原付で日本一周の旅 – 36日目|室蘭 洞爺湖 函館

曇りのち晴れ
走行距離:273km(合計:7,238km)
使用金額:10,176円(合計:127,399円)



北海道室蘭市~北海道函館市


朝5時起床。 小降りだが雨が降っている。 テントの中でラーメン食べて携帯いじってしばらく様子をみる。
6時過ぎに雨がやんだ。 一応携帯でも天気情報を確認する。 今後の天気は「くもりのち晴れ」、よし出発だ。 雨に濡れてテントがビショビショだったけど、乾かしようがないので、そのまましまう。 他のものが濡れないようにビニールをかぶせた。 さぁ出発!
キャンプ場

まずは一昨日時間に間に合わなかった「地球岬」に向かう。 30分くらい走って到着。 だけど想像していたよりもずっとしょぼかった。 手前にあった「金屏風」の方がすごかったなぁ。
金屏風 地球岬灯台 地球岬より 地球岬より 地球岬より 白鳥大橋

室蘭観光も終わったので、次は「洞爺湖」に向かう。 ここにはクライミングエリアがあるので、そっちメインで。 行く途中に「昭和新山」という活火山があった。 2000年5月に噴火したばかり。 遠くからでもガスが噴出しているのがよくわかる。 近くまで行ってみようと思ったのだが駐車場が有料なのでやめた。 いくつか「硫黄山」というのを見たので、それとおなじようなものでしょう、きっと。
昭和新山 昭和新山

洞爺湖周回道路に入った。 クライミングエリアに向かって走っていると「キムンドの滝」という看板を発見! ここから2kmくらいなので行ってみることに。 駐車場についてみると看板がある。 「川増水のため滝方面には行けません」と書いてある。 また台風の影響? とりあえずいけるところまで遊歩道を歩いてみることに。 すぐにゲートがあったのだが、高さ1mくらいしかないので飛び越えて先に進む。 川は全然増水してるようすがないよ…… 遊歩道の両脇に岩があった。 「ここの岩登れるのかなぁ」と思って見ていると、ボルトが打ってあるではないか。 しかもきちんと終了点まで作ってある。 ということは、誰か登っていたんだな…… ルートは1本しか見当たらなかった。 しかも簡単そう。
遊歩道を歩いていると、目の前に倒木が…… 倒木によって遊歩道の手すりが壊れてしまっている。 これも飛び越えないといけないなぁ。 もし足が滑ったら川に落ちてしまうが、そんなミスはしない。 倒木を越えるとすぐに滝が見えてきた。 しかしショボイ…… すぐに駐車場に戻る。 つまらない滝だったなぁ。 この前の富良野で見た滝がすごすぎたのだろうか…… この滝も本州で見れば「すごい」と思えるのかな。
洞爺湖 洞爺湖 クライミングの本にも載ってない場所 遊歩道に倒木 ルーフを見上げる キムンドの滝

そしてクライミングエリアに向かう。 途中から荒れた林道に入る。 かなりじゃりじゃりで傾斜がきつい。 ずっとアクセル全開なのに最高速度17km…… しまいには途中で止まってしまい、アクセルを全開にしてもエンジンがうなるだけ。 マズイよ。 エンジンが焼きついてしまう……
いったんバイクを降りてアクセルを回してエンジンをうならせている状態で押して歩いた。 それでもかなりきつかった。 この道ヤバスギ…… 少し傾斜が緩くなってきたので、またバイクに乗って走る。 少し走るとクライミングエリアに到着。 「義経岩」という場所だ。
ここはその名の通り「源義経が難を逃れた場所」と伝えられているらしい。 その岩を登っているなんて…… よく考えたらクライマーって罰当たり? 天然記念物を登ってみたり、言い伝えのある岩を登ってみたり…… 一通り岩を見て、洞爺湖の方に戻る。 さて、次は「長万部」かな。 もう観光するところがないので、函館に向かって一直線に進むのみ。
義経岩 クライミングエリア 義経岩 クライミングエリア 義経岩 クライミングエリア 義経岩 洞爺湖

湖からそれて国道を走っていたら霧雨が降ってきた。 だんだん雨が強くなってきた…… また雨かよ~ レインコートを着て走る。 弱くなったり強くなったり……遠くのほうの山は太陽が当たっている。 こういう天気腹が立つなぁ。 晴れるなら全部晴れる、雨なら全部雨とはっきりしてほしい。
しばらく走っていると雨が止み太陽がでてきた。 やっぱり太陽の下を走りたいよ。

1時間くらい走り「長万部」に到着。 とりあえず駅の方に行ってみるが何もない…… 普通の田舎の駅だ。 ここはカニが有名らしい。 だけどオレはカニあまり好きじゃないんだよね。 だって食べにくいんだもの。 味は嫌いではないので、もっと食べやすいカニがあったら好きになりそう。
ここまでくれば函館は目と鼻の先。 あと100km!
途中で「道の駅 YOU 遊 森」という所に寄った。 ここで食パンでお昼ご飯を食べる。 中に入ってお土産を買って宅配便で送った。 北海道の道の駅は変な名前が多い。 中でも印象に残っているのが「おすこい かもえない」という道の駅。 なんだか強そう……
お腹もふくれたので出発! 国道5号線を南下する。 だんだん函館が近づいてくる。

