【徳島】三嶺~剣山【縦走】

晴れ今日は昨年からの目標であった「三嶺~剣山」の日帰り縦走を行う。
先日、折りたたみ自転車を購入し、ようやく縦走できる環境が整った。

この縦走にはいくつかこだわりがある。
まず「剣山~三嶺」の縦走ではなく「三嶺~剣山」の縦走であるという点。
剣山起点の場合、標高1500m地点から、2000m地点まで登り、アップダウンを繰り返しながら1800m地点を目指し、800m地点に下る。
三嶺起点の場合、標高800m地点から1900m地点まで登り、アップダウンを繰り返しながら2000m地点を目指し、1500m地点に下る。
どうみても、辛いのは三嶺起点の場合。
また、車を置いてあるところまで戻ることも考えなくてはいけない。 三嶺に下った場合は、車までずっと登らなくてはならない。 この場合、自転車はかなり無力だ。
そして、三嶺起点でも、登山口がいくつかある。
一般的な縦走コースで使われるのが「名頃登山口」。 だが、個人的にこの登山口はあまり好きではないので、疲れるが内容が充実してる「いやしの温泉郷」から登るルートを選択。

地図上でのコースタイムは11時間45分。 しかし、このコースタイムは疲労や休憩時間を考慮していない。
実際にはその時間よりだいぶ延びるだろう……

それを日帰りで実行するので、相当早くから登らないといけないな。

というわけで、前日の22時半に家を出発。 本当は夕方に出たかったのだが、いろいろあってこの時間にしか出られなかった。
深夜1時前に見ノ越に到着。 折りたたみ自転車を組み立てて、運動靴と自転車用のライトを自転車とともに置いておく。 下山してきたら、この自転車で車を目指すのだ。

いやしの温泉郷登山口には深夜1時半くらいに到着。 とりあえず早く寝なくては…… 目覚ましを午前4時にセットし、狭いパジェロミニのトランクで就寝。

あっという間に目覚ましが鳴る。 眠い目をこすり、必死になって起きる。 外はまだ真っ暗。 そしてかなり寒い。
とりあえず朝食。 コンビニで買っておいた、レトルトの赤飯があるので、お湯を沸かして作る。
ご飯を食べ、コーンスープを飲み、登山の格好に着替え終わったのが5時くらい。 しかしまだ真っ暗だ… とてもこの暗闇では登ることができない。 計画では5時くらいに出発だったのだが、仕方ないな。 そして眠いので5時半くらいまで仮眠するか。 再び目覚ましをセットし30分ほど仮眠。 次に目が覚めたら、外は結構明るくなっていた。 これなら登れるな。

ゴソゴソといろいろしてたら、結局出発は5時50分になってしまった。

今日の山行は相当ハードになるので、気合いを入れていかなくては。
いやしの温泉郷登山口

出だしは地元の人か、有志によって登山道の草が綺麗に刈られていた。 が、少し進むと草ぼうぼう。 胸辺りまで丈があるので、下半身はビショビショだ。 だが、山の中に入ったらこんなのは無かったはずなので、すこしだけの我慢。
草ぼうぼう

少し進み、山の中の道に入る。 少し歩けばズボンも乾くだろう。 序盤はけっこう傾斜のきつい道が続いたと思う。 慎重に行かなくては…… しかし歩き始めて僅か10分ほど。 どうも右膝に違和感が…… 全然歩いていないのに、膝が痛くなる兆候が… なんでだ? 先週は登山に行ってないし、最近特に激しい運動をした覚えもない……

途中から痛くなるのは仕方ないが、こんな序盤で痛くなってもらっては困る…… もっと歩幅を狭くしてゆっくり歩かなくては。

モノレールと並行して歩く道に出て、急傾斜の道を歩き、モノレールのレールをくぐる。 そしてしばらく歩くと、旧造林小屋に到着。 コースタイムの区切り地点なので、ここで少し休もうか。
観光モノレール 観光モノレール 旧造林小屋

前回は1時間13分で到着したのだが、今回は1時間37分もかかっている。 地図のコースタイムは1時間40分なので、予定通りといえば予定通りなのだが、前回のタイムも計画の参考にしてるので、ここでも20分オーバーは影響が出そうだ。

前回、アイゼンを付けた個所を通過し、開けた樹林地帯へ。 ここから、ゴールとなる剣山が綺麗に見える。 そしてメチャメチャ遠い。 本当にあそこまで行けるのだろうか……?
前回、アイゼンを付けた場所 開けた広場 剣山、次郎笈

開けた場所を通過し、少し進むと1791m地点。 ここで少し休憩するか。 ここからは三嶺小屋や、山頂が見える。 少し下って、登りなおしたら三嶺小屋だ。 もう少しだ!
1791m地点より

そして、三嶺小屋に到着。 とりあえず、三嶺山頂で休憩するか。
三嶺小屋 三嶺山頂方面

すぐに三嶺山頂に到着。 ここでおにぎりを1つ食べて休憩。 ここまでも結構なコースなので、普通にピストンでも充実した感じがする。 が、ここがようやくスタート地点のような感じだ。 先はまだまだ長い。

最初の予定では、ここには9時くらいに到着する予定だった。 今の時刻は10時前。 だいぶ遅れてきてしまった。 ここから白髪避難小屋までが2時間。 白髪避難小屋から丸石避難小屋までが3時間。 丸石避難小屋から次郎笈までが2時間。 単純計算で、次郎笈に到着するのが17時… しかも疲労を考慮していないタイム。
最悪の場合は、丸石避難小屋から、二重かずら橋にエスケープするルートも考えてはある。 が、車まではとても歩いていきたい距離ではないので、何とかしないといけないが、とりあえず国道まで出たら安全というルート。

とりあえず白髪避難小屋まで頑張ろう。
天狗塚方面 三嶺山頂 カヤハゲ、白髪山方面 高ノ瀬方面

三嶺から白髪避難小屋へ向けて、急な下りが始まった。 下りは間違いなく膝が痛くなるので、今回は秘密兵器を持ってきた。 冬山以外では使わないようにしていたストック。 この時期なのだが持ってきてしまった。 ストックがあれば、下りで足への負担はかなり減らすことができる。 使うのは下り限定で。 登りでは使わないようにしよう。

ストックの効果は絶大で、全く足に負担がかからずカヤハゲへのコルまで下りてきた。 カヤハゲへの登りもそれほど大したことはない。 カヤハゲで少し休憩し、白髪避難小屋を目指す。 コルについたらストックをしまい、山頂についたらストックを準備する。 この手順がけっこう面倒だけど、手に持ったまま歩くわけにはいかないので。 少しの手間を惜しむだけで、体にはダメージが…
カヤハゲより三嶺 カヤハゲ カヤハゲより白髪避難小屋方面

白髪避難小屋への登りが始まった。 ここの登りはなかなか渋い。 けっこうな急斜面が続く。 まぁ、足場が草なので、歩きやすいのだが。

白髪山への分岐を通過し、白髪避難小屋に到着。 中で少し休もうかと思ったが、小屋は密閉されていたため微妙なにおいが充満。 そして薄暗いので、外で休憩することに。 が、あまり休憩している時間も無いので、すぐに歩きだす。
時刻は11時46分。 上に書いた大雑把なコースタイムよりは早いペースだが、ほんのわずかに早いだけ。 ここから先はアップダウンも少なくなるが、その分距離が長い。 頑張ろう。
白髪山分岐 白髪避難小屋

1700m地点、1736m地点を通過。
1700m地点 1736m地点 三嶺

石立山の分岐を通過し、高ノ瀬を目指す。 高ノ瀬直前で、前方からお遍路さんの格好をした人が歩いてくる。
すれ違いざまに話したのだが、なんと相手は外国人。 格好はお遍路さんだが、靴はきちんとした登山靴。 話をしてみたらオランダ人とのこと。 剣山から来て、大歩危駅を目指してると。 そして途中からはバスで移動するんだって。 水曜日には京都に行かないといけない。 という事を、相手のうまい日本語と、オレのへたくそな英語でやりとりして別れた。

石立山分岐

高ノ瀬で少し休憩し、丸石を目指す。 丸石の二重かずら橋の分岐の時点での時刻は重要だな。
剣山、次郎笈 高ノ瀬

高ノ瀬からの下りの途中で、女性2名のパーティとすれ違った。 この時間にここにいて、三嶺方面に歩いて行くという事は、今日は白髪避難小屋泊まりか? それともその付近に野営か?

二重かずら橋への分岐を通過し、丸石避難小屋に着いたのが14時22分。 大雑把なコースタイムより40分短縮。 このペースなら間に合いそうだ。
丸石避難小屋

足が非常にだるく、座って休憩をしたかったのだが、休んでいる時間は無い…… お腹も減っているので、丸石を目指す途中、歩きながらパンを食べることに。 緩やかな上り坂が続く地点なので、歩きながら食べるチャンスはここしかない。
丸石を目指す

丸石への道ではけっこう人とすれ違った。 単独の男性、10人程度の60歳前後のグループ。 二重かずら橋から登ってきたのだろうか? それとも三嶺を目指して、山泊まりだろうか?

