく昨日から移動したのに帰るのはもったいなさすぎる。 まだ7時なのに。 お腹の痛みがおさまったところで、先に向かって歩き始める。

そのため霧ヶ迫に着いたのが大幅に遅れてしまった。 霧ヶ迫で休む。 水分摂るのが怖いなぁ…… だが飲まないと歩けないし…… お茶を飲んでみる。 すぐには腹痛が来なかったので一安心か?
休んでいたら30歳くらいの男性が抜かしていった。
そのまま登山道を歩いていき、1525m地点に到着。 木々の切れ間から、雄大な石鎚が見えてきた。 面河方面からの石鎚はすごい迫力だなぁ。 歩いていたら先ほどの男性に追いついた。 一眼レフで一生懸命石鎚の写真を撮っていた。
紅葉が散ってしまって残念だと話していた。

オレは今日二ノ森に登る。 石鎚に行くにはこのまま登山道を真っ直ぐ歩き、愛媛大学小屋を経てトラヴァースルートを歩き、三ノ鎖下で成就ルートと合流するのだけど、二ノ森に行くには、そのルートを歩いたら遠回り過ぎる。
ここからは、面河山~三ノ森の尾根をひたすら登って行くルートを選択。 2年前の冬季のこのルートも、ここから先、谷間の登山道は積雪がすごすぎてまともに歩けなかったので、冬季も尾根ルートを選択することになると思う。 なので、それの下見も兼ねて、尾根を歩いていく。 尾根に取りついて、ひたすら上を目指して歩いていく。
笹が腰くらいまで伸びており、非常に歩きづらい。 ほとんど人が歩いていないので、踏み跡もほとんどない状態。 笹に引っかかってすぐに靴紐がほどけるので、スパッツを着用。
どんどんと登って行く。 だいぶ歩き、ようやく樹林帯を突破した。 が、笹なのは変わらず。 目の前は緑のじゅうたんが敷き詰められている。 見るだけならすごい美しい。 が、歩くのはとても辛い。
苦労しながら歩いていたら、ようやく愛媛大学小屋への分岐が見えてきた。

この辺りで休憩しようと思っていたのだけど、また腹痛が…… この付近は隠れる場所が無いので、我慢したまま上に登り、岩陰まで移動。 まだ下痢だな…… お腹も落ち着いたので上を目指す。 結構荒れた道だけど、この辺りは人が歩いているらしく、赤テープやピンクテープが巻き付けられていた。 そして、稜線に合流。 合流地点はピークで、三ノ森というらしい。

そこから西に数分歩いたら、石鎚~二ノ森の登山道に合流。 少し行ったら、高瀑ルートへの分岐があった。 前はもっと目立たない感じだったけど、今では見落とすことはないくらいに目立っていた。
二ノ森に向かって歩いていると、木々が白い。 その地帯まで行ったらわかったのだけど、霧氷だった。 まさか霧氷が見られるとは思っていなかったのでラッキーだな。
二ノ森手前で50代くらいの男性とすれ違った。 そして、二ノ森山頂に到着。

二ノ森に来るのは初めてだったが、景色が美しいな。 こうやって見ると、石鎚山は結構遠い。
山頂には50代の夫婦と思われる人たち、50代の男性がいた。 夫婦は土小屋から、男性は保井のから堂ヶ森経由で二ノ森にやってきたらしい。 夫婦と男性はそれぞれのルートに帰って行った。
山頂でラーメン作って食べていたら、50代くらいの男性がやって来た。 男性は成就ルートで二ノ森にきたらしい。
その人は1年ぶりの山と言っていたが、山にすごい詳しくていろんな情報を教えてもらった。 そして男性も石鎚に向かって帰って行った。

さて、下山ルートも長い、そろそろ帰ろうかな。 三ノ森までは見た目は遠いが結構すぐだった。 そこから薄い道を歩き、愛媛大学小屋分岐まで。 帰りは愛媛大学小屋まで下りて、普通の登山道で帰ろう。 分岐からは踏み跡のある笹を一直線に下りていく。 ものすごい傾斜だ。 半分滑りながらどんどんと下りていく。 最後の方は胸くらいまで笹があったが、急な下りなのでらくちん。 愛媛大学小屋前の、木の板を敷き詰めたところに下りてきた。