そして遠くに「函館山」が見えてきた。 あと少し~
函館

ようやく函館に到着! まずはお風呂に入らなくては…… 北海道に上陸したときに行った市営温泉に向かう。 途中、駅前を通過したときビルの5階に本屋を発見! ちょっと寄っていこう。
明日から青森なのでツーリングマップルの東北が欲しい。 売ってるかなぁ。 今まで数件の本屋に寄ったがいずれも北海道しかなかった。 ここは大きい本屋なので期待する……
しかし「関東甲信越」「中国・四国」「九州・沖縄」しか売っていなかった。 あとで必要になるので全部買っておく。 それと売ってないとは思うがクライミングのルート図も探す。 やっぱり売ってない…… どこかの登山屋に行くか、本屋で注文するしかないか…… 東北の日本海側には登山屋がない…… だから本屋で注文するしかないかな。 だけどどれくらい日にちかかるのだろう。
青森でバイクのベルトを交換してもらうつもり。 以前22,000kmくらい走ったら突然ベルトが切れて走らなくなってしまった。 それだけは避けたいので…… ベルト交換してから15,000kmくらい走っている。 そろそろ変え時だと思うから。 そのベルト交換、在庫があればすぐに終わるのだろうけど、在庫がなかったら取り寄せ。 もし取り寄せになるなら、そのとき本も注文するか。
それと雨が降ったとき暇すぎるので小説も買った。 入院してるときクライミング仲間が持ってきてくれた「すべての雲は銀の…」という小説の作者の本を買った。

そして温泉に向かう。 しかし……定休日。。。 あぁぁぁ。 仕方ない、別の温泉に向かうか。
ちょっと寄り道して「函館山」のロープウェイ乗場に行ってみた。 相変わらずすごい人……
この前山頂まで行ったからもう登らないけど。 ただ坂の写真を撮りにきただけ……
函館山近くの坂道

温泉に向かって走る。 なんだか函館の人も運転が荒い。 信号が青になったらアクセルを思いっきり踏み込んでるのだろうか、すごいスタートダッシュで走っていく。 それと地方だとマニュアル車が多いのは気のせい?
道に迷いながらも温泉に到着! 5日ぶりの風呂かな…? 室蘭に着いた日、水道水と石鹸で頭は洗ったのだが…… 40分くらい温泉を満喫する。
前からそうなのだが、お風呂から上がると立ちくらみがする。 その度合いが前よりも強くなってるような気がする…… 低血圧と関係あるのかなぁ? 過去に一度だけ立ちくらみで倒れたことがある。 倒れたといっても目の前が真っ暗になって地面にバタッって倒れただけ。 1秒くらいで意識は戻ったけど。 お風呂で倒れたら、床に後頭部を打って本当に失神してしまう。 気をつけなくては…

体もリフレッシュして、あとは寝るところを探すだけ。 地図を片手に走り回る。 川沿いに大き目の公園を発見! 今日の寝床決まり!
小学生が5人くらいかくれんぼをしている、高校生がベンチで話をしている、犬の散歩をしている人が数人いる、野球をやっている大人が数名いる。 だけど周りの目を気にすることなくテントを張る。 いまさらね…… テントはすごいビショビショだった。 フライシートを張らない状態ですこし乾かす。 その間にラーメンを作る。 小学生のかくれんぼの様子を見ながら夕食を食べた。 食器を洗って、テントも少し乾いたみたい。 フライシートを張って設営完了! 荷物を運び込んであとは寝るだけ……
さっき買ったツーリングマップルを見てみる。 千葉県を見てみるのだが、相変わらず何もない。 房総半島以外で見所がないような…… 悲しいなぁ。 もっと千葉県の見所を探さなくては。 きっと隠れた名所があるはず。

明日は9時のフェリーで本州に戻ります。 上にも書いてあるけど青森でバイクの部品を交換します。 それによっては青森に連泊になるかも。 雨でも本州に戻ります。

原付で日本一周の旅 – 35日目|雨……キャンプ場に避難

雨
走行距離:29km(合計:6,965km)
使用金額:1,242円(合計:117,223円)



北海道室蘭市


朝6時起床。 夕べHPの更新がかなり時間がかかり寝るのが22時過ぎになってしまった。 こんなに遅く寝るのは久しぶりだ~
予想していた通り、今日は天気が悪い。 起きたときはほとんど降っていないくらいだった。 うーん、今日は移動するの無理っぽいなぁ。 だけどここ(道の駅横の公園)にテントを張りっぱなしもイヤだな。 地図でキャンプ場を調べてみると、ちょっと離れたところに無料キャンプ場がある。 そこに移動しよう。 いつ雨が降り出すかわからないので、急いでテントを撤収。 室蘭はまだ観光したいところがあるので、また来よう。 とりあえず、すぐ近くに岬があるので行ってみる。 しかし向かっている途中に雨が降り始めてきた。 岬の駐車場についた頃にはビショビショ。 レインコートを着て岬に向かってみる。 しかし雨のためあまり景色がよくない。
岬からの景色 岬からの景色

早くキャンプ場に向かわなくては。 詳しい道はわからないが、だいたいの方角を頼りに進む。
途中、コンビニで食料を買い込む。 やっぱりラーメンは必需品。 それと夕飯のおかずにから揚げを買った。 夜はご飯炊こう。

ようやくキャンプ場に到着。 「室蘭岳山岳総合公園自由広場」というところ。 誰もいない。 キャンプ場独占!! 水場の近くにテントを張った。 濡れたザックやレインコートを雑巾で拭いてテントの中に逃げ込む。 明日の昼くらいまで雨が降るらしいので、フライシートをピンピンに張った。 テントの中で携帯をいじったりラジオを聞いたり…… すっごい暇…… お昼にラーメンを食べたら眠くなってきた。 12時~14時くらいまで寝ていた。 外はすごい雨…… 雨水がテントの中に入ってくる。 内側からトイレットペーパーで拭く。 きついなぁ。
テントの様子

15時頃になって雨が小降りになった。 よかった! ここは一応「総合公園」でキャンプ場以外の施設もある。 すごい広い芝生広場(サッカー場?)、野外ライブステージなど。 室蘭市内を見晴らせる展望台もあった。 けど曇り空であまり良い景色ではなかった。 テントに戻り、また携帯やラジオを聞いたり、クライミングの本を読んだり……
サッカー場? 野外ライブステージ 室蘭方面 室蘭方面

