今日は登山、5時15分くらいに起床、5時半出発。 愛媛に登山に行こうと思っている。
いつもの道を、いつも通りに西方面に走っていく。 川之江から山を越えていくので、一般道で向かう。
道の駅豊浜に着いたあたりで、猛烈な眠気に襲われ、道の駅に逃げ込む。 そして仮眠。 少しだけ寝るつもりが、がっつりと2時間寝てしまった…… 時刻は既に8時半。
本当は、大永山トンネルから、笹ヶ峰~寒風山に行きたかったのだけど、この時間からじゃ無理だな……
近場で他の山に変えなくては。
とりあえず、川之江から法皇トンネルを通って、別子方面へ。
東赤石山は、もう少し後の時期まで取っておきたいし、となると、この前登ったばかりの大座礼山か、その先の平家平とかになってしまうな。
そういえば、大座礼山の東にある「東光森山」って一度も登ったことないし、そこにしようかな。
登山口まで車で行ってしまうと、山頂まで1時間40分くらいのコースタイムなので、たいして面白くないだろう。
元筏津山荘に車止めて、下から歩いて行こうかな。
そんなわけで、筏津山荘に到着し、準備をして出発。
まずは東光森山の登山口まで歩いていく。 2年前の春にも同じ道を歩いたので、道の入口などは記憶に残っている。 高知の大川村に抜ける道を歩いていく。 右手に曲がる2つ目のヘアピンの箇所が登山道の入口。 ここまで筏津山荘から、だいたい20分くらい。
登山道に入ってすぐに徒渉ポイント。 川を渡って、山道を歩いていく。 前も思ったけど、登山地図に載っていないこの道なのだけど、しっかりと整備されている。 地元の人が歩くとも思えないし、この道が好きな人がいて、整備してくれているのだろうか?
そんなことを考えながら、30分ほどで車道に合流。 車道はグネグネな道なのだけど、登山道はほぼ一直線に登っていくので、かなりのショートカットになっているだろう。 合流地点の車道から、登山道に下りる道は、目印がないので、知ってる人じゃないと入口すらわからないかもしれない。

車道を15分ほど歩いて、東光森山の登山口に到着。 ここで少し休憩。 この時期だし、もう登山者はいないのかなぁ。 車は一台も止まっていなかった。 さて、東光森山、初めて登る山なのだけど、どんな山なんだろう? コースタイムでは、ここから鞍部までが50分、そこから山頂までが50分となっている。 だが、登山口から山頂は見えているし、そんなに距離があるとも思えない。 もっと早く着けるかも?

休憩も終わったので、出発。 出だしからいきなり急な山道が続く。 尾根を一直線に登っていくような道で、かなり急だ……
なんか、この無理やり登らせる感じ、香川の山を思い出させる。 ところどころ景色のいいポイントがあるのだけど、道は全く面白くないな、ここ。
鞍部らしきところを通過。 特に目印もなかったし、どこが一番低い箇所かわからなかったや……
ここから先は傾斜がさらに急になった。 地図上では、一気に標高が200mくらい上がるらしい。 一直線にすごい傾斜の道を登っていく。
さすがにつらい…… ところどころ休みながら登っていく。 そして山頂に到着。 山頂は風も無くポカポカで暖かかった。

山頂でラーメンを作って休憩。 ここまで歩いてきたけど、東光森山がけっこう酷評なのが納得できた気がする。

さて、そろそろ下りようかな。 下りも急傾斜なので慎重に歩いていく。 すぐに登山口まで到着。 ここから車道を歩いて、先ほどの登山道入口より下りていく。 再び車道に合流し、筏津山荘に向かって歩いていたら、後ろからバイクの人がやってきた。
「こんにちは~、大丈夫ですか?」と声をかけてきてくれた。 下に向かってテクテク歩いているので、相当な距離歩いていると思ったのだろう。
「あと20分くらいなので、大丈夫です」と言ったら、バイクの人は走り去っていった。 それからほぼ20分で、筏津山荘に到着。
今日は、あまり歩いていない気がするのだけど、けっこう疲れてしまった。
そろそろ雪のシーズンだし、もっとモチベーションを上げるのと、体力をつけなくては。
年内に本格的な雪山に、一つは行っておきたいところ。
冬の時期には行きたい山、歩きたいコースがたくさんある。
とりあえず、今の目標や計画では
・鳥取の大山
・西之川~瓶ヶ森
・丸石パークランド~剣山~見ノ越
・矢筈山
・面河~石鎚山
ここは、とりあえずクリアしておきたい。
いずれもかなりのハードコースだと思うし、大山のためにピッケルも購入したので、楽しみだなぁ。
それと、最近山に行く日でも朝起きられなかったり、行く途中の車の中で仮眠することが多いので、そのあたりの体調管理もしっかりとしなくては。
登山開始時刻が遅くなると、歩きたい道が歩けなくなってしまう。 日は短い時期だし、夜早く寝るようにしなくては。
本日のコースタイム
09:38 筏津山荘
10:04 登山道入り口
10:37 車道合流地点
10:50~10:57 東光森山登山口
11:36 鞍部
12:13~13:05 東光森山山頂
13:30 鞍部
14:00 東光森山登山口
14:13 車道合流地点
15:04 筏津山荘
「登山」カテゴリーアーカイブ
【徳島】丸笹山
今日は登山、4時50分起床できず、5時20分くらいに起床。
今日は徳島の丸笹山に登りに行く。 ラフォーレ剣山からだと一瞬なので、だいぶ下のつづろ堂から登るルートで。
国道438号線を走り、つづろ堂まで到着。 まだ7時過ぎなので、これから登ればいいのだけど、眠くて少し車の中で仮眠してしまった。
少し仮眠するつもりが、2時間くらい寝てしまい、もう9時じゃないか……
まぁ今日の登山はそれほど長い時間かからないので、問題ないだろうか。

登山の準備をして出発。 登山道の入口には「崩落のため立ち入り禁止」の看板が……
ネットで情報見ていたけど、崩落なんて情報はなかったのになぁ…… まぁ行ってみてダメだったら戻ってくればいいか。
登山開始。 民家の脇をグイグイと登っていく。 いつも思うのだけど、よくこんなところに住むなぁと思う。
民家が終わってからは造林地帯に入っていく。 けっこう急な登山道だった。 こんなに急だったっけ??
1時間ほど歩いたら、徒渉ポイントに到着。 水辺はひんやりするあぁ。 微妙に風もあるし、手が一気にかじかむ。

ひなたの道は、落ち葉が落ちていて一歩ごとにシャリシャリと音が鳴って気持ちがいい。 風が無ければポカポカ陽気。
一方日陰に入るとものすごい寒い。 風が無くても寒い。