ここからは登山道を歩いてい帰る。 谷間を歩く登山道。 すぐに1525m地点まで到着。 その先で、50代くらいの男性が大きなカメラをもって歩いてきた。 石鎚の写真を撮りに来たみたいだけど、雲が出てしまっているので残念がっていた。
霧ヶ迫を通過し、無事、登山道まで下りてきた。
面河の遊歩道はすごいたくさん人がいた。 どうやら紅葉の真っ最中のシーズンで観光客がたくさんくるみたい。 駐車場には警備員がいて、途中の路肩にも車が止まっているほど多かった。 面河に来るのはこれで4回目くらいだけど、登山客以外の人を見たのは初めてかもしれない。 確かに紅葉は綺麗だったな。

本日の登山、腹痛で苦しみながらの登山になってしまった。 本当は西ノ冠岳にも行ってみたかったが、思わぬタイムロスで結局行くことはできなかった。 今度別ルートから目指してみよう。
二ノ森の霧氷はとても美しく、高瀑ルートの分岐から西は未踏だったので、歩くことができて満足。 堂ヶ森~二ノ森も歩いてみたくなった。
山は思ったより冷え込んでいて、これからちゃんと冬を意識した装備に変えていかないといけないな、と思った。 もうすぐ積雪シーズンの到来。 スタッドレスに変えなくては。
本日のコースタイム
06:21 駐車場
06:45 面河登山口
08:21~08:26 霧ヶ迫
09:03 1525m地点
10:19~10:36 愛媛大学小屋分岐
10:45 三ノ森
11:22~12:33 二ノ森山頂
12:55 三ノ森
13:03 愛媛大学小屋分岐
13:18 愛媛大学小屋
13:49 1525m地点
14:18 霧ヶ迫
15:02 面河登山口
15:24 駐車場
【徳島】剣山~一ノ森【コリトリコース】
今日は登山。 いつもより早く家を出ようと、4時半と4時50分に目覚ましをかけたのに、目が覚めたのは5時25分だった…… 急いで顔を洗って出発。 夕べ寝る間際まで、今日どこに行こうか決まっていなかった。 先週愛媛に行ったので、今週は徳島にしようかな。 冬に備えて、丸石パークランド~剣山の縦走もいいかなぁ、とか考えていたが、寝坊した時点でこの案は無くなった。 国道439号線の方行くのは時間かかるので、今日は近場のコリトリにするか。
コリトリに向かって車を走らせる。 国道492号線と国道438号線が合流するところに公衆トイレがあるのだけど、眠すぎてここで40分ほど仮眠。 コリトリに到着したのは8時半くらいだった。
脇町方面から国道492号、国道438号と通って見ノ越に行くルート、コリトリ~見ノ越間で8月11日の台風の日に崩落があり、しばらくの間通行止めらしい。 復旧は未定。 既に2ヶ月工事して目途が立っていないということは、また数年かかるかもしれない。
この区間は2年前の秋に崩落があって、今年の4月にようやく開通したのだが、僅か半年でまた崩落通行止め。 この道通って見ノ越に行くことはあまりないからいいのだけど、自転車使う登山の幅が狭まってしまうな。 この道が通れないと。

登山の準備をして出発。 まずは剣神社までの登山。 林道を何度も横切って一直線に登って行く。 剣神社まではすぐに到着、ここで少し休憩をする。

さて、次のポイントは追分だ。 追分に向かって歩いていく。 途中で60歳くらいの夫婦を追い越す。 この夫婦は剣山に行きたかったらしいが、国道通行止めのため、仕方なく一ノ森に来たみたい。 途中で巨大なブナの木を見ながら、すぐに追分まで到着。 追分でも休憩をする。 さて、ここからのルートは、お花畑方面に向かって歩いていく。 確か2年前だと思うのだけど、追分~お花畑区間で崩落があり、それから通行止めになっているルート。 だが、山小屋で聞いた話だと、崩落したのは50mくらいで、上から迂回すれば通れるとのことだった。 聞いたのも2年前なので、今はどうなっているかわからないが…… それと、お花畑→追分は歩いたことがあるけど、追分→お花畑は歩いたことがないので、ぜひ歩いておきたいルート。 もしどうしても危ないなら戻ってくればいいし。