夕飯はテントの中でご飯を炊いた。 から揚げは冷たいので、ご飯を炊いたばかりのナベの中にから揚げを入れて温める。 5分くらい入れていたら電子レンジで温めたようになった! かなりお腹がいっぱいになった。

19時の時点での明日の天気は、昼くらいまで雨、それから曇りになるらしい。 明日は移動したいなぁ。
もし移動できるなら、洞爺湖、洞爺湖のクライミングエリア、長万部、函館に行く予定。
室蘭の夜景 夜の白樺林

原付で日本一周の旅 – 34日目|赤岩青巌峡 札幌 室蘭

晴れ
走行距離:382km(合計:6,936km)
使用金額:2,709円(合計:115,981円)



北海道富良野市~北海道室蘭市


4時50分起床。 今朝もかなり寒い…… すぐにテントを撤収して出発。
まずはクライミングエリアで観光地でもある「赤岩青厳峡」に向かう。 占冠村から道道に入った。 ここを5kmくらい進めば到着する。 しかし道路情報の電光掲示板に「復旧工事中 全面通行止め」と書いてある…… マジ……?
赤岩青厳峡に行くには、占冠村から行くか、夕張方面から行くかの2つしかない。 とりあえず行ける所まで行ってみて、ダメだったら反対側から回ってみよう。
わずかな期待を胸に道を走る。
目の前に通行止めのゲートがでてきた…… しかしそこのすぐ手前が駐車場! やったね♪ バイクを止めてクライミングの岩を見てまわる。 かなり綺麗。 あぁ登りたい…… クライミングしたいなぁ。
だけど道具も持ってないし一人じゃ無理。 あぁぁぁ。
クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡 クライミングエリア 赤岩青巌峡

クライミングエリアも見終わったので札幌に向かおう。
ホントはこの道を通り抜けたかったのだが、通行止めなので仕方ない。 日高町の方からぐるっと遠回りする。 35kmほどの迂回。 なんだか最近迂回だらけだなぁ。

数時間走り札幌市内に到着。 まずは札幌ドーム。 けっこう綺麗だった。 まだできたばかり?
札幌ドーム 札幌ドーム

そろそろお昼時、今日は店に入らなくてはならない。 なぜなら、夕べHPを更新しようと思ってパソコンを立ち上げたのだがバッテリーがない。 アダプターを挿し忘れていたらしい。 なので日記も写真も編集できなかった。 なので今日ゆっくりパソコン作業ができるところに行かなくてはならない。 近くに「ガスト」があったので入る。 2、3年前は週に5日くらいガストに行ってる時があったなぁ。 懐かしい。
1時間くらいガストでパソコンをやっていた。
さて、駅の方に行くかな。
まずは「北海道庁」。 この前も見たのだが、もう一度。 ついでに「旧北海道庁」も。 そして「時計台」。 ここは入場が100円かかるので写真だけにした。 なんだか今ひとつパッとしないなぁ。 まぁ観光地なんてこんなものかな……
旧北海道庁 北海道庁 旧北海道庁 時計台 時計台

札幌も終わったので「室蘭」に向かう。 途中「支笏湖」を通るので見ていこう。 支笏湖の近くになったら「オコタンペ湖」という看板が見えてきた。 北海道三大秘湖の一つらしい。 もちろん見に行く。 だけどあまり見えなかった。 残念…… 秘湖も観光客が集まれば秘湖じゃなく、ただの湖になっちゃうよね。
支笏湖はかなり大きかった。 ぐるっと周りを回って室蘭方面の国道に入る。
オコタンペ湖 支笏湖 支笏湖 支笏湖 支笏湖 支笏湖 支笏湖

何気に時間がけっこうたっている。 もう15時過ぎているし。 このままだと室蘭までしか行けないかな……
その前に日が沈む前に室蘭にいけるかどうかも危うい。
「地球岬」という所に行きたいのだが真っ暗だったら何も見えなくて意味ないし……
頑張ってかなりとばして室蘭に向かう。

しかし室蘭に着いたのが18時30分。 もう真っ暗だ。 岬は明日かなぁ…… 近くに「測量山」というのがあるので行ってみよう。 室蘭の夜景が見えるかも。 急な山道を走って到着。 室蘭の夜景はあまり綺麗ではなかった。 だけど夜景が見えるポイントがあるというのがいいね。 バイクに戻ってきたら24歳くらいのカップルが話しかけてきた。 いろいろ話して公園情報をゲット! 道の駅の近くに公園があるとのこと。 そこがテントを張るのにちょうどいいんじゃないかって。 さっそく教えられた場所に向かう。 道の駅の横にかなり大きな公園がある。 海沿いで眺めもいい!
室蘭の夜景 室蘭の夜景 室蘭の夜景 測量山

今日の寝床決まり! さっそくテントを張ってご飯を作る。 今日は久しぶりにお米を炊く。 ふりかけで夕飯をすませた。 今日はちゃんとパソコンのバッテリーを充電したので大丈夫♪ しかし日記を書いていたら雨が…… もしかして明日雨……? 雨に動揺したのか、書きかけの日記を保存せずに消してしまった……
この日記は二度目の記入なのでなんだかやる気がないです。 もしかしたら途中だいぶ省略されてるかも……
テントの様子

明日は晴れていたら函館を目指します。 たぶんフェリーは明後日の9時発の便に乗ることになりそうです。

原付で日本一周の旅 – 33日目|美瑛 富良野

晴れ
走行距離:186km(合計:6,554km)
使用金額:597円(合計:113,272円)



北海道旭川市~北海道富良野市


朝4時50分起床。 かなり寒い。 ゆうべ雨が降ったみたいで、テントがビショビショになっていた。
体感気温9度…… 寒いよぉ。。。
テントを撤収して出発。
昨日24時間営業の健康ランドを見つけたのでそこに行ってみよう。 さっそく向かう。 到着して中に入ろうとする。 だけど自動ドアに値段が書いてあった。 1,900円!? マジで? 高すぎ…… やめよう。 あぁ風呂に入りたかったなぁ。
昨日洗濯をしたときに、バイクの手袋も一緒に洗った。 そのせいで、指が入らなくなってしまった。 おそらく乾燥機で回転したので、中でぐちゃぐちゃになってるのだろう。 手袋が使えないのでものすごく手が冷たい。 運転ミスをして事故を起こしてからでは遅いので、コンビニで軍手を買った。 