しばらく歩き、丸石に到着。 ようやくここまでやってきた。 次郎笈はすぐ目の前に見える!!
が、ここからスーパー林道の分岐付近まで一気に下る。  そしてそこから次郎笈までは標高差300mの登り。 これはかなりつらいだろう…… 丸石でも休みたかったが、ここでも休んでいる時間は無い…… ストックをしまう都合があるので、スーパー林道分岐まで行ったら休もう……
丸石 次郎笈への道

膝が痛くならないように、ストックに体重を乗せて下っていく。 序盤で痛くなりかけた右膝だが、たまに痛む程度で、ほとんど問題は無い。 左は痛くなる気配は無い。 このまま行ければ大丈夫そうだ。

丸石からの下りは、気持ちのいい笹原なのだが、今は疲労で、そんなことを考えている余裕があまりなかった。
クタクタになりながら、スーパー林道分岐まで到着。 ここでようやくしゃがみこむ。 お茶を飲み、チョコをむさぼる。
不思議なことに、お腹はあまり空かない。 出発してからここまで、おにぎり1個半、パン1個、チョコ4粒程度、ビスケット3枚程度しか食べていないのだが…… お茶の残りは500mlくらい。 コーンスープや紅茶を飲もうと真水が2Lあるのだが、とてもそんな時間は無さそうだ。 ここから先はあまり飲みたくはないが、水場もあるので不要な水は捨てて荷物を軽くしよう。 水を1.5Lくらい捨てて荷物が1.5kg軽くなった。 次郎笈への登りが少し楽になるかな……
スーパー林道分岐

剣山へのトラヴァースルート分岐までが前半、そこから山頂までが後半か。

ここも結構な急な登りが続く。 クタクタで辛い…… トラヴァースルート分岐までやってきた。
丸石方面 トラヴァースルート

ここから次郎笈の山頂までの標高差は100mちょっとなのだが、かなりの急傾斜だ。 正念場だな…… なんとか登り切り次郎笈山頂に到着。 時刻は16時20分。 残り体力もかなり少ない。 目指す山はあと1つ、剣山だけだ。 そして目の前には、その剣山が見える。
あとちょっと……
次郎笈山頂が見える 次郎笈 剣山

次郎笈を下り始める。 そういえば、何度も次郎笈に来ているが、いつも丸石方面に下るので、剣山方面に下るのは初めてだな。 そして、次郎笈方面から剣山山頂を目指すのは今日が初めてだ。
いつもは剣山から次郎笈を目指し、そのまま西島に向かうので。

次郎笈の下りで思ったより時間がかかった。 そして剣山への登り。 登りなのでストックはしまわないといけないのだが、体力的にもう限界。 ストックを使って登ることに。 足で登らないといけないのだが、腕で登っていたような気がする。 体力と気力が尽きる前に、なんとか剣山山頂に到着。 時刻は17時23分。 しかしここで終わりではない。 ここから見ノ越まで下りなくては。 まぁ暗くなっても下りられるようなルートだけど、最後の下り、頑張らなくては……
次郎笈 剣山

下りに使うルートは最短コースの、刀掛の松経由のルート。 このルートはけっこう階段が多いので膝だけはカバーしなくては。 剣山への登りで、ストックを使って登ってしまったので、膝にダメージを受けたかも。

この時間、誰もいない登山道を西島に向かって歩く。 丸石手前から誰にも会っていないな。 次郎笈でも時間が遅かったため誰もいない。 剣山山頂では、別の遊歩道にヒュッテ泊まりの様子の親子がいた。 ヒュッテ脇を歩いた時は、なかから笑い声が聞こえてきた。 孤独だ……

いつも一人で登っているので孤独は慣れているし、好きなのだが、疲労と孤独と、闇が重なるとなんとも言えない気分になってきた。
18時、西島到着。 当然だけどリフトの営業時間は終了している。 次郎笈山頂にいる時、「16時45分で終了です」という放送が聞こえてきていた。
まぁリフトが営業していても絶対に乗らないが。
西島

三連休なので、西島の野営場には誰かいると思ったが、テントが1つも見当たらない…… 野営場を越えたら樹林地帯に入るので、一気に暗くなってきた。 とりあえず、まだヘッドランプ使わずに歩ける明るさだな。 しかしこの時間、暗くなるのは非常に早い。 リフトの下をくぐる部分で、もう何も見えなくなりそうなのでヘッドランプを準備。 ここまで来たら、もうすぐだ。

真っ暗な中ライトを頼りに歩いていて怖いことがあった。 それは鹿。 ガサガサと音がして、突然目の前に現れる。 昼までも少しビクッとするのだが、夜はそれが怖い。
まぁ鹿は襲ってはこないだろうが。
途中、草を食べてる鹿に遭遇したし…
野生のシカ

そして、18時41分。 ついに下山した。 深夜に自転車を置きに来た見ノ越の駐車場に向かう。 自転車の場所に戻ったら疲労で座り込んでしまった。 座りながら登山靴から運動靴に履き替え、長袖を上からはおり、登山靴をザックの中にしまう。 さて、ここからいやしの温泉郷登山口まで、自転車で移動だ。 この自転車の移動は、真っ暗になる前に済ませておきたかった……

自転車のライト+ヘッドランプで、真っ暗な国道439号線を進む。 車で通った時計測しておいたが、いやしの温泉郷登山口までは15km。 最初の13kmが下り。 最後の2kmが登り。 深夜の車走行で30分ほどかかった。 自転車でもほぼ下りなので、同じくらいの時間でいけるだろうか? とりあえず、車にひかれないように、走行中に転倒しないように、鹿にやられないように、気をつけなくては。

こんな真っ暗のなか、18時58分、出発。 下り坂なので、快適に走行できる。 折りたたみ自転車で多少不安定なので、スピードはあまり出さないように気をつけて…… しかし高校卒業してから、自転車なんてまともに乗っていなかったので、めちゃめちゃ久しぶりだ。 先週4日ほど、折りたたみ自転車の乗り心地を確かめるために1日8kmくらい走っていたが。

リュック背負ったまま走ってるので、背中が重いが楽しい。 途中、対向車とすれ違ったが、車の人は、こんな真っ暗な中自転車で走ってる姿をみて、何を思ったのだろうか……
19時18分、名頃通過。 19時30分、いやしの温泉郷分岐までやってきた。 33分で13km、車とあまりペースは変わらないな。

そして地獄の2kmの上り坂。 最初は下り坂でつけた勢い+立ちこぎでなんとか走ったが、息が切れそれ以上こげなくなった。 自転車を押しながら歩き、緩やかな個所を見つけては乗って進む。 車で走った感じと、実際自転車で走った感じは多少違く、自転車でもそんなに押すことなく走行することができた。

19時40分、ようやく車まで到着。 

癒しの温泉郷登山口から、見ノ越まで、行程時間は12時間51分。 そのうち休憩が56分。 意識して休憩時間を短くしたが、1時間以下だったとは。 それにしてもよく歩けたなぁと感心。 膝は痛くないが足は非常に痛い。 リュックとストックのせいで、肩も痛い。 素手でストックを使っていたので、てのひらも痛い。

だけど、去年から目標に立てていたコースを走破できてとても満足。 たぶんこのコースを日帰りで挑戦することは、もう無いだろう…… もしまた、同じコースを歩くとしたら、山の中で1泊したい。

家を出てからちょうど24時間後の、22時30分くらいに帰宅。

本日のコースタイム
05:50 いやしの温泉郷登山口
07:27~07:33 旧造林小屋
09:03~09:11 1791m地点
09:32 三嶺小屋
09:45~09:55 三嶺山頂
10:46~10:51 東熊山山頂
11:02 韮生越
11:30 白髪山方面分岐
11:40~11:46 白髪避難小屋
12:09 1700m地点
12:36~12:40 1736m地点
13:10 石立山分岐
13:35~13:38 高ノ瀬
14:22 丸石避難小屋
14:51 丸石
15:15~15:22 スーパー林道分岐
15:59 トラヴァースルート分岐
16:20~16:24 次郎笈山頂
16:45 トラヴァースルート分岐
16:58 西島方面分岐
17:23 剣山山頂
17:48 刀掛の松
18:00~18:03 西島
18:41 見ノ越

ここから自転車でのコースタイム
18:58 見ノ越
19:18 名頃
19:30 いやしの温泉郷分岐
19:40 いやしの温泉郷登山口

【愛媛】石鎚山(高瀑ルート)

晴れ今日は石鎚山登山。 去年10月に時間切れでたどり着けなかったルート。
今日は山頂まで行かなくては… あれから一年、技術や体力はどうなっただろうか…

4時起床、4時半出発。 一般道で西条を目指す。 途中、西条のなか卯で朝食。 コンビニで食料を買い込んで、高瀑方面へ。
林道崩壊工事中だった個所は工事が完了している。
工事前 工事後

素掘りのトンネルを抜けて、2つ目の崩落地点も通過。
素掘りのトンネル 工事前 工事後

崩落個所の補修工事はすべて完了しており、奥の駐車場まで車両が入ることができる。 これは非常に楽だ。
駐車場

さっそく準備をして登山開始。 まずは高瀑の滝までの歩き。
何度か徒渉し、どんどん高度を上げていく。 滝までは一般人もくるみたいなので、けっこう整備されている。 が、崩落して、無理やりロープを通している個所などもあり、滝観光とはいえ、小さい子供がいたら無理だろうし、スニーカーじゃないと無理だろう。