廃屋になった営林小屋の脇を通過し、少し歩いて行ったら微妙な雪が出現。 そうか、もう11月末か。 雪も降っているのかぁ……
そろそろスタッドレスタイヤに履き替えないといけないなぁ。

さらに歩いていくと、ザレた斜面が。 ロープも張ってあるし、落ちるようなことはない。 その先には壊れた階段があり、その先に進んでいくと、再度徒渉ポイント。 徒渉というほど、水が流れていなかったけど。
このあたりで休憩して、上を目指す。

だいぶ前に崩落したであろう地点を通過し、最後の登りを歩いて行ったら、ラフォーレ剣山に到着。
こちらから下っていく登山道にも「崩落立入禁止」の看板が立っていた。 看板、すごい新しいな。 まだ作られて数か月くらいかもしれない。

丸笹山登山口にベンチがあるので、そこでだいぶ休憩をする。 暖かくて気持ちがいい。
そしてひっきりなしに車がやってくる。 ラフォーレ剣山が閉まっているのを見て戻っていく人、とりあえず車を止めて登山案内の看板を眺めていく人、写真を撮っている人。
そのうちの一組と話をしたのだけど、両親を連れてドライブに来た、30後半くらいの女性家族と話した。 このあたりに来るのは初めてらしい。 観光みたいな感じでやってきたんだって。 剣山のリフト乗り場には何かあるのか聞かれたので、「店はあるがこの時期開いているかわからない」と答えておいた。 ここから車で10分くらいとも答えておいた。 ラフォーレ剣山が閉まっているので、そこも閉まっていたら、このあたり何もないな。
一応大歩危に抜ける国道439号線も紹介したが、50km位細い道走るし、国道32号に抜けるまで2~3時間くらいかかるかもしれませんよ、と付け加えておいた。 まだ時間早いし、観光ならそちらから帰っても楽しいかもね。
だいぶ休憩しすぎてしまったので、そろそろ行かなくては。 山頂までは、貞光川源流を通る方のルートで。 こちらの日陰には、けっこう雪が残っていた。 貞光川源流は、珍しく水が流れていた。
そして、あっという間に丸笹山山頂に到着。 天気もいいし、360度の大展望。
正面には剣山、次郎笈、一ノ森、向かって右手には三嶺、塔丸、向かって左手には赤帽子山。

気持ちのいい山頂でラーメンを食べてゆっくりと休憩する。 このくらいの気温ならいつまでもいられそうな気がする。 ザックの上に横たわって油断すると寝てしまいそうだ。 そろそろ下りようかな。
帰りは尾根ルートで丸笹山登山口まで下り、そこからは一気に下りる。 下りで、登りよりは早く下りられるのだけど、けっこう急なので気を使う。
造林地帯を越え、民家の上に出て、あとはゆっくりと下りていく。 そして登山口まで到着。
今日の登山、冬の訪れを感じる登山だった。 最近全然山に行けてなかったり、行っても大したことない山ばかりだったので、冬のための体力が整っているか心配だ。 来月中旬には本格的に雪が降り始めるだろうアkら、そろそろこの冬に行きたい山をリストアップと調べておかないといけないな。
本日のコースタイム
09:23 つづろ堂登山口
10:24 徒渉ポイント
10:55~11:06 休憩
11:34~12:12 丸笹山登山口
12:40 赤帽子山方面分岐
12:54~13:32 丸笹山山頂
13:57 丸笹山登山口
14:36 徒渉ポイント
15:18 つづろ堂登山口
【徳島】黒笠山
今日は登山、5時5分起床、5時20分出発。
前回の石鎚で肋骨を痛めて以来の登山だ。 実に3週間ぶり。 久々の登山なのでワクワクする。
今日は黒笠山に登る。 冬に備えて、もう一度ルートの確認と、矢筈山までの縦走路を再確認しておきたい。
出発して国道438号線経由で貞光へ。 剣山方面に車を走らせて、途中の県道を右に折れていく。 剣山は直進方向なので剣山からはそれる。
この細い県道を5kmほど走っていき、さらに脇道に入った奥が登山口になっている。
前来た時は廃車と軽自動車が止まっていた記憶があるが、今日は車が一台も止まっていなかった。
登山の準備をして出発。 夕べは雨が降っており、地面は濡れている。 今の天気が悪いし、ポツポツと雨が降ったり止んだりみたいな感じ。
登山道を進んでいき、橋を渡ると一軒の民家がある。 この民家の脇から、山に向かって登山道は続いている。
そして山の中の登山道に入った瞬間、けっこうきつい坂が始まる。

黒笠山の登山道は、距離的には3kmくらいしかないのだけど、高低差が1000mもある。 なので、全体的に急こう配な道となっている。
しばらく歩くと、神社の鳥居が出現。 脇にししおどしがあるのだが、壊れていた……

この先も急な道は続いていく。 杉の樹林帯の中を進んでいき、山頂まで2kmの看板が出現。 さて、ここから先は道が少し変わる。 造林地帯の中だった登山道は、沢沿いの道に変わる。 そして斜めに登っていくイメージになる。 小さな岩が出現し始めて、濡れているので滑りそうな箇所も。
そんな道をどんどんと登っていく。 小さな支流を越えると、昔小屋が立っていたであろう、広いスペースのある場所があった。
ここで水分補給をして、先を目指す。

枯れ沢みたいなところを通過したら、左は沢、右は枯れ沢のような地形を、一直線に上に登っていく道になる。 これを越えれば、黒笠神社はもうすぐだ。 じっくりと一歩一歩踏みしめて黒笠神社に到着。 思っていたよりだいぶ早くついたかな。 とりあえず山頂を目指そうか。
そのまま道を歩いていき、稜線に合流。 右手に行けば、津志嶽までつながっているはず。 今度歩いてみなくては。

黒笠山に向かって歩いていく。 稜線は風が吹き荒れていてけっこう寒い……
矢筈山との分岐を通過し、いよいよ阿波のマッターホルンと呼ばれる山が見えてきた。

ロープと鎖場を通過し、山頂に到着。
西方面は紅葉が綺麗だが、あいにくの天気。 矢筈山には雲がかかっている。
東方面は一面雲に覆われていて何も見えない…… 山頂は寒いし、降りようかな。