薄いのに暖かい。 素手とは大違いだ!
クライミングエリアを見に行く。 旭川から西に30kmくらい行ったところに深川という場所がある。 そこに「神居岩」というのがある。 一応天然記念物になってるらしい……
石狩川 九条武子 歌碑 神居古潭 SL

すぐに到着して林道を歩く。 しかし台風の影響で倒木がたくさん…… 一応観光地なんだし、台風がきてから丸2日たってるのに、何も復旧作業をしてないとはどういうこと? やる気あるの?
倒木

かなり腹が立った。 倒木を20本くらいまたいで、通常だと5分で到着するエリアに30分くらいかけて歩く……
ようやくクライミングエリアに到着した。 けっこう難しいルートがある。 登れそうだなぁ……と思った。 実際挑戦してみたら登れないと思うのだけど。
クライミングエリア 神居岩 クライミングエリア 神居岩 クライミングエリア 神居岩 クライミングエリア 神居岩 クライミングエリア 神居岩 クライミングエリア 神居岩

クライミングエリア見学も終わったので「美瑛」に向かう。 来た道を戻って美瑛に向かう。 ここはヨーロッパ風の丘があって、けっこう観光地になっているらしい。 いろいろな宣伝やパッケージに使われた木や丘も名前が残っている。 「セブンスターの木」「マイルドセブンの丘」「ケン&メリーの木」など…… マイナーなもので「パフィーの木」「クリスマスの木」というのもあるらしい。
美瑛の丘 セブンスターの木 親子の木 親子の木 美瑛の丘 マイルドセブンの丘(?) マイルドセブンの丘(?) 美瑛の丘 美瑛の丘 美瑛の丘 ケン&メリーの木 ケン&メリーの木

いろいろ見てまわって「ケン&メリーの木」のところで「練馬ナンバー」のバイクの人と話した。 この人はこれから富良野に向かうらしい。 自分も向かうことを告げたら「じゃ、後ろついていくよ」と。 美瑛で寄りたい場所がまだあるので「そこに行きたい」と言ったら、ついてくるらしい。 道に迷いながらもなんとか「三愛の丘」に到着。 ここで観光案内の人と話した。 この前の台風でかなりの数の木が倒れてしまったらしい。 それと美瑛町に住んでる人の3分の1は外部からやってきた人だと言っていた。 あまりにも素晴らしい景色が気に入って移住してくる人が多いらしい。 たまにくるから良い景色、毎日見てたら普通の景色…… オレはそう思うんだけどなぁ。 だから決して北海道に住みたいとは思わない。 景色は素晴らしいかもしれないが、冬が厳しすぎるから…… 寒いのキライ。。。
「練馬ナンバー」の人は、原付のあまりの遅さにうんざりしたのか(?)「先に富良野に行ってる」と旅立っていった。 オレ的にも他の人と一緒に行動するより一人で行動した。 自分のペースで周りに気を使わないで行きたい。 せっかくの旅なんだから。 人との出会いはいいけれど、オレはあまり好きじゃないなぁ。 一人が好き♪ キャンプ場で一緒になるとかならいいが、行動を共にするのだけは勘弁……

美瑛観光も終わったので富良野に向かう。 富良野といえば「キャプテン翼の岬君の出身地」。 それだけがすごい印象に残っている。 ラベンダーが有名らしいが、時期的にもう終わってるし……
美瑛の丘 花畑 富良野の町並み 富良野市内より

「北の国から」のロケ地があるらしいのだが、ドラマを知らないので、ロケ地を見てもって感じ…… だけどとりあえず行ってみる。 行く途中に「ベベルイ」という気になる地名の看板を発見した。 地図で調べてみると「ベベルイ」の近くに滝がたくさんあるらしい。 少し歩くが行って見ようかなぁ。
道をそれてダートを走ること5km。 途中から急な上り坂と荒いダートで、アクセル全開にしてるのに時速20kmしかでないときもあった…
駐車場に到着。 ここから滝を見るコースが3時間かかるらしい。 帰ってくるのに林道を歩いて1時間30分…… 往復4時間…… だけどたくさんの滝を見てみたいなぁ。 水分を補給して手ぶらで向かう。 なるべく荷物が少ないほうが楽だろうから。
川沿いを歩いていくと最初の滝「不動の滝」が見えた。 かなり迫力ある。 そして「三段の滝」。 大きな滝2つ、小さな滝1つをまとめて名前がついている。 関東だったら1つ1つに名前がついてそう。 歩いていくとどんどん滝が出てくる。 次は「蒼天の滝」。 今までの中で一番巨大だった。 最後に「昇竜の滝」。 最後にふさわしい滝だった。
不動の滝 不動の滝 丸木橋 三段の滝 三段の滝 三段の滝 三段の滝 三段の滝 恐怖のトラヴァース 蒼天の滝 昇竜の滝 昇竜の滝 原始が原 富良野岳 広原の滝

帰りは森の中を歩いてくるコースなので、いったん「原始ヶ原」という湿原地帯にでる。 しかしここが悲惨だった。 「湿原地帯」なので地面がぬかるんいる。 ここを歩いているうちに靴が泥でビショビショになってしまった…… 帰り道で川を渡る場所があったので、そこで靴を洗う。
思ったより早くて往復2時間30分で駐車場まで到着。 ふー疲れた。
せっかくきたのだから「北の国から」のロケ地に行ってみようと思う。 「拾ってきた家」というところに行ってみる。 しかし入場料が…… 金額は見てないが、お金を払ってまで見たくないなぁ。 たとえ100円だとしても。 これが興味あるものだったらわからないけれど……