途中の滝を見ながら、滝までは順調に到着。
のぞき見の滝 壊れた橋 高瀑の滝

さて、問題はここから。 ここからめちゃめちゃ急な坂道が続く。 去年はこの登りで膝がやられた。
水平距離800mに対して、登る距離が500m。 めちゃめちゃ傾斜が厳しいということはよくわかる。
恐怖のはしごを渡り、上へ上へと登っていく。
恐怖のはしご

途中に紫のキノコもあった。 これは毒か…?
紫のキノコ

樹林帯の中の道が終わり、笹が大量に出現してきた。 そして道が乏しくなってきた。
笹の道

どんどん標高を上げていき、西ノ冠岳が見えてきた。 あの山は迫力あるなぁ。
西ノ冠岳

しばらく歩き、ようやく稜線に合流。 しかし……笹が覆い茂り、足元が全く見えない… 夏場はこんなに笹が生えているのか…
稜線登山道

足元が見えない中、西ノ冠岳直下までやってきた。
西ノ冠岳直下

前回はこのあたりで諦め始めたのだっけ…

このあたりから、笹の量が減ってきた。 さらに歩き続け、後ろを振り返るとだいぶ遠くなってきた。
ニノ森~西ノ冠岳

面河登山道と合流し、成就登山道と合流する。 もう三ノ鎖の場所。 あと階段を少し登れば山頂だ。

この時期の100名山なので、とにかく人がすごかった。 半分以上の人が土小屋から登ってきてるのだろうか? 近いからなぁ。
石鎚山山頂 天狗岳 山頂より

天狗岳までは、時間の関係上、行くのを諦めた。 弥山の山頂にすら10分程度しか滞在しなかった。 早く戻らなくては時間がヤバイかもしれない。 しかも下山のルート、迷いそうだし…

ニノ森方面を目指して歩き始める。 途中で、ニノ森まで向かってる単独の男性と会話した。 この時間にここにいるってことは、土小屋から登ってきたのかな? 成就からだと、ロープウェイに間に合わないだろう…

稜線からそれて、下山道に入る。 笹が激しく道が全く分からない。 とりあえず、左に折れるのは知ってるので、そちらに向かって進んでいくと、赤テープを発見。 さて、ここからはマークを見落とさないように慎重に下りなくては。

前回も何箇所かマークを見落とし、少し登り返したことがある。 今回は慎重に……と下って行っても、マークを見落とす。 何度か登りなおして、マークまで戻ったりしながら、滝まで下山。 しかし両膝がやられた…… 右足小指、左足小指もやられた。 

滝を見ながら少し休憩。 ここから駐車場まで1時間程度か。 もうちょっとなので頑張ろう……

川を二度横切り、木のはしごを下るところまでやってきた。 ものすごい滑るので慎重に…… そのはしごを下って、少し歩いて行くと、右膝に強烈な痛みが… 段差とかで左足を出して下りると、普通に右膝が痛いのだが、それがめちゃめちゃ痛くなった。 ここまで痛くなったのは初めてだ……

しかしもうちょっとなので頑張らなくては…

苦労しながら、登りよりも時間をかけて駐車場まで到着。 いやーここまでダメージを受けた登山は久々だ。
帰る準備もせず、20分くらい座り込んでいた。 クタクタだ。

暗くなる前に家に着きたいと思い、準備をして出発。
石鎚林道を抜け、舗装されている道を通り、国道11号線へ。

早く帰りたいので、帰りは高速で帰るか。 西条ICから高速に乗る。 高松西まで1時間ほど。 19時までには帰れるかな。

順調に走り、新居浜を通過。 もう少しで川之江に着くあたりで、前方が真っ暗になってきた。 そして稲光。 高速道路の電光掲示板には「雨80km規制」の表示が。 さらに、雨が降った形跡があり、地面がビショビショ。 これはまずい… この先で強烈な雨が降ってそうだ…

雨の高速なんて洒落にならないので、川之江で高速を下りてしまった。 ポツポツと少し雨が降っている。 近くにジャスコがあったので、立体駐車場に上る高架の下で、作戦を練る。 とりあえず、前方は間違いなく雨。 行けるところまで行ってみるか。

国道11号線に戻り、高松方面に走る。 ポツポツ雨のまま、豊浜の道の駅を通過。 そこから少し進むと、突然ものすごい雨に変わった… 屋根のある場所がない…… そのまま進み、大野原方面に行く高架の下に入り込んだ。 ここでまた雨宿り。 今回の雨はすごい。 ゲリラ豪雨だ。 そして稲光。 これは……
その場で待機すること40分ほど。 雨が小ぶりになってきた。 前方は雨なのだろうか? 待っていてもきりがないので、登山のレインコートを着て、荷物にザックカバーをかぶせ、縛りなおして出発。 しかし……2分ほど走ると、地面は全く濡れていない。 このわずかな距離でゲリラ豪雨を避けられていたようだ。 雨にぬれたままもう少し粘って走っていれば…

そんなアクシデントがあり20時半くらいに帰宅。


とりあえず、今年の目標の1つである「高瀑の滝ルートから登る石鎚山」は達成。 しかしかろうじて達成できたが、体はボロボロ。 このルートから石鎚山に登ることは……もう無いかもしれない……
林道が前回と同じ地点で工事中だったら、下山してくる頃には真っ暗になっていただろう…
もっと膝を強くしなくては…そして急斜面の下山方法を勉強しなおさなくては……

本日のコースタイム
07:50 駐車場
08:58~09:08 高瀑の滝
10:56 稜線合流
11:21 西ノ冠岳分岐
11:35~11:40 休憩
12:05 面河方面分岐
12:19~12:27 石鎚山山頂
12:37 面河方面分岐
13:08 西ノ冠岳分岐
13:37~13:42 稜線分岐地点
15:03~15:10 高瀑の滝
16:18 駐車場

【徳島】剣山(つづろうルート)

晴れ今日は剣山登山。 前回の登山から3週間あいてしまったのだが、ちゃんと登れるだろうか?
今回選んだ山は「剣山」、しかし登るルートはかなり疲れそうなルートだ。
「つづろ堂」というところの裏から山の中に入るルート。
国道438号線で、第一ヘアピンなどが出現するあたりから登り始める。
その登山道はラフォーレつるぎ山まで続くのだが、その部分の標高差が約800m。

時間的な余裕があまり無さそうなルートなので朝は早い。 4時起床、4時半出発。 バイクですっ飛ばして、6時前につづろ堂に到着。 バイクは公衆トイレの前に止めておく。
バイクだとバイク用のパッキングをして、バイクに積み、登山口に着いたら荷物をすべて出して、登山用のパッキングにしないといけないので面倒だ…
つづろう堂

6時過ぎに登山開始。 お堂の裏から登山道に入る。
登山道

いきなり民家の入口にたどり着いた。 目の前に小さな橋があったのでそれを渡る。
すると目の前に廃屋が見える。 がそちらに進まず左手に折れる。 で、急な斜面を登っていくと、荷物用モノレールが出現。
レールをまたいで道がある。 レール沿いにも道があるが、そのまま進んで行ったら、民家に突入してしまいそうなので、レールをまたいで進んでいく。
民家の右手の斜面をずっと登っていき、杉林が見えてきた。
杉林の入口に、地元の人が作ったと思われる、「ラフォーレつるぎ山まであと○歩」の案内板がある。 ここからが本格的な登山道だろう。
歩数案内

しかし、ここに来るまでも、けっこうな斜面だった。

杉林の登山道に入り歩いて行くが、こちらも負けじとけっこうな急斜面。 なかなかペースが掴めない。 前回の登山では、たった3時間しか歩いていないし標高差も全然ないのに、膝が痛くなってしまったので、そうならないよう、ペースだけはゆっくり維持して歩く。
登山道 登山道

なかなか急な斜面は終わらない。 まぁ、等高線を見ても、終わりそうにはないのだが…
しばらく歩き、沢の流れる音が聞こえてきたあたりから、傾斜は落ち着いた。

そして1つ目の徒渉地点。 ここで休憩することに。
沢を流れる風はとても冷たくて気持ちがいい。 そして早起きなので眠い…… 水分補給とお腹を満たして、しばしウトウト。
あまり長い時間休んでいると、残り時間が不安なので出発する。
廃屋

数十分歩き、2つ目の徒渉地点。 渡った後に看板があり、沢を直登するルートもあるらしい? 看板には直登すると「二ノ沢」「三ノ沢」と書かれていた。 沢登りでもする人がいるのだろうか? しかし、この沢はだいぶ水量が少ない。

もう少し歩くと、3つ目の徒渉地点。 地図には水場は2つしか書かれていなかったのだが、この3つ目の徒渉地点が地図で言う2つ目の徒渉地点っぽい。 前後の等高線と地形的に。

そして少し進むと地元小学生の書いたであろう「落石注意」の看板が。 そこを越えて少し進んだら「ラフォーレつるぎ山」に到着。
休憩含んで2時間50分かかった。 やはりけっこう辛かった。
もうじきラフォーレつるぎ山 ラフォーレつるぎ山

ここから丸笹山に登る登山道がある。 しかし登ってる人は誰もいなかった。 まだ時間が早いだけか?
登山道入り口のベンチで少し休憩。

ここからは見ノ越まで車道を歩く。 この車道もけっこう長いかもしれない。
車道の看板には「見ノ越 2km」と書かれていたが…地図のコースタイムだと45分もかかってるので、2kmってことはないな…… 2kmと言っても、2.9kmだったり……

