サンポート高松トライアスロン2019

晴れ朝4時50分に起床。 昨夜は早く寝たので、それほど苦なくこの時間に起きることができた。 だが、もっと寝ててもいいよ、と言われたらまだ数時間寝られるくらいには眠いが……
今日はサンポート高松トライアスロンが開催される。 昨年は大雨で中止になってしまった大会で2年越しでの参加となる。 既に準備は済ませているので、トライスーツに着替え、腕にナンバリングシールを張ってから出発。 途中のコンビニでおにぎり、パン、コーヒーを購入してサンポートを目指す。

サンポートに到着したのは5時半くらいだったと思うのだけど、既に駐車場は満車で、地下駐車場へと案内された。 地下駐車場は有料なのだけど、6~12時間は定額料金で、その金額のチケットをもらったので実質無料で止めることができる。 地下1Fは既に満車で地下2Fに止めたが、こちらはまだ数台しか止まっていなかった。
駐車場に止めた後は、まずトイレへ。 この大会は使えるトイレが少ないので、なるべく早い時間に行っておいたほうがいい。
トイレを済ませ、自転車の準備をして、トランジバッグに必要な荷物を全て詰め、ウェットスーツはチェックを受けないといけないので持って歩く。

受付で健康チェックシート提出、ウェットスーツ検査、リストバンドのQRコードチェックをしてもらい、アンクルバンドをもらう。 これを足首に装着して、計測マットの上を通過する際のタイムを記録していく。
トランジッションエリアに到着したのが6時25分くらいだった。 スイムウォームアップは6時半~45分までの15分間。 あまり時間がないので、すぐにウェットスーツを装着する。 ウェットスーツを装着する際は、肩周りや首周りにワセリンのような潤滑油を塗って、肌とウェットスーツの摩擦を減らすのだけど、今使っているスプレータイプのワセリンは2014年に購入したもので、もう5年も使っている。 250mの缶ジュースほどの高さで半分くらいの直径なので、それほど量は入ってないと思うのだけど、使う機会があまりないため、未だに使い続けている。 が、あまり古いものを使い続けるのも微妙なので、次の大会からは違うワセリンを用意しようかな。
トランジッションエリア

ウェットスーツを装着し、ゴーグル、耳栓、スイムキャップを持って、スイム会場へ。 もうここには戻ってこない、このままウォームアップを終えて、開会式をして、スタートは7時。
今日の水温は21.6度とアナウンスがあり、その水温はけっこう冷たいのだけど、思っていたよりは冷たく感じずに助かった。 軽く100mくらい泳いでウォームアップは終了。

開会式で高松市長から挨拶があった。 市長は市役所のリレーチームで出場して、スイムを担当するらしい。 市長は朝早くから大変だな……
7時になり、第一ウェーブがスタートしていく。 自分は第二ウェーブなので7時02分スタート。 第一ウェーブがスタートした後、すぐに水の中に入り、スタートラインに整列する。 フローティングスタートといって、水の中に浮いた状態で待機しスタートする方式。 水深はどれくらいかわからないのだけど、足つかないし、目視で底は確認できないので、3m以上はありそう。

あっという間に2分経過し、第二ウェーブがスタートする。 ポジションは中間あたりに陣取ったのだけど、今回はかなりバトルに巻き込まれた。 泳ぎ始めて1分くらいで右前にいた人の手が、自分のゴーグルに直撃する。 それでゴーグルがずれて、右目に水が入ってきてしまう。 その直後に、自分の左手が、左側にいた人の頭にヒット。 ゴーグルがずれた状態なので直したいが、混雑が解消されるまでは、そのまま泳ぐ。 2分くらい泳いだだろうか、一瞬泳ぐのをやめて浮いた状態になり、ゴーグルをかけ直して、再び泳ぎ始める。
高松の海はあまり綺麗ではなく、海底が全然見えない。 一応直前にゴミ掃除等はしてくれているので、そういった汚さはないのだけど、水の色だけはどうにもならないな……
スイムコースは長方形で、長辺が350m、短辺が25mくらい、極端な縦長な1周750mのコースを2周回となっている。 途中で陸には上がらず、一気に1,500m泳ぎ切らなくてはならない。
途中で、第三ウェーブ、第四ウェーブの選手たちにも抜かれながら、けっこう余力を残した状態でスイムフィニッシュ。
時計が見当たらなかったのでタイムはわからなかった。 陸に上がってトランジッションエリアまで200mくらい走っていく。 走りながらウェットスーツの上を脱ぎ、スイムキャップ、ゴーグル、耳栓を外して、トランジッションエリアの自分のバイクラックへ。 ウェットスーツの下半身を脱ぐのは苦労するので、完全に座り込んで脱ぐことにしている。 脱いで、タオルで足を拭いて、靴下を履いて、バイク用のビンディングシューズを履く。 ゼッケンベルトを背中側に装着し、ヘルメットをかぶり、バイクをラックから下ろして、乗車ラインまでバイクを押しながら走っていく。
乗車ラインを越えて、バイクに乗り込んで、いよいよ2種目目のバイクが始まった。