矢筈山の分岐まで戻ってきたけど、今日は天気も悪いし、かかとの具合もあまりよくなさそうなので、このまま下山することに。
黒笠神社前で、インスタントラーメンを作ってお昼ご飯を食べる。 こんな時間に下山するとは、一日がゆっくり使えるかもしれないな。
ラーメン食べてお腹いっぱいになった。
さて、あとは滑るので気を付けて帰らなくては。 右が沢、左が枯れ沢の地帯を下っていく。 ここはかなり滑りそうなので、手を保護するために手袋をつけていた。 そしたら見事に滑り、左手を岩の上についてしまった。 手のひらが痛かったが、手袋しているおかげで無傷。 よかった、保護しておいて。

そのまま鳥居を過ぎて、登山口まで戻ってきた。 4時間ちょっとくらいの登山だったけど、なんか疲労感がすごいな。
矢筈山まで向かったとしても、途中で心折れてたかも。
本日のコースタイム
07:02 登山口
07:28 鳥居
07:51~08:02 山頂まで2km地点
09:00~09:11 黒笠神社
09:38~09:42 黒笠山山頂
10:03~10:45 黒笠神社
11:18 山頂まで2km地点
11:34 鳥居
11:50 登山口
【愛媛】石鎚山【面河~稜線土小屋】
今日は登山。 石鎚山の面河ルートに行かないといけないので、家からだいぶ遠い。 前日夜に出発することにしていた。
前の日の、22時半くらいに家を出発。 自転車積んで高松西ICから高速で川内ICまで。
国道11号線を高松方面に少し戻り、国道494号線を南下。 国道494号線はなかなか渋い道で、まずは黒森峠まで走っていく。 のだが、途中で眠くなってしまい、黒森峠の広いスペースで車内泊することに。 ここに着いたのが午前2時くらい。 本来ならば、石鎚スカイラインの入口まで行っておきたかった…… 石鎚スカイラインは7時~19時が通行可能時間で、スカイライン前で仮眠して7時から土小屋に向かいたかったが、眠すぎでもう無理。
薄いタオルケットを一枚持ってきてあるので、後部座席に横たわって、タオルケットをかけて寝る。 朝になったら明るくなると思うので、目覚ましはかけないでもいっか。 外は満天の星空。 こんなに星があったのか、と思うほど星がきらめいている。
途中、寒くて何度も目が覚めた。 が、最終的に起きたのは6時50分くらい、眠い……
夕べ寒かったなぁ……
眠い目をこすりながら、石鎚スカイラインに向けて運転していく。 石鎚スカイラインの入口に着いたのは、30分遅れくらいの、7時半。 さぁ、土小屋まで一気に上がろう。
石鎚スカイラインを走るのは実は初めて。 どんな道なのだろう。
片側1車線の広めの道が18kmくらい続いているみたい。 入口から6km~9kmくらいは下り坂だったので、逆に考えると、土小屋から降りてくる際、上り坂の区間が3kmあるということか。
瓶ヶ森林道との合流地点に駐車場があり、そこには100台以上の車が止まっているように見えた。 石鎚、こんなに混んでいるのか!?
そのまま国民宿舎方面に走っていき、登山口の路肩に自転車を置いていく。 帰りはこの自転車で面河登山口まで走るのだ。
さて、土小屋の用は終わったので、面河に戻ろう。 今上ってきたばかりの石鎚スカイラインを下っていく。 面河登山口方面に走っていき、登山口まで行くが、なんとここも満車。 少し戻って、トンネル抜けた先が広くなっていたので、そこに駐車する。 登山口まで10分くらいの距離になってしまったが、帰り自転車で走る距離が短くなったのでいいか。

朝ご飯用に買っておいたコンビニ弁当を食べ、登山の準備をして出発。 だいぶ遅くなってしまい、8時40分過ぎに出発。 面河駐車場までは歩いて10分ほど。 そこから登山口はさらに20分ほど。 この時間、結構寒いな…… ただ登りに入ったら間違いなく暑くなるので寒いのは我慢しよう…… 手と耳が冷たい。 夕べの車内は14度だった。 今朝の土小屋は10度だった。 先日までめちゃめちゃ暑かったのに、ちょっと場所が変わるとこの気温。 だんだんと冬が近づいてきたのかもしれない。

登山口について、いよいよ登りに入る。 今回なぜこの山、このコースを選んだのか。
目的は二つあり、まず一つ目は、面河ルートの再確認のため。 今年の冬に面河ルートから登ったが、雪に阻まれて愛媛大学小屋まで行くのが精いっぱいだった。 その先のルートの確認のために、今回は登る。
もう一つは、石鎚の稜線ルートを歩きたいから。 弥山~天狗岳~土小屋に抜ける稜線ルートがあるのだけど、そこをぜひ歩きたかった。 土小屋からピストンすれば早いのだけど、土小屋からはとても登る気にならない。 なので、今回は下りだけそのルートを使用し、あとは自転車で面河まで下るだけ。
そんな理由でこのルートを選んだ。

ゆっくりと霧ヶ迫を目指して歩いていく。 予想通り、すぐに暑くなる。 手袋とかつけないでよかった。 霧ヶ迫までは1時間ほどで到着。 ここで少し休憩をする。 さて、次は1525m地点まで。 そのあたりまで登れば、石鎚山が綺麗に見えたはず。 少し歩くと尾根に出た。 尾根を登っていく。 このあたりから雪がすごかったっけ?
1525m地点に到着。 愛媛大学小屋は、ここから45分の距離となっている。 水分だけ補給してそのまま行ってしまおう。 この45分の距離、前回は1時間半くらいかかっているはず。 積雪期にこのルートを選定したのは正直失敗だったかもしれない。 次回は、おそらくこのまま尾根を登っていくと思う。
夏場はほぼ想定通りのタイムで愛媛大学小屋まで到着。 さて、ここで休憩しようかな。 今日は風が結構強い。 立派な小屋があるのだけど、せっかく天気もいいので外で食べることに。ラーメン作って、石鎚山を眺めながら栄養を補給する。

さて、早く山頂を目指さなくては。 出発した時間がだいぶ遅いので、山頂に着くのも遅くなってしまう。 時刻はすでに12時を過ぎている。
ここからはきれいな笹原の中に、一文字にひかれている登山道を登っていく。 のだが、遠くから見ると、緑の中に一本の線が書いてあるように見えるのだkが、実際はそんな綺麗なものではない。 足元はこぶし大の岩がゴロゴロしてるし、ところどころ土砂崩れもあって、登山道が寸断されているし、笹が深くなったり。
そんな道を歩くこと1時間、成就や土小屋ルートの登山道と合流。 そして人が一気に増えた。 これまで5パーティくらいにしか遭遇していないのだが、合流地点で数分休んでいるだけで100人以上が前を通っていく。 さすが三連休の百名山、すごい人だ。