車道歩きが始まった。 しかし、ラフォーレ剣山から見ノ越に向かう方面は、ずっと緩やかな下り坂で歩くのが楽チン。 しかし帰りはずっと緩やかな上り坂ということか。
三嶺方面

ようやく剣山の登山口に到着。 さて、ここから1時間半くらいで山頂まで行けたっけ。
まずは西島まで、そこで休憩しよう。
剣山登山口

神社の脇から登山道に入るが、ここって、こんな木道あったっけ? リフトのトンネルくぐるまで、木道が整備されていた。 こんなのなかったような気がするのだが……
木道

そして記憶の中の道より、傾斜がきつく感じた。 疲労でそう感じてるだけなのかはわからないが、西島が遠い…

ようやく西島に到着。 ここで、休憩し、山頂を目指す。 疲れてるので、最短ルートの「刀掛の松」経由で行くことに。
刀掛の松

刀掛の松まで石段。 そこから先もけっこう急できつかった…… そして剣山山頂に到着。 夏の土曜日なので、かなりにぎわっている。

とりあえず、山頂の看板をおがんで、休憩することに。 テラスに寝転がり、少し仮眠。
剣山山頂 次郎笈 山頂広場 塔丸 丸笹山

12時過ぎたので、そろそろ動き出すか…
荷物をまとめて歩きだしたのだが、どうも右足の小指にまめができたようだ。 歩くと痛い… これはなんとかしないといけないなぁ。
常に救急道具は持ち歩いているので、まめの処理をすることに。 とりあえず中の液体を出せば痛みは取れるので、針で刺すか。 しかしまだまめが大きくなっていないので、針で刺しても痛いだけで、液体は出ず…
じゃあ摩擦を減らすか…ということで、まめ部分にテーピングを巻いた。 はがすとき、皮ごと剥がれるおそれがあるが…… これでまめの痛みはなくなった。 さて、下りるか。

刀掛の松までの下り、なるべくゆっくりと下りる。 すでに、右膝が微妙に痛くなってきた。
西島までもゆっくりと進み、そこから見ノ越までもゆっくりと… しかし徐々に右膝の痛みが強くなってくる。 まぁいつものことだから仕方がないか。

見ノ越到着。 水分補給して、ラフォーレつるぎ山を目指す。 ずっと緩やかな上り坂。
20分くらい歩いたところで、追い越して行った土浦ナンバーの車が止まり「どこまで行くの?乗せてくよ」と声をかけてきてくれた。 とてもありがたく、車に乗り込みたかったのだが、やはり自分の足で最後まで行かなくては意味がない。
親切はとてもありがたかったけど、丁寧にお断りした。 これが登山じゃなく、旅とかだったら乗せてもらったかなぁ。
声をかけてくれてありがとうございました。
剣山リフト

ラフォーレつるぎ山まで到着し、ここでも休憩。 ここから標高差約800mの下りなので、間違いなく膝がボロボロになるだろう。 この時点で、時刻は14時前。 時間的には余裕だ。 あせらずゆっくりと行こう。

最初に休んだ徒渉ポイントまでは意外と早く到着。 ただ、ここからがものすごい傾斜なんだよなぁ。

右膝が痛いが急傾斜もゆっくりと降り、無事つづら堂まで下山。 いやー、このコースきつかったなぁ。
計画を立ててる段階では「余裕があったら次郎笈まで」とか思っていたが、今のオレの体力じゃ次郎笈までは行けないな…
三嶺~剣山の縦走もできるか不安になるような登山だった。


本日のコースタイム
06:04 つづろ堂
06:24 杉林
07:30~07:45 1100m付近の水場
08:18 1200m付近の水場
08:55~09:05 ラフォーレつるぎ山
09:42 見ノ越
10:30~10:42 西島
10:55 刀掛の松
11:20~12:05 剣山山頂
12:28 刀掛の松
12:39 西島
13:12 見ノ越
13:49~13:55 ラフォーレつるぎ山
14:22 1200m付近の水場
14:44~15:01 1100m付近の水場
15:41 杉林
15:52 つづろ堂

【徳島】塔丸

晴れ5時起床。 今日は久々にバイクで登山に行く。
目的の山は、前々回、迷いまくった「寒峰」。 今度は降りてくる予定だった砂防ダムのほうからチャレンジ。

バイクを飛ばして落合峠を通過する。 車で1時間40分かかった道がバイクだと55分。 家から2時間ちょっとで寒峰の住吉神社まで到着した。 そのまま直進し、舗装されていない路面を1kmほど走ると、きれいな林道に合流。
左に曲がると、神社登山口から登って、林道をまたぐ場所にでる。 ので、そちらから登るなら、左に曲がって車を止めてもよさそうだ。 この舗装されていない道、けっこう険しいので車ではあまり走りたくないが……
左に曲がって登山口を過ぎ、1分くらいで林道が行き止まりに。 まだ工事中らしい。

林道合流してから右に進むと砂防ダム方面の登山口があるはず。
綺麗な林道を走って、すぐに工事現場の入口についた。
「寒峰橋」という橋があり、そこから山に向かって荷物用モノレールが走っている。 さらにピンクテープもついている。 ここが登山口か?
寒峰橋

林道の先まで進んでいったが、こちらも工事中で行き止まり。 途中に登山道っぽいのは見当たらなかったので、やはりここが登山口か? 看板も何も出ていないので少々不安。

神社からだいぶ林道を走ってきたので、すぐに砂防ダムがあるはず?

とりあえず準備をして山の中に入っていく。 モノレールと平行して歩くこと数分。 徒渉ポイントか? 道は川の対岸に続いている。 川を渡り踏み跡をたどる。
すぐにまた川に合流。 川のど真ん中とその脇に、ピンクテープを発見。 これは、このまま川を上っていけってことか? 左を見てもとても歩けそうな道はない。 やっぱ川を上るしかないか?

少し川と平行して登っていくと、今まであった給水用のパイプが無くなった。 そして目の前には小さな滝。 道が消えた。
これは登山道ではない? 給水用パイプを通すための目印? モノレール工事のときの目印?

すぐに砂防ダムがあるはずなので、探し回るが全く見当たらず…
仕方ない、戻るか。

けっきょく山の中を30分ほど探索しただけで、断念した。 もっと他の記録を調べてみるか…… しかし砂防ダムってどこにあるのだろうか? 見落とすはずは無い……

時間も8時半くらいになってしまったので、これからどこに行こう… この時間から気軽に登れる山…… 剣山は人が多そうなのでパス。 三嶺は時間的には間に合うが、ちょっと遅い。 天狗塚は……あまり行きたい気分ではない。

そうだ、塔丸があったじゃないか。 あそこは2時間もかからず山頂まで着いてしまい、標高差もあまりないので敬遠していた山。 けど、今日にはぴったりじゃないか。
向かうこと決定。 会社の人と行こうと調べたこともあったので寒峰みたいに迷うこともないだろう。
439号線を見ノ越方面に向かって走る。 つい先週も同じ道を同じ方向に走ったな。

すぐに塔丸登山口に到着。 車は1台しか止まっていない。 見ノ越駐車場はけっこう混んでいたんだけどね。

さっそく準備をして登り始める。
塔丸登山口

最初は樹林帯の中の緩やかな登り。 しばらく歩くと、谷を回りこむ部分があった。 そこで、地面に穴を掘っているおじさんを発見。 何をしているのか聞いたら、虫を集めていると。 肘くらいまで入りそうな穴を掘ってなにやらガサガサやっていた。 餌でも仕掛けているのだろうか?
登山道

谷を回りこんでからは緩やかな下りが続く。 で、また緩やかな登り。 すぐに稜線に合流した。

ここからはけっこう気持ちのいい景色が見える道に変わった。 道は笹の道で、下半身がけっこう濡れる。
スパッツ&レインコートの下を着用。 剣山、次郎笈の山頂は雲がかかって見えないが、丸笠山、丸石、高ノ瀬と綺麗に見える。 三嶺はどこだっけか?
登山道 登山道 登山道

小さなピークをいくつか越えて、塔丸山頂に到着。 景色は素晴らしいが一部雲がかかっているため、全景は見れない……
塔丸山頂

しかし全然標高差が無かったな。 200mあるか、ないかくらいか? あとで測ってみよう。

山頂でおにぎりとパンを食べて下山する。 特に疲れていないのだが、お腹は空いた……
名頃ダム 丸笠山~見ノ越 剣山・次郎笈

1時間ちょっとで下山して、帰りの準備。 バイクで来たので、荷物をまとめて積み込むのが非常に面倒。

家に帰ってから、寒峰の東尾根の登山道を再度調べたのだが、どうやら砂防ダムは、寒峰橋のことか?
橋の先の工事現場の中から、下山してきた記録が見つかった。

これは道を知っている誰かに連れて行ってもらうのが一番だなぁ。
誰も山の知り合いがいないけれど…

本日のコースタイム
09:24 登山口
09:55 稜線合流
10:54~11:07 塔丸山頂
11:56 稜線合流
12:22 登山口

富士山登山

晴れ夜、23時くらいに出発。
高速に乗り、東を目指す。 2時くらいに、西宮名塩SAで運転を交代。 4時過ぎに、新名神高速道路の土山SAで撃沈…
6時半くらいに出発したみたい。 7時半くらいに目が覚めまだ愛知県内だった。
この時間になったらけっこう渋滞が発生している。 上りだからまだマシだが、下りは悲惨。
それでも静岡県内で10km程度の渋滞に3回くらい引っかかった。 最終的には渋滞を避け、静岡ICで一般道に降りてしまった。
一般道で富士ICを目指す。 40kmくらいなのだが、一般道もけっこう混んでいる……
富士山