とりあえず今日の予定は終了した。 あとは寝る場所を探すだけだな。 地図をみてキャンプ場を調べる。 近くに無料キャンプ場が2個もある!! 明日の目的地に近い方に行ってみる。
かなり広くてゴミ箱も設置されているキャンプ場。 さっそくテントを張って夕飯のラーメンを作る。 これでラーメンも完食だな。 夕飯食べてるけど、まだ17時だし……

連日の大移動でかなり疲れ気味。 今日は早く寝よう……
テントの様子

明日はクライミングエリア「赤岩青巌峡」「札幌」「室蘭」「長万部」に行く予定。 かなりの距離になりそう。 もしかしたら一日じゃ行けないかも……

原付で日本一周の旅 – 32日目|紋別 名寄 旭川

晴れ
走行距離:349km(合計:6,368km)
使用金額:4,306円(合計:112,675円)



北海道北見市~北海道旭川市


夜、寒くて目が覚めた。 なぜだか知らないが寝袋から出ていた。 そんなに寝相悪い? それとも暑くて出たのかな? わからないが、寝袋にすっぽり入って眠りにつく。
朝5時15分起床。 ラジオ体操が始まるまでに出発しなくては。 朝ごはんのラーメンを作る。 ガス缶があと1つになってしまった。 そろそろ新しいのを買わないと自炊できなくなる。 だけどインスタントラーメンって自炊って言わないよね…… 最近ご飯炊いてないなぁ。
ご飯を食べてテントを撤収して6時10分。 おじいさんおばあさんが数人集まってきた。 この時間に集まってくるということは、ラジオ体操は7時からかな?
無事にラジオ体操が始まる前に出発することができた。
北見駅

今日は「名寄」「旭川」「美瑛」「富良野」の順に回る予定。 まずは名寄か。 地図でルートを調べる。 北見から名寄は非常に行きにくい。 途中で旭川を経由すれば簡単に行くことができるのだが、そうすると名寄から旭川に向かうとき、同じ道を通るようになってしまう。 いろいろと悩んで、道道と町道を繋いで行くことにした。 さっそく道を進む。 1時間ちょっとで「遠軽町」にやってきた。 ここから道道を通り、山を越えて国道273号線にでて、再び道道を通って国道239号線に出て、そのまま名寄に向かう予定。
さっそく道道を走る。 あまり大きな道路ではないので、車通りが全然ない。 すれ違う車はなし、追い抜かされる車もなし。 のんびりと景色を楽しみながら走る。 もう少しで峠というところで、道路情報の電光掲示板があった。 そこには「上原峠通行止め 迂回路はありません」と書いてあった…… 上原峠を通らないと、国道に出ることができない。 迂回路はありませんって…… 少し先に進んでみるがゲートがあり通ることができない…… あぁぁ。 せっかくルートを考えたのに。。。
平野

地図を見て迂回路を探す。 書いてあった通り本当に迂回路がない。 地図ですごい細い道と舗装されてない道を走れば、少し遠回りになるが、行きたい国道まで出られることがわかった。 どんな道でもいいや。 とりあえず出られれば。 さっそくそこに向かう。
細い道を通って、林道へ。 しかし林道を1kmくらい走ると柵がしてある…… 何の看板もないが、おそらく台風で倒木かなにか…… この道もダメ……
さすがにもう迂回することはできない。 こうなったら2つの方法しかない。
1:旭川経由で名寄を目指す
2:オホーツク海沿いで名寄を目指す
の2つだ。 2の道は稚内から網走に向かうときに走っているのでなるべく走りたくない。 しかし、ここから1のルートに行くには30km以上戻らなくてはならない。
仕方ない、2でいいや。 だけどこれでも当初の予定より100km以上の回り道。 あぁ台風め。
2週間くらい前に走った道を、反対方向へ走る。
道の駅 かみゆうべつ温泉 チューリップの湯にあった電車 オホーツク海

海沿いの国道で飛ばす車がたくさんいるのだろうか? 白バイを3台も見かけた。 全部対向車線だったので大丈夫だが。 だけど白バイには前を走っている車が時速何kmで走っているかわかる装置がついているらしい。 その装置は対向車の速度も測定できるんだって。 なので、あまりにも飛ばしていたら、対向車線でも捕まるかも…… 時速48kmくらいで走っているので平気だったが。
紋別あたりになってポツポツと雨が降り始めてきた。 さっきまでとてもいい天気だったのに…… 後ろを振り返ると太陽が見える。 前を見ると真っ黒な雲が……
これから雨に突入するのかな……?

ようやく目的の国道239号線の入口までやってきた。 ここからはずっと国道を走っていればいい。 ひたすら国道を走る。 しかしだんだん雨が強くなってきた。 レインコートを着て雨の準備をする。 そして雨は本格的に降り始めてきた。 けっこう大雨っぽい…… 顔に小石が当たっているように痛い…… 雨はどんどん強くなり、前方を見るのも難しいほど降ってきた。 やばいよ……どこかに避難しなくては……
地図で調べておいたが、この国道沿いに道の駅がある。 あとどれくらいの距離があるかわからないが、そこに避難…… 走ること40分。 ようやく「道の駅 にしおこっぺ花夢」に到着。 トイレの前のベンチで一休み。 雑巾でレインコート・ヘルメットを拭いて雨がやむのをまつ。 20分くらい待っていたら雨がやんで太陽が出てきた。 よし! 出発だ!
レインコートを乾かすために、着たまま走ることにした。 あと30kmくらいで名寄に着く。
低い雲

走っていると目の前に真っ黒な空が現れた。 どう見ても雨雲だ。 まさに今からそこに突入しようとしている。 一応覚悟はしていた。
走っているとポツポツと雨が降り始めた。 やがて先ほどよりも激しい雨に…… 前が見えない。。。 ヤバイヨ……
行く先には真っ黒な雲