人の行列に並んで歩きながら山頂到着。 山頂も人がすごすぎた……
さて、今日は稜線ルートで降りるので、山頂からは天狗岳に行かないといけない。 が、天狗岳方面に降りる道が大混雑。 しかし並んでいかないと話にならないので並ぶ。 待つこと20分くらい、ようやく鎖を降りることができた。 すごい人だなぁ……
稜線歩きは、腹這いになって進んでいるような人もいた。 そんなに怖いなら来なければいいのに…… 天狗岳で写真を撮って、そのまま先に進む。 南尖峰と呼ばれる場所から、北斜面にロープが下ろされている。 さて、ここから先は未知の領域。 まぁ大人気の石鎚だし、難易度が高いルートとはいえ、人はだいぶ歩いているだろう。 実際降りてみると大したことないのだけど、ぱっと見はすごい険しく見える道をどんどん降りていく。 振り返ると、すごい岩山だな、石鎚って。 笹が深く足元の見えない急な箇所が続いたり、途中で道を見失って稜線まで這い上がったりしながら、どんどん降りていく。 1時間ほどで、土小屋ルートと合流。 なるほど、こういう道だったのか。 これは一度登りでも使ってみたいなぁ…… けど、土小屋のピストンはしたくないので、ルートを考えなくては。

土小屋ルートは大混雑。 行列に並んで歩いていく。 しかしこんな人がいるとは…… 土小屋まで約3kmの整備された道を歩いて、登山口に到着。

ここからは自転車なので、ウエストポーチをしまったり、防寒で上着を着てボタンを閉めたり、手袋を装着したり。
さて、面河までは18kmの道のり、3km上り坂で15km下り坂。 車がだいぶ多いので気を付けなくては……

出だしの8kmくらいは下り坂なので、快適に走れるな。
走り出して2kmくらい、快適に走っていた。 道は右に曲がっていく。 下り坂でけっこうスピードが出るので、ブレーキを掛けながら走っているのだが、まぁ曲がれるだろうとそのまま右カーブに突入。 だが、カーブが思ったよりきつく、曲がり切れない。 急いでブレーキを掛けるがブレーキも効かず…… そのまま車道を外れ、路肩の側溝に突っ込んでいった…… タイヤが落ちる寸前までは「やばい、落ちる」と思いながら意識はあったのだけど、落ちた瞬間、衝撃を受けた瞬間が、全く何が起こったのかわからない。
ふと気が付くと、側溝に自転車が倒れていて、そのうえにうつ伏せになっていた。 側溝には落ち葉と、夕べ降ったのか? 多少の水たまりができていた。
「やってしまった」というようなことは思ったが、とりあえず脱出しなくては。
自転車は軽いので簡単に路肩に戻すことはできた。 体のチェックをしなくては。
瞬間は特に痛みとかなかったような気がしたけど、全身を触っていくと、まず右の肋骨がかなり痛い。 咳き込んだりしたらやばい。 左の肋骨も痛いが、右ほどではない。 左目の下も打ったらしく、一気に腫れてきた。 なんか冷たい感じがしたけど、触っても血とかは出てないのでただ打っただけか? 左の手袋には2箇所穴が開き、ズボンの左膝付近は泥だらけ。 右膝付近は泥はあまりついていないが、膝を打ったらしく、膝から血が。 体はそんなもの。 とりあえず肋骨が痛い。 まだスカイラインが16kmの残っているし、3kmの上り坂も待っている。 スカイライン終わった後は、駐車地点まで1kmくらいの緩やかな登りも待っている。
自転車は、ベルが壊れてしまった。 LEDのライトも衝撃でどこかに吹き飛んでいったらしく、見当たらない。 側溝の中も探したが見当たらない。 まぁ2000円もしないものなのでいっか。 自転車の被害はそれくらいで、タイヤやフレームは無事だった。 それが幸いだった。 自転車が壊れてしまったらここから先、かなりつらい。
とりあえず帰ろうか…… ここから先はかなり慎重に下っていく。 スピードもあまり出さないように…… 上り坂は登れず。 3kmのうち2kmくらいは歩いていたかな。 立ちこぎすると、肋骨が痛い……
負傷しながらも、なんとか車まで戻ってくることができた。 家までは200kmくらいあるが、とりあえずは一安心。 変える準備をして、高松に向けて走っていく。
力を加えなきゃ肋骨は痛くないので、運転は大丈夫だった。 国道11号線まで戻り、ガソリンが無いので川内ICではなく、いよ小松ICの方に走っていく。 途中でガソリン入れて、高速で高松西ICまで。
まぁ無事帰ってこれて良かった……
夜、寝ようと思ったら肋骨が痛くて眠れず。
夜間の救急外来にかかろうと、市の受付電話に電話するが、「対応できる病院がないので、119に電話してください」と言われた。 病院にはかかりたいが、119にかけるほどのものではないしなぁ…… 家にあった痛み止めを飲んで寝た。 枕を外したら、だいぶ楽だった。
今日の登山、登山自体は天気も良く、コースも充実して最高の登山だった。
歩きたかったコースを歩くことができて大満足。 だが、帰りの自転車で事故&負傷してしまい、全てが台無しになってしまった気がする。
遠足じゃないけど、家に帰るまでが登山だし、今回は人の多い車道&軽傷で済んだけど、これが人のほとんど通らないような道で、自力で帰れないほどの負傷だったらと思うと恐ろしい。 山道は電波がつながらないところがかなり多いので、そうなってしまったら、どうなるんだろうな…… 登山中の事故ではないのだけど、このあたりも自己責任の領域なので、そういった部分も考えていかなくては、と思う。
※後日談ですが、2日後に病院行ってきて、骨折はしてないとのことでした。
今30歳なのだが、生まれてからコンスタントに4~6年周期で骨折していて、最後に骨折したのが25歳。 それから5年経っており、そろそろ骨折の時期なので、今回のでまさか……と思ったけど、今回は違かった… 骨折しないように気を付けます。
本日のコースタイム
08:43 駐車地点
08:55 渓流亭
09:15 面河登山口
10:13~10:24 霧ヶ迫
10:59 1525m地点
11:35~12:06 愛媛大学小屋
12:57 二ノ森方面の稜線合流
13:02 成就、土小屋の登山道と合流
13:09~13:30 弥山山頂
14:30 土小屋ルート合流
15:14 土小屋登山口
ここから自転車でのコースタイム
15:17 土小屋登山口
15:25~15:35 転倒
16:14 駐車地点
【徳島】烏帽子山
今日は登山。 5時起床の予定が寝坊してしまって、6時過ぎに起床、半出発。
今日は徳島の烏帽子山を登りに行く。
昨日は一日雨が降っており、結構ぬかるんでいるっぽいし、18時くらいまでに帰ってこないといけないので、そんなにがっつり登山にはいけないなぁ。
ということで、徳島の山で歩いたことのない道を歩くことに。 山は烏帽子山。 落合峠から西方面に向かった山なのだけど、ここは落合峠起点で一度登ったことがある。 が、それ以来登ってない。 今日はそこの山に、落合峠からではなく、下の登山口から登る。
地図には「悪路」と書かれている道を2時間歩いて烏帽子山山頂、そこからさらに50分歩いて前烏帽子山に到着する予定となっている。
国道438号線を通り、徳島県道44号線へ。 落合峠方面に向かっていき、深淵を少し越えたところに登山口がある。 登山口前のスペースに車を止める。 登山口前は1台、登山口の横に1台、向かいに1台。
登山の準備をして出発。 パラパラと雨が降っているので、レインコートは装着。 どちらにしろ、昨日雨が降っているので、下半身はレインコート装着しないといけなかった。 下は履くのが面倒だけど、上はすぐ着られるし、すぐ脱げるので。
登山道を歩いていくと、目の前に鉄の橋が出現。 そちらに歩いていきそうになったが、登山道は右手に折れている。 橋は林業とかの道か??
右手に折れて進んでいく。 けっこう勾配がきつい道が続く。 そして暑い……
所々、ものすごい傾斜が急になり、たまにロープが張ってある。 だが、道は明瞭だし、危ないような箇所も無く、歩きやすかった。 だけど地図上では悪路となっている。
あまり人が歩かないのと、この急勾配の箇所があるための悪路か?