ようやく富士ICに到着。 とりあえずお昼にするか… お昼は「富士宮焼きそば」を食べることに。
あらかじめ店を調べてこなかったのでどこに行こう…… 携帯で検索して「すぎ本」というお店が有名らしいので、そこに行ってみることに。
店頭に張り紙があり「当店はお好み焼きの店です。 焼きそばだけ食べに来た人も、お好み焼きも一緒に注文してください」との旨が書かれていた。 頑固な店なのかと思ったが、意外に親切で、頑固親父っぽい人はいなかった。
待つこと10分くらい、お好み焼きと焼きそばが出てきた。 お好み焼きはハーフを頼んだのに、普通くらいのサイズだった。 でかいな、これ…
味は全然焼きそばの味がせず、桜海老の味が強かった。 焼きそば……微妙なところだ。
お好み焼きは普通に美味しかった。 けっこう量があったので、ギリギリ食べきれた感じだ。
すぎ本 富士宮焼きそば

そして、コンビニで食料を買い込み、登山口の駐車場に行く。 この三連休は富士山の道路で、マイカー規制されるので、近隣の駐車場に止めて、そこからシャトルバスで向かう。 シャトルバスは往復1300円くらい。

駐車場に車を止めて、登山の準備に取り掛かる。 24時間ほど帰って来れないので、顔も洗い、歯も磨いた。
去年の感じだと、かなり寒かったので、今年はけっこう防寒具は準備してきた。

雪のある時期にも使っている「ブレスサーモ」を上下、冬用の手袋(インナー、アウター)、冬用のズボン、先日購入した、今冬使う予定のフリース。
そして最強の味方になるであろう、ツエルトも持ってきた。

水分はお茶を4L、真水を2L持った。 これだけで6kg、重い…… 下山&ツエルト張りに備えてストックも持ってきた。
いつも背負ってるザックとは重量が違う…… これはかなり疲れそうだ…

準備も出来たので、シャトルバスに乗り込むことに。
気圧の実験 富士山 シャトルバス

30分も走らないうちに、バスは五合目に到着。 さて、これからしばらく高度順応のために、五合目で待機するか。
とりあえずめちゃめちゃ寝不足なので、少しでも睡眠をとりたいところなのだが……寝る場所もないし、壁の隅っこに寝転がっても思うように寝ることができない。 そのため写真撮影をして、時間をつぶすことに…

野生の鹿も発見した。 てっきり鹿なんていないと思っていたのに、いるとは驚きだ。
富士山 五合目からの景色 五合目からの景色 気圧の実験

15時半頃、五合目について、時間が経過すること1時間半。 まだ少し早いような気がするが、明るいうちに少し上に登って景色を見ておきたいので出発することに。 各合目でたっぷりと休憩しながら登ろう。
五合目

17時05分、ようやく五合目を出発。 まずは六合目なのだが、ここは近い。
五合目~六合目

すぐに六合目に到着。 全然疲れていないのだが、15分ほど休憩。 明るいうちに7合目まで行けてしまいそうだ。
六合目からの景色 六合目からの景色 六合目 六合目 気圧の実験

ここからは道も富士山っぽくなり、細かい砂利道が続く。 時折でかい岩も転がっている。 そして砂埃が激しい。
この時間でも下山してくる人は結構いるなぁ。 朝出てこの時間になる人もいるだろうし、昼前くらいから遅い登山を始めてこの時間になる人もいるだろう。 後者は観光登山に来たような人ばかりだが…
そんな人達とすれ違いながらどんどん高度を上げていく。
六合目と新七合目の標高差は290m。 ここの区間のコースタイムは60分。
ひたすら登りっぱなしの60分になった。 ようやく新七合目に到着。
六合目~新七合目 宝永火山 富士山の影 六合目~新七合目からの景色

時刻は18持58分。 明るいうちにたどり着ける山小屋はここまでだな。 この先の元祖七合目は標高3010m。 ついに3000m越えをするので、高山病にかかる人は多くなるだろう。 そのため、今いる2780m地点でなるべく長くいることが大事だろう。
ということで、大休止することに。
新七合目

暖かいコーンスープを飲んだり、おにぎりを食べたり、パンを食べたり。 幸い、風はほとんど無風で温度もまだ高い。
だんだん暗くなっていく景色を見ていくと、少しさみしい気持ちになってしまう。
新七合目からの景色 新七合目からの景色 新七合目からの景色 気圧の実験 景色を見る人々 新七合目の案内板

休むこと1時間半。 時刻は20時25分。 さて、たっぷり休憩して高度にも慣れただろうから、先を目指そうか。 しかしこのペースで登っていったら山頂には0時くらいにはついてしまいそうだ。 日の出が見たいのだが、山頂で5時間待機とかはつらすぎる。 温度も寒いし… それなら標高が少しでも下の場所で待機する方が、まだ辛くなさそうだ。

というわけなのだが、元祖七合目を目指す。 あたりは暗く、ヘッドランプが必要な時間帯になっている。
しかしまだ下山してくる人がけっこういる。 しかもヘッドランプを持ってない人もたくさんいる。
「もっと早く下山できる予定だった」のだろうか?
さすがに、この時間だけあって、登ってる人でヘッドランプを持ってない人はほとんどいないが…… 服装が「そんなで平気?」って思えるような人はたくさんいる。
ザックの中に入っているのかわからないが、半そで半ズボンで登ってる人もいるし、ほぼ手ぶらで、薄い長そで一枚とかで登ってる人もいる。 地獄のような寒さになるよ、あと数時間もしたら……

そして、元祖七合目に到着。 時刻はまだ21時20分。 ここでもゆっくり休憩して登ろうか。
山小屋はすでに消灯時間を迎えているため、開いていない。 まぁ用はないのだけど…
パンを食べたり、お菓子を食べたりで、エネルギーを補給する。
元祖七合目 気圧の実験 綺麗な月

50分ほど休憩し、次の八合目を目指す。 八合目の標高は3250m。 だんだん寒そうな標高になってきた。
標高も上がってきて酸素も薄くなってきているみたいなので、山小屋から山小屋まで一気に歩くのではなく、半分くらいのところで、いったん休憩を入れるペースになってきている。 まぁ時間はたっぷりあるし、のんびり行こう。
八合目 気圧の実験

ここでも30分ほど休憩。 だいぶ寒くなってきた。

そして九合目を目指す。 九合目までは約30分。 しかし、これくらいの間隔で山小屋があると、けっこう楽だな。
0時、九合目に到着。 もう一つ上まで行くか、ここで休むか悩んだが、ここで休むことに。
温かい味噌汁を飲み、おにぎりとパンを食べる。
お湯を入れるだけで作ることができる、五目御飯を作ってみたけれど、味は…… まぁ激マズではないけど、あまり食べられた味ではなかった……
九合目 気圧の実験

お腹もいっぱいになったところで、体を冷やさないようにしなくては。 あと4時間くらいはここで休む。
ツエルトを取り出して、これをかぶることに。 密封すると結露ができてしまうのが難点だが、これにくるまるだけでだいぶ暖かい。 けっこう快適に過ごすことができたが、くるまっているため外の様子が伺えない。 それが結果的に悪くなってしまった。

くるまること数時間、ふと外に出てみると、目の前の登山道にはものすごい行列が…… やばい、休みすぎて登山渋滞が発生しているではないか…

これは早く並んで歩かないとかなり時間がかかってしまう…… 急いで撤収して渋滞に並ぶ。
東の空は少し明るくなってきている。 これ日の出までに間に合わなそうだ……
九合目からの景色 九合目からの景色 登山渋滞 九合目からの景色 九合目からの景色 九合目からの景色

30分で行けるはずの9合五勺まで45分くらいかけて登る。
この時点で東のそらはかなり明るい。 もう日の出目前だ… これはどう考えても間に合わないな……
九合五勺 日の出

九合五勺を越えて少し登ったところで太陽が登ってきてしまった… 日の出は残念ながら見ることができなかった。
だが、別のものを見ることができた。 太陽が富士山を照らす。 富士山の影ができる。
その「影富士」が目の前に浮かびあがった。 すごい巨大な影。 そして三角な影。 まさに富士山そのものではないか!
影富士 影富士 日の出

今まで影富士は一度も見たことがなかったので、見ることができてよかった。

その後は、渋滞のなか、ゆっくりゆっくりと登っていく。
登山渋滞 登山渋滞 登山渋滞 十合目の鳥居

十合目に到着したのは5時37分。 少しだけ休んで、頂上を目指すことに。 頂上の直前にものすごい急な坂があり、いつもここで苦労していた記憶がある。
気圧の実験 なんちゃって逆さ富士

そして頂上はものすごい人ごみ。 なんとか記念撮影を終えて、展望台の方に行ってみた。 ここからも影富士が見えたが、陽が高くなってきてるので、影がそれほど大きくない。 目の前には山々が広がる。 しかしこっちの方の山は名前がわからないなぁ…
富士山火口にはまだ雪が残っている。 こんなに雪が残ってたっけ? いつも8月だっけ、きてたの。
残雪 残雪 人ごみの十合目 影富士&山々 3776mの碑