そんなわけで、追分からお花畑方面に向かって歩いていく。 一応通行止めの看板は立っているが、人が定期的に歩いている形跡と、真新しいピンクテープが貼ってあった。 だが、公式に通行止めと案内されたルートは2年で結構荒れるものなんだね。
歩いていると、目の前が一気に開ける。 これが崩落地点か? と思ったけど、ここは2年前に崩落した場所ではなかった。
そのまま進んでいき、お花畑のちょっと手前で、崩落地点が出てきた。 幅20~30mくらいか? 土砂が流れてきた感じになっている。 下からは迂回できないので、やはり上からの迂回になるか。 足元が緩く、砂が簡単に崩れるので慎重に。 一応ピンクテープが貼ってあるので、誰かが崩落地点の迂回ルートを策定しているみたい。 まぁ慎重に歩けば問題ない程度の箇所で、崩落地点は通過。 大きな木々に囲まれた広場を歩いていると、前に変なものを発見。

それは、植物を保護する網に角が引っかかった鹿だった。 角が引っかかるどころか、口の下とかにも網が絡まっている。 よほど暴れまわっていたのか、近くの地面は鹿の足跡だらけ。 抜け出そうと暴れ回り、足も網に取られて転倒したり。
人間が近づいてきたのは当然わかってると思うので、警戒もしてるし、近づいていくと余計暴れ回る。
角に網が絡まりまくっているので、自力脱出はできないんじゃないだろうか、となったら死ぬのは時間の問題か……?
野生の鹿にこんなに接近したの初めてだ。 助けてあげたいけど、相手は野生だし、大丈夫だろうか。
触れるくらい近くまで行くとはやり警戒して暴れまくる。 が、しかも思うように動けない。 「大丈夫だよ」と声をかけて網を取ってあげようとする。 口の下に絡まっていたのは取れたが、角のは無理だな。 絡まりすぎている。
応急処置用のハサミがあるので、それで網を切ってしまおう。 暴れ回っているので、ハサミが刺さらないようにしながら網を切っていく。 片方の角は完全に外れ、もう片方の角に絡まった網も切っていく。 で、無事角から網が外れて、鹿はものすごいスピードで逃げて行った。 すぐ横には、何の動物かわからないけど、アゴと歯の骨が丸ごと落ちていた……
鹿の恩返しはあるのだろうか??

お花畑を通過して、登山道に合流。 穴吹川源流の谷を越えて、巨大な岩の下にあるお堂から、上に上がっていく。 鎖場を通って山頂を目指そう。 剣山の鎖場は石灰岩。 みんなが通るので、その箇所はツルツルになっていて滑りそうで怖い。 鎖場は狭く、ザックがピッタリくらいのサイズ。 鎖場は怖くないのだけど、鎖の付け根を見ると、いつも怖くなる。 ずっとこれで支えているから大丈夫なのだろうけど、支点が頼りないように見えて仕方がない……

そこから先は鉄のハシゴを登って、一気に急な道を上って行き、山頂小屋手前で別の登山道と合流。
本来、山頂小屋に用は無いのだけど、鹿を助けるために網を切ったことだけ報告しに行かなくては。 ちょうど、その網を管理している人がいたようで、その人に経緯を説明した。
さて、剣山山頂を踏んで、お昼ご飯にしようかな。
さすが紅葉の時期の100名山というだけあって、剣山はものすごい人だった。
天気がよく、景色はバッチリ。 360度美しい山々が見渡せる。 山頂踏んで、ライブカメラ北側のスペースでお昼ご飯を食べる。

さて、これから一ノ森に行こう。 剣山から一ノ森に行く人はあまりいなかった。 一ノ森より次郎笈の方が人気があるようだね。 まぁ見た目も格好いいしね、次郎笈。
一ノ森へはすぐに到着。 一ノ森のベンチでおにぎりを食べて、下山することに。

下山は早く、1時間ほどで剣神社まで下りて来ることができた。
歩きながら考えていたのだけど、剣神社から登山道を歩いてコリトリまでが、約30分。 剣神社からコリトリまでの林道が3.5km、しかもずっと下り坂。
これって、登山道を歩くより、林道をジョギングした方が速く着くんじゃないだろうか? ということで、林道をジョギングして帰ることに。
ザックの肩紐を占めて、ザックが上下に暴れないようにする。 登山靴だけど、ゆっくりと走り出す。 荷物が邪魔で結構走りにくいけど、3.5kmという距離は全く問題なかった。 20分ほどで到着。 やはり登山道を歩くより林道を走る方が速った! 登山もでき、ランのトレーニングもでき、一石二鳥!?
本日のコースタイム
08:37 国道438号線駐車地点
09:32~09:38 剣神社
10:18~10:30 追分
11:44 お花畑先登山道合流
11:51 大岩の下のお堂
12:25~12:54 剣山山頂
13:27~13:44 一ノ森山頂
14:14 追分
14:41 剣神社
15:06 国道438号線駐車地点