途中で少し休憩を入れて登って行く。 遠く左手の方に、落合峠が見える。 ようやく、落合峠と同じくらいの高さか。 あそこは標高1500mくらいだったはず。
最後の方は笹が胸くらいまで多い茂っていたりしたけれど、あっけなく山頂に到着。 烏帽子山の山頂ってこんなだっけ、全然覚えていないや…… 何気に景色がよく、ちょっと南側に歩いていくと、崖の上に出る場所があって、そこから見る西方面の景色が絶景だった。

もう目的の山に着いてしまった。
ここからは落合峠方面に下るのだけど、この道もそう時間はかからないだろう。
いったん下って、前赤石山への登りに入る。 が、もうこの辺は距離が短いのですぐに到着。 ここを西方面に歩いていくと、寒峰までいけるのだけど、ここから先の道はまだ歩いたことないので、そのうち歩いておかなくては。
落合峠には東に向かって歩いていく。 また少し下って登り返すと、落禿に到着。
落合峠はもう近い。

そのまま落合峠に到着。 日中はこんなにいい天気になったのに、車が1台も止まっていない。 上から見えたのだけど、駐車場にも1台も止まっていなかった。 せっかくの登山日和なのにもったいない……

落合峠で少し休憩して、下山することに。
ここからは県道を少し歩いて、また山の中に入っていくルート。 歩いたことない道なので、登山口が見つかるか不安だったが、ヘアピンカーブ曲がってから5分も歩かないうちに、左手にピンクテープが何枚も張られた木を発見。 ここから降りていくのか。
この道は「あまり歩かれていない」とは書かれているものの、新しいピンクテープがついていたし、道も明瞭だった。 自然たっぷりな道を歩いていく。

徒渉ポイントを通過し、沢に並行して歩いていく道に変わる。
途中に鉄の橋が出現したが、落石が直撃したような跡があり、真ん中から真っ二つに折れ曲がっている。 橋の上は歩けないし、左斜面は滑るし、右斜面は崖だし。
左斜面を、橋をつかみながら登っていく。

鉄の橋はいくつも出てきたのだけど、もう1つ壊れているのがあった。
最後はしっかりとした鉄の橋を渡ると、朝、渡らなかった鉄の橋を渡って戻ってきた。
なるほど、この道は落合峠に続く道だったのか。
そして無事下山。

今回の登山、寝坊したし、あまり行く気ではなかったが、行ってよかった。
悪路とはいうものの、思ったほど悪路でもなかったし、登山時間が短い割には周遊ルートを楽しむことができた。 天気が良くなってきたのも幸いした。
これで、徳島の山域もだいぶ歩きつくしたなぁ。 寒峰から落合峠の縦走はいつやろうかな。
けど、その区間のピストンはやりたくないな、ルートを考えなくては。
本日のコースタイム
08:33 登山口
09:55~10:10 烏帽子山山頂
10:50~11:02 前烏帽子山
11:34 落禿
11:53~12:00 落合峠
12:09 林道から登山道に入る箇所
12:53 登山口
【愛媛】東赤石山【河又ルート】
今日は登山、5時10分起床で20分出発。 3週間ぶりの登山は、大好きな東赤石山に登る。 今回のルートは北側の河又ルート。
3年前に一度このルートから登っているのだが、登山口のはるか手前で通行止めになっていて、登山口までだいぶ歩いた記憶がある。 その区間を少しでも短縮するため、折り畳み自転車を準備してある。
昨晩、最近の河又ルートから登った人の記録を探していたら「今治山岳探検隊」という人の記録を発見。 この記録と、自分の3年前の記録を参考にして登る。
高松西ICから高速で新居浜まで。 国道11号を高松方面に少し戻り、「東赤石山登山口」の案内板を頼りに、登山口方面に走っていく。
前回通行止めの看板で、車を止めた箇所までやってきた。 今治山岳探検隊の人は、奥まで車で入って行っているので、オレも行ってみよう。
通行止めの看板の先から砂利道に変わるが、道が険しすぎる。 ヴィッツでは車高が低すぎた。 めちゃめちゃ底を擦りながら走っていく。 これは無理だな、引き返そう…… Uターンできそうな場所を探し、結局通行止めの看板手前に駐車。 まぁ前もここから歩いたから問題ないか。 今日は自転車もあるし!
登山の準備をして自転車の準備もして出発。 だが、自転車の後輪がおかしい。 タイヤに全然空気が入っていないではないか。 半分くらいしか入っていない感じ。 夕べ、自転車積む前に空気を入れたのになぁ…… 車の振動でネジが緩んだか??
とりあえず、せっかく持ってきたので、乗っていくことに。
だが、もう二つ誤算が。 まず砂利道、この自転車じゃタイヤを取られすぎて全然走れない。 そしてもう一つは、道が思っていたより上り坂がきつく、全然こいで進めない……
仕方なく、自転車を押しながら歩いていく…… なんのために自転車持ってきたのだろう……
廃公園の先くらいまで自転車を押していったが、もう限界。 自転車邪魔すぎる。 もうここに置いて行ってしまおう…… 自転車を置いて、歩いて登山口に向かうことに。 まだ半分以上あるだろうか……