十合目まで戻り少し休憩をする。 これから下山するのだが……登りと同じく下山も渋滞……
これは時間がかかるなぁ。 コースタイムでは五合目まで2時間5分で行けるらしい。 さすがにそれは早すぎると思うが、けっこう時間がかかりそうだ。

下山の列に入りゆっくり下っていく。 しかし、この時間に登ってくる人はかわいそうだな。 登りも下りも同じ道を使うので、下山渋滞の中を登ってこなくてはいけない。
下山渋滞 降りてきた道

ゆっくりなペースだが、八合目までは順調に降りてきた。 しかしここからが悲惨だった…
八合目から下を眺めると、ものすごい行列が出来ている。 そしてその行列は八合目山小屋の前まで繋がっている。
八合目 八合目から先

下りるにはこの行列に並ばなくてはいけないか…… 行列にならび少しずつ下山する。 なかなか進まない……
どうやら狭い区間があって、登りと下りがすれ違えないので、こんなに時間がかかるらしい。
その区間まで、人がいなかったら5分くらいだろうけど、なんと1時間もかかった。

その区間を越えたら渋滞は解消され自分のペースで歩くことが出来るようになった。

元祖七合目を越えて、七合目を越えた。 ずっと下が見え続けている状態で、なかなかたどり着かない。 ここから六合目もけっこう遠くに見える。
砂埃のせいか、喉が痛くなってきてしまった。

ようやく六合目まで到着。 ここから五合目はすぐだ。
心配なのは帰りのシャトルバス。 これだけの人が降りている。 バスには40人くらいしか乗れない。 片道20分はかかる。
バスが何台あるのかわからないけれど、バス待ちも時間がかかりそうだ……

五合目に到着し、そのままバス乗り場に直行。 既に行列が出来ている。
バス渋滞

思っていたよりバスの台数は多いみたいで20~30分ほど待っただけでバスに乗り込むことができた。

ふもとの駐車場はいっぱいで臨時の駐車場も出来ていた。 しかしすごいな~ 三連休だからか?

今回の富士山は日の出こそ拝めなかったが、天候にも恵まれとても素晴らしかった。
帰りの下山渋滞は、御殿場口のほうから宝永火山経由で下りてきたら巻き込まれなかったかもしれない。
高校生のころ、そちらのルートで下りてきたことがあったのだが、引率の先生がルート案内をしてくれたが、今回はそちらのルートの地図を調べてきてないし、間違った下山口に下りてしまったら車まで戻るのが困難になる。

次、富士宮口から登るときは、そちらから降りるつもりで調べておこう。
富士山

本日のコースタイム
17:05 五合目
17:37~17:53 六合目
18:58~20:25 新七合目
21:21~22:10 元祖七合目
22:57~23:25 八合目
00:00~03:42 九合目
04:14 九合五勺
05:37 十合目
06:05~06:40 富士山山頂
07:35~07:45 十合目
08:07~08:10 九合五勺
08:44~08:53 九合目
09:24~09:30 八合目
10:53 元祖七合目
11:19 七合目
11:57~11:59 六合目
12:13 五合目

【徳島】寒峰、道迷い

雨今日は徳島の寒峰に1人で登りに行く。 天気は雨。 なので、5時間程度で上り下りできる寒峰を選んだ。
国道438号線を抜けて、吉野川沿いの国道を西に走り、県道44号線手前のミニストップまで1時間10分。 そこから県道44号線に入り、落合峠方面へ。 落合峠を越えて、国道439号線に着くまで、1時間40分… 予想外に、この峠を越えるのに時間がかかった。 バイクだったら落合峠まで45分程度、下るのも20分程度だろうけど、車だと約倍の時間がかかるのか…
おとなしく、国道438号線で見ノ越経由で来た方が早かったかも。

「八幡神社」方面に走っていき、神社を越えて2.6kmで「住吉神社」に到着。 ここが登山口になっている。
駐車場があると書いてあったが、わからなかったので、神社越えて林道20mほど走ったところにある路肩に駐車した。 ここが駐車場か?
住吉神社

準備をして、8時45分登山開始。

今現在の天気は雨。 時折強く降ってくる。
神社の横から登山道に入り、工事用の道にぶつかる。 工事用の道を歩いたり、横切ったりしながら進んでいくと、車道に出た。 ここまでは車でも来ることができるっぽい。
竹林 登山道 林道

しかし、駐車場の先の林道に進んでいくのだろうか? あの先、めちゃめちゃ砂利道で悪そうな道だったが…

車道を横切り登山道を進む。 どんどん標高を上げていき、しばらくして福寿草の看板が見えてきた。 3月だと、福寿草という珍しい花を見ることが出来るみたい。 しかし植物には興味が…
登山道 登山道

さらに登っていくと、急登地点に着いた。 地図ではここでコースタイムが区切られているので、休憩していこうか。
しかし、雨なので、休憩するにしづらい。 おにぎりを1つ食べ、水分補給して先に進む。
急登入口

今日は天気が悪いので、景色はあまりよくない。 写真も枚数が期待できないだろうなぁ。 なので、キノコでも撮ってみるか。
道を歩きながらキノコを撮る。 明らかにやばそうなキノコとかもあるが、キノコも全然種類がわからない。 触るだけでかぶれるようなものもあるらしいので、うかつに触れないし…
キノコ キノコ キノコ

そんなことをしている間に、急登区間は終わり、尾根道に変わった。
尾根道 登山道

尾根なので風が強い。 風が強いと雨粒が大量に落ちてくる。 しばらく歩き、一面の草原地帯に出た。
ガスがかかっていたが、反対側に「寒峰」と書かれた、幅1mほどの巨大な看板がある。 手前には「登山道」と書かれた、巨大な看板がある。 迷うのだろうな、ここ。
迷いそうな地点

それを越えてしばらく登っていくと、石の柱があったので、ここで休憩。 コースタイムの区切りの地点がこの辺りだとおもうのだが、わからない。 とりあえず、ここだということにして、休憩。
ここから山頂までは40分となっている。

食料を食べ水分補給して山頂に向かう。
しばらく登ると視界が開けた。 辺りは草が結構な背丈で生えていて歩きにくい。 この時期だとあまり人が入らないのだろうか?
少し歩いたら山頂に到着。 当然誰もいない。 そして360度の展望は真っ白。 ここから三嶺や落合峠方面とかが見えるはずなのだが…… 見えるのは白い景色のみ…
白い景色 寒峰山頂 寒峰山頂より

雨をしのげる場所も無く、風も強いのでそのまま下山方向に向かう。

下山は落合峠方面に少し歩き、砂防ダムのほうに降りるコース。
落合峠への縦走路分岐から、下に降りて行く。
縦走路分岐

この辺りの草も背丈が高く歩きにくい。 そして地面はベチャベチャで滑る。

しばらく下ると、荷物用のモノレールのレールが出現。 しばらくレールと平行して下っていった。
時間的にも40分くらい降りてきたし、そろそろコースタイムの区切りの地点か?
ちょうど目の前に、ピンクテープの巻きつけてある木がある。 そして、進行方向の反対側に鋭角に道は繋がっている。
地図で見てもそうなっているので、なんの迷いも無くそちらに進んでいった。
登山道

あとで調べてわかったことだけど、これが全ての始まりだった…
そのまま道は続いておりどんどん下っていく。 雨はどんどん激しくなってきた。 手首から浸水し始めてきた。
カメラがヤバイと思い、ウエストポーチをリュックの中にしまう。 このウエストポーチのポケットにコンパスが入っていた。
これが判断遅れの一つの原因だったかもしれない。

道はだんだん緩やかになって、快適に歩いていく。
全く疑いはせずに、そのまま進んでいく。
時間的に30分ほど歩いたところで、鋭角に右側に道が進んでいるように見えた。 ちょうどその位置の木にピンクテープが巻きつけてある。 地図上でも、鋭角に曲がるようになっている。
で、進むべき道の先には空き瓶や空き缶が落ちている。 ここも何の迷いも無く曲がっていく。

そして歩くこと5分ほど、突然道が消えた。 テープが巻きつけてないか、探してみるが全く見つからない。 5分ほど付近をウロウロしてみたが、全く道が無い。 これは迷ったか?
とりあえず、迷ったら、来た道まで戻るのが鉄則なので、戻ることに。
曲がってきた鋭角のところまで戻ってきて愕然とした。 鋭角に曲がるほうは間違いで、道はそのまままっすぐ進んでいくのが正解のようだ。
このピンクテープ、反対側から歩いてきた時のための目印か?

道を取り戻し、そのまままっすぐ歩いていく。 しばらくすると、木の5段程度ののはしごがあり、徒渉するポイントがあった。 雨がけっこう降っているので、水の流れが激しい。 靴が濡れてしまう…

沢を横断して、そのまま道は続いていく。 2回目の徒渉点があった。 先ほどより水の流れは無い。
そこも越えて真っ直ぐ歩いていく。

しばらく歩くと、また木にピンクテープが巻きつけてある。 そしてピンクテープの真上に鎌が突き刺さっている。
道はそこから、右に鋭角に曲がっている。 本当の降りる道はここか?