一瞬で靴下がビショビショになり、靴に浸水してきた。 防水の靴でも内側から濡れたらどうにもならない。 レインコートもだんだんと滲みてくる。 雨の中走ること数十分。 ようやく名寄に到着した。 とりあえずどこかに避難しなくては。 駅前に向かえばなにか避難できる店(マックやガスト)があるだろう。 駅前に向かうが店などない…… 国道40号線沿いなら……
予想通りショッピングセンターを発見した。 バイクを止めて、リュックを持って避難。 雑巾でレインコートとヘルメットを拭いてリュックの中に入れる。 マックはなかったが、ロッテリアがあったので行ってみる。 ロッテリア食べるのって何年ぶりだ? もしかして小学校の頃以来かもしれない。 そして驚いた。 何気にロッテリアは高い…… やっぱ庶民はマックがいいよぉ。
携帯をいじりながらハンバーガーを食べ、1時間くらい時間をつぶす。 そろそろ雨はやんだかな? 表に出てみると雨はやんでいた。 もう少しで太陽も出てきそう。
ようやく晴れ間

よし、出発。 名寄は特に観光する場所はない。 なぜきたのかというと、クライミングエリアがあるから。さっそくクライミングエリアに向かう。 雨の中走ってきた道を10kmくらい戻る。 採石場を横切って林道に入る。 ここを5分くらい走れば駐車場に到着。
しかし……ここの林道も柵がしてある。。。 なんだよ。 せっかく雨の中やってきたのに、行くことができなかった。 かなり腹が立った。 台風め!!

もう名寄に用はないので、旭川を目指す。 100km以上迂回したせいで、今日は旭川までしか行けそうにない。
すでに15時。 あぁ、美瑛と富良野は土日になってしまう。 人が多そう……
旭川まで70km、ひたすら走る。 途中ホクレンでガソリンを入れたら「Sefety Summer Hokkaido 2004」と書いてある旗をもらった。 明日からこれをバイクにつけて走ろう。

ようやく旭川に到着。 あぁ疲れた。 ここには24時間営業の健康センターがあるらしい。(地図に書いてある)
そこに行きたいが、せっかく風呂に入っても着替えるものがない。 もう同じシャツを6日くらい着ている……
まずはコインランドリーを探して洗濯をしてから風呂に入りたいなぁ。 それと寝る場所も探さないといけないし。 まずは寝る場所からかな。 地図で公園を調べて行ってみるが、どこも大きくてテントを張るには適さない。 うろうろしていると、コインランドリーを発見! さっそく洗濯だ! 待ち時間、携帯をいじっているとおばさんが1人やってきた。 バイクを見たらしく「旅してるんだ?」って。 いろいろと話して、北海道の冬の厳しさを教えてくれた。 毎年雪が腰くらいまで積もるらしい。 冬は雪かきだけで大忙し。 うち(千葉県)では冬でもファンヒーターだけで過ごせるが、北海道ではそれだけでは寒くていられないらしい。 それと火鉢が必要といっていた。 直接熱いものにあたるのがいいんだって。 いろいろ話して、洗濯が終了したのでお別れ。 「気をつけてねー」と言ってくれた。

さて、公園を探さなくては。 うろうろしていると、線路沿いに公園を発見! トイレはある。 水はトイレの水しかないが問題ないでしょ。 さっそくテントを設営! そしてラーメンを作る。 もう19時だ。 今日はかなり時間がかかったなぁ。 コインランドリーにいたせいもあるかもしれないけれど、迂回路のせいで予定が大幅に狂った。 雨も降られたし…… それと寒い……
テントの様子

明日は美瑛、富良野に行き、時間があれば札幌方面を目指します。

原付で日本一周の旅 – 31日目|阿寒湖 北見

晴れ
走行距離:419km(合計:6,019km)
使用金額:2,185円(合計:108,369円)



北海道苫小牧市~北海道北見市


朝5時起床。 夜目が覚めることなくぐっすり眠ることができた。 テントの中で朝ごはんのパンを食べた。 さて出発するか。
今日は阿寒湖方面に向かう。 まずは夏の全国高校野球選手権で優勝した「駒大苫小牧高校」を見に行く。 専用バスがあってかなり立派な学校だ。
駒大苫小牧

国道234号線を走り、国道274号線に入る。 ここからが長そう…… 同じような景色の道をずっと走る。 「帯広150km」という看板を見ながら進む。 いきなり「150km」と書いてあると、気持ち的に滅入る。 「○○まで70km」となっていて、そこにたどり着いたら「□□まで80km」と分割されてる方が、距離的に近いような錯覚に陥る。 150km……長い……
台風で曲がった木

途中で「日勝峠」という所を越えた。 峠のピークを過ぎトンネルを抜けると目の前には十勝平野が広がっている。 すごい良い景色! この前の美幌峠よりも素晴らしいと思う。 かなり見ごたえある!!
十勝平野

ここで「帯広」を通るかどうか悩んだ。 一応有名な都市だから通ってみたいような気もするが、地図を見る限り、見て回る所が何もない。 つまり行ってもムダ…… 通るだけなら通らないでいいや。 そのまま274号線を走る。 ひたすらまっすぐな道を走る。 地図で見てもまっすぐ、実際に走ってもまっすぐ…………
看板で「足寄」という地名が見えてきた。 最初「あしより」と読むのかと思ったのだが、ローマ字を見てみると「ashoro」と書いてある。 これで「あしょろ」と読む。 とても読めないよ…… これもアイヌ語に無理やり漢字を当てたのかな?
十勝平野より たくさんのジャガイモ 雌阿寒岳(左) 阿寒富士(右) 雌阿寒岳(左) 阿寒富士(右)