途中で、さらに通行止めの看板が出現。 その先には、巨大な岩が置いてあり、車も通れない状態だった。

そのまま砂利道を歩いて、住友の造林小屋跡を通過して、ようやく河又登山口に到着。 今回はまだ歩いたことのない、尾根直登ルートで大森越まで登る。 そのまま道なりに進んで、次の分岐「東赤石山の氷穴登山口方面」に進んでいく。 これは標高を200mほど下げてしまうが、この道は歩いたことがないので歩いてみたい。 そして氷穴登山口から東赤石山を目指す。 山頂から氷穴登山口に降りたことはあるけど、そこから登ったことがないので、これも歩きたい。
そして下山は権現越えから大森越に降りるルート。 この道も同様に登りはあるけど、下りは歩いたことがない。 そのまま柾木滝に降りて、駐車地点まで戻るルート。
だいぶ距離があるルートだな。 河又登山口からのコースタイムは9時間10分。 それに林道歩きが往復2時間加わるので、11時間10分か!? ただ、コースタイムよりは早く歩けるだろうから、暗くなる前には降りられそうかな。

まずは大森越まで頑張ろう。 この道は、尾根直登ルートなので、傾斜がきついのは覚悟。 道自体はしっかりしていて迷うようなものではないのだけど、登っても登っても、次々と鉄塔が出現してくる。 いくつも鉄塔を通過し、ようやく大森越に到着。 思っていたよりきつかったな…… ただ、先週のプールで鍛えられたのか、心臓は全く平気だった。 まだ序盤だし、じっくりと歩いていこう。

次の氷穴登山口方面分岐点までも結構傾斜がきつかった。 ネットが出現して、そういえば、このネットをくぐったのを思い出した。 だが、氷穴登山口方面分岐までにこのネットをくぐることはなかった。
氷穴登山口方面分岐まで到着。 ここから先は初めて歩く道。 せっかく登ってきたのに、200mも下らなくてはならないな。 すぐに「ダイナマイト使用」の看板が。 ここは戦場か?

ここから先は結構ハードな道だった。 人があまり歩いていないらしく、雑草が伸び放題。 しかもここに生えている雑草、茎にも葉にもトゲトゲがたくさんある草で、掴むにつかめない。 足を突っ込むとズボンを無視してトゲが刺さる。 そして雑草伸び放題なので、足元が全然見えない。 けっこう苦労しながら、徒渉ポイント。 この付近には鉱山跡っぽい建物や設備がいくつか残っていた。 が、それらの見学は、またの機会に…… 今日はあまりゆっくりしている時間もない。

徒渉ポイントを通過して、少し行ったら氷穴登山口に到着。 この道は、だいぶ急だった覚えがある。 前回降りてきたときは、氷穴見る時間もなかったので、今日は見たいなぁ。

ここから先の道、やはりかなり急だった。 朽ちた橋や、巨大な岩を回り込んだり、楽しいルートだった。
1時間ほどで、氷穴の杭が見えた。 そろそろお昼にしようか。
氷穴見るのは後にして、とりあえずお昼。 お腹がすいたな。 今日のお昼はインスタントラーメン。 お湯を沸かして、ラーメン作って食べる。 温かくて美味しいなぁ。
焼きおにぎりも買ってきたので、それも食べる。 お腹いっぱい。
さて、氷穴を見学しようか。 どこにあるのかわからず、ウロウロしてたら、地下に下りる階段っぽいのを発見。 その下が氷穴だった。
が、想像している氷穴とは違かった。 中に入れるほど大きいのかと思ったら、岩の隙間に棚が設けられているだけだった。 まぁ涼しかったけれど。

ここから先も結構急な道が続く。 八巻山方面の岩場が見え始めたあたりから、道はさらに急になった。 水が流れているし、めちゃめちゃ滑る。 そして急。 苦労しながら、なんとか赤石越までやってきた。 東赤石山山頂はもう目前。 そのまま東赤石山山頂まで登り切った。 もう14時になってしまう…… 山頂には女性2名のパーティがいたが、降りるの間に合うのか? オレもあまりゆっくりしている時間はないので、軽く休憩して、今度は稜線を床鍋方面に歩いていく。

よく考えたら、この稜線を床鍋方面に下るのも初めてかも?
稜線の岩場はいいのだけど、北斜面の樹林帯は結構濡れておりツルツル滑るので苦労した。
権現越えまで降りてきた。 オレの持ってる地図だと、権現越えから、北に歩いて行ける悪路が描かれている。 「一部崩落注意」と書いてあり、目の前の崖が盛大に崩れているのが見える。 道があるのかな? 崖の方を眺めるが、全く道が見いだせなかった。 昔はあったけど、さらに崩落が進んで、なくなってしまったのか??
まぁいいや、権現の鉄塔まで登り返して、そこから降りよう。
ここの道探すのに、少し時間を取られてしまったなぁ。 だけど、もう下るだけなので気分が楽だ。

権現の鉄塔から、北にある登山口を降りていく。 コースタイムで50分で氷穴登山口方面分岐まで降りられ、そこから20分で大森越のはずなのだが、権現鉄塔の看板には「大森越 60分」と書かれていた。 ペース早すぎないか?
ここから先は迷うような道ではなかった。 ネットを何度も潜って、氷穴登山口方面分岐を通過し、大森越まで戻ってきた。 文字で書くと一瞬だけど、1時間半くらいかかっている。
さぁ、ここから柾木滝方面に降りていこう。 柾木滝の登山口入った直後がすごい悪路だったのは覚えているのだが、他の記憶が全然ないや。
順調に下っていき、徒渉ポイントへ。 ここの徒渉ポイントを見て愕然とした。 橋が破壊されているではないか……
今治山岳探検隊の記録は6月だけど、その時には普通に橋がかかっていた。 3か月の間に橋が壊れてしまったらしい。 2週間前の大雨の時か? さて、渡れるかな……
橋を渡る人の為にだけど、ロープが張られているので、これを利用しないと渡れないな。 流れが結構激しいし、岩も転々としているので、なかなか難しい。 ロープは思っていたよりしっかりと張られているので助かった。 ロープ掴みながら岩を渡っていく。 ロープがかなり高いので、身長150cmくらいの人はきついかも……