真っ直ぐ進む道も見えるし、さっき道を間違えているので、どちらが正しい道なのかすごい迷った。
右に降りて行く道はとても乏しい。 しかし白テープやピンクテープが巻きつけてあるのが見える。
真っ直ぐ進む道は右に行く道よりもしっかりしている。 しかし目印となるテープが一つも見当たらない。
これは右に降りるのが正解か?

少し考えたが雨がさらに強くなってきたので、右の道を進むことに。
道が乏しく雨で緩んでいるためメチャメチャ歩きにくい。 かろうじて白テープを目印に進んでいく。 途中で広い場所に出たのだが、ここを最後にピンクテープが見えなくなった。 辺りにあるだろうと思って、ウロウロしながら目を凝らすがどこにもピンクテープは見当たらない。 かなり古そうな黄色テープは発見。
広い場所で、雨が強すぎて道がどこだかすらわからない。 とりあえずそのテープまで進む。 で、次のテープを探すが……これもなかなか見つからない。 とりあえず下に下りながら探して行く。
道っぽいところに出たので、降りてきた斜面を見上げると、古い青テープがついていた。 しかし今いる道、左右どちらに進めばいいんだ?
感じ的には、左から回り込んで降りてくるような感じなので、右に進むが正解っぽい。
とりあえず、左のほうに進んで、どうなってるか見に行ってみた。 すぐに倒木があったりしたので、これははずれだな。 右方向に進んでいく。
が、すぐに道を見失う。 やばいなぁ、これ。 本格的に迷いそうだ。
リュックからコンパスを出して道の方角などを確かめる。 歩いてきた道は北西を向いている。 今まで歩いてきたコース感覚と、地図を見る限り、もう少しで砂防ダム? 
登山道は砂防ダムに向けて、北西方向に走っている。 なので、砂防ダムに向かってるものとしか思っていなかった。

そのまま進んでいくが、すぐに道は無くなる。 わからないので、とりあえずまた戻ってくる。
キョロキョロしていると、先ほどとは違う場所、上のほうに白いビニールテープが何個か巻きつけてあるのを発見。
さっきの広い場所から、こっちに降りてくるのが正解だったのか?
となると、右に回りこんで降りてきたので、左に進むのが正解? しかし左は道が無かった。 右も道が無かった。
よく見てみると、下に向かって道が見える。 白いテープも見える。 こっちが正解だったのか。

道なのか、道でないのかわからないようなところを下っていく。 ジグザグに下っていくし、木を切った跡もあるので、道なのだろう。
しかし、その道も下ること5分ほどで先がわからなくなった。 たぶん、ここから真下には下ってないな… となると右方向か?
少しそちらに歩いてみたが……愕然とする光景が目に浮かんできた。
目の前にあるのは沢。 幅は5mほど。 しかし真っ茶色な濁流が流れている。 とても渡れそうにはない……
自分の中では、この沢を渡ってしばらくしたら林道にでるので、駐車場まであと30分くらいの場所にいるはずだった。
しかし、今立っているこの道が合っているのかわからない。 しかも無理して沢を渡ったところで、その先に道がある保障がない… 今いる場所が確実に道なら、先に道がある可能性はあるのだが……

かなり大きな賭けだな……これ。
ちょっと気を落ち着かせて今までの道のりをもう一度考え直してみた。
やはり、木に鎌が刺さっていた地点から、どうも間違っているような気がする。
だけど砂防ダムのところには沢が流れており、そこから駐車場までは30分。

無理して進むべきか、戻るべきか葛藤と戦う。
山の大原則として、「道に迷ったらわかる場所まで戻る」「迷ったら決して沢には降りるな」というのがある。
山で道に迷って下に降りて行くうちに沢に出る。 沢を降りていったらだいたい滝がある。 無理して滝を降り転落、というパターンが非常に多い。
だが、この沢を越えたら駐車場まで30分……

そして決意した。 戻ろう。

とりあえず、今いるこの、沢の真横は危険なのでいったん斜面に引き返し、今降りてきた道を登り返す。
降りてきたはずの道なのだが、足跡などは消えており、違う道を登ったのかもしれない。
だが、コンパスを出したあたりまでは戻ってくることができた。 しかし、ここまでどうやって降りてきたかなぁ…
乏しいテープを頼りに降りてきたような気がする……
上を見てテープを探すが、まったく見当たらない…… とりあえず斜面を登るか…
道なのかわからないところをひたすら登る。 上に登れば道はあるはず。

少し登り、道らしきものを発見。 折れた木だけど、白いテープが巻きつけられているのを発見した。
そのテープ通りに進んでいくが、すぐに道を見失う。 まいったなぁ……元いた場所までも戻れない感じになってきた……

とりあえずそのまま横方向に歩いていくが、道は全くない。 そしてまた沢に出くわした…
ただ、今度の沢は濁流ではなく、水位が30cmほどなので、渡ることはできる。
沢の反対側にはピンクテープを発見。 とりあえずそこまで行った。
そこからあたりを見渡すが、テープどころか道らしきものすら見当たらない。 このピンクテープはどこから来てどこへ向かっているんだ?
地図を広げるが全く現在位置がわからない。 先ほどは圏外だった携帯電話の電波が入っていることに気づいて、携帯のGPSで現在地を調べてみる。 測位レベル2、50m~300mほどの誤差がある。
そして地図上で現在地を確認したら……

想定していた場所と全く違う場所にいるではないか…… 目を疑った。
誤差が最大で300mあるので、もしかしたら、もっと南にいるのかもしれない、と思ったが、どう見ても300mじゃ想定しているルートには届かない。
しかも地図上に、今いる場所に道は描かれていない……

鎌の刺さっている木の場所から、2時間以上経過している… 時刻は14時30分。
どうするべきか…… とりあえず妻に迷った旨を伝えた。 すぐ電話がかかってきたが、もしものときに携帯の電池が命綱なので、すぐ電話を切った。
とりあえず119番に電話をするか… 現在地がわからない以上、無事に帰るには登ってきた道を降りるしかない。
行ったん山頂まで戻ることを考えたら、下山に使った道のわかる地点までたどり着ける時間的な猶予は、あと2時間ほどしかないだろうか。 それ以上かかったら、今日中に下山はできないかもしれない…
食糧や水分はあるが、ビバークする道具を持っていない。 皮肉なことに、昨日ツエルトを購入したのだが、今日は持ってきていない……
軽率な気がしたが、119にかけて相談することにした。 対応してくれた人にGPSで表示された緯度経度を知らせ、折り返し電話をくれると。
折り返しの電話がかかってくるまで10分ほど。 ものすごい土砂降りを遮りたかったのだが、雨にぬれないような場所がない。 あまりウロウロして怪我したり、携帯の電波がつながらなくなってしまったら困るので、その場にしゃがみ込んで待つしかなかった。

折り返しの電話があり、どうすべきか相談したところ「時間的な余裕はまだある、絶対に下に降りないように、上に登れ」と。 やはりそうだね。 考えが一致したというか、それしか方法がない。
この辺りの沢で事故が起こったこともあったそうだ、消防署の人が言っていた。

焦らないように気持ちを落ち着かせているつもりでも、やはり心は焦ってしまう。 とりあえずおにぎりとお茶を飲んで休憩するか…
鎌の刺さっている木から、沢は一つも越えてないと思ったので、再び沢の西側に戻り、そこから直登することにした。
幸いなことに、斜面は笹などに覆われていないので、めちゃめちゃは苦労せずに登ることができた。 ただ急なことと、足元が緩んでいるのがつらかった。 すぐに息があがる… けど登るしかないし…
さきほどの携帯GPSで表示された地点から直登して、稜線にある登山道まで登りきれば間違いなく帰れる。 しかしそこまでの標高差は350mもある。 道のない斜面だと、1時間で120m上がれるかが微妙なところだろう……今までの経験からすると……
覚悟は決めた… ひたすら登るしかない… 何度も息を整えながら斜面を上がっていく。 右側に先ほどの沢が見える。 上から見るとけっこう大きいな… なるべく沢に寄らないよう意識しながら上を目指す。
登ること30分ほど、はっきりとした道に出た! ただ、この道がどこの道だかわからない。 右に歩いていったら先ほどの沢方面に行ってしまうだろうから、左に進むか。 どうか道がつながっていてほしい…
そして歩くこと5分ほど、鎌の刺さっている木だ!!
ようやくここまで戻ってくることができた。 とりあえず一安心だ。 消防署に「知ってる道までたどり着いた」と連絡を入れた。
さぁ、山頂まで登り返そうか…… 途中に徒渉ポイントが2か所あったはずなので、そこが増水していないか心配だったが、2か所とも大丈夫だった。 歩くこと40分ほど、荷物用モノレールの場所まで戻ってきた。

さすがに疲れたのでここでパンを食べる。 残りはおにぎり1つと、チョコが1箱。 コーンスープ2袋にコーヒーが2杯分、、真水2Lにお茶が500ml。

レインコートを着てるのだが、激しい雨に長時間打たれていたためけっこう中が濡れてきている。 どこまで耐えられるんだ? レインコート。

先ほど降りてきた道をひたすら登り返す。 こんなに傾斜きつかったっけ? こんなに長かったっけ?
ここにきての登り返しは相当こたえる…… そして落合峠縦走路の分岐までやってきた。
寒峰山頂は近い。
16時37分、再び寒峰山頂に到着。 下山は2時間程度でできると思うので、なんとかヘッドランプを使う時間までには戻れそうだ……