途中から241号線に入り阿寒湖を目指して一直線に走る。 阿寒湖まであと50km…… 雌阿寒岳を見ながらひたすら阿寒湖に向かう。 
途中で「白藤の滝」というのを見るために林道に入る。 しかしすぐに道がふさがれている。 なんと倒木によって。 昨日の台風の影響だろうか…… 車じゃとても入れないが、ここはバイクの小ささを活かして! 倒木の下を通って無事に反対側に行けた。 滝はもうすぐだ!
そして「白藤の滝」を見る。 なんだか人工のような滝だ。 もちろん何も手は加えてないと思うが。 スパッと切れた岩から落ちる滝はとてもよかった。 だけど台風の影響(?)で水が濁っていたのが残念…… 再び阿寒湖に向かう。
倒木 白藤の滝

ようやく「阿寒湖」に到着した。 しかしここがひどかった。 通りは全部ホテルとお土産屋で埋まっている。 いかにも「観光地」って感じ。 阿寒湖で有名なのはマリモだけじゃん。 湖が素晴らしいわけでもない、景色が素晴らしいわけでもない。
摩周湖の方が数倍よかったなぁ。 もちろん駐車場も有料なので、そんなところには止めず立ち去る。
近くに林道があるのでそっちから行こう。 林道の途中にバイクを止めて、道のない林の中を徒歩で突っ切る。 そして阿寒湖の水が触れるくらい近くまでやってきた。 プライベート阿寒湖畔♪♪
阿寒湖

阿寒湖を堪能したので、そろそろキャンプをできる場所まで行かなくては…… 今日は「北見」までの予定。 あと60kmくらいかな。
ここでも寄り道をして「チミケップ湖」という湖に向かう。 町道を走ること10km、あと林道を3km走ったら湖だ! と、思ったのだが、目の前にはバリケードが…… 通行止めだ…… バリケードの前に車が止まっていたので話してみる。
この人もここを通ろうとしたのだけど、通行止めで通れないと言っていた。 「おそらく台風で倒木か土砂崩れかあったんじゃないか?」とのこと。 あぁ……
今来た道をひたすら戻る……無駄足20km……
普通に北見を目指す。 「通行止めじゃなければもう北見に着いているだろうなぁ」と思いながら走る。
とうもろこし畑

ようやく北見に到着。 さて寝る場所を探さなくては…… 地図で公園を探してそこに向かう。 しかし思ったより大きくてちょっと居づらい。 もっと小さな公園がいいなぁ。 住宅地の中を走り回ってると「毎朝ラジオ体操をしましょう」という看板のある公園を発見! おそらく毎朝やっているのだろう。 ラジオ体操って何時からだっけ? それまでには出発しなくては。 さっそくテントを張って夕飯の支度をする。 今日はホットケーキ。 とても夕飯とは思えないメニューだが。 ホットケーキの粉が邪魔なので処分しないと。 コンビニで卵と牛乳を買ってきてさっそく作る。 外で作っていたのだが、蚊がすごい。 片腕に5匹くらい止まっている…… うざすぎ。
テントの中で作ることに。 しかしテントの中にも5匹くらい…… こうなったら全部始末してやる。 ここの蚊は動きが鈍くて、普通に指でつまむことができる。 全部つまんで潰してやった。 逃がしたらまた襲ってくるからね。
ホットケーキを食べた。 うーん、微妙……ご飯系が食べたいなぁ…… お腹はいっぱいになったが、なんだか物足りない夕飯終了。 ここはインターネットが繋がるし最高だね!
夕焼け テントの様子

明日は名寄・旭川・美瑛・富良野に行く予定!

原付で日本一周の旅 – 30日目|えりも岬 苫小牧

曇りのち晴れ
走行距離:257km(合計:5,600km)
使用金額:968円(合計:106,184円)



北海道大樹町~北海道苫小牧市


夕べは21時くらいに寝た。 目が覚めたらまだ暗い。 何時だろう……時計を見ると、なんと23時30分。 まだ日付も変わってないじゃん……
そういえば、昨日11時間寝て、さらに昼寝2時間したからなぁ。 頑張って眠る努力をして再び眠る。
今度目が覚めたのが4時30分。 雨は降っているが風はそれほどでもない。 これから台風か…… もう一度眠る。 6時に目が覚めた。 さすがにこれ以上寝られないな…… 途中目が覚めたけれど、9時間寝てるし。
テントの外に出てビックリ!!
歴舟川 増水 増水

4時30分の時点ではなんともなかった川が、すごい増水している。 一昨日テントを張ろうと考えた場所は…………すでに水の中。 やっぱこんなに増水するものなんだ。 よかった。 まだ風は強くない。
ラジオで台風情報を聞いてみる。 今は奥尻島の北西あたりにあるらしい。 これから札幌あたりに上陸かな。
昼前にはオホーツク海に抜けるらしい。 この前の台風16号より勢力は弱いらしいのだが、被害は以前よりも出ている。 不思議な台風。
テントの中で昨日の残りのカレーをパンにつけて食べた。 なんちゃってカレーパン……
しばらくテントの中で過ごす。 だんだん風が強くなってきた。

8時ごろ出てみると、雨は止んでいる。 当てにならない天気予報では9時くらいからは晴れると言っていた。 ということは、もう雨は降らない!?
さっそくテントを撤収して出発の準備。 風で撤収するのが大変だったけれどなんとかまとまった。
さっそく「えりも岬」に向けて出発。 ここから80kmくらいかな。 内陸を走っているとあまり風がふいてこない(それでもいつもよりはかなり強い)のだが、海沿いの道を走るとモロに風を受ける。 あまりの強風でドブに突っ込みそうになったことが何度も…… それと向かい風の方向から吹いてくるので速度が全然でない。
アクセル全開でも時速25kmくらいしかでないときもあった。 風に悪戦苦闘しながら「黄金道路」と呼ばれる海沿いの国道までやってきた。
この国道は道路を敷くのに黄金を敷き詰めるくらいお金がかかったらしいので「黄金道路」と呼ばれているらしい。 しかし波しぶきと強風で黄金道路は「白銀道路」と化していた。 波が道路にまでふりそそぐ。 服がかなり濡れてしまった……
フンベの滝 フンベの滝