バイクは昨年中止になった大会からコースレイアウトが変更になっており、4.4km×9周のコースとなっている。 前までは5km×8周で市役所の前でUターンとかしていたのだけど、落車が多かったり、直角カーブが多すぎてスピードにのれない等の問題もあったため、1周増えるが直線が多いコースに変更になっている。 周回数が多いので、数え間違えはしないようにしなくては。
サイクルコンピュータもあるので、大丈夫だとは思うが、万が一トラブルでサイクルコンピュータが途中で機能しなくなることもあるので。
先月の愛南大会でバイクの最終周回を頑張り過ぎた反省から、今回はバイクはあまり頑張りすぎないよう意識していく。 ケイデンスは90前後を意識して、太ももへの負荷をなるべく下げて走っていく。 往路は時速30kmくらい、復路は時速31.5kmくらいのスピードで走っていく。 このスピードはけっこう遅いので、他の選手達にバンバン抜かされていく。 もちろん自分より遅い選手もいるんどえ、自分も抜かすのだが、抜かすより抜かれる方が圧倒的に多い。 5周目までがけっこう長くて、ようやく半分の20kmにたどり着いた感じがした。 7~9周目はさすがに疲れが溜まってきていて、全体的な時速も1kmほど落ちてきた。
だが、ここでダンシングで頑張ったりすると、前回の二の舞なので、そういうことは避けて走っていく。
最終周回が終わり、降車ラインの前でバイクを下り、トランジッションエリアの自分のラックまでバイクを押しながら走っていく。

ランへのトランジッション、バイクをラックにかけ、靴を履き替える。 ヘルメットを脱いで、走り出す直前にバイク用のボトルから数口飲んで給水する。 普段はキャップはかぶらないのだが、今日はかなり暑いので一応準備しておいたキャップをかぶって、最終種目のランへと走り出していく。
余力を残してバイクを終えることができたので、ランの出だしもそれほどきつくはなかった。 ランは2.5kmの4周回。 とりあえず最初の1周は様子見なので、あまりペースをあげずに淡々と走っていく。 けっこう暑くて喉が乾く。
1周目を終えて2周目へ。 2周目では、おしっこに行きたいのが気になりだした。 トイレは途中にあるのだが、トイレに寄ったら30秒以上はロスすると思う。 競技時間的にはあと30分くらいだろうけど、一歩一歩の振動ごとに膀胱が気になるような感じ。 まぁゴールするまで我慢しながら走ろう。 我慢しながら走るというのは、気にしていることになるので、そちらに意識がいかないように走るのが難しいが……
3周目は2周目と同じくらいのペースを維持して走れていたと思う。 ラスト1周のラスト1.5kmくらいは、一応ラストスパートっぽいことをしたが、けっこう体力も脚もきつくて、あまりスピードは上げられなかったような感じだった…… そして、最後の直線を走りきってゴール。

ゴール後は疲れたのもあったが、とにかく暑かった…… アンクルバンドを回収してもらい、氷の入ったビニールとアクエリアスをもらう。 テント広場に移動して少し休憩。 トライアスロンショップのチームメンバーと一緒に、まだレースを続けている仲間を応援したりして、チームで最後のメンバーがゴールするまで応援してきた。
最後のメンバーは、トライアスロンショップの奥さんなのだけど、本当は昨年の高松トライアスロンがデビュー戦の予定だった。 しかし直前に自転車で転倒して鎖骨を骨折してしまい、出場が危ぶまれていた。 トライアスロンショップの夫は自転車を片手で運転やギアチェンジできるように改造して、なんとか大会に出られるよう頑張っていた。 だが、大会は大雨で中止に……
それから1年間練習を続けて、ようやく今日、トライアスロンデビュー&ゴールすることができた。
あとで聞いた話だと、スイム1周終わった時点でタイムが危うく、もう1周泳いだら関門に引っかかって競技が続けられなくなりそうだったので、1周目でスイムを辞め、結果的にはDNFという形だけど、競技を続ける方を選んだみたい。 バイクも40km走りきり、ランもフラフラになって何度も歩いたりしていたが、最後まで自力で走りきり、ラストはチームのメンバーたちと一緒にゴール。
2年間の努力が報われて素晴らしい瞬間だった。
書道

その後はテント広場でカレーを食べて、うどんを食べて、残った金券で買えるだけアクエリアスを購入して持って帰る。 荷物をまとめて車に載せて、会場を後にすることに。
カレー うどん

帰宅後は荷物の整理やウェットスーツを洗ったりしてから、2時間くらいパソコン作業を。 昨日・今日と全然できていないので……
16時半からはトライアスロンショップで打ち上げがあるので、空港通り駅から電車で片原町駅へ。 そこから徒歩で10分くらい。 今日の大会に出た人も出てない人も、ボランティアで頑張ってくれた人も、トライアスロン愛好家も、いろいろな人が集まって楽しい打ち上げパーティとなった。
時間は無制限みたいな感じなのだけど、いつも遅くまでいすぎてしまうので、21時位には帰ることにする。

今回のトライアスロン、正直スイムとバイクは練習不足だった。
記録は2時間45分29秒で427人中221位。 スイムが34分37秒で323位、バイクが1時間24分40秒で300位、ランが46分32秒で93位。 スイムもバイクも下から4分の1くらいの順位なので、明らかにこの2種目は弱い。 逆にランだけ順位がいいので、弱い2種目をランでカバーしているような感じだった。 スイムは前回よりも3分近くタイムを落としているし……
もっと年間通してスイムとバイクの練習できればいいのだけどな、なかなかモチベーションがわかずに練習をすることができない。
これで、今シーズンのトライアスロンは終了だが、来シーズンに向けて、なんとか練習を頑張っていきたい。

夜は眠すぎて22時過ぎには就寝。