しかし登り返しで膝に相当のダメージを受けた。 下りがきつい…
来る時通ってきた巨大な看板の地点を通りこし、緩やかな道を通りこし、フクジュソウ園付近のコースタイムが区切れる地点まで降りてきた。 疲れた… ここで休むか…

お腹はすいていないので、チョコをむさぼる。 コースタイムではここからあと40分。 ここでお茶をすべて飲み干した。 後は真水が2Lだが、十分か。

フクジュソウの看板を通り過ぎ、林道を通り過ぎ、作業用道路を通り過ぎ、ようやく神社に到着。
時間は18時48分。 暗くなる30分前だな……

無事下山したことを消防署に連絡した。 「高松までも遠いけど気をつけて帰って」と言われた。
消防署の人は、最初に電話した時から、30分に一度くらい連絡をくれて、「現在どんな状況か」とか聞いてきてくれた。
その電話がけっこう励みになってきつい登り返しも登れたし、無事ここまで下山できた。
ご迷惑おかけしました。



帰りの車は落合峠を走るのではなく、439、32号と走り、財田の方から帰ってきた。 家に着いたのは21時半くらい。
予定では17時には家に帰る予定だったのになぁ……
皮肉なことに、高松では一滴も雨が降っていないらしい……
寒峰ではあんなにどしゃぶりだったのに……

家に帰ってからインターネットで、寒峰の情報を調べてみた。
すると意外にも同じ下山路で迷ってる人がけっこういる見たい。
数年前には、同じ下山路で道に迷い、沢に転落する死亡事故も起こっていた。


山に持って行っている地図は5万分の1の地図なのだが、国土地理院の2万5000分の1の地図を見たら、オレが迷っていた付近の道が載っていた。
そして、迷っていた場所は、予定していた下山路とは全く別の場所だった。
濁流になっていた沢は、おそらく「オノゴエ谷川」という沢。 登ってくるとき右に見えていた沢は名前もついていないような沢かな?
モノレールの分岐あたりでコンパスを出していたら全然違う方に迷い込んでいなかったかもしれない。
しかし濁流の沢を無理して渡らないで正解だった。 渡ったところで道はつながっておらず、下山口ともほど遠い。 また危険を犯して渡り直すか、無理やり上に登っていくしか選択肢がなくなっていたかもしれない。


「迷ったらわかる場所まで戻れ」「迷ったら下には降りるな、上に登れ」


頭では十分理解しているつもり。 だが、実際その場面に出くわしたら「もしかしたらもうすぐ車道に出るかも」、「この道であっているはずだ」という楽な方に楽な方にと考えてしまう。
実際登り返す決断を下すのはすごい辛いことだし、登り返す勇気も体力も気力もいる。
けれど、登り返すことが一番安全に一番早く帰る方法なんだね、やっぱり。

しかし長いこと山に登っているが、ここまで激しく道に迷ったのは初めてだ。 大雨だったのが多少は影響しているのかもしれないが…
しかも山に関係なく、119に自分で電話したのも初めてだ。
後々考えてみたら、道に迷ったりした場合は119じゃなくて、110のような気もしてきた。
とりあえず、2万5000分の1の地図を持っていかないでもいいけれど、行く前に必ず地形とルートを確認していくことを徹底しよう。 5万分の1の地図には載っていない道が載っていた。


本日のコースタイム
08:45 駐車場
09:47~09:58 急登手前
10:55~11:04 笹原入口?
11:29 寒峰山頂
11:41 落合峠方面分岐
12:16 荷物用モノレール付近
14:30 119連絡
15:38 荷物用モノレール付近
16:37 寒峰山頂
17:05 笹原入口?
17:48~17:52 急登手前
18:48 駐車場

【愛媛】寒風山・笹ヶ峰

くもりときどき雨会社の人と「寒風山」「笹ヶ峰」に行ってきた。
7月の3連休で行く富士山、その直前の最後の登山になるかもしれない。
5時50分に、会社の人の家近くに集合。 善通寺ICから高速で西条まで。
国道194号線を通り、寒風山トンネルを抜け、山道へ。 8時過ぎに旧寒風山トンネルに到着。

今日の天気は、雨こそ降っていないがものすごい悪い。 景色は全く見えず… 準備をして登山開始。
登山口 登山口

まずは桑瀬峠まで。 途中、体が茶色でけっこうでかい蛙が何匹もいた。 気持ち悪い…
足元もぬかるんでいてけっこう歩きにくい。 けど、こんな天気なのにけっこう人は来ている。 みんなどこに行くのだろうか?
登山道

桑瀬峠までは何の問題もなく到着。 天気は相変わらず悪い。
そのまま寒風山方面に向けて歩き出す。 普段なら、ここから壮絶な岩肌が見えるのだが、今日は全く見えなくて残念。
桑瀬峠 桑瀬峠より

鉄のはしごをいくつか登って、先に進む。 1箇所下りのはしごがあり、そこを過ぎてしばらく歩いたら笹原に出た。 寒風山山頂は近いな。
笹原をしばらく歩くと、寒風山山頂に到着。
寒風山山頂

天気が悪いため景色は全く見えず…… 本来ならばここからの景色は素晴らしいはずなのにな…
少し休憩して、笹ヶ峰を目指す。 そんなに標高差ないかな、と思っていたのだけど、寒風山からけっこう下る。
何度かアップダウンを繰り返し、ようやく笹ヶ峰に到着。
笹ヶ峰山頂

景色は…
笹ヶ峰山頂より

ここでお昼ご飯にすることに。 歩いてる途中、ちょっと雨が降ってきたが、幸い今は雨は降っていない。 ところどころ日差しも射してくるのだが、景色は見えないなぁ…

1時間ほど休み、下山することに。 下山は来た道ではなく、笹ヶ峰からまっすぐ林道に降りていくルート。 かなりの傾斜のルートだ。 まぁ下りだけど。

標高が少し下がってきたら景色は見えるようになってきた。
下山道より

笹原の急な道が終わり、森の中の急な道に変わる。 途中に巨大なブナ林があった。
ブナ林

この道、傾斜がめちゃめちゃ急だ。 下りだから体力的には楽だけど、これ、登る人もいるんだよね。 ちょっとこの道は敬遠するなぁ…

何度か滑ったが、無事林道まで到着。 ここからは約1時間ほどの林道歩きで、駐車場までたどり着く。
川の流れ

林道まで来たら、景色ももっと見えるようになった。 山頂だけ雲がかかっているのか。
愛媛・高知の山々

しばらく歩き車まで到着。 靴もスパッツもレインコートも泥だらけだ。 帰ったら洗わなくては…

帰りは「道の駅 木の香」で温泉に入って汗を流す。
天気が悪く、景色が全く見えなかったが……天気が悪かったおかげか、言うほど暑くもなく、まぁ楽しい登山だった。
次は富士山か?

本日のコースタイム
08:40 登山口
09:22~09:26 桑瀬峠
09:57~10:00 下りハシゴ降りたところ
10:21~10:43 寒風山山頂
12:02~13:05 笹ヶ峰山頂
14:22~14:37 林道合流地点
15:28 駐車場

日本VSパラグアイ

晴れ最近、サッカーワールドカップの試合を見るのが習慣になっている。
習慣といっても今日でまだ3日目だけれど。
日曜日、ドイツVSイングランドを見た。 疑惑のゴール判定も生で見た。
月曜日、オランダVSスロバキアを見た。 個人的にはスロバキアを応援していたのだが、負けてしまった。
後半終了間際、オランダの追加点、スロバキアのPKもバッチリ見れた。
そして今日。 運命の日本戦がある。
パラグアイの国旗は、横に赤白青のラインが入り、ど真ん中に紋章のある国旗。
オランダの国旗+紋章なのだが、オランダと何か関係あるのだろうか? 昔植民地だったとか…

試合はパラグアイが少し優勢のように見えたが、両チームとも決定的なチャンスがなく前半が終わった。
後半もシュートが入らず…… そのまま延長戦へ。
延長前半、後半とも得点入らず、試合はPK戦で決まることに。

1本目、両チームとも決めた。 2本目も両チームとも決めた。
3本目、パラグアイは決め、日本はゴールポストに当ててはずしてしまった。
4本目、パラグアイは決めた。 日本はこれをはずしたらおしまい。 重圧に耐え本田が決める。
5本目、パラグアイが決めれば、パラグアイの勝利が決定。
見事決められ、日本はベスト16で敗退が決定。

PKをはずした駒野がすごい落ち込んでいたが、チームメイトも監督もコーチも、アナウンサーもみんなが励ましていた。
「PKは運みたいなもの、外したから悪いわけじゃない」って。

Jリーグ発足当時はけっこうサッカー見ていたが、今となっては、正直サッカーには全然興味がなく、J1のチームすらわからない。
けど、4年に一度のこういうお祭り事だとサッカーも楽しいね。
しかし今回の日本代表では名前も聞いたこと無いような選手が大半だった。
中澤とかトゥーリオとか、松井、遠藤は知っている。
しかし大活躍した本田、川島、長友、そして駒野という選手も今回初めて知った。
キャプテンの長谷部という選手も知らなかった。

次は4年後のワールドカップ。 開催地はどこだろう?
その前にオリンピックがあるか?