かなり苦労して「えりも岬」に到着。 しかしそこは地獄だった。 立っていられないくらいの強風…… バイクをどうやって止めるか…… 風を正面から受ける形にしてスタンドを立てる。 スタンドロックもした。
だけどあまりの強風にそのままバックドロップの体勢に持ち上げられてしまいそう…… かなり不安だが、岬の方に向かってみる。 団体のお客さんがいて、ガイドさんが「風に気をつけてください。 あまり柵のほうに近づかないでください」と叫んでいた。 もし風にあおられて転落しちゃったら、会社の責任になっちゃうからね…… しかし本当に転落しそうなほど強風…… なんじゃこりゃー
すぐにバイクに戻ってくる。 無事だった。
襟裳岬灯台 襟裳岬 襟裳岬 海は大荒れ

台風の吹き返しの風? よくわからないがかなり腹が立つ。 なぜ向かい風? せめて後ろから吹いてくれればいいのに…… 岬から国道に戻る道では、左前方から風が吹いてきて、対向車線に何度も飛び出してしまった。
「ヤバイ」と思い、戻ろうとしても戻れない。 戻るどころか、さらに右に持ってかれる。
なんとか左の路側帯に停車しても、風でバイクが倒れそうになる。 凶悪……
国道まで戻ってきたが風の強さは変わらず。 このまま「苫小牧」を目指す。 ここから200kmくらい。
普通の200kmなら平気だが、この強風の200kmはきついなぁ。

風だけならまだよかったが、砂浜のそばを通ると、風にのって砂が飛んでくる。 それがものすごく痛い。 顔を背けてしまうほど強烈…… 目も開けていることができないし、正面を向いていることもできない。 後ろから車がきたらアウトだな……
なんとか前へ前へ進み、「道の駅 むかわ四季の館」にやってきた。 ここには温泉が併設されているので。
しばらく風呂に入っていなかったので、さっぱりする。 それと潮風で体がベトベト。 これもさっぱりしたが、またこれから走ると思うと……
ヘルメットやバイクの前部はもうベトベト。 今度水で洗わなくては……

しばらく走って「苫小牧市」に入った。 高速道路沿いに走っていたら雨が降ってきた。 霧雨なのだが、風にあおられて顔面に突き刺さる。 砂吹雪と同じくらい強烈…… うぅぅぅ。
10分くらいで雨は止んだので助かった……
苫小牧の中心部に入った頃には太陽が出てきた。
さて、今日の目的地に着いたし、寝る場所を探すか。
適当に走り公園を探す。 駅の近くにちょうどいい公園を発見! とりあえずHPを更新しなくては。 パソコンを広げてHPを更新、ネットチェックをする。
しかしここは思ったよりも人通りが激しい。 まぁ駅まで徒歩2分くらいの場所だし…… ここにテント張るのはまずいなぁ。
HPを更新して別の公園を探す。 近くに大きな公園があったのだが、完全に管理されていて、夜間はゲートも閉鎖されてしまうのでやめる。 住宅地をうろうろしていると良さそうな公園を発見!
閑静な住宅街にある綺麗な公園。 トイレはちょっと汚かったが…… 水もトイレの水しかないが。 ここ2日の暮らしからするとかなりレベルが高いよ、この公園!!
さっそくテントを張って、夕飯のラーメンを作る。 今夜は平坦な芝生の上でゆっくり寝られそう♪♪
テントの様子

明日は阿寒湖方面に戻ります。 一日で行けるかなぁ…

原付で日本一周の旅 – 29日目|天気予報…

曇り
走行距離:19km(合計:5,343km)
使用金額:2,406円(合計:105,216円)



北海道大樹町


昨日の時点で、今日の天気は曇りのち雨、9時から雨の予報だ。 明日は暴風を伴う雨になるらしい。 なのでここに留まることにしてある。
4時30分に起床。 外は薄暗く、雨は降っていない。 特に予定がないので再び眠る。 最近このパターン多いなぁ…… かならず5時前後に一度目が覚めてる気がする。
7時に目が覚めた。 まだ雨は降っていない。 川で洗顔をして朝食のラーメンを作る。 しばらくテントの中でいろいろやっていた。 9時になったがまだ雨が降り出す気配はない。 携帯で天気情報を見てみる。 曇りのち雨は変わらないのだが、雨の予報が12時からに変わっている。
小魚 歴舟川

ここから10kmくらい離れた場所に「道の駅 コスモール大樹」というのがあるので行ってみる。 ここは道の駅というかスーパーだ。 スーパーに道の駅が併設されてる。 あと2日いるので、食料などを買い込む。 あとお酒をたくさん買った。 暇をつぶすには飲むのが一番♪ 食品売り場をうろうろしていると「ホットケーキ」が目に入った。 どうせ暇だし作ってみようかな~ 牛乳と卵も買ってテントに戻る。 さっそく挑戦! 計量カップがないので、すべて目分量。 ホットケーキおいしい♪♪
お酒 ホットケーキ

ハチミツも買えばよかったかなぁ。 それとカクテル2本飲んだ。 たった2本しか飲んでないのに、すごい酔ってしまった。 やっぱり日常的に飲んでないと弱くなっちゃうのかなぁ。 フラフラして、下手したら川に落ちてしまうかもしれないのでテントの中に入る。 横になっていたらすごい眠くなってきてしばらく仮眠。
歴舟川

2時間くらい寝ただろうか。 気がついたら15時過ぎだった。 いまだに雨は降っていない…… 再び携帯で天気を確認する。 曇りのち雨は変わらず、雨の予報は18時からになっていた。 なんだよ! これだったら普通に一日走れたじゃん…… 「だまされたー」って感じ…… まぁ天気予報を信頼しきっていたのも悪いんだけど。 だけど明日は暴風雨になってくれないと困る。 これだけ食料を買ったんだから。
エッグカレー