原付で日本一周の旅 – 24日目|野付半島 羅臼町

曇り
走行距離:65km(合計:4,789km)
使用金額:1,190円(合計:94,787円)



北海道中標津町~北海道羅臼町


6時に起床。 長い間滞在した「開陽台」ともお別れ。 テントを撤収して7時には出発準備ができた。
だけどまだ出発できない。 ごみがかなり大量にある。 これをゴミ箱に捨てなければ……
しかし有料ゴミ袋を購入しないといけない。 店が9時に開くのでそれまで待ってないといけない。
ゴミ袋に入れずに捨ててる人もいるが、こんな素晴らしいキャンプ場を無料で開放してくれてるんだから最低限のマナーは守らないとね……
新プレートで出発 開陽台 開陽台付近の直線道路

店が開いてからゴミ袋を購入して出発。 だけどまた西標津町で足止め。 エンジンオイルを買わないといけない。 これから田舎の方に行くので、ホームセンターもバイク屋もないと思う。 あと400km走行したらエンジンオイルを補充しないといけないので。 ホームセンター前の歩道でしばらく待つ。 ホームセンターが開店して一番目のお客さんになってしまった…… エンジンオイルを購入して「野付半島」に向かう。 ここは不思議な形をしている半島だ。 海水によって陸地が削られてるのだが、おもしろい形に削られている。 先端までいけるらしいので行ってみよう。
右も左も海 野付半島 トド原 野付半島 トド原 気持ち悪い実

車が進入できるところギリギリのところまで進む。 ここからは「進入禁止」の看板があるので、徒歩で行かなくてはならない。 水分を補給して、手ぶらで進む。 ツーリングマップルには「往復3km」と書いてあったのだが、見る限りかなり遠く見える。 どこまでも続く電線……先が見えない。 ホントに往復3km? ここから見える限りで、片道最低でも3kmはあるように思えるが…
「まぁいいや」と思い進み始める。 しかしいくら歩いても景色が変わらない。 進めど進めど先は見えず… 歩くこと1時間、ようやく砂利道が終わった。 ここから先端まで砂浜の道に変わる。 ようやく先端が見えてきたのだが、歩いても全然近くならない。 先端にたどり着いたときには、出発から1時間30分経過していた…… あぁ疲れた…… 今歩いてきた道をずっと歩いて帰らないといけないのか…… 帰りの道は、長さを知っている分、よけいに長く感じる…… 歩いても歩いても近くならない景色。 途中で座り込んで休憩して、少し早歩きで歩いてみたり…… ようやく駐車場まで戻ってこれた… 往復3時間…… ものすごく疲れた。 あぁ。。。
野付半島 野付半島 野付半島先端 野付半島

ちょうど先端まで行こうとしている年配のグループがいた。 「一番奥まで往復3時間かかりますよ」と言ったら「えー」と驚きの声が。 みんな「じゃやめようか」と行くのを取りやめた。 ホントキツイから。

予想外に体力を消耗してしまった。 今日の目的地は「羅臼町の国立羅臼温泉キャンプ場」。 ここは無料のキャンプ場があり、無料の露天風呂まである。 ここまでは60kmくらい。 頑張ろう。
運転していてけっこう眠かった…… 眠くなったのは久しぶりだなぁ。 スタートしたばかりの頃はよく眠くなっていたっけ。 なんとか目を覚まし、運転を続ける。 キャンプ場のすぐ手前にある「道の駅 らうす」でホッケを購入。 なんと1枚105円。 激安!! これで今日の夕飯は決まりだね。
すぐにキャンプ場に到着した。 駐車場に行ってビックリ。 ものすごい数の車とバイクがある。
みんな来てるのかぁ。 とりあえずテントを張れる場所を確保して、テントを設営。 そしてすぐ近くにある無料露天風呂「熊の湯」に向かう。 無料露天風呂なので柵などない。 覗こうと思えば、通りから丸見えだが、誰も覗かないでしょ……
お湯はかなり熱い。 源泉がパイプから出ているのだが、看板に「熱湯注意」と。 触ってみたら80度くらいはあるのじゃないかと思った。 かなり熱い。 一応水でぬるくしてあるのだが、それでもお湯は46度くらいはあるのじゃないか。 すごい熱くて入るのも一苦労。
体を温めてテントに戻る。 さて夕飯でも作るか。 さきほど買ってきたホッケを焼く。 利尻島で食べたのと同じような感じ。 だけど今日はうどんではなくご飯だ! やっぱ魚とご飯、日本人だし。
けっこう美味しかった。 ちょっと油っぽかったかなぁ…… あとご飯が硬かった……
人を恐れないシカ

明日は3時くらいに起きて「カムイワッカの滝」に行こうと思います。 ここは滝つぼが湯船の天然温泉です。 だけど人気がありすぎるため、みんな(男も女も)水着を着て入ってるみたい…… 水着を持ってきてないので、誰もいない時間に楽しもうという作戦。 その後「硫黄山」に登る予定!
ここには3泊するつもりです。