難所はクリアし、あとは登山口に降りるだけ。 登山口に降りる直前で、5分ほど道を外れて迷ってしまった…… 道っぽいところを歩いて行ったら、その道がなくなってしまった…
わかる場所まで戻ったら、道は下につながっているのを発見。 とりあえず、無事林道まで下山できたな。 次は河又登山口までの林道歩き。 途中で柾木滝を見学。

河又登山口から先、雑草の多い茂った斜面を直接降りていく。 雑草といいつつも、2mくらいまで伸びているので、体は完全に雑草の中だし、足元もよく見えないが、林道歩くより5分以上は短縮できる。 直接降りられたら、先に林道は見えているし、前回もこのあたりを降りているはず。 ちょっと滑りながら、ショートカットに成功。

林道を歩いて、自転車の場所まで戻ってきた。 役に立たないと思われた自転車だったけど、下りでは意外と使うことができた。 歩いたら30分はかかるだろう距離を10分程度で降りてこられた。 出だしが大変だったけど、持ってきてよかったかも。 後輪の空気がちゃんと入っていたらもっと快適に走れたかも。 振動が激しかった。
車についたのは17時53分、暗くなる直前だったな。 時間はギリギリだった……
帰りは高速代をケチって、一般道で帰宅。
本日の登山、なかなかの厳しい登山だった。 体力や足的にはまだまだ平気だったのだけど、北斜面は常に濡れている状態だったし、何しろ標高差が激しくて、気持ちがつらかった。 だけど今回の登山で、東赤石山付近の登山道は全部歩ききったかな。 往路と復路を考えると、河又→氷穴登山口の登りを歩いていないのと、大森越→河又の下り、氷穴登山口→大森越先の氷穴登山口分岐を歩いていないだけかな。 ただ、北斜面はだいぶ辛いコースなので、次はいつ来るかな……
10月も下旬は登山に行けなそうなので、雪のシーズンが来るまでに、もうちょい体力つけておかなくては。 石鎚の面河コースも登っておかなくては。
本日のコースタイム
07:18 駐車地点
08:23 河又登山口
09:20~09:32 大森越
10:08 氷穴登山口方面分岐
10:50~11:00 氷穴登山口
12:06~12:44 氷穴
12:58 小さな祠
13:37 赤石越
13:43~13:48 東赤石山山頂
14:15 赤石山荘方面分岐
14:28 権現越
14:45~14:53 権現鉄塔
15:44 氷穴登山口方面分岐
16:11~16:18 大森越
17:01 柾木滝
17:17 河又登山口
17:53 駐車地点
【徳島】津志嶽
今日は登山。 5時起床、20分出発。 ここ2週間くらい雨で、ずっと登山に行けていなかった。
今日も雨予報だけど、今日は行くと決めていた。 登る山は一ノ森。 登山口はコリトリ。
国道193号線を南下し、国道492号線へ。 しかしプールヴィラ穴吹付近で「土砂崩れ通行止め」と。 先週もこの道通ったのだけどなぁ…… 通行止めの警備員に話を聞いたら、先週日曜日に土砂崩れが起こったとのこと。 まさにオレが通った日。 あの日、仮眠から覚めるのがもうちょい遅かったら、もし登山を雨で断念しなかったら、もしかしたら土砂崩れに遭遇してしまったのかもしれない。
迂回路はあるらしいのだけど、細い道でわかりにくいらしいので、この道を進むことを諦めた。 一ノ森には行けなくなってしまった、さてどこに行こう。
とりあえず国道438号線に行くしかなくなってしまったな。 西に10kmほど移動する。
こうなったら、津志嶽に行くしかないなぁ。 津志嶽は、そんなに時間のかからない山なので、雨の日にしか行ったことがない。
過去2回行っているが、いずれも雨の日。 そして今日も……
いつもは上の登山口から登るのだけど、今回は下の神社入口から登ることに。
神社前の空き地に車を止めて準備。 あまり雨は降っていないが、途中でレインコート着るのも面倒なので、下だけ履いていこうかな。 スパッツつけてレインコート履いて準備OK。

さて、神社からの道はどんな道なのかな。 すぐに沢を渡り、斜面を横切っていく。 あまり人が歩いていないっぽく、何度か道を見失った。 なんとなく道っぽいところを歩いていたら、上の登山口からの道と合流。 水車のある橋のところが合流ポイントだった。
こんなところに出るのか。

ここからは右手に沢を見ながら急な斜面を登っていく。 少し行くと廃屋が出現。 今は住んでいないようだけど、こんなところに人が住んでいたんだもんなぁ。

ここから先は樹林帯になる。 雨は降っているが、樹林帯の中で直接打たれないので、レインコートの上は着ずに歩いていく。
けっこう傾斜がきつく、足元も緩んでいるのでゆっくりと登っていく。
だいぶ歩いて、稜線に合流した。 右手に行けば秋葉山。 一度行ったことがあるが、樹林帯の中で全く景色は見えず、ただ看板があるだけだった。 津志嶽は左手に進んでいく。
少し歩くと、津市嶽神社が出現。

さて、ここからだな。
登山道をずっと歩いていく。 しばらくして「シャクナゲ」の地帯にやってきた。 よくシャクナゲという文字は見るのだけど、実際の花、見たことないかもしれない。
何色なんだろう? シャクナゲが自生しているのって珍しいのだろうか?
シャクナゲ地帯を過ぎた先で少し休憩。 雨も止んでくれたし暑くなるかなぁ……
山頂に向けて歩き出す。
看板だけで全くヘリが止まれそうにないヘリポートを通過して、少し歩いたら津志嶽山頂に到着。 この山は景色が全く見えない。 少し休憩して下山しようか。
今度黒笠山まで歩いてみたい。

下山はほぼノンストップで水車の場所までやってきた。 ここから神社方面に降りていくのだけど、下りもだいぶ道に迷ってしまった。 が、距離的に20分もないので迷いながらも登山口に到着。
今回の津志嶽、思っていたより楽だった。 たしか前回、楽なイメージで行ったら思ったより高低差があって苦労した覚えが。 天気は雨だったし、ゆっくり休憩もできないし。
津志嶽=雨の山になっているけど、今度は晴れた日に来てみたいなぁ。
本日のコースタイム
07:37 駐車地点
07:57 水車合流地点
08:07 廃屋
08:50 稜線合流地点
09:38~09:58 休憩
10:24~10:33 津志嶽山頂
11:26 稜線合流地点
11:53 廃屋
12:03 水車合流地点
12:21 駐車地点
【高知】大座礼山
今日は登山、5時起床、20分出発。 昨晩、徳島か愛媛、どちらに行こうか考えていた。 最近徳島ばかりなので、たまには愛媛に行こうかな。 高速使わないで行ける範囲だと、新居浜手前までしか行けないので、定番の東赤石山付近かなぁ。 しかしつい先月も東赤石山に登ったばかりなので、別の山に行きたいな。 この付近で行ったこと無い山は、赤星山とかハネズル山とかあるけど、手元の地図にはそれらのコースが載っておらず、愛媛県の山の本を見ないといけない。 そのうち登らないといけないけれど、今日ルートを調べて、ってのも面倒だった。
で、付近にある山で、登ったこと無いのだと、東三森山があった。 だが、この山は登山口から山頂までが近く、往復3時間もあれば戻ってきてしまう。
それだと物足りないし……とか思いながら地図を眺めていた。
そういえば、筏津~大座礼山~平家平の縦走をしたことあったけど、筏津から縦走路に登る道もあるらしい。 調べていたら、鉄塔巡視路というのがあるので、筏津~大座礼山に登り、東三森山に登るコースにしようかな。
そんなわけで、本日の目的地は筏津。 運転途中眠くなり、「道の駅豊浜」で仮眠。
1時間半くらい寝てしまった…… エンジン切っていたので暑さで目が覚めた。
筏津に着いたのは9時前。 旧筏津山荘の駐車場に車を止めたのだけど、車に向かって大量のハエが押し寄せてくる。 軽く30匹以上はいるだろうか。 ボディやガラスに向かって突撃してくる。 これじゃ車から出られないではないか……
だが、ハエの攻撃が収まる様子が無いので、意を決して車外に。 すぐにドアを閉めたのだけど、その間に数匹のハエが車内に進入。 これから車内は灼熱になるというのに……

登山の準備をして出発。 まずは鉄塔巡視路に上がるため、筏津山荘内の道を、上方面に登っていく。 閉鎖になって1年半近く経過、たった1年半でもうかなりボロボロ。 手入れされないとこんなになってしまうんだね。
道を上まで歩き、滝のある方に歩いて行ったら、貯水タンクが出現。 そのわきに階段が。 鉄塔巡視路とは逆方向だけど、階段を上って行ったら滝の上に出た。 そして滝の水は、貯水ポンプからの水が放水されていた。
まぁこんなところに水が出ているわけないもんね。

階段まで戻る。 貯水ポンプの脇から、鉄塔巡視路は伸びていた。
鉄塔巡視路を登っていく。 鉄塔巡視路とは、電力会社の送電鉄塔の点検のために歩く道。 送電線が山を越える所では、山の斜面の中に鉄塔が立っている。 いわば、電力会社のための登山道みたいな感じだろうか。 用途的に、鉄塔に向かって一直線に伸びている。 一直線ということは、たいてい道が急。
この道もそうだった。 かなりの急こう配を登っていく。 汗が噴き出す……
すぐに県道と合流した。 が、またすぐに鉄塔巡視路に戻っていく。
鉄塔をいくつも通過、今度は林道に合流した。 この林道、下山時に歩いてくる予定の林道。
ここで少し休憩。 休んでいてもハエがたかってくる。 ハエは皮膚に噛みついてきて、それがチクリとして痛い。 あまりゆっくり休むこともできず。
ただ、暑いので水分補給はしっかりとしないと。

ここから先、多少傾斜が楽になったように感じたが、相変わらずの鉄塔巡視路が続く。 50分ほど歩き、ようやく稜線に合流した。 筏津からここまで、オレの足で2時間の急登、きつかったなぁ。
さて、大座礼山を目指そう。 稜線をアップダウンを繰り返しながら歩いていく。
見晴らしのいい場所から景色を見る。 南は壮大な山に包まれている。 西は笹ヶ峰や平家平が綺麗に見える。
大座礼山山頂も、もう少し。

そして大座礼山山頂に到着。 時間もちょうどお昼位だし、誰かいるかなと思ったけど誰もおらず。 このあたりでお昼ご飯にしたかったが、ハエがすごいため、もうちょっと下ってからにしようかな。
山頂を離れて、東三森方面に少し下っていく。 広くなった場所があったので、ここで休憩。
今日はお昼ご飯にうどんとレトルトカレーを持ってきている。 これで、カレーうどんを作る。 疲れた体に、辛くて熱いうどんはとても美味しかった。

この時点で13時くらいになってしまい、大座礼山登山口はまだ1時間くらいかかるので、14時か。 そしたら、東三森山に登る時間はないな。 本当の目的は東三森山だったけど、また今度ということで……

大ブナ地帯を抜け、大座礼山登山口まで戻って来た。 山頂に誰もいなかったので、当然車もゼロだった。
ここからしばらくは県道を歩いていく。 東三森山登山口にも車は止まっておらず。
そこから15分ほど歩き、左手に通行止めになった林道が出現。 ここを歩いていくのだ。 この道を40分歩くと、筏津からの鉄塔巡視路に合流する。 朝一番初めに休憩したポイント。

この道は一応車が通れるくらいの道なのだけど、ハエがすごかった。 歩いていると腕や頭、下半身にひたすらハエがまとわりついてくる。 ハエがとまると噛まれる。
ずっとハエを振り払いながら歩いて、鉄塔巡視路まで戻って来た。
あとは、急な道を筏津山荘まで下りるだけ。 いちおう登山道を、ということでこの道を選択したのだけど、よく考えたら、県道をそのまま下りてきた方が早かった気がする…… まぁいっか。
鉄塔巡視路を下り、筏津山荘まで戻って来た。 車の中に侵入したハエは4匹いたらしく、全て窓の脇やダッシュボードの上で死んでいた。 ハエも灼熱には耐えられなかったのか。
今日は行く途中に仮眠してしまい、予定通りの登山が出来なかったのが残念。 登山前日は早く寝ようと意識するのだけど、なかなか時間が無く早く寝ることが出来ず……
先週、先々週とものすごい熱く、水分が2Lで足りなかったのだけど、今日は足りた。 今日も暑いは暑いのだけど、同じ暑さではなく、先週よりはるかにマシだった。
夏も終わりの季節だし、これからは2Lで足りる山行になるかなぁ。 水分はかなり重いので、できれば余分に持っていきたくないところ。
本日のコースタイム
09:05 筏津山荘駐車場
09:16 鉄塔巡視路入口
09:34 県道合流地点
10:12~10:28 林道合流地点
10:59 鉄塔広場
11:54 大座礼山山頂
12:02~12:51 休憩
13:04 鞍部
13:43 大座礼山登山口
13:48 大座礼山駐車場
13:56 東三森山登山口
14:51 林道合流地点
15:11 県道合流地点
15:29 筏津山荘